JP3579268B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、並列配置された各記録部の感光体(像担持体)上にそれぞれ異なる色材で画像を形成すると共に、この各記録部の感光体上に形成された画像を順次重ね合わせて1つのカラー画像として記録再現する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラー画像をYMCK(イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック)の画像データとして記録部に転送して、各色の色画像毎に再現しながら順次重ね合わせてカラー画像として再現するカラー画像形成装置がある。
【0003】
このようなカラー画像形成装置においては、各色の画像を重ね合わせることによりフルカラー画像(YMCK)を再現するモード以外に、YMCKのうちの単色もしくは2、3色の重ね合わせにより所望するモノカラー画像を再現するモードを備えている。
【0004】
また従来のカラー画像形成装置においては様々なカラープロセスが実現或いは提案されており、例えば回転駆動される複数の像担持体(感光体ドラム又は感光体ベルト)を並列配置しておき、各像担持体上に形成された画像を、各像担持体毎に設けられた各転写部にて各転写部を通過する転写材上に順次重ねることによりカラー画像として再現するカラー画像形成装置が知られている。
【0005】
しかし上述したカラー画像形成装置では、作成する画像の種類によらず、複数の像担持体を同様に駆動するように構成されていたので、使用されない像担持体の不必要な摩耗や耐久性の低下、像担持体のクリーニング手段の不必要な摩耗、使用されない像担持体への顕像剤の再転写が発生する問題があった。
【0006】
そこで特開平3−288173号公報においては、並列配置された複数の像担持体の中でも画像が記録再現される像担持体に対してのみ転写材が当接するように転写搬送ユニットが作用するよう構成し、上記問題点を解決する技術が開示されている。
【0007】
ここで、同公報に記載の技術内容について説明すると、図5、6は同公報に記載の電子写真方式のカラー複写機を示しており、複写機本体10内に第1、第2、第3、及び第4の4つの画像形成ステーション1、2、3、及び4が設けられ、各々には感光体ドラム16、26、36、及び46を含み、これら感光体ドラムの周辺には、感光体ドラムを一様帯電する帯電器11、21、31及び41、原稿を走査してその画像を感光体ドラム上に露光する光学系12、22、32、及び42、露光によって形成された静電潜像を現像する現像器13、23、33及び43、現像された可視画像を転写材61へ転写する転写帯電器14、24、34、及び44、感光体ドラムに残存するトナーを除去するクリーナー15、25、35、及び45が配設されている。
【0008】
そして転写ユニット本体55には転写材搬送ベルト51を張架する駆動ローラ52と従動ローラ53g回転自在に取り付けられており、っ駆動ローラ52の回転により張架された転写材搬送ベルト51は図示矢印方向に駆動される。
【0009】
各転写帯電器14、24、34、及び44には転写材搬送ベルト51を感光体ドラムに押し付ける作用をするバックアップ板17、27、37、及び47がそれぞれ取り付けられている。さらに駆動ローラ52又は従動ローラ5の回転中心を中心として転写ユニット5、従って転写材搬送ベルト51を回動させるカム54A、54Bが設けられており、これらカム54A、54Bが図5の位置にあるときには、転写材搬送ベルト51は各感光体ドラムに対して等しく接触する位置(図では水平位置)にある。
【0010】
そして各カム54A、54Bが図5の位置にあるときは、給紙ユニット6から送給され、搬送ベルト51上に帯電吸着されて搬送される転写材61上に、各画像形成ステーション1〜4で形成された画像が順次転写される。
【0011】
各画像形成ステーションの転写位置においては、バックアップ板17、27、37、47によって転写材61は感光体ドラム16、26、36、46に強制的に押し付けられ、例えば、第1〜第4ステーションにシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの現像器を配置すれば、フルカラー画像が形成される。
【0012】
一方、例えば第4の画像形成ステーション4を使用して指定色、例えば黒の単色画像を得る際には、従動ローラ53側のカム54Aを回動して転写ユニット5に対する上方への支持力を解除し、図6に示すように黒の画像形成ステーション4に近い側の駆動ローラ52の回転中心を中心として転写ユニット5を図示矢印Pで示す方向に回動させる。
【0013】
これによって、転写材搬送ベルト51は給紙ユニット6側が若干下がった傾斜状態となり、各感光体ドラム16、26、36、46と搬送ベルト51との間に隙間ができるが、隙間の最も小さい第4ステーションの感光体ドラム46に関してはバックアップ板47の押し上げ作用が働いて、搬送ベルト51とこの感光体ドラム46ろの間には隙間ができず、接触した状態のままとなる。
