JP3579673B2 - ロール式補助桁溶接歪矯正装置 - Google Patents

ロール式補助桁溶接歪矯正装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄骨構造物の主桁に溶接で取り付けられる例えば垂直リブや水平リブなどの補助桁の溶接歪みを除去する技術に係り、特に、リブなどの補助桁を挟んで1個のロールと2個のロールで主桁の両側から挟圧して溶接歪みを除去すると共に装置を90度〜180度回転させることで垂直リブ及び水平リブの双方の溶接歪みを矯正でき、さらに補助桁が主桁の右側或いは左側に取り付けられる場合にも対応可能にしたロール式補助桁溶接歪矯正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄骨構造物の例えば橋梁I形鋼、箱桁(BOX)形鋼の製作時に主桁aの主材のウェブb材に、垂直方向に垂直リブc及び水平方向に水平リブdなどの補助桁が溶接で取り付けられている。橋梁I形鋼のウェブbには左右の両側面に垂直リブc及び水平リブdなどの補助桁が取り付けられ、箱桁(BOX)形鋼のウェブbには左右のいずれかの片側に補助桁が取り付けられ、本溶接を行うとウェブb材に熱影響による溶接歪み(ヤセ馬現象)が発生する。
この溶接歪みの除去方法として、現状ではプレス式による間欠プレス方式及び溶接裏面をガスバーナーによる過熱急冷方式が行われているが、この現状の問題点として間欠プレス方式及びガスバーナーによる過熱急冷方式では、ヤセ馬歪みの除去はできても主材のウェブb材に波打ち現象(溶接部の熱影響により縮み、球面状の歪み)発生する。
この修正方法として、主材ウェブb材に数カ所のガスバーナーによる過熱急冷のお灸にてウェブb材を縮めて修正している。なお、過熱急冷を行うと部材が収縮するので補助桁の数量及び過熱急冷により部材の収縮量が違ってくる。橋梁主桁aの場合は主材板に先穴(収縮量を予測し延長)したフランジe材とウェブb材を組立て溶接終了後に溶接歪みの除去を行うので長年の経験と熟練及びガス、酸素、冷却水が必要で修正に多大の時間とコストが掛かっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、主桁aのウェブbとフランジeの溶接歪みの矯正は、前記方式の欠点を回避するために、1個のロールと2個のロールを使用して両側から挟圧することで行われているが、1個のロールと2個のロールを使用して溶接歪みを矯正するロール式溶接歪矯正装置は大型であるために設置固定されていて、設置固定されているロール式溶接歪矯正装置に対して横長な主桁aを水平移動させながらウェブbとフランジeの溶接歪みを矯正している。
このロール式溶接歪矯正装置を使用して補助桁の溶接歪みの除去が考えられるが、水平リブdの溶接歪みを除去する場合、中間に垂直リブcが一定間隔で取り付けられているため、その都度、垂直リブcをかわす必要があり、非常に面倒である。また、垂直リブcの溶接歪みを除去する場合には、主桁aを上下方向に移動させる必要があり、つまり主桁aを水平方向に移動させて行うことができず、原理的に無理である。
このように、主桁aを水平移動させながら溶接歪みを矯正除去する従来のロール式溶接歪矯正装置を使用しての補助桁の溶接歪みの矯正除去は、非常に面倒であり、不可能に近かった。
【0004】
この発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、矯正ロールを用いて補助桁付き主桁の溶接歪みを矯正できるようにすると共に、補助桁付き主桁をその両側から矯正ロールで挟圧して溶接歪みを矯正する駆動矯正ロールと従動矯正ロールとの取り付け位置を簡単に逆に交代し、また、水平リブの溶接歪み矯正から垂直リブの溶接歪み矯正への変更も、駆動矯正ロール及び従動矯正ロールを水平から垂直向きに角度を変えるのみで簡単に対応することのできるロール式補助桁溶接歪矯正装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、この発明は、補助桁付き主桁が内部に入るように本体フレームを門型構造にすると共に主桁の長手方向に沿って移動自在に配置し、本体フレームの左右の側部フレームにそれぞれロール取付盤を昇降自在に配置し、補助桁付き主桁をその両側から矯正ロールで挟圧して溶接歪みを矯正する駆動矯正ロールと従動矯正ロールとを、回動して交代自在及び水平垂直向き回動角度可変自在に左右のロール取付盤の先端側に取り付けた手段よりなるものである。
