JP3574486B2 - ガスメータ - Google Patents
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Description
【利用分野】
本発明は、ガスメータ、特に、地震時に振動を検知してガス回路を遮断するようにしたガスメータに関するものである。
【0002】
【従来技術および課題】
上記ガスメータとしては、従来から、図1に示すものがある。このガスメータ(1) では、その内部に配置した基板(3) に感震器(2) が固定されており、その配置姿勢は、ガスメータ(1) が正立姿勢のときにこの感震器(2) も正立姿勢となるように設定されている。又、前記ガスメータ(1) には、これを通過するガス回路(G) を遮断する為のガス遮断装置(S) が内蔵されており、このガス遮断装置(S) と前記感震器(2) とが電気接続されている。
【0003】
このものでは、上記感震器(2) が地震振動を検知すると、この感震器(2) から、上記ガス遮断装置(S) にガス遮断信号が出力され、このガス遮断装置(S) により上記ガス回路(G) が遮断される。従って、地震発生時には、このガスメータ(1) より下流側のガス回路にガスが供給されず、前記ガス回路の安全が確保される。
【0004】
ところが、この先行技術では、次のような問題がある。
上記感震器(2) は、ガスメータ(1) 内の基板(3) に、上記態様にて、固定されており、一方、この感震器(2) は、正立姿勢で正常に動作する構成であるから、前記ガスメータ(1) の設置に際しては、これを正確に正立姿勢としなければならならない。従って、ガスメータ(1) の設置に時間を要するものとなる。
【0005】
特に、メータボックス内にガスメータ(1) を設置する場合、その前方開放側からは、前記ガスメータ(1) の左右方向の傾斜の有無は、比較的容易に確認できるが、前後方向の傾斜の有無は、確認しにくい。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、『一定以上の振動を検知したときガス遮断装置(S) にガス遮断信号を出力する感震器(2) を具備させたガスメータ』において、このガスメータを傾斜姿勢で設置しても、感震器(2) が正常に動作するようにして、このガスメータの設置に要する時間を短縮することをその課題とする。
[請求項1の発明]
【0006】
【技術的手段】
上記課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、『ガスメータ内に固定された基板(3)に具備させた支持体(4)により前記感震器(2)を揺動自在に吊り下げ、その揺動支点の軸線を水平方向に設定すると共に前記揺動方向をガスメータ正面に対して前後方向に設定し、
支持体(4)は、感震器(2)を両側から挟持する一対の弾性支持片(4a)(4a)からなり、これら弾性支持片(4a)(4a)の先端部を、前記感震器(2)の両側面部に回動自在に係合させ、前記弾性支持片(4a)(4a)の外側には、基板(3)に固定され且つ前記弾性支持片(4a)(4a)に沿った規制片(71)(71)を設け、これら弾性支持片(4a)(4a)の中程を前記規制片(71)(71)によって側方から支持させた』ことである。
【0007】
【作用】
本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
このものでは、基板(3)に具備された支持体(4)により感震器(2)が揺動自在に吊り下げられ、又、その揺動支点の軸線が水平方向に設定されると共に前記揺動方向がガスメータ正面に対して前後方向に設定されているから、このガスメータの設置に際して、その姿勢が前後方向に傾斜しても、前記感震器(2)は、その自重によって、正立姿勢となる。
又、弾性支持片(4a)(4a)の中程が、これらの外側に設けた規制片(71)(71)によって側方から支持されているから、これら弾性支持片(4a)(4a)の外側への弾性変形が規制された状態となっている。これにより、感震器(2)を支持した弾性支持片(4a)(4a)のふらつきが防止される。
【0008】
【効果】
本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
ガスメータの設置に際して、その姿勢が前後方向に傾斜しても、感震器(2)は、正立姿勢となるから、この感震器(2)が正常に動作するものとなる。これにより、作業の困難な前後方向の傾斜の有無を正確に確認しなくてもよく、ガスメータ設置作業の作業性が向上する。
感震器(2)を支持した弾性支持片(4a)(4a)のふらつきが防止されるから、弾性支持片(4a)(4a)による感震器(2)の弾性挟持力を小さくしても前記ふらつき防止効果がある。従って、感震器(2)の上記揺動動作が円滑となると共に前記感震器(2)の支持状態が安定する。
[請求項2の発明]
