JP3582689B2 - 肢体駆動装置 - Google Patents

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【発明の属する技術分野】
本発明は、手術前後に用いられる連続他動運動装置[Continuous Pasive
Motion 以下単に(CPM装置)という]、肢体の機能を回復するために用いられるリハビリテーション支援装置及び、トレーニング装置等の肢体駆動装置に関し、さらには特にそれらの機構に複数の駆動自由度を持たせた下肢用の肢体駆動装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、手術前後または他の障害により、関節部が拘縮をおこし、またはそのおそれがある場合にその改善を目的として用いられるCPM装置、筋力の低下した肢体の機能を回復するために用いるリハビリテーション支援装置及び、トレーニング装置などの、関節を中心にして外部から機械的に肢体を駆動したり、関節の動きに負荷をかけたりする装置として、さまざまな機構が提案されている。
これら従来の肢体駆動装置において、1自由度機構で単純な往復運動を行う装置として特表平4−506610「人体の下肢に連続受動運動を付与する装置」や特開昭61−217163「筋肉の運動とリハビリテーション用装置」がある。
【0003】
複数の駆動自由度を持たせた装置として「連続受動運動装置」があり、運動状態教示時には多自由度機構に肢体を取り付けた状態でインピーダンス制御を行ない、治療時にはメモリに保存された回転角度を平衡点とするインピーダンス制御により、教示した運動および力を再現する手段を備えたことを特徴としている。同様の装置で特に膝関節に適用されるものとして「膝関節用連続他動運動装置」があり、大腿部に力を印加し運動を誘起する回転運動機構と、下腿部を支持するとともに平面内での下腿部の位置及び姿勢を自在に制御可能な多自由度の運動機構を備えたことを特徴としている。
【0004】
また、肢体の軌道を設定する軌道設定手段と、肢体の関節角度を漸次補正するよう肢体の軌道を修正する軌道修正手段を備えた運動療法装置として、「運動療法装置」が、肢体パラメータと動作角度範囲から肢体の動作パターンを自動生成する肢体駆動装置として、「肢体駆動装置の制御装置」が考案されている。
【0005】
さらに、連続受動運動装置としての特開平7−323048がある。これは、患部関節に過剰な負荷かけることを禁止し、患部関節への牽引力あるいはひねりの力を発生することで治療効果を高める手段であり、患部関節のひとつの回転軸に対し、その軸に対して平行な3自由度以上の回転あるいは直動の駆動機構を設けて牽引力を発生させ、患部関節の回転軸に対し、平行でない1自由度以上の回転あるいは直動の駆動機構を付加して患部関節へのひねりの力を発生させる装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これら従来の肢体駆動装置を用いて肢体を駆動する場合、機構の単純な1自由度の装置では、肢体の長さによって装置のリンクの長さを変えたり、肢体と装置との位置関係によって肢体の関節と装置の回転軸を合わせるなどの調節を正確に行なわないと、肢体を駆動する際にズレを生じ意図した通りに肢体を駆動することができない。
【0007】
また、多自由度の装置では肢体を動かすための軌道を得るために、肢体を装置に取り付けた状態で動作の教示を行なうか、肢体の各関節間の長さと位置関係などの肢体の運動学的情報をあらかじめ装置に入力しておき、肢体の動くべき動作から装置の軌道を生成しないと、装置の動きが一意に決まらない。
このため、従来の装置では、装置の使用者や装置を肢体に装着した位置が変わるたびに、リンクの調節、動作の教示あるいは肢体の運動学的情報の入力などの設定を行わなければならないという問題があった。
【0008】
さらには、従来の装置では、装置の使用者が変わるたびに動作の教示を行うか、あるいは複数の肢体の運動学的情報を装置に入力し複雑な運動学的計算をしなければ肢体を駆動できないという問題があった。
