JP3576424B2 - クラスタ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室前部のインストルメントパネルに設けられ、オーディオ機器やCD等の小物を収容するクラスタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車室の前部には、図4に示すように、インストルメントパネル101が設けられており、インストルメントパネル101の中央部には、クラスタ102が設けられている(特開平5−38988号公報参照)。
【0003】
このクラスタ102は、クラスタ本体103の中央部に、開口した収容空間104を有しており、収容空間104を上下に区分する桟105がクラスタ本体103と一体に設けられている。桟105により、収容空間104は、それぞれ開口した上部収容空間104aと下部収容空間104bからなる。上部収容空間104aには、一階建てのオーディオ機器111を収容し、下部収容空間104bには、CD等の小物を収容する容器状の収容部112を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このクラスタ102において、クラスタ本体103の収容空間104に、一階建てのオーディオ機器111の二倍の高さの二階建てのオーディオ機器を収容する場合には、桟105がクラスタ本体103と一体に形成されているため、邪魔になって収容することができない。このため、一階建てのオーディオ機器111の二倍の高さの二階建てのオーディオ機器を収容するクラスタが別に必要となる。
【0005】
したがって、クラスタを製造する際に、一階建てのオーディオ機器111を収容するクラスタと、一階建てのオーディオ機器111より高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容するクラスタを、それぞれ製造しなければならないため、製造コストがかかる問題があった。
【0006】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、製造コストのかからないクラスタ構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明のクラスタ構造においては、車室前部のインストルメントパネルに設けられ、開口した収容空間を有するクラスタ本体と、前記収容空間内の下部で前記クラスタ本体に設けられ、小物を収容する容器状の収容部とからなり、前記収容部より上部にオーディオ機器を収容可能に前記収容空間を上下に区分する桟を、先端が前記クラスタ本体より後方に突出するように前記収容部に一体に形成して、前記桟の上面にクリップを設けるとともに、前記収容部を取り外し可能にしたものとしている。
【0008】
かかる構成において、収容部がクラスタ本体に取り付けられた状態では、収容部に一体に形成された桟によって、収容部より上部にオーディオ機器を収容する収容空間が形成されているため、高さが低い一階建てのオーディオ機器を収容することができる。
【0009】
そして、収容部をクラスタ本体から取り外すことにより、桟も一緒にクラスタ本体から取り外される。このため、収容部が取り外されたクラスタ本体の収容空間は、上下の区分がなくなって一つの収容空間となっているので、高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容することができる。
【0010】
また、桟の上面にクリップを設けることにより、チケットを挟むことができるため、桟が一体に形成された収容部を、小物を収容するための小物入れとして使用する他に、チケットホルダーとしても使用できるようになる。更に、桟の上面に手を載せることで、オーディオ機器のスイッチ類を操作し易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態を示すインストルメントパネル1の斜視図であり、図2は図1のA−A断面図である。このインストルメントパネル1は、右ハンドル仕様車の車室の前部に設けられている。
【0013】
インストルメントパネル1の中央部には、本発明のクラスタ2が設けられている。このクラスタ2は、クラスタ本体3の中央部に開口した収容空間4を有している。収容空間4内の下部には、CD等の小物を収容する容器状の収容部5が、クラスタ本体3と取り外し可能に設けられている。
【0014】
この収容部5には、図3にも示すように、開口した収容部収容空間6aを有する収容部本体6に、収容部5より上部にオーディオ機器を収容するようにクラスタ本体3の収容空間4を上下に区分する桟7が一体に形成されている。桟7は、断面がコの字状であって、下部7aが収容部本体6の上部6bから連続しており、先端7bがクラスタ本体3より後方に突出するように形成されている。桟7の上部7cは、収容部本体6の上部6bより上方に位置しており、上面7dにはクリップ8が設けられている。
【0015】
そして、この桟7によって、クラスタ本体3の収容空間4は、桟7より上部、すなわち収容部5より上部に形成される上部収容空間4aと、桟7より下部に形成される下部収容空間4bとからなる。上部収容空間4aには、一階建てのオーディオ機器10を収容し、下部収容空間4bには、収容部5の収容部収容空間6aにCD等の小物を収容するようになっている。
【0016】
かかる構成において、収容部5をクラスタ本体3に取り付けた状態では、前述したように、収容部5に一体に形成された桟7によって、収容部5より上部に形成されている上部収容空間4aに、一階建てのオーディオ機器10を収容することができる。
【0017】
そして、収容部5をクラスタ本体3から取り外すことにより、桟7も一緒にクラスタ本体3から取り外される。このため、収容部5が取り外されたクラスタ本体3の収容空間4は、上部収容空間4aと下部収容空間4bの区分がなくなって一つの収容空間となっているので、一階建てのオーディオ機器10より高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容することができる。
【0018】
