JP3571046B2 - 流体搬送用回り継手装置 - Google Patents

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Description

本発明は、相互に回転可能な内側および外側回り継手部材から成り、これら回り継手部材が当該回り継手部材間の界面にある1つ以上の対応する環状空間を通じて互いに連通するそれぞれの内部流体路を有し、環状空間が密封手段によって互いに密封されている、回り継手装置に関するものである。
上述の形式の回り継手構造は、その異なる多くの実施例が本業界で使用されている。海洋工業においては、例えば、互いに回転するまたは回転可能な結合部材を介して、例えば、浮遊負荷ブイに結合された海中ライザと、このブイに結合され風、波および水流の影響の下でブイを中心に回転可能なタンカ上の配管系との間で、炭化水素(石油およびガス)またはその他のプロセス流体の移送を可能にするために、回り継手装置が用いられている。
別の応用分野においては、内側および外側回り継手部材が簡単に互いに分離可能な構造を有し、一方の回り継手部材は後に、局所的形式の他の回り継手装置において協動する回り継手部材に接続し、作動する回り継手ユニットを形成することができる回り継手装置を使用することに、現在関心が持たれている。この場合、本質的に重要なのは、回り継手部材が簡単、迅速かつ安全に互いに分離および接続可能であり、しかも同時に効率的で安全な密封が回り継手部材間で得られることである。
したがって、本発明の一般的な目的は、回り継手部材を簡単かつ迅速に接続および分離可能であり、同時に回り継手部材の環状空間の間に効率的で安全な密封が、相互接続において得られる回り継手装置を提供することである。
本発明の他の目的は、回り継手部材間の許容偏移または中心の変位が比較的大きいにも拘らず、協動する回り継手部材を簡単かつ迅速に接続でき、しかもこれら回り継手部材を損傷する危険性を最少化した回り継手装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、回り継手部材の相互接続および分離の際に、遠隔制御操作に適した回り継手装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、密封手段およびそれらの密封機能を簡単に監視する可能性を与える回り継手装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、序言で述べた形式の回り継手装置が提供され、本発明によれば、回り継手部材がそれぞれ外側雌部材および内側雄部材として形式され、雄部材は協動する雌部材内の作動用運転位置に軸方向に進入可能であり、かつ回り継手部材を分離する際、雌部材から引き出し可能であり、環状空間の間にある密封部材は、作動用運転位置において能動的密封機能のために作動し、回り継手部材を相互に分離すると解除されるように構成されていることを特徴とする。
本発明による回り継手装置の有利な実施例が特徴とするのは、前記回り継手部材の第1のものは、環状空間の各々の各側に、周辺リング溝が設けられており、この中に半径方向に移動可能なリング素子を受容し、リング素子には、他方の回り継手部材に対する静的な密封、およびリング素子と周辺溝の側壁との間の動的な密封のために密封手段が設けられていることである。
上述のリング素子構造によって、回り継手のリング素子は、比較的大きな裕度をもって、回り継手部材間の中心に位置することが達成される。これが達成されるのは、リング素子が半径方向に自由に浮遊可能であるため、回り継手部材間の中心の偏移即ち中心の変位を吸収できるからである。
本発明の他の有利な実施例は、密封部材が、雰囲気圧よりも高い圧力を有するバリア液体によって油圧で作動するように構成されていることを特徴とする。
雰囲気圧よりも高い圧力を有するバリア液体を用いることにより、バリア液体から特定なプロセス流体、即ち、清浄な媒体から「汚れた」媒体への方向に漏れの経路を制御することができる。バリア液体は、同時に潤滑効果を有する圧媒油とすることが適当であり、非常に少量の清浄なバリア液体を「プロセス」内に漏出させることによって、密封表面を保護することができる。バリア液体の体積および/または圧力を経時的に制御することによって、回り継手の密封を連続的に監視することができる。
これより、添付図面を参照しながら、例示実施例に関連付けて本発明について更に説明する。図面において、