この発明は、こうした従来の技術が持つ問題点を解消するためになされたものであり、使用者や肢体に装着した位置の違いによる調節や設定の変更を行わずに肢体を駆動することができる肢体駆動装置、さらには動作の教示や複雑な設定および計算を行わずに下肢を駆動することができる肢体駆動装置の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、請求項1の本発明は、治療あるいは訓練を行う肢体の部分に装着された肢体装着部と、該肢体装着部に備えるフリー回転軸に第1のリンクを経て前記肢体の部分を駆動する第1の駆動軸と、該第1の駆動軸と第2のリンクを経て前記第1の駆動軸を駆動し装置の基部に回転自在に支承された第2の駆動軸とから成る肢体を任意に駆動することが可能な肢体駆動部と、前記基部から前記駆動軸の角度情報を受入れ、肢体関節から前記肢体装着部までの長さ情報を送出し、前記肢体を駆動する際の情報を測定することが可能な肢体情報測定部と、予め入力された肢体の動作条件情報を送出する動作条件入力部と、前記長さ情報と前記動作条件情報から前記肢体を駆動する際の軌道情報を生成し送出する軌道生成部と、前記軌道情報と駆動軸センサからの運動情報と力センサからの負荷情報とから、前記駆動軸へ運動指令を送出する動作制御部とによって構成されたことを特徴とする肢体駆動装置である。
【0010】
請求項2の本発明は、前記肢体情報測定部は、前記肢体駆動部の駆動関節および前記肢体装着部の角度センサによる角度情報やリンクの長さ情報により、前記肢体関節と前記肢体装着部間の長さ、前記肢体関節と前記肢体駆動部との位置関係などの前記肢体の運動学的情報を測定することを特徴とする請求項1記載の肢体駆動装置である。
【0011】
上記請求項1及び請求項2手段により、本発明は個人差による肢体の長さや肢体と装置との距離に応じて、装置を駆動する目標軌道を生成するので、肢体と装置との正確な位置合わせをすることなく、リハビリテーションやトレーニングに適切な動きを行なうことが可能な肢体駆動装置の提供をすることが可能となる。
【0012】
請求項3の本発明は、前記肢体を任意に駆動することが可能な前記肢体駆動部と、前記肢体を駆動する際の動作条件を入力することが可能な前記動作条件入力部と、前記肢体を駆動する際の軌道を生成することが可能な前記軌道生成部とを備え、前記動作条件入力部の情報に従って前記軌道生成部で前記肢体の少なくとも1つの自由度に対する軌道を生成し、残りの自由度に対する動作は、前記肢体を駆動するアームの機械的インピーダンスを制御して前記軌道の動きに追従させることにより前記肢体駆動部で肢体を駆動する構成にしたことを特徴とする肢体駆動装置である。
【0013】
請求項4の本発明は、前記動作条件入力部は、前記肢体関節の駆動角度、駆動速度および動作繰り返し回数を入力するものであることを特徴とする請求項3記載の肢体駆動装置である。
【0014】
上記請求項3及び請求項4の手段により、本発明は一定の自由度に対する軌道のみを生成して肢体を駆動し、残りの自由度に対する動作は、アームの機械的インピーダンスを制御して軌道の動きに追従させるので、肢体と装置との正確な位置合わせを行うことなく肢体を駆動することが可能な肢体駆動装置の提供をすることが可能となる。
【0015】
請求項5の本発明は、大腿部と下腿部を独立に駆動することが可能な下肢駆動部と、下肢を駆動する際の情報を設定することが可能な下肢情報設定部と、下肢を駆動する際の軌道を生成することが可能な軌道生成部とを備え、前記下肢情報設定部の情報に従って前記軌道生成部で前記大腿部の軌道と前記下腿部の軌道を生成し、前記大腿部の軌道に従って前記大腿部を駆動し、前記下腿部の軌道に従って前記下腿部を駆動する構成にしたことを特徴とする肢体駆動装置である。
【0016】
請求項6の本発明は、前記下肢情報設定部は、股関節と膝関節間の長さ、膝関節と下腿部装着位置間の長さ、股関節と装置の基部との距離を設定するものであることを特徴とする請求項5記載の肢体駆動装置である。
【0017】
請求項7の本発明は、前記軌道生成部は、前記大腿部の軌道を股関節位置を中心に前記股関節と大腿部駆動位置との長さを径とする円弧を描くように生成し、前記下腿部の軌道を股関節位置から前記膝関節と下腿部駆動位置の長さだけ足先の方向へシフトした位置を中心に大腿部長さを径とする円弧を描くように生成することを特徴とする請求項5記載の肢体駆動装置である。
