JP3571643B2 - 地盤改良機 - Google Patents

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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地盤に地盤改良剤を注入する地盤改良機に関し、特にスイベルジョイントを介して地盤改良剤を掘削した穴に注入する地盤改良機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、地盤改良機では、作業機の上部に旋回可能な操作部を備えており、この操作部の前部にリーダの下部を枢着し、そのリーダをバックステーにて起伏可能に支持している。そして、リーダに沿って昇降可能に設けたスクリュウ駆動装置により、地盤改良剤の注入孔を有するパイプ状のスクリュウシャフトを回転して、スクリュウシャフト下端の掘削具にて掘削作業を行っている。それとともに、スクリュウシャフトの上端にバッチャプラントから圧送される地盤改良剤の注入ホースをスイベルジョイントを介して接続し、掘削された穴内に掘削具の先端から地盤改良剤を注入しながら攪拌し、地盤改良剤を硬化させて作業を行っている。
【0003】
この種の地盤改良機では、作業中に、スクリュウシャフトの回転によってスイベルジョイントがつれ回りするのを防止するために、スイベルジョイントを別に配したクレーンで吊るか、スイベルジョンイントにロープを結んで人間が持って支持していた。
【0004】
ところが、これでは、装置が大がかりになったり、人手を必要とするという問題があるので、本願出願人は、先に、その問題点を解決する特許公報第2736008号に記載の地盤改良機を発明した。
即ち、この地盤改良機は、図8に示すように、リーダに接続されたスクリュウ駆動装置11からスクリュウシャフト13に沿って上方に、伸縮自在な回り止め部材23を立設し、回り止め部材23のスクリュウ駆動装置11とは反対側の端部に、スクリュウシャフト13に向けてスクリュウシャフト13とは垂直な方向にアーム100を延設して、スイベルジョイント21の上端をアーム100に固定し、スイベルジョイント21の下端をスクリュウシャフト13に固定したものである。尚、図8は、従来の地盤改良機の上部の構成を表す説明図であり、概略側面図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術に記載の地盤改良機は、図8に示すように、スイベルジョイント21に、注入ホース19を接続し、アーム100の注入ホース19とは反対側に回り止め部材23を接続する構成であるため、注入ホース19の重量及び回り止め部材23の重量が、スイベルジョイント21に加わってしまうことが問題となっていた。
【0006】
つまり、スイベルジョイント21には、注入ホース19側に注入ホース19の重量による力が加わる一方、回り止め部材23側に回り止め部材23の重量による力が加わるため、注入ホース19と回り止め部材23の重量が大きく異なると、アーム100に接続されたスイベルジョイント21の上端側が不安定になって、スイベルジョイント21に、スクリュウシャフト13の中心軸に対して左右方向のモーメントが働いてしまい、これによって、スイベルジョイント21内部のパッキン211(図9参照)が摩耗して、地盤改良剤が外部に漏れ出しやすくなっていた。
【0007】
詳述すると、このようにパッキン211が摩耗しやすいのは、通常のスイベルジョイント21が、図9(a)に示すように、主に、注入ホース19を接続するための注入ホース接続部212と、下端側でスクリュウシャフト13と回転自在に連結されるハウジング213とを備え、ハウジング213内部に、注入ホース接続部212からスクリュウシャフト13に至るまでのセメントミルク等の地盤改良剤の流路を確保するための円筒状の流路形成部214が注入ホース接続部と一体形成されて、ベアリング215を介してハウジング213の内側に固定されているためである。
【0008】
尚、図9は、スイベルジョイント21の構成を表す説明図であり、図9(a)は、A−A’鎖線左側においてスイベルジョイント21の側面を示し、A−A’鎖線右側においてスイベルジョイント21の断面を示す一部断面図であり、図9(b)は、スイベルジョイント21の下部の構成を表す断面図である。
