JP3569080B2 - シートに使用されるリフター・アセムブリ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の関係する分野】
この発明は、自動車シートに活用されるリフター・アセムブリに関する。
【0002】
【背景技術】
通常、トラックやバスなどのドライバー・シートに用いられるリフター・アセムブリはフリー・ロックで適宜のリフト位置にロックされる構造である。そのフリー・ロックは、ボディをロア・フレームにピン結合し、そして、ピストン・ロッドをアッパ・フレームのエンド・ブラケットにねじ結合してそのロア・フレームおよびアッパ・フレームの間に配置され、そして、そのピストン・ロッドがプッシュ・ロッドの突出し量を一定にする調整位置においてロック・ナットでそのエンド・ブラケットに緩み止めされる。
【0003】
そのロック・ナットは、通常の工具で簡単に緩められるところで露呈されるので、そのロック・ナットが緩められてそのプッシュ・ロッドとそのエンド・ブラケットとの関係が操作されると、そのフリー・ロックがロック状態のままあるいはフリー状態のままになる不具合発生の要因になる。
【0004】
【発明の課題】
この発明の課題は、フリー・ロックのロック・ナットを緩めることを防止し、そして、そのフリー・ロックのロック異常動作を未然に回避するところのシートに使用されるリフター・アセムブリの提供にある。
【0005】
【課題に相応する手段およびそれの作用】
この発明は、フリー・ロックが、ボディをロア・フレームにピン結合し、そして、ピストン・ロッドをアッパ・フレームのエンド・ブラケットにねじ結合してそのロア・フレームおよびアッパ・フレームの間に配置され、ロック・ナットが、そのピストン・ロッド上にねじ結合され、そして、プッシュ・ロッドの突出し量を一定にする調整位置でそのピストン・ロッドをそのエンド・ブラケットに緩み止めし、そして、ナット・カバーが、円筒状外周面を有し、そして、そのロック・ナットに被せられて外れ止めされ、そして、そのロック・ナットがスパナのような工具に簡単に挟まれて緩められるところを防止する。
【0006】
【具体例の説明】
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明のシートに使用されるリフター・アセムブリを説明するに、図1ないし図5は、バスのドライバー・シートに適用されるこの発明のシートに使用されるリフター・アセムブリの具体例10を示し、このリフター・アセムブリ10では、フリー・ロック16が、ボディ17をロア・フレーム11にピン結合し、そして、ピストン・ロッド18をアッパ・フレーム12のエンド・ブラケット21にねじ結合してそのロア・フレーム11およびアッパ・フレーム12の間に配置され、また、ロック・ナット20が、そのピストン・ロッド18上にねじ結合され、そして、プッシュ・ロッド19の突出し量を一定にする調整位置でそのピストン・ロッド18をそのエンド・ブラケット21に緩み止めし、さらに、ナット・カバー31が、円筒状外周面を有し、そして、そのロック・ナット20に被せられて外れ止めされる。
【0007】
そのナット・カバー31は、図4および図5に示されるように樹脂からナット・キャップに成形される。勿論、そのナット・キャップ31は薄肉鋼板から深絞りされてもよい。そのナット・キャップ31は内周面に2個の抜止め突起32,32を備え、そして、その抜止め突起32,32は、そのナット・キャップ31がそのロック・ナット20に被せられると、そのロック・ナット20の外周面に開口される2個の穴30,30にはめ込まれてそのロック・ナット20からそのナット・キャップ31を外れ止めする。
【0008】
また、このリフター・アセムブリ10において、13,13および14,14は、リンク(左右の2組)、15は引張りスプリング、22はコントロール・レバー、23は操作レバー、24はコントロール・ケーブル、25はアウタ・ケーブル、26はインナ・ケーブル、27はリターン・スプリング、そして、28はケーブル・ホルダである。
【0009】