第1図は、本発明による回り継手装置の一実施例の軸方向断面図を示し、回り継手部材が相互接続された状態を示す。
第2図は、第1図に対応する断面図であるが、回り継手部材が相互に分離された状態にある場合を示す。
第3図は、第1図および第2図における回り継手装置の一部を拡大して示し、回り継手装置に用いられている静的および動的密封手段の一実施例を示す。
第4図は、回り継手装置における静的および動的密封手段の他の実施例の断面図を示す。
第5図は、本発明による回り継手装置の一部断面概略側面図であり、回り継手装置は、ベッセルおよび水中ブイによる炭化水素海洋生産システムの一部であり、回り継手部材の各相互接続および分離のための位置決めおよび作動手段に接続されている状態を示す。
第6図は、第5図によるシステムにおいて、ブイに取り付けられた回り継手装置の雌部材の部分的長手方向断面図を示す。
第7図は、第5図による実施例において、雄部材の一部の長手方向断面図を示す。
第1図および第2図に示す回り継手装置は、特に海洋において炭化水素を生産するためのベッセル上で使用することを意図したものであり、このベッセル(図示せず)は、水中ブイを受容するために、水中で下方に開いた受容空間を有し、水中ブイは海底に碇着され、このブイと例えば海底上の生産井戸との間に延びる多数のライザに接続されている。ここでは、序言で述べたように、回り継手装置は、ライザとベッセル上の配管系との間で接続を行うものであり、この継手は同時に、風、波および水流の影響によるベッセルのブイを中心とした回転を可能にする。かかるシステムについては、同時に出願した特許出願……に更に記載されている。以下、本発明をこの応用分野に関連して説明するが、本発明は、異なる他の応用分野においても使用可能であることは理解されよう。
第1図および第2図に示す回り継手装置は、外側回り継手部材即ち雌部材2と、この雌部材2内に下降させそこから引き上げることができる内側回り継手部材即ち雄部材3から成る。雌部材2は、この場合、水中ブイ(図示せず)の中央部材に永久的に取り付けられることを意図しており、一方雄部材3は、案内スリーブ4に適切に取り付けられているのが示されている。案内スリーブ4は、特定のベッセルに適切に支持され、回り継手装置とベッセル上の配管系(図示せず)との間に流体接続部を形成する。これについては、上述の特許出願に詳しく記載されている。
図示のように、案内スリーブ4は、雄部材3が引き上げ位置(第2図)にあるときに、これの上側部分を受容することを意図した筐体5を支持する。筐体5は、雄部材3を昇降させる作動手段6を支持する。作動手段6は油圧式アクチュエータ、例えば、図示のようにシリンダ/ピストン手段とするのが適当である。雄部材3を雌部材2内に進入させるとき、雄部材は雌部材に対して適切な中心位置即ち同軸位置に配置しなければならないことは明白である。かかる中心配置即ち位置決め手段は、実際には多くの異なる方法で構成することができる。例えば、位置決め手段を枢着されたアームで構成し、上述の特許出願に示しかつ記載されているように、そして第5図にも示すように、図示の案内スリーブ、または雄部材自体もこのアームの一端に締結する。
相互接続状態では、回り継手部材2、3は、従来のように、これら回り継手部材内の対応する流体路と連通する共通環状空間を形成する。環状空間および流体路の数は、特定の場合における必要性によって異なる。図示の例では、3ヶ所の環状空間7、8、9が設けられ、雌部材2内の3本の流体路10、11、12の内別個の1本、および雄部材内の3本の流体路13、14、15の内別個の1本と連通する。図示の場合では、環状空間は、雌部材2内に形成されている、周辺リングチャネルによって形成されている。しかしながら、代替案として、これらを雄部材3内、または両部材内に形成し、例えば、実質的に円形断面を有する環状空間を形成することもできる。
