JP3579841B2 - 洗濯機モータの速度制御方法及びその装置 - Google Patents

洗濯機モータの速度制御方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、洗濯機モータの速度制御方法及びその装置に係り、特に洗濯機モータを位相制御して、洗濯機モータの回転数及び回転方法を変化させるための洗濯機モータの速度制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の洗濯機モータの速度制御装置を、松下のLow Noise TYPE(G−Series)モータのカタログで示される図1を参照して説明すると、下記のようである。
従来の洗濯機モータの速度制御装置は、図1に示されるように、洗濯機モータ7の回転数を検索して出力するタコゼネレータ6と、タコゼネレータ6から出力される信号を整流及び平滑して直流電源を出力する整流回路部1と、回転速度を設定する可変抵抗8と、整流回路部1の出力信号と可変抵抗8によって可変された信号とを比べる第1比較部3と、三角パルスの信号を発生する三角波発生部2と、三角波発生部2から出力される三角パルスと第1比較部3から出力される信号とを比較する第2比較部4と、第2比較部4から出力される信号をトリガして洗濯機モータ7の駆動を制御するトリガ部5と、トリガ部5から出力される制御信号に基づいて洗濯機モータ7の駆動電源をオン/オフとするトライアック9とから構成される。
【0003】
このように構成される従来の洗濯機モータの速度制御装置の動作を説明すると、下記のようである。
タコゼネレータ6から出力されるタコ信号は、洗濯機モータ7の回転数に比例する正弦波電圧として出力されるが、この正弦波電圧は、整流回路部1で整流されて直流電圧に変換される。整流回路部1から出力される直流電圧は、第1比較部3で回転速度を設定する可変抵抗8による電圧と比較された後、三角波発生部2から発生された三角パルスと第2比較部4で比較される。第2比較部4から出力される信号は、トリガ部5を通じてトライアック9のゲートをトリガして、交流電源の位相を制御する。これにより、洗濯機モータ7の入力電源が可変して洗濯機モータ7の速度を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の洗濯機モータの速度制御装置は、洗濯機モータを正回転及び逆回転させることができなく、正回転及び逆回転に回転方法を制御するためには、洗濯機モータ7の捲線を交替するスイッチを外部に連結して洗濯機モータ7を停止した後、スイッチを切り換えて洗濯機モータ7の回転方向を変更しなければならならず、また、洗濯機モータ7の回転数を検出するタコゼネレータ6から出力される正弦波信号が整流回路部1で直流電圧の信号に変換されるために、精密度が落ちて洗濯機モータ7の回転数の変動が激しくなるので、制御が複雑で不安全であるという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、洗濯機モータに印加される入力電圧の位相を制御し、洗濯機モータの回転方向と回転数を制御して、洗濯機の水流が自由に調整できるようにするための洗濯機モータの速度制御方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための洗濯機モータの速度制御方法は、常用電源周波数の半周期毎に洗濯機モータの実際の速度を検出する実際速度の検出段階と、前記検出された実際の速度と指令速度を比べて速度エラーを検出する速度エラー検出段階と、前記検出された速度エラーを利用して速度の状態を判断する速度状態の判断段階と、前記判断された速度の状態によって比例積分の補償値を算出する比例積分補償値の算出段階と、前記算出された比例積分の補償値を角度値に換算する角度値換算段階と、及び前記換算された角度値を利用して洗濯機モータの速度を制御する洗濯機モータの速度制御段階と、洗濯物の量によって洗濯機モータの指令速度を決定し、洗濯機モータを駆動させる洗濯機モータの指令速度の決定及び駆動段階を含み、前記洗濯機モータの指令速度の決定及び駆動段階は、洗濯物の量を感知するため所定の短い時間の間に洗濯機モータを初期駆動させる段階と、前記洗濯機モータの初期駆動段階の遂行時、前記洗濯機モータに流れる電流量を検出する段階と、前記検出された電流量を洗濯機モータの速度−トルク特性曲線に対比して100%負荷時に対する電流量の比で洗濯物の量を判別し負荷量を判別する段階と、前記判別された負荷量によるパターンを適用して洗濯機モータの位相角を決める段階と、前記決められた位相角を利用して洗濯機モータの指令速度を決定する段階と、洗濯物の量の変化を検出する洗濯物量の変化検出段階と、前記洗濯物量の変化検出段階の遂行の結果、洗濯物の量が変化した場合には前記洗濯機モータの速度決定段階を繰り返して行う洗濯物量の変化遂行段階と、及び、前記洗濯物量の変化検出段階の遂行の結果、洗濯物の量が変化していない場合には前記洗濯機モータの指令速度で洗濯機モータを駆動させる洗濯機モータの駆動段階とによって行われることを特徴とする。
【0007】
なお、上記目的を達成するための洗濯機モータの速度制御装置の実施例1は、洗濯機モータの回転数を感知する速度感知手段と、前記速度感知手段から出力される洗濯機モータの回転数によって洗濯機モータの回転速度、回転方向、及び停止を制御する指令信号を出力するマイコンと、前記マイコンから出力される洗濯機モータの回転速度を制御する指令信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、交流電圧のゼロクロシングポイントに同期して三角パルスを発生させる三角波発生手段と、前記D/A変換手段と三角波発生手段から出力される信号を比較してトリガパルスを発生させる比較手段と、及び前記マイコンから出力される洗濯機モータの回転方向及び停止を制御する指令信号と前記比較手段から出力される信号とを利用して、洗濯機モータを駆動するための交流電源を前記洗濯機モータに供給するモータ駆動手段と、から構成されることを特徴とする。
【0008】
また、上記目的を達成するための洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例は、洗濯機モータに流れる電流量を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段から出力される電流量によって洗濯機モータの速度−トルク特性曲線から洗濯量を検出して、前記洗濯機モータの駆動速度を決定し前記洗濯機モータの動作を制御するマイコンと、及び前記マイコンの制御によって前記洗濯機モータの動作を制御するスイッチング手段と、から構成されることを特徴とする。
【0009】
また、上記目的を達成するための洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例は、洗濯機モータの速度を検出する速度検出手段と、前記洗濯機モータに流れる電流量を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段から出力される電流を直流に整流する電波整流手段と、前記速度検出手段から出力される信号と前記電波整流手段から出力される直流電流を利用して洗濯機モータの速度を制御するマイコンと、及び前記マイコンの制御によって前記洗濯機モータの入力電源を制御する入力電源の制御手段と、から構成されることを特徴とする。
【0010】
【実 施 例】
本発明による洗濯機モータの速度制御方法を添付図面を参照して説明すると、下記のようである。
