JP3581427B2 - 粉体塗装機における供給量制御方法および装置 - Google Patents

粉体塗装機における供給量制御方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、粉体塗装機における供給量制御方法および装置に関するものであり、特に、粉体を供給する通路に沿って設けられた、供給量測定装置における測定値と、供給量の設定目標値との差により、供給量を制御する粉体塗装機における供給量制御方法およびその制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の粉体塗装機における供給量の制御においては、粉体の供給量を、粉体の供給通路に沿って設けた一対の測定用電極間で静電容量を測定して求めているが、測定装置において粉体通路を構成するガラス管には、粉体塗装機の運転中に、常に、粉体が付着するので、測定装置による測定値には誤差が含まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
測定装置において粉体通路を構成する部材(例えば、石英ガラス管など)に付着する粉体は、専ら測定値を+方向に移動させるが、付着した粉体は時々剥離するので、その移動量は一定ではなく、常に変動するものである。
【0004】
この発明は、このような測定装置における従来の欠点を解消するためになされたもので、特に、塗装機は被塗装品に応じて数分から数10分毎に停止することおよび粉体の付着によりもたらされる測定値の誤差は大きい場合でも一時間に1%程度であることに着目してなされたものであり、測定装置において粉体通路を構成する石英ガラス管に付着する粉体の影響を実用上弊害のない程度にまで少なくした粉体塗装機における供給量制御方法およびその方法の実施に適した装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、粉体を供給する通路に沿って設けられた、供給量測定装置における測定値と、供給量の設定目標値との差により、供給量を制御する粉体塗装機における供給量制御方法において、塗装機が停止する場合に、その所定時間後に、前記供給量測定装置より入力される測定値を補正基準値として塗装機の運転中に入力される測定値を補正し、補正された補正測定値と前記設定目標値との差により、供給量を制御するものである。
【0006】
なお、塗装機の停止後の所定時間は0.5〜5秒であることが好ましく、ある場合には、数回の補正基準値を平均した平均補正基準値を補正基準値として採用することが好ましい。
【0007】
また、方法を実施するのに適した装置としては、粉体を供給する通路に沿って設けられた供給量測定装置と、この供給量測定装置の測定値と供給量の設定目標値との差により供給量を制御する制御手段とからなる粉体塗装機における供給量制御装置において、前記供給量測定装置および塗装機の開閉器に接続された補正用回路と、この補正用回路と接続され、供給量の設定目標値が入力できる制御手段とからなり、塗装機の停止の際に前記供給量測定装置により測定される測定値を補正基準値とし、塗装機の運転中には、この補正基準値により補正された補正測定値と設定目標値との差により、供給量を制御するものである。
【0008】
【作用】
被塗装物の大きさにより、数分あるいは数10分毎に塗装機が停止する場合に、その所定時間後に、供給量測定装置より入力される測定値を補正基準値として塗装機の運転中に入力される測定値を補正し、補正された補正測定値と設定目標値との差により、供給量を制御することにより、実用上の弊害が生じない程度の設定目標値に近い粉体量を吹き付けガンに供給することができる。
【0009】
塗装機の停止後の所定時間は0.5〜5秒であれば、0.5秒より早い場合には、測定装置内の粉体の排出が終了せずに、付着以外の要因を取り込むことがあり、5秒以上の場合には、測定装置の出力が安定してそれ以上変化することがないので時間の無駄となる。また、付着が著しい粉体の場合には、数回の補正基準値を平均した平均補正基準値が好ましいことがある。
【0010】
また、装置としては、供給量測定装置および塗装機の開閉器に接続された補正用回路と、この補正用回路と接続され、供給量の設定目標値が入力できる制御回路とから構成され、塗装機の停止の際に前記供給量測定装置により測定される測定値を補正基準値とし、塗装機の運転中には、この補正基準値により補正された補正測定値と設定目標値との差により、供給量を制御するものが適している。
【0011】
【実施例】
以下、この発明の方法を、図に示された粉体塗装機における供給量制御装置を参照しながら説明する。なお、図中、同一および相当部分には、同一符号が付されている。
【0012】
図1に示される粉体塗装機1は、粉体供給装置2、粉体の供給を開始あるいは停止するピンチバルブ3などの供給停止装置、粉体供給量の測定用空気を吹き込むノズル4、管体5により構成される粉体の通路、供給量測定装置すなわち制御装置のセンサである測定用電極6、図示しない吹き付けガンに必要な圧力で粉体を送るためのインジェクタ7、このインジェクタ7に圧力空気を送るための圧力空気源8、この圧力空気源8からインジェクタ7への配管9とその配管9に設けられたモータバルブ10などの調節弁とからなっている。なお、粉体塗装機1には、図示しない開閉器が設けられ、そこからの信号によりピンチバルブ3を開放あるいは閉鎖する。
【0013】
粉体供給装置2は容器11からなり、図示しない圧力空気源から流動用空気Aが吹き込まれ、粉体Fは容器11内で流動状態に保たれている。通路を構成する管体5がこの容器11に接続され、インジェクタ7に圧力空気源8から空気が吹き込まれと、管体5の中が減圧されるので、粉体Fは容器11から吸引される。なお、ピンチバルブ3の閉鎖によって粉体の搬送すなわち供給は停止される。
【0014】
粉体塗装機1の制御手段12は、前述の測定用電極6、その信号を増幅するための第1増幅器13、補正用回路14、第2増幅器15、そして制御回路16とからなっている。
【0015】
供給量測定装置は、静電容量を測定するために既に知られているブリッジ型で、一対の測定用電極6が粉体の通路を構成する管体5を挟んで対向して設置され、電源から交流電圧を印加するために共通の電源に接続されている。そして、被測定用電極6からの信号は、スイッチング回路、同期検波回路を通して出力される。
【0016】
被測定用電極6からの信号は第1増幅器13で増幅され(ゲイン調整され)、増幅された信号は2つに分岐される。すなわち、一方は第2増幅器15に接続され、他方は補正用回路14に接続される。この補正用回路14では、指定された時点、すなわち粉体塗装機1の開閉器のオフ信号の入力後の所定時、約1秒後に信号を取り込み、次に新たな信号、すなわち粉体塗装機1の開閉器からのオフ信号を取り込むまで、その信号を連続的に出力し続ける。なお、補正用回路14の信号取り込みのタイミングは、各チャネル毎の信号のモニターとともにマイクロコンピュータにより管理される。そして、粉体の重量により、オフ信号の入力後の時間は0.5〜5秒の間で選ばれる。5秒以上の場合は、信号が安定してそれ以上の変化がないので時間の無駄となる。通常、入力信号はADコンバータで取り込まれ、デジタル変換されてDAコンバータに出力される。なお、出力値はラッチされる。
【0017】
そして、第2増幅器15では第1増幅器13からの信号と補正用回路14からの信号の入力差を出力する。この出力は制御回路16に入力され、ここで設定目標値と比較され、その差が制御用の出力として取り出され、モータバルブ10などの制御に利用される。なお、設定目標値は被塗物の変更などの必要に応じて外部の入力手段により変更することができる。
【0018】
図2は、塗装機1の運転状態、すなわち、その開閉器のオン−オフに応じて経時的に変化する粉体の実際の流量、補正用回路からの補正用基準値そして第2増幅器から出力される補正用基準値で補正された粉体流量の測定値をそれぞれ表している。すなわち、図2において、a.は塗装機1の開閉器から補正用回路14への入力信号を表し、b.は測定装置、すなわち測定用電極6から補正用回路14への入力信号を表している。また、c.は補正用回路14から第2増幅器15への出力信号を表している。この出力信号は、開閉器からのオフ信号から1秒経過時点(点線n,n,n・・・)の測定用電極6からの入力信号を、次の信号を取り込むまで一定の信号として発するものである。d.は第2増幅器15から制御回路16への入力信号であり、b.の測定用電極6からの入力値とc.の補正基準値との差を表している。
【0019】
なお、粉体の通路を構成する部材に粉体の付着の変動量が多い場合には、数回の補正基準値を記憶させ、その平均補正基準値を補正基準値として採用するのが好ましい。
【0020】
【発明の効果】
この発明によれば、粉体塗装機における粉体の供給量、特に、測定装置における粉体通路に付着する粉体の影響を、極めて簡単な制御装置により、実用上弊害のない程度に制御することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の粉体塗装機の概略説明図である。
【図2】この発明の制御装置の入力と出力の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 粉体塗装機
2 粉体供給装置
3 ピンチバルブ
4 ノズル
5 粉体通路
6 測定装置
7 インジェクタ
8 圧力空気源
10 モータバルブ
12 制御手段
13 第1増幅器
14 補正用回路
15 第2増幅器
16 制御回路
F 粉体
A 圧力空気