【0009】
このスイベルジョイント21は、上端を螺子216でアーム100に固定された注入ホース接続部212及びそれに一体成形された流路形成部214に対して、スクリュウシャフト13に連結されるハウジング213が回転するため、通常、流路形成部214の表面には、ハウジング213との摺動による摩耗から保護するための保護部214aが設けられている。そして更に、ハウジング213と流路形成部214(厳密には、保護部214a)と、の境界(即ち、回転面)には、グリース注入口217からグリースが注入され、更に、ハウジング213の内面の下方には、流路形成部214の下端から漏洩する地盤改良剤が回転面に流入しないようにするためのパッキン211が備え付けられている。
【0010】
しかしながら、スイベルジョイント21に上記の原因によるモーメントが働くと、スクリュウシャフト13の中心軸に対して、アーム100が左右に揺動するために、注入ホース接続部212を介してアーム100に接続された流路形成部214、及び、スクリュウシャフト13に連結されたハウジング213、がベアリング215を支点として左右に揺動する。
【0011】
そして、この揺動の結果、その支点の下方に配置されたパッキン211は、該支点と離れているだけに、スクリュウシャフトの回転軸に対してより大きく偏心した状態で、流路形成部214(厳密には、保護部214a)に対して摺動する。すなわち、パッキン211は、揺動により歪み、流路形成部214(厳密には、保護部214a)との境界面に、流路形成部214との摺動による大きな負担が加わる。
【0012】
そして、これにより、パッキン211は、短期間で摩耗して、本来の性能通りに地盤改良剤をシールできなくなり、図9(b)で示す矢印方向に漏洩する地盤改良剤が、ハウジング213と保護部214aとの間の隙間(回転面)に漏洩し、この結果、互いに対向するハウジング213の内面及び流路形成部214(厳密には、保護部214a)の摺動面が、短期間に摩耗して、損傷を被るのである。
【0013】
そして、上記の理由から、使用者は、スイベルジョイント21の保守管理に多大な手間がかかり、非常に不便であった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、スイベルジョイントの回り止めが可能で、且つ、パッキンの損傷が少ない地盤改良機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1に記載の地盤改良機は、作業機に立設したリーダに、スクリュウシャフトを回転駆動するスクリュウ駆動装置を昇降可能に設け、該スクリュウシャフトの上端に地盤改良剤の注入ホースをスイベルジョイントを介して接続した地盤改良機において、一端が前記スクリュウ駆動装置に固定され、該一端から前記スクリュウシャフトに沿って上方に立設された回り止め部材と、前記スイベルジョイントの下方に設けられ、スクリュウシャフトに対して回転自在に固定された固定具と、前記固定具と前記回り止め部材とを連結する第1アームと、前記固定具に連結され、前記注入ホースを支持し、固定するホース支持部材と、を備え、前記ホース支持部材を、前記固定具及び前記第1アームを介して前記回り止め部材に連結し、前記注入ホースを前記ホース支持部材に固定して、前記注入ホースの先端を前記スイベルジョイントに接続することにより、前記スイベルジョイントを、前記注入ホース、前記ホース支持部材、前記固定具及び前記第1アームを介して前記回り止め部材に固定し、前記スクリュウシャフトの回転に伴う前記スイベルジョイントの回転を抑止したことを特徴とする。
【0015】
すなわち、請求項1に記載の地盤改良機では、第1アームを介して回り止め部材に連結された固定具を、スイベルジョイントより下方のスクリュウシャフトに回転自在に連結し、注入ホースを支持及び固定するホース支持部材を、固定具に連結することにより、ホース支持部材を固定具及び第1アームを介して回り止め部材に固定している。
【0016】
