JP3579838B2 - 勾配コイル - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は勾配コイルに関するものである。勾配コイルは磁気共鳴イメージング装置用のシート又は「指紋」形式の勾配コイルの設計に関連した特定の応用が見出されており、そのような特定の応用例に関してこの発明を記載する。しかしながら、この発明は他の装置に対する磁界及び磁気勾配の発生に関連した応用も見出されているというこは理解されよう。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気共鳴イメージ形成装置(イメージャ)は、中心の孔中に一時的に一定の一次磁界を発生する超伝導マグネットを含んでいた。x、y、及びzグラジェントの磁界勾配を発生するための一連の環状の勾配磁界コイルが孔の内部に装着されていた。孔内の被検体へ無線周波数信号を伝送するとともにこの被検体から無線周波数の磁気共鳴信号を受信するために1つの環状の無線周波数コイルが勾配コイルの内部に共通に配置されていた。電流パルスが勾配コイル及び無線周波数コイルに供給され、通常の磁気共鳴イメージングシーケンスの一連のRF(無線周波数)及び勾配磁界パルスを発生させていた。
【0003】
x、y、及びz磁界勾配を発生させるために種々のコイル構成が使用された。勾配コイルの1つの形式は、銅又は他の導電性箔状体材料のシートが積層された可撓性のある誘電体のバッキング層を含む。この導電性シートをおおむね渦巻き状のパターンに切削、フライス削り、或いはエッチングすることによってコイルパターンが形成された。切削された渦巻間に残っている導電性シートがほぼ渦巻き状の又は指紋状の電流路を提供した。例えば、レーマー(Roemer)に対する米国特許第5,177,442号(特願平4−172288号)又はエーデルシュタイン(Edelstein) に対する米国特許第4,840,700号(特願昭59−230482号)を参照されたい。導電性パターンは連続する電流密度ベクトルJの近似を表す。数学的には、電流密度J=カールS、ここでSは定積分電流密度の等値線(コンター)を表す流れの関数である。ターン数Nが選択され、コイルは、定数Sのそれぞれごとに、量ΔS=Smax /Nだけ大きさが相違するN+1の等値線にパターン化される。これらからΔS/2だけオフセットした仮定の等値線は繊条のワイヤをJに近似させるように配置するための所望のパターンを表す。
【0004】
この方法によって発生された等値線は機械加工のパターン又はカット線を決定する。カット線は、ターンパターンを定める電気的な不連続性又はギャップをもたらす導電体材料の一定幅を除去することによって、形成された。代表的には、導電性シートは銅であり、1〜2mmの厚さを有する。カット線は代表的には2mmの幅を有する、即ち、シートの厚さにほぼ等しい。
【0005】
電流密度関数Jはシートを横切る方向で変化するから、一定幅のカット線を除去してコイルパターンを定めるこのプロセスは幅の変化する導体をもたらす。電流は広い面積に広がる可能性があり、かつ狭い導体面積に集中するから、選択された電流密度Jが良好に出会う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
発生する難点の1つは、高電流密度の領域において、単に狭いだけの導体セグメント、例えば約4mmの幅、がカット線間に残るということである。より広い公称の幅、例えば6mm、からの導体幅のこの減少は不利益をもたらす。電力損失、IR、は狭い領域における電流密度の増大にともなって顕著に増大する。その上、熱発生率ρJ(ここでρは電気抵抗である)も高電流密度領域において著しく増大する。導体幅が6mmから4mmに減少することによって電力損失は約1.5の係数だけ増大し、熱発生率は約2.25の係数だけ増大する。局限化されたコイルの加熱は従来技術においては重大な欠点である。
【0007】