本発明による洗濯機モータの速度制御方法が適用されるハードウェアは、図2に示されるように、単相モータでなされる洗濯機モータ13の回転周波数を検出し、これを矩形パルスに変換して出力するホールセンサ17と、常用電源周波数の周期を検出し半周期毎にインタラプト信号を発生するインタラプト発生部11と、インタラプト発生部11とホールセンサ17から出力される信号を利用して指令速度との誤差である速度エラーを算出し、これにより誤差補償値を出力して洗濯機モータ13の速度を制御するマイコン10と、二つのトライアック15,16で構成され、マイコン10の制御によって洗濯機モータ13の速度を制御するトライアック回路部12と、及び洗濯機モータ13へ入力される交番磁界を回転磁界に変換するためのコンデンサ14とから構成される。
【0011】
このように構成された洗濯機モータの速度制御方法が適用されるハードウェアの動作を説明すると、下記のようである。
マイコン10から出力された指令速度によってトライアック15がターンオンされると、洗濯機モータ13のメインコイル(M)に電流が流れ、コンデサ14による電流が洗濯機モータ13のサブコイル(S)に流れることにより、洗濯機モータ13内の交番磁界が回転磁界に変換して洗濯機モータ13が回転することになる。洗濯機モータ13が回転すると、ホールセンサ17で洗濯機モータ13の回転数を検出して矩形パルスとしてマイコンへ出力する。
【0012】
なお、洗濯機モータ13に電源が供給される瞬間からインタラプト発生部11で常用電源周波数(AC:60Hz)の周期(16.6ms)を検出し、検出された常用電源周波数の半周期(8.3ms)毎にインタラプト信号を発生させる。インタラプト信号が発生する度にマイコン10では、ホールセンサ17から出力される矩形パルスの下降エッジを検出し、最初下降エッジから次の下降エッジまでの時間、即ち周期を計算して洗濯機モータ13の実際の速度を算出する。このような過程を繰り返して洗濯機モータの実際速度Wrmを検出する。検出された洗濯機モータ13の実際速度Wrmを利用して指令速度との誤差である速度エラーを検出して、洗濯機モータ13の速度を制御することになる。
【0013】
このように構成されるハードウェアに適用される本発明による洗濯機モータの速度制御方法を図3,4及び図5を参照して詳細に説明すると、下記のようである。
【0014】
まず、洗濯物の量によって洗濯機モータの指令速度を決定し、洗濯機モータを駆動する洗濯機モータの指令速度の決定及び駆動段階を行う。洗濯機モータの指令速度の決定及び駆動段階は、洗濯物の量によって洗濯機モータの指令速度を決定する洗濯機モータの指令速度の決定段階100,110,120,130,140と、洗濯物量の変化を検出する洗濯物量の変化検出段階150と、洗濯物量の変化検出段階の遂行の結果、洗濯物の量が変化した場合には、洗濯機モータの速度決定段階を繰り返し行い、洗濯物量に応じる洗濯機モータの指令速度をさらに決定するようにするための洗濯物量の変化遂行段階と、及び洗濯物量変化検出段階150の遂行の結果、洗濯物の量が変化していない場合には、洗濯機モータの指令速度で洗濯機モータを駆動する洗濯機モータの駆動段階とによって行われる。
【0015】
ここで、洗濯機モータの指令速度の決定段階は、洗濯物の量を感知するための所定の短い時間の間に洗濯機モータを初期駆動し100、洗濯機モータの初期駆動段階の遂行時、前記洗濯機モータに流れる電流量を検出した後110、検出された電流量を洗濯機モータの速度−トルク特性曲線に対比して100%負荷時に対する電流量の比で洗濯物の量を判別して負荷量を判別する120。判別された負荷量による位相角パターンを適用して洗濯機モータの位相角を決定し130、決定された位相角を利用して洗濯機モータの指令速度を決定する140。
【0016】
洗濯機モータの指令速度の決定及び駆動段階を行った後、常用電源周波数の半周期毎に洗濯機モータの実際速度を検出する実際速度の検出段階170を行うが、図4を参照して説明すると、下記のようである。
【0017】
実際速度の検出段階170は、常用電源周波数の半周期に対応して発生するインタラプトの入力を受けるインタラプト入力段階171と、インタラプトの入力時に洗濯機モータの回転に対応する矩形パルスの下降エッジを検出する下降エッジ検出段階172と、検出された下降エッジから次の下降エッジまでの時間を検出して、矩形パルスの一周期を検出する矩形パルスの周期検出段階173と、及び検出された矩形パルスの周期を利用して洗濯機モータの実際速度に換算する実際速度の検出段階174とによって行われる。ここで、常用電源周波数(AC;60Hz)の周期は、16.6msなので、インタラプトは8.3msごとに周期的に発生することになる。
【0018】
実際速度の検出段階170の遂行後、検出された実際の速度と指令速度を比較して、速度エラーを検出する速度エラー検出段階180を行うが、実際の速度と指令速度の差を速度エラーとする。速度エラーの検出段階180の遂行後、検出された速度エラーを利用して速度の状態を判断する速度状態の判断段階190を行うが、速度エラーが設定された許容値より大きい場合には加速状態と判断し、速度エラーが許容値より小さい場合には速度不足の状態と判断し、速度エラーが許容値以内である場合には正常状態と判断する。
【0019】
速度状態の判断段階190の遂行後、判断された速度状態によって比例積分補償値を算出する比例積分補償値の算出段階200を行う。比例積分補償値の算出段階は、図5に示されるように、速度状態の判断段階の遂行の結果、速度不足状態である場合、速度不足比例積分補償値の算出段階201,202,203と、速度状態の判断段階の遂行の結果、加速状態である場合、加速比例積分補償値を算出する加速比例積分補償値の算出段階204,205,206によって行われるが、細部的に説明すると、下記のようである。
【0020】
まず、速度不足比例積分補償値の算出段階は、比例利得定数Kpと検出された速度エラーWeをかけて比例補償値Wpを算出し201、積分利得定数Ki、ループタイムT、及び速度エラーWeをかけた後、初期積分値Wiと足して積分補償値Wiを算出し202、算出された比例補償値Wpと積分補償値Wiを足して比例積分補償値Wpiを算出する203ことでなされる。
【0021】
なお、加速比例積分補償値の算出段階は、速度不足比例積分補償値の算出段階と同じように行われる。即ち、比例利得定数Kpと前記速度エラーWeをかけて比例補償値Wpを算出し204、積分利得定数Ki、ループタイムT、及び速度エラーWeをかけた後、初期積分値Wiと足して積分補償値Wiを算出し205、算出された比例補償値Wpと積分補償値Wiを足して比例積分補償値Wpiを算出する206ことによりなされる。ここで、初期積分値Wiは‘0’で、この後から累積される値となる。
【0022】
比例積分補償値の算出段階の遂行後、算出された比例積分補償値を角度値に換算する角度値換算段階210を行う。角度値換算段階210は、図5に示すように、速度不足比例積分補償値の算出段階201,202,203の遂行後、算出された速度不足比例積分補償値を角度値に換算する速度不足角度値の算出段階211,212,213と加速比例積分補償値の算出段階204,205,206の遂行後、算出された加速比例積分補償値を角度値に換算する加速角度値の算出段階214,215,216によって行われるが、細部的に説明すると次のようである。
【0023】
まず、速度不足角度値の算出段階は、指令速度Wrmとπ/180をかけて指令速度Wrmを第1角度値αに換算し211、速度不足比例積分補償値Wpiとπ/180をかけて第2角度値△Wに換算した後212、第1角度値から第2角度値△Wを減算して速度不足角度値α′を決定する213ことでなされる。