【0006】
ここで、好ましい態様として、ロール取付盤は、側部フレームの上下方向に昇降する昇降盤と、昇降盤に支持されて中央の主桁に対して前進及び後退する進退盤と、昇降盤に支持されて進退盤を前後方向に移動させるロール押圧用シリンダーと、進退盤の先端に水平方向に角度回動自在に取り付けられ直角な2つの取付面に駆動矯正ロールと従動矯正ロールが水平垂直向き回動角度可変自在に取り付けられるロール交代盤とから構成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に記載の発明の実施の形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
ここで、図1は全体側面図、図2は全体平面図、図3はロール式補助桁溶接歪矯正装置の正面図、図4はロール式補助桁溶接歪矯正装置の側面図、図5はロール式補助桁溶接歪矯正装置の平面図、図6は要部の矯正ロールの側面図、図7は要部の矯正ロールの平面図、図8(A)は水平リブ矯正時の矯正ロールの正面図、図8(B)は垂直リブ矯正時の矯正ロールの正面図、図9は転倒防止機の側面図、図10は転倒防止機の正面図である。
【0008】
図において、ロール式補助桁溶接歪矯正装置1は、補助桁付き主桁aのウェブbの両面又は片面に補強のために溶接で取り付けられた垂直リブcや水平リブdなどの補助桁によって発生するウェブbの溶接歪みを矯正ロール4,5を使用して矯正除去する装置である。
【0009】
ロール式補助桁溶接歪矯正装置1は、補助桁付き主桁aの長手方向に沿って移動自在に配置される門型構造の本体フレーム2、本体フレーム2の左右の側部フレーム21にそれぞれ昇降自在に配置されたロール取付盤3、ロール取付盤3の先端側に交代自在及び水平垂直向き角度可変自在に取り付けられた1個の駆動矯正ロール4と2個の従動矯正ロール5、ロール取付盤3を昇降させる昇降機6などから構成されている。
【0010】
本体フレーム2は、門型の構造を有しており、その門型の内側に補助桁付き主桁aが位置するように配置されて、補助桁付き主桁aの長手方向に沿って移動する機構になっている。門型構造の本体フレーム2は、左右の側部フレーム21、左右の側部フレーム21の上端間に横設された上部横フレーム22、左右の側部フレーム21の下端に取り付けられた下部フレーム23から構成される。
【0011】
左右の各側部フレーム21は、前後方向に隙間をあけて上下方向に立設された一対の縦フレーム21aから構成される。一対の縦フレーム21aの隙間はロール取付盤3の昇降路を形成しており、ロール取付盤3はこの昇降路の間を昇降する。
【0012】
左右の下部フレーム23は、前後方向に長くなっており、その内側に車輪24が前後2カ所に取り付けられ、又その外側面部分に箱形の反力受け23aが前後方向に形成されている。また、左右の下部フレーム23には車輪24を駆動させる走行モーター24aが取り付けられている。走行モーター24aは後記の操作盤25aを通じて制御され、又後述の駆動矯正ロール4のロール駆動モーター42と同調して駆動するようになっている。
【0013】
下部フレーム23には作業員搭乗用の昇降バケット25が設けられ、又電気制御盤26が設けられている。昇降バケット25には操作盤25aが取り付けられている。作業員はこの操作盤25aを通じてロール式補助桁溶接歪矯正装置1の作動を制御する。また、左右の下部フレーム23の左右両側には後述の下部スプロケット63が取り付けられている。
【0014】
左右の下部フレーム23の下方には、門型構造の本体フレーム2の内側に設置される補助桁付き主桁aに平行に走行用レール27がそれぞれ敷設されている。下部フレーム23に取り付けられた車輪24は走行用レール27上を転動する。左右の走行用レール27の両外側には走行用レール27に平行に本体フレーム2の反力受け用のガイドレール28がそれぞれ敷設されている。
【0015】
左右のガイドレール28は、本体フレーム2に支持される駆動矯正ロール4及び従動矯正ロール5が補助桁付き主桁aのウェブbを両側から押圧した際に生じる反力を受けて、床面に伝える機能を果たす。
【0016】
中央の補助桁付き主桁aの下部には長さ方向に適当間隔で複数の部材受け架台29が床面上に配置されており、補助桁付き主桁aはこの複数の部材受け架台2によって門型構造の本体フレーム2の内側に支持される。
【0017】
