JP3579866B2 - 周波数分解能測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、聴覚の周波数分解能を測定する周波数分解能測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、最も頻繁に行われている難聴者の聴覚特性検査は、聴力検査(オージオグラムの測定)と語音明瞭度検査である。聴力検査では、難聴者の最小可聴閾値の周波数特性を知ることができ、語音明瞭度検査では、難聴者の言葉の聞き取り能力を知ることができる。
しかし、難聴者の聴覚特性は個人毎に様々であるので、これら2つの方法のみでは、その複雑な聴覚特性の一端しか把握できないと考えられている。
【0003】
一般に、難聴者は、聴力の低下及び言葉の聞き取り能力の低下に加えて、周波数分解能が低下していると言われている。ここで、周波数分解能とは、周波数が異なる2つの音を聞き分ける能力である。健聴者は、例えば、1kHzと1.2kHzといった周波数が近接した2つの音を聞き分けることができるが、周波数分解能が低下した難聴者は、これら2つの音を聞き分けることができない。
【0004】
この周波数分解能の低下の度合いが大きくなると、言葉の聞き取り能力が低下したり、雑音下での音声弁別能力が低下したりする。この周波数分解能の低下の度合いを知ることは、難聴の診断、難聴者の聴覚特性の把握、補聴器フィッティング等においては非常に有益である。
【0005】
従来、この種の装置として特許第2723780号公報に記載されている聴覚機能検査装置が知られている。この聴覚機能検査装置は、2種類のノッチノイズと検出音からなる検査音を、ノッチノイズの音圧に対する検出音の音圧の比を変化させて生成する信号生成部と、被験者に検査音を出力する検査音出力手段と、被験者の2種類のノッチノイズそれぞれの負荷条件下での検出音の検出閾値を検出する検出閾値検出手段と、その検出閾値検出手段により検出された2種類の検出閾値の差を算出する計算手段とを備えるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この聴覚機能検査装置は、周波数分解能が低下しているか否かを比較的短時間で測定することができるものの、被験者が難聴者である場合、測定不能となることが多いという問題があった。即ち、この聴覚機能検査装置は、純音などの信号音にノイズを重畳したうえで信号音の最小可聴閾値(threshold of audibility)の検出を行う。
しかし、難聴者では当然ながら最小可聴閾値が健聴者よりも上昇している上に、ノッチノイズを重畳すれば更に信号音の検出レベル閾値は上昇する。加えて、仮にその難聴者の周波数分解能が劣化していれば、ノッチノイズの影響は健聴者に比べて大きくなるので、聴力劣化が大きい高・重度難聴者では、信号音のレベルが検査装置の最大出力レベルに達しても信号音が検出できない(測定不能・スケールアウト)場合が多かった。
【0007】
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、聴覚の周波数分解能を短時間で測定でき、かつ、被験者が難聴者であっても測定不能になりにくい周波数分解能測定装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、周波数と音圧レベルを所定値に設定した検出音に、所定のノッチ幅のノッチノイズを加算して検査音とする加算部と、この加算部が出力する検査音を被験者に提示する受話器と、前記ノッチノイズに所望のノッチ幅のノッチを形成するノッチ幅設定部と、被験者が前記検査音から前記検出音を認識できた限界ノッチ幅を表示するノッチ幅表示部を備え、前記検査音を被験者に提示して前記ノッチノイズのノッチ幅を広げながら被験者が前記検査音から前記検出音を認識できる限界ノッチ幅を得るものである。
【0009】
