JP3582095B2 - マッサージ装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、家庭において仰臥状態で肩や腰等のマッサージを行うマットレス型のマッサージ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のマッサージ装置は図8、図9、図10に示すように構成されている。矩形板状の基体1は3つの基体片1a,1b,1cを蝶番2a,2bにて回転自在に連結してあり、基体1を平板状に伸ばしたり、偏平なコ字状に折り畳んだりできるようになっている。この基体1の両側には断面コ字状のガイドレール4が基体1の長手方向に設けられている。このガイドレール4は各基体片1a,1b,1cの長さに応じてガイドレール4a,4b,4cとして接合部3a,3bで分割されて夫々別体に設けられている。さらにガイドレール4a,4b,4cの端部は基体1を折り畳んだ際にガイドレール同士が接触しないようにテーパー状の切り欠き4dを設けてある。ラック5は金属または合成樹脂にて形成され、基体片1aのみに基体片1aの略全長に亙って設けられている。このラック5は両側のガイドレール4の内縁側に夫々ガイドレール4と平行になるように設けられており、後述の走行用枠体11に設けられている走行用ピニオン11cと噛み合うように構成されている。
【0003】
マッサージブロックAは両側の駆動源9a,9bと両側の駆動源9a,9b間に架設した伝達軸10と伝達軸10に装着したマッサージ用のローラ12とで主体が構成され、マッサージブロックAがガイドレール4にガイドされて基体1の長手方向に走行するようになっている。動力伝達用の伝達軸10は外側軸10aと内側軸10bの同心2軸からなり、外側軸10aは中空パイプ状であり、前記中空部に外側軸10aの内径より小外径の中実または中空棒状の内側軸10bが挿入されて同心2軸が構成されている。揉み用の駆動源9aは揉み用のモータ7aと揉み用の減速機8aとで構成され、揉み用の減速機8aの出力軸8cは外側軸10aに装着された外側軸歯車10cとのみ噛み合わせられている。一方背筋伸ばし用の駆動源9bは背筋伸ばし用のモータ7bと背筋伸ばし用の減速機8bとで構成され、背筋伸ばし用の減速機8bの出力軸8dが内側軸10bと一緒に回転するように連結された内側軸用歯車10dとのみ噛み合わされている。この内側軸用歯車10dは外側軸10aの一端側の外周に回転自在に装着されたスリーブ10fに一体に設けられており、内側軸10bの一端が外側軸10aの一端より突出し、内側軸10bの一端をスリーブ10fに一体に連結してある。外側軸10aの他端側でも外側軸10aの外周に回転自在にスリーブ10fを装着してあり、このスリーブ10fと内側軸10bの他端を一体に連結してある。さらに両端のスリーブ10fには内側軸10bの回転を後述する走行用枠体11に伝えるための伝達用歯車10eが嵌着して取り付けられている。
【0004】
走行用枠体11は駆動源9a,9bの外側に設置され、走行用枠体11の下部には2個の走行用車輪11aが設けられている。走行用枠体11の上部には軸受11bが設けられており、軸受11bにて内側軸10bを支持しており、走行用枠体11には走行用ピニオン11cが設けられている。内側軸10bと一緒に回転する伝達用歯車10eと走行用ピニオン11cが噛合させられており、走行用ピニオン11cがラック5に噛合させてある。そして前記走行用車輪11aの車軸は断面コ字状のガイドレール4の内部に伸ばされており、基体1の長手方向へのマッサージブロックAの走行の際や、基体1を折り畳んだ状態での持ち運びの際に、マッサージブロックAが基体1の短手方向に変位するのを規制してマッサージブロックAがラックから脱落するのを防止している。
【0005】
また足用のマッサージ部Bは足用のローラ軸13aに足用のマッサージローラ13を回転自在に装着し、ローラ軸13aの両端にガイドレール4に沿って走行する走行体13bを装着して形成されている。この足用のマッサージ部BはマッサージブロックAと一緒に走行するものであって、両側のガイドレール4に沿って配置した連結棒13cにてマッサージブロックAと足用のマッサージ部Bとが連結されている。基体片1aにはコントロールボックス14を搭載してあり、コントロールボックス14と駆動源9a,9bとをコード14aにて接続してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来例の場合、本来、使用者がマッサージ装置を使用後には収納ボタン等を押すことによってマッサージブロックAや足用のマッサージ部Bは基体1の格納位置に自走して格納されるが、このとき、格納されない状態で電源コンセントからプラグを抜いて電源を切り、マッサージブロックA及び足用のマッサージ部Bを中途半端な位置で停止した状態で基体1を折り畳もうとした場合に、連結棒13cと足用のマッサージ部Bが不安定な位置になったり、その状態で持ち運び動作を行うとマッサージブロックAと足用のマッサージ部Bが格納位置にないので、脱落等の危険が生じるという問題があった。
