JP3569312B2 - 廃棄物の包臭方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、生物起源固体廃棄物から発生する臭気の発散および当該廃棄物の飛散を防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、農産、畜産業あるいは水産業などの各工程で発生する生物起源固体廃棄物は、屋外や廃棄物置き場などにそのまま放置されると強い悪臭を発生し、大きな環境問題となる。また海岸に立地し、海水を工業用水として利用している工場などにおいては、貝類などが海水取入口の周辺部に多量増殖し、あるいはクラゲなどが海水中で異常発生し、それが海水取入口から吸い込まれて、フィルターを詰まらせたり、配管を閉塞してしまい、工場等の運転にも支障を与えることとなる。従ってこのような工場などでは、配管の閉塞等を未然に防止するために、これらを定期的に該配管から除去、回収して陸揚げしており、このため生物起源固体廃棄物が発生する。これら生物起源固体廃棄物は多量に発生するため、通常地中に埋め立てるか、焼却処分しているが、その処分の過程で生じる腐敗臭が大きな問題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし該固体廃棄物の処分が完了するまでには、処分地までの運搬などの作業が必要であり、相当の時間を必要とする。一方、該固体廃棄物は、回収後数時間すると特有の臭気を発散し始め、腐敗が急速に進行する。このため、この処分の過程においても強い悪臭が発生し、作業員を悩ませ、さらに悪臭が風によって周囲に拡散したり、トラックなどで運搬中に市街地や民家の近くを通過する場合にはしばしば環境公害問題を生起することとなる。
さらに風や輸送中の振動などによって、該固体廃棄物自体が周囲に飛散した場合には、悪臭を広範囲にまき散らし、処理をさらに困難にする。処理廃棄物が少量であれば、ビニール袋等に包装して臭気を封じ込めるなどの措置も可能であるが、多量の場合にはそれも困難である。
そこで本発明は、多量に発生する生物起源固体廃棄物の処理過程における該固体廃棄物の飛散および悪臭の発散を防止し、処理作業環境の改善および臭気公害問題の防止を図る手段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、生物起源固体廃棄物の表面を保留剤で覆い、次いで造膜剤および消臭剤を含む包臭剤組成物を該保留剤の上から散布することを特徴とする生物起源固体廃棄物の悪臭を防止するための廃棄物の包臭方法に関する。
本発明の生物起源固体廃棄物とは、生物の死骸、臓器、排泄物、代謝物などから構成される固形分を主体とする廃棄物をいう。特に、貝類、くらげ、魚類などの水中の生物、牛、馬、豚などの陸棲動物などの廃棄物を挙げることができる。本発明における包臭とは、本来廃棄物の臭気を完全になくすことが好ましいのであるが、そこまでは意図しているわけではなく、廃棄物が持つ臭気の外部環境への漏洩を防止することを主目的としている。従って、その消臭効果は廃棄物の表面層に対するもので、本発明方法によって廃棄物のそれ以上の処理が不要になるわけではなく、本発明は、廃棄物を回収してから、焼却場や埋め立て地などの処理場で処理するまでの間の臭気の漏洩を防止することを目的としている。
【0005】
本発明の保留剤とは、包臭剤組成物を含浸して、該包臭剤組成物の流失を防止し、該包臭剤組成物中の造膜剤と共に固化し、固体廃棄物の表面を覆う固体状の皮膜を形成し、該固体廃棄物を外部環境から遮蔽することによって生物起源固体廃棄物の腐敗の進行を抑制し、またその飛散を防止するものである。従って、該生物起源固体廃棄物の表面を覆うことができるシート状または粉体状のもので、かつ、後述する包臭剤組成物を含浸しうるものであればよく、特に制限されないが、取扱いの簡便さ、経費、事後処理の難易等を考慮すると、親水性のシート、紙片、おが屑、かんな屑等の木屑粉、樹皮屑、ピートモス、ワラ、モミガラ、あるいは繊維屑などが好ましい。また鉱石粉、土砂などの細粒粉や、セメント粉も保留剤として使用することができる。
【0006】