このようにすると、注入ホースをホース支持部材に固定してスイベルジョイントに接続した際に、注入ホースでスイベルジョイントを固定することができ、スイベルジョイントに接続されたスクリュウシャフトの回転により生じるスイベルジョイントのつれ回りを防止することができる。
【0017】
しかも、従来回り止め部材の重量と注入ホースの重量が不均衡になること等に起因してスイベルジョイントの上端に加わっていた左右方向のモーメントを、固定具に加えることができて、スクリュウシャフトの上部が不安定である場合においても、スイベルジョイントの上端が下端側に対して左右方向に揺動する影響を抑制できる。
【0018】
そして、この結果、スイベルジョイントの流路形成部が異常に揺動するのを抑制することができて、パッキンが偏心して歪むのを抑制することができ、パッキンに摺動による異常な負担がかかるのを抑制できる。
したがって、セメントミルク等の地盤改良剤がスイベルジョイントの回転面に漏洩するのを防止するパッキンが短期間で摩耗するのを抑制することができ、これにより長期間に渡って、地盤改良剤が該回転面に漏洩するのを抑制することができる。
【0019】
更に、上記構成とすることにより、スイベルジョイント上端をアーム等に固定するための特殊な加工を施すことなく、スクリュウシャフトの回転に伴うスイベルジョイントの回転を抑止することができるため、従来のように地盤改良機を構成するために特別なスイベルジョイントを製造する必要がなく、生産の無駄がない。
【0020】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の地盤改良機において、前記固定具は、前記スクリュウシャフトと略同径の第1筒状体と、前記第1筒状体の周囲に回転自在に固定される大径の第2筒状体と、からなり、前記第1筒状体の下端は前記スクリュウシャフトの上端に連結され、前記第1筒状体の上端は前記スイベルジョイントの下端に連結され、且つ、前記第2筒状体は前記第1アーム及び前記ホース支持部材と連結されていることを特徴とする。
【0021】
すなわち、請求項2に記載の地盤改良機では、前記固定具を、第1筒状体と、第1筒状体の周囲に回転自在に固定される第2筒状体から構成して、第2筒状体を第1アーム及びホース支持部材と連結することにより、固定具を第1アーム及びホース支持部材に連結している。
【0022】
そして、第1筒状体の上端を、スイベルジョイントの下端と接続し、第1筒状体の下端を、スクリュウシャフトの上端と接続することにより、スイベルジョイントとスクリュウシャフトとを連結し、固定具をスクリュウシャフトに対して回転自在に固定している。
【0023】
したがって、請求項2に記載の地盤改良機では、固定具を簡単にスクリュウシャフトに取り付けることができて、便利である。
つまり、通常のスクリュウシャフトの上端には、上端をスイベルジョイントに固定するための螺子孔を備えた鍔が形成されているから、鍔より下方に固定具を取り付けるためには、固定具をスクリュウシャフトの左右側面から挟み込む構成にしなければならず、固定具の構成が複雑化する。
【0024】
しかしながら、本発明(請求項2)の地盤改良機のように、スクリュウシャフトの上端に固定具の下端を接続する構成とすれば、固定具をスクリュウシャフトの左右側面から挟み込み可能な構成に形成する必要がなく、一般的な円状のベアリング等を用いて、スクリュウシャフトに対して回転自在に固定可能な固定具を容易で安価に形成することができる。
【0025】
また、固定具をスクリュウシャフトから着脱する作業も容易で、使用者にとって保守管理が簡単である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の地盤改良機において、前記ホース支持部材は、前記固定具より延設され、前記固定具とは反対側の端部が前記スクリュウシャフトより所定間隔空けて配置される第2アームと、第2アームの前記固定具とは反対側の端部に設けられ、前記注入ホースを貫入して支持し、固定する支持具と、からなり、前記注入ホースは、前記ホース支持部材に、前記スクリュウシャフトより所定間隔空けて固定されることを特徴とする。
【0026】
