JP3577582B2 - 配線ダクト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として机と床面との間に配置する配線類を案内し保護するために使用される配線ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の配線ダクトとして、筒状のものが知られている。この種の配線ダクトは、机の天板近傍に上端を位置させるとともに、床面近傍に下端を開口させて配設され、床から立ち上げた配線類を天板上や天板直下の水平配線ダクト内に案内する場合等に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のものは比較的長尺な筒状をなしているため、嵩が高く不使用時に比較的大きな収納スペースを要するだけでなく、内部に配線を挿通させるのに手間がかかるという問題がある。すなわち、配線類は細く腰がないものが多いため、長い筒内に挿通させるには、難しい操作が必要になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の問題点を解決するために、本発明は、配線類をヒンジにより連結された複数枚の配線包囲板により保護し得るように構成し、そのヒンジを必要に応じて厚み方向に重合するように折り畳むことができるように構成しているとともに、ワゴン等が衝突した場合でも、配線類が保護されるように前記配線挿通孔に配線類を挿通しているものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る配線ダクトは、配線挿通孔を有し配線類を包囲した状態でこの配線挿通孔内に前記配線類を挿通し得る配線包囲板を複数枚順次ヒンジを介して連結しておき、前記各ヒンジを順次逆方向に折り曲げることによって、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させることができるように構成しているとともに、ワゴン等が衝突した場合でも、配線類が保護されるようにしている。
このような構成によれば、配線を挿通させる際には、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させることにより、配線類の配線挿通孔内への挿通作業を容易に行うことが可能になる。すなわち、このようにすれば、配線類は配線包囲板の重合厚みに相当する短い通路を通過させるだけでよくなるため、長い筒内に配線を挿通させる場合に比べて遙かに容易な作業となる。そして、必要な配線類を全ての配線挿通孔に挿入させた後に、各配線包囲板を離間するように引き延ばすと、ヒンジを介して連結されている配線包囲板がジグザグに伸張することになる。この状態では、挿通させた全ての配線類が、配線包囲板により束ねられた状態となる。そして、ワゴン等が衝突した場合でも、これら配線包囲板の外縁がワゴン等に接触することになるため、配線類は保護されることになる。
【0006】
製造の簡略化を図るには、合成樹脂製の配線包囲板を合成樹脂製のヒンジを介して一体に構成しておくのが望ましい。
配線包囲板の好適な実施の形態としては、配線包囲板が、前記配線挿通孔を外部と連通させ得る連通孔を有してなり、この連通孔を介して配線包囲板の周縁から前記配線挿通孔に配線を挿通し得るように構成してなるものを挙げることができる。
【0007】
このような構成のものであると、配線の挿通作業を行う際には、配線を配線包囲板の周縁から連通孔内を通過するように配線包囲板の幅方向に平行移動させれば配線挿通孔への挿通が完了する。したがって、配線を配線包囲板の厚み方向から配線挿通孔に挿通する場合に比べ、わざわざ配線の先端を端部に配設される配線包囲板の配線挿通孔付近に引き回したり、逆に配線の先端付近に端部の配線挿通孔を近付ける等の必要がなくなるため、挿通作業が非常に簡単なものとなる。特に、新たに挿通配線を追加したい場合には、すでに挿通した配線や配線ダクトの位置や向き等をほとんど変更せずに、新たな挿通配線の適当な部位を連通孔に幅方向に平行移動させて挿入すれば済み、配線の追加挿通作業が遥かに簡単なものとなる。また、このとき、原則的には、全ての配線包囲板を重合させて追加分の配線の挿通作業を行うが、前述したように挿通作業が幅方向に沿って行われるため、配線ダクトの伸張状態をほぼ保持したままで配線包囲板を数枚ずつ重合させて配線を挿通させることができ、全ての配線包囲板を重合させずとも配線を挿通することが可能となる。
【0008】
