JP3581123B2 - 待ち行列の免除方法及び待ち行列の交代方法並びに競売システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品役務の提供を受けるための待ち行列の免除方法及び待ち行列の交代方法に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、ゲームソフト、時計などの人気商品や品薄商品あるいはスポーツ観戦やコンサート、アミューズメント施設などの人気チケットは、一般に行列して購入することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例にあっては、時間に余裕のある者をはじめ、時間に余裕のない者も上述した商品やチケットを購入するために、行列に並ばなければならない結果となっていた。このため、時間に余裕のない者は、結局行列に並ぶ時間を確保できず、その結果、上述の商品やチケットを獲得できないという不都合があった。
【0004】
また、上記従来例にあっては、行列に並んでいる者が、途中で商品やチケットの取得を断念した場合であっても、第三者とその行列を交代することができず、その結果、行列に並んでいる者が待ち時間を無駄にするという結果となっていた。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、上述した状況下において、商品や役務の提供を受けるための待ち時間や手間、労力を金銭価値と引き換えて商品や役務の提供を優先して獲得する、待ち行列の免除方法及び待ち行列の交代方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項記載の発明は、商品役務の提供を受けるために行列して待っている提供者の端末と、上記提供者と行列を交代する、行列の交代権の競売システムと、上記行列の交代権に対する入札を行う入札者の端末とを備えているコンピュータシステムにおいて用いられる待ち行列の交代方法である。そして、上記競売システムが、商品役務の提供を受けるために行列して待っている提供者と行列を交代する、行列の交代権と、上記行列して待っている提供者を確認するための提供者確認情報と、上記行列の交代権を落札した落札者を確認するための落札者確認情報とを関連付けて格納する確認情報記憶手段と、上記行列の交代権を落札する落札条件を格納した落札条件記憶手段と、上記行列の交代権と、提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとを関連付けて格納するパスワード記憶手段と、外部装置との通信手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備えている。上記入札者の端末が、a)行列の交代権に対する入札額を上記競売システムに送信するステップを実行し、上記競売システムの処理手段が、b1)行列の交代権に対する入札額を上記通信手段を介して受け付けるステップと、b2)上記落札条件記憶手段に格納された落札条件を満たす、上記受け付けた入札額を提示した入札者を落札者として決定するステップと、b3)当該決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者確認情報と落札者確認情報とを上記確認情報記憶手段から読み出すステップと、b4)上記b2ステップで決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者側交代権用パスワードと落札者側交代権用パスワードとを上記パスワード記憶手段から読み出すステップと、b5)上記b3ステップで読み出した提供者確認情報と、上記b4ステップで読み出した落札者側交代権用パスワードとを、上記b2ステップで決定した落札者の端末に送信するステップと、b6)上記b3ステップで読み出した落札者確認情報と、上記b4ステップで読み出した提供者側交代権用パスワードとを、上記b2ステップで決定した落札者が落札した行列の交代権を提供した提供者の端末に送信するステップと、を実行する。上記提供者の端末が、c)当該提供者が行列して待っている際に、上記落札者の端末に送信された落札者側交代権用パスワード及び提供者確認情報に基づいて、上記落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、上記競売システムに送信するステップを実行し、上記落札者の端末が、d)上記提供者が行列して待っている際に、上記提供者の端末に送信された提供者側交代権用パスワード及び落札者確認情報に基づいて、上記提供者から提示された提供者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、上記競売システムに送信するステップを実行する。上記競売システムの処理手段が、e)上記cステップの提供者の端末から受信した、上記行列の交代権に関連付けられた落札者側交代権用パスワードと、上記dステップの落札者の端末から受信した、上記行列の交代権に関連付けられた提供者側交代権用パスワードとの対応関係と、上記b5ステップで送信した落札者側交代権用パスワードと、上記b6ステップで送信した提供者側交代権用パスワードとの対応関係とを照合し、照合結果が一致した場合は、行列の交代を許可する旨の情報を上記落札者の端末又は/及び上記提供者の端末に送信するステップを実行する、という手法を採っている。
【0010】
ここで、「行列」は、供給よりも需要が大きくなった場合に、商品や役務の提供を受けるための混雑や、順番待ちが生じている状態に加わる意であり、実際に人々が並ぶ待ち行列のほか、観念的な混雑や順番待ち等を広く含む。「行列の交代権」は、商品や役務の提供を受けるために行列に並んでいる者とその行列を交代する権利である。行列の交代権は、例えば、人気時計、バッグなどを購入するために行列に並んでいる者とその行列を交代したり、アミューズメント施設、人気飲食店などのサービスを受けるために行列に並んでいる者とその行列を交代する権利が該当する。「交代権用パスワード」は、正当な利用者かどうかを確認するための情報を広く含み、例えば、数字や文字列による符号のほか、バーコードなども該当する。
【0011】
本発明では、競売システムが、待ち行列の交代権の落札者を決定すると共に、当該交代権に対応する落札者側パスワードと提供者側パスワードとの対応関係を照合して行列の交代を許可する旨の情報を落札者の端末又は/及び提供者の端末に送信するので、落札者は、待ち行列の交代権を落札することによって、行列を交代して商品や役務の提供を受けることが可能となると共に、提供者は、待ち時間の対価を取得することが可能となる。
【0019】