従来技術の他の欠点は導体のより幅広の部分が渦電流を持続させるということである。勾配コイルは一般にx、y、及びzコイルの層状のアセンブリを含む。3つ全部のコイルが互いに非常に近接した状態に装着され、パルス的態様で駆動される。1つのコイルが電流パルスで駆動されると、その結果の磁界は、可能であるあらゆる近傍の導体に渦電流を誘起する。これら渦電流は駆動用磁界を減少させ、かつある関連した減衰時間を有する。近傍のコイルが同じく指紋形式のコイルであるから、渦電流に対する利用可能な電流路は一定ではない空間分布を有する。かくして、渦電流パターンは空間的に駆動用電流と非類似である。延長された継続時間の時間減衰及び空間的な非類似性の両方が磁気共鳴応用の装置には不利益をもたらす。その上、隣接するコイル間の電圧の差によって発生される電界が容量的結合を生じさせる。この容量(キャパシタンス)の充電にまた、ある関連した時定数をもつ。このプロセスに関連した時定数及び電流を最小にすることがまた、通常、望まれている。
【0008】
ワイヤを巻いた勾配コイルもまた、欠点を有する。ワイヤの幅は最小の等値線分離距離によって制限され、また、ワイヤの高さ/厚さは放射方向構造の拘束によって制限される。最も小さな横断面が渦巻き状コイルを巻回するために使用される。これは結果としてより高い抵抗を有する、かつより高い合計の熱発生を持つコイルをもたらす。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は新規なかつ改良された勾配コイルの構成又は形状を提供する。
この発明の一面によれば、検査領域内に磁界勾配を生じさせるための勾配コイルアセンブリが提供される。この勾配コイルアセンブリは複数の電気的に相互接続されたコイル構成体を含む。これらコイル構成体のそれぞれは、おおむね渦巻き状の(らせん状の)導電箔状体(薄片)の巻線パターンにカット線によって分割される導電箔状体のシートを含む。導電箔状体巻線パターンは、(1) この箔状体巻線パターンの巻線が予め選択された最小の幅よりも狭い少なくとも1つの高電流密度領域と、(2) この箔状体巻線パターンの巻線が予め選択された最大の幅に制限され、隣接する巻線間にギャップが形成されるようにする少なくとも1つの低電流密度領域とを有する。
【0010】
この発明の他の一面によれば、複数の電気的に相互に接続されたコイル構成体を含む改良された勾配コイルアセンブリが提供される。これらコイル構成体のそれぞれは、おおむね渦巻き状の導電箔状体の巻線パターンにカット線によって分割される導電箔状体のシートを含む。導電箔状体巻線パターンは、この巻線パターンの巻線が予め選択された最小の幅よりも狭い少なくとも1つの高電流密度領域を有する。パターンの他の領域の巻線は少なくとも予め選択された最小の幅である。改良部分は、パターンの高電流密度領域に他の領域におけるカット線よりも狭いカット線を形成することからなる。より幅の広いカット線は研摩剤ウォータジェット法又は同様の方法で機械的にフライス加工でき、カットできる。
【0011】
この発明の他の一面によれば、磁気共鳴イメージング装置が提供される。おおむねトロイダルの(ドーナツ型の)マグネットアセンブリが検査領域中に一時的に一定の磁界を発生する。このマグネットアセンブリは検査領域の周りに長手方向に延在する孔を定める全体として円筒形状の部材を含む。第1、第2、及び第3の相互に直交する軸に沿って孔内に磁界勾配を生じさせるための勾配コイルアセンブリが設けられている。この勾配コイルアセンブリは、相互に直交する軸の1つに沿って勾配を生じさせるための4つの電気的に相互に接続されたコイル構成体を有する第1の勾配コイルと、相互に直交する軸の他の軸に沿って磁界を生じさせるための、第1の勾配コイルに対して90°だけオフセットされた4つの電気的に相互に接続されたコイル構成体を含む第2の勾配コイルとを含む。これらコイル構成体のそれぞれは本質的には上述した通りである。無線周波数のパルスを検査領域に送信して選択されたダイポールの磁気共鳴を誘起し、操作するために、無線周波数コイルアセンブリが孔内に配置されている。シーケンス制御手段が勾配コイルアセンブリ及び無線周波数コイルアセンブリを制御して、磁気共鳴のイメージング勾配及びRF(無線周波数)パルス列を発生させる。イメージ再構成(再生)手段が検査領域から発生される磁気共鳴信号からイメージの表示を再構成(再生)する。
【0012】
この発明の他の一面によれば、誘電体基体に積層された箔状体のシートから勾配コイル構成体を形成するための方法が提供される。おおむね渦巻き状の電流巻線パターンのセントロイド(質量中心)が選択される。隣接するセントロイド間のセントロイド相互間寸法が第1の予め選択された幅と比較される。セントロイド相互間寸法が第1の予め選択された幅より小さい領域においては、コイル中にカット線が形成され、このカット線は第1のカット線幅を有する。セントロイド相互間寸法が第1の予め選択された幅を越える領域においては、隣接するセントロイド間にカット線が形成され、このカット線は第2のカット線幅を有する。第1のカット線幅は第2のカット線幅より小さい。