【0018】
上記請求項5ないし請求項7手段により、本発明は大腿部の軌道と下腿部の軌道を分けて軌道の生成を行うので、動作の教示や複雑な設定を行わずに、下肢を動かすことが可能な肢体駆動装置の提供をすることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
以下、本発明の各実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における動作と装置全体の構成を示す図である。
図1において、107は治療あるいは訓練を行なう肢体の部分108を装置に装着する肢体装着部、101、102は駆動軸、104、105はリンク、106は装置の基部、103はフリー回転部であり、これらによって動作本体をなしている。110は、動作制御部であり、前記動作本体との間で肢体装着部107内の図示していない力センサからの負荷情報や、駆動軸101、102に設けた各種センサからの位置や姿勢情報などの運動情報114、各駆動軸101、102への運動指令115をやりとりする。
【0020】
肢体情報測定部112は、駆動軸101、102およびフリー回転軸103の角度情報118と装置のリンク104、105の長さなどから駆動する肢体関節109と肢体装着部107間の長さや肢体関節109と装置の基部106との距離を計算し、これらの長さおよび距離の情報117を軌道生成部111へ送る。動作条件入力部113では、肢体を駆動する場合に必要な肢体関節の駆動角度、駆動速度、回数などを入力し、これらの動作条件情報119を軌道生成部111へ送る。
【0021】
一方、軌道生成部111は、長さ及び距離の情報117や動作条件情報119から動作本体の軌道を計算して動作制御部110へ軌道情報115を送る。
以上のように構成された肢体駆動装置100は、装置を肢体に装着した時の装置の姿勢および肢体装着部の角度により、肢体を駆動する際の長さ及び位置の情報を測定し、測定した長さ及び位置の情報より装置を駆動するための軌道情報を生成するため、装置使用者の個人差や装着位置によらずに肢体を駆動することができる。
なお、肢体情報測定部112、軌道生成部111、動作制御部110について、さらに詳しい内部構成を以下に示す。
【0022】
図2は、実施の形態1の肢体情報測定部の内部構成を示す詳細図である。
肢体情報測定部112内には、肢体の運動学的情報の計算部112bがあり、あらかじめリンクの長さ情報が入力されている。肢体の運動学的情報の計算部112bは、動作本体より駆動軸及びフリー回転軸の角度情報を受ける。
【0023】
図3は、肢体情報の算出方法を説明する図である。
ここで、肢体および装置の各パラメータを図3のようにおくと、駆動軸101、102およびフリー回転軸104の角度θ1、θ2、θhとリンク104、1
05の長さL1、L2から、肢体関節109と肢体装着部107との長さLh、
肢体関節109と装置の基部106との距離Ldは、次の(式1),(式2)で計算することができる。
【0024】
Figure 0003582689
ただし、上記の式は、装置座標系の原点Oと肢体関節109の位置Hが接地面より、同じ高さにあることを前提条件としている。
【0025】
肢体関節の部位と装置の機構構成の関係により、接地面との高さをそろえることができない場合は、高さの差をαとして上記(式1),(式2)を以下の(式3),(式4)ように補正することで対応することが可能である。
Figure 0003582689
【0026】
また、高さの差αが肢体の個人差により大きく変わる場合は、その都度αを測って入力することが必要となるが、一般に個人差による高さの変化は、肢体の長さLhや肢体と装置との距離Ldに比べて小さな値となるためαは一定値で良く
、肢体を駆動する際にこの個人差が問題となることは少ない。
なお、動作本体の構成は、ロボットマニピュレータの順運動学計算などを用いて、肢体装着部の位置と姿勢を求めることができる構成であれば、同様にして肢体の長さLh及び肢体と装置との距離Ldを求めることができるため、上記のよ