【0009】
またマットレス型のマッサージ装置の先行技術として特開平4−49966号公報、実開平4−61529号公報、特開平2−252455号公報、特開平2−265553号公報等に開示されるものがあるが、これらは背中をマッサージする背用のマッサージ部と、足部をマッサージする足用のマッサージ部とを矩形状の基体に走行自在に設けてあり、背用のマッサージ部のローラや足用のマッサージ部のローラを駆動したり、背用のマッサージ部と足用のマッサージ部を走行させたりしてマッサージを行うようになっているものの、これらの駆動源は基体の一端に設けてあり、この駆動源から複雑な動力伝達経路を介して動力伝達して駆動するものであり、構造が複雑であると共に重量が重くなるという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的とするところは、使用者に折り畳みが不適切な際に、それを認識させ、禁止させることができて安全に使用できるマッサージ装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明のマッサージ装置にあっては、複数の基体片を用いて基体1を折り畳み自在にし、足用のマッサージローラ13を有する足用のマッサージ部Bと上記マッサージブロックAを間隔を隔てて配置すると共に足用のマッサージ部Bをガイドレール4に沿って走行自在にし、マッサージブロックAと足用のマッサージ部Bとが共動走行可能になるようにマッサージブロックAと足用のマッサージ部Bを連結棒13cにて連結すると共にこの連結棒13cをガイドレール4内に挿通して成り、前記連結棒13cの長さが、マッサージブロックAと足用のマッサージ部Bとを共に一つの基体片内に位置させることのできる長さであることを特徴とする。
【0013】
【作用】
上記のように本発明にあっては、複数の基体片を用いて基体1を折り畳み自在に構成し、マッサージブロックAと足用のマッサージ部Bとが共動走行可能になるようにマッサージブロックAと足用のマッサージ部Bを連結棒13cにて連結すると共にこの連結棒13cをガイドレール4内に挿通しており、前記連結棒13cの長さが、マッサージブロックAと足用のマッサージ部Bとを共に一つの基体片内に位置させることのできる長さであるために、使用者が使用途中や使用後にマッサージブロックAを格納位置に格納していない状態で基体1を折り畳もうとした際に、連結棒13cがガイドレール4内で邪魔になり、不用意な折り畳みを使用者に気付かせると共に不用意な折り畳みを防止することができる。
【0016】
【実施例】
以下本発明を図1乃至図7に示す実施例に基づいて説明する。
1は略長方形状をした薄板状の基体であって、本マッサージ装置の枠体をなすものであり、3枚の基体片1a,1b,1cが互いに隣接した辺を蝶番2a,2bによって接合することにより全体として長方形状に構成されている。そして基体1は蝶番2,2bにおいて後述するガイドレール4の設置面が内包される向きに図6に示すように略コ字状に折り曲げ可能になっている。
【0017】
4は断面コ字状の金属製のガイドレールであって、基体1の上面の両側に長手方向に沿って2本のガイドレール4が基体1の略幅長さだけ離間して平行に設けられ、各々の基体片1a,1b,1cの長さに応じて、ガイドレール4a,4b,4cとして接合部3a,3bで分割されて夫々別体にしてある。さらにガイドレール4a,4b,4cの端部は基体1の接合部3a,3bにおいて、基体1を折り曲げた際、ガイドレール4a,4b,4c同士が接触しないようにテーパー状の切り欠き4dが設けられている。
【0018】
5は金属または合成樹脂製のラックで、基体片1aにのみ基体片1aの略全長に亙って設けられている。本発明の場合、両側のガイドレール4aの上面に夫々全長に亙って設けられており、後述する走行用ピニオン11cと噛み合うようになっている。