【0013】
この発明の他の一面によれば、誘電体基体に積層された箔状体のシートから勾配コイル構成体を形成する他の方法が提供される。おおむね渦巻き状の電流巻線パターンのセントロイドが選択される。隣接するセントロイド間の寸法が予め選択された幅と比較される。この寸法が予め選択された幅より広い領域においては、2本のカット線が隣接するセントロイド間に形成される。各カット線は対応する隣接するセントロイドから、予め選択された幅の実質的に1.5倍だけ、変位される。このようにして、隣接する巻線間に箔状体材料の隔離されたアイランド(島)が形成される。
【0014】
これらアイランドはコイル内部の渦電流を軽減するために除去される又はセグメント化されることが好ましい。
【0015】
この発明を実施する装置及び方法の1つの利点は、この発明により勾配コイル中の渦電流が減少するということである。
【0016】
この発明を実施する装置及び方法の他の利点は、この発明により勾配コイルによって発生される熱の分布が改善されるということである。熱は高電流密度の領域において減少し、低電流密度の領域にわたって分散される。
【0017】
この発明を実施する装置及び方法の他の利点は、この発明により勾配コイルにおける電力損失が減少するということである。
【0018】
【実施例】
以下、この発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、複数の超伝導磁界コイル10が中心の孔12の長手方向又はz軸に沿って一般的に一時的に一定の主磁界を発生する。x及びy軸はz軸と直交するようにかつ互いに直交するように定められている。超伝導マグネットのコイルは巻枠14によって支持されており、かつトロイダルのヘリウム容器又は缶16に受容されている。このヘリウム容器は液体ヘリウムで満たされており、超伝導マグネットを、それが超伝導状態である温度に保持している。主磁界シールドコイルアセンブリ18が、超伝導マグネット10によってこの超伝導マグネットを取り囲む領域に発生される磁界に対抗する磁界を発生する。
【0019】
ヘリウムの蒸発を減少させるために、トロイダルのヘリウム容器16は約20°K又はそれ以下に保持される第1のコールドシールド20によって取り囲まれている。第2のコールドシールドアセンブリ22が約70°K又はそれ以下に冷却される。これら第1及び第2のコールドシールドは機械的な冷却手段(図示せず)によって冷却されることが好ましい。コールドシールド22は円筒形状の誘電体巻枠に装着されたスロット付きの管の円筒形状のコールドシールド部分を含むことが好ましい。トロイダルの真空容器24がこれらコールドシールドを包み、それらの周囲に真空の貯蔵器を形成している。この真空の容器24は、孔12を定め、かつz軸に対して平行に延びる円筒形状の非鉄の部材26を含む。主磁界はこの円筒形状の部材26を通じて発生される。アルミニウムで処理された(アルミニウム被覆の)マイラーのスーパー絶縁体の層(図示せず)が真空容器とコールドシールド間に配置されることが好ましい。
【0020】
RFコイルアセンブリ30が孔に装着されている。このRFコイルアセンブリは一次RFコイル32とRFシールド又は二次コイル34とを含む。直角位相又は鳥かご形式のコイルであることが好ましい一次コイル32は、少なくとも55cmであることが好ましい、患者を受容する孔を定める内径を有する。
【0021】
勾配コイルアセンブリ40は全身の一次勾配コイルアセンブリ42と二次コイルアセンブリ44とを含む。この一次勾配コイルアセンブリ42は円筒形状の誘電体巻枠46を含む。この巻枠は磁界勾配を生成することに関連した力のもとでその構造的な完全性を維持するのに十分な厚さを有することが好ましく、例えば5〜10mm、好ましくは約7.5mmのガラス補強のプラスチックである。巻枠46はz勾配コイル50の卷線を受容するためにその外表面に形成された又はカットされた一連の溝48を有する。
【0022】