【0014】
従ってこの状態であれば、給紙ユニット6から送給され、搬送ベルト51上に帯電吸着されて搬送される転写材61は、第1〜第3の各画像形成ステーション1〜3の転写位置においては搬送ベルト51と感光体ドラム16、26、36との間に隙間があるため、これら感光体ドラムとは接触せずに第4の画像形成ステーション4の転写位置に送給され、ここで黒画像のみが転写されることとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通り、特開平3−288173号公報に記載の技術は、並列配置された複数の像担持体の中でも画像が記録再現される像担持体に対してのみ転写材が当接するように転写搬送ユニットが作用するよう構成するので、使用されない像担持体の不必要な摩耗や耐久性の低下、像担持体のクリーニング手段の不必要な摩耗、使用されない像担持体への顕像剤の再転写等を回避することができるという点で有用なものである。
【0016】
しかしながら同公報に記載の技術においては、画像の形成に関与する像担持体に対してのみ転写材が当接するように、画像の形成に関与しない像担持体の転写部から転写搬送ユニットが離間すると、上述した問題はなくなるが、それでもなお転写搬送ベルト上に支持された転写材が画像の形成に関与する像担持体の転写部に到達するまでに、転写搬送ベルト上における転写材の支持状態が変化してしまい、転写材上における画像の位置、状態(傾きなど)に変化が現れ、画像が出力された結果に問題が生じ、所望していた画像を形成することができず、画像品位を著しく損なうこととなる。
【0017】
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、並列配置された各記録部における転写部に対して、画像の形成モード(フルカラー、単色カラー、白黒)に関係なく各像担持体の転写部に対して転写材を確実に搬送し、画像品位の低下を防止できる画像形成装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、顕像剤により異なる顕画像を形成するためにそれぞれ回動し、各回動軸方向が並設された複数の像担持体と、前記各像担持体の各回転軸方向に対向して並設された複数の転写手段と、前記各像担持体と前記各転写手段間の転写部位に転写材を支持搬送させるための転写材搬送手段と、前記各転写手段に対し前記各像担持体上の顕画像を転写材上に転写するための電位を前記各転写手段に印加するための転写出力制御手段とを備え、前記転写材搬送手段により、前記各転写手段に前記電位を印加した上で、前記転写部位に転写材を順次支持搬送させ、転写材上に前記各像担持体上に形成された顕画像を前記各転写部位にて順次転写させる画像形成装置において、
前記各像担持体のうち画像形成に関与しない像担持体の転写部位から前記転写材搬送手段及び又は前記転写手段を離間させるための離間手段を備え、
前記転写出力制御手段は、前記離間手段により離間された前記転写材搬送手段における前記転写手段の出力を、前記転写搬送手段上の転写材の支持状態及び離間されていない前記転写手段によって転写材上に転写された顕画像の付着状態が変化しないように、前記離間手段により離間されていない状態で顕像剤を転写材に転写する際に出力する転写出力よりも低い出力レベルに制御するための制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置である。
【0020】
請求項に記載の発明は、前記制御手段において制御する転写出力が、前記転写材搬送手段上に転写材を静電保持可能な出力、又は転写材上に転写された顕画像を静電保持可能な出力であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置である。
【0021】
請求項に記載の発明は、前記画像形成装置が、該装置近傍の環境変化を検出するたとの環境変化検出手段を備え、前記制御手段が、前記環境変化検出手段の検出結果に応じて制御する転写出力を設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の一形態を、図1〜図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置であるデジタルカラー複写機100の構成を示す正面断面の略図である。複写機本体100の上面には、原稿台111および操作パネルが設けられ、複写機本体100の内部に画像読み取り部110および画像形成部210が設けられた構成である。原稿台111の上面には原稿台111に対して開閉可能な状態で支持され、原稿台111面に対して所定の位置関係をもって両面自動原稿送り装置(RADF、Recirculating Automatic Document Feeder)112が装着されている。