Aはマッサージブロックでモータ7及び減速機8からなる駆動源9と、伝達軸10と、伝達軸10と同心円になるように設けた走行用ピニオン11cと、マッサージブロックAを支持走行させる走行車輪11aと、マッサージ用のローラ12とから構成されている。駆動源9は揉み用の駆動源9aと背筋伸ばし用の駆動源9bよりなり、基体1の短手方向の両側に夫々1個づつ設けられ、両駆動源9a,9bは人体の肩幅以上離間して設置されている。駆動源9aはローラ12に揉み動作を行わせるためのものであって、揉み用のモータ7aと揉み用の減速機8aとで構成されている。駆動源9bはローラ12に背筋伸ばしの動作を行わせるためのものであって、背筋伸ばし用のモータ7bと背伸ばし用の減速機8bとからなっている。
【0019】
伝達軸10は動力を伝達するために駆動源9a,9bに差し渡されたものであって、図4に示すように外側軸10aと内側軸10bの同心2軸からなり、外側軸10aは中空パイプ状であり、前記中空部に外側軸10a内径より小外径の中実または中空棒状の内側軸10bが挿入されて同心2軸が構成されている。揉み用の駆動源9aの揉み用の減速機8aの出力軸8cは外側軸10aに装着された外側軸歯車10cとのみ噛み合わせられている。一方背筋伸ばし用の駆動源9bの背筋伸ばし用の減速機8bの出力軸8dが内側軸10bと一緒に回転するように連結された内側軸用歯車10dとのみ噛み合わされている。この内側軸用歯車10dは外側軸10aの一端側の外周に回転自在に装着されたスリーブ10fに一体に設けられており、内側軸10bの一端が外側軸10aの一端より突出し、内側軸10bの一端をスリーブ10fに一体に連結してある。外側軸10aの他端側でも外側軸10aの外周に回転自在にスリーブ10fを装着してあり、このスリーブ10fと内側軸10bの他端を一体に連結してある。さらに両端のスリーブ10fには外側端で走行用ピニオン11cが取り付けられている。この走行用ピニオン11cはガイドレール4の上面のラック5と噛み合い、走行用ピニオン11cの回転はラック5により平行移動に変換されるようになっている。
【0020】
駆動源9の下部には片側につき4個(両側で8個)の走行用車輪11aを設けてあり、各駆動源9の外側に位置する4個の走行用車輪11aは断面コ字状のガイドレール4内に走行自在に内装してあり、通常使用の際に人体荷重を分散して受け持つ一方、基体1の長手方向への走行移動の際や、基体1を折り畳んで持ち運びする際にマッサージブロックAが基体1の短手方向へ変位するのを規制して、マッサージブロックAがラック5から脱線するのを防止している。また内側の4個の走行用車輪11aは補助輪として、荷重を受け持つと共に駆動源9の安定走行を図っている。
【0021】
マッサージ用のローラ12は揉みと背筋伸ばしとを兼用して施療を施すために同心2層構造の円盤状になっており、図4に示す如く外円部の外周面はゴム等の弾性体12aからなり、内円部と外円部との間の円環状の接合面にはベアリング12bを有しており、外周面の弾性体12aは外円の円周方向に回転自在になっている。そして2個のローラ12が、円盤の円中心と異なる位置で外側軸10aに被挿されると共にローラ12は外側軸10aの軸線に対して直角でなくある角度傾斜して外側軸10aに固着されている。このため外側軸10aが回転すると、ローラ12も同時に外側軸10aの回りに回転するが、ローラ12は外側軸10aに対して偏心且つ傾斜を設けて取り付けられているため、ローラ12は上下運動を行うと同時に、左右にも運動することとなる。
【0022】
一方、背筋伸ばし用の駆動源9bのモータ7bが動作すると、内側軸10bの両端に設けられた両方の走行用ピニオン11cが回転し、この走行用ピニオン11cがラック5と噛み合う結果、マッサージブロックAは基体1の長手方向に走行移動する。マッサージブロックAの走行移動に伴ってローラ12の外周部の弾性体12aはベアリング12bによって自由に回転しつつ移動して、ローラ12は人体の背筋伸ばしを行うようになっている。
【0023】
足用のマッサージ部Bは足用のローラ軸13aに足用のマッサージローラ13を回転自在に装着し、ローラ軸13aの両端にガイドレール4に沿って走行する走行体13bを装着して形成されている。マッサージローラ13は中空であって、ローラ軸13aに2個のマッサージローラ13を間隔を隔てて装着してある。この足用のマッサージ部BはマッサージブロックAと一緒に走行するものであって、両側のガイドレール4と夫々平行に配置した連結棒13cにてマッサージブロックAと足用のマッサージ部Bとが連結されている。このため足用のマッサージ部Bは、マッサージブロックAが基体1の長手方向に走行移動する場合これと連動して移動すると共にマッサージローラ13がローラ軸13aの回りを回転しながら移動する。本発明の場合、上記連結棒13cは断面コ字状のガイドレール4内に位置させてあり、連結棒13cはガイドレール4の内部を平行移動する。