本発明における造膜剤は、散布後乾燥して前記保留剤と共に連続皮膜を形成することができるものであればよく、例えば、酢酸ビニル樹脂エマルジョン、石油ワックスエマルジョン、ポリビニルアルコール、セルロースエステル、アラビアゴムあるいはデキストリンなどの水溶液あるいはラテックスを挙げることができる。特に、酢酸ビニル樹脂エマルジョンが好ましい。これらは通常固形分40〜60重量%のものが市販されている。造膜剤であるゴムまたは樹脂成分が、主に包臭剤組成物と共に形成する皮膜の強度を支配するものと考えられる。
【0007】
本発明における生物起源固体廃棄物の悪臭の原因となる化合物としては、通常、アンモニア、アミン類などの窒素系化合物、硫化水素、メルカプタン、多硫化物などの硫黄系化合物、およびイソ吉草酸などの低級脂肪酸類などを挙げることができる。従って、本発明における消臭剤としては、これら悪臭の原因化合物と化学反応し、または該化合物を分解して無臭物質としたり、物理吸着することができる化合物であることが好ましい。
かかる本発明の消臭剤としては、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛などの遷移金属の化合物、ホルムアルデヒド、グリオキザールなどのアルデヒド類、酢酸、蟻酸、リンゴ酸、木炭乾留時に発生する木酢酸、フミン酸などの有機酸を挙げることができる。さらに苛性ソーダや消石灰などのアルカリ性物質も対象となる。これらは単独で使用しても、互いに反応しない限り2種以上を併用してもよい。
本発明の包臭剤組成物は、上記造膜剤と消臭剤を主成分とする水溶液から成っている。該包臭剤組成物の製法は、特に限定はないが、通常、消臭剤を水に溶解して消臭剤の水溶液を調製しておき、そこに造膜剤を加え、攪拌して均一水溶液とする。
本発明の包臭剤組成物中の消臭剤の量は、1〜40重量%が好ましい。1重量%未満では、生物起源固体廃棄物の腐敗臭を十分除去できない場合がある。また40重量%を越えると、造膜性が低下し好ましくない。
包臭剤組成物中の造膜剤の量は、5〜40重量%が好ましい。5重量%未満では、十分な造膜性を得ることができない。また散布後に保留剤に十分含浸されず廃棄物中に浸透しやすくなる。40重量%を越えると、包臭剤組成物の粘度が高くなり過ぎて、均一に散布することが困難となり、散布後にも十分皮膜状に固体廃棄物を覆うことができない。
【0008】
上記組成の包臭剤組成物の粘度は、50〜1000cps(BH型粘度計を使用、測定条件:No.4、10rpm、25℃)の範囲が好ましい。50cps未満では、散布時に廃棄物中に浸透してしまう。1000cpsを越えると、散布等における取扱いが困難となる。
包臭剤組成物には必要に応じて、増粘剤、界面活性剤、香料、殺菌剤等の添加剤をさらに加えることができる。増粘剤としては、セルロースエステル等が好ましい。界面活性剤としては、市販されているアニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤のいずれも使用することができる。
【0009】
本発明の包臭方法は、生物起源固体廃棄物の表面をまず保留剤で覆い、次いで包臭剤組成物を該保留剤上に散布することを特徴とする。
即ち、本発明においては、生物起源固体廃棄物は、浸出液が漏れ出すことのないドラム缶、専用コンテナーのような容器に収納される。そして該廃棄物の上にその表面を覆うのに十分な量の保留剤を、なるべく均一厚さとなるように散布する。次いで包臭剤組成物を該保留剤上に散布する。保留剤散布前に包臭剤組成物を散布すると、通常散布直後に包臭剤組成物が廃棄物中に浸透してしまい、所期の効果を得ることができない。なお、固体廃棄物の粒度が微細で高密度であって、包臭剤組成物がその上で皮膜を形成することができる場合には、包臭剤の直接散布も可能である。包臭剤組成物の散布方法は特に限定されないが、例えばポンプを使用した噴霧、ジョウロ、柄杓等による散布等を挙げることができる。
包臭剤組成物の散布量は、包臭剤組成物が保留剤に十分含浸され、さらに保留剤の間隙を包臭剤組成物が完全に埋め、該廃棄物が外部環境から遮蔽されるのに十分な量でなければならない。この量に不足すると、廃棄物の悪臭が漏れ出すことになる。
【0010】