うな2駆動軸と1フリー回転軸以外のどのような構成でも良い。
このようにして、肢体の運動学的情報の計算部112bは、駆動軸及びフリー回転軸の角度情報112aから肢体の長さ及び距離の情報112cを計算し軌道生成部に出力する。
【0027】
図4は、この実施の形態1の軌道生成部の内部構成を示す詳細図である。
軌道生成部111は、肢体を駆動する軌道の計算部111a、装置の軌道計算と記憶部111bで構成される。肢体を駆動する軌道111cは、次のようにして求めることができる。肢体条件入力部113からの肢体関節の駆動角度をαとすると、肢体情報測定部からの長さ及び距離の情報111dから、装置の肢体装着部107の位置P(Xp,Yp)は、次の式で計算することができる。
Xp =Lh cosα−Ld ……………………(式5)
Yp =Lh sinα ……………………(式6)
【0028】
これらの(式5),(式6)から肢体条件入力部113からの駆動速度によって肢体関節の駆動角度αを時系列で変化させてやれば、肢体を駆動する軌道111eを得ることができる。この肢体を駆動する軌道111eから装置駆動軸の関節角度の時系列における目標軌道111fに変換するには、ロボット工学におけるロボットマニピュレータの逆運動学計算を用いれば良い。
このようにして、軌道生成部111は、肢体情報測定部112からの長さ及び距離の情報111cと動作条件入力部130からの動作条件情報111dから、装置関節の目標軌道111fを計算し動作制御部110に出力する。
【0029】
図5は、この実施の形態1の動作制御部の内部構成を示す詳細図である。
動作制御部110は、軌道生成部111からの目標軌道116を受ける。
インピーダンス制御部110bは、軌道生成部からの目標軌道116と力センサからの負荷情報120とから最終的な目標軌道110cを生成する。
サーボ系110aは、目標軌道110cと駆動軸センサからの角度・角速度情報114とから、各駆動軸のモータへの出力指令115を出力する。
以上より、動作制御部110は軌道情報116を受けて、上記のように動作本体の運動を制御することができる。
【0030】
以上述べたように、本発明の実施の形態1によれば、肢体の長さや装置との位置関係を計測し、これに応じて装置を動かす目標軌道を生成するので、個人差や装着位置による装置の調節や設定の変更を行う必要がなく操作性を向上することができる。また、装置の調節ミスや肢体情報の入力ミスがなくなるため、安全性の向上に効果がある。
【0031】
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2の全体の回路の構成等を示す図である。
この装置全体の構成を表す図1において、211は大腿部214を装置に装着する大腿装着部、212は下腿部215を装置に装着する下腿装着部、201、202、203は駆動軸、204は201に連動し同じ角度回転する連動駆動軸、207、208、209、210はリンク、213は装置の基部、205、206はフリー回転部であり、これらによって動作本体をなしている。218は、大腿動作制御部であり、前記動作本体との間で大腿装着部211内の図示していない力センサからの負荷情報や、駆動軸201に設けた各種センサからの位置情報などの運動情報222、駆動軸201への運動指令223をやりとりする。
【0032】
また、220は、下腿動作制御部であり、前記動作本体との間で下腿装着部212内の図示していない力センサからの負荷情報や、駆動軸202、203に設けた各種センサからの位置や姿勢情報などの運動情報226、228、各駆動軸202、203への運動指令227、229をやりとりする。動作条件入力部221では、下肢を駆動する場合に必要な下肢を駆動する場合に必要な下肢関節の駆動角度、駆動速度、動作繰り返し回数などを入力し、これらの動作条件情報225を軌道生成部219へ送る。
一方、軌道生成部219は、動作条件情報225から動作本体の軌道を計算して動作制御部218へ軌道情報224を送る。動作条件入力部221,軌道生成部219,大腿動作制御部218,下腿動作制御部220について、さらに詳しい説明を述べる。