請求項記載の発明は、請求項記載の待ち行列の交代方法に用いられる競売システムであって、前記競売システムは、商品役務の提供を受けるために行列して待っている提供者と行列を交代する、行列の交代権と、前記行列して待っている提供者を確認するための提供者確認情報と、前記行列の交代権を落札した落札者を確認するための落札者確認情報とを関連付けて格納する確認情報記憶手段と、前記行列の交代権を落札する落札条件を格納した落札条件記憶手段と、前記行列の交代権と、提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとを関連付けて格納するパスワード記憶手段と、外部装置との通信手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備える。そして、前記処理手段は、a)行列の交代権に対する入札額を前記通信手段を介して受け付けるステップと、b)前記落札条件記憶手段に格納された落札条件を満たす、前記受け付けた入札額を提示した入札者を落札者として決定するステップと、c)当該決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者確認情報と落札者確認情報とを前記確認情報記憶手段から読み出すステップと、d)前記bステップで決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者側交代権用パスワードと落札者側交代権用パスワードとを前記パスワード記憶手段から読み出すステップとを実行する。上記処理手段は、e)前記cステップで読み出した提供者確認情報と、前記dステップで読み出した落札者側交代権用パスワードとを、前記bステップで決定した落札者の端末に送信するステップと、f)前記cステップで読み出した落札者確認情報と、前記dステップで読み出した提供者側交代権用パスワードとを、前記bステップで決定した落札者が落札した行列の交代権を提供した提供者の端末に送信するステップと、g)前記提供者が行列して待っている際に、前記eステップの落札者の端末に送信した落札者側交代権用パスワード及び提供者確認情報に基づいて、前記落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、前記提供者の端末から前記通信手段を介して受信するステップと、h)前記提供者が行列して待っている際に、前記fステップの提供者の端末に送信した提供者側交代権用パスワード及び落札者確認情報に基づいて、当該提供者から提示された提供者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、前記落札者の端末から前記通信手段を介して受信するステップとを実行する。更に、上記処理手段は、j)前記gステップで受信した行列の交代権に関連付けられた落札者側交代権用パスワードと、前記hステップで受信した行列の交代権に関連付けられた提供者側交代権用パスワードとの対応関係と、前記eステップで送信した落札者側交代権用パスワードと、前記fステップで送信した提供者側交代権用パスワードとの対応関係とを照合し、照合結果が一致した場合は、行列の交代を許可する旨の情報を前記落札者の端末又は/及び前記提供者の端末に送信するステップを実行する、という構成を採っている。
【0020】
ここで、「提供者確認情報」と「落札者確認情報」はともに、提供者と落札者の間で行列の交代権を取引する際に、取引の安全性を高めるために用いられる情報である。「提供者確認情報」は、例えば、提供者の顔写真、性別、身長などが想定され、落札者の端末に表示される。「落札者確認情報」は、例えば、落札者の顔写真、性別、身長などが想定され、提供者の端末に表示される。
【0021】
落札者は自己の端末に表示された、提供者の顔写真、性別、身長などの提供者確認情報を、提供者は自己の端末に表示された、落札者の顔写真、性別、身長などの落札者確認情報を、対面(取引)の際に、お互いが自分の目で見て確認するので、目の前の人物が本当に自分の取引相手かどうかを判断しやすく、取引の安全性、確実性を高めることが可能となる。
【0022】
本発明では、処理手段が、待ち行列の交代権の落札者を決定し、この交代権に対応する落札者側パスワードと提供者側パスワードとの対応関係を照合することによって、落札者は提供者と行列を交代して商品や役務の提供を受けることが可能となる。
【0023】
請求項記載の発明は、請求項記載の競売システムにおいて、上記競売システムが、入札者の識別情報と、当該入札者が決済するための決済情報との関連付けを格納する決済情報記憶手段を備える。そして、上記処理手段は、上記行列の交代権に対する入札額と入札者の識別情報とを関連付けて、上記通信手段を介して受け付け、上記落札条件記憶手段に格納された落札条件を満たす、上記bステップの落札者を決定すると、当該決定した落札者の識別情報に関連付けられた決済情報を上記決済情報記憶手段から読み出し、当該読み出した決済情報に基づく決済を上記落札者が提示した入札額に対して行わせるために、上記読み出した決済情報と上記決定した落札者が提示した入札額とを関連付けて、上記通信手段を介して、外部の決済システムに送信する。
【0024】
ここで、決済方法は、上記決済情報に基づく決済を落札者の落札額に対して行わせることが可能であればその種類は問わないが、例えば、落札者の端末に内蔵された口座番号等の電子マネー情報や、プリペイド式のカードに記録されたパスワードを、金融機関に送信する方法などがあげられる。
【0025】
これによると、処理手段が決済情報と落札額とを決済システムに送信するので、落札者は、落札額に対する決済を確実に行うことが可能となる。
【0026】
これにより、前述した目的を達成しようとするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図9に基づいて説明する。なお、以下の詳細な説明は本実施形態の一例を示すものであって、本発明の権利範囲がこれに限定されるものではない。当業者において通常用いられる代替手段の採用が可能である。
【0028】
〔第1の実施形態〕
【0029】
図1に第1の実施形態の全体構成を示す。
【0030】
図1に示す第1の実施形態は、入札者の端末2と、入札者が入札する待ち行列の免除権の競売システム1と、待ち行列の免除権を落札した落札者が本人かどうかを確認する免除権用認証システム3と、落札者が落札した落札額に対する決済処理を行う決済システム4とを備えている。ここで、図1において、符号5は、インターネット網、LAN、公衆回線網、無線通信網、WAN等を含む通信ネットワークである。
【0031】
上記構成を更に詳述すると、本実施形態において、競売システム1は、実際には図1に示すように、処理手段101と、入力手段102と、表示手段103と、
通信手段104と、免除権記憶手段105と,落札条件記憶手段106と,決済情報記憶手段107と、登録会員情報記憶手段108とを備えている。
【0032】
免除権用認証システム3は、実際には図1に示すように、処理手段101と、入力手段102と、通信手段104と、情報の記憶手段109とを備えている。
