JP3581986B2 - プロジェクションナットの供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
部品供給管とガイド管とが交差している箇所にプロジェクションナットの仮止室が形成され、ガイド管内を進退する供給ロッドが設けられ、この供給ロッドをエアシリンダで進退させる形式のプロジェクションナット供給装置が、一般に実施されている。本発明は、そのような技術分野に属している。
【0001】
【従来の技術】
一般に採用されているプロジェクションナットの供給装置は、部品供給管とガイド管とが交差している箇所にプロジェクションナットの仮止室が形成され、ガイド管内を進退する供給ロッドが設けられ、この供給ロッドをエアシリンダで進退させる構造になっている。そして、供給ロッドはプロジェクションナットのねじ孔内に進入するガイドロッドとこのガイドロッドよりも大径の摺動ロッドとガイドロッドと摺動ロッドの境界部に形成された押出し面と摺動ロッドが摺動自在にはまり込んでいる中空軸を有しており、供給ロッドはガイド管を摺動可能な状態で支持されている。
【0002】
上述のような従来構造においては、供給ロッドにストッパ片や進出状態を検出するための検出用突起が設置されているので、供給ロッドが回転しないように何等かの構造が採用されている。この回転を拘束する手段としては、中空軸を四角い断面にするとともに、ガイド管にも四角いガイド孔を明けている。このように四角いガイド孔に四角い中空軸が摺動自在にはまり込んでいることによって、回転防止がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
このように四角い断面の中空軸に円形断面の孔を明けるときには、ガンドリル加工を採用するのが一般的であるが、加工工数が多大になり、さらには原価が著しく高くなるという問題がある。また、四角い断面の軸部材は標準材料として入手することが困難であり、結局、特注品として手配する必要がある。
【0004】
【問題を解決するための手段とその作用】
本発明は、上述の問題点を解決するために発案されたもので、請求項1の発明は、部品供給管とそのガイド管とが交差している箇所にプロジェクションナットの仮止室が形成され、ガイド管内を進退する供給ロッドが設けられ、供給ロッドはプロジェクションナットのねじ孔内に進入するガイドロッドとこのガイドロッドよりも大径の摺動ロッドとガイドロッドと摺動ロッドの境界部に形成された押出し面と摺動ロッドが摺動自在にはまり込んでいる中空軸を有しており、摺動ロッドと中空軸は円形断面とされ、供給ロッドを進退させるエアシリンダが設置され、前記エアシリンダのピストンロッドは回転運動ができないように構成されており、中空軸には軸心方向に長孔が明けられ、摺動ロッドに固定したストッパ片が長孔内に進入し、ピストンロッドの雄ねじが中空軸の端部にねじ込まれ、雄ねじと摺動ロッドとの間にコイルスプリングが挿入され、その弾力でストッパ片が長孔の下端部に当たっていることを特徴としている。
【0005】
このようにエアシリンダのピストンロッドの回転を拘束しているので、供給ロッドには異形断面の中空軸を採用する必要がない。すなわち、中空軸には通常のパイプ材を用いればよく、また、ガイド管も標準パイプ材を用いればよい。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1において、ピストンロッドには軸線方向に伸びる平面が形成され、この平面に密着している規制面がピストンロッドの摺動孔に形成されていることを特徴としている。したがって、規制面がピストンロッドの回転を拘束する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2において、ピストンロッドは多角形断面とされ、その外周面が前記平面とされていることを特徴としている。このような多角形断面の部材の外面に対して規制面が対応し、ピストンロッドの回転を防止している。多角形断面の軸部材は、六角形のような場合であると、引き抜き工法で簡単に製作することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施形態にしたがって、本発明をくわしく説明する。まず、図4で装置の概略を説明すると、パーツフィーダ1には多数のプロジェクションナットが収容され、そこから部品供給管2が伸びてきている。部品供給管2はガイド管3に結合され、両者2、3が交差している箇所にプロジェクションナットの仮止室4が形成されている。ガイド管3には中継管5が接続され、その端部にエアシリンダ6が結合されている。供給ロッド7は進退式とされ、仮止室4内に一時係止されたプロジェクションナットを串刺しにして目的箇所に供給する。
【0009】
プロジェクションナットは符号8で示されている。固定電極9の上に鋼板部品10が載置され、固定電極9のガイドピン11にプロジェクションナット8のねじ孔がはめ合わされる。固定電極9に対応する可動電極12が進出してきて、加圧通電がなされてプロジェクションナット8が鋼板部品10に溶接される。
【0010】