連通孔の具体的な実施の形態としては、連通孔が、隣接する配線挿通孔同士を順次連通させるものであり、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させた場合に該連通孔が両折曲辺側に連続して配設されるように構成してなるものや、連通孔が、隣接する配線挿通孔同士を一つおきに連通させるものであり、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させた場合に該連通孔が一方の折曲辺側に連続して配設されるように構成してなるものを挙げることができる。
【0009】
この配線ダクトは、通常、机等の家具の天板付近から床の近傍にまで垂下させて使用するため、前記配線包囲板を家具の適宜箇所に掛止可能な掛止具を具備してなることが望ましい。
掛止具の好適な実施の形態としては、掛止具が、面ファスナであるものを挙げることができる。
【0010】
この場合の掛止具の具体的な実施の形態としては、掛止具が、家具に掛止し得る家具掛止部の他に、配線挿通孔に挿通した配線を保持し得る配線保持部を具備してなるものが挙げられる。
【0011】
【実施例】
<第1実施例>
以下、本発明の第1実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明にかかる配線ダクト1の平面図を示し、図2は同底面図を示している。これらの図面に示すように、この配線ダクト1は、配線挿通孔2を有した配線包囲板3を複数枚順次ヒンジ4、5を介して連結しておき、前記各ヒンジ4、5を順次逆方向に折り曲げることによって、全ての配線包囲板3を厚み方向に重合させることができるように構成したものである。
【0012】
詳述すれば、前記各配線包囲板3は、略長方形をなす合成樹脂製の薄板により作られたもので、外縁に沿った長方形の配線挿通孔2を有している。各配線包囲板3は、合成樹脂製のヒンジ4、5を介して一体に構成されている。すなわち、各ヒンジ4、5は、図3乃至図5に示されるように、合成樹脂素材に断面V字形の溝6、7を形成してその部分を薄肉化することにより形成されたもので、溝6、7が拡開する方向に屈曲させ得るように設定されている。しかして、この配線ダクト1においては、配線包囲板2の一面側に溝6が形成された第1のヒンジ4と、配線包囲板3の他面側に溝7が形成された第2のヒンジ5とが交互に配置されるようにしてある。
【0013】
このような構成のものであれば、配線類11、12を挿通させる際には、図6に示すように、前記第1のヒンジ4と第2のヒンジ5を交互に異方向に折り曲げることによって、全ての配線包囲板3を厚み方向に重合させる。これにより、電源コード等の配線類11、12の配線挿通孔2内への挿通作業を容易に行うことが可能になる。すなわち、このようにすれば、配線類11、12は配線包囲板3の重合厚みに相当する短い通路13を通過させるだけでよくなる。そして、必要な配線類11、12を全ての配線挿通孔2に挿入させた後に、図7及び図8に示すように、各配線包囲板3を離間するように引き延ばすと、ヒンジ4、5を介して連結されている配線包囲板3がジグザグに伸張することになる。この状態では、挿通させた全ての配線類11、12が、配線包囲板3により束ねられた状態となる。そして、ワゴン等が衝突した場合でも、これら配線包囲板3の外縁3aがワゴン等に接触することになるため、配線類11、12は保護されることになる。
【0014】
本配線ダクト1は、図7及び図8に示す状態で、図示しない机の天板近傍から床の近傍にまで垂下させて使用される。したがって、上端の配線包囲板3をフックその他の手段により天板下面付近に掛止させるとともに、下端の配線包囲板3を、錘14等にフック15を介して掛止させておくのがよい。
なお、配線包囲板の形状は、以上説明したものに限定されないのは勿論であり、例えば、図9に示すようなものにしてもよい。図9に示す配線包囲板101は、中央が膨らんだ太鼓状の外形を有し、円形の配線挿通孔102を穿設したものである。
【0015】
電力用の配線類と、通信用の配線類とを分離して束ねたい場合には、例えば、図1から図8に示す形態の配線ダクト1を電力用に使用し、図9に示す形態の配線ダクト101を通信用に使用するなどの工夫を講じれば、誤って電力用の配線と、通信用の配線とが不当に混合してしまうような不具合を有効に解消することができる。
【0016】
配線包囲板を別体に構成し、それら各配線包囲板を格別なヒンジによりそれぞれ接続するようにしてもよいが、前記実施例のような構成であれば、例えば、長尺シート状の合成樹脂帯に連続成形あるいは打ち抜き加工を施すことによって、能率良く製造することが可能になる。