ロール取付盤3は中央に設置される補助桁付き主桁aに対峙して左右の側部フレーム21に昇降自在に取り付けられている。ロール取付盤3は、その先端側に溶接歪み矯正用の1個の駆動矯正ロール4と2個の従動矯正ロール5が、水平方向に回動して交代自在及びその水平垂直向き角度可変自在に取り付けられている。
【0018】
ロール取付盤3は、側部フレーム21の上下方向に昇降する昇降盤31、昇降盤31に支持されて中央の補助桁付き主桁aに対して前進及び後退する進退盤32、昇降盤31に支持されて進退盤32を前後方向に移動させるロール押圧用シリンダー33、進退盤32の先端に水平方向に角度回動自在に取り付けられ直角な2つの取付面に駆動矯正ロール4と従動矯正ロール5が取り付けられたロール交代盤34などから構成されている。
【0019】
昇降盤31が昇降することによってロール取付盤3及びこれに取り付けられている駆動矯正ロール4及び従動矯正ロール5も一体となって昇降する。昇降盤31の両側の上部には進退盤32が入る間隔をあけて中央の補助桁付き主桁aに向かって平行に延びる箱形の進退盤用ガイドレール31aが形成されている。進退盤32は両進退盤用ガイドレール31aの間をガイドされて中央の補助桁付き主桁aに対して前後方向に移動する。
【0020】
進退盤32は昇降盤31の間に入れられており、進退盤32の上部両側面の外側には上下及び前後の4カ所にそれぞれガイドローラ32aが取り付けられている。上下のガイドローラ32aは進退盤用ガイドレール31aを上下から挟むように取り付けられている。
【0021】
進退盤32の下部側は箱形の取付ボックス32bに形成されている。取付ボックス32bは先端側が中央の補助桁付き主桁aに向けて突出しており、この突出する先端にはロール交代盤34が水平方向に角度回動自在に取り付けられている。
【0022】
ロール押圧用シリンダー33は、進退盤32を介して駆動矯正ロール4又は従動矯正ロール5で中央の補助桁付き主桁aのウェブb表面を押圧させるもので、その本体側が昇降盤31の後部下部側の内側に、中央の補助桁付き主桁aに向かって先端側のピストンロッド33aが伸縮するように軸支されている。ロール押圧用シリンダー33は、前記の操作盤25aを通じて制御される。
【0023】
ピストンロッド33aの先端は進退盤32の下部側の取付ボックス32bの後部に連結されていて、進退盤32を中央の補助桁付き主桁aに対して前進及び後退させると共に進退盤32を介して駆動矯正ロール4又は従動矯正ロール5で中央の補助桁付き主桁aのウェブb表面を押圧させる。
【0024】
ロール交代盤34は、中央の補助桁付き主桁aのウェブbを転動しながら押圧する駆動矯正ロール4又は従動矯正ロール5の何れか一方がウェブbを押圧するように水平方向に回動させて押圧位置と退却位置とに交代させる機能を果たすもので、先端の外側に面する直角な両面には水平向きに直角な駆動矯正ロール用取付面34aと従動矯正ロール用取付面34bを有している。駆動矯正ロール用取付面34aと従動矯正ロール用取付面34bとは外角が270度の外直角になっている。駆動矯正ロール用取付面34a及び従動矯正ロール用取付面34bは、その表面が平坦面になっており、又垂直面になっている。
【0025】
駆動矯正ロール用取付面34a及び従動矯正ロール用取付面34bの後方の内直角側には上下一対の軸受け34cが形成されている。上下一対の軸受け34cは進退盤32の取付ボックス32bの先端内側に挿入されている。この上下一対の軸受け34cには各々上下向きに軸孔が形成され、この軸孔を貫通してロール交代軸34dが上下向きに取り付けられている。ロール交代軸34dの上下両端は取付ボックス32bの上下板にそれぞれ支持されている。
【0026】
ロール交代盤34はこのロール交代軸34dを回転中心として水平方向に90度の角度で回動自在になっている。このため、箱形の取付ボックス32bの先端側の両側面は切り欠かれたロール交代用切欠面32cに形成されている。ロール交代盤34はこのロール交代用切欠面32cを通過して退却位置に戻る。
【0027】
両ロール交代用切欠面32cの垂直縁端は各々ロール交代ストッパー32dとなっていて、水平方向に回動した駆動矯正ロール用取付面34a又は従動矯正ロール用取付面34bの側端34eが当接することでそれ以上の回動が阻止されて、駆動矯正ロール4又は従動矯正ロール5が中央の補助桁付き主桁aのウェブb面に対して直角になるように形成されている。
【0028】