【0023】
さらに、両面自動原稿送り装置112は、まず、原稿の一方の面が原稿台111の所定位置において画像読み取り部110に対向するよう原稿を搬送し、この一方の面についての画像読み取りが終了した後に、他方の面が原稿台111の所定位置において画像読み取り部110に対向するよう原稿を反転して原稿台111に向かって搬送するようになっている。そして、両面自動原稿送り装置112は、1枚の原稿について両面の画像読み取りが終了した後にこの原稿を排出し、次の原稿についての両面搬送動作を実行する。以上の原稿の搬送、および表裏反転の動作は、複写機全体の動作に関連して制御されるものである。
【0024】
画像読み取り部110は、両面自動原稿送り装置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿の画像を読み取るために、原稿台111の下方に配置されている。画像読み取り部110は原稿台111の下面に沿って平行に往復移動する原稿走査体113、114と、光学レンズ115と、光電変換素子であるCCDラインセンサ116とを有している。
【0025】
この原稿走査体113、114は、第1の走査ユニット113と第2の走査ユニット114とから構成されている。第1の走査ユニット113は原稿画像表面を露光する露光ランプ117と、原稿からの反射光像を所定の方向に向かって偏向する第1ミラー118とを有し、原稿台111の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で平行に往復移動する。一方、第2の走査ユニット114は、第1の走査ユニット113の第1ミラー118により偏向された原稿からの反射光像をさらに所定の方向に向かって偏向する第2ミラー119および第3ミラー120とを有し、第1の走査ユニット113と一定の速度関係を保って平行に往復移動する。
【0026】
光学レンズ115は、第2の走査ユニット114の第3ミラー120により偏向された原稿からの反射光像を縮小し、縮小された光像をCCDラインセンサ116上の所定位置に結像させるものである。
【0027】
CCDラインセンサ116は、結像された光像を順次光電変換して電気信号として出力するものである。CCDラインセンサ116は、白黒画像あるいはカラー画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力することのできる3ラインのカラーCCDである。このCCDラインセンサ116により電気信号に変換された原稿画像情報は、さらに、図示しない画像処理部に転送されて所定の画像データ処理が施される。
【0028】
次に、画像形成部210の構成、および画像形成部210に係わる各部の構成について説明する。
画像形成部210の下方には、用紙トレイ内に積載収容されている用紙(記録媒体)Pを1枚ずつ分離して画像形成部210に向かって供給する給紙機構211が設けられている。そして1枚ずつ分離供給された用紙Pは、画像形成部210の手前に配置された一対のレジストローラ212によりタイミングが制御されて画像形成部210に搬送される。さらに、片面に画像が形成された用紙Pは、画像形成部210の画像形成にタイミングを合わせて画像形成部210に再供給搬送される。
【0029】
画像形成部210の下方には、転写搬送ベルト機構213が配置されている。転写搬送ベルト機構213は、駆動ローラ214と従動ローラ215との間に略平行に伸びるように張架された転写搬送ベルト216に用紙Pを静電吸着させて搬送する構成となっている。そして、転写搬送ベルト216の下側に近接した位置に図示しないパターン画像検出ユニット300が設けられている。
【0030】
さらに、用紙搬送路における転写搬送ベルト機構213の下流側には、用紙P上に転写形成されたトナー像を用紙P上に定着させるための定着装置217が配置されている。この定着装置217の一対の定着ローラ間に形成されたニップ部を通過した用紙Pは、搬送方向切り換えゲート218を経て、排出ローラ219により複写機本体100の外壁にとり付けられている排紙トレイ220上に排出される。
【0031】
切り換えゲート218は、定着後の用紙Pの搬送経路を、複写機本体100から用紙Pを排出する経路と、画像形成部210に向かって用紙Pを再供給する経路との間を選択的に切り換えるものである。切り換えゲート218により再び画像形成部210に向かって搬送方向が切り換えられた用紙Pは、スイッチバック搬送経路221を介して表裏反転された後、画像形成部210へと再度供給される。
【0032】
また、画像形成部210における転写搬送ベルト216の上方には、転写搬送ベルト216に近接して、第1の画像形成ステーションPa、第2の画像形成ステーションPb、第3の画像形成ステーションPc、および第4の画像形成ステーションPdが、用紙搬送経路上流側から順に並設される。
【0033】