Claims (4)

  1. 粉体を供給する通路に沿って設けられた、供給量測定装置における測定値と、供給量の設定目標値との差により、供給量を制御する粉体塗装機における供給量制御方法において、塗装機が停止する場合に、その所定時間後に、前記供給量測定装置より入力される測定値を補正基準値として塗装機の運転中に入力される測定値を補正し、補正された補正測定値と前記設定目標値との差により、供給量を制御することを特徴とする粉体塗装機における供給量制御方法。
  2. 上記所定時間が0.5〜5秒であることを特徴とする請求項1に記載の粉体塗装機における供給量制御方法。
  3. 上記補正基準値が、数回の補正基準値を平均した平均補正基準値であることを特徴とする請求項1に記載の粉体塗装機における供給量制御方法。
  4. 粉体を供給する通路に沿って設けられた供給量測定装置と、この供給量測定装置の測定値と供給量の設定目標値との差により供給量を制御する制御手段とからなる粉体塗装機における供給量制御装置において、前記供給量測定装置および塗装機の開閉器に接続された補正用回路と、この補正用回路と接続され、供給量の設定目標値が入力できる制御手段とからなり、塗装機の停止の際に前記供給量測定装置により測定される測定値を補正基準値とし、塗装機の運転中には、この補正基準値により補正された補正測定値と設定目標値との差により、供給量を制御することを特徴とする粉体塗装機における供給量制御装置。
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