<第2実施例>
以下、図10〜図17を参照して本発明の第2実施例について説明する。
【0017】
この配線ダクト201は、図10及び図11に示すように、配線挿通孔202を有した配線包囲板203を複数枚順次ヒンジ204、205を介して連結しておき、前記各ヒンジ204、205を順次逆方向に折り曲げることによって、全ての配線包囲板203を厚み方向に重合させることができるように構成した第1実施例とほぼ同様の構成を有するものである。
【0018】
詳述すれば、前記各配線包囲板203は、中央が膨らんだ太鼓状の外形を有する合成樹脂製の薄板により作られたもので、中央に円形の配線挿通孔202を穿設している。各配線包囲板203は、合成樹脂製のヒンジ204、205を介して一体に構成されている。すなわち、各ヒンジ204、205は、図12に示すように、合成樹脂素材に断面部分円弧状の溝206、207を形成してその部分を薄肉化することにより形成されたもので、溝206、207が拡開する方向に屈曲させ得るように設定されている。しかして、この配線ダクト201においては、配線包囲板203の一面側に溝206が形成されたヒンジ204と、配線包囲板203の他面側に溝207が形成されたヒンジ205とが交互に配置されるようにしてある。
【0019】
したがって、本配線ダクト201も、第1実施例の配線ダクト1、101と同様、図11に示すように、全ての配線包囲板203を厚み方向に重合させて、配線挿通孔202に配線類211、212を挿通することができ、配線挿通時に配線類211、212を配線包囲板203の重合厚みに相当する短い通路216を通過させるだけでよくなるため、電源コード等の配線類211、212の配線挿通孔202内への挿通作業を容易に行うことが可能になる。そして、必要な配線類211、212を全ての配線挿通孔202に挿入させた後に、図15に示すように、各配線包囲板203を離間するように引き延ばすと、ヒンジ204、205を介して連結されている配線包囲板203がジグザグに伸張して、挿通させた全ての配線類211、212が配線包囲板203により束ねられた状態となる。
【0020】
このような構成のものにおいて、本実施例では、図11に示すように、前記配線包囲板203に、配線挿通孔202を外部と連通させ得る連通孔208を設け、この連通孔208を介して配線包囲板203の周縁から前記配線挿通孔202に配線類213を挿通し得るように構成している。
連通孔208は、図10及び図11に示すように、全ての配線包囲板203を厚み方向に重合させた場合に一方の折曲辺203a側に配設されるように隣接する配線挿通孔203間に一つおきに穿設してなるものである。
【0021】
このような構成のものであると、挿通作業を行う際に、図13に示すように、配線類213を配線包囲板203の折曲辺203a側から連通孔208内を通過するように配線包囲板203の幅方向に平行移動させれば配線挿通孔202内に配線類213を挿通させることができる。なお、このとき、図中想像線で示すように、連通孔208の両側に配設される部位を互い違いに上下方向に捻って連通孔208を拡開させれば、配線類213の挿通作業をスムーズなものとすることができる。したがって、配線類の先端を配線包囲板203の厚み方向から配線挿通孔202に挿通する場合に比べて、わざわざ配線類の先端を端部に配設される配線包囲板203の配線挿通孔202付近に引き回したり、逆に配線類の先端付近に端部の配線挿通孔202を近付ける等の必要がなくなるため、挿通作業が非常に簡単なものとなる。特に、新たに挿通配線を追加したい場合には、すでに挿通した配線類211、212や配線ダクト1の位置や向き等をほとんど変更せずに、新たに挿通する配線類213の適当な部位を配線連通孔202に幅方向に平行移動させて挿入すれば済み、配線類213の追加挿通作業が遥かに簡単なものとなる。また、このとき、原則的には、全ての配線包囲板203を重合させて追加分の配線類213の挿通作業を行うが、前述したように挿通作業が幅方向に沿って行われるため、図14に示すように、配線ダクト201の伸張状態をほぼ保持したままで配線包囲板203を数枚ずつ重合させて、順次、配線類213を挿通させることもできる。なお、この際、図14中想像線で示すように、連通孔208の両側に配設される部位を互い違いに上下方向に捻って連通孔208を拡開させれば、配線類213の挿通作業をスムーズなものとすることができる。