請求項2に係る発明は、周波数と音圧レベルを所定値に設定した検出音に、所定のノッチ幅のノッチノイズを加算して検査音とする加算部と、この加算部が出力する検査音を被験者に提示する受話器と、前記ノッチノイズに所望のノッチ幅のノッチを形成するノッチ幅設定部と、被験者が前記検査音から前記検出音を認識できた限界ノッチ幅を表示するノッチ幅表示部を備え、前記検査音を被験者に提示して前記ノッチノイズのノッチ幅を狭めながら被験者が前記検査音から前記検出音を認識できる限界ノッチ幅を得るものである。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の周波数分解能測定装置において、前記検出音の音圧レベルを被験者の最小可聴閾値又は、この最小可聴閾値に所定レベルを上乗せした音圧レベルに設定したものである。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項1記載の周波数分解能測定装置において、前記所定のノッチ幅を健聴者の限界ノッチ幅に設定したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る周波数分解能測定装置の構成図、図2は同じくフローチャート、図3は同じく検査音の概念図、図4は人の聴覚の周波数分解能を表した物理的なモデル図である。
【0013】
本発明に係る周波数分解能測定装置は、図1に示すように、ノイズ生成部1、ノイズレベル設定部2、ノッチ幅設定部3、検出音信号生成部4、検出音信号レベル設定部5、加算部6、受話器7、ノッチ幅表示部8等からなる。
ノイズ生成部1は、ノイズ信号、例えば、ホワイトノイズ信号を出力する機能を有する。
【0014】
ノイズレベル設定部2は、ノイズ生成部1が出力するノイズ信号のレベルを較正されたレベルに設定すると共に、受話器7が出力する音圧のレベルを表示する機能を有する。ここで、較正されたレベルとは、受話器7にカップラ等の音響負荷を取り付け、この音響負荷に所望の音圧を発生させる信号のレベルをいう。例えば、表示がLn[dBSPL]になるように較正レベルを設定したとき、ノイズレベル設定部2は、音響負荷に1[Hz]当たりLn[dBSPL]の音圧が発生するような出力レベルのノイズを出力する。
【0015】
ノッチ幅設定部3は、ノイズレベル設定部2が出力するノイズ信号に、所望の周波数を中心周波数とする所望のノッチ幅のノッチを形成する機能と共に、そのときのノッチ幅の値を示す電気信号を外部に出力する機能を有する。
検出音信号生成部4は、検出音信号即ち、所定の周波数の正弦波信号を出力する機能を有する。
【0016】
検出音信号レベル設定部5は、検出音信号生成部4が出力する検出音信号を較正されたレベルに設定すると共に、受話器7が出力する音圧のレベルを表示する機能を有する。ここで、較正されたレベルとは、受話器7にカップラ等の音響負荷を取り付け、この音響負荷に所望の音圧を発生させる信号のレベルをいう。例えば、表示がLd[dBSPL]になるように較正レベルを設定したとき、検出音信号レベル設定部5は、音響負荷にLd[dBSPL]の音圧が発生するような出力レベルの検出音信号を出力する。
【0017】
加算部6は、ノッチ幅設定部3が出力するノイズ信号と、検出音信号レベル設定部5が出力する正弦波信号(検出音信号)を加算(重畳)して、検査音信号とする機能を有する。
受話器7は、加算部6が出力する電気信号(検査音信号)を電気音響変換し、この電気信号に基づく音響信号を検査音として出力する機能を有する。
ノッチ幅表示部8は、ノッチ幅設定部3が出力するノッチ幅に応じた電気信号に基づいてノッチ幅を表示する機能を有する。
【0018】
以上のように構成した周波数分解能測定装置の動作について、図2に示すフローチャートより説明する。
先ず、ステップSP1において、操作者は検出音信号生成部4を操作して、検出音信号生成部4が出力する検出音信号の周波数を周波数分解能を測定したい周波数fに設定する。このとき、ノッチ幅設定部3が出力するノイズ信号が加算部6に入力するのを防止するため、スイッチSw1をオフ状態にしておく。また、調整に伴う雑音が受話器7から出力されるのを防止するため、スイッチSw2をオフ状態にしておく。
【0019】
次いで、ステップSP2において、操作者は受話器7が出力する検出音の音圧を被験者の最小可聴閾値T[dBSPL]にするために、予め検出音信号レベル設定部5の出力を小さな値に調整しておく。この後、スイッチSw2をオン状態にして、検出音を被験者に提示する。
【0020】
被験者が、このときの検出音が聴きとれない旨を合図すると、操作者は、検出音信号レベル設定部5を操作して検出音信号レベルをわずかに上昇させ、再度、被験者に検査音を提示する。被験者から聴きとれた旨の合図を得るまで、この操作を繰り返す。聴きとれた旨の合図があると、このステップSP2を終了する。ステップSP2が終了した時点において、検出音信号レベル設定部5が出力する検出音信号のレベルは、その被験者の最小可聴閾値T[dBSPL]に設定されている。
【0021】