よって、この一つのクラスタ2で、一階建てのオーディオ機器10、または一階建てのオーディオ機器10より高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容することができる。したがって、クラスタを製造する際には、一階建てのオーディオ機器10を収容するクラスタと、一階建てのオーディオ機器10より高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容するクラスタを、それぞれ製造する必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。
【0019】
また、桟7の上面7dにクリップ8を設けることにより、有料道路やコンサートや映画等のチケットを挟むことができるため、桟7が一体に形成されている収容部5を、小物を収容するための小物入れとして使用する他に、チケットホルダーとしても使用できるようになり、収容部5の使用価値を高めることができる。更に、桟7の上面7dに手を載せることで、オーディオ機器10のスイッチ類を操作し易くなる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のクラスタ構造においては、収容部がクラスタ本体に取り付けられた状態では、収容部に一体に形成された桟によって、収容部より上部にオーディオ機器を収容する収容空間が形成されているため、高さが低い一階建てのオーディオ機器を収容することできる。
【0021】
そして、収容部をクラスタ本体から取り外すことによって、桟も一緒にクラスタ本体から取り外される。このため、収容部が取り外されたクラスタ本体の収容空間は、上下の区分がなくなって一つの収容空間となっているので、高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容することができる。
【0022】
よって、この一つのクラスタで、高さが低い一階建てのオーディオ機器、または高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容することができる。したがって、クラスタを製造する際には、高さが低い一階建てのオーディオ機器を収容するクラスタと、高さが高い二階建てのオーディオ機器を収容するクラスタを、それぞれ別々に製造する必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。
【0023】
また、桟の上面にクリップを設けることにより、チケットを挟むことができるので、桟が一体に形成されている収容部を、小物を収容する小物入れとして使用する他に、チケットホルダーとしても使用できるようになり、収容部の使用価値を高めることができる。更に、収容部より上部にオーディオ機器を収容する場合、桟の上面に手を載せることで、オーディオ機器のスイッチ類を操作し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すインストルメントパネルの斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】収容部の斜視図である。
【図4】従来のインストルメントパネルの斜視図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
2 クラスタ
3 クラスタ本体
4 収容空間
4a 上部収容空間
4b 下部収容空間
5 収容部
7 桟
7b 先端
7d 上面
8 クリップ
10 オーディオ機器
Claims (1)
- 車室前部のインストルメントパネルに設けられ、開口した収容空間を有するクラスタ本体と、前記収容空間内の下部で前記クラスタ本体に設けられ、小物を収容する容器状の収容部とからなり、
前記収容部より上部にオーディオ機器を収容可能に前記収容空間を上下に区分する桟を、先端が前記クラスタ本体より後方に突出するように前記収容部に一体に形成して、前記桟の上面にクリップを設けるとともに、前記収容部を取り外し可能にしたことを特徴とするクラスタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15180599A JP3576424B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | クラスタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP15180599A JP3576424B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | クラスタ構造 |
Publications (2)
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JP2000335316A JP2000335316A (ja) | 2000-12-05 |
JP3576424B2 true JP3576424B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=15526700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15180599A Expired - Fee Related JP3576424B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | クラスタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3576424B2 (ja) |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15180599A patent/JP3576424B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000335316A (ja) | 2000-12-05 |
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