銅の箔状体又は微細な銅のメッシュの巻き付けられたストリップ(条片)であることが好ましいRFシールド34は、巻枠46の外表面に及びzコイル受容溝中に適用される。RFシールドメッシュは、例えば緊密に巻回されたz勾配ワイヤ巻線によって溝中に変形されてもよく、溝中に嵌合されてもよく、溝中に延在する半田結合されたセグメントを有していてもよい。溝はz勾配コイルの厚さにおおむね対応する深さを有し、その結果、z勾配コイルが挿入された後、実質的に円形状に円筒状表面がx及びy勾配コイル52、54を受容するために与えられる。
【0023】
種々の代わりの実施例がまた、意図されている。第1に、一次z勾配コイル50は分布コイル又は集群コイルであってもよい。第2に、コイルは冷却流体を循環させるための中空の導体で構成してもよい。これは、より高い電力レベル又は勾配強度を可能にするように冷却効率を高める。終わりに、z勾配コイルはRFスクリーンの隣である必要はないが、多少取り除くことができる。
【0024】
図1の参照を続け、さらに図2を参照すると、x及びy勾配コイル52、54はそれぞれ図2に示されたパターンの4つの巻線を含む。これら構成体の2つはおおむね互いに隣接し、かつ孔の垂直方向の中心面58にあるエッジ56で装着される。これら2つの構成体は誘電体の巻枠46の周りを約半分だけを包む。類似の対の構成体は孔の垂直方向の中心面58に隣接するそれらのエッジ56で誘電体の巻枠の反対側に装着される。これら構成体は、対向して配置されたこれら構成体のエッジ60が互いに隣接するように、巻枠の周りを包む。x及びy勾配コイルは実質的に互いに同等であるが、しかし、一方は中心又はz軸の周りに他方に対して90°回転させられる。勾配コイルの一方、例えばx勾配コイル、の4つのコイル構成体はRFシールド34及びz勾配コイル50の周りの誘電体巻枠46に装着され、そしてこのアセンブリはエポキシでポッティングされる(覆われる)。他方の勾配コイル、例えばy勾配コイル、の4つのコイル構成体はポッティングされたx勾配コイルの周りに装着され、かつまた、エポキシ又は他の誘電体材料でポッティングされる。外側に装着された勾配コイルの構成体は、それが装着されるより大きな直径を補償するために、適当なパーセントだけエッジ60間に延長されることが好ましい。
【0025】
図2の参照を続け、さらに図3を参照すると、各コイル構成体に対して所望の電流密度Jが計算され、この電流密度Jのセントロイド62が決定される。計算された渦巻きのセントロイドは理想の繊条コイルが追従する巻線パターンを指示する。カット線64が隣接するセントロイド間に定められる。2つの隣接するカット線の中心間に定められる導電性ストリップの幅66が決定され、予め選択された最小の幅、例えば7mm及び予め選択された最大の幅、例えば12mmと比較される。導電性ストリップが予め選択された最小の幅より狭い幅66を有する場合には、高電流密度の領域68が定められる。隣接するカット線間の幅66が予め選択された最大の幅より大きい場合には、低電流密度の領域70が定められる。
【0026】
図2及び図3の参照を続け、さらに図4を参照すると、この好ましい実施例においては、コイル構成体は、2mmの厚さの銅のフィルム74が積層される誘電体層72を含む。高電流密度領域68において、狭いカット線76は、好ましくは高圧ウォータ(水)ジェットカッティング操作又は他の数値制御機械加工操作によって、形成される。この好ましい実施例においては、狭いカット線76は約1mmの幅或いはそれ以下である。
【0027】
高電流密度の領域68においては、銅箔の巻線の幅66は6mm或いはそれ以下である。この狭い幅に、1mmのカット線は、2mmのカット線の場合よりも相当に大きなパーセントの導電性材料を残す。この幅66が7mmと12mmとの間にある領域においては、幅広のカット線78が約2mmの幅でカットされる。これら領域は1mmのカット線でさらにカットできるけれど、1mmのカッティング操作は2mmのカッティング操作よりも相当に費用がかかる。
【0028】