【0024】
なお、加速角度値の算出段階は、指令速度Wrmとπ/180をかけて指令速度Wrmを第1角度値αに換算し214、加速比例積分補償値Wpiとπ/180をかけて第2角度値△Wに換算した後215、第1角度値αと第2角度値△Wを足して加速角値α″を決定する216ことでなされる。
【0025】
この際、速度不足角度値α′が0より小さかったりπより大きい場合と、加速角度値α″が0より小さかったりπより大きい場合には、速度状態が正常状態であると判断して、以下で説明する、洗濯完了したかどうかを判断する段階230に進む。
【0026】
角度値の換算段階210の後には、換算された角度値を利用して洗濯機モータの速度を制御する洗濯機モータの速度制御段階220を行う。即ち、洗濯機モータは、角度値が‘0’であるところでターンオンされ、1800rpmを回転した後、角度値がπであるところで停止するので、角度値を利用して洗濯機モータの速度を制御することができる。洗濯機モータの速度制御段階220の後には、洗濯の完了可否を判断する段階230に進み、洗濯が完了しなかったら洗濯物の量の変化を検出する洗濯物量の変化検出段階150に進んで繰り返し行い、洗濯が完了したら終了する。
【0027】
本発明による洗濯機モータの制御装置の構成及び動作を添付図面を参照して説明すると、次のようである。
洗濯機モータ制御装置の実施例1には、図6に示されるように、マイコン300、D/A変換部310、比較部320、モータ駆動部330、速度感知部350、三角波発生部360、及び同期回路部370から構成される。
【0028】
速度感知部350は、洗濯機モータ340の回転数を感知してマイコンに出力し、マイコン300は速度感知部350から出力される洗濯機モータ340の回転数によって洗濯機モータ340の回転速度、回転方向、及び停止を制御する指令信号を出力する。D/A変換部310は、マイコン300から出力される洗濯機モータ340の回転速度を制御する指令信号をアナログ信号に変換し、三角波発生部360は、交流電圧のゼロクロシングポイントに同期して三角パルスを発生させる。比較部320は、D/A変換部310と三角波発生360部から出力される信号を比べてトリガパルスを発生させ、モータ駆動部330はマイコン300から出力される洗濯機モータ340の回転速度及び停止を制御する指令信号と比較部320から出力される信号を利用して洗濯機モータ340を駆動するための交流電源を洗濯機モータ340に供給する。同期回路部370は、洗濯機モータ340に印加される交流電圧のゼロクロシングポイントに同期される同期信号を発生して三角波発生部360に出力する。
【0029】
本発明による洗濯機モータの速度制御装置を構成する構成要素の細部構成は下記のようである。
モータ駆動部330は、図7に示すように、洗濯機モータ340の交流電圧を位相制御する位相制御器332、及びマイコン300から出力される洗濯機モータ340の回転方向及び停止を制御する指令信号と比較部320から出力されるトリガパルスを利用して、位相制御器332を駆動及び制御する位相制御器の駆動器331で構成される。
【0030】
位相制御器の駆動器331は、図8に示すように、比較部320から出力されるトリガパルスとマイコン300から出力される逆回転指令信号を論理積して、位相制御器332の逆回転信号として出力する第1ANDゲート3311と、比較部320から出力されるトリガパルスとマイコン300から出力される正回転指令信号を論理積して前記位相制御器332の正回転信号として出力する第2ANDゲート3312と、マイコン300から出力される逆回転指令信号と正回転指令信号を論理積する第3ANDゲート3313の、及び第3ANDゲート3313とマイコン300から出力される停止指令信号を否定論理積して第1及び第2ANDゲート3311,3312の動作を制御する許可信号として出力するNORゲート3314とから構成される。
【0031】
位相制御器332は、図9に示すように、逆回転信号を交流電源と制御信号に分離して伝達する第1ホトカプラ3321と、正回転信号を交流電源と制御信号に分離して伝達する第2ホトカプラ3322と、第1ホトカプラ3321から出力される信号に基づいて前記洗濯機モータ340に交流電源を印加する第1トライアック3323と、第1トライアック3323の両端に直列連結された抵抗R1とコンデンサC1と、第2ホトカプラ3322から出力される信号に基づいて前記洗濯機モータ340に交流電源を印加する第2トライアック3324と、及び第2トライアック3324の両端に直列連結された抵抗R2とコンデンサC2とから構成される。
【0032】
同期回路部370は、図10に示すように、リッジダイオードで構成され、入力される交流電圧を整流する整流部371と、整流部371の一端に抵抗R3,R4を直列連結し抵抗R3,R4にカソードを連結し整流部371の他端にアノードを連結したツェナーダイオードZD1で構成され、整流部371から出力される整流された電圧をクランピングするクランピング部372と、クランピング部371から出力される信号を交流電源と制御信号に分離し、分離された制御信号を反転するホトカプラ373と、ホトカプラ373から出力される信号を反転するNOTゲート374と、NOTゲート374の出力端に直列連結された抵抗R5,R6と接地に連結されたコンデンサC3で構成され、NOTゲート374から出力される信号を遅延させる遅延部375と、及びNOTゲート374と遅延部375から出力される信号を否定論理積するNANDゲート376とから構成される。
【0033】
三角波発生部360は、図11に示すように、充放電を行って三角パルスを発生するコンデンサ363と、コンデンサ363にコレクタが連結されたトランジスタQ1から構成され、同期回路部370から出力される同期信号に基づいてコンデンサ363を放電させる放電部361と、及び比較部320に入力端にカソードの連結されたダイオードD1とダイオードD1のカソードと、出力端にダイオードD1のアノードが連結されたダイオードD1とダイオード電源Vccに入力端が連結され、出力端にダイオードD1のアノードが連結された差動増幅器ICIで構成され、電源電圧Vccによってコンデンサ362を充電させる充電部362とから構成される。
【0034】
このように構成された洗濯機モータの速度制御装置の実施例1の動作を、図12及び図13を参照して説明すると下記のようである。
洗濯機モータ340に印加される交流電源の波形が図12(a)のような場合、同期回路部370の整流部371及びクランピング部372を通じて整流及びクランピングされた信号波形は図12(b)のようであり、ホトカプラ373を通じて反転した信号波形は図12(c)のようであり、遅延部375とNANDゲート376を通じて出力される交流電圧のゼロクロシングポイントに同期された信号波形は図12(d)のようである。同期回路部370から出力される信号(図12(d))は三角波発生部360を通じて図12(e)のような三角パルスを発生する。
【0035】
一方、速度感知部350で洗濯機モータ340の速度が感知された後、マイコン300に入力されることにより、マイコン300で制御する洗濯機モータ340の回転数及び回転方向を指令し、マイコン300から出力される指令信号のうち洗濯機モータ340の回転数を制御する指令信号は、D/A変換部310でデジタル信号に変換して比較部320の(−)入力端子に入力される。三角波発生部360から出力される三角パルス(図12(e))とD/A変換部310から出力される信号は、比較部320で比較され、図13(a)のようなトリガパルスとして出力される。比較部320から出力されるトリガパルス(図13(a))は図13(b),(c),(d)のように、マイコン300から出力される停止指令信号、正回転指令信号、逆回転指令信号と共に、位相制御器の駆動部331で処理され、位相制御器332を制御する信号を出力することになる。