【0033】
ここで、処理手段101は、CPUを含む。入力手段102は、キーボード、タッチパネルやマウス等である。表示手段103は、液晶表示装置等のディスプレイである。通信手段104は、情報を送受信するための通信インターフェースであり、例えばモデムやアンテナ等である。記憶手段105,106,107,108,109は、RAMやROM、HDD等である。
【0034】
入札者の端末2は、データ通信が可能なコンピュータ搭載の端末であれば、その種類は問わないが、例えば、携帯電話、パソコン、双方向テレビ、家庭用ゲーム機、PDA等の各端末である。
【0035】
免除権用認証システム3は、商品や役務の提供元、例えば、商品販売店や、スポーツ施設、アミューズメント施設などに設置される。
【0036】
決済システム4は、決済処理用のコンピューターシステムであり、クレジット会社や金融機関などに設置されている。
【0037】
本システムを活用すると、行列に並ばないで人気商品や役務の提供を受けることが実現できる。
【0038】
これを具体的に説明する。
【0039】
本実施形態において、登録会員情報記憶手段108が、待ち行列の免除権を提供する提供者や、上記待ち行列の免除権の入札を行う入札者の登録会員情報を格納している。
【0040】
本システムを利用するには、上述した提供者と入札者がともに、会員として登録されていることを前提条件とする。登録会員情報には、会員IDやパスワード、氏名や住所、連絡先(例えば、メールアドレス、電話番号など)、生年月日、口座番号などが含まれる。
【0041】
免除権記憶手段105の免除権DBは、図2(A)に示すように、待ち行列の免除権と、免除権固有の免除権用パスワードとの関連付けを格納している。、待ち行列の免除権を提供した提供者の属性情報との関連付けを格納している。
【0042】
ここで、待ち行列の免除権は、どのような商品や役務に関する権利であるかを問わないが、本実施形態では、待ち行列なしでコンサートチケットを獲得する権利であるという前提で話を進め、よって、免除権用認証システム3がコンサート会場やチケット販売所に設置されていることを想定する。なお、上述した提供者は、本実施形態においてはコンサートの主催業者を想定している。
【0043】
免除権DBに格納される行列の免除権は、業者から予め指定された商品やチケットの数量分に相当する権利であってもよいし、チケットを正規に購入した者が返品した数量分に相当する権利であってもよい。例えば、コンサートチケットを購入した者が3枚のチケットを返品した場合は、3枚分のチケットに相当する行列の免除権を免除権DBに登録するようにしてもよい。
【0044】
落札条件記憶手段106には、待ち行列の免除権を落札する落札条件を格納する。落札条件は、例えば、最高額を提示した場合に落札するという条件や、予め設定された入札額を最も早く提示した場合に落札するという条件などが想定されるが、これらの限りではない。
【0045】
決済情報記憶手段107の決済情報DBには、図2(B)に示すように、入札者固有のID等の識別情報と、当該入札者が決済するための決済情報との関連付けを格納する。決済情報には、入札者の氏名・名称、住所・居所、クレジットカードや銀行引き落とし,払込用紙による支払いなどの決済方法、決済サーバのホスト名、口座番号、電子メールアドレスなども含まれている。なお、「DB」はデータベースの略である。
【0046】
処理手段101は、待ち行列の免除権に対する入札額を通信手段104を介して受け付けるようになっている。
【0047】
処理手段101は、落札条件記憶手段106に格納された落札条件を満たす、上記受け付けた入札額を提示した入札者を落札者として決定するようになっている。
【0048】
処理手段101は、決定した落札者が落札した待ち行列の免除権に対応する免除権用パスワードを免除権記憶手段105の免除権DBから読み出し、当該読み出した免除権用パスワードを上記決定した落札者の端末2に送信するようになっている。
なお、競売システム1と入札者の端末2間でやりとりするデータはSSLにより通信する。これによると、第三者が不正に免除権用パスワードを追加・削除・改変して免除権用パスワードを使用することを回避することができる。
【0049】
処理手段101は、本人を主張する落札者を、上記決定した落札者と同一であると判断させ、行列の免除権に関する行列の免除を判断させるために、上記読み出した免除権用パスワードを、通信手段104を介して、外部の免除権用認証システム3に送信するようになっている。
【0050】
更に詳述する。
【0051】
処理手段101は、待ち行列の免除権に対する入札額と入札者の識別情報とを関連付けて、通信手段104を介して受け付け、落札条件記憶手段106に格納された落札条件を満たす、上記落札者を決定すると、当該決定した落札者の識別情報に関連付けられた決済情報を決済情報記憶手段107の決済情報DBから読み出すようになっている。
【0052】
処理手段101は、上記読み出した決済情報に基づく決済を上記落札者が提示した入札額に対して行わせるために、上記読み出した決済情報と上記決定した落札者が提示した入札額とを関連付けて、通信手段104を介して、外部の決済システム4に送信するようになっている。
【0053】
処理手段101は、上記決定した落札者が決定した待ち行列の免除権を放棄する旨の情報を通信手段104を介して受信すると、放棄した待ち行列の免除権と同一の待ち行列の免除権の入札を行うために、当該待ち行列の免除権に対応する新規な免除権用パスワードを免除権記憶手段105に登録し、当該待ち行列の免除権に対する入札額の受け付けを開始するようになっている。
【0054】
次に、本実施形態の動作を図3に基づいて説明する。
【0055】
本実施形態において、コンサートの主催業者が、そのコンサートのチケット数十枚分に相当する待ち行列の免除権を競売システム1の免除権DBに登録し、この待ち行列の免除権に対する入札を募るという前提で話を進める。なお、競売は、チケット販売日の前後一定期間(例えば10日間)の計2回行うものとし、各回において、10分ごとに、枚数分に相当する待ち行列の免除権の競売を行うものとする。
【0056】
図3は、競売システム1の処理を示すフローチャートである。
【0057】
入札者は、入札者の端末2から、通信ネットワーク5を介して競売システム1に接続し、上述したコンサートチケットに関する待ち行列の免除権に対する入札額と入札者の識別情報とを競売システム1に送信する。すると、競売システム1の処理手段101は、待ち行列の免除権に対する入札額と、入札者の識別情報とを関連付けて、入札者の端末2から通信手段104を介して受け付ける(S101)。ここで、入札者の識別情報は、入札者の端末2から入力させる方法や、入札者の端末2の記憶装置から吸い上げる方法などがあげられる。待ち行列の免除権に対する入札額は、入札者が任意に定めればよい。