低電流密度の領域70においては、カット線の間隔は予め選択された幅、例えば中心間間隔で12mm、に制限される。これはコイルの導電部分の幅を、12mmから2mmのカット線の厚さを減じた幅、即ち、10mmに制限する。カット線は、導電コイルセグメントの幅がコイル全体を通して可能な限り12mmに近くなるように、配置されることが好ましい。カット線間の幅66が低電流密度の領域において制限されると、アイランド(島)80が形成される。アイランド80、或いは少なくともより大きなアイランドは除去されることが好ましい。導体の幅よりも小さな非常に小さいアイランドは重大な渦電流を維持しないので、残しておいてもよい。随意ではあるが、より大きなアイランドを除去するよりはむしろ、より大きなアイランドはそれらが大きな渦電流を維持しないようにより小さな部片にカットしてもよい。また、最小及び最大の規定される幅は特定の適用例に応じて変えることができるというこを注意すべきである。
【0029】
渦電流を制限するために種々の他の技術が採用できる。第1に、図4に例示するように、第2の箔状体層82が誘電体層の反対側に取り付けられてもよい。2つの導電層の場合には各層が半分の厚さでよい。それ故、導体に誘起される渦電流はより短い時定数を有する。さらに、2つの導電層の巻線パターンは同じである必要はない。それどころか、電流密度Jは2倍のループ、即ち、2Nのループにより計算でき、交互のループが各面に形成される。Nのループのうちの交互のループは、各ループが高電流密度領域において2倍の幅となるように、対向する面に形成することができる。さらに他の例として、第2の導電層82は高電流密度の領域68にのみ形成してもよい。カット線は互いにその頂部の上に直接あり、類似の導電性ストリップが高電流密度領域の両側に形成される。銅のピン84のような電気コネクタが誘電体層を貫通し、上部及び下部の導電性ストリップを相互接続する。頂部及び底部の導電性ストリップは同じ厚さである必要はない。それどころか、これら層の一方又は両方の厚さは、上部及び下部のストリップの組み合わされた電流搬送容量がこのコイル構成体の他の領域におけるストリップの電流搬送容量と整合するように、調節することができる。より薄い導体の使用は、それらがホトエッチング技術によってカット線を形成することを容易にするという点で、有益である。さらに他の例として、導電層の厚さは電流密度の低い領域においてより薄くなり、かつ電流密度の高い領域においてより厚くなるように、調節してもよい。導体部分が渦電流を維持できるような幅を有する程度まで、追加のカット線がこれら部分を、電気的に並列に接続された複数の平行な導体に分割するために、使用できる。
【0030】
再び図1を参照すると、複数のプラスチック製のI形のビーム(梁材)又は他の機械的構造体90が勾配巻枠46を超伝導マグネットの円筒形状の部材26の内部表面に装着する。I形のビーム又は他の機械的構造体90は、主マグネット磁界の均一性を補足するための、代表的には多数の鉄を含む素子である主マグネット磁界シム(補足部材)(図示せず)を受容するのに十分なギャップを形成する。約33mmの環状体が一次勾配コイル巻枠46と円筒形状の部材26との間に用意されることが好ましい。これは空気冷却用の通路を提供し、一次及びシールド勾配コイルをある極大量変位させ、そして主磁界の均一性を補足するための磁界シムを挿入すべき区画を提供する。
【0031】
二次勾配コイル44は、z勾配シールドコイル92を受容するための溝を有することが好ましい円筒形状の部材26を含む。x及びy勾配シールド又は二次コイル94、96は巻枠26の円形の外周囲に装着され、かつエポキシコンパウンドでポッティングされる。これら一次及び二次勾配コイルは直列に接続され、又は独立に駆動され、特に真空容器内で孔12内に正確な勾配磁界を生成し、かつ孔の外側に相殺用磁界を生成する。
【0032】
シーケンス制御手段100が勾配コイル制御手段102及び送信機104を制御する。勾配コイル制御手段102は一連の電流パルス発生器106と接続されており、これら電流パルス発生器106は一次勾配コイル50、52、54及び二次勾配コイル92、94、96と接続されている。好ましくはディジタルの送信機である送信機104は、孔内の対象物(被検体)の一部分の選択されたダイポールに磁気共鳴を励起し、かつ操作するための無線周波数信号のパルスを発生するために、一次無線周波数コイルと接続されている。好ましくはディジタルの受信機である無線周波数受信機108が、対象物の検査された部分から発生された磁気共鳴信号を復調するために、無線周波数一次コイル又は表面コイル(図示せず)と接続されている。逆二次元フーリエ変換再構成手段のようなイメージ再構成手段110が受信した磁気共鳴信号を電子的イメージ表示に再構成し、この電子的イメージ表示はイメージメモリ112に記憶される。ビデオプロセッサ114がメモリ112に記憶された電子的イメージをビデオモニタ116に表示するための適当な形式に変換する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による磁気共鳴イメージングシステムの一実施例を示す概略構成図である。