【0036】
すなわち、比較部320から出力されるトリガパルス(図13(a))とマイコン300からD/A変換部310を通じて出力される正回転指令信号(図13(c))が同時にハイレベル(High Level)である場合にのみ図13(e)のように正回転信号を位相制御器332に出力し、比較部320から出力されるトリガパルス(図13(a))とマイコン300からD/A変換部310を通じて出力される逆回転指令信号(図13(d))が同時にハイレベル(High Level)である場合にのみ図13(f)のように逆回転信号を位相制御器332に出力し、マイコン300からD/A変換部310を通じて出力される停止指令信号(図13(b))が入力されたり正回転指令信号と逆回転指令信号が同時に入力される場合には、図3ANDゲート3313とNORゲート3314によって正回転信号と逆回転信号が出力されない。
【0037】
このように位相制御器の駆動器331で逆回転信号または正回転信号が出力されると、位相制御器332の第1ホトカプラ3321または第2ホトカプラ3322によって第1トライアック3321または第2トライアック3322が導通され、洗濯機モータ340を逆回転または正回転してマイコン300から出力される指令信号の大きさに応じて可変することにより、水流を自由に調節することができる。
【0038】
本発明による洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例は、図14に示すように、マイコン400、D/A変換部410、、比例積分部470、比較部420、三角波発生部460、位相角検出部480、モータ駆動部430、及び速度感知部450から構成される。
【0039】
位相角検出部480は、モータ駆動部430から洗濯機モータ440に供給される交流電源とマイコン400から出力される洗濯機モータ440の回転方向を制御する指令信号を利用して位相角を検出し、三角波発生部460が検出された位相角に応じて三角パルスを発生し得るように三角波発生部460に出力する。
【0040】
比例積分部470は、速度感知部450から出力される洗濯機モータ440の回転数を電圧に変換する周波数/電圧変換器472、及び周波数/電圧変換器472から出力される信号とD/A変換部410から出力される信号を積分して速度誤差信号を出力する比例積分器471で構成され、速度感知部450から出力される洗濯機モータ440の回転数とD/A変換部410から出力される信号を比例積分し、これにより計算された速度誤差信号を比較部420に出力する。
【0041】
比較部420は、比例積分部470と三角発生部460から出力される信号を比較してトリガパルスを出力し、三角波発生部460は位相角検出部480から出力される位相角に応じて三角パルスを発生する。
【0042】
マイコン400、D/A変換部410、モータ駆動部430、及び速度感知部450は、本発明による洗濯機モータの速度制御装置の実施例1を構成する構成要素と同じ機能を行う。ここで、速度感知部450は、主にホールセンサでなされ、洗濯機モータ440の回転数及び回転方法を感知してマイコン400で洗濯機モータ400の速度を制御し得るように出力する。
【0043】
位相角検出部480は、図15に示すように、マイコン400から出力される正回転指令信号に基づいてモータ駆動部430から出力される交流電源の位相角を検出する第1位相検出器481と、マイコン400から出力される回転指令信号に基づいてモータ駆動部430から出力される交流電源の位相角を検出する第2位相角検出器482と、及び第1及び第2位相角検出器481,482から出力される信号を論理和して三角波発生部460へ出力するORゲート483とから構成される。
【0044】
第1位相角検出器481は、ブリッジダイオードで構成され、モータ駆動部430から洗濯機モータ340に供給される交流電源を整流する整流器4811と、整流器4811から出力される整流された電源によって導通されるホトカブラ4812と、及びホトカプラ4812から出力される信号とマイコン400から出力される正回転指令信号を論理積してORゲート483に出力するANDゲート4813とから構成される。
【0045】
第2位相角検出器482は、ブリッジダイオードで構成され、モータ駆動部430から洗濯機モータ340へ供給される交流電源を整流する整流器4821と、整流器4821から出力される整流された電源によって導通されるホトカプラ4822と、及びホトカプラ4822から出力される信号とマイコン400から出力される正回転指令信号を論理積してORゲート483へ出力するANDゲート4823とから構成される。
【0046】
このように構成される本発明による洗濯機モータの速度制御装置の動作を説明すると、次のようである。
マイコン400から出力される洗濯機モータ440の速度を制御する指令信号は、D/A変換部410でデイジタル信号に変換して比例積分器471に入力される。また、速度感知部450で洗濯機モータ440の速度を感知して周波数信号として出力し、速度感知部450から出力された周波数信号は周波数/電圧変換部472で電圧に変換して比例積分器471へ出力される。周波数/電圧変換部472から出力される信号とD/A変換部410から出力される信号は、比例積分器471で比例定数と積分定数によって比例積分されて誤差に該当するエラー信号として出力される。
【0047】
また、位相角検出部480でモータ駆動部430から洗濯機モータ440に供給される交流電源とマイコン400から出力される洗濯機モータ440の回転方向を制御する指令信号を利用して位相角を検出し、三角波発生部460で位相検出部480から出力される位相角を利用して三角パルスを発生する。比例積分器471から出力されるエラー信号は、比較部420に入力されて三角波発生部460から発生された三角パルスと比べられた後、モータ駆動部430に出力され、モータ駆動部430では比較部420から出力される信号に基づいて正回転及び逆回転を通じて洗濯機モータ440を駆動させる。
【0048】
即ち、比較部420から出力される信号は、マイコン400の指令速度信号と洗濯機モータ440の実際速度との誤差から洗濯機モータ440の供給電源の位相角に対応する三角パルスとの比較の結果として出力される電源供給のタイミングを制御する信号となり、モータ駆動部430が洗濯機モータ440に電源を供給して位相出力を制御するようにすることで、洗濯機モータ440を希望する速度で駆動させることになる。
【0049】
このように駆動される洗濯機モータ440の速度は、速度感知部450で回転速度に比例する周波数信号として出力されてマイコン400にフィードバックされる。マイコン400は、フィードバックされた洗濯機モータ440の速度に該当する周波数信号を設定された指令速度と比べて、その差に該当する速度指令信号をD/A変換部410に出力し、上記のような過程を通じて設定された指令速度で洗濯機モータ440が動作するようにする。
【0050】