上記請求項1の発明において、請求項2の発明のように、『弾性支持片(4a)(4a)を通電性素材により形成してガス遮断装置(S)に電気接続し、感震器(2)の揺動支点部を、この感震器(2)におけるガス遮断信号の出力端子とした』ものとすれば、感震器(2)の揺動範囲に、電気接続用のコードがないものとなるから、感震器(2)の揺動動作が確実に確保される。又、このガスメータの組立時に、感震器(2)とガス遮断装置(S)との間に前記コードを固着する作業工数が大幅に少なくなる。
【0009】
[請求項3の発明]
この請求項3の発明は、『ガスメータ内に固定された基板(3)に具備させた支持体(4)により前記感震器(2)を揺動自在に吊り下げ、その揺動支点の軸線を水平方向に設定すると共に前記揺動方向をガスメータ正面に対して前後方向に設定し、
支持体(4)は、感震器(2)を包囲し且これを揺動自在に支持する支持枠(5)と、この支持枠(5)を両側から挟持し且これを揺動自在に支持する一対の支持片(4c)(4c)とからなり、前記支持枠(5)の揺動支点と感震器(2)の揺動支点の軸線相互を直交させ、
支持片(4c)(4c)を通電性素材により形成してガス遮断装置(S)に電気接続し、感震器(2)の揺動支点部を、この感震器(2)におけるガス遮断信号の出力端子とし、前記支持片(4c)(4c)に対する支持枠(5)の第1揺動支点部(5a)(5a)、及び、感震器(2)に対する支持枠(5)の第2揺動支点部(5b)(5b)を通電性素材により形成し、これら第1・第2揺動支点部(5a)(5b)を介して支持片(4c)(4c)の揺動支点部と感震器(2)の一対の揺動支点部とを各別に電気接続した』ものである。
【0010】
このものでは、感震器(2) が支持枠(5) に揺動自在に支持されると共にこの支持枠(5) が支持片(4c)(4c)に揺動自在に支持され、支持枠(5) の揺動支点の軸線と感震器(2) の揺動支点の軸線相互が直交しているから、このガスメータの設置姿勢が前後・左右の何れの方向に傾斜しても、前記感震器(2) は、その自重によって、正立姿勢となる。
【0011】
従って、ガスメータの設置姿勢に関係なく、感震器(2)が正常に動作する。これにより、ガスメータ設置に際して、このガスメータの前後・左右方向の傾斜の有無を正確に確認しなくてもよく、前記設置時間が大幅に短縮される。
又、既述請求項2に係る発明と同様に、感震器(2)の揺動範囲に、電気接続用のコードがないものとなるから、感震器(2)の揺動動作が確実に確保される。又、このガスメータの組立時に、感震器(2)とガス遮断装置(S)との間に前記コードを固着する作業工数が大幅に少なくなる。
【0012】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
[実施例1]
この実施例1は、既述請求項1、2の発明に対応するものであり、図2〜図5に示すように、ガスメータ(1)内に水平姿勢に設けた基板(3)の上面に基台(7)を一体化し、これに取り付けた一対の弾性支持片(4a)(4a)により感震器(2)を挟持状態に支持したものである。尚、このガスメータ(1)内には、従来と同様に、ガス回路(G)を遮断する為のガス遮断装置(S)が内蔵されている。又、前記感震器(2)は、直方体状に形成され、基本的に、従来と同様の構成となっている。
【0013】
上記基台(7) は、基板(3) に固定された矩形板状の底板(72)と、これの両側辺中央部から直立した一対の規制片(71)(71)とからなり、前記底板(72)における規制片(71)(71)の連設部の内側近傍位置には、金属線材製の上記弾性支持片(4a)(4a)が直立姿勢に嵌着されている。これら弾性支持片(4a)(4a)が既述請求項1に記載の支持体(4) となる。
【0014】
これら弾性支持片(4a)(4a)の先端部が、感震器(2) の両側面上部に回動自在に係合して、この感震器(2) が揺動自在に吊り下げられている。又、この揺動支点は、弾性支持片(4a)(4a)の上端部を内側に屈曲させて形成した軸部(81)(81)が、感震器(2) の側面上端部に設けた凹部(82)(82)に嵌入された構成となっている。そして、前記軸部(81)(81)の先端部が、球状に形成されると共に、凹部(82)(82)も半球面状に形成され、これにより、感震器(2) はスムーズに揺動されるようになっている。更に、左右の軸部(81)(81)の軸線は、同一線上に位置すると共に、水平方向に設定されている。又、感震器(2) の揺動方向がガスメータ正面に対して前後方向となるように、基台(7) の取り付け方向が設定されている。尚、前記基台(7) は、底板(72)のコーナー部から下方に突出させたツメ部(73)(73)により基板(3) に固定されている。
【0015】