【0058】
処理手段101は、落札条件記憶手段106に格納された落札条件を満たす入札額を提示した入札者を落札者として決定する(S102)。
【0059】
ここで、落札条件の内容は種々考えられるが、本実施形態では入札期間の10分間に高額を提示した入札者が落札するという条件を想定する。
【0060】
処理手段101は、上記決定した落札者の識別情報に関連付けられた決済情報を決済情報記憶手段107から読み出し、この決済情報に基づく決済を上記落札者が提示した入札額に対して行わせるために、上記読み出した決済情報と上記決定した落札者が提示した入札額とを関連付けて、通信手段104を介して、外部の決済システム4に送信する(S103)。決済システム4は、落札額に対する決済(例えば、提供者の口座に振込み)を行う。
【0061】
処理手段101は、上述の決定した落札者が落札した待ち行列の免除権に対応する免除権用パスワードを免除権記憶手段105から読み出し、この免除権用パスワードを上述の落札者の端末2に送信する(S104)。
【0062】
ここで、入札者の端末2は、物理的に1個の端末に限られず、入札者の操作する端末であれば複数の端末を含み得る。この送信の方法は、電子メール、FAX、電話、URL等で行う方法がある。このURLは、免除権用パスワードを表示するためのウェブページのアドレスであり、落札者はこのURLにアクセスして免除権用パスワードを確認する。
【0063】
図4に免除権用パスワードを含む表示画面の一例を示す。
【0064】
この図4に示す表示画面は落札者の端末2に表示される画面であり、落札者はこの画面を通じて免除権パスワードを確認する。図4の表示画面には、免除権パスワード、行列の免除権に関するコンサート名、コンサートの開催場所、開催日時、落札金額、落札日時、提供者名などが含まれている。
【0065】
処理手段101は、本人を主張する落札者を上述の決定した落札者と同一であると判断させ、行列の免除権に関する行列の免除を判断させるために、上記S103ステップで読み出した免除権パスワードを、通信手段104を介して、外部の免除権用認証システム3に送信する(S105)。
【0066】
このように、本実施形態によると、待ち行列の免除権に対する入札額を受け付け、当該待ち行列の免除権の落札者の端末2に待ち行列の免除権に対応する免除権用パスワードを送信すると共に、当該免除権用パスワードを免除権用認証システム3に送信する。したがって、落札者は、待ち行列の免除権を落札することにより、コンサート会場で行列待ちをせずにコンサートのチケットを購入することが可能となる。しかもコンサートの主催業者は、入札を通じて、コンサートの宣伝・広告を行うことできるので、コンサート関連の売上を伸ばすことが可能となる。
【0067】
本システムでは、入札者が個人でも法人でもあるので、法人と個人の間、法人と法人の間における、待ち行列の免除権に関する商品や役務のすべてを対象とすることができ、これによって、あらゆる落札者が、待ち時間なしであらゆる商品や役務の提供を受けることが可能となる。また、提供者は本システムを活用することにより商品や役務の宣伝を行うことが可能となるので、その商品や役務の売上を伸ばすことが可能となる。
【0068】
また、本実施形態によると、決済情報と落札額とを関連付けて、決済システム4に送信するので、この決済情報に基づく決済を落札者の落札額に対して行わせることが可能となる。
【0069】
続いて、競売システム1により送信された免除権用パスワードを落札者が利用するための操作について説明する。
【0070】
図5は、免除権用認証システム3の処理手段101が実行するプロセスのフローチャートである。
【0071】
落札者が、開催場所の免除権用認証システム3に免除権用パスワードを入力すると、免除権用認証システム3の処理手段101は、落札者から免除権用パスワードを取得する(S201)。この取得方法は、本実施形態では、タッチパネル、キーボードの操作により免除権用認証システム3に直接入力して取得したり、パスワードがバーコードの場合などは、バーコードリーダで取得したり、音声入力により免除権用認証システム3に直接入力して取得する方法が想定される。もちろん、落札者の端末2から免除権用認証システム3にBluetoothなどの無線通信を通じて取得する方法も想定される。
【0072】
続いて、処理手段101は、落札者から取得した免除権用パスワードと、競売システム1から取得した免除権用パスワードとを照合する(S202)。なお、競売システム1から取得した免除権用パスワードは、免除権用認証システム3の情報の記憶手段109に管理している。免除権用パスワードの認証は、落札者のID番号やパスワードを併用するようにしてもよい。
【0073】
次に、処理手段101は、処理手段101における照合結果が一致した場合は、待ち行列の免除を許可するために、当該照合結果が一致した旨の信号を免除報知手段31に出力する(S203)。ここで、免除報知手段31の内容は種々の手段が考えられるが、本実施形態では照合結果が一致した旨の信号を受信するとその旨を表示するディスプレイを想定している。
【0074】
照合結果が一致した旨は、免除報知手段31に表示され、チケット販売員は今回落札者の利用しようとした免除権用パスワードが正当であることを確認することができ、落札者に待ち行列の免除権と引き換えにチケットを時間待ちなしで販売することが可能となる。
【0075】
一方、落札者が自己の行列の免除権を放棄する場合は、落札者が落札者の端末2からその旨の情報を競売システム1に送信すると、競売システム1の処理手段101が、その旨の情報を通信手段104を介して受信し、放棄した待ち行列の免除権と同一の待ち行列の免除権の入札を行うために、当該待ち行列の免除権に対応する新規な免除権用パスワードを免除権記憶手段105に登録する。
【0076】
これによると、放棄した待ち行列の免除権に対しても入札を受け付けるので、他の落札者が行列待ちをせずに商品や役務の提供を受けることが可能となる。
【0077】
本発明は上記実施形態に限らない。例えば、処理手段101は、単一のCPUから構成される場合に限らず、分散処理を行う複数のコンピュータを含んでいてもよい。また、記憶手段は、物理的に単一であるか複数であるかを問わない。
【0078】
〔変形例1〕
【0079】
競売システム1の処理手段101は、正規に購入した上述のコンサートチケットを返却する旨の情報を、通信手段104を介して受信すると、返却したチケットと同一のチケットを待ち行列なしで獲得できる待ち行列の免除権の入札を行うために、当該待ち行列の免除権を免除権用パスワードに関連付けて、免除権記憶手段105に登録する。この待ち行列の免除権の入札は、上述した携帯電話機やPDAのほか、コンサート会場に備えつけの端末を通じて行うようにしてもよい。
【0080】
〔変形例2〕
【0081】