【0033】
図7は、この実施の形態2の動作条件入力部の内部を示す詳細図である。
動作条件入力部221内には、動作条件の記憶部221aがあり、股関節の駆動角度、駆動速度および動作繰り返し回数などの肢体を駆動する際の動作条件221bを入力し、軌道生成部219に動作条件情報225を出力するようになっている。
【0034】
図8は、この実施の形態2の軌道生成部の内部を示す詳細図である。
軌道生成部219は、大腿を駆動する軌道の計算部219a、大腿を駆動するアームの軌道計算と記憶部219bで構成される。
大腿を駆動する軌道219cは、次のようにして求めることができる。動作条件入力部221からの股関節の駆動角度をθとすると、大腿を駆動するアームの角度θ0は股関節の角度θに等しいため、θ0 =θとおき、動作条件入力部221からの駆動速度によって駆動角度θを時系列で変化させてやれば、大腿を駆動する軌道219cを得ることができる。
【0035】
図9は、この実施の形態2の大腿動作制御部の内部を示す詳細図である。
大腿動作制御部218は、軌道生成部からの目標軌道224を受ける。インピーダンス制御部218bは、軌道生成部からの目標軌道224と力センサからの負荷情報231とから最終的な目標軌道218cを生成する。
サーボ系218aは、目標軌道218cと駆動軸センサからの角度・角速度情報222とから、各駆動軸のモータへの出力指令223を出力する。以上より、動作制御部218は軌道情報224を受けて、大腿部を駆動するアームを制御することができる。
【0036】
図10は、この実施の形態2の下腿動作制御部の内部を示す詳細図である。
下腿動作制御部220は、下腿装着部212内の図示していない力センサからの負荷情報230を受ける。インピーダンス制御部220cは、力センサからの負荷情報230から最終的な目標軌道220d、220eを生成する。サーボ系220aは、目標軌道220dと駆動軸センサからの角度・角速度情報229とから、駆動軸202のモータへの出力指令228を出力する。
また、サーボ系220bは、目標軌道220eと駆動軸センサからの角度・角速度情報226とから、駆動軸203のモータへの出力指令227を出力する。
【0037】
下腿部を大腿部の動きに追従させて駆動するため、下腿動作制御部のインピーダンス制御は、次の式のバネ係数K=0として制御を行えば良い。
Fx =Max +Bvx +K(x−x0 ) ……………………(式7)
ここで各記号は、次の意味である。
Fx :下腿部とアーム間に作用する力
M、B、K:目標インピーダンス
x:フリー回転軸106の位置(X,Y )
x0 :xのバネ剛性の平衡点
ax :xの微分値
vx :xの2回微分値
以上のように構成された肢体駆動装置[図6]は、大腿部を設定した動作角度で駆動すると、下腿部はインピーダンス制御により大腿部の動きに追従して駆動するため、下腿部の軌道を生成せずに下肢を駆動することができる。
【0038】
以上述べたように、本発明の実施の形態2によれば、肢体の一定の自由度に対する軌道のみを生成し、残りの自由度に対する動作は、インピーダンス制御により追従させて肢体を駆動するため、個人差や装着位置による装置の調節や設定の変更を行う必要がなく操作性を向上することができる。また、装置の調節ミスや肢体情報の入力ミスがなくなるため、安全性の向上に効果がある。
【0039】
[実施の形態3]
以下、本発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図11は本発明の実施の形態3の全体の回路構成等を示す図である。
この装置全体の構成を表す図11において、311は大腿部314を装置に装着する大腿装着部、312は下腿部315を装置に装着する下腿装着部、301、302、303は駆動軸、304は301に連動し同じ角度回転する連動駆動軸、307、308、309、310はリンク、313は装置の基部、305、306はフリー回転部であり、これらによって動作本体をなしている。