すなわち、請求項3に記載の地盤改良機では、ホース支持部材を第2アームと支持具とから構成したことにより、第2アームで、回転するスクリュウシャフトより所定間隔空けて支持具を配置することができる。そのため、注入ホースを支持具で、スクリュウシャフトより間隔を空けて固定することができて、注入ホースがスクリュウシャフトに巻き込まれて、損傷するのをを防止することができる。
【0027】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の地盤改良機において、前記スイベルジョイントの上端を前記回り止め部材に連結して固定する第3アームが、前記回り止め部材の前記スクリュウ駆動装置とは反対側の端部に固定されていることを特徴とする。
【0028】
すなわち、請求項4に記載の発明は、スイベルジョイントの上端を、第3アームを用いて、回り止め部材のスクリュウ駆動装置とは反対側の端部に連結し、固定することにより、スイベルジョイントの回転抵抗が大きい場合において、注入ホースでは抑止できないスイベルジョイントのつれ回りを抑止可能としている。
【0029】
換言すると、請求項1の地盤改良機では、スイベルジョイントの回転抵抗が大きいと、それに伴ってスイベルジョイントのつれ回りによる回転力が大きくなり、スイベルジョイントとの接続側となる注入ホースの先端に過大な負荷がかかって、注入ホースが損傷し易くなる。
【0030】
そのため、スイベルジョイントの回転抵抗が大きい場合において、請求項4に記載のように第3アームを備えることにより、注入ホースに過大な負荷がかかることなく、スイベルジョイントのつれ回りを防止することができる。
また、このようにすると、注入ホースを傷つけることなく、スイベルジョイントのつれ回りを抑止でき、更に、固定具を用いることによってパッキンの摩耗を抑制できるから、地盤改良機の保守管理に対する使用者の労力を大幅に減少させることができる。
【0031】
尚、第3アームは、回り止め部材のスクリュウ駆動装置とは反対側の端部に連結されていればよく、例えば、回り止め部材の端部に直接連結してもよいし、回り止め部材の端部に配置された第1アーム及び第2アームに連結してよい。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例について、図面とともに説明する。
図1は、本実施例の地盤改良機1の構成を表す説明図であり、側面図である。また、図2は、地盤改良機1の上部の構成を表す説明図であり、回り止め部材が伸張された態様を示す地盤改良機1の上部の側面図である。また、図3は、地盤改良機1の上部の構成を表す説明図であり、図3(a)は、回り止め部材が短縮れた態様を示す地盤改良機1の上部の側面図、図3(b)は、回り止め部材、第1アーム、及び第3アームの分解側面図である。
【0033】
図1に示すように、自走式地盤改良機1は、本体の作業機3として、走行部5の上部に旋回可能な操作部7を備えたものであって、操作部7の前部にリーダ9の下部を枢着し、そのリーダ9をバックステー10にて起伏可能に支持している。
【0034】
そして、この地盤改良機1は、リーダ9に沿って昇降可能に設けたスクリュウ駆動装置11により、地盤改良剤の注入孔を有するパイプ状のスクリュウシャフト13を回転して、スクリュウシャフト13下端の掘削具15にて掘削作業を行なう。それとともに、スクリュウシャフト13の上端に(図示しない)バッチャプラントから圧送される地盤改良剤の注入ホース19をスイベルジョイント21を介して接続し、掘削された穴内に掘削具15の先端から地盤改良剤を注入しながら攪拌し、地盤改良剤を硬化させて作業を行なう。
【0035】
特に、本実施例では、リーダ9より長尺のスクリュウシャフト13が、スクリュウ駆動装置11及びリーダ9下端に設けられた下部ガイド9aに、回転可能に取り付けられ、更に、このスクリュウシャフト13に沿って、ロッド状の回り止め部材23がスクリュウ駆動装置11の側面から上方に向けて立設されている。尚、このスクリュウシャフト13の中央部と上部には、スクリュウ駆動装置11がスクリュウシャフト13を保持した状態で回転駆動できる様に、(環状の溝を有し且つ)六角柱状にされた駆動部13a,13bが設けられている。
【0036】