【0024】
14はマッサージブロックAの動作を制御するためのコントロールボックスであって、基体1上の仰臥状態の人体頭部位置に設置され、内部にマイクロコンピュータを搭載した回路基板からなる制御回路を有し、前記制御回路からの出力は伸縮自在なカール状のコード14aによりマッサージブロックAのモータ7a,7bに伝達される。またマッサージブロックAの動作コントロールは施療者が手元に置いたコントローラ14bを操作して行い、操作信号はコントローラ14bから前記制御回路へ入力される。
【0025】
15は基体片1aのラック5の両端近傍に設置されたフォトインターラプタ等の上下限位置検出装置で、マッサージブロックAの走行移動の際の上限及び下限位置を規定するためのもので、仰臥状態の人体の概ね首部及び臀部に相当する場所に設置され、マッサージブロックAが設置地点に到達すると、位置検出装置15から信号が発せられてこの信号が制御回路に入力され、結果、背筋伸ばし用モータの回転方向が逆転されてマッサージブロックAの進行方向が切り替わるようになっている。16は収納時のマッサージブロックAの停止位置を規定するための収納位置検出装置であって、上記上下限位置検出装置15と同種のものであり、上下限位置検出装置15よりも外側に1個設けられている。
【0026】
17は図7に示すように内部に発泡体等からなるクッション材を装填した袋体であり、袋体17の開口部はファスナー等により開閉可能になされていると共にヘッドレスト17aが袋体17の端部に形成されている。基体1は袋体17内にコントロールボックス14設置側が袋体17のヘッドレスト17a側になるように収容されている。
【0027】
次に本発明マッサージ装置の動作について説明する。図1乃至図6において袋体17は図示されていないが、以下の動作説明に差し支えないので、本図に基づいて説明する。基体1を図1の状態にして、施療者がコントロールボックス14の設置側を頭にして仰臥し、揉み動作を行わせるためにコントローラ14bの揉み動作ボタンを押すと、その信号はコントロールボックス14内の制御回路に伝えられて制御回路からの出力信号がコード14aを通して駆動源9aの揉み用のモータ7aに伝達され、モータ7aが回転する。モータ7aの回転は揉み用の減速機8aで減速されて減速機8aの出力軸8cを介して外側軸歯車10cに伝えられ、結果、外側軸10aが回転することにより、外側軸10aに装着されたローラ12が伝達軸10の軸心回りを回転する。ローラ12は円盤の円中心と異なる箇所で外側軸10aに偏心して被挿されると共に外側軸10aに対してある角度傾斜して取り付けられているため、外側軸10aが回転すると、図4から見て上下運動を行いつつ、左右方向に振れる運動を行う。これにより仰臥状態にある人体はローラ12から体が持ち上げられたり、下げられたりする上下運動を受けると共に、左右への伸縮運動をも受けて、所謂揉み動作の施療が施される。
【0028】
もしも、揉む箇所を変えたり場合には、コントローラ14bにある「上」(人体の頭部側への移動を上とする)、または「下」への移動用操作ボタンを押すと、操作ボタンがおされている間、背筋伸ばし用のモータ7bが回転してその回転が減速機8bで減速されて、その出力は出力軸8dより走行用ピニオン11cに伝わって走行用ピニオン11cが回転し、ラック5に伝達されてマッサージブロックAは基体1の長手方向を上または下に移動するので、所望する箇所へローラ12を移動させることができ、揉みたい箇所に来たとき移動ボタンを離せばその位置でローラ12は停止する。そして再度揉み動作ボタンを押せば先程と違った部位で揉み施療を受けることができる。
【0029】