318は、動作制御部であり、前記動作本体との間で大腿装着部311や下腿装着部312内の図示していない力センサからの負荷情報や、駆動軸301、302、303に設けた各種センサからの位置や姿勢情報などの運動情報322、各駆動軸301、302、303への運動指令323をやりとりする。
【0040】
下肢情報設定部320は、股関節316と膝関節317間の長さ、膝関節317と下腿部装着位置306間の長さ、股関節316と装置の基部313との距離を設定し、これらの長さおよび距離の情報325を軌道生成部319へ送る。動作条件入力部321では、下肢を駆動する場合に必要な下肢関節の駆動角度,駆動速度,回数などを入力し、これらの動作条件情報326を軌道生成部319へ送る。
【0041】
一方、軌道生成部319は、長さ及び距離の情報325や動作条件情報326から動作本体の軌道を計算して動作制御部318へ軌道情報324を送る。
軌道生成部319,動作制御部318について、さらに詳しい説明を以下に示す。
【0042】
図14は、この実施の形態3の軌道生成部の内部を示す詳細図である。
軌道生成部319は、大腿を駆動する軌道の計算部319a、下腿を駆動する軌道の計算部319b、大腿を駆動するアームの軌道計算と記憶部319c、下腿を駆動するアームの軌道計算と記憶部319dで構成される。
大腿を駆動する軌道319eおよび下腿を駆動する軌道319fは、肢体および装置の各パラメータを図12のようにおくと、次のようにして求めることができる。
まず、大腿を駆動する軌道319cは、動作条件入力部321からの股関節の駆動角度をθとすると、大腿を駆動するアームの角度θ0は、股関節の角度θに等しいため、θ0=θとおき、動作条件入力部321からの駆動速度によって駆動角度θを時系列で変化させてやれば、大腿を駆動する軌道319cを得ることができる。
【0043】
次に、下腿を駆動する軌道319fは、動作条件入力部321からの股関節の駆動角度をθとすると、下肢情報設定部からの長さ及び距離の情報329から、装置の下肢装着部312の位置P1 (X, Y)は、次の式で計算することができる。(図13参照)
X=Lm cosθ+Ls −Lh −La ……………………(式8)
Y=Lm sinθ ……………………(式9)
これらの式から動作条件入力部321からの駆動速度によって肢体関節の駆動角度θを時系列で変化させてやれば、下肢体を駆動する軌道319fを得ることができる。
【0044】
この下肢を駆動する軌道319fから装置駆動軸の関節角度の時系列における目標軌道324bに変換するには、ロボット工学におけるロボットマニピュレータの逆運動学計算を用いれば良い。このようにして、軌道生成部319は、下肢情報設定部からの長さ及び距離の情報329と動作条件入力部からの動作条件情報326から、装置関節の目標軌道324a、324bを計算し動作制御部318に出力する。
【0045】
図15は、この実施の形態3の動作制御部の内部を示す詳細図である。
動作制御部318は、軌道生成部からの目標軌道324を受ける。インピーダンス制御部318bは、軌道生成部からの目標軌道324と力センサからの負荷情報327とから最終的な目標軌道318cを生成する。
サーボ系318aは、目標軌道318cと駆動軸センサからの角度・角速度情報322とから、各駆動軸のモータへの出力指令323を出力する。
以上より、動作制御部318は軌道情報318cを受けて、動作本体の運動を制御することができる。
【0046】
以上のように構成された下肢を含む肢体駆動装置[図11]は、大腿を駆動するアームと下腿を駆動するアームの2つのアームで構成され、大腿を駆動するアームの軌道と下腿を駆動するアームの軌道を分けて生成するため、複雑な設定や計算を行わずに肢体を駆動することができる。
以上述べたように、本発明の実施の形態3によれば、大腿と下腿をわけて目標軌道を生成するので、簡単な入力と単純な軌道計算で下肢を駆動することができる。
【0047】
【発明の効果】
かくして、これまでの詳細な説明から明らかなように、本発明は、その請求項1及び請求項2の発明に係る手段により、個人差による肢体の長さや肢体と装置との距離に応じて、装置を駆動する目標軌道を生成するので、肢体と装置との正確な位置合わせをすることなく、リハビリテーションやトレーニングに適切な動きを行なうことが可能な肢体駆動装置の提供をすることが可能となる。