競売システム1は、更に、待ち行列を落札した落札者を確認するための落札者確認情報を格納する落札者確認情報記憶手段(不図示)を備える。そして、処理手段101は、上記入札額を提示した入札者を落札者として決定すると、当該決定した落札者の待ち行列の免除権に対応する免除権パスワードと共に、落札者確認情報を上記落札者確認情報記憶手段から読み出し、この落札者確認情報と上記免除権パスワードとを、免除権用認証システム3に送信するようにしてもよい。落札者確認情報は、例えば、落札者の氏名、服装、身長、性別、顔写真などが考えられる。これによると、落札者を主張する者が本人であるかどうかを、落札者確認情報を通して確認できるため、取引の安全性、確実性を一層高めることが可能となる。例えば、免除権用認証システム3を現地で監視する係員は、ディスプレイなどに表示された顔写真や性別などを参照することにより、落札者を主張する者が本人であるかどうかを、実際に目で見て確認できる。
【0082】
〔第2の実施形態〕
【0083】
図6に第2の実施形態の全体構成を示す。
【0084】
図6に示す第2の実施形態は、前述した第1の実施形態における競売システム1が、商品役務の提供を受けるために行列して待っている提供者と行列を交代する、行列の交代権と、行列して待っている提供者を確認するための提供者確認情報と、行列の交代権を落札した落札者を確認するための落札者確認情報とを関連付けて格納する確認情報DBを有する確認情報記憶手段110を備えている点に特徴を有する。
【0085】
また、競売システム1は、行列の交代権を落札する落札条件を格納した落札条件記憶手段106と、行列の交代権と、提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとを相互に関連付けて格納するパスワードDBを有するパスワード記憶手段111とを備えている点に特徴を有する。
【0086】
なお、競売システム1が、入札者の識別情報と、当該入札者が決済するための決済情報との関連付けを格納する決済情報記憶手段107と、登録会員情報記憶手段108と、外部装置との通信手段104と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段101とを備えている点は、前述した第1の実施形態の場合と同様である。
【0087】
登録会員情報記憶手段108を備えるのは、前述した第1の実施形態の場合と同様に、上述した提供者と入札者がともに、会員として登録されていることを、本システムを利用するための前提条件とするからである。
【0088】
ここで、図6において、符号6は提供者の端末であり、その種類は問わないが、データ通信機能を備えた携帯電話機やPDAなどが好適である。その他の構成は、図1の場合とほぼ同一である。
【0089】
本システムを活用すると、商品や役務の提供を受けるために行列して待っている提供者とその行列を交代して、その商品や役務の提供を受けることが実現できる。
【0090】
これを具体的に説明する。
【0091】
確認情報DBは、図7(A)に示すように、行列の交代権と、提供者確認情報と、落札者確認情報とを相互に関連付けている。
【0092】
ここで、行列の交代権は、商品や役務の提供を受けるために行列に並んでいる者とその行列を交代する権利であればどのような商品や役務に関する権利であるかを問わないが、本実施形態では、待ち行列の交代権を、人気飲食店のサービスを受けるために行列に並んでいる者とその行列を交代する権利であるという前提で話を進める。
【0093】
提供者確認情報は、行列の中から提供者を探し出すための情報であり、例えば、提供者が行列の何列目にいるといった行列の情報、提供者の氏名、服装、身長、性別、顔写真などが含まれる。
【0094】
落札者確認情報は、落札者を探し出すための情報であり、例えば、落札者の氏名、服装、身長、性別、顔写真などが含まれる。
【0095】
パスワードDBは、図7(B)に示すように、行列の交代権と、提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとを相互に関連付けている。提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとは、乱数と暗号を組み合わせたSSL方式に準拠して暗号化されているものとし、処理手段101が、上記両パスワードを暗号化する機能を備えている。
【0096】
本実施形態では、処理手段101は、行列の交代権に対する入札額を通信手段104を介して受け付けるようになっている。
【0097】
処理手段101は、落札条件記憶手段106に格納された落札条件を満たす、上記受け付けた入札額を提示した入札者を落札者として決定するようになっている。
【0098】
処理手段101は、上記決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者確認情報と落札者確認情報とを確認情報記憶手段109の確認情報DBから読み出すようになっている。
【0099】
処理手段101は、上記決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとをパスワード記憶手段111のパスワードDBから読み出すようになっている。
【0100】
処理手段101は、上記読み出した提供者確認情報と、上記読み出した落札者側交代権用パスワードとを、上記決定した落札者の端末2に送信するようになっている。
【0101】
処理手段101は、上記読み出した落札者確認情報と、上記読み出した提供者側交代権用パスワードとを、上記決定した落札者が落札した行列の交代権を提供した提供者の端末6に送信するようになっている。
【0102】
処理手段101は、上記提供者が行列して待っている際に、上記落札者の端末2に送信した落札者側交代権用パスワード及び提供者確認情報に基づいて、上記落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、提供者の端末6から通信手段104を介して受信するようになっている。
【0103】
処理手段101は、上記提供者が行列して待っている際に、提供者の端末6に送信した提供者側交代権用パスワード及び落札者確認情報に基づいて、当該提供者から提示された提供者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、落札者の端末2から通信手段104を介して受信するようになっている。
【0104】
処理手段101は、上記受信した行列の交代権に関連付けられた落札者側交代権用パスワードと、上記受信した行列の交代権に関連付けられた提供者側交代権用パスワードとの対応関係と、上記送信した落札者側交代権用パスワードと、上記送信した提供者側交代権用パスワードとの対応関係とを照合し、照合結果が一致した場合は、行列の交代を許可する旨の情報を落札者の端末2又は/及び提供者の端末6に送信するようになっている。
