JP3573729B2 - 電気絶縁用樹脂組成物および電子部品 - Google Patents

電気絶縁用樹脂組成物および電子部品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、含浸用および塗料用として好適な電気絶縁用樹脂組成物およびそれを利用した電子部品に関し、特に溶剤型ワニスで希釈剤としてトルエンやキシレンおよび石油系炭化水素を使用しない環境調和型の電気絶縁用樹脂組成物およびそれを利用した電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリエステル樹脂を含有する樹脂組成物は、電気的、機械的特性および硬化特性等に優れているため、各方面で使用されている。例えば、電気絶縁分野では、コイル等の含浸に使用されている。
【0003】
このような含浸用または塗料用として使用する樹脂組成物には、溶剤型と無溶剤型の2種類のワニスがある。このうち溶剤型ワニスには、通常、希釈剤としてトルエンやキシレンまたは石油系炭化水素が含有されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近の環境に対する意識の高まりから、樹脂組成物の希釈剤として用いられる溶剤にも環境に配慮したものが求められている。例えば、樹脂組成物の希釈剤として用いられる前記トルエンやキシレンは、毒劇物取締法の劇物、労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則の第2種有機溶剤、化学物質管理促進法(PRTR法)の第1種指定化学物質に指定されており、使用には多くの注意が必要である。
【0005】
さらに、他の希釈剤である石油系炭化水素も、少量のトルエンやキシレンを含み、労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則の第3種有機溶剤であるため、代替溶剤として必ずしも十分なものではなかった。このためトルエンやキシレンを含まない環境調和型の電気絶縁用樹脂組成物が望まれている。
【0006】
本発明は、上記したような課題を解決するためになされたものであって、希釈溶剤としてトルエンやキシレンを含まず、環境に配慮した電気絶縁樹脂組成物、およびこれを利用した電子部品を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成しようと鋭意研究を進めた結果、後述する組成の樹脂組成物を用いることによって、上記目的を達成できることを見いだし、本発明を完成したものである。
【0008】
すなわち、本発明の電気絶縁用樹脂組成物は、(A)ポリエステル樹脂、(B)フェノール樹脂またはメラミン樹脂、および(C)プロピレングリコールアルキルエーテルアセテートを必須成分として含有することを特徴とする。
【0009】
前記(B)フェノール樹脂またはメラミン樹脂は、前記(A)ポリエステル樹脂100重量部に対して、3〜50重量部含有されていることが好ましい。
【0010】
本発明の電子部品は、上記したような電気絶縁用樹脂組成物が塗布又は含浸硬化されて作製されるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【0012】
本発明に使用される(A)ポリエステル樹脂は、酸成分、アルコール成分、必要に応じて変性剤を用いて反応させて得られるものである。
【0013】
ここで用いる酸成分としてはフタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸等の飽和酸または、大豆油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、トール油脂肪酸、米ぬか油脂肪酸等が挙げられ、これらは単独又は2種類以上混合して使用することができる。
【0014】
また、アルコール成分としては、例えば、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,6−シクロヘキサンジメタノール等の2価アルコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエリスリトール等の3価以上のアルコールが挙げられ、これらは単独又は2種類以上混合して使用することができる。
【0015】
それ以外に変性成分として、アマニ油、大豆油、ヤシ油、トール油、石油樹脂、ジシクロペンタジエン、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ポリフェノール型エポキシ樹脂等を添加してもよく、これらは必要に応じて単独又は2種類以上混合して添加しても良い。
【0016】
本発明に用いる(B)フェノール樹脂またはメラミン樹脂は硬化成分として用いられるものである。
【0017】
フェノール樹脂としては、レゾール型およびノボラック型があり、これらはそれぞれ単独または2種類以上混合して用いることができる。メラミン樹脂としては、メチル化メラミン樹脂、ブチル化メラミン樹脂等のアルキル化メラミン樹脂等があり、これらはそれぞれ単独または2種類以上混合して用いることができる。
【0018】