転写搬送ベルト216は駆動ローラ214によって、図1において矢印Zで示す方向に摩擦駆動され、前述したように給紙機構211を通じて給送される用紙Pを吸着保持し、用紙Pを画像形成ステーションPa〜Pdへと順次搬送する。
【0034】
各画像ステーションPa〜Pdは、実質的に同一の構成を有している。各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、図1に示す矢印F方向に回転駆動される感光体ドラム222a,222b,222c、及び222dをそれぞれ含んでいる。
【0035】
各感光体ドラム222a〜222dの周辺には、感光体ドラム222a〜222dをそれぞれ一様に帯電する帯電器223a、223b、223c、223dと、感光体ドラム222a〜222d上に形成された静電潜像をそれぞれ現像する現像装置224a、224b、224c、224dと、現像された感光体ドラム222a〜222d上のトナー像を用紙Pへ転写する転写用放電器225a、225b、225c、225dと、感光体ドラム222a〜222d上に残留するトナーを除去するクリーニング装置226a、226b、226c、226dとが感光体ドラム222a〜222dの回転方向に沿って順次配置されている。
【0036】
また、各感光体ドラム222a〜222dの上方には、レーザビームスキャナユニット227a、227b、227c、227dがそれぞれ設けられている。レーザビームスキャナユニット227a〜227dは、画像データに応じて変調されたドット光を発する半導体レーザ素子(図示せず)、半導体レーザ素子からのレーザビームを主走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー(偏向装置)240a〜240dと、ポリゴンミラー240a〜240dにより偏向されたレーザビームを感光体ドラム222a〜222d表面に結像させるためのf−θレンズ241a〜241dやミラー242a〜242d、243a〜243dなどから構成されている。
【0037】
レーザービームスキャナ227aにはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナ227bにはカラー原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナ227cにはカラー原稿画像のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、そして、レーザービームスキャナ227dにはカラー原稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力される。
【0038】
これにより色変換された原稿画像情報に対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜222d上に形成される。そして、現像装置227aには黒色のトナーが、現像装置227bにはシアン色のトナーが、現像装置227cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置227dにはイエロー色のトナーがそれぞれ収容されており、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜像は、これら各色のトナーにより現像される。これにより、画像形成部210にて色変換された原稿画像情報が各色のトナー像(顕画像)として再現される。
【0039】
また、第1の画像形成ステーションPaと給紙機構211との間には用紙吸着用(ブラシ)帯電器228が設けられており、この吸着用帯電器228は転写搬送ベルト216の表面を帯電させ、給紙機構211から供給された用紙Pは、転写搬送ベルト216上に確実に吸着させた状態で第1の画像形成ステーションPaから第4の画像形成ステーションPdの間をずれることなく搬送させる。
【0040】
一方、第4の画像ステーションPdと定着装置217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部には除電器(図示せず)が設けられており、当該除電器には搬送ベルト216に静電吸着されている用紙Pを転写搬送ベルト216から分離するための交流電流が印加されている。
【0041】
上記構成のデジタルカラー複写機においては、用紙Pとしてカットシート状の紙が使用される。この用紙Pは、給紙カセットから送り出されて給紙機構211の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その用紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)にて検知され、このセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレジストローラ212により一旦停止される。
【0042】