そして、上記回り止め部材23は、図2に示すように、4段の円筒状の第1〜第4ロッド23a〜23dが上方のロッドほど小径に形成され、同軸に摺動可能に組み合わされており、これによって、伸縮自在に構成されている。そして、この回り止め部材23は、下端がスクリュウ駆動装置11の側面に固定されると共に、上端には、第1アーム25が取り付けられている。
【0037】
つまり、回り止め部材23の先端には、図3(b)に示すように、円柱状のアーム接続部24が備えられ、第1アーム25の一端には、アーム接続部24に貫入される円筒状の第1アーム係合部26が下方に向けて立設されており、第1アーム25の第1アーム係合部26が、アーム接続部24に貫入されて、螺子で固定されることにより、第1アーム25は回り止め部材23に固定される。
【0038】
そして、上記第1アーム25は、図3(a)に示すように、回り止め部材23とは反対側の端部に固定具31を備えており、固定具31の上端にはスイベルジョイント21が接続され、下端にはスクリュウシャフト13接続されている。
つまり、図4に示すように、固定具31は、主に、本体33と、第1接続材35、第2接続材37、及び、ベアリング39から構成されている。尚、図4は、B−B’鎖線左側において固定具31の側面を示し、B−B’鎖線右側において固定具31の断面を示す固定具31の一部断面図である。
【0039】
そして、第1接続材35は、略円筒部材の一端に、スイベルジョイント21と連結される鍔35bが形成され、他端側に、表面が螺刻された連結部35a、が形成さており、連結部35aを後述の連結部37aに螺合することにより、第1接続材35を第2接続材37に連結している。
【0040】
また、第2接続材37は、略円筒部材の一端に、スクリュウシャフト13と連結される鍔37bが形成され、他端側に、表面が螺刻された連結部37a、が形成されており、連結部37aを連結部35aに螺合することにより、第2接続材37を第1接続材35に連結している。
【0041】
そして、この連結された第1接続材35及び第2接続材37は、略円筒状の本体33の内側に設置されたベアリング39を介して、本体33の内側に対して回転自在に固定されており、第2接続材37に連結されたスクリュウシャフト13の回転に従動して、第1接続材35に連結されたスイベルジョイント21のハウジング213が回転する。
【0042】
尚、上記のように第1接続材35と第2接続材37とを螺合して連結したものが、本発明の第1筒状体に相当し、本体33が、本発明の第2筒状体に相当する。 また、上記のように、固定具31を、略筒状の第1接続材35と、略筒状の第1接続材35に螺合して連結された第2接続材37と、連結された第1接続材35及び第2接続材37の周囲に、ベアリング39を介して回転自在に固定された略筒状の本体33と、から構成とすると、第1接続材35及び第2接続材37を、本体33から容易に取り外せて、固定具31のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0043】
しかも、スイベルジョイント21に接続される第1接続材35を、後述の第1接続材35’等に変更すれば、第1接続材35とは異なる接続形態で、スイベルジョイントを接続できる。つまり、固定具31に接続されるスイベルジョイントの下端が、上記スイベルジョイント21とは異なる形状であっても、そのスイベルジョイントの形状に合わせて第1接続材を形成して、第2接続材37に螺合すれば、接続形態の異なるスイベルジョイントが接続可能な固定具31、を容易に構成できて、便利である。
【0044】
また、固定具31には、回り止め部材23とは反対側であり、作業機3の後部側に第2アーム41が延設されており、第2アームの固定具31とは反対側の先端には、図5に示すように、支持具本体43aと略コ字状に形成されたホース支持具43b,43cとからなる支持具43が設けられている。尚、図5は、支持具43の構成を表す説明図であり、図5(a)は、支持具43の上面図、図5(b)は、支持具43の側面図、図5(c)は、支持具43の正面図である。
【0045】