なお、速度感知部450から出力される周波数は、周波数/電圧変換部472で周波数に対応する電圧に変換して、比例積分器471から誤差に該当する新しいエラー信号を出力するようにする。なお、位相角検出部480でモータ駆動部430から洗濯機モータ440に供給される交流電源とマイコン400から出力される洗濯機モータ440の回転方向を制御する指令信号とを利用して位相角を検出し、三角波発生部460が検出された位相角に応じて三角パルスを発生し得るように三角波発生部460に出力する。
【0051】
比例積分器471から出力される新しいエラー信号は、三角波発生部460から出力される三角パルスと比較部420を通じて比べられてモータ駆動部430が洗濯機モータ450を制御し得るようにする。
【0052】
本発明による洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例は、図16及び図17に示すように、マイコン500、電流検出部510、及びスイッチング部530から構成され、洗濯機モータの速度−トルクの特性曲線で洗濯量の感知による負荷量を判断し、負荷量とマイコンから発生する洗濯機モータの駆動速度に対するデータを参照して洗濯機モータの速度を推定することにより、容易に洗濯機モータの速度を制御することができる。
【0053】
電流検出部510は、洗濯機モータ520の交流電源入力端に接続され、洗濯機モータ520に流入される電流量を感知するトランスフォーマCTで構成され、洗濯機モータ520に流れる電流量を検出する。マイコン500は、電流検出部510から出力される電流量によって洗濯機モータ520の速度−トルク特性曲線から洗濯量を検出して、洗濯機モータ520の駆動速度を決定し、洗濯機モータ520の動作を制御するもので、負荷量とマイコン500から発生する洗濯機モータ520の駆動速度に対するデータを蓄えている。スイッチング部530は、図17に示すように、マイコン500から出力される信号に基づいてオン/オフとなり、洗濯機モータ520の動作を制御する図1及び第2トライアック531,532で構成され、マイコン500の制御によって前記洗濯機モータ520の動作を制御する。
【0054】
このように構成される本発明による洗濯機モータの速度制御装置の動作を図18を参照して説明すると、下記のようである。
まず、洗濯機は、製品出荷時にその最大容量が決められるもので、最大容量及び各使用状態の負荷量による電流値を計算すると、洗濯機モータの現在の速度を検出し得るようになる。言い換えれば、製品出荷時、各容量による洗濯機モータの速度−トルク特性曲線は、図18に示すように、最外郭曲線を描いたら、最外郭曲線が洗濯機モータ520に最大電圧を印加した時の曲線を示すものとなり、これにより速度−トルク特性曲線上で洗濯機の負荷による10%から100%の負荷線が求められるので、これに相応する電流値が求められる。従って、洗濯機の初期動作時には、負荷を感知して、その負荷に対する負荷曲線によって位相角、即ち、洗濯機モータの速度が決められることになる。
【0055】
即ち、洗濯物の量による負荷が最大負荷の10%であれば、速度−トルクの特性曲線の10%負荷曲線をついて行くことになり、この10%が負荷曲線に対する速度、即ち電流値を検出し電流感知部510で印加される電流値と比較することにより、現在洗濯機モータ520の速度を検出して洗濯機モータ520の速度を制御し得るようになる。
【0056】
言い換えれば、マイコン500を利用して洗濯物の量を感知し、感知された洗濯物の量に対する負荷を検出して、洗濯機モータ520の速度を決めることになる。なお、上の過程において洗濯機モータ520の速度が決まれば、電流検出部510を構成するトランスフォーマCTを使用して洗濯機モータ520に流入される電流値を検出し、この時検出された電流値をマイコン500のA/D変換入力端子に印加して、比例積分制御によって誤差を補正した後、すでに入力されたデータと比較することで、洗濯機モータ520の現在速度を検出することになる。
【0057】
即ち、洗濯物の量によって決められた洗濯機モータ520の速度と現在洗濯機モータ520の速度を比較してスイッチング部530の第1及び第2トライアック531,532を制御することにより、洗濯機モータ520の速度を検出するための別の負荷装置がなくても洗濯機モータ520の速度を制御し得るようになる。
【0058】
本発明による洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例は、図19に示すように、マイコン600、電波整流部610、入力電源制御部620、速度検出部、及び電流検出部650から構成され、位相制御によって洗濯機モータの速度を変化させる場合に発生する入力電源の変動による洗濯機モータの速度変動を補正して、一定速度を保つようにする。
【0059】
速度検出部630は、洗濯機モータ640の速度を検出し、電流検出部650は洗濯機モータ640に流れる電流量を検出する。整流部610は、図20に示すように、電流検出部610から出力される信号を各々反転及び非反転入力とする第1増幅部611、及び第1増幅部611から出力される信号を反転入力とする第2増幅部612で構成され、電流検出部650から出力される電流を直流に整流する。第1増幅部611は、電流検出部650から出力される一つの信号を抵抗R21を通じて(−)入力端子とし、一端が接地された抵抗R20と連結された抵抗R19を通じて電流検出部650から出力される別の信号(+)入力端子の入力とする差動増幅器U1と、差動増幅器U1の出力端にカソードが連結され、抵抗R22を通じて差動増幅器U1の(−)入力端子にアノードが連結されたダイオードD3と、ダイオードD3のアノードに連結された抵抗R24と、抵抗R24と抵抗21に連結された抵抗R23と、及び差動増幅器U1の出力端にアノードが連結され、差動増幅器U1の(−)入力端子にカソードが連結されたダイオードD2とから構成される。第2増幅器612は、接地に一端が連結された抵抗R26と、抵抗R26の他端に(+)入力端子が連結され第1増幅部611の抵抗R24に(−)入力端子が連結された差動増幅器U2と、及び差動増幅器U2の出力端と差動増幅器U2の(−)入力端子に並列連結された抵抗R25とコンデンサC8とから構成される。マイコン600は、速度検出部630から出力される信号と整流部から出力される直流電流を利用して洗濯機モータ640の速度を制御し、入力電源制御部620は、マイコン600の制御によって洗濯機モータ640の入力電源を制御する。
【0060】
このように構成される洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例の動作を図21、図22、図23を参照して説明すると、次のようである。
電流検出部650の両端に流れる電流が図21(a)のような場合、電流検出部650で電圧に変換して出力される波形は、図21(b)のようであり、この信号整流部610で整流して直流電圧に変換する。この時電流検出部650から出力される信号が(−)である場合にはダイオードD2が動作し、(+)である場合にはダイオードD3が動作して、整流部610から出力される電流波形は、図21(c)のように平滑化されて表示される。
【0061】