そして、用紙Pは各画像ステーションPa〜Pdとタイミングをとって図1の矢印Z方向に回転している転写搬送ベルト216上に送られる。このとき転写搬送ベルト216には前述したように吸着用帯電器228により所定の帯電が施されているので、用紙Pは、各画像ステーションPa〜Pdを通過する間、安定して搬送供給される。
【0043】
各画像ステーションPa〜Pdにおいては、各色のトナー像が、それぞれ形成され、転写搬送ベルト216により静電吸着されて搬送される用紙Pの支持面上で重ね合わされる。第4の画像ステーションPdによる画像の転写が完了すると、用紙Pは、その先端部分から順次、図示しない陰電用放電器により転写搬送ベルト216上から剥離され、定着装置217へと導かれる。最後に、トナー画像が定着された用紙Pは、用紙排出口(図示せず)から排紙トレイ220上へと排出される。
【0044】
なお、上述の説明ではレーザビームスキャナユニット227a〜227dによって、レーザビームを走査して露光することにより、感光体への光書き込みを行なう。しかし、レーザビームスキャナユニットの代わりに、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み光学系(LEDヘッド)を用いても良い。LEDヘッドはレーザビームスキャナユニットに比べ、サイズも小さく、また可動部分がなく無音である。よって、複数個の光書き込みユニットを必要とするタンデム方式のデジタルカラー複写機などの画像形成装置では、好適に用いることができる。
【0045】
次に、本発明の特徴点に係る構成について、図2乃至図3を用いて説明する。図2と図3は、転写搬送ユニットにおける転写搬送ベルトを画像の形成に関与する感光体ドラムの転写部に対して接触させ(図2)、画像の形成に関与しない感光体ドラムの転写部から離間させた状態(図3)を表したものである。
【0046】
転写搬送ベルト216が張架された駆動ローラ214および従動ローラ215は、本体のフレームに固定され、該フレームと一体に移動するようになっている。また上記フレームには、上記のもの以外に、ベルト216を帯電させるための前述の吸着用帯電器228、ベルト216表面に残留するトナーを回収する図示しないベルトクリーナ301、および前述の転写用放電器225a〜225dも取り付けられており、これら部材も転写搬送ベルト機構213として、フレームと一体的に移動自在な構造となっている。
【0047】
フレームを移動させる構造としては、フレームに付勢したカムとカムの駆動機構を設け、カムの回転角度を制御することで、フレームを移動させるようにすれば良く、また必要に応じて、フレーム位置の基準位置を検出するためのホームポジションセンサ等を光センサにより検出するようにしても良い。
【0048】
さらに、ハス歯ギアと噛合するギアを備えたステッピングモータ、必要に応じて同様なホームポジションセンサを設け、ステッピングモータのステップ角を図示しないコントローラやドライバからの出力に応じて変位させ、フレームを移動させても良く、フレームの重量や負荷、必要な速さ、部品コスト等を考慮して適宜設ければ良い。
【0049】
尚、電源投入時やリセット時等に、上記ホームポジションセンサの出力をモニタして、フレーム位置をイニシャライズするようにすれば、正確な制御を行なうことができることは言うまでもない。
【0050】
さらに、転写用放電器225a〜225dには、それぞれ転写出力を制御する手段として転写バイアス印加装置249a〜249dにより転写バイアスが印加される構成となっており、各転写バイアス印加装置の動作制御は、制御部250がそれぞれ個別に管理している。
【0051】
通常、図2の状態(フルカラーモード)にあるときは、転写搬送ユニットの転写搬送ベルト216、および各転写用放電器225a〜225dが、各記録部における感光体ドラム222a〜222dの各転写部に対して接触しており、このときの各転写用放電器225a〜225dには、制御部250による管理のもと、それぞれ設定された通常の転写電圧が印加されている。
【0052】
そして、白黒モードが選択されると、図3にあるように転写搬送ユニットの左側を下方(紙面向かって下側)に退避させ、転写搬送ユニットの転写搬送ベルト216が各転写用放電器225a〜225dのみ当接するように、また画像の形成に関与しない記録部に対しては当接しないように設定している。そしてこのときの各転写用放電器225a〜225dには、制御部による管理のもと、それぞれ設定された通常の転写電圧が印加されている。
【0053】
各転写用放電器225a〜225dに対する転写電圧の印加状態について説明すれば、各転写用放電器225a〜225dの中でも画像の形成に関与する転写用放電器に対しては通常の転写バイアスが印加され、画像の形成に関与しない転写放電器に対しては通常の転写バイアスよりも低い転写バイアスが印加されるように制御部250により管理されている。
【0054】