図示の実施例では、雄部材3は環状空間の各々の各側に、半径方向に移動可能なリング素子17を受容する周辺リング溝16が設けられている。あるいは、リング溝およびリング素子を雌部材内に配してもよい。リング素子17には密封手段18、19が設けられており、これらは、雌部材に対する静的密封、およびリング素子17と周辺リング溝16の側壁との間の動的密封をそれぞれ行うように構成されている。これらの密封手段を作動させて、動作中に環状空間の間に密封状態を形成することができると共に、回り継手部材2、3を相互に分離する場合には解除することができる。密封手段は、雰囲気圧即ちそれが密封すべき流体の圧力より高い圧力を有するバリア液体による、油圧作動式に構成するのが適当である。バリア液体は、リング溝16が形成された回り継手手段、即ち、図示の場合では雄部材3内に配された適当な供給チャネル20を通じて供給される。第3図により明瞭に示すが、バリア液体用供給チャネル20は、リング溝16の底面積および対応するリング素子17によって範囲が決められ、かつリング素子の密封手段18、19と連通する、緩衝体積(buffer volume)に開口する(debouch)。したがって、密封手段を作動させたとき、雄部材3は、リング素子17を除いて、雌部材2に対して回転可能となる。密封手段の構造および動作態様については、後に第3図を参照して更に詳しく説明する。
第1図および第2図から明らかなように、リング素子17は内側回り継手部材3の残りの部分よりも大きな外径を有し、リング素子の外径は、外側回り継手部材3の内径に本質的に対応する。このリング素子構造によって、リング素子17は、比較的大きな裕度、例えば、±12ミリ以内に、雌部材内の中央に位置することができる。これが可能なのは、リング素子は半径方向に自由に浮遊し、雌部材と雄部材との間で生じ得る中心の偏移即ち中心の変位を吸収するからである。
上述のように、図示の実施例では、雄部材3は案内スリーブ4に摺動可能に取り付けられている。案内スリーブは、3本の管22、23、24の形状のチャネル手段21に締結され、これらの管はベッセル上の前記配管系に接続されているが、その態様についてはこれ以上示さない。3本の管は、雄部材の調節および操作のための、上述の枢動可能アーム手段の一部を形成することができる。雄部材は、下側の掘り下げ部25と頂部26とから成り、第1図から明らかなように、掘り下げ部が雌部材2に挿入されると、頂部は案内スリーブ4内に位置付けられる。この位置において、案内スリーブ4と頂部26は、雄部材3の流体路13、14、15の各1本および前記管22、23、24と連通する3ヶ所の共通環状空間27、28、29を規定する。案内スリーブ4は、環状空間と対応する管との間に貫通孔を有する。環状空間の間に、頂部26には、密封手段18に対応し、供給チャネル20を通るバリア液体によって作動する、油圧作動式静的密封手段30が設けられている。
静的および動的密封手段の一実施例を、第3図により詳しく示す。この図は、雌部材2の一部と雄部材3の掘り下げ部25を示し、第1図におけるように、回り継手装置の軸を通る長手方向断面図として、かかる部材が相互接続位置にあるところを示すものである。
静的密封手段18は、リング素子17内の周辺溝36に配置された1対のU字型縁密封部35からなり、静止密封筐体と呼ぶこともできる。リング素子は、図に示すように組み合わされ互いに固定される、1対の鋼製リングで構成されるので、鋼製リングを互いに固定する前に、密封素子を溝36に配置することができる。U字型縁密封部は、適切なエラストマ材で作られ、軸方向に向けられた脚部37を有する。外側の脚部は、バリア液体の影響を受けて外側に押圧され、雌部材2の隣接する密封表面と摩擦によって固着係合される。上述のように、バリア液体はチャネル20およびリング溝16の底部の緩衝体積を通じて供給され、リング素子17にはこの目的のために適当な開口が設けられている。
エラストマ製密封素子35の各々には、埋め込み支持リング41(破線で示唆されている)が設けられ、バリア液体からの圧力の影響を受けて、互いに隣接する密封表面間で密封素子材料が押し出されるを防止する。
動的密封手段19も、1対のエラストマ製U字型縁密封部38から成るが、これらの密封素子は、雌部材2において雄部材3が回転する場合に、リング素子17と雄部材3の隣接部分との間で密封状態を形成しなければならないので、周辺リング溝16の側壁にある別個のリング溝39に配置されている。U字型密封素子38は、半径方向に向けられた脚部40を有し、これら脚部はバリア液体の影響を受けて押圧され、それぞれリング素子17およびリング溝39に対する動的密封が得られる。
密封素子38にも、密封素子35について述べたのと同様の支持リング(図示せず)が設けられており、密封材が押し出されるのを防止する。