【0048】
またその請求項3及び請求項4の発明に係る手段により、一定の自由度に対する軌道のみを生成して肢体を駆動し、残りの自由度に対する動作は、アームの機械的インピーダンスを制御して軌道の動きに追従させるので、肢体と装置との正確な位置合わせを行うことなく肢体を駆動することが可能な肢体駆動装置の提供をすることが可能となる。
【0049】
さらに請求項5ないし請求項7の発明に係る手段により、大腿部の軌道と下腿部の軌道を分けて軌道の生成を行うので、動作の教示や複雑な設定を行わずに、下肢を動かすことが可能な肢体駆動装置の提供をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の動作と回路構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1の肢体情報測定部の内部の構成を示す詳細図
【図3】実施の形態1の肢体情報の算出方法を説明するための図
【図4】実施の形態1の軌道生成部の内部の構成を示す詳細図
【図5】実施の形態1の動作制御部の内部の構成を示す詳細図
【図6】本発明の実施の形態2の動作と回路構成を示すブロック図
【図7】実施の形態2の動作条件入力部の内部の構成を示す詳細図
【図8】実施の形態2の軌道生成部の内部の構成を示す詳細図
【図9】実施の形態2の大腿動作制御部の内部の構成を示す詳細図
【図10】実施の形態2の下腿動作制御部の内部の構成を示す詳細図
【図11】本発明の実施の形態3の動作と回路構成を示すブロック図
【図12】実施の形態3の軌道の算出方法を説明するための肢体および装置の各パラメータの定義を示す図
【図13】実施の形態3の軌道の算出方法を図12の定義によって説明するための図
【図14】実施の形態3の軌道生成部の内部の構成を示す詳細図
【図15】実施の形態3の動作制御部の内部の構成を示す詳細図
【符号の説明】
101,102 駆動軸
103 フリー回転軸
104,105 リンク
106 装置の基部
107 肢体装着部
108 治療あるいは訓練を行う肢体の部分
109 肢体関節
110 動作制御部
110a サーボ系
110b インピーダンス制御部
110c 目標軌道
111 軌道生成部
111a 肢体を駆動する軌道の計算部
111b 装置の軌道計算と記憶部
111c 肢体を駆動する軌道
112 肢体情報測定部
112a 肢体の運動学的情報の計算部
113 動作条件入力部
114 駆動軸センサからの角度・角速度情報(運動情報)
115 モータへの出力指令(運動指令)
116 軌道生成部からの(目標)軌道情報
117 肢体情報測定部からの長さ及び距離の情報
118 角度情報(駆動軸及びフリー回転軸の角度)
119 動作条件入力部からの動作条件情報
120 力センサからの負荷情報
201,202,203,204 駆動軸
205,206 フリー回転軸
207,208,209,210 リンク
211 大腿装着部
212 下腿装着部
213 装置の基部
214 大腿部
215 下腿部
216 股関節
217 膝関節
218 大腿動作制御部
218a サーボ系
218b インピーダンス制御部
218c 目標軌道
219 軌道生成部
219a 大腿を駆動する軌道の計算部
219b 大腿を駆動するアームの軌道計算と記憶部
219c 大腿を駆動する軌道
220 下腿動作制御部
220a,220b サーボ系
220c インピーダンス制御部
220d,220e 目標軌道
221 動作条件入力部
221a 動作条件の記憶部
221b 肢体を駆動する際の動作条件
222 駆動軸センサからの角度・角速度情報
223 モータへの出力指令
224 軌道生成部からの目標軌道
225 動作条件入力部からの動作条件情報
226,229 駆動軸センサからの角度・角速度情報
227,228 モータへの出力指令
230,231 力センサからの負荷情報
301,302,303 駆動軸
304 連動駆動軸
305,306 フリー回転軸
307,308,309,310 リンク
313 装置の基部