この通常の転写バイアスよりも低い転写バイアスにおいても、転写搬送ベルト216上に保持されている転写材Pが定着装置まで変移しないように静電吸着保持の状態を維持できる程度の低い転写バイアスを印加したり、また、転写搬送ベルト216上に静電保持されている転写材上に転写されたトナー像の定着工程に至るまでの間における電位の低下をカバーして、トナー像が転写材上に安定して静電保持される環境を確保する程度の電圧を印加するように設定すれば、必要以上の電力を付与することもなく省エネ、転写搬送ベルトからの安定した剥離と効果もでてくる。
【0055】
さらに転写搬送ベルト216、および転写用放電器225a〜225dの近傍に温湿度センサSを配置しておき、このセンサから得られる転写搬送ユニット近傍の環境情報に基づいて、各モードにおける転写用放電器225a〜225dに印加される転写バイアスの出力を制御するようにすれば、さらに安定した転写材P、および転写材P上に支持されているトナー像の保持搬送が補償されることとなる。
【0056】
なお、本発明における各感光体ドラムの中で、画像の形成に関与しない感光体ドラムの転写部から転写搬送ベルトを退避させる方法として、本実施形態ではユニットを退避させる構成として説明したが、ユニット全体を変移させるのではなく、転写用放電器225a〜225dを個々に感光体ドラムの転写部に対して変移させるような構成にすることも可能である。
【0057】
ここで本実施形態について補説説明すると、図4(a)はデジタルカラー複写機100の転写部近傍を模式的に表わしたものであり、用紙の搬送方向上流側に黒用の画像形成ステーションを配置した状態を示しいる。
【0058】
本実施形態での転写ベルト抵抗値と転写バイアスを測定すると、転写ベルトの抵抗値は1013Ω・cm、転写ベルトの転写バイアスは普通紙の場合2kV、厚紙・OHPシートの場合2.5kVであった。
【0059】
図4(a)において、2kVの転写バイアスによりBk(黒色)トナーは用紙(シート)に転写されるが、このとき用紙表面電位を測定すると約−800Vとなり、約1秒後(ほぼ隣接する感光体位置に移動している)には−400Vまで表面電位が低下し、用紙吸着力が低下した。この状態を示したのが図4(b)であり、時間が経過するに従い、表面電位が低下する。
【0060】
従って、本発明を実施する際には、図4(b)の特性と転写部位の距離関係(搬送時間)の関係を把握し、隣接する転写ローラに通常転写時よりも低い(この場合、数百ボルトオーダー)転写バイアスを印加すると、用紙表面のマイナス電荷との間に吸引力が働き、転写ローラと転写ベルトの当接部のみであるが、吸着力が働くこととなり、用紙の吸着力の低下を防止することができた。すなわち表面電位の低下を補償するような転写バイアスを設定すれば良いことになる。また同様に顕像剤の付着関係についても、時間と顕像剤の付着状態(帯電電位の推移と画像の関係)を求め、同様にして最適な転写バイアス値を設定すれば良い。
【0061】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、各像担持体のうち画像形成に関与しない像担持体の転写部位から転写材搬送手段及び又は転写手段を離間させるための離間手段を備え、前記転写出力制御手段は、前記離間手段により離間された前記転写材搬送手段における前記転写手段の転写出力を、前記転写搬送手段上の転写材の支持状態又は転写材上に転写された顕像剤の付着状態が変化しないように制御するための制御手段を備えることを特徴とするので、画像形成に関与しない像担持体から転写搬送ユニットを離間させると共に、このときの転写手段の転写出力を制御しているので、転写搬送ユニットの転写搬送ベルト上に転写材を確実に支持(静電吸着)した状態で搬送させることが可能となり、転写材が画像の形成に関与する像担持体の転写部に到達するまでに、転写搬送ベルト上における転写材の支持状態が変化し、転写材上における画像の位置、状態(傾きなど)に変化が現れ、画像が出力された結果に問題が生じ、所望していた画像を形成することができず、画像品位を著しく損なうといった問題を回避することができる。
【0062】
さらに、制御手段において制御する転写出力は、転写出力制御手段が転写部位で顕画像を転写材に転写する際に出力する転写出力よりも低い出力レベルであることを特徴とするので、転写搬送ユニットの転写搬送ベルト上に転写材を適切な状態で支持(静電吸着)搬送させることができ、他の転写部で再転写するといった問題を回避できる。
【0063】
また、必要以上の転写出力を付与させることがないので、転写工程後において転写搬送ベルトから転写材を安定して剥離させることができ、剥離ミスによる装置の停止が未然に防止でき、さらに消費電力の低下にもつながるという顕著な効果を奏することとなる。
【0064】