【0105】
次に、本実施形態の動作を図8に基づいて説明する。
【0106】
本実施形態において、人気飲食店の行列に並んでいる提供者が、その飲食店のサービスの提供を断念し、その行列を交代する、待ち行列の交代権を提供者確認情報と関連付けて、提供者の端末6から競売システム1に送信する。すると、競売システム1が、待ち行列の交代権を提供者確認情報に関連付けて確認情報記憶手段110に登録し、この待ち行列の交代権に対する入札を募るという前提で話を進める。
【0107】
図8は、競売システム1の処理を示すフローチャートである。
【0108】
入札者が、入札者の端末2から、通信ネットワーク5を介して競売システム1に接続し、上述した人気飲食店のサービスを受けるための待ち行列の交代権に対する入札額と入札者の識別情報とを競売システム1に送信する。すると、競売システム1の処理手段101は、待ち行列の交代権に対する入札額と、入札者の識別情報とを関連付けて、入札者の端末2から通信手段104を介して受け付ける(S301)。
【0109】
処理手段101は、落札条件記憶手段106に格納された落札条件を満たす、上記入札額を提示した入札者を落札者として決定する(S302)。ここで、落札条件は、種々の条件が考えられるが、本実施形態では、提供者が希望する入札額を最初に提示した入札者が落札するという条件を想定する。この落札条件は上述した提供者が提示しているものと想定する。
【0110】
処理手段101は、決定した落札者の識別情報に関連付けられた決済情報を決済情報記憶手段107から読み出し、この決済情報に基づく決済を上記落札者が提示した入札額に対して行わせるために、上記読み出した決済情報と、上記決定した落札者が提示した入札額とを関連付けて、通信手段104を介して、外部の決済システム4に送信する(S303)。
【0111】
処理手段101は、決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する、提供者確認情報と落札者確認情報とを確認情報記憶手段110の確認情報DBから読み出すと共に、上記決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する、提供者側交代権用パスワードと落札者側交代権用パスワードとをパスワード記憶手段111のパスワードDBから読み出す(S304)。
【0112】
処理手段101は、上記読み出した落札者確認情報と、上記読み出した提供者側交代権用パスワードとを、上記決定した落札者が落札した行列の交代権を提供した提供者の端末6に送信する(S305)。この送信の方法は、電子メール、FAX、電話、URL等で行う方法がある。
【0113】
処理手段101は、上記読み出した提供者確認情報と、上記読み出した落札者側交代権用パスワードとを、上記決定した落札者の端末2に送信する(S306)。落札者の端末2は、持ち運び可能な携帯電話機やPDAが好適である。落札者が提供者を探す必要があるためである。
【0114】
図9(A)は、落札者の端末2が競売システム1から受信した落札者側交代権用パスワードと提供者確認情報とを表示する画面の一例である。
【0115】
この図9(A)に示す画面には、落札者側交代権用パスワード、提供者確認情報、人気飲食店名、行列の場所、行列の日時、落札額、提供者側交代権用パスワードの入力欄が含まれる。この入力欄については、後述する。提供者確認情報は、例えば、提供者の氏名、提供者の服装、容姿、顔写真、性別、身長などに関する情報が想定され、落札者は、上述の提供者確認情報を確認しつつ、行列して待っている提供者を探し出す。そして、落札者が提供者を探し出すと、落札者は、その提供者に落札者側交換権用パスワードを提示する。
【0116】
図9(B)は、提供者の端末6が競売システム1から受信した提供者側交代権用パスワードと落札者確認情報とを表示する画面の一例である。
【0117】
この図9(B)に示す画面には、提供者側交代権用パスワード、落札者確認情報、商品役務名、落札額、落札者側交代権用パスワードの入力欄が含まれる。この入力欄については、後述する。落札者確認情報は、例えば、落札者の氏名や服装、容姿、顔写真、性別、身長などに関する情報が想定され、提供者は、上述の落札者確認情報を確認しつつ、行列の交代権を落札した落札者を探し出す。そして、提供者が落札者を確認すると、提供者は、その落札者に提供者側交換権用パスワードを提示する。
【0118】
提供者は、行列して待っている際に、端末6を操作して、落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて入力する。この入力の方法は、例えば、端末6に表示された図9(B)に示す画面上の入力欄に上述した落札者側交代権用パスワードを入力する方法が該当するが、これに限らない。
【0119】
そして、提供者が、端末6から上述した落札者側交代権用パスワードを競売システム1に送信する。すると、競売システム1の処理手段101は、上記落札者の端末2に送信された落札者側交代権用パスワード及び提供者確認情報に基づいて、上記落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、上記提供者の端末6から通信手段104を介して受信する(S307)。
【0120】
落札者は、提供者が行列して待っている際に、端末2を操作して、提供者から提示された提供者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて入力する。この入力の方法は、例えば、端末6に表示された図9(A)に示す画面上の入力欄に上述した落札者側交代権用パスワードを入力する方法が該当するが、これに限らない。
【0121】
そして、落札者が、端末2から上述した提供者側交代権用パスワードを競売システム1に送信する。すると、競売システム1の処理手段101は、上記提供者の端末2に送信された提供者側交代権用パスワード及び落札者確認情報に基づいて、上記提供者から提示された提供者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、上記落札者の端末2から通信手段104を介して受信する(S308)。
【0122】
処理手段101は、端末6から受信した行列の交代権に関連付けられた落札者側交代権用パスワードと、端末2から受信した提供者側交代権用パスワードとの対応関係と、上記送信した落札者側交代権用パスワードと、上記送信した提供者側交代権用パスワードとの対応関係とを照合し、照合結果が一致した場合は、行列の交代を許可する旨の情報を上記提供者の端末6及び落札者の端末2に送信する(S309)。なお、処理手段101は、端末6又は端末2の一方に送信するようにしてもよい。
【0123】