又、各弾性支持片(4a)の中程には、これを外側に屈曲させた凸部(47)が設けられ、その先端が規制片(71)に対接している。これら構成により、弾性支持片(4a)は、規制片(71)によって側方から支持された状態となっている。これにより、弾性支持片(4a)(4a)の外側への弾性変形が規制されているから、感震器(2) を支持したこれら弾性支持片(4a)(4a)のふらつきが防止される。従って、弾性支持片(4a)(4a)による感震器(2) の弾性挟持力を小さく設定しても前記ふらつき防止効果があるから、感震器(2) の上記揺動動作が円滑で且つ支持状態が安定する。
【0016】
尚、前記凸部(47)(47)を規制片(71)(71)から弾性支持片(4a)(4a)側に突出して対接する構成としてもよく、この場合も同様の作用を奏する。又、感震器(2) を基台(7) に組み付けるには、予め、感震器(2) の凹部(82)(82)に弾性支持片(4a)(4a)の軸部(81)(81)を係合させた状態で、これら弾性支持片(4a)(4a)を、底板(72)における規制片(71)(71)の内側に設けた透孔(74)(74)に嵌入止着する。
【0017】
更に、弾性支持片(4a)(4a)の下端部には、底板(72)の透孔(74)(74)を貫通して基板(3) の下方に突出する端子(6)(6)が設けられており、これら端子(6)(6)には、ガス遮断装置(S) と電気接続された信号増幅回路(図示せず)に至るコード(図示せず)が接続されている。そして、この実施例では、感震器(2) の各凹部(82)は、この感震器(2) の外側壁の孔部(23)に嵌め込んだ金属製の軸受円板(22)の外面に形成されており、この凹部(82)が、感震器(2) における上記ガス遮断信号の出力端子となっている。これにより、感震器(2) とガス遮断装置(S) とが、弾性支持片(4a)を介して電気接続されたものとなる。
【0018】
尚、このガスメータ(1) における上記ガス遮断装置(S) 、ガス計量部、ガス量表示部等は、従来と同様の構成となっている。
上記構成のガスメータ(1) では、感震器(2) がガスメータ(1) の前後方向に揺動自在となっているから、このガスメータ(1) を設置する際に、その姿勢が前後方向に傾斜しても、前記感震器(2) は、その自重によって、正立姿勢となる。
【0019】
又、感震器(2) とガス遮断装置(S) とが弾性支持片(4a)(4a)を介して電気接続される構成であるから、これら弾性支持片(4a)(4a)の配置部にコードがないものとなる。これにより、前記感震器(2) の揺動動作が阻害されない。又、この感震器(2) の組み付けに際して、感震器(2) とガス遮断装置(S) との間に前記コードを固着する作業工数が大幅に少なくなる。
【0022】
尚、上記実施例1では、弾性支持片(4a)(4a)の軸部(81)(81)を、感震器(2)に凹部(82)(82)を設けたが、これを、弾性支持片(4a)(4a)に凹部(82)(82)を設け、感震器(2)に軸部(81)(81)を設けた構成としてもよい。更に、これら軸部(81)(81)と凹部(82)(82)との組み合わせ以外の揺動支点に構成してもよい。
[実施例2]
この実施例2は、既述請求項3の発明に対応するものであり、図6〜図9に示すように、感震器(2)を、これを包囲する合成樹脂製の支持枠(5)を介して、一対の弾性支持片(4a)(4a)に挟持状態に支持させたものであり、前記弾性支持片(4a)(4a)は、上記実施例1と同様の基台(7)に嵌着されている。
【0023】
上記支持枠(5) は、全体として矩形に形成され、一方の対角線上にある一対のコーナー部には、長辺部(51)の内面に連続するように長孔(53)(53)が形成されている。そして、前記長辺部(51)の内面の中程〜長孔(53)〜短辺部(52)の外面の中程に至る範囲の夫々には、L字状の薄肉金属板(9) が添設され、この薄肉金属板(9) における前記短辺部(52)の中央と一致する位置には、部分的に外側に突出させた第1突起(84)が形成され、長辺部(51)の中央と一致する位置には、部分的に内側に突出させた第2突起(85)が形成されている。尚、前記薄肉金属板(9) は、その両端に設けた係合片(91)(91)を、支持枠(5) に設けた孔部(54)(54)に挿通させて屈曲させることにより、支持枠(5) に取り付けられている。
【0024】
そして、前記第1突起(84)(84)は、細長い金属板製の弾性支持片(4a)(4a)の上端部に外側に凹ませて形成した凹部(86)(86)に嵌入されており、前記第2突起(85)(85)は、感震器(2)の両側面上部に設けたガス遮断信号用の出力端子となる凹部(87)(87)(図示せず)に嵌入されている。従って、このものでは、前記第1突起(84)(84)が既述請求項3に記載の第1揺動支点部(5a)(5a)となり、前記第2突起(85)(85)が既述請求項3に記載の第2揺動支点部(5b)(5b)となる。尚、このものでは、弾性支持片(4a)(4a)が既述請求項3に記載の支持片(4c)(4c)となる。
【0025】
