JP3578481B2 - 塗布装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機やプリンター等、電子写真プロセスに用いられる感光ドラムを製造するに際して、感光ドラム素材に感光体塗料を塗布するために主として利用される塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
感光ドラム素材に感光体塗料を塗布する塗布技術としては、従来図3に示す装置を用いて行なうディプコーティング法と呼ばれる技術が採用されている。この塗布技術は、感光体塗液1を入れた塗液タンク2の開口部に、ロボット装置3に把持された被塗布物である感光ドラム素材4を浸漬し、極めてゆっくり上方に引き上げることによって、感光ドラム素材4の外周面に、感光体塗液1を薄く均一に塗布するものであり、詳しくはこの工程を繰り返して、感光ドラム素材4の外周面に2〜3層のコーティング膜を形成するものである。
【0003】
図3に示す塗布装置は、塗液1を貯える外部タンク6と、この外部タンク6の塗液1を塗液タンク2に圧送するポンプ7と、圧送途中の塗液1から異物を除去するフィルター8とを備えている。また、塗液タンク2の上端部より溢れ出た塗液1は、上部トレイ9を経て、再び元の外部タンク6に戻るように構成されている。通常は、塗液1の沈降を防ぎ液質を均一に保つために、塗布中を含めて常に塗液1は循環している。10は、固定構造のベースプレートで、この循環系全体を支えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成では、いかに脈動の少ない高性能ポンプを使用しても、その駆動系の振動が、配管経路及びベースプレート10を伝播し、塗液タンク2の塗液上面5を変動させてしまうと云う欠点を有している。塗液上面5に波打ち等の変動があれば、感光ドラム素材4の外周塗布面に縞模様が発生し、縞模様面の膜厚のバラツキから塗布不良となる。
【0005】
又、感光体塗液1の成分は、通常感光体塗料の他に顔料等複合成分を溶剤で高精度な比率で溶かしているため、その濃度管理等の厳密な作業を必要とする。このため塗液の変更時には、厳密な濃度調整が必要となり、清掃作業を含めた大がかりな作業を要すこととなり、塗布作業の長時間停止をやむなくされていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の第1発明は上記従来例の問題点を解消するため、塗液圧送装置と、この塗液圧送装置を搭載した搬送台車と、塗液圧送装置にフレキシブルな配管で接続されて塗液圧送装置との間で塗液循環系を形成する塗液タンクと、塗液タンクを支持すると共に搬送台車を遊挿状態で貫通して下端が作業場床面にて支承されるタンク支持手段と、タンク支持手段を床面から浮上させた状態で搬送台車に支承させる昇降手段と、塗液タンクの塗液中に被塗布物を浸漬する被塗布物浸漬装置とを備えた塗布装置を提供するものである。
【0007】
又本願の第2発明は、上記構成に加えて、タンク支承手段は複数本の支柱で構成され、搬送台車は前記支柱を上下に遊挿する貫通孔を備え、昇降手段は支柱の前記遊挿箇所に形成されたネジとこれに螺合し搬送台車の上面側に位置するナットとで構成され、前記貫通孔の上面はテーパ係合面となっており、前記ナットの下面は前記テーパ係合面に嵌合するテーパ係合面となっていることを特徴とするものである。
【0008】
更に本願の第3発明は、上記構成に加えて、搬送台車と被塗布物浸漬装置との当接部は、搬送台車の前後左右の位置を決める凹凸嵌合構造となっていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本願の第1発明によれば、塗液圧送装置で振動が発生していても、塗液タンクは、振動発生源を搭載している搬送台車から、完全に分離独立して床面上に支承されているため、振動伝播はない。又、塗液圧送装置と塗液タンク間の配管もフレキシブルチューブで構成されているため、配管経路からの振動伝播がない。従って塗液タンクの液面は、平滑な状態を維持することができ、高品質な塗布作業ができる。
【0010】