提供者と落札者が、端末に表示された、行列を交代を許可する旨の情報を確認すると、提供者は落札者と行列を交代する。
【0124】
このように、本実施形態によると、競売システム1の処理手段101が、行列の交代権を落札した端末2に対し、落札者側交代権用パスワードと提供者確認情報とを送信すると共に、提供者側交代権用パスワードと落札者確認情報とを提供者の端末6に送信する。そして、処理手段101が、落札者側交代権用パスワードと提供者側交代権用パスワードとの対応関係の一致性を認めた場合に、行列の交代を許可する旨の情報を提供者の端末6及び落札者の端末2に送信する。したがって、提供者は、行列に並んでいた時間を金銭価値に換えることが可能となると共に、落札者は、金銭価値と引き換えに提供者と行列を交代して人気飲食店のサービスを受けることが可能となる。
【0125】
また、本実施形態によると、処理手段が決済情報と落札額とを決済システムに送信するので、落札者に対し決済を行うことが可能となる。したがって、提供者は行列に並んだ時間に対する対価を受け取ることが可能となる。
【0126】
〔変形例〕
【0127】
上記実施形態では、処理手段101が、落札者側交代権用パスワードと提供者側交代権用パスワードとの対応関係を照合する手順を示したが、処理手段101が、落札者側交代権用パスワード又は提供者側交代権用パスワードの一方を順次照合することも可能である。次に述べる照合手順は、落札者側交代権用パスワード、提供者側交代権用パスワードの順序で順次照合する場合で説明しているが、提供者側交代権用パスワード、落札者側交代権用パスワードの順序で順次照合するようにしてもよい。
【0128】
例えば、上述したステップS307、ステップS308の受信処理において、まず、競売システム1の処理手段101は、提供者が行列して待っている際に、上述の落札者の端末2に送信された提供者確認情報及び落札者側交代権用パスワードとに基づいて、落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを待ち行列の免除権に関連付けて、提供者の端末6から通信手段104を介して受信する(S307−1)。
【0129】
続いて、処理手段101は、受信した落札者側交代権用パスワードと、上述したステップS306の送信処理における落札者側交代権用パスワードとを照合し、照合結果が一致した場合は、提供者側交代権用パスワードの送信を落札者の端末2に要求する(S307−2)。
【0130】
次に、処理手段101は、提供者が行列して待っている際に、上述の提供者の端末6に送信された落札者確認情報及び提供者側交代権用パスワードとに基づいて、提供者から提示された落札者側交代権用パスワードを待ち行列の免除権に関連付けて、落札者の端末2から通信手段104を介して受信する(S308−1)。
【0131】
そして、上述したステップS309の送信処理において、処理手段101は、当該受信した提供者側交代権用パスワードと、上述したステップS305の送信処理における提供者側交代権用パスワードとを照合し、照合結果が一致した場合は、行列の交代を許可する旨の情報を提供者の端末6及び落札者の端末2に送信するようにしてもよい(S309−1)。
【0132】
本発明は上記実施形態に限らない。例えば、処理手段101は、単一のCPUから構成される場合に限らず、分散処理を行う複数のコンピュータを含んでいてもよい。また、記憶手段は、物理的に単一であるか複数であるかを問わない。入札者の端末2および提供者の端末6は、本実施形態では別個独立した場合を例示したが、単一の端末装置を、パスワードの設定等により、入札者の端末あるいは提供者の端末として機能させるようにしてもよい。
【0133】
【発明の効果】
【0134】
本発明によると、競売システムが、待ち行列の交代権の落札者を決定すると共に、当該交代権に対応する落札者側パスワードと提供者側パスワードとの対応関係を照合して行列の交代を許可する旨の情報を落札者の端末又は/及び提供者の端末に送信するので、落札者は、待ち行列の交代権を落札することによって、行列を交代して商品や役務の提供を受けることができると共に、提供者は、待ち時間に対する対価を受け取ることができる。
【0135】
競売システムが、決済情報と落札額とを決済システムに送信する場合は、落札者は落札額に対する決済を確実に行うことができる。
【0137】
このように、商品や役務の提供を受けるための待ち時間や手間、労力を金銭価値と引き換えて商品や役務の提供を優先して獲得するという、従来にない待ち行列の交代方法及び競売システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すシステムの構成図である。
【図2】図1に示すデータベースのデータ構造である。
【図3】図1に示す競売システムの処理を示すフローチャートである。
【図4】免除権用パスワードを含む表示画面の一例である。
【図5】図1に示す免除権用認証システムの処理を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施形態を示す競売システムの構成図を示す
【図7】図6に示すデータベースのデータ構造図である。
【図8】図6に示す競売システムの処理を示すフローチャートである。
【図9】落札者側交代権用パスワードと提供者確認情報とを表示する画面の一例である。
【符号の説明】
1 競売システム
2 入札者の端末
3 免除権用認証システム
4 決済システム
5 通信ネットワーク
6 提供者の端末
31 免除報知手段
101 処理手段
102 入力手段
103 表示手段
104 通信手段
105 免除権記憶手段
106 落札条件記憶手段
107 決済情報記憶手段
108 登録会員情報記憶手段
109 情報の記憶手段
110 確認情報記憶手段
111 パスワード記憶手段

Claims (3)

  1. 商品役務の提供を受けるために行列して待っている提供者の端末と、前記提供者と行列を交代する、行列の交代権の競売システムと、前記行列の交代権に対する入札を行う入札者の端末とを備えるコンピュータシステムにおいて用いられる待ち行列の交代方法であって、
    前記競売システムが、商品役務の提供を受けるために行列して待っている提供者と行列を交代する、行列の交代権と、前記行列して待っている提供者を確認するための提供者確認情報と、前記行列の交代権を落札した落札者を確認するための落札者確認情報とを関連付けて格納する確認情報記憶手段と、前記行列の交代権を落札する落札条件を格納した落札条件記憶手段と、前記行列の交代権と、提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとを関連付けて格納するパスワード記憶手段と、外部装置との通信手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備えると共に、
    前記入札者の端末が、