駆動矯正ロール4は、回転円周側面の最先面側が片側から中央の補助桁付き主桁aのウェブbの片側表面を押圧して補助桁付き主桁aを挟んで反対側の2個の従動矯正ロール5と協動してウェブbの両側から挟圧して溶接歪みを矯正するもので、例えばフラットロールが使用される。1個の駆動矯正ロール4はロール交代盤34の駆動矯正ロール用取付面34aに水平軸回りに回転自在に取り付けられている。
【0029】
駆動矯正ロール4は駆動矯正ロール用取付面34aに対して回転させることにより、水平軸回りに回転及び垂直軸回りに回転するもので、垂直リブc側の溶接歪みを矯正除去する場合には水平軸回りに回転させ、水平リブd側の溶接歪みを矯正除去する場合には垂直軸回りに回転させる。駆動矯正ロール4はその回転円周側面が補助桁付き主桁aのウェブb表面に平行に取り付けられている。
【0030】
1個の駆動矯正ロール4は駆動矯正ロール軸受け41の前部側に軸支されている。駆動矯正ロール軸受け41の後部側には駆動矯正ロール4を回転駆動させるロール駆動モーター42が取り付けられている。駆動矯正ロール4は例えば歯車を通じてロール駆動モーター42に連動連結されている。
【0031】
ロール駆動モーター42は、垂直リブc又は水平リブdを矯正する場合に、駆動矯正ロール4がウェブb表面とスリップを生じないように、前記の操作盤25aを通じて前記の走行モーター24又は後記の昇降用減速電動機65と同調するように制御される。
【0032】
即ち、駆動矯正ロール4が垂直リブcを矯正する場合、駆動矯正ロール4が回転しながら垂直リブcの裏面側のウェブb表面を押圧するとき、駆動矯正ロール4がウェブb表面とスリップを生じないように、駆動矯正ロール4が保持されるロール取付盤3を昇降させる後記の昇降用減速電動機65と駆動矯正ロール4を駆動回転させるロール駆動モーター42とは同調するように制御されている。
【0033】
また、駆動矯正ロール4が水平リブdを矯正する場合、駆動矯正ロール4が回転しながら水平リブdの裏面側のウェブb表面を押圧するとき、駆動矯正ロール4がウェブb表面とスリップを生じないように、ロール式補助桁溶接歪矯正装置1を走行させる前記の走行モーター24と駆動矯正ロール4を駆動回転させるロール駆動モーター42とは同調するように制御されている。
【0034】
駆動矯正ロール軸受け41の後端にはこれに直角な駆動矯正ロール側取付面43が形成されている。駆動矯正ロール側取付面43の表面は平坦面に形成されていて、前記のロール交代盤34の駆動矯正ロール用取付面34aの表面に水平軸回りに回転自在に取り付けられている。
【0035】
即ち、駆動矯正ロール側取付面43と駆動矯正ロール用取付面34aの中央には水平向きに軸孔が形成され、この水平な軸孔には水平回転軸44が取り付けられていて、駆動矯正ロール4の駆動矯正ロール側取付面43はこの水平回転軸44を中心に水平軸回りに回転自在になっている。これにより、駆動矯正ロール4は水平軸回りに回転でき又垂直軸回りに回転できる。
【0036】
水平回転軸44を中心に水平軸回りに回転する駆動矯正ロール4を水平状態と垂直状態に固定する駆動矯正ロール角度固定ピン45が取り付けられている。駆動矯正ロール角度固定ピン45は駆動矯正ロール側取付面43と駆動矯正ロール用取付面34aに90度の角度位置でそれぞれ形成されたピン孔に挿入して固定することにより、駆動矯正ロール4を水平状態と垂直状態に駆動矯正ロール用取付面34aに固定する。
【0037】
2個の従動矯正ロール5は、回転円周側面の最先面側が片側から中央の補助桁付き主桁aのウェブbの片側表面を押圧して補助桁付き主桁aを挟んで反対側の1個の駆動矯正ロール4と協動してウェブbの両側から挟圧して溶接歪みを矯正するもので、例えばフラットロールが使用される。2個の従動矯正ロール5はロール交代盤34の従動矯正ロール用取付面34bに並列状態で水平軸回りに回転自在に取り付けられている。
【0038】
従動矯正ロール5は従動矯正ロール用取付面34bに対して回転させることにより、水平軸回り及び垂直軸回りに回転するもので、垂直リブc側の溶接歪みを矯正除去する場合には水平軸回りに回転させ、水平リブd側の溶接歪みを矯正除去する場合には垂直軸回りに回転させる。従動矯正ロール5はその回転円周側面が補助桁付き主桁aのウェブb表面に平行に取り付けられている。
【0039】
2個の従動矯正ロール5は、従動矯正ロール軸受け51の前部内部側に軸支された内側従動矯正ロール軸受け52に回転自在に並設されて軸支されている。内側従動矯正ロール軸受け52は従動矯正ロール5の回転軸に対して直交方向に回動自在に軸支されていて、補助桁付き主桁aのウェブb表面の波形面に追従して傾くことができるようになっている。