また昇降手段でタンク支持手段を上昇させ、その下端を床面から浮上させた状態で搬送台車に支承させると、塗液タンクを塗液圧送装置や配管と共に自由に別の場所に移動させることができる。
【0011】
本願の第2発明によると、支柱(タンク支持手段)に設けたネジに螺合したナットの下面が搬送台車に設けた貫通孔の上面にテーパ係合するため、常に支柱と貫通孔中心を一致させることができる。この結果、支柱及び塗布タンクの昇降時のいずれの場合にも、搬送台車に対する塗布タンクの位置を正確に決めることができる。
【0012】
本願の第3発明によると、搬送台車を被塗布物浸漬装置に当接させることにより、当接部の凹凸嵌合構造の作用によって、搬送台車を被塗布物浸漬装置に対し正確に位置決めすることができる。この結果、搬送台車を移動する場合でも、特別な位置合わせ作業なしで元の作業位置に容易に復帰できるため、本発明の塗布装置を複数台保有し、塗布装置の入れ替えで、塗液の変更対応やメンテナンス対応がきわめて短時間に行なえ、塗布作業時間のロスを大幅に短縮することができる。
【0013】
【実施例】
以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】
図1及び図2において、11はブレーキ付きキャスタ18を有し、自在に移動可能で進行方向先端部11aに凸状のテーパ面を有する搬送台車、12はその搬送台車11に固定された塗液圧送ポンプで、外部タンク13より塗液を吸引し、フィルター14を介して塗液タンク15に塗液16を圧送する。前記外部タンク13、塗液圧送ポンプ12及びフィルター14で構成された塗液圧送装置17は上記のように搬送台車11に搭載されている。
【0015】
19は塗液タンク15の上端より溢れ出た塗液16を回収し、元の外部タンク13に戻す上部トレイ、20a、20bは振動伝播を防ぐ軟質のフレキシブルな配管で前者はフィルター14と塗液タンク15とを接続し、後者は上部トレイ19と外部タンク13とを接続する。21は、塗液タンク15を支える4本の支柱で搬送台車11の荷台部11bに設けた貫通孔23を非接触で貫通して床面22上に設置されている。そして支柱21の貫通部には、ネジ24を形成しそのネジ24の部分に下面がテーパ係合面25となっているナット26を螺合している。
【0016】
また28は、感光ドラム素材29を把持し、塗液16に浸漬して引き上げるロボット装置(被塗布物浸漬装置)であり、その基台部28aには、搬送台車11の先端部11aと係合可能な凹状テーパ面を有する当板30を備えている。このようにして、搬送台車11とロボット装置28との当接部が、搬送台車11の前後左右の位置を決める凹凸嵌合構造となっている。
【0017】
以上のように構成された塗布装置について以下その動作を説明する。塗布時において、塗液16は外部タンク13よりポンプ12で圧送され、フィルター14で異物を除去され、次いでフレキシブル配管20aを介して塗液タンク15に供給される。塗液タンク15の上端より溢れた塗液16は、上部トレイ19で回収され、フレキシブル配管20bを介して元の外部タンク13に戻り、塗液16の循環系が形成される。
【0018】
被塗布物である感光ドラム素材29は、ロボット装置28により把持されて下降し、塗液タンク15内の塗液16に浸漬される。その後極めてゆっくりと引上げることによって、感光ドラム素材29の外周面に感光体塗料を薄く均一に塗布することができる。
【0019】
塗液16の変更時や、大がかりなメンテナンスを行なう場合には、ナット26を回転させて下降させると、その下面に形成されたテーパ係合面25が、搬送台車11の貫通孔23の上面に形成されたテーパ係合面27に当接係合し、以降は、その反力で支柱21が上昇し、支柱21の下端部は、床面22から浮上する。
【0020】
従って塗液タンク15を搬送台車11の荷台部11bに搭載する形となり、塗布装置一式を搬送台車11で自由に移動できる。
【0021】
次に、搬送台車11を再度ロボット基台部28aに設置するには、ロボット基台部28aに対し直角方向に搬送台車11を押し込み搬送台車11の先端部のテーパ面をロボット基台部28aの当板30のテーパ面に当接係合させると、搬送台車11は、元の位置に正確に位置合わせされることになる。次にナット26を回転させて支柱21を下降させると、これに伴い塗液タンク15も下降し、支柱21の下端部が床面22に接地する。さらにナット26を回転してこれを上昇させ、搬送台車11から外せば、塗液タンク15は搬送台車11とは、完全に分離して元の位置に再現することができる。