そのナット・キャップ31は、そのピストン・ロッド18がそのプッシュ・ロッド19の突出し量を一定に調整されてセットされ、そして、そのロック・ナット20が締め付けられて緩み止めされると、そのロック・ナット20に被せられて外れ止めされるので、そのロック・ナット20は、そのナット・キャップ31でスパナの挟付けが阻止されて簡単に緩められない。すなわち、そのロック・ナット20がそのスパナで簡単に緩められ、そして、そのプッシュ・ロッド20、エンド・ブラケット21、およびコントロール・レバー22の関係を操作することが防止される。
【0010】
図6は、別のナット・カバー41を示している。このナット・カバー41は、開口端42に抜止めリップ43を有するナット・キャップに樹脂から成形される。この場合、その抜止めリップ43をロック・ナット40に引っ掛けるためにそのロック・ナット40とそのエンド・ブラケット21との間に隙間が必要になるので、スペーサ(カラー)44が用いられる。
【0011】
図7ないし図10は、さらに別のナット・カバー50を示している。このナット・カバー50は、一端に一対のかしめ爪51,51を有してスリット52で切り放されるところのスリット入りリングに薄肉鋼板からプレス加工される。そのスリット入りリング50は、図8ないし図10に示されるようにそのピストン・ロッド18が予めねじ部29上にロック・ナット20をねじ結合してそのねじ部29をそのエンド・ブラケット21にねじ結合しながらそのプッシュ・ロッド19の突出し量を一定に調整し、そして、そのロック・ナット20で締め付けられて緩み止めされると、そのリング50はそのロック・ナット20の外側にはめ合わせられ、そして、その爪51,51をそのケーブル・ホルダ28にかしめてそのロック・ナット20に外れ止めされる。
【0012】
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
【0013】
【発明の便益】
上述から理解されるように、この発明のシートに使用されるリフター・アセムブリは、フリー・ロックが、ボディをロア・フレームにピン結合し、そして、ピストン・ロッドをアッパ・フレームのエンド・ブラケットにねじ結合してそのロア・フレームおよびアッパ・フレームの間に配置され、ロック・ナットが、そのピストン・ロッド上にねじ結合され、そして、プッシュ・ロッドの突出し量を一定にする調整位置でそのピストン・ロッドをそのエンド・ブラケットに緩み止めし、そして、ナット・カバーが、円筒状外周面を有し、そして、そのロック・ナットに被せられて外れ止めされるので、この発明のシートに使用されるリフター・アセムブリでは、そのロック・ナットが通常の工具で簡単に緩められることが防止され、そして、そのロック・ナットを緩めてそのプッシュ・ロッドとそのエンド・ブラケットとの関係を操作することによって発生するところのそのフリー・ロックがロック状態のままあるいはフリー状態のままになる不具合が防止され、そのようなそのフリー・ロックのロック異常動作が未然に回避され、その結果、トラックやバスなどにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バスのドライバー・シートに適用されるこの発明のシートに使用されるリフター・アセムブリの具体例を示した側面図である。
【図2】フリー・ロックを示した側面図である。
【図3】フリー・ロックの組付け状態を示した部分斜視図である。
【図4】図3の4−4線に沿って示した断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿って示した断面図である。
【図6】別のナット・カバーを組付け状態で示した断面図である。
【図7】さらに別のナット・カバーを示した斜視図である。
【図8】そのさらに別のナット・カバーを用いるフリー・ロックの組付け状態を示した部分斜視図である。
【図9】図8の9−9線に沿って示した断面図である。
【図10】図9の10−10線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
16 フリー・ロック
17 ボディ
18 ピストン・ロッド
20 ロック・ナット
21 エンド・ブラケット
31 ナット・カバー
【発明の関係する分野】
この発明は、自動車シートに活用されるリフター・アセムブリに関する。
【0002】
【背景技術】