【0040】
従動矯正ロール軸受け51の後端にはこれに直角な従動矯正ロール側取付面53が形成されている。従動矯正ロール側取付面53の表面は平坦面に形成されていて、前記のロール交代盤34の従動矯正ロール用取付面34bの表面に水平軸回りに回転自在に取り付けられている。
【0041】
即ち、従動矯正ロール側取付面53と従動矯正ロール用取付面34bの中央には水平向きに軸孔が形成され、この水平な軸孔には水平回転軸54が取り付けられていて、従動矯正ロール5の従動矯正ロール側取付面53はこの水平回転軸54を中心に水平軸回りに回転自在になっている。これにより、並列の2個の従動矯正ロール5は水平軸回りに回転でき又垂直軸回りに回転できる。
【0042】
水平回転軸54を中心に水平軸回りに回転する従動矯正ロール5を水平状態と垂直状態に固定する従動矯正ロール角度固定ピン55が取り付けられている。従動矯正ロール角度固定ピン55は従動矯正ロール側取付面53と従動矯正ロール用取付面34bに90度の角度位置でそれぞれ形成されたピン孔に挿入して固定すること、従動矯正ロール5を水平状態と垂直状態に従動矯正ロール用取付面34bに固定する。
【0043】
また、従動矯正ロール軸受け51の後部側には並列の2個の従動矯正ロール5のロール間隔を調整する調整ネジ56が設けられていて、この調整ネジ56によって並列の2個の従動矯正ロール5の間隔を調整できるようになっている。
【0044】
昇降機6は、左右の側部フレーム21を昇降するロール取付盤3を昇降させる駆動機構で、上部横フレーム22に配置された昇降用駆動軸61、左右の側部フレーム21の上方側の昇降用駆動軸61に取り付けられた上部スプロケット62、左右の下部フレーム23の両側面に取り付けられた下部スプロケット63、上部スプロケット62と下部スプロケット63との間に上下に張設された無端チェーン64、昇降用駆動軸61を駆動回転させる昇降用減速電動機65などから構成されている。
【0045】
昇降用駆動軸61には左側の側部フレーム21上に位置する上部スプロケット62と右側の側部フレーム21上に位置する上部スプロケット62の双方が取り付けられていて、昇降用駆動軸61に回転すると、取り付けられたすべての上部スプロケット62は連動して同一速度で回転する。
【0046】
複数の左側の無端チェーン64の途中は左側の側部フレーム21を昇降するロール取付盤3の昇降盤31に連結されており、また右側の無端チェーン64の途中は右側の側部フレーム21を昇降するロール取付盤3の昇降盤31に連結されており左右の無端チェーン64が上下回りに循環動することにより、左右の昇降盤31は同一速度で上下方向に昇降する。
【0047】
昇降用駆動軸61は上部横フレーム22の上に補助桁付き主桁aを横断する方向に回転自在に軸支されて配置されている。昇降用駆動軸61は昇降用減速電動機65に連動連結されていて、昇降用減速電動機65の駆動回転力によって回転し、左右の上部スプロケット62を同一速度で回転させて、左右の各上部スプロケット62に張設された左右の無端チェーン64を上下回りに循環動させ、左右の無端チェーン64に連結されている左右の各ロール取付盤3を昇降させる機構になっている。
【0048】
転倒防止機7は、補助桁付き主桁aが箱形ウェブの場合に、箱形ウェブの補助桁付き主桁aが転倒するのを防ぐためにその両側に配置される。転倒防止機7は補助桁付き主桁aの長さ方向に適当間隔で配置される。転倒防止機7はロール式補助桁溶接歪矯正装置1の移動時には邪魔にならないように、下端側を中心に起伏自在に構成されている。
【0049】
転倒防止機7は、箱形ウェブの補助桁付き主桁aの表面に両側から水平に支持する転倒防止支持桁71、転倒防止支持桁71が取り付けられ下端を中心に回転して倒れ又起きあがる起伏自在な起伏桁72、起伏桁72の下端側が回転自在に軸支された起伏桁支持盤73、起伏桁支持盤73に取り付けられ起伏桁72を起伏駆動させる転倒防止用シリンダー74などから構成されている。
【0050】
次に、上記発明の実施の形態の構成に基づく作用について以下説明する。