請求項に記載の発明によれば、請求項において、制御手段において制御する転写出力が、転写材搬送手段上に転写材を静電保持可能な出力、又は転写材上に転写された顕画像を静電保持可能な出力であることを特徴とするので、請求項2の効果に加え、転写搬送ベルト上に静電保持された転写材上に転写されたトナー像が定着されるまでの安定した支持、又は転写搬送ベルト上に静電保持された転写材上に転写されたトナー像が定着されるまでの安定した支持が補償できるという格別の効果を有する。
【0065】
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2において、画像形成装置が、該装置近傍の環境変化を検出するための環境変化検出手段を備え、制御手段が、環境変化検出手段の検出結果に応じて制御する転写出力を設定可能であることを特徴とするので、装置周囲の環境条件が変化した場合であっても、転写搬送ユニットの転写搬送ベルト上に転写材を適切な状態で支持(静電吸着)搬送させることが可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカラーデジタル複写機の断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る転写搬送ユニットが、各記録部の感光体ドラムに当接した状態を表した図である。
【図3】本発明の実施形態に係る転写搬送ユニットが、画像の形成に関与する記録部の感光体ドラムに当接した状態を表した図である。
【図4】本発明の実施形態に係り、転写出力と用紙吸着力の関係を説明するための図である。
【図5】従来技術におけるカラー画像形成装置の動作を説明するための図である。
【図6】従来技術におけるカラー画像形成装置の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
100 デジタルカラー複写機
110 画像読み取り部
111 原稿台
112 両面自動原稿送り装置(RADF)
113、114 走査ユニット(原稿走査体)
115 光学レンズ
116 CCDラインセンサ
117 露光ランプ
118 第1ミラー
119 第2ミラー
120 第3ミラー
210 画像形成部
211 給紙機構
212 レジストローラ
213 転写搬送ベルト機構
214 駆動ローラ
215 従動ローラ
216 転写搬送ベルト
217 定着装置
218 搬送方向切り換えゲート
219 排出ローラ
220 排紙トレイ
221 スイッチバック搬送経路
222a〜222c 感光体ドラム
223a〜223d 帯電器
225a〜225d 転写用放電器
226a〜226d クリーニング装置
227a、227b、227c、227d レーザービームスキャナ
228 吸着用帯電器
240a〜240d ポリゴンミラー
241a〜241d f−θレンズ
242a〜242d、243a〜243d ミラー
249 転写バイアス印加装置
250 制御部
300 パターン画像検出ユニット
301 ベルトクリーナ

Claims (3)

  1. 顕像剤により異なる顕画像を形成するためにそれぞれ回動し、各回動軸方向が並設された複数の像担持体と、前記各像担持体の各回転軸方向に対向して並設された複数の転写手段と、前記各像担持体と前記各転写手段間の転写部位に転写材を支持搬送させるための転写材搬送手段と、前記各転写手段に対し前記各像担持体上の顕画像を転写材上に転写するための電位を前記各転写手段に印加するための転写出力制御手段とを備え、前記転写材搬送手段により、前記各転写手段に前記電位を印加した上で、前記転写部位に転写材を順次支持搬送させ、転写材上に前記各像担持体上に形成された顕画像を前記各転写部位にて順次転写させる画像形成装置において、
    前記各像担持体のうち画像形成に関与しない像担持体の転写部位から前記転写材搬送手段及び又は前記転写手段を離間させるための離間手段を備え、
    前記転写出力制御手段は、前記離間手段により離間された前記転写材搬送手段における前記転写手段の出力を、前記転写搬送手段上の転写材の支持状態及び離間されていない前記転写手段によって転写材上に転写された顕画像の付着状態が変化しないように、前記離間手段により離間されていない状態で顕画像を転写材に転写する際に出力する転写出力よりも低い出力レベルに制御するための制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段において制御する転写出力は、前記転写材搬送手段上に転写材を静電保持可能な出力、又は転写材上に転写された顕画像を静電保持可能な出力であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、該装置近傍の環境変化を検出するたとの環境変化検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記環境変化検出手段の検出結果に応じて制御する転写出力を設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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