通常、トラックやバスなどのドライバー・シートに用いられるリフター・アセムブリはフリー・ロックで適宜のリフト位置にロックされる構造である。そのフリー・ロックは、ボディをロア・フレームにピン結合し、そして、ピストン・ロッドをアッパ・フレームのエンド・ブラケットにねじ結合してそのロア・フレームおよびアッパ・フレームの間に配置され、そして、そのピストン・ロッドがプッシュ・ロッドの突出し量を一定にする調整位置においてロック・ナットでそのエンド・ブラケットに緩み止めされる。
【0003】
そのロック・ナットは、通常の工具で簡単に緩められるところで露呈されるので、そのロック・ナットが緩められてそのプッシュ・ロッドとそのエンド・ブラケットとの関係が操作されると、そのフリー・ロックがロック状態のままあるいはフリー状態のままになる不具合発生の要因になる。
【0004】
【発明の課題】
この発明の課題は、フリー・ロックのロック・ナットを緩めることを防止し、そして、そのフリー・ロックのロック異常動作を未然に回避するところのシートに使用されるリフター・アセムブリの提供にある。
【0005】
【課題に相応する手段およびそれの作用】
この発明は、フリー・ロックが、ボディをロア・フレームにピン結合し、そして、ピストン・ロッドをアッパ・フレームのエンド・ブラケットにねじ結合してそのロア・フレームおよびアッパ・フレームの間に配置され、ロック・ナットが、そのピストン・ロッド上にねじ結合され、そして、プッシュ・ロッドの突出し量を一定にする調整位置でそのピストン・ロッドをそのエンド・ブラケットに緩み止めし、そして、ナット・カバーが、円筒状外周面を有し、そして、そのロック・ナットに被せられて外れ止めされ、そして、そのロック・ナットがスパナのような工具に簡単に挟まれて緩められるところを防止する。
【0006】
【具体例の説明】
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明のシートに使用されるリフター・アセムブリを説明するに、図1ないし図5は、バスのドライバー・シートに適用されるこの発明のシートに使用されるリフター・アセムブリの具体例10を示し、このリフター・アセムブリ10では、フリー・ロック16が、ボディ17をロア・フレーム11にピン結合し、そして、ピストン・ロッド18をアッパ・フレーム12のエンド・ブラケット21にねじ結合してそのロア・フレーム11およびアッパ・フレーム12の間に配置され、また、ロック・ナット20が、そのピストン・ロッド18上にねじ結合され、そして、プッシュ・ロッド19の突出し量を一定にする調整位置でそのピストン・ロッド18をそのエンド・ブラケット21に緩み止めし、さらに、ナット・カバー31が、円筒状外周面を有し、そして、そのロック・ナット20に被せられて外れ止めされる。
【0007】
そのナット・カバー31は、図4および図5に示されるように樹脂からナット・キャップに成形される。勿論、そのナット・キャップ31は薄肉鋼板から深絞りされてもよい。そのナット・キャップ31は内周面に2個の抜止め突起32,32を備え、そして、その抜止め突起32,32は、そのナット・キャップ31がそのロック・ナット20に被せられると、そのロック・ナット20の外周面に開口される2個の穴30,30にはめ込まれてそのロック・ナット20からそのナット・キャップ31を外れ止めする。
【0008】
また、このリフター・アセムブリ10において、13,13および14,14は、リンク(左右の2組)、15は引張りスプリング、22はコントロール・レバー、23は操作レバー、24はコントロール・ケーブル、25はアウタ・ケーブル、26はインナ・ケーブル、27はリターン・スプリング、そして、28はケーブル・ホルダである。
【0009】
そのナット・キャップ31は、そのピストン・ロッド18がそのプッシュ・ロッド19の突出し量を一定に調整されてセットされ、そして、そのロック・ナット20が締め付けられて緩み止めされると、そのロック・ナット20に被せられて外れ止めされるので、そのロック・ナット20は、そのナット・キャップ31でスパナの挟付けが阻止されて簡単に緩められない。すなわち、そのロック・ナット20がそのスパナで簡単に緩められ、そして、そのプッシュ・ロッド20、エンド・ブラケット21、およびコントロール・レバー22の関係を操作することが防止される。