雄部材と雌部材とが相互接続位置にあるとき、リング素子17は半径方向に自由に移動可能となっているので、上述のように、それ自体を雌部材2内の中心に位置付ける。バリア液体(例えば、圧媒油または水)には圧力が設定され、バリア液体の圧力が、静的密封素子35に、雌部材の密封表面に対抗して展伸させ、リング素子および密封筐体をそれらの位置に固着させる。動的密封部に関しては、リング素子17の密封表面とリング溝16との間に狭いギャップがあるため、バリア液体は密封素子38に導かれる。バリア液体とプロセス流体との間の圧力差のために、密封素子がリング素子の密封表面と密着する。
したがって、密封手段18および19を作動させると、静的密封素子35はリング素子17を摩擦によって雌部材2に固着し、これに対してリング素子17およびリング溝16の隣接する側壁は、相互に移動可能な摺動面を形成し、これが動的密封素子38によって密封される。静的密封部の密封機能のために、密封素子と雌部材の密封表面との間に、堅固で強力な摩擦締結を得ることが決定的に重要である。密封素子と雌部材との間の移動は、密封部間の圧力差が大きいために、漏れの原因となる。圧力および摩擦係数は決定的であり、密封材として、できるだけ大きな摩擦を与えるエラストマ材を選択することになる。一方、動的密封部については、少ない摩擦で良好な密封を達成するために、摺動面間に少ない摩擦を与えるエラストマ材を選択する。
雄部材と雌部材を互いに分離すると、バリア液体の圧力が緩和されるので、リング素子17はもはやそれらの位置に固着されない。このとき、雄部材を雌部材から引き抜くことができる。この作業の間密封素子が緩和されても、それらの密封表面と接触したままとなっている。
第3図から明らかなように、図示した実施例の回り継手装置の環状空間7、8、9は、雌部材2内のリングチャネル42、リングチャネルの側部に位置する雄部材3のリング素子17、およびリング素子間の雄部材の表面部分43によって範囲が決定される。雄部材の掘り下げ部25は、円筒型中央本体44と、リング素子17間に位置する多数の個別流体路貫通素子(fluid−path lead−through element)45とから成る。素子17および45は、中央本体上に連続的に導入され、これらと共に、離間スリーブ46が各リング素子17の半径方向の内側に配置され、雄部材の軸方向に、リング素子17の幅に対して適切な距離を貫通素子45間に維持している。少なくとも最外側に位置する貫通素子は、各固定用ねじ47(第1図および第2図に示す)によって、中央本体44に固定されている。
第1図および第2図から明らかなように、雌部材2の内面の外縁は、48に示すように、斜角が付けられており、雄部材3を雌部材2に進入させ易くなっている。この目的のために、リング素子17の外側縁、および雌部材のリングチャネル42の隣接側縁部も、第3図にそれぞれ48および50で示すように、斜角が付けられている。
リング素子および密封構造体の代替実施例を第4図に示す。この図では、個々の素子間の隙間距離および遊隙は、明瞭にするために、かなり誇張して示されている。第3図に対応するように、雌部材55の一部および雄部材56の掘り下げ部が示されており、回り継手装置の軸を通る長手方向断面図として、かかる部材が相互接続された位置にある場合が示されている。本実施例では、半径方向に移動可能なリング素子57が、雄部材56内の周辺リング溝58内に配されている。リング素子には、雌部材55の隣接する密封表面に向けられている縁を有するU字状縁密封素子59の形状の静的密封手段が配されている。チャネル60を通じて、リング溝58の底部にある緩衝体積にバリア液体が供給される。バリア液体を加圧すると、密封縁が外側に押圧され、摩擦により雌部材の対向する密封表面と固着係合する。
ここでは、動的密封手段は1対の密封素子61から成り、リング素子57の各側の各リング溝62内に密封配置され、リング素子の隣接する密封表面と密封係合する。図示のように、各リング溝62はバリア液体用供給チャネル60に接続されている。リング溝の底部では、バリア液体からの圧力に加えて密封素子に作用する圧力ばね63も配されている。更に、各密封部材61は、リング溝に配されているO−リング64による作用も受け、これによって保持されている。
当業者には分かるように、密封素子61とリング素子57の隣接する当接面即ち座面との間の密封表面には、ばね63からの力およびバリア液体圧力による油圧力によって表される「閉成」力と、プロセス流体圧力およびバリア液体圧力による油圧力によって表わされる「開成」力との間に、力の均衡が成立する。リング素子57に対する密封素子の当接面の直径の選択に関して適切な形状の密封素子61を用いると共に、O−リングの直径、ばねの圧力等を適切に選択することにより、密封素子61が当接面に押圧される不均衡力に影響を及ぼし、これによって動的密封表面に所望の表面圧力を得ることができる。こうして、最適な動的密封機能を達成することができる。