【0022】
上記実施例では、支柱21に設けたネジ24に螺合するナット26を搬送台車11に当接させて支柱21を上下させているが、支柱21を段付形状とし搬送台車11に係合させ、支柱21の下端部でナット又はボルトを床面22に直接当接させて支柱21を、昇降させてもよい。又、昇降手段として、カムやモータ等の別のアクチュエータを用いても良いことは言うまでもない。又上記実施例は1つの塗液タンク15に多数本の感光ドラム素材29を浸漬するものに関するが、感光ドラム素材29と同数の塗液タンク15を有する装置に本発明を適用することも可能である。更に搬送台車11とロボット基台部28aの当板30との係合面をR面、球面等としてもよい。
【0023】
【発明の効果】
本願の第1発明によれば、塗布作業中に塗液圧送装置で振動が発生しても、それが塗液タンクに伝わらない構成となっているので、塗液タンクの液面を平滑な状態に維持でき、高品質な塗布作業を行うことができると共に、塗液の変更作業時には、塗液タンクを塗液圧送装置と共に搬送台車で他の場所へ搬出できるため、あらかじめ他の搬送台車上において塗液タンクや塗液圧送装置において濃度管理等を行っていたものに交換することが極めて容易であって、塗液の変更時におけるロスタイムをなくすことができる。
【0024】
本願の第2発明によれば、第1発明の効果に加え、搬送台車に対する塗液タンクの位置決めを搬送位置から接地位置に切り換える際においても、迅速かつ正確に行なうことができるので、搬送台車の被塗布物浸漬装置に対する位置決めを正確に行えば(この作業は比較的容易である。)、被塗布物浸漬装置によって塗液タンクに浸漬される被塗布物の浸漬位置を正確なものとすることができ、塗液の変更作業を円滑かつ迅速に行うことができる。
【0025】
本願の第3発明によれば、第2発明の効果に加え、搬送台車の被塗布物浸漬装置に対する位置決めを迅速かつ正確に行えるので、塗液の変更作業を極めて円滑かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図。
【図2】図1におけるA−A断面図。
【図3】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
11 搬送台車
15 塗液タンク
17 塗液圧送装置
20a、20b フレシキブル配管
21 タンク支持手段
22 床面
24、26 昇降手段
28 被塗布物浸漬装置
29 被塗布物
Claims (3)
- 塗液圧送装置と、この塗液圧送装置を搭載した搬送台車と、塗液圧送装置にフレキシブルな配管で接続されて塗液圧送装置との間で塗液循環系を形成する塗液タンクと、塗液タンクを支持すると共に搬送台車を遊挿状態で貫通して下端が作業場床面にて支承されるタンク支持手段と、タンク支持手段を床面から浮上させた状態で搬送台車に支承させる昇降手段と、塗液タンクの塗液中に被塗布物を浸漬する被塗布物浸漬装置とを備えた塗布装置。
- タンク支承手段は複数本の支柱で構成され、搬送台車は前記支柱を上下に遊挿する貫通孔を備え、昇降手段は支柱の前記遊挿箇所に形成されたネジとこれに螺合し搬送台車の上面側に位置するナットとで構成され、前記貫通孔の上面はテーパ係合面となっており、前記ナットの下面は前記テーパ係合面に嵌合するテーパ係合面となっている請求項1記載の塗布装置。
- 搬送台車と被塗布物浸漬装置との当接部は、搬送台車の前後左右の位置を決める凹凸嵌合構造となっている請求項2記載の塗布装置。
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04404594A JP3578481B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 塗布装置 |
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