【図2】平らに並べられたx又はy勾配コイルの4分の1の部分の上面図である。
【図3】図2のコイル構成体の一部分の拡大図である。
【図4】図2の勾配コイルに対する代わりの勾配コイルの一例を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 超伝導磁界コイル
12 中心の孔
14 巻枠
16 ヘリウム容器
18 主磁界シールドコイルアセンブリ
20、22 コールドシールド
24 真空容器
26 円筒形状の非鉄部材
30 無線周波数コイルアセンブリ
32 一次無線周波数コイル
34 無線周波数シールド又は二次コイル
40 勾配コイルアセンブリ
46 円筒形状の誘電体巻枠
50 z勾配コイル
52 x勾配コイル
54 y勾配コイル
58 垂直方向の中心面
64 カット線
68 高電流密度領域
70 低電流密度領域
76 幅の狭いカット線
78 幅の広いカット線
80 アイランド
92 z勾配シールドコイル
94 x勾配シールドコイル
96 y勾配シールドコイル
100 シーケンス制御手段
102 勾配コイル制御手段
104 送信機
106 電流パルス発生器
108 無線周波数受信機
110 イメージ再構成手段
112 イメージメモリ
114 ビデオプロセッサ
116 ビデオモニタ

Claims (25)

  1. 検査領域(12)中に一時的に一定の磁界を発生するためのおおむねトロイダルのマグネットアセンブリであって、前記検査領域(12)の周りに長手方向に延在する孔を定めるおおむね円筒形状の部材を含むマグネットアセンブリ(10、14、16、18、20、22、24、26)と、
    第1、第2、及び第3の相互に直交する軸に沿って前記孔内に磁界勾配を生じさせるための勾配コイルアセンブリであって、4つの電気的に相互に接続された第1のコイル構成体を含む第1の勾配コイル(52)と、4つの第2のコイル構成体を含む第2の勾配コイル(54)とを含み、各第1のコイル構成体は前記検査領域(12)を通る中心面(58)に隣接して配置され、かつ前記円筒体(46)の周りに円周方向にほぼ半分だけ延在しており、各第2のコイル構成体は前記中心面(58)に隣接して配置され、かつ円筒体(46)の周りに円周方向にほぼ半分だけ延在しており、前記第2の勾配コイル(54)は前記第1の勾配コイル(52)から前記円筒体(46)の周りに90°回転されており、前記第1及び第2のコイル構成体のそれぞれはカット線(64)によっておおむね渦巻き状の導電性巻線パターンに分割される導電性シートを含み、各巻線パターンは巻線の幅を予め選択された最小の幅にする少なくとも1つの高電流密度領域(68)を有し、また、前記巻線パターンの低電流密度領域(70)において前記巻線1つのカット線(64)よりも大きく離間して、前記巻線の幅を予め選択された最大の幅に近づけて形成した勾配コイルアセンブリ(40)と、
    前記孔内に配置されており、無線周波数のパルスを前記検査領域(12)に送信して前記検査領域(12)内に選択されたダイポールの操作用磁気共鳴を誘起するための無線周波数コイルアセンブリ(30)と、 前記勾配コイルアセンブリ(40)及び前記無線周波数コイルアセンブリ(30)を制御して、磁気共鳴のイメージング勾配及び無線周波数パルス列を生成するためのシーケンス制御手段(100)と、
    前記検査領域(12)から発生される磁気共鳴信号からイメージの表示を再構成するためのイメージ再構成手段(110)