次いで、ステップSP3において、スイッチSw1をオン状態にした後、ノイズレベル設定部2を操作して、ノイズレベル設定部2が出力するノイズの1Hz当たりx[dBSPL]を設定をする。ここでは、x=T[dBSPL]としている。なお、TはステップSP2において得られた検出音信号のレベルである。
【0022】
次いで、ステップSP4において、ノッチ幅設定部3を操作して、ノッチ幅設定部3が出力するノイズのノッチ幅gを所定の値に設定する。ここで、ノッチ幅gは、g=Δf/fcで表される。但し、Δfはノイズから検査音までの周波数である。また、fcはノッチの中心周波数であり、ここではステップSP1において設定した検出音信号生成部4の周波数fと一致させている。また、ノッチ幅gは、2に設定している。
【0023】
ここまでのステップSP1〜SP3によって得られた検査音信号、即ち加算部6の出力信号(検出音信号+ノイズ信号)の周波数スペクトルは、図3に示すようになる。
【0024】
次に、ステップSP5において、被験者に検査音を提示する。即ち、スイッチSw2をオン状態にすることにより、加算部6が出力する検査音信号は受話器7によって電気音響変換され、検査音信号に基づく検査音が被験者に提示される。
【0025】
ステップSP6において、被験者が検査音中の検出音を聴きとれたか否かの判定を行う。即ち、操作者は被験者に対して、検査音中の検出音を聴きとれたか否かを質問する。検査音中に検出音が含まれていることを被験者が知覚できたときは、ステップSP7、ステップSP5の処理を順次実行する。
【0026】
ステップSP7において、操作者は、ノッチ幅gをわずかに小さい値に設定し直す。即ち、Δfをわずかに小さい値に設定する。被験者が検査音中に検出音が含まれていることを知覚できなくなるまで、ステップSP5,SP6,SP7を繰り返す。即ち、極限法に基づいて、被験者が検査音中の検出音を知覚できるか否かの限界のノッチ幅(限界ノッチ幅g’)を求める。
【0027】
そして、ステップSP6において、検査音中に検出音が含まれていることを被験者が知覚できないときはステップSP8に進み、操作者はノッチ幅表示部9が表示する限界ノッチ幅g’を読み取り、周波数分解能測定は終了する。
【0028】
人の聴覚の周波数分解能を表す物理的なモデルとして、図4に示すような特性を備えるフィルタバンク、即ち、狭帯域フィルタを複数個組み合わせて帯域フィルタバンクを構成するフィルタ装置が提案されている。図4において、狭帯域フィルタの裾野の広がりが大きい(点線)場合は、周波数分解能が低下した人の聴覚モデルであり、裾野の広がりが小さい(実線)場合、周波数分解能が正常な人の聴覚モデルを表している。なお、太実線は、反応した聴覚フィルタを示す。
【0029】
ステップSP8において得られた限界ノッチ幅g’は、中心周波数をfとする人の聴覚を構成する狭帯域フィルタの裾野の広がりの程度を表している、即ち、測定周波数fにおける聴覚の周波数分解能を表していると考えられている。限界ノッチ幅g’の値が大きいときは、人の聴覚を構成する狭帯域フィルタの裾野が広がっていることを意味し、逆の場合は、裾野が広がっていないことを意味する。実験によれば、限界ノッチ幅g’は相当の精度で聴覚の周波数分解能を表す値と一致する。
【0030】
なお、上述の実施の形態のステップSP2において、検出音のレベルx[dBSPL]として、被験者の最小可聴閾値に相当するレベルT[dBSPL]を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、検出音のレベルを被験者の最小可聴閾値に相当するレベルより幾分上昇させても、例えば、x=T+5[dBSPL]としてもよい。
【0031】
検出音のレベルを被験者の最小可聴閾値に設定して本測定をおこなった場合、検出音信号レベルが検知限界レベルになるため、検査音中の検出音が知覚できたか否かを判定することが非常に困難になる可能性がある。検出音のレベルを被験者の最小可聴閾値に相当するレベルより幾分上昇させたことにより、被験者は判定をしやすくなる。
【0032】
また、上述の実施の形態のステップSP3において、ノイズレベル設定部2を操作して、ノイズレベル設定部2が出力するノイズのレベルyをy=x[dBSPL]に設定した場合を説明したが、ノイズのレベルを幾分上昇させても下降させてもよい。例えば、y=x+5[dBSPL]としてもよい。
【0033】