本発明による洗濯機モータの速度制御装置は、負荷が図22に示されるような負荷曲線をもって、洗濯機モータ640の入力電源がV3からV2に変わった時、速度もN2からN3に変わり、このような電圧変動により発生される速度の変動は、洗濯機モータ640の特性曲線で電流I〜電流Iに変動する特性を利用したものであり、整流部610を通じてマイコン600から検出された電流変動分によって位相角θを計算することで一定の速度を保つことになり、これにより洗濯機モータ640は、図23(a),(b)に示されるような電圧波形と電流波形を得ることになる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、洗濯機モータに印加される入力電圧の位相を制御して洗濯機モータの回転方向と回転数を制御することで、洗濯機の水流を自由に調整することができ、洗濯機のみではなく冷蔵庫またはエアコンにも適用して家電製品のモータの精密な速度制御による品質及び信頼性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の洗濯機モータの速度制御装置の構成図である。
【図2】本発明による洗濯機モータの速度制御方法が適用されるハードウェアの構成図である。
【図3】本発明による洗濯機モータの速度制御方法のフローチャートである。
【図4】図3の洗濯機モータの実際速度の検出段階の細部フローチャートである。
【図5】図3の比例積分補償値の算出段階及び角度値の算出段階の細部フローチャートである。
【図6】本発明による洗濯機モータの速度制御装置の実際例1を示す構成図である。
【図7】図6のモータ駆動部の細部構成図である。
【図8】図7の位相制御器の駆動器の細部構成図である。
【図9】図7の位相制御器の細部構成図である。
【図10】図6の同期回路部の細部構成図である。
【図11】図6の三角波発生部の細部構成図である。
【図12】(a)図6の各部分の信号波形図である。
(b)図6の各部分の信号波形図である。
(c)図6の各部分の信号波形図である。
(d)図6の各部分の信号波形図である。
(e)図6の各部分の信号波形図である。
【図13】(a)図6の各部分の信号波形図である。
(b)図6の各部分の信号波形図である。
(c)図6の各部分の信号波形図である。
(d)図6の各部分の信号波形図である。
(e)図6の各部分の信号波形図である。
(f)図6の各部分の信号波形図である。
【図14】本発明による洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例を示す構成図である。
【図15】図14の位相角検出部の細部構成図である。
【図16】本発明による洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例を示す構成図である。
【図17】図16の詳細回路図である。
【図18】図16による洗濯機モータの速度−トルクの特性図である。
【図19】本発明による洗濯機モータの速度制御装置の別の実施例を示す構成図である。
【図20】図19の電波整流部の信号構成図である。
【図21】(a)図20の各部分の信号波形図である。
(b)図20の各部分の信号波形図である。
(c)図20の各部分の信号波形図である。
【図22】図19による洗濯機モータの速度−トルク特性図である。
【図23】(a)図19の洗濯機モータの電圧及び電流波形図である。
(b)図19の洗濯機モータの電圧及び電流波形図である。
【符号の説明】
1…整流回路部、2,360,460…三角波発生部、3,4…比較部、5…トリガ部、6…タコゼネレータ、7,13,340,440,520,640…洗濯機モータ、8…可変抵抗、9,15,16,3323,3324,531,532…トライアック、10,300,400,500,600…マイコン、11…インタラプト発生部、12…トライアック回路部、17…ホールセンサ、310,410…D/A変換部、320,420…比較部、330,430…モータ駆動部、350,450,630…速度感知部、370…同期回路部、331…位相制御器の駆動器、332…位相制御器、3311,3312,3313,4813,4823…ANDゲート、3314…NORゲート、3321,3322,373,4812,4822…ホトカプラ、371…整流部、372…クランプ部、374…NOTゲート、375…遅延部、376…NANDゲート、361…放電部、362…充電部、470…比例積分部、471…比例積分器、472…周波数/電圧変換部、480…位相角検出部、481,482…位相角検出部、4811,4821…整流器、ZD,ZD1乃至ZD3…ツェナーダイオード、483…ORゲート、510…電流検出部、530…スイッチング部、610…電波整流部、620…入力電源制御部、650…電流検出部、611,612…増幅部、R,R1乃至R26…抵抗、D,D1乃至D3…ダイオード、14,363,C,C1乃至C8…コンデンサ、Q1…トランジスタ、IC1,U1,U2…増幅器、CT…トランスフォーマ。

Claims (35)

  1. 常用電源周波数の半周期毎に洗濯機モータの実際の速度を検出する実際速度の検出段階と、
    前記検出された実際の速度と指令速度を比べて速度エラーを検出する速度エラーの検出手段と、
    前記検出された速度エラーを利用して速度の状態を判断する速度状態の判断段階と、
    前記判断された速度の状態によって比例積分の補償値を算出する比例積分補償値の算出段階と、
    前記算出された比例積分の補償値を角度値に換算する角度値換算段階と、
    前記換算された角度値を利用して洗濯機モータの速度を制御する洗濯機モータの速度制御段階と、及び
    洗濯物の量によって洗濯機モータの指令速度を決定し、洗濯機モータを駆動させる洗濯機モータの指令速度の決定及び駆動段階を含み、
    前記洗濯機モータの指令速度の決定及び駆動段階は、洗濯物の量を感知するため所定の短い時間の間に洗濯機モータを初期駆動させる段階と、
    前記洗濯機モータの初期駆動段階の遂行時、前記洗濯機モータに流れる電流量を検出する段階と、
    前記検出された電流量を洗濯機モータの速度−トルク特性曲線に対比して100%負荷時に対する電流量の比で洗濯物の量を判別し負荷量を判別する段階と、
    前記判別された負荷量によるパターンを適用して洗濯機モータの位相角を決める段階と、
    前記決められた位相角を利用して洗濯機モータの指令速度を決定する段階と、
    洗濯物の量の変化を検出する洗濯物量の変化検出段階と、
    前記洗濯物量の変化検出段階の遂行の結果、洗濯物の量が変化した場合には前記洗濯機モータの速度決定段階を繰り返して行う洗濯物量の変化遂行段階と、及び、
    前記洗濯物量の変化検出段階の遂行の結果、洗濯物の量が変化していない場合には前記洗濯機モータの指令速度で洗濯機モータを駆動させる洗濯機モータの駆動段階と、
    によって行われることを特徴とする洗濯機モータの速度制御方法。
  2. 前記実際速度の検出段階は、前記常用電源周波数の半周期に対応して発生するインタラプトの入力を受けるインタラプト入力段階と、
    前記インタラプトの入力時に、洗濯機モータの回転に対応する矩形パルスの下降エッジを検出する下降エッジ検出段階と、
    前記検出された下降エッジから次の下降エッジまでの時間を検出して前記矩形パルスの一周期を検出する矩形パルス周期検出段階と、及び
    前記検出された矩形パルスの周期を利用して洗濯機モータの実際の速度に換算する実際速度の検出段階と、
    によって行われることを特徴とする請求項1記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  3. 前記インタラプトは、8.3ms毎に周期的に発生することを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  4. 前記速度エラー検出段階は、前記検出された実際の速度と指令速度の差を速度エラーとすることを特徴とする請求項1記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  5. 前記速度状態の判断段階は、前記速度エラーが設定された許容値より大きい場合には加速状態と判断し、前記速度エラーが許容値より小さい場合には速度不足の状態と判断し、前記速度エラーが許容値の以内である場合には正常状態と判断することを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  6. 前記比例積分補償値の算出段階は、前記速度状態の判断段階が行われた結果、速度不足の状態である場合、速度不足の比例積分補償値を算出する速度不足比例積分補償値の算出段階と、及び