認められるように、第4図の実施例の動作態様および機能的特性は、その他の点において、前述の実施例と同一であるので、これに関しては、先の説明を参照されたい。
第5図ないし第7図は、回り継手装置の一実施例を示し、ここでは、水中ブイとの間で迅速に接続および分離を可能とするように認められたベッセルを用いて、海洋炭化水素生産システムの一部を形成する。ブイは、ベッセル内において水中で下向きに開く受容空間に収容され解放可能に固着される外側浮力部材と、回転可能に外側部材に取り付けられ海底に碇着されると共に、ブイまで延びる少なくとも1本のライザにも接続された中央部材とから成る。これに関しては、序言で述べた特許出願を参照されたい。
第5図ないし第7図による実施例では、回り継手装置71は雌部材72を含み、第6図では、特定のベッセル(図示せず)の受容空間内に解放可能に固着されているブイ70の中央部材73に締結されて、より具体的には実装されているものとして示されている。ブイは、外側浮力部材74を含むことが概略的に示されているが、この中で中央部材73が、一対の半径方向軸受75、76および軸方向軸受77によって取り付けられている。雌部材72は、1対の流体路78、79を含み、これらはブイ内に導入された各ライザ80、81に接続されている。
雄部材82は、アーム手段83の一端に堅固に締結され、その流体路84、85(第7図参照)はそれぞれ、アーム手段83に沿って結合部材即ち結合プラグ87内の内部流路まで延びる管86(1本の管のみが示されている)に接続されている。結合プラグ87は、アーム部材の回転可能取付端部に堅固に締結されている。雄部材には、へそライザ(umbilical riser)89との相互接続を意図して中心に配置されたプラグ部材88を含む、へそ結合器(umbilical coupling)も設けられている。へそライザ89もブイ70に結合されている。へそは、必要な電気および油圧制御線を含んでおり、プラグ部材88の下側端にある電気接触リボン90および油圧結合器(図示せず)を介して接続されている。
ここで注記すべきは、適切なへそプラグ部材を有するへそ結合器も、実際は通常第2図および第3図による回り継ぎ手の実施例に関連して構成されることである。また、プラグ部材は、雌部材内の対応する連結点にて接続するために、雄部材の下側縁に配される。
更に注記すべきは、第6図の実施例は、ライザが雌部材72と共に、ブイの中央部材を介して、ベッセル内に引き上げられるように構成されていることである。これは、保守の目的には有利であろう。
本システムは、更に、アーム手段83を雄部材82と結合部材87と共に1ユニットとして持ち上げ、前記ユニットを持ち上げ位置において回転させることにより、ベッセルの受容空間の側部収容位置とブイ上中心にあるサービス位置との間で雄部材を枢動可能とする装置も含む。雄部材82が雌部材72に接続される下降サービス位置では、結合部材87は結合スリーブ91の形状の接続器内に位置付けられ、結合部材の内部流体路(図示せず)をベッセルのプロセス流体用配管系92に接続する。
回り継ぎ手装置73では、従来のように、雄部材72には、雄部材の流体路84、85(第7図)と連通する環状空間形成のための、周辺チャネル93、94(第6図)が設けられている。対応するように、結合スリーブ91には、結合部材87の流体路とベッセルの配管系92との間で接続部を形成する環状空間(図示せず)が設けられている。第7図に示すように、雄部材82の流体路84、85は、同心状管素子95、96の内側に規定され、これらの流体路は、管壁の開口を通じて雌部材の対応する環状空間93、94と連通する。
第7図の検討から明らかなように、雄部材の長さおよび直径は、1つの媒体のみが移送される場合、大幅に縮小することができる。
雄部材82および結合部材87と共にアーム手段83を持ち上げ、下降させ、回転させるために、回転可能取付端部のアーム手段に、回転可能かつ軸方向に摺動可能に軸受手段98に取り付けられた直立軸部材97が設けられている。軸受手段98は、ベッセル上で適切に支持されているラック99内に配置されている。アーム手段およびそれによって支持される素子を持ち上げ、そして下降させるために、軸部材97は、油圧駆動式で所定の上下運動を行う操作部100に結合されている。アーム手段の水平方向の枢動および回転運動のために、別個のアクチュエータ(図示せず)、例えば、油圧シリンダ/ピストン手段を配することが適当である。