詳述すると、固定具31と第1アーム25とを介して回り止め部材23に連結された第2アーム41の先端面には、板状の支持具本体43aが螺子で固定されており、更に、支持具本体43aの中央に、下方から上方に注入ホース19を貫入可能な略コ字状のホース支持具43bの開口側が接続されている。また、支持具本体43aのホース支持具43bより上方側と下方側には、ホース支持具43bよりも開口側が短く形成された略コ字状のホース支持具43cの開口側、が接続され、固定されている。
【0046】
つまり、地盤改良機1では、このホース支持具43bの下方から上方に向けて注入ホース19を貫入することにより、注入ホース19をスクリュウシャフト13に対して所定間隔空けて固定し、更に、ホース支持具43cで支持して、注入ホース19が支持具本体43aの端縁で摺動し、表面が損傷するのを防止している。
【0047】
そして、支持具43で固定された注入ホース19の先端をスイベルジョイント21の注入ホース接続部212に接続することにより、スイベルジョイント21を、注入ホース19、支持具43、第2アーム41、固定具31、及び第1アーム25を介して前記回り止め部材23に固定している。
【0048】
また、回り止め部材23の端部には、第3アーム45が、固定具31より上方に設置されたスイベルジョイント21の上端側に向けて延設されており、スイベルジョイント21の上端は、第3アーム45を介して回り止め部材23に連結され、固定されている。
【0049】
つまり、図3(b)に示すように、第3アーム45の一端には、回り止め部材23のアーム接続部24に係合される円筒状の第3アーム係合部46が下方に向けて立設されており、第3アーム係合部46がアーム接続部24に係合されて、固定されることにより、第3アーム45は回り止め部材23に固定される。また、第3アーム45の他端には、螺子孔が形成されており、スイベルジョイント21上端と螺子で固定される。
【0050】
以上が、地盤改良機1の構成に関する説明であるが、次に、この地盤改良機1の動作態様と、その作用、効果について図6を示しつつ、詳述する。尚、図6は、地盤改良機1の使用態様を表す説明図であり、図6(a)〜図6(d)は、地盤改良機1の側面図である。
【0051】
図6(a)に示すように、上記構成の地盤改良機1は、掘削前において、スクリュウ駆動装置11がリーダ9の上端に配置され、スクリュウシャフト13が地面の上方に持ち上げられている。この時、スクリュウシャフト13は、スクリュウシャフト13の中央に位置する駆動部13bでスクリュウ駆動装置11に保持されているので、スクリュウ駆動装置11より上方に大きく持ち上げられ、回り止め部材23はそれに応じて略最大まで延び、回り止め部材23の重量が大きく第1アーム25側に加わっている。
【0052】
そして、この状態でスクリュウ駆動装置11を稼働させてスクリュウシャフト13を回転し、スクリュウ駆動装置11及びスクリュウシャフト13を徐々に下降させると、図6(b)のように掘削具15で地面が掘り下げられる。この後、スクリュウ駆動装置11が、限界まで下降される(図6(b)参照)と、スクリュウ駆動装置11は、図6(c)のように、スクリュウシャフト13の保持位置を、駆動部13aに変更して、再びリーダ9の上端から下降し、掘削具15で地面を掘削する。
【0053】
つまり、スクリュウ駆動装置11が駆動部13bから駆動部13aに保持位置を変更した際に、回り止め部材23は、略最少まで縮まり、この時、第1アーム25側に加わる回り止め部材23の重量が大きく変化することになる。
また、地盤改良機1では、図6(a)〜図6(d)に示すように、スクリュウシャフト13の降下に伴い第2アーム41側にかかる注入ホース19の重量も変化するため、この第1アーム25にかかる回り止め部材23の重量と第2アーム41にかかる注入ホース19の重量が不均衡になり易く、また、このように不均衡なった際には、固定具31にモーメントがかかることになる。
【0054】
しかしながら、モーメントは、スイベルジョイント21の下端側に位置する固定具31に生じるため、従来のようにスイベルジョイント21の上端に左右方向のモーメントが加わることはなく、パッキン211が摩耗するのを抑制できるのである。
【0055】