補助桁付き主桁aを図示しないクレーンなどによって吊って、左右の走行用レール27の間の中央部分に長さ方向に適当間隔で複数配置された部材受け架台29上に設置する。補助桁付き主桁aの設置後、左右の走行用レール27上を走行移動する門型の本体フレーム2を有するロール式補助桁溶接歪矯正装置1を作動させる。この作動操作は、作業員が昇降バケット25に乗り込み、操作盤25aを操作することにより行われる。
【0051】
補助桁付き主桁aのウェブbの垂直リブcの溶接歪みを除去する場合には、該当する箇所の垂直リブcの位置まで、ロール式補助桁溶接歪矯正装置1を移動させる。ロール式補助桁溶接歪矯正装置1の移動は本体フレーム2の下部フレーム23に取り付けられた走行モーター24aを駆動させて、車輪24を駆動させて走行用レール27上を転動させる。
【0052】
車輪24の転動によりロール式補助桁溶接歪矯正装置1は移動する。移動するロール式補助桁溶接歪矯正装置1の本体フレーム2の側部フレーム21に昇降自在に取り付けられたロール取付盤3の先端の駆動矯正ロール4又は従動矯正ロール5が、溶接歪みを除去する垂直リブcの箇所に到達すると、走行モーター24aを停止させる。
【0053】
垂直リブcが取り付けられたウェブbの表面側に面するロール取付盤3の先端の押圧位置には、従動矯正ロール5がくるようにロール交代盤34を垂直なロール交代軸34dを中心に水平方向に90度回転させる。つまり、駆動矯正ロール4は退却位置にくるように調節する。
【0054】
これに対して、垂直リブcが取り付けられた側の裏側つまり垂直リブcが取り付けられていないウェブbの表面側に面するロール取付盤3の先端の押圧位置には、駆動矯正ロール4がくるようにロール交代盤34を垂直なロール交代軸34dを中心に水平方向に90度回転させる。つまり、従動矯正ロール5は退却位置にくるように調節する。
【0055】
これにより、補助桁付き主桁aのウェブbを挟んでその両側は、垂直リブcが取り付けられた側には従動矯正ロール5があり、その裏側には駆動矯正ロール4があることになる。
【0056】
また、並列の2個の従動矯正ロール5が垂直リブcを挟んで両側になるように、従動矯正ロール5の従動矯正ロール側取付面53を水平回転軸54を中心に回転させた後、従動矯正ロール角度固定ピン55を孔に挿入して従動矯正ロール側取付面53を従動矯正ロール用取付面34bに固定する。
【0057】
同様に、1個の駆動矯正ロール4の回転軸が水平方向になるように、駆動矯正ロール4の駆動矯正ロール側取付面43を水平回転軸44を中心に回転させた後、駆動矯正ロール角度固定ピン45を孔に挿入して駆動矯正ロール側取付面43を駆動矯正ロール用取付面34aに固定する。
【0058】
その後、ロール取付盤3のロール押圧用シリンダー33を作動させて進退盤32を中央の補助桁付き主桁aに向けて前進させる。ロール押圧用シリンダー33のピストンロッド33aを伸長させることによって進退盤32は前方に移動する。それぞれ前方に移動した進退盤32の先端の押圧位置にある駆動矯正ロール4及び従動矯正ロール5を補助桁付き主桁aのウェブb表面に押し付ける。
【0059】
そして、駆動矯正ロール4を駆動回転させると共にロール取付盤3を上昇させる。溶接歪みを生じていたウェブbは、その両側を駆動矯正ロール4と従動矯正ロール5によって挟圧されることにより、溶接歪みは矯正されて除去される。
【0060】
垂直リブcによるウェブbの溶接歪みを除去する場合には、下側から上側に向かって駆動矯正ロール4及び従動矯正ロール5を移動させる。駆動矯正ロール4及び従動矯正ロール5の上側への移動は、昇降機6を駆動させることによって行われる。昇降機6の昇降用減速電動機65を駆動させると、昇降用減速電動機65の駆動回転力によってこれと連動連結された昇降用駆動軸61は軸回りに回転する。
【0061】
軸回りに回転する昇降用駆動軸61には左右側の上部スプロケット62がそれぞれ取り付けられており、左右側の上部スプロケット62の全ては同一速度で回転する。各上部スプロケット62には各無端チェーン64が上下方向に張設されていて、各無端チェーン64は上部スプロケット62と下部スプロケット63に張設されて上下回りに循環動する。
【0062】
循環動する左右の無端チェーン64の途中は左右のロール取付盤3の昇降盤31に連結されているため、無端チェーン64が上下回りに循環動することによって、ロール取付盤3の昇降盤31は上昇する。
【0063】
このとき、駆動矯正ロール4の回転速度はロール取付盤3の上昇速度と連動されて同調されていて、回転する駆動矯正ロール4がウェブb表面との間でスリップを生じないないようになっている。駆動矯正ロール4のロール駆動モーター42と昇降用減速電動機65とは同調されている。