【0022】
また、本配線ダクト201は、図15に示す状態で、図示しない机の天板下面付近から床の近傍にまで垂下させて使用されるが、このときに、天板下面付近に設けた配線棚の一部A等に、上端の配線包囲板203を掛止具たる面ファスナ210を介して掛止するようにしている。
面ファスナ210は、図16に示すように、両面に係合面を有する平面視矩形状の周知のものであり、基端部210cを同じくする二切片から構成され、一切片を家具に掛止し得る家具係止部210aとし、他切片を配線挿通孔202に挿通した配線類211、212を保持し得る配線保持部210bとしている。なお、この面ファスナ210は、上端の配線包囲板203に設けた略コ字型の切欠209に、家具掛止部210aを挿通することにより、基端部210c付近を挾持された状態で該配線包囲板203に装着されている。
【0023】
そして、本配線ダクト201を、配線棚の一部Aに取着する際には、図15に示すように、家具掛止部210aを配線棚の一部Aに巻き付けて係合面同士を係合させる。また、このとき、配線ダクト201を構成する配線包囲板203の枚数を多めに設定しておけば、必要分だけがワイヤリングの目的を果たし、残りが床面にコンパクトに畳んだ状態で載置されて該配線ダクト201を所定位置に保持する錘となる。
【0024】
さらに、配線保持部210bを、配線挿通孔202に挿通した複数の配線類211、212に巻き付けて先端の係合面を止着すれば、複数の配線類211、212を束ねた状態で保持することができ、配線類の引き回しを良好におこなうことができる。
また、本配線ダクト201を使用しない時には、図17に示すように、全ての配線包囲板203を重合させた状態で、前記面ファスナ210を折曲辺203a側に巻きつけて先端を止着すれば、持ち運びや保管時の取扱が容易なものとなる。
連通孔208が、隣接する配線挿通孔202同士を一つおきに連通させるものであり、全ての配線包囲板203を厚み方向に重合させた場合に該連通孔208が一方の折曲辺203a側に連続して配設されるように構成してなるので、特に配線の挿通作業が行いやすいものとなる。
【0025】
前記配線包囲板203を家具の適宜箇所に掛止可能な面ファスナ210を具備してなるので、この面ファスナ210を介して、机等の家具の天板付近から床の近傍にまで垂下させて使用するという本配線ダクト201の使用方法に則した取付状態を実現することができる。
掛止具が、面ファスナ210であるので、掛止する家具の適宜箇所に専用の金具類が不必要となり、取付位置の自由度が高くなる。
【0026】
面ファスナ210が、家具に掛止し得る家具掛止部210aの他に、配線挿通孔202に挿通した配線類211、212を保持し得る配線保持部210bを具備してなるので、本配線ダクト201を家具に好適に掛止し得るだけでなく、複数の配線類211、212を束ねた状態で保持することができ、配線類211、212の引き回しを良好に行うことができる。
【0027】
なお、上述した実施例では、連通孔208を、一方の折曲辺203a側にのみ設けたが、両折曲辺側に連通孔を複数設けるようにしてもよいのは勿論である。
その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、必要に応じて小さく折り畳むことができるようにしているので、配線挿通作業の容易化を図ることができるとともに、不使用時にコンパクトに収納しておくことができ、しかも、ジグサグ状に伸張させることによって、一定長さに亘って配線類を包囲することができる。そのため、複数の配線類を確実に束ねておくことができるとともに、ワゴンとの接触に対しても配線類を有効に保護することができる。また、かかる使用状態においては、束ねられている配線類が外部からある程度視認可能であるため、配線の保守点検の容易化にも貢献し得るものである。
【0029】
配線包囲板が、前記配線挿通孔を外部と連通させ得る連通孔を有してなり、この連通孔を介して配線包囲板の周縁から前記配線挿通孔に配線を挿通し得るように構成してなるならば、挿通作業を行う際に、配線を配線包囲板の周縁から連通孔内を通過するように配線包囲板の幅方向に平行移動させれば配線挿通孔への挿通が完了し、配線を配線包囲板の厚み方向から配線挿通孔に挿通する場合に比べ、挿通作業が非常に簡単なものとなり、特に新たに配線を追加したい場合等に有効である。
【0030】