図示の実施例では、軸部材97の回転軸101およびアーム手段83のそれは、結合部材87の長手方向軸および結合スリーブ91のそれと同心状となっている。かかる同軸構成は、地理的および/または寸法に関する理由により、雄部材82に対してアーム手段の対向端に回転軸を配さなければならないときに有利である。しかしながら、アームの回転軸を、雄部材と結合部材との間の適切な場所に配することも考えられる。こうすることにより、アーム手段とそれによって支持されている素子との間の均衡が取れ、これにより、例えば、軸受手段98にかかる負荷モーメントおよび負荷力を減少させることができるので有利である。
第5図ないし第7図によるシステムにおける回り継手装置71は、比較的大きな裕度および中心の偏移を吸収するための半径方向に移動可能なリング素子に関して、および雰囲気圧よりも高い圧力を有するバリア液体によって作動させる静的および動的密封手段に関して、先に述べた実施例に対応する態様で構成される。したがって、これらの手段の概略的構造および機能、ならびに得られる利点について、ここでは先の説明を参照されたい。
また、本実施例では、リング素子と組み合わせた密封構造体は雄部材内に配置され、雄部材を雌部材に進入させたとき、雌部材72の環状空間93および94の各側に位置する。第7図では、これらの構造体は、概略的にブロック102として図示されているのみである。これら構造体へのバリア液体は、第5図に示したバリア液体用配管103と連通する、図示しない供給チャネルを通じて供給される。(この配管は、雄部材82の頂部に接続されたへそ線104と部分的に一致して示されている。)また、第2図および第3図による実施例における雄部材3の頂部26に原理的に対応するように、バリア液体は、図示しない供給配管を通じて、結合部材87内に配された静的密封手段にも供給される。

Claims (12)

  1. 相互に回転可能な内側および外側回り継手部材(2,3;55,56;72,82)から成り、前記回り継手部材は当該回り継手部材間の界面にある1つ以上の対応する環状空間(7−9;93;94)を通じて互いに連通するそれぞれの内部流体路(10−15;78;79,84,85)を有し、前記環状空間が密封手段(18,19;59,61)によって互いに密封されている、回り継手装置において、前記回り継手部材(2,3;55,56;72,82)は、それぞれ雌部材(2;55;72)および雄部材(3;56;82)として形成され、前記雄部材は軸方向に協動する雌部材内の作動用運転位置に進入可能であり、かつ前記回り継手部材を分離する際、前記雌部材から引き出し可能であり、前記環状空間(7−9;93,94)の間にある密封部材(18,19;59,61)は、前記作動用運転位置において能動的密封機能のために作動し、前記回り継手部材(2,3;55,56;72,82)を相互に分離すると解除されるように構成されていることを特徴とする回り継手装置。
  2. 請求項1記載の回り継手装置において、前記回り継手部材の一方(3;56)は、前記環状空間(7−9)の各々の各側に、対応する密封手段(18,19;59,61)を有する半径方向に移動可能なリング素子(17;57)を受容する周辺リング溝(16;58)が設けられており、前記密封手段は、他方の回り継手部材(2;55)に対する静的密封、および前記リング素子(17;57)と前記周辺リング溝(16;58)の側壁との間の動的密封を得るように構成され、前記密封手段(18,19;59,61)は、雰囲気圧よりも高い圧力を有するバリア液体によって油圧で作動するように構成され、前記回り継手部材(3;56)は、前記バリア液体用供給チャネル(20;60)が設けられた前記周辺リング溝(16;58)を有することを特徴とする回り継手装置。
  3. 請求項2記載の回り継手装置において、前記第1回り継手部材(3;58)は内側回り継手部材であり、前記リング素子(17;57)は、前記第1回り継手部材(3;56)の残りの部分よりも大きい外径を有し、前記リング素子(17;57)の外径は、前記外側回り継手部材(2;55)の内径に対応することを特徴とする回り継手装置。