    とを具備することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記低電流密度領域において、前記コイルの残部から電気的に隔離された導電性シート材料のアイランドが隣接する箔状体の巻線間に形成されている請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記カット線は前記低電流密度領域における場合よりも前記高電流密度領域において幅が狭くなっている請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記導電性シートは一定の厚さを有し、前記高電流密度領域における前記カット線の幅は前記導電性シートの厚さよりも小さく、前記低電流密度領域における前記カット線の幅は少なくとも前記導電性シートの厚さと同じである請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記導電性シートの厚さが少なくとも2mmである請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記第1の巻線パターンは誘電体シートの一面に積層された箔に形成されており、前記誘電体シートの反対面に形成された第2の巻線パターンをさらに含む請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記第2の巻線パターンはおおむね渦巻き状のパターンに延在している請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記第2の巻線パターンは前記高電流密度領域に隣接して延在し、かつ前記高電流密度領域において前記第1の巻線パターンと電気的に接続されている請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記巻線は前記高電流密度領域においてより厚く、前記低電流密度領域においてより薄い請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 検査領域中におおむね均一な磁界を発生するためのおおむねトロイダルのマグネットアセンブリであって、前記検査領域の周りに長手方向に延在する孔を定めるおおむね円筒形状の部材を含むマグネットアセンブリと、
    第1、第2、及び第3の相互に直交する軸に沿って前記孔内に磁界勾配を生じさせるための勾配コイルアセンブリであって、4つの電気的に相互に接続された第1のコイル構成体を含む第1の勾配コイルと、4つの第2のコイル構成体を含む第2の勾配コイルとを含み、各第1のコイル構成体は前記検査領域を通る中心面に隣接して配置され、かつ円筒体の周りに円周方向にほぼ半分だけ延在しており、各第2のコイル構成体は前記中心面に隣接して配置され、かつ前記円筒体の周りに円周方向にほぼ半分だけ延在しており、前記第2の勾配コイルは前記第1の勾配コイルから前記円筒体の周りに90°回転されており、前記第1及び第2のコイル構成体のそれぞれはカット線によっておおむね渦巻き状の導電性巻線パターンに分割される導電性シートを含み、各巻線パターンはその巻線パターンの巻線が予め選択された幅より小さい幅を有する少なくとも1つの高電流密度領域を有し、前記巻線パターンの低電流密度領域における巻線は少なくとも前記予め選択された幅であり、前記カット線は前記低電流密度領域における場合よりも前記高電流密度領域において幅が狭くなっている勾配コイルアセンブリと、
    前記孔内に配置されており、無線周波数のパルスを前記検査領域に送信して前記検査領域内に選択されたダイポールの操作用磁気共鳴を誘起するための無線周波数コイルアセンブリと、
    前記勾配コイルアセンブリ及び前記無線周波数コイルアセンブリを制御して、磁気共鳴のイメージング勾配及び無線周波数パルス列を生成するためのシーケンス制御手段と、
    前記検査領域から発生される磁気共鳴信号からイメージの表示を再構成するためのイメージ再構成手段
    とを具備することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  11. 前記導電性シートは一定の厚さの箔状体であり、前記高電流密度領域における前記カット線の幅は前記箔状体の厚さの半分であり、前記コイルアセンブリの他の領域における前記カット線の幅は少なくとも前記箔状体の厚さと同じである請求項10に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  12. 前記箔状体の厚さが少なくとも実質的に2mmである請求項11に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  13. 