すなわち、本実施例の地盤改良機1では、固定具31を介してスイベルジョイント21をスクリュウシャフト13に連結し、固定具31から延設された第1アーム25を回り止め部材23に固定し、固定具31から延設された第2アーム41の先端に設置された支持具43で注入ホース19を固定して、回り止め部材23と注入ホース19の重量の不均衡により生じるモーメントを固定具31に加わる構成にしており、これによって、固定具31より上方に配置されたスイベルジョイント21が、ハウジング213内部のベアリング215を支点として揺動するのを抑制することができ、パッキン211が摩耗して地盤改良剤がスイベルジョイント21の回転面に漏洩するのを防止することができる。
【0056】
また、注入ホース19は、支持具43、第2アーム41、固定具31、及び第1アーム25、を介して回り止め部材23に固定されているから、地盤改良機1は、注入ホース19の先端に接続されているスイベルジョイント21のつれ回りを注入ホース19で抑止することができる。
【0057】
また、本実施例の地盤改良機1では、既述のように、スイベルジョイント21の上端を、第3アーム45で回り止め部材23に連結し、固定しているため、スイベルジョイント21の回転抵抗が大きい場合において、注入ホース19だけでは抑止することができないスイベルジョイント21のつれ回りを、第3アーム45で抑止できて、スイベルジョイント21の注入ホース接続部212付近の注入ホース19が損傷するのを防止することができる。
【0058】
以上、本発明の実施例のついて説明したが、本発明の地盤改良機は、主に、スイベルジョイントの下方で、回り止め部材を固定し、注入ホースを支持するようにして、スイベルジョイントの内部のパッキンが摩耗し、地盤改良剤が漏洩するのを防止したものであるから、この要旨に反しない限り上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
【0059】
例えば、固定具31は、スクリュウシャフト13に対して回転自在に固定されていればよく、スクリュウシャフトの鍔13cより下方に取り付けてもよい。また、既述のように回り止め部材23及び注入ホース19の重量により固定具31には大きなモーメントが働くから、例えば、ベアリング39には、モーメントに耐えられる十分な強度を持つものを使用したり、ベアリングの遊びにより固定具31内部が揺動しないように、遊びの少ないベアリングを使用するのが良い。
【0060】
また、上記実施例では、第3アーム45を用いて、回り止め部材23とスイベルジョイント21上端を螺子で連結したが、図7に示すように上端に螺子孔を備えていないスイベルジョイント21’を固定具31に接続する場合には、第3アーム45を上端に取り付けなくてもよい。尚、図7は、スイベルジョイント21’を備えた地盤改良機の上部の構成を表す説明図であり、概略側面図である。
【0061】
詳述すると、図7に示すスイベルジョイント21’は、注入ホース接続部がハウジングに固定され、ハウジング内部で流路形成部がベアリングを介して回転自在に固定されている。そして、この流路形成部と嵌合する形状に形成された第1接続材35’を介して、スイベルジョイント21’は、固定具31に連結されており、スクリュウシャフト13に連結されたスイベルジョイント21’の流路形成部が回転する際に、その回転抵抗で生じる注入ホース接続部の回転を、支持具43に固定された注入ホース19で抑止している。
【0062】
尚、第3アームを用いない場合には、スイベルジョイント21’の回転抵抗が大きいと、注入ホース19に過大な負荷が加わってしまうため、回転抵抗の小さいスイベルジョイントを選択する必要がある。
また、スイベルジョイント21’の回転抵抗が大きい場合には、第3アームの端部をスイベルジョイント21’上端に係合する形状に形成して、第3アームとスイベルジョイント21’上端を固定し連結してもよい。
【0063】
また、第3アーム45は、結果的に回り止め部材23に固定されれば良いので、回り止め部材23に固定された第1アーム25に連結してもよいし、第2アーム41に連結してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤改良機1の構成を表す説明図であり、概略側面図である。
【図2】地盤改良機1の回り止め部材23より上部の構成を表す説明図であり、概略側面図である。