又、第2突起(85)(85)と凹部(87)(87)により、感震器(2) が、支持枠(5) に揺動自在に支持されたものとなり、第1突起(84)(84)と凹部(86)(86)により、支持枠(5) が、弾性支持片(4a)(4a)に揺動自在に支持されたものとなる。更に、第1突起(84)(84)及び第2突起(85)(85)が支持枠(5) の各辺部の中央に設けられており、これら揺動支点の軸線が相互に直交するものとなっている。これらのことから、ガスメータ(1) の設置に際して、その姿勢が前後・左右の何れの方向に傾斜しても、前記感震器(2) は、その自重によって正立姿勢となる。
【0026】
更に、このものでは、感震器(2)と弾性支持片(4a)(4a)とが薄肉金属板(9)を介して電気接続されているから、又、弾性支持片(4a)(4a)が金属板製であるから、これら弾性支持片(4a)(4a)の下端に設けた端子(6)(6)と接続されたガス遮断装置(S)と、前記感震器(2)とが電気接続されたものとなる。
[変形例について]
1.上記実施例2では、支持枠(5)に第1突起(84)(84)を、弾性支持片(4a)(4a)に凹部(86)(86)を設けたが、これを、支持枠(5)に凹部(86)(86)を、弾性支持片(4a)(4a)に第1突起(84)(84)を設けた構成としてもよい。上記第2突起(85)(85)と凹部(87)(87)の関係についても同様の変更が可能である。更に、これら軸部と凹部との組み合わせ以外の揺動支点に構成してもよい。
【0027】
2.上記実施例2では、支持枠(5)を矩形状に形成したが、これ以外の形状としてもよい。
3.上記実施例2では、支持片(4c)(4c)を、弾性支持片(4a)(4a)としてその外側に規制片(71)(71)を設けたが、これ以外の構成の支持片(4c)(4c)としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来におけるガスメータ(1)の説明図
【図2】本願発明実施例1の説明図
【図3】これの側面図
【図4】これの断面図
【図5】これの揺動支点の断面図
【図6】実施例2の平面図
【図7】これの正面図
【図8】薄肉金属板(9)の斜視図
【図9】支持枠(5)と弾性支持片(4a)との揺動支点の断面図
【符号の説明】
(S)・・・ガス遮断装置
(2)・・・感震器
(3)・・・基板
(4)・・・支持体
(4a)・・・弾性支持片
(71)・・・規制片
(5)・・・枠体
(5a)・・・第1揺動支点部
(5b)・・・第2揺動支点部
Claims (3)
- 一定以上の振動を検知したときガス遮断装置(S)にガス遮断信号を出力する感震器(2)を具備させたガスメータにおいて、
ガスメータ内に固定された基板(3)に具備させた支持体(4)により前記感震器(2)を揺動自在に吊り下げ、その揺動支点の軸線を水平方向に設定すると共に前記揺動方向をガスメータ正面に対して前後方向に設定し、
支持体(4)は、感震器(2)を両側から挟持する一対の弾性支持片(4a)(4a)からなり、これら弾性支持片(4a)(4a)の先端部を、前記感震器(2)の両側面部に回動自在に係合させ、前記弾性支持片(4a)(4a)の外側には、基板(3)に固定され且つ前記弾性支持片(4a)(4a)に沿った規制片(71)(71)を設け、これら弾性支持片(4a)(4a)の中程を前記規制片(71)(71)によって側方から支持させたガスメータ。 - 弾性支持片(4a)(4a)を通電性素材により形成してガス遮断装置(S)に電気接続し、感震器(2)の揺動支点部を、この感震器(2)におけるガス遮断信号の出力端子とした請求項1に記載のガスメータ。
- 一定以上の振動を検知したときガス遮断装置(S)にガス遮断信号を出力する感震器(2)を具備させたガスメータにおいて、
ガスメータ内に固定された基板(3)に具備させた支持体(4)により前記感震器(2)を揺動自在に吊り下げ、その揺動支点の軸線を水平方向に設定すると共に前記揺動方向をガスメータ正面に対して前後方向に設定し、
支持体(4)は、感震器(2)を包囲し且これを揺動自在に支持する支持枠(5)と、この支持枠(5)を両側から挟持し且これを揺動自在に支持する一対の支持片(4c)(4c)とからなり、前記支持枠(5)の揺動支点と感震器(2)の揺動支点の軸線相互を直交させ、
支持片(4c)(4c)を通電性素材により形成してガス遮断装置(S)に電気接続し、感震器(2)の揺動支点部を、この感震器(2)におけるガス遮断信号の出力端子とし、前記支持片(4c)(4c)に対する支持枠(5)の第1揺動支点部(5a)(5a)、及び、感震器(2)に対する支持枠(5)の第2揺動支点部(5b)(5b)を通電性素材により形成し、これら第1・第2揺動支点部(5a)(5b)を介して支持片(4c)(4c)の揺動支点部と感震器(2)の一対の揺動支点部とを各別に電気接続したガスメータ。
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