つぎに、図1から図3について説明する。供給ロッド7は、プロジェクションナット8のねじ孔13内に進入するガイドロッド14とこのガイドロッドよりも大径の摺動ロッド15とガイドロッド14と摺動ロッド15の境界部に形成された押出し面16と摺動ロッド15が摺動自在にはまり込んでいる中空軸17を有している。図2のようにガイド管3、中空軸17、摺動ロッド15は、いずれも円形断面とされている。供給ロッド7が進出してガイドロッド14がねじ孔13を貫通し、押出し面16がナット8の端面に当たると、ナット8は強制的に押し出されて行き、図4のようにガイドピン11に供給される。
【0011】
中空軸17には軸心方向に長孔18が明けられ、摺動ロッド15に固定したストッパ片19が長孔18内に進入している。ピストンロッド20の雄ねじ21が中空軸17の端部にねじ込まれ、雄ねじ21と摺動ロッド15との間にコイルスプリング22が挿入され、その弾力でストッパ片19が長孔18の下端部に当たっている。このような供給ロッドの構造にすることによって、図4のように作業者の手23がガイドロッドとプロジェクションナットの間に挟まれたときに、供給ロッド7はコイルスプリング22を縮めながら摺動ロッド15が中空軸17内に押し込まれ、手にかかる荷重を軽減して怪我をしないようにしている。
【0012】
エアシリンダ6の雄ねじ24が中継管5の端部にねじ込まれて、エアシリンダ6と中継管5とがしっかりと結合されている。ピストンロッド20には六角形断面の角軸25が形成され、エアシリンダ6の端部材26を貫通してエアシリンダ6内へ伸びている。端部材26に六角形の通孔27が明けられ、ここを角軸25が貫通している。ピストンロッド20には軸線方向に伸びる平面が形成され、この平面に密着している規制面がピストンロッド20の摺動孔に形成されている。すなわち、角軸25の六つの外面が平面28であり、通孔27が摺動孔である。摺動孔の六つの内面が規制面29である。なお、図3は理解しやすくするために、角軸25と通孔27との隙間を誇張して図示してある。
【0013】
角軸は六角形などの多角形断面であるが、これを断面円形の軸にし、その一部に平面を形成して、それに対する規制面を設置してもよい。
【0014】
なお、仮止室4の端部には、ガイド板30が固定され、そこにマグネット(永久磁石)31を埋設して、プロジェクションナット8の一時係止をしている。また、符号32は溶着用の突起である。供給装置全体は固定片33を介して静止部材34にしっかりと取り付けてある。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、供給ロッドの回転方向の動きをエアシリンダのピストンロッドの部分において拘束しているから、供給ロッド自体は通常の円形パイプ材を用いて、簡単に製作することができ、また、ガイド管も円形のパイプ材で構成することができる。したがって、従来のように細長い軸の中心部に長い孔を明けたりすることが回避できる。とくに、長い孔を明けるときには、そのセンターがずれないように細心の注意をはらって著しく高い精度としなければならないのであるが、本発明においては、そのような必要がなく、製作が簡単で高精度のものが得られ、原価低減において非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す縦断側面図である。
【図2】図1の(2)−(2)断面図である。
【図3】図1の(3)−(3)断面図である。
【図4】装置全体の概略を示す側面図である。
【符号の説明】
2 部品供給管
3 ガイド管
8 プロジェクションナット
4 仮止室
7 供給ロッド
13 ねじ孔
14 ガイドロッド
15 摺動ロッド
16 押出し面
17 中空軸
6 エアシリンダ
20 ピストンロッド
28 平面
29 規制面
27 摺動孔

Claims (3)

  1. 部品供給管とそのガイド管とが交差している箇所にプロジェクションナットの仮止室が形成され、ガイド管内を進退する供給ロッドが設けられ、供給ロッドはプロジェクションナットのねじ孔内に進入するガイドロッドとこのガイドロッドよりも大径の摺動ロッドとガイドロッドと摺動ロッドの境界部に形成された押出し面と摺動ロッドが摺動自在にはまり込んでいる中空軸を有しており、摺動ロッドと中空軸は円形断面とされ、供給ロッドを進退させるエアシリンダが設置され、前記エアシリンダのピストンロッドは回転運動ができないように構成されており、中空軸には軸心方向に長孔が明けられ、摺動ロッドに固定したストッパ片が長孔内に進入し、ピストンロッドの雄ねじが中空軸の端部にねじ込まれ、雄ねじと摺動ロッドとの間にコイルスプリングが挿入され、その弾力でストッパ片が長孔の下端部に当たっていることを特徴とするプロジェクションナットの供給装置。
  2. 請求項1において、ピストンロッドには軸線方向に伸びる平面が形成され、この平面に密着している規制面がピストンロッドの摺動孔に形成されていることを特徴とするプロジェクションナットの供給装置。
  3. 請求項2において、ピストンロッドは多角形断面とされ、その外周面が前記平面とされていることを特徴とするプロジェクションナットの供給装置。
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