【図3】地盤改良機1の上部の構成、及び、第1アーム25及び第3アーム45の接続態様、を示す説明図であり、概略図である。
【図4】固定具31の構成を表す説明図であり、概略一部断面図である。
【図5】地盤改良機1の支持具43の構成を表す説明図であり、概略図である。
【図6】地盤改良機1の使用態様に関する説明図であり、概略図である。
【図7】スイベルジョイント21’を用いた地盤改良機1の構成を表す説明図であり、概略側面図である。
【図8】従来の地盤改良機の構成を表す説明図であり、概略側面図である。
【図9】スイベルジョイント21の構成を表す説明図であり、概略一部断面図である。
【符号の説明】
1…地盤改良機 3…作業機 5…走行部 7…操作部 9…リーダ
9a…下部ガイド 10…バックステー 11…スクリュウ駆動装置
13…スクリュウシャフト 13a,13b…駆動部
13c,35b,37b…鍔 15…掘削具 19…注入ホース
21,21’…スイベルジョイント 23…回り止め部材
24…アーム接続部 25…第1アーム 26…第1アーム係合部
31…固定具 33…本体 35,35’…第1接続材
35a,37a…連結部 37…第2接続材 39,215…ベアリング
41…第2アーム 43…支持具 43a…支持具本体
43b,43c…ホース支持具 45…第3アーム
46…第3アーム係合部 100…アーム 211…パッキン
212…注入ホース接続部 213…ハウジング 214…流路形成部
214a…保護部 216…螺子 217…グリース注入口

Claims (4)

  1. 作業機に立設したリーダに、スクリュウシャフトを回転駆動するスクリュウ駆動装置を昇降可能に設け、該スクリュウシャフトの上端に地盤改良剤の注入ホースをスイベルジョイントを介して接続した地盤改良機において、
    一端が前記スクリュウ駆動装置に固定され、該一端から前記スクリュウシャフトに沿って上方に立設された回り止め部材と、
    前記スイベルジョイントの下方に設けられ、スクリュウシャフトに対して回転自在に固定された固定具と、
    前記固定具と前記回り止め部材とを連結する第1アームと、
    前記固定具に連結され、前記注入ホースを支持し、固定するホース支持部材と、を備え、
    前記ホース支持部材を、前記固定具及び前記第1アームを介して前記回り止め部材に連結し、前記注入ホースを前記ホース支持部材に固定して、前記注入ホースの先端を前記スイベルジョイントに接続することにより、前記スイベルジョイントを、前記注入ホース、前記ホース支持部材、前記固定具及び前記第1アームを介して前記回り止め部材に固定し、前記スクリュウシャフトの回転に伴う前記スイベルジョイントの回転を抑止したことを特徴とする地盤改良機。
  2. 前記固定具は、
    前記スクリュウシャフトと略同径の第1筒状体と、
    前記第1筒状体の周囲に回転自在に固定される大径の第2筒状体と、からなり、
    前記第1筒状体の下端は前記スクリュウシャフトの上端に連結され、前記第1筒状体の上端は前記スイベルジョイントの下端に連結され、且つ、前記第2筒状体は前記第1アーム及び前記ホース支持部材と連結されていることを特徴とする請求項1に記載の地盤改良機。
  3. 前記ホース支持部材は、
    前記固定具より延設され、前記固定具とは反対側の端部が前記スクリュウシャフトより所定間隔空けて配置される第2アームと、
    第2アームの前記固定具とは反対側の端部に設けられ、前記注入ホースを貫入して支持し、固定する支持具と、からなり、
    前記注入ホースは、前記ホース支持部材に、前記スクリュウシャフトより所定間隔空けて固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地盤改良機。
  4. 前記スイベルジョイントの上端を前記回り止め部材に連結して固定する第3アームが、前記回り止め部材の前記スクリュウ駆動装置とは反対側の端部に固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の地盤改良機。
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