    前記速度状態の判断段階行われた結果、加速状態である場合、加速比例積分の補償値を算出する加速比例積分補償値の算出段階と、
    によって行われることを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  7. 前記速度不足の比例積分補償値の算出段階は、比例利得定数と前記速度エラーをかけて比例補償値を算出する段階と、
    積分利得定数、ループタイム、及び速度エラーをかけた後、初期積分値と足して積分補償値を算出する段階と、及び
    前記算出された比例補償値と積分補償値とを足して比例積分補償値を算出する段階と、
    によって行われることを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  8. 前記加速比例積分補償値の算出段階は、比例利得定数と前記速度エラーをかけて比例補償値を算出する段階と、
    積分利得定数、ループタイム、及び速度エラーをかけた後、初期積分値と足して積分補償値を算出する段階と、及び
    前記算出された比例補償値と積分補償値とを足して比例積分補償値を算出する段階と、
    によって行われることを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  9. 前記角度値の換算段階は、前記速度不足の比例積分補償値の算出段階の遂行後、前記算出された速度不足の比例積分補償値を角度値に換算する速度不足角度値の算出段階と、及び
    前記加速比例積分補償値の算出段階の遂行後、前記算出された加速比例積分補償値を角度値に換算する加速角度値の算出段階と、
    によって行われることを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  10. 前記速度不足角度値の算出段階は、前記指令速度とπ/180をかけて指令速度を第1角度に換算する段階と、
    前記速度不足の比例積分補償値とπ/180をかけて第2角度値に換算する段階と、及び、
    前記第1角度値から第2角度値を減算して速度不足角度値を決める段階と、
    によって行われることを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  11. 前記加速角度値の算出段階は、前記指令速度とπ/180をかけて指令速度を第1角度値に換算する段階と、
    前記加速比例積分の補償値とπ/180をかけて第2角度値に換算する手段と、及び
    前記第1角度値と第2角度値を足して加速角度値を決める段階と、
    によって行われることを特徴とする請求項記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  12. 前記速度不足の角度値が0より小さかったりπより大きかった場合には、速度の状態が正常状態であると判断することを特徴とする請求項10記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  13. 前記加速角度値が0より小さかったりπより大きかった場合には、速度の状態が正常であると判断することを特徴とする請求項11記載の洗濯機モータの速度制御方法。
  14. 洗濯機モータの回転数を感知する速度感知手段と、
    前記速度感知手段から出力される洗濯機モータの回転数によって洗濯機モータの回転速度、回転方向、及び停止を制御する指令信号を出力するマイコンと、
    前記マイコンから出力される洗濯機モータの回転速度を制御する指令信号をアナログ信号に交換するD/A交換手段と、
    交流電圧のゼロクロシングポイントに同期して三角パルスを発生する三角波発生手段と、
    前記D/A変換手段と三角波発生手段から出力される信号を比べてトリガパルスを発生する比較手段と、及び
    前記マイコンから出力される洗濯機モータの回転方向及び停止を制御する指令信号と前記比較手段から出力される信号を利用して、洗濯機モータを駆動させるための交流電源を前記洗濯機モータへ供給するモータ駆動手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機モータの速度制御方法を実施するための洗濯機モータの速度制御装置。
  15. 前記洗濯機モータに印加される交流電圧のゼロクロシングポイントに同期される同期信号を発生して、前記三角波発生手段へ出力する同期回路手段をさらに含んでなることを特徴とする請求項14記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  16. 前記同期回路手段は、入力される交流電圧を整流する整流手段と、
    前記整流手段から出力される整流された電圧をクランピングするクランピング手段と、
    前記クランピング手段から出力される信号を交流電源と制御信号に分離し、分離された制御信号を反転するホトカプラと、
    前記ホトカプラから出力される信号を反転するNOTゲートと、
    前記NOTゲートから出力される信号を遅延させる遅延手段と、及び
    前記NOTゲートと遅延手段から出力される信号を否定論理積するNANDゲートと、
    から構成されることを特徴とする請求項15記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  17. 前記三角波発生手段は、充放電を行って三角波を発生させるコンデンサと、
    前記同期回路手段から出力される同期信号に基づいて前記コンデンサを放電させる放電手段と、及び
    電源電圧によって前記コンデンサを充電する充電手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項15記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  18. 前記モータ駆動手段は、前記洗濯機モータの交流電圧を位相制御する位相制御器と、及び
    前記マイコンから出力される洗濯機モータの回転方向及び停止を制御する指令信号と前記比較手段から出力されるトリガパルスを利用して、前記位相制御器を駆動及び制御する位相制御器の駆動器と
    から構成されることを特徴とする請求項14記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  19. 前記位相制御器の駆動器は、前記比較手段から出力されるトリガパルスと前記マイコンから出力される逆回転指令信号を理論積して、前記位相制御器の逆回転信号として出力する第1ANDゲートと、
    前記比較手段から出力されるトリガパルスと前記マイコンから出力される正回転指令信号を論理積して、前記位相制御器の正回転信号として出力する第2ANDゲートと、
    前記マイコンから出力される逆回転指令信号と正回転信号を論理積する第3ANDゲートと、及び