  4. 請求項3記載の回り継手装置において、各環状空間(7−9)は、前記他方の部材(2)内のリングチャネル(42)、前記第1回り継手部材(3)内の側部に位置するリング素子(17)、および前記リング素子(17)間の前記第1回り継手部材(3)の表面部分(43)によって範囲が決定されることを特徴とする回り継手装置。
  5. 請求項3または4記載の回り継手装置において、前記内側回り継手部材(3)は、円筒形中央本体(44)と、前記リング素子(17)間に位置する多数の別個の流体路貫通素子(45)から成り、前記素子(18および45)は、前記中央本体(44)上に連続的に導入され、これらと共に、離間スリーブ(46)が各リング素子(17)の半径方向の内側に配置され、前記リング素子(17)の幅に関して適当な距離を前記貫通素子(45)間に維持されることを特徴とする回り継手装置。
  6. 請求項4または5記載の回り継手装置において、前記リング素子(17)の外側縁(49)、前記外側回り継手部材(2)のリングチャネル(42)の隣接側縁部(50)、および前記外側回り継手部材(2)の内面の外側縁(48)に角取りを行い、前記内側回り継手部材(3)の前記外側回り継手部材(2)への挿入を容易にすることを特徴とする回り継手装置。
  7. 請求項2ないし6のいずれか1項記載の回り継手装置において、前記静的密封手段(18)は、前記回り継手(1)に沿って軸方向に向けられた脚部(37)を有するU字状縁密封部(35)から成り、外側の脚部は、前記バリア液体の影響を受けて押圧され、前記外側回り継手部材(2)と摩擦により固定係合されることを特徴とする回り継手装置。
  8. 請求項2ないし7のいずれか1項記載の回り継手装置において、前記動的密封手段(19)は、前記リング素子(17)の各側の前記第1回り継手部材(3)内にある各リング溝(39)に配され、半径方向に向けられた脚部(40)を有する、1対のエラストマ製U字型縁密封部(38)から成り、該脚部は前記バリア液体の影響を受けて押圧され、それぞれ前記リング素子(17)および前記リング溝(39)に対して動的に密封することを特徴とする回り継手装置。
  9. 請求項2ないし7のいずれか1項記載の回り継手装置において、前記動的密封手段は、前記リング素子(57)の各側の前記第1回り継手部材(56)内にある各リング溝(109)内に密封状に配された1対の密封素子(61)から成り、前記リング溝(62)の底部は前記バリア液体用供給チャネル(60)に接続され、更に前記リング溝(62)の底部には、前記バリア液体からの圧力に加えて、前記密封素子(61)に作用する機械的ばね(63)が配されていることを特徴とする回り継手装置。
  10. 請求項9記載の回り継手装置において、前記密封素子(61)は、前記リング溝(62)に配されたO−リング(64)による影響を受けかつこれに保持され、前記O−リング(64)の直径および前記リング素子(57)に対する前記密封素子(61)の当接面の直径を相互に適合させることにより、所望の大きさの不均衡力を得て、この不均衡力によって前記密封素子(61)を前記当接面に押圧することを特徴とする回り継手装置。
  11. 前出の請求項のいずれが1項記載の回り継手装置において、前記一方の回り継手部材(82)はアーム手段(83)の一端に取り付けられ、該アーム手段は前記端部からある距離のところに枢着されることにより、この回り継手部材(82)は、収容位置と、前記回り継手部材(82)が前記他の回り継手部材(72)上で中央に位置付けられるサービス位置との間で枢動可能となり、作動手段(100)が前記回り継手部材(72,82)の相互接続のために設けられていることを特徴とする回り継手装置。
  12. ベッセル内の受容空間に収容されかつ固着されるように構成された水中ブイ(70)と共に用いられる、前出の請求項のいずれか1項記載の回り継手装置であって、多数のライザ(80,81,89)に接続され、一方の回り継手部材(72)が前記ブイ(70)に永久的に締結され、他方の回り継手部材(82)が前記ベッセル上に適切に支持され、前記他方の回り継手部材(82)には、中央に配置され、前記第1回り継手部材(72)内の対応するへそ接続器と相互接続するために設けられた、へそプラグ(80)が設けられていることを特徴とする回り継手装置。
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