前記コイル構成体は、前記巻線が前記高電流密度領域における場合よりも幅が広い低電流密度の領域を有し、前記巻線の幅はこの低電流密度領域において最大の幅を有する請求項10に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  14. 前記巻線は前記低電流密度の領域において実質的に一定の幅を有する請求項13に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  15. 複数の電気的に相互に接続されたコイル構成体を具備する検査領域内に磁界勾配を生じさせるための勾配コイルアセンブリであって、これらコイル構成体のそれぞれがカット線によっておおむね渦巻き状の導電性巻線パターンに分割される導電層を含み、隣接する巻線間に複数のギャップが形成されるように、前記巻線パターンの巻線が予め選択された最大の幅よりも小さい幅を有する少なくとも1つの低電流密度領域を巻線が有することを特徴とする勾配コイルアセンブリ。
  16. 前記ギャップに電気的に隔離された箔状体のアイランドが形成されている請求項15に記載の勾配コイルアセンブリ。
  17. 前記巻線は、前記巻線パターンの巻線が予め選択された最小の幅よりも狭い幅を有する少なくとも1つの高電流密度領域を有する請求項15に記載の勾配コイルアセンブリ。
  18. 前記巻線は前記低電流密度領域において一定の共通の幅を有する請求項15に記載の勾配コイルアセンブリ。
  19. 複数の電気的に相互に接続されたコイル構成体を含み、これらコイル構成体のそれぞれがカット線によっておおむね渦巻き状の導電性巻線パターンに分割される導電層を含み、前記巻線パターンはこの巻線パターンの巻線が予め選択された最小の幅よりも狭い幅を有する少なくとも1つの高電流密度領域を有し、前記巻線パターンの他の領域における巻線は少なくとも前記予め選択された最小の幅を有する勾配コイルアセンブリにおいて、
    前記カット線は前記他の領域における場合よりも前記高電流密度領域において幅が狭くなっていることを特徴とする勾配コイルアセンブリ。
  20. 誘電体基体に積層された導電層から勾配コイル構成体を形成する方法において、
    おおむね渦巻き状の電流巻線パターンのセントロイドを選択する段階と、
    隣接するセントロイド間の寸法を第1の予め選択された幅と比較する段階と、
    前記寸法の距離が前記第1の予め選択された幅より狭い領域において、前記導電層を通る第1のカット線幅のカット線を形成する段階と、
    前記寸法が前記第1の予め選択された幅を越える領域において、隣接するセントロイド間に、前記第1のカット線幅よりも幅の広い第2のカット線幅のカット線を形成する段階
    とからなることを特徴とする方法。
  21. セントロイド相互間寸法を第2の予め選択された幅と比較し、前記セントロイド相互間寸法が前記第2の予め選択された幅を越えるときには、隣接するセントロイド間に2本のカット線を形成する段階をさらに含み、各カット線は対応する隣接するセントロイドから、前記第2の予め選択された幅の実質的に1.5倍だけ、変位されており、それによって隣接する巻線間に導電層材料のアイランドが形成されるようにした請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1及び第2の予め選択された幅は同じである請求項21に記載の方法。
  23. 前記アイランドを除去して渦電流が前記アイアランドに維持されることを防止する段階をさらに含む請求項21に記載の方法。
  24. 前記アイランドを変形して前記アイランドの渦電流を維持する能力を減少させる段階をさらに含む請求項21に記載の方法。
  25. 誘電体基体に積層された導電層から勾配コイル構成体を形成する方法において、
    おおむね渦巻き状の電流巻線パターンのセントロイドを選択する段階と、
    隣接するセントロイド間の寸法を予め選択された幅と比較する段階と、
    前記寸法が前記予め選択された幅より広い領域において、隣接するセントロイド間に2本のカット線を形成する段階
    とからなり、
    各カット線は対応する隣接するセントロイドから、前記予め選択された幅の実質的に1.5倍だけ、変位されており、それによって隣接する巻線間に導電材料の隔離されたアイランドが形成されるようにしたことを特徴とする方法。
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