【0064】
補助桁付き主桁aのウェブbの水平リブdの溶接歪みを除去する場合には、水平リブdが取り付けられたウェブbの表面側に面するロール取付盤3の先端の押圧位置には、従動矯正ロール5がくるようにロール交代盤34を垂直なロール交代軸34dを中心に水平方向に90度回転させる。つまり、駆動矯正ロール4は退却位置にくるように調節する。
【0065】
これに対して、水平リブdが取り付けられた側の裏側つまり水平リブdが取り付けられていないウェブbの表面側に面するロール取付盤3の先端の押圧位置には、駆動矯正ロール4がくるようにロール交代盤34を垂直なロール交代軸34dを中心に水平方向に90度回転させる。つまり、従動矯正ロール5は退却位置にくるように調節する。
【0066】
これにより、補助桁付き主桁aのウェブbを挟んでその両側は、水平リブdが取り付けられた側には従動矯正ロール5があり、その裏側には駆動矯正ロール4があることになる。
【0067】
また、並列の2個の従動矯正ロール5が水平リブdを挟んで上下両側になるように、従動矯正ロール5の従動矯正ロール側取付面53を水平回転軸54を中心に回転させた後、従動矯正ロール角度固定ピン55を孔に挿入して従動矯正ロール側取付面53を従動矯正ロール用取付面34bに固定する。
【0068】
同様に、1個の駆動矯正ロール4の回転軸が垂直方向になるように、駆動矯正ロール4の駆動矯正ロール側取付面43を水平回転軸44を中心に回転させた後、駆動矯正ロール角度固定ピン45を孔に挿入して駆動矯正ロール側取付面43を駆動矯正ロール用取付面34aに固定する。
【0069】
その後、ロール取付盤3のロール押圧用シリンダー33を作動させて進退盤32を中央の補助桁付き主桁aに向けて前進させる。ロール押圧用シリンダー33のピストンロッド33aを伸長させることによって進退盤32は前方に移動する。それぞれ前方に移動した進退盤32の先端の押圧位置にある駆動矯正ロール4及び従動矯正ロール5を補助桁付き主桁aのウェブb表面に押し付ける。
【0070】
そして、駆動矯正ロール4を駆動回転させると共にロール取付盤3を水平方向に移動させる。溶接歪みを生じていたウェブbは、その両側を駆動矯正ロール4と従動矯正ロール5によって挟圧されることにより、溶接歪みは矯正されて除去される。
【0071】
ロール取付盤3を水平方向に移動させる場合には、ロール式補助桁溶接歪矯正装置1自体を移動させる。ロール式補助桁溶接歪矯正装置1の移動は、本体フレーム2の下部フレーム23に取り付けられた走行モーター24aを駆動させて、車輪24を駆動させて走行用レール27上を転動させる。
【0072】
車輪24の転動によりロール式補助桁溶接歪矯正装置1は移動する。移動するロール式補助桁溶接歪矯正装置1の本体フレーム2の側部フレーム21に昇降自在に取り付けられたロール取付盤3の先端の駆動矯正ロール4又は従動矯正ロール5が、適当間隔で上下方向に取り付けられた垂直リブcの箇所に到達すると、走行モーター24aを停止させる。
【0073】
このとき、駆動矯正ロール4の回転速度はロール式補助桁溶接歪矯正装置1の移動速度と連動されて同調されていて、回転する駆動矯正ロール4がウェブb表面との間でスリップを生じないないようになっている。駆動矯正ロール4のロール駆動モーター42と走行モーター24aとは同調されている。
【0074】
なお、この発明は上記発明の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。前記実施の形態では、駆動矯正ロール4と従動矯正ロール5とは、水平向きに回動して交代するようにロール取付盤3の先端側に取り付けられている場合で説明したが、垂直向きに回動して交代するようにロール取付盤3の先端側に取り付けられるようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上の記載より明らかなように、この発明に係るロール式補助桁溶接歪矯正装置によれば、補助桁付き主桁が内部に入るように本体フレームを門型構造にすると共に主桁の長手方向に沿って移動自在に配置し、本体フレームの左右の側部フレームにそれぞれロール取付盤を昇降自在に配置し、補助桁付き主桁をその両側から矯正ロールで挟圧して溶接歪みを矯正する駆動矯正ロールと従動矯正ロールとを、回動して交代自在及び水平垂直向き回動角度可変自在に左右のロール取付盤の先端側に取り付けたことにより、補助桁付き主桁をその両側から矯正ロールで挟圧して溶接歪みを矯正する駆動矯正ロールと従動矯正ロールとの取り付け位置を簡単に逆に、つまり例えば右側の駆動矯正ロールを従動矯正ロールに交代し、左側の従動矯正ロールを駆動矯正ロールに交代することができる。