次に、背筋伸ばしを行う場合は、コントローラ14bの背筋伸ばしボタンを押すと、背筋伸ばし用のモータ7bが起動されて、マッサージブロックAは基体1上を長手方向に上または下に向かって走行し、この時、もう一方のモータ7aは通常停止させてあるので、ローラ12は外側軸10aの軸回りで上下左右の運動を行うことなく停止したままで、マッサージブロックAの走行移動に伴ってローラ12の弾性体12aはベアリング12bによりころがりながら移動して人体の背骨の両側を持ち上げながら背筋伸ばしを行う。マッサージブロックAが走行する範囲を規定した上下限位置検出装置15に達すると、上下限位置検出装置15からの信号により背筋伸ばし用のモータ7bの回転方向が逆転し、マッサージブロックAは走行方向を反転して逆方向に走行することにより、上下限位置検出装置15間の往復運動を繰り返して、背筋伸ばしを行う。
【0030】
そしてマッサージが終了して、本装置を収納する場合は、コントローラ14bに設けられた収納ボタンを押すと、マッサージブロックAは、基体1内のどの位置に停止していたとしても、上側に移動を始め収納位置検出装置16に来たところで走行を停止する。図6に示す如く、マッサージブロックAがこの位置で停止したときには、足用のマッサージ部B及び連結棒13cは接合部3a,3bを通過して基体片1a内に位置するように基体片1aの長さや収納位置検出装置16の設置場所、及び連結棒13cの長さ関係が決めれている。そのため基体1は蝶番2a,2bによって接合された接合部3a,3bにおいて、図6、図7に示す如く容易に略コ字状に折り畳めるものである。
【0031】
ここで、使用者が収納動作を怠ったり、収納されないうちに電源を切断した状態で基体1を折り畳もうとした場合や、使用中に折り畳もうとした場合、連結棒13cが折り曲げ部を跨いでいると、連結棒13cが断面コ字状のガイドレール4の内側に引っ掛かり折り曲げの邪魔になり、不用意な折り畳みを使用者に気付かせると共に間違った折り畳みを防止することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の発明にあっては、マッサージブロックと足用のマッサージ部とが共動走行可能になるようにマッサージブロックと足用のマッサージ部を連結棒にて連結すると共にこの連結棒をガイドレール内に挿通しており、前記連結棒の長さが、マッサージブロックと足用のマッサージ部とを共に一つの基体片内に位置させることのできる長さであるため、使用者が使用途中や使用後にマッサージブロックを格納位置に格納していない状態で基体を折り畳もうとした際に、連結棒がガイドレール内で邪魔になり、不用意な折り畳みを使用者に気付かせると共に不用意な折り畳みを防止することができるものであって、使用者に折り畳みが不適切な際に、それを認識させ、禁止させることができて安全に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマッサージ装置の平面図である。
【図2】同上のマッサージ装置の正面図である。
【図3】同上のマッサージブロックや足用のマッサージ部を拡大した一部切欠平面図である。
【図4】同上のマッサージブロックの断面図である。
【図5】同上のマッサージブロックや足用のマッサージ部を拡大した一部切欠正面図である。
【図6】同上のマッサージ装置の折り畳んだ状態を示す正面図である。
【図7】同上の袋体内に収納して折り畳んだ状態を示す正面図である。
【図8】従来のマッサージ装置の平面図である。
【図9】従来のマッサージ装置の正面図である。
【図10】従来のマッサージブロックの断面図である。
【符号の説明】
A マッサージブロック
B 足用のマッサージ部
1 基体
4 ガイドレール
5 ラック
10 伝達軸
11a 走行用車輪
11c 走行用ピニオン
13 マッサージローラ
13c 連結棒

Claims (1)

  1. 人体を支持する矩形板状の基体と、基体上の両側に基体の長手方向に設けられた断面コ字状のガイドレールと、マッサージ用のローラ及び駆動源を有するマッサージブロックよりなり、マッサージブロックがガイドレールをガイドとして走行してマッサージを行うマッサージ装置において、複数の基体片を用いて基体を折り畳み自在に構成し、足用のマッサージローラを有する足用のマッサージ部と上記マッサージブロックを間隔を隔てて配置すると共に足用のマッサージ部をガイドレールに沿って走行自在にし、マッサージブロックと足用のマッサージ部とが共動走行可能になるようにマッサージブロックと足用のマッサージ部を連結棒にて連結すると共にこの連結棒をガイドレール内に挿通して成り、前記連結棒の長さが、マッサージブロックと足用のマッサージ部とを共に一つの基体片内に位置させることのできる長さであることを特徴とするマッサージ装置。
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