    a)行列の交代権に対する入札額を前記競売システムに送信するステップを実行し、
    前記競売システムの処理手段が
    b1)行列の交代権に対する入札額を前記通信手段を介して受け付けるステップと、
    b2)前記落札条件記憶手段に格納された落札条件を満たす、前記受け付けた入札額を提示した入札者を落札者として決定するステップと、
    b3)当該決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者確認情報と落札者確認情報とを前記確認情報記憶手段から読み出すステップと、
    b4)前記b2ステップで決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者側交代権用パスワードと落札者側交代権用パスワードとを前記パスワード記憶手段から読み出すステップと、
    b5)前記b3ステップで読み出した提供者確認情報と、前記b4ステップで読み出した落札者側交代権用パスワードとを、前記b2ステップで決定した落札者の端末に送信するステップと、
    b6)前記b3ステップで読み出した落札者確認情報と、前記b4ステップで読み出した提供者側交代権用パスワードとを、前記b2ステップで決定した落札者が落札した行列の交代権を提供した提供者の端末に送信するステップと、を実行し、
    前記提供者の端末が、
    c)当該提供者が行列して待っている際に、前記落札者の端末に送信された落札者側交代権用パスワード及び提供者確認情報に基づいて、前記落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、前記競売システムに送信するステップを実行し、
    前記落札者の端末が、
    d)前記提供者が行列して待っている際に、前記提供者の端末に送信された提供者側交代権用パスワード及び落札者確認情報に基づいて、前記提供者から提示された提供者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、前記競売システムに送信するステップを実行し、
    前記競売システムの処理手段が、
    e)前記cステップの提供者の端末から受信した、前記行列の交代権に関連付けられた落札者側交代権用パスワードと、前記dステップの落札者の端末から受信した、前記行列の交代権に関連付けられた提供者側交代権用パスワードとの対応関係と、前記b5ステップで送信した落札者側交代権用パスワードと、前記b6ステップで送信した提供者側交代権用パスワードとの対応関係とを照合し、照合結果が一致した場合は、行列の交代を許可する旨の情報を前記落札者の端末又は/及び前記提供者の端末に送信するステップ、
    を実行することを特徴とした待ち行列の交代方法。
  2. 請求項記載の待ち行列の交代方法に用いられる競売システムであって、
    前記競売システムは、
    商品役務の提供を受けるために行列して待っている提供者と行列を交代する、行列の交代権と、前記行列して待っている提供者を確認するための提供者確認情報と、前記行列の交代権を落札した落札者を確認するための落札者確認情報とを関連付けて格納する確認情報記憶手段と、前記行列の交代権を落札する落札条件を格納した落札条件記憶手段と、前記行列の交代権と、提供者側交代権用パスワードと、落札者側交代権用パスワードとを関連付けて格納するパスワード記憶手段と、外部装置との通信手段と、これら各手段の動作を制御する情報の処理手段とを備え、
    前記処理手段は、
    a)行列の交代権に対する入札額を前記通信手段を介して受け付けるステップと、
    b)前記落札条件記憶手段に格納された落札条件を満たす、前記受け付けた入札額を提示した入札者を落札者として決定するステップと、
    c)当該決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者確認情報と落札者確認情報とを前記確認情報記憶手段から読み出すステップと、
    d)前記bステップで決定した落札者が落札した行列の交代権に対応する提供者側交代権用パスワードと落札者側交代権用パスワードとを前記パスワード記憶手段から読み出すステップと、
    e)前記cステップで読み出した提供者確認情報と、前記dステップで読み出した落札者側交代権用パスワードとを、前記bステップで決定した落札者の端末に送信するステップと、
    f)前記cステップで読み出した落札者確認情報と、前記dステップで読み出した提供者側交代権用パスワードとを、前記bステップで決定した落札者が落札した行列の交代権を提供した提供者の端末に送信するステップと、
    g)前記提供者が行列して待っている際に、前記eステップの落札者の端末に送信した落札者側交代権用パスワード及び提供者確認情報に基づいて、前記落札者から提示された落札者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、前記提供者の端末から前記通信手段を介して受信するステップと、
    h)前記提供者が行列して待っている際に、前記fステップの提供者の端末に送信した提供者側交代権用パスワード及び落札者確認情報に基づいて、当該提供者から提示された提供者側交代権用パスワードを行列の交代権に関連付けて、前記落札者の端末から前記通信手段を介して受信するステップと、
    j)前記gステップで受信した行列の交代権に関連付けられた落札者側交代権用パスワードと、前記hステップで受信した行列の交代権に関連付けられた提供者側交代権用パスワードとの対応関係と、前記eステップで送信した落札者側交代権用パスワードと、前記fステップで送信した提供者側交代権用パスワードとの対応関係とを照合し、照合結果が一致した場合は、行列の交代を許可する旨の情報を前記落札者の端末又は/及び前記提供者の端末に送信するステップと、
    を実行することを特徴とした競売システム。
  3. 請求項記載の競売システムにおいて、
    前記競売システムが、入札者の識別情報と、当該入札者が決済するための決済情報との関連付けを格納する決済情報記憶手段を備え、
    前記処理手段は、
    前記行列の交代権に対する入札額と入札者の識別情報とを関連付けて、前記通信手段を介して受け付け、前記落札条件記憶手段に格納された落札条件を満たす、前記bステップの落札者を決定すると、当該決定した落札者の識別情報に関連付けられた決済情報を前記決済情報記憶手段から読み出し、当該読み出した決済情報に基づく決済を前記落札者が提示した入札額に対して行わせるために、前記読み出した決済情報と前記決定した落札者が提示した入札額とを関連付けて、前記通信手段を介して、外部の決済システムに送信することを特徴とした競売システム。
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