また、水平リブの溶接歪み矯正から垂直リブの溶接歪み矯正への変更も、駆動矯正ロール及び従動矯正ロールを水平から垂直向きに角度を変えるのみで簡単に対応することができる。このように、補助桁付き主桁の溶接歪みを矯正ロールの有する利点を最大限に発揮させながら矯正することができる等、極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す全体側面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す全体平面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示すロール式補助桁溶接歪矯正装置の正面図である。
【図4】この発明の実施の形態を示すロール式補助桁溶接歪矯正装置の側面図である。
【図5】この発明の実施の形態を示すロール式補助桁溶接歪矯正装置の平面図である。
【図6】この発明の実施の形態を示す要部の矯正ロールの側面図である。
【図7】この発明の実施の形態を示す要部の矯正ロールの平面図である。
【図8】(A)はこの発明の実施の形態を示す水平リブ矯正時の矯正ロールの正面図である。
(B)はこの発明の実施の形態を示す垂直リブ矯正時の矯正ロールの正面図である。
【図9】この発明の実施の形態を示す転倒防止機の側面図である。
【図10】この発明の実施の形態を示す転倒防止機の正面図である。
【図11】従来における橋梁I桁の溶接歪み説明図である。
【図12】従来における橋梁BOX桁の溶接歪み説明図である。
【符号の説明】
1 ロール式補助桁溶接歪矯正装置
2 本体フレーム
21 側部フレーム
21a 縦フレーム
22 上部横フレーム
23 下部フレーム
23a 反力受け
24 車輪
24a 走行モーター
25 昇降バケット
25a 操作盤
26 電気制御盤
27 走行用レール
28 ガイドレール
29 部材受け架台
3 ロール取付盤
31 昇降盤
31a 進退盤用ガイドレール
32 進退盤
32a ガイドローラ
32b 取付ボックス
32c ロール交代用切欠面
32d ロール交代ストッパー
33 ロール押圧用シリンダー
33a ピストンロッド
34 ロール交代盤
34a 駆動矯正ロール用取付面
34b 従動矯正ロール用取付面
34c 軸受け
34d ロール交代軸
34e 側端
4 駆動矯正ロール
41 駆動矯正ロール軸受け
42 ロール駆動モーター
43 駆動矯正ロール側取付面
44 水平回転軸
45 駆動矯正ロール角度固定ピン
5 従動矯正ロール
51 従動矯正ロール軸受け
52 内側従動矯正ロール軸受け
53 従動矯正ロール側取付面
54 水平回転軸
55 従動矯正ロール角度固定ピン
56 調整ネジ
6 昇降機
61 昇降用駆動軸
62 上部スプロケット
63 下部スプロケット
64 無端チェーン
65 昇降用減速電動機
7 転倒防止機
71 転倒防止支持桁
72 起伏桁
73 起伏桁支持盤
74 転倒防止用シリンダー
a 補助桁付き主桁
b ウェブ
c 垂直リブ
d 水平リブ
e フランジ

Claims (2)

  1. 補助桁付き主桁が内部に入るように本体フレームを門型構造にすると共に主桁の長手方向に沿って移動自在に配置し、本体フレームの左右の側部フレームにそれぞれロール取付盤を昇降自在に配置し、補助桁付き主桁をその両側から矯正ロールで挟圧して溶接歪みを矯正する駆動矯正ロールと従動矯正ロールとを、回動して交代自在及び水平垂直向き回動角度可変自在に左右のロール取付盤の先端側に取り付けたことを特徴とするロール式補助桁溶接歪矯正装置。
  2. ロール取付盤は、側部フレームの上下方向に昇降する昇降盤と、昇降盤に支持されて中央の主桁に対して前進及び後退する進退盤と、昇降盤に支持されて進退盤を前後方向に移動させるロール押圧用シリンダーと、進退盤の先端に水平方向に角度回動自在に取り付けられ直角な2つの取付面に駆動矯正ロールと従動矯正ロールが水平垂直向き回動角度可変自在に取り付けられるロール交代盤とから構成される請求項1記載のロール式補助桁溶接歪矯正装置。
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