前記フェノール樹脂およびメラミン樹脂は、混合して用いても良い。これらの成分の配合量は、ポリエステル樹脂100重量部に対して3〜50重量部配合することが望ましい。3重量部未満ではポリエステルを十分に架橋する効果が乏しく好ましくない。また、50重量部を超えると硬化物が剛直になり、もろくなる傾向にあるため十分な柔軟性が得られない。さらに、ワニスのライフも短くなる傾向にあるので好ましくない。
【0019】
本発明に用いる(C)プロピレングリコールアルキルエーテルアセテートは希釈剤として使用されるものである。アルキル基が、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などが使用できるが、コストや沸点の点からプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートが望ましい
【0020】
その他にエチレングリコールの誘導体およびそのアセテート体も使用できるが、労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則の第2種有機溶剤に該当するため、環境に配慮するという意昧からあまり好ましくない。
【0021】
本発明では、必要に応じて硬化促進剤を用いることができる。硬化促進剤としては、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、オクチル酸マンガン、オクチル酸コバルト、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、オクチル酸錫、塩化第一錫、塩化第二錫等の金属触媒、パラトルエスルホン酸等の酸触媒が挙げられ、これらは単独または2種類以上混合して使用しても良い。
【0022】
これらの配合量は、ポリエステル樹脂100重量部に対して0.00〜5.00重量部とすることが望ましい。ポリエステルの樹脂組成によっては必ずしも配合しなくてもよい。配合量が5.00重量部を超える場合、ワニスライフが短くなり、またワニス硬化物の柔軟性が損なわれるため好ましくない。
【0023】
本発明の電気絶縁用樹脂組成物は、前記酸成分、アルコール成分、変性剤等を配合し、加熱反応させてポリエステル樹脂とした後(必要に応じてさらにキシレンなどで還流させて得られるポリエステル樹脂から、減圧によって還流に使用した溶剤を完全除去したのち)に、希釈剤として少なくともプロピレングリコールアルキルエーテルアセテートを含むもので希釈することによって得られる。その後、さらに希釈剤、硬化促進剤等を配合してもよい。
【0024】
以上のようにして得られた電気絶縁用樹脂組成物は、例えば金属板上への塗布、コイルヘの含浸や注形などによって、各種の電気部品の絶縁に用いることができる。
【0025】
【実施例】
次に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。なお、以下の実施例および比較例において「部」とは「重量部」を意味する。
【0026】
(実施例1)
攪拌機、温度計、リービッヒコンデンサーを取り付けた2Lの4つ口フラスコに、大豆油脂肪酸206.0部、イソフタル酸105.0部、2−ヒドロキシエチルイソシアヌレート112.0部、ペンタエリスリトール40.0部を入れ、175℃まで昇温させ1時間保った後、220℃まで4時間かけて反応させ、さらに240℃まで4時間かけて反応させた。240℃になったら、キシレンにて還流を行い、反応を進めた。反応は、コーンプレートによる125℃の粘度が25Pになったら終了させ、減圧により還流に使用したキシレンを除去した。その後、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート390.5部で希釈した。
【0027】
100℃以下でフェノール樹脂(昭和高分子製 CKM1636)60.0部、フェノール樹脂(大日本インキ化学工業製 スーパーベッカサイト#1001)32.0部を加えた。さらにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート58.0部、ナフテン酸コバルト0.2部、ナフテン酸鉛1.0部を加え、30分攪拌後、ろ過し、フェノール樹脂変性ポリエステル樹脂を得た。
【0028】
(実施例2)
攪拌機、温度計、リービッヒコンデンサーを取り付けた2Lの4つ口フラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ製 エピコート1004)330.0部、同様のエピコート1007 165.0部、ヤシ油脂肪酸190.0部、アマニ油脂肪酸48.0部入れ、200℃まで昇温させ1時間保った後、さらに240℃まで4時間かけて反応させた。240℃になったら、キシレンにて還流を行い、反応を進めた。反応は、樹脂酸価3以下になったら終了させ、減圧により還流に使用したキシレンを除去した。その後150℃以下においてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート954.0部で希釈した。さらに、80℃以下でメラミン樹脂(三井サイメック製 ユーバン169)248部を加え、30分撹件後ろ過し、メラミン樹脂変性ポリエステル樹脂を得た。
【0029】
(比較例1)