廃棄物上で、包臭組成物と保留剤からなる層が乾燥して、皮膜を形成するまでには数十分から数時間を要するが、その間は消臭剤の作用によって臭気は軽減されるか、または腐敗の進行前であればほぼ完全に防止することができる。
包臭組成物と保留剤からなる皮膜が完成すると、その皮膜は該廃棄物を完全に覆い、内部の廃棄物の臭気をほぼ完全に遮断する。またこの皮膜は保留剤を含めて固化することが特徴であり、運搬容器、例えば天切りドラム缶、脱着装置付コンテナー自動車(通称、脱着ボディートラック)用のコンテナーなどで施工すれば、運搬の途上で保護層が破壊されることのない強度を有している。
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
【0011】
【実施例】
実施例1
1.包臭剤組成物の調製
下記組成を有する包臭剤組成物を調製した。
【0012】
【表1】
【0013】
2gの水溶性セルロースエステルに6gのエチルアルコールを加え、ペースト状になるまで混練した。これに42gの水および30gの多機能型消臭液を加え、均一に溶解するまで攪拌した。さらに攪拌下、20gの酢酸ビニル樹脂エマルジョンを加えて均一に溶解させ、これを包臭剤組成物とした。
【0014】
2.包臭試験
直径16cm、高さ20cmのブリキ製缶2個を用意し、その一方を実施例とし、他方を比較例として使用した。生物起源固体廃棄物として、アサリおよびシジミの生貝等量を混合したもの1.5kgずつを、それぞれの缶に入れた。
実施例の廃棄物表面を、おが屑25g(約1.3kg/m2)で均一に覆い、次いで前記包臭剤組成物75g(約4.0kg/m2)を該おが屑の上から散布し、その表面全体を湿潤化し、屋外に放置した。比較例はそのまま何の処理もしないで、実施例のものと同様に屋外に放置した。試験中の直射日光下での最高温度は35℃、気温は平均26℃であった。
5時間後、2名の通常の臭覚を有する者が、該ブリキ製缶の近傍から臭気を感じる臭覚試験を実施した。その結果、実施例のものからは、わずかな酢酸ビニル樹脂臭と、木材臭を感知した。一方、比較例のものからは貝独特の生臭さを強く感知した。
【0015】
夜間は屋内に収容し、翌日再び同様に屋外放置を継続した。この時点でアミン検知管(株式会社ガステック製、商品番号No.180)によりアミンの定量分析を実施した。即ち、アミン検知管の両端を折り取り、専用のポンプを用いて検知管内に100mlの試料ガスを吸引し、そのときの変色域の長さから試料中のアミンの濃度を測定した。。
この結果、比較例の表面からは48時間後、95ppmのアミンを検知した。一方、実施例では2ppmのアミンを検知したに過ぎなかった。72時間後、比較例の表面のアミン濃度は75ppmであったが、実施例の臭覚試験では貝臭は感じられず、またアミン検知管によってもアミンは検知されなかった。そこで、包臭剤組成物と保留剤の層にアミン検知管を差し込み、その3.5cm下部で、内部濃度を計測したところ、5ppmのアミンを検知した。このことは包臭組成物皮膜は単に臭気の発散を遮蔽しているのみでなく、廃棄物を外界から遮蔽することによりその腐敗を防止し、さらに消臭剤成分がアミン類と反応する等により、アミン類の発生自体を防止していることを示している。
【0016】
【発明の効果】
生物起源固体廃棄物を外部環境から完全に遮蔽することにより、該廃棄物の飛散および腐敗に伴う臭気の発生、拡散を防止し、さらに消臭剤の効果により、より積極的に該廃棄物表面の臭気成分を除去し、該廃棄物処理の作業環境を改善し、臭気公害を防止することができる。特に陸揚げした貝類など、海産廃棄物の処理に好適である。
Claims (1)
- 貝類およびくらげ類から選択される一種以上を主成分とする固体の産業廃棄物の表面を、木屑粉、樹皮屑、ピートモス、藁、籾殻から選択される一種以上の保留剤で被覆し、次いでその上に、5〜40重量%の、酢酸ビニル樹脂エマルジョン、石油ワックスエマルジョン、ポリビニルアルコール、セルロースエステル、アラビアゴム、デキストリンから選択される造膜剤、および1〜40重量%の、酢酸、リンゴ酸、木酢液、フミン酸から選択される消臭剤を含有する水溶液を散布することを特徴とする廃棄物の処理方法。
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