連通孔が、隣接する配線挿通孔同士を順次連通させるものであり、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させた場合に該連通孔が両折曲辺側に連続して配設されるように構成してなるものや、連通孔が、隣接する配線挿通孔同士を一つおきに連通させるものであり、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させた場合に該連通孔が一方の折曲辺側に連続して配設されるように構成してなるならば、特に配線の挿通作業が行いやすいものとなる。
【0031】
前記配線包囲板を家具の適宜箇所に掛止可能な掛止具を具備してなるならば、この掛止具を介して、机等の家具の天板付近から床の近傍にまで垂下させて使用するという本配線ダクトの使用方法に則した取付状態を実現することができる。掛止具が、面ファスナであるならば、掛止する家具の適宜箇所に専用の金具類が不必要となり、取付位置の自由度が高くなる。
【0032】
掛止具が、家具に掛止し得る家具掛止部の他に、配線挿通孔に挿通した配線を保持し得る配線保持部を具備してなるならば、本配線ダクトを家具に好適に掛止し得るだけでなく、複数の配線類を束ねた状態で保持することができ、配線類の引き回しを良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図。
【図2】同実施例を示す底面図。
【図3】同実施例を示す正面図。
【図4】図3におけるA部拡大図。
【図5】同実施例を示す斜視図。
【図6】同実施例の使用態様を説明するための説明図。
【図7】同実施例の使用状態を示す斜視図。
【図8】同使用状態を示す正面図。
【図9】本発明の他の変形例を示す斜視図。
【図10】本発明の第2実施例を示す斜視図。
【図11】同実施例を示す斜視図。
【図12】同実施例を示す部分拡大正面図。
【図13】同実施例の配線の挿通方法を示す斜視図。
【図14】同実施例の配線の挿通方法を示す斜視図。
【図15】同実施例の使用状態を示す斜視図。
【図16】同実施例の要部を示す斜視図。
【図17】同実施例の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…配線ダクト
2…配線挿通孔
3…配線包囲板
4…ヒンジ
5…ヒンジ
6…溝
7…溝
11…配線類
12…配線類
201…配線ダクト
202…配線挿通孔
203…配線包囲板
204…ヒンジ
205…ヒンジ
208…連通孔
210…掛止具
210a…家具掛止部
210b…配線保持部
211…配線類
212…配線類

Claims (8)

  1. 配線挿通孔を有し配線類を包囲した状態でこの配線挿通孔内に前記配線類を挿通し得る配線包囲板を複数枚順次ヒンジを介して連結しておき、前記各ヒンジを順次逆方向に折り曲げることによって、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させることができるように構成しているとともに、ワゴン等が衝突した場合でも、配線類が保護されるようにしていることを特徴とする配線ダクト。
  2. 全ての配線包囲板が合成樹脂製のヒンジを介して一体に構成されていることを特徴とする請求項1記載の配線ダクト。
  3. 配線包囲板が、前記配線挿通孔を外部と連通させ得る連通孔を有してなり、この連通孔を介して配線包囲板の周縁から前記配線挿通孔に配線を挿通し得ることを特徴とする請求項1又は2記載の配線ダクト。
  4. 連通孔が、隣接する配線挿通孔同士を順次連通させるものであり、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させた場合に該連通孔が両折曲辺側に連続して配設されることを特徴とする請求項3記載の配線ダクト。
  5. 連通孔が、隣接する配線挿通孔同士を一つおきに連通させるものであり、全ての配線包囲板を厚み方向に重合させた場合に該連通孔が一方の折曲辺側に連続して配設されることを特徴とする請求項3記載の配線ダクト。
  6. 配線包囲板を家具の適宜箇所に掛止可能な掛止具を具備してなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の配線ダクト。
  7. 掛止具が、面ファスナであることを特徴とする請求項6記載の配線ダクト。
  8. 掛止具が、家具に掛止し得る家具掛止部の他に、配線挿通孔に挿通した配線を保持し得る配線保持部を具備してなることを特徴とする請求項6又は7記載の配線ダクト。
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