攪拌機、温度計、リービッヒコンデンサーを取り付けた2Lの4つ口フラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ製 エピコート1004)330.0部、同様のエピコート1007 165.0部、ヤシ油脂肪酸190.0部、アマニ油脂肪酸48.0部入れ、200℃まで昇温させ1時間保った後、さらに240℃まで4時間かけて反応させた。240℃になったら、キシレンにて還流を行い、反応を進めた。反応は樹脂酸価3以下になったら終了させ、還流に使用したキシレンを除去せずに、キシレン954.0部で希釈した。さらに、80℃以下でメラミン樹脂(大日本インキ化学工業製 スーパーべッカミンJ−820)248部を加え、30分攪拌後、ろ過し、メラミン樹脂変性ポリエステル樹脂を得た。
【0030】
次に、実施例1、2および比較例1の樹脂組成物を用いて、以下に示す試験方法にて各試験を行った。結果を表1に示す。
【0031】
試験方法
試験1.乾燥時間試験(JIS C 2013、14.2(2)−1991)
金属板に樹脂組成物を塗布して試験片とし、この試験片を室温に30分間つるした後、所定の温度と時間、恒温槽中につるして乾燥させた。試験片を恒温槽から取出し、室温に放冷してから、その中央部を軽く指先で挟んでみて、へこみができず、また塗膜を指先でこすってみて、膜面にきずがつかないかどうか確認した。
【0032】
試験2.内部乾燥性試験(JlS C 2103、5.8−1999)
樹脂組成物を平底皿に6mmの深さまで入れ、これを恒温槽中で所定の温度と時間加熱してから取出したものを試験片とした。次に、直ちにこの試験片に深さが内底に達するように、また、長さが中心を通って周辺に及ぶように十字形に切り込みを付け、これが20〜30℃になったとき、平底の内底からピンセツトで約0.02m/sの速さで内容物を30mm引き上げて5秒間保っても、糸状につながらないかどうかを調べた。結果は、糸状につながらなかったものを「○」、糸状につながったものを「×」で示した。
【0033】
試験3.屈曲性試験(JlS C 2103、6.4.1−1999)
金属板に樹脂組成物を塗布して試験片とし、この試験片を規定の温度と時間で追加乾燥した後、室温で放冷してから、25±5℃の水中に約2分間保ち、そのままの状態で塗膜を外側にして3mmφの丸棒に沿って約3秒間で180度折り曲げた後、150℃の恒温槽中に24h放置後、塗膜にひびが入っていないか、また金属板からはがれていないかどうかを目視で調べた。結果は、ひびおよびはがれがなかったものを「○」で示し、ひびまたははがれがあったものを「×」で示した。
【0034】
試験4.耐油性試験(JlS C 2103、25.1−1991)
金属板に樹脂組成物を塗布して試験片とし、この試験片を規定の温度と時間で追加乾燥した後、この試験片を2号絶縁油が入れられた120℃の恒温槽中に24時間放置した後、塗膜の泡、膨れ、割れ、はがれの有無を確認した。結果は、塗膜に泡、膨れ、割れおよびはがれのいずれもなかったものを「○」で示し、泡、膨れ、割れまたははがれがあったものを「×」で示した。
【0035】
試験5.絶縁破壊の強さ(JlS C 2103、6.8.3−1999)
金属板に樹脂組成物を塗布して試験片とし、この試験片を規定の温度と時間で追加乾燥した後、デジケータ中に試験片を入れ15分以上放冷した後、これを取り出して塗膜の厚さを測定し、さらに25±5℃の絶縁油中に浸し、2〜5分後に絶縁破壊電圧を測定した。
【0036】
以下に、各試験に使用した試験片の硬化条件を示す。
(実施例1の硬化条件)
試験1=130℃×1h
試験2=130℃×3h
試験3、4、5=130℃×3h+130℃×24h
(実施例2および比較例1の硬化条件)
試験1=130℃×1h
試験2=130℃×2h
試験3、4、5=130℃×2h+130℃×6h
【表1】
Figure 0003573729
【0037】
表1からも明らかなように、本発明の電気絶縁用樹脂組成物はトルエンやキシレンを含まず、かつ従来の樹脂組成物と同等の特性を有し、含浸用および塗料用として環境に配慮した好適なものであることが認められた。
【0038】
【発明の効果】
本発明の電気絶縁用樹脂組成物は、希釈剤としてトルエンやキシレンまたは石油系炭化水素の代わりに少なくともプロピレングリコールアルキルエーテルアセテートを含むものを使用することで、環境に配慮したものであるとともに、トルエンやキシレンまたは石油系炭化水素を使用した電気絶縁用樹脂組成物と同等の特性を有するものである。

Claims (3)

  1. (A)ポリエステル樹脂、
    (B)フェノール樹脂またはメラミン樹脂、および
    (C)プロピレングリコールアルキルエーテルアセテートを必須成分として含有することを特徴とする電気絶縁用樹脂組成物。
  2. 前記(A)ポリエステル樹脂100重量部に対して、前記(B)フェノール樹脂またはメラミン樹脂を3〜50重量部含有することを特徴とする請求項1記載の電気絶縁用樹脂組成物。
  3. 請求項1または2記載の電気絶縁用樹脂組成物が塗布又は含浸硬化されてなることを特徴とする電子部品。
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