311 大腿装着部
312 下腿装着部
314 大腿部
315 下腿部
316 股関節
317 膝関節
318 動作制御部
318a サーボ系
318b インピーダンス制御部
318c 目標軌道
319 軌道生成部
319a 大腿を駆動する軌道の計算部
319b 下腿を駆動する軌道の計算部
319c 大腿を駆動するアームの軌道計算と記憶部
319d 下腿を駆動するアームの軌道計算と記憶部
319e 大腿を駆動する軌道
319f 下腿を駆動する軌道
320 下肢情報設定部
321 動作条件入力部
322 運動情報
323 モータへの出力指令
324a,324b 軌道生成部への(目標)軌道情報
325 長さ及び距離の情報
326 動作条件入力部からの動作条件情報
327 力センサからの負荷情報
329 下肢情報設定部からの長さ及び距離の情報

Claims (7)

  1. 治療あるいは訓練を行う肢体の部分に装着された肢体装着部と、
    該肢体装着部に備えるフリー回転軸に第1のリンクを経て前記肢体の部分を駆動する第1の駆動軸と、
    該第1の駆動軸と第2のリンクを経て前記第1の駆動軸を駆動し装置の基部に回転自在に支承された第2の駆動軸と
    から成る肢体を任意に駆動することが可能な肢体駆動部と、
    前記基部から前記駆動軸の角度情報を受入れ、肢体関節から前記肢体装着部までの長さ情報を送出し、前記肢体を駆動する際の情報を測定することが可能な肢体情報測定部と、
    予め入力された肢体の動作条件情報を送出する動作条件入力部と、
    前記長さ情報と前記動作条件情報から前記肢体を駆動する際の軌道情報を生成し送出する軌道生成部と、
    前記軌道情報と駆動軸センサからの運動情報と力センサからの負荷情報とから、前記駆動軸へ運動指令を送出する動作制御部と
    によって構成されたことを特徴とする肢体駆動装置。
  2. 前記肢体情報測定部は、前記肢体駆動部の駆動関節および前記肢体装着部の角度センサによる角度情報やリンクの長さ情報により、前記肢体関節と前記肢体装着部間の長さ、前記肢体関節と前記肢体駆動部との位置関係などの前記肢体の運動学的情報を測定することを特徴とする請求項1記載の肢体駆動装置。
  3. 前記肢体を任意に駆動することが可能な前記肢体駆動部と、前記肢体を駆動する際の動作条件を入力することが可能な前記動作条件入力部と、前記肢体を駆動する際の軌道を生成することが可能な前記軌道生成部とを備え、前記動作条件入力部の情報に従って前記軌道生成部で前記肢体の少なくとも1つの自由度に対する軌道を生成し、残りの自由度に対する動作は、前記肢体を駆動するアームの機械的インピーダンスを制御して前記軌道の動きに追従させることにより前記肢体駆動部で肢体を駆動する構成にしたことを特徴とする肢体駆動装置。
  4. 前記動作条件入力部は、前記肢体関節の駆動角度、駆動速度および動作繰り返し回数を入力するものであることを特徴とする請求項3記載の肢体駆動装置。
  5. 大腿部と下腿部を独立に駆動することが可能な下肢駆動部と、下肢を駆動する際の情報を設定することが可能な下肢情報設定部と、下肢を駆動する際の軌道を生成することが可能な軌道生成部とを備え、前記下肢情報設定部の情報に従って前記軌道生成部で前記大腿部の軌道と前記下腿部の軌道を生成し、前記大腿部の軌道に従って前記大腿部を駆動し、前記下腿部の軌道に従って前記下腿部を駆動する構成にしたことを特徴とする肢体駆動装置。
  6. 前記下肢情報設定部は、股関節と膝関節間の長さ、膝関節と下腿部装着位置間の長さ、股関節と装置の基部との距離を設定するものであることを特徴とする請求項5記載の肢体駆動装置。
  7. 前記軌道生成部は、前記大腿部の軌道を股関節位置を中心に前記股関節と大腿部駆動位置との長さを径とする円弧を描くように生成し、前記下腿部の軌道を股関節位置から前記膝関節と下腿部駆動位置の長さだけ足先の方向へシフトした位置を中心に大腿部長さを径とする円弧を描くように生成することを特徴とする請求項5記載の肢体駆動装置。
    【0001】
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