また、上述の実施の形態においては、検出音信号生成部4が出力する検出音信号の周波数と、ノッチ幅設定部3の設定するノッチノイズの中心周波数を一致させた(f=fc)場合について説明したが、必ずしも、一致させる必要はなく、ノッチ幅内に検出音信号が含まれていればよい。
【0034】
更に、上述の実施の形態においては、被験者の限界ノッチ幅を求めるのに際し、はじめにノッチノイズを広く設定して検査音を提示し、被験者が検査音から検出音を知覚できる場合、徐々にノッチノイズのノッチ幅を狭くして再度検査音を提示する手順を説明したが、限界ノッチ幅が求まればよいのであるから、はじめにノッチノイズを狭く設定して検査音を提示し、被験者が検査音から検出音を知覚できない場合、徐々にノッチノイズのノッチ幅を広げる手順としてもよい。
【0035】
上述の実施の形態においては、ステップSP4において、測定開始時のノッチ幅gを2としたが、本発明はこれに限らず、測定開始時のノッチ幅gの値として、健聴者の平均的なノッチ幅(標準ノッチ幅)に設定し、ノッチ幅gの値を徐々に大きくするようにしてもよい。このようにすることにより、被験者の周波数分解能が健聴者よりも劣化しているか否かの判定を容易に行うことができる。
【0036】
また、上述の実施の形態においては、検出音のレベルの設定(ステップSP2)に際し、いわゆる極限法を用いた場合について説明したが、検出音を加算した検査音と検出音を加算していない検査音のいずれかから選択させる二者強制選択法(Two alternative forced choice)等の心理物理測定法に基づいて設定してもよい。
【0037】
更に、上述の実施の形態においては、限界ノッチ幅g’を求めるに際し、極限法を用いた場合について説明したが、二者強制選択法等の心理物理測定法に基づいて求めてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、最小可聴閾値が高い、高・重度難聴者においても、検査装置がスケールアウトすることなく周波数分解能を測定できる。
【0039】
請求項2に係る発明によれば、最小可聴閾値が高い、高・重度難聴者においても、検査装置がスケールアウトすることなく周波数分解能を測定できる。
【0040】
請求項3に係る発明によれば、被験者が検出音信号を検知できたか否かの判定を容易に行うことができる。
【0041】
請求項4に係る発明によれば、被験者の周波数分解能が健聴者よりも劣化しているか否かの判定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周波数分解能測定装置の構成図
【図2】本発明に係る周波数分解能測定装置のフローチャート
【図3】本発明に係る周波数分解能測定装置において用いる検査音の概念図
【図4】人の聴覚の周波数分解能を表した物理的なモデル図
【符号の説明】
1…ノイズ生成部、2…ノイズレベル設定部、3…ノッチ幅設定部、4…検出音信号生成部、5…検出音信号レベル設定部、6…加算部、7…受話器、8…ノッチ幅表示部。

Claims (4)

  1. 周波数と音圧レベルを所定値に設定した検出音に、所定のノッチ幅のノッチノイズを加算して検査音とする加算部と、この加算部が出力する検査音を被験者に提示する受話器と、前記ノッチノイズに所望のノッチ幅のノッチを形成するノッチ幅設定部と、被験者が前記検査音から前記検出音を認識できた限界ノッチ幅を表示するノッチ幅表示部を備え、前記検査音を被験者に提示して前記ノッチノイズのノッチ幅を広げながら被験者が前記検査音から前記検出音を認識できる限界ノッチ幅を得ることを特徴とする周波数分解能測定装置
  2. 周波数と音圧レベルを所定値に設定した検出音に、所定のノッチ幅のノッチノイズを加算して検査音とする加算部と、この加算部が出力する検査音を被験者に提示する受話器と、前記ノッチノイズに所望のノッチ幅のノッチを形成するノッチ幅設定部と、被験者が前記検査音から前記検出音を認識できた限界ノッチ幅を表示するノッチ幅表示部を備え、前記検査音を被験者に提示して前記ノッチノイズのノッチ幅を狭めながら被験者が前記検査音から前記検出音を認識できる限界ノッチ幅を得ることを特徴とする周波数分解能測定装置
  3. 前記検出音の音圧レベルを被験者の最小可聴閾値又は、この最小可聴閾値に所定レベルを上乗せした音圧レベルに設定した請求項1又は2記載の周波数分解能測定装置
  4. 前記所定のノッチ幅を健聴者の限界ノッチ幅に設定した請求項1記載の周波数分解能測定装置
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