    前記第3ANDゲートと前記マイコンから出力される停止指令信号を否定論理和して、前記第1及び第2ANDゲートの動作を制御する許可信号として出力するNORゲートと、
    から構成されることを特徴とする請求項18記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  20. 前記位相制御器は、前記逆回転信号を交流電源と制御信号に分離して伝達する第1ホトカプラと、
    前記正回転信号を交流電源と制御信号に分離して伝達する第2ホトカプラと、
    前記第1ホトカプラから出力される信号に基づいて前記洗濯機モータに交流電源を印加する第1トライアックと、及び
    前記第2ホトカプラから出力される信号に基づいて前記洗濯機モータに交流電源を印加する第2トライアックと、
    から構成されることを特徴とする請求項19記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  21. 前記モータ駆動手段から前記洗濯機モータへ供給される交流電源とマイコンから出力される前記洗濯機モータの回転方向を制御する指令信号を利用して位相角を検出し、前記三角波発生手段の検出された位相角に応じて三角パルスが発生できるように前記三角波発生手段へ出力する位相角検出手段をさらに含んでなることを特徴とする請求項14記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  22. 前記位相角検出手段は、前記マイコンから出力される正回転指令信号に基づいて前記モータ駆動手段から出力される交流電源の位相角を検出する第1位相角検出器と、
    前記マイコンから出力される逆回転指令信号に基づいて前記モータ駆動手段から出力される交流電源の位相角を検出する第2位相角検出器と、及び、
    前記第1及び第2位相角検出器から出力される信号を論理和して前記三角波発生手段へ出力するORゲートと、
    から構成されることを特徴とする請求項21記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  23. 前記第1位相角検出器は、前記モータ駆動手段から洗濯機モータへ供給される交流電源を整流する整流器と、
    前記整流器から出力される整流された電源によって導通されるホトカプラと、及び
    前記ホトカプラから出力される信号と前記マイコンから出力される正回転指令信号を論理積して、前記ORゲートへ出力するANDゲートと、
    から構成されることを特徴とする請求項22記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  24. 前記第2位相検出器は、前記モータ駆動手段から洗濯機モータへ供給される交流電源を整流する整流器と、
    前記整流器から出力される整流される電源によって導通されるホトカプラと、及び
    前記ホトカプラから出力される信号と前記マイコンから出力される正回転指令信号を論理積して、前記ORゲートへ出力するANDゲートと、
    から構成されることを特徴とする請求項22記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  25. 前記整流器は、ブリッジダイオードで構成されることを特徴とする
    請求項23記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  26. 前記整流器は、ブリッジダイオードで構成されることを特徴とする
    請求項24記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  27. 前記速度感知手段から出力される前記洗濯機モータの回転数と前記D/A変換手段から出力される信号を比例積分して得た速度誤差信号を前記比較手段へ出力する比例積分手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項14記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  28. 前記速度感知手段は、ホールセンサで構成されることを特徴とする
    請求項27記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  29. 前記比例積分手段は、前記速度感知手段から出力される前記洗濯機モータの回転数を電圧に変換する周波数/電圧変換器と、及び
    前記周波数/電圧変換器から出力される信号と前記D/A変換手段から出力される信号を比例積分して、速度誤差信号を出力する比例積分器と、
    から構成されることを特徴とする請求項28記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  30. 洗濯機モータに流れる電流量を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段から出力される電流量によって洗濯機モータの速度トルク特性曲線から洗濯量を検出して、前記洗濯機モータの駆動速度を決定し、前記洗濯機モータの動作を制御するマイコンと、及び
    前記マイコンの制御によって前記洗濯機モータの動作を制御するスイッチング手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機モータの速度制御方法を実施するための洗濯機モータの速度制御装置。
  31. 前記マイコンは、負荷量とマイコンから発生する洗濯機モータの駆動速度に対するデータを蓄えることを特徴とする請求項30記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  32. 前記スイッチング手段は、前記マイコンから出力される信号に基づいてオン/オフとなり、前記洗濯機モータの動作を制御する第1及び第2トライアックで構成されることを特徴とする請求項30記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  33. 前記電流検出手段は、前記洗濯機モータの交流電源の入力端に接続され、前記洗濯機モータへ流入される電流量を感知するトランスフォーマで構成されることを特徴とする請求項30記載の洗濯機モータの速度制御装置。
  34. 洗濯機モータの速度を検出する速度検出手段と、
    前記洗濯機モータに流れる電流量を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段から出力される電流を直流に整流する整流手段と、
    前記速度検出手段から出力される信号と前記整流手段から出力される直流電流を利用して洗濯機モータの速度を制御するマイコンと、及び
    前記マイコンの制御によって前記洗濯機モータの入力電源を制御する入力電源制御手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機モータの速度制御方法を実施するための洗濯機モータの速度制御装置。
  35. 前記整流手段は、前記電流検出手段から出力される信号を其々反転及び非反転の入力とする第1増幅手段と、及び
    前記第1増幅手段から出力される信号を反転入力とする第2増幅手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項34記載の洗濯機モータの速度制御装置。
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