【0010】
図6は、別のナット・カバー41を示している。このナット・カバー41は、開口端42に抜止めリップ43を有するナット・キャップに樹脂から成形される。この場合、その抜止めリップ43をロック・ナット40に引っ掛けるためにそのロック・ナット40とそのエンド・ブラケット21との間に隙間が必要になるので、スペーサ(カラー)44が用いられる。
【0011】
図7ないし図10は、さらに別のナット・カバー50を示している。このナット・カバー50は、一端に一対のかしめ爪51,51を有してスリット52で切り放されるところのスリット入りリングに薄肉鋼板からプレス加工される。そのスリット入りリング50は、図8ないし図10に示されるようにそのピストン・ロッド18が予めねじ部29上にロック・ナット20をねじ結合してそのねじ部29をそのエンド・ブラケット21にねじ結合しながらそのプッシュ・ロッド19の突出し量を一定に調整し、そして、そのロック・ナット20で締め付けられて緩み止めされると、そのリング50はそのロック・ナット20の外側にはめ合わせられ、そして、その爪51,51をそのケーブル・ホルダ28にかしめてそのロック・ナット20に外れ止めされる。
【0012】
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
【0013】
【発明の便益】
上述から理解されるように、この発明のシートに使用されるリフター・アセムブリは、フリー・ロックが、ボディをロア・フレームにピン結合し、そして、ピストン・ロッドをアッパ・フレームのエンド・ブラケットにねじ結合してそのロア・フレームおよびアッパ・フレームの間に配置され、ロック・ナットが、そのピストン・ロッド上にねじ結合され、そして、プッシュ・ロッドの突出し量を一定にする調整位置でそのピストン・ロッドをそのエンド・ブラケットに緩み止めし、そして、ナット・カバーが、円筒状外周面を有し、そして、そのロック・ナットに被せられて外れ止めされるので、この発明のシートに使用されるリフター・アセムブリでは、そのロック・ナットが通常の工具で簡単に緩められることが防止され、そして、そのロック・ナットを緩めてそのプッシュ・ロッドとそのエンド・ブラケットとの関係を操作することによって発生するところのそのフリー・ロックがロック状態のままあるいはフリー状態のままになる不具合が防止され、そのようなそのフリー・ロックのロック異常動作が未然に回避され、その結果、トラックやバスなどにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バスのドライバー・シートに適用されるこの発明のシートに使用されるリフター・アセムブリの具体例を示した側面図である。
【図2】フリー・ロックを示した側面図である。
【図3】フリー・ロックの組付け状態を示した部分斜視図である。
【図4】図3の4−4線に沿って示した断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿って示した断面図である。
【図6】別のナット・カバーを組付け状態で示した断面図である。
【図7】さらに別のナット・カバーを示した斜視図である。
【図8】そのさらに別のナット・カバーを用いるフリー・ロックの組付け状態を示した部分斜視図である。
【図9】図8の9−9線に沿って示した断面図である。
【図10】図9の10−10線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
16 フリー・ロック
17 ボディ
18 ピストン・ロッド
20 ロック・ナット
21 エンド・ブラケット
31 ナット・カバー
Claims (5)
- フリー・ロックが、ボディをロア・フレームにピン結合し、そして、ピストン・ロッドをアッパ・フレームのエンド・ブラケットにねじ結合してそのロア・フレームおよびアッパ・フレームの間に配置され、ロック・ナットが、そのピストン・ロッド上にねじ結合され、そして、プッシュ・ロッドの突出し量を一定にする調整位置でそのピストン・ロッドをそのエンド・ブラケットに緩み止めし、そして、ナット・カバーが、円筒状外周面を有し、そして、そのロック・ナットに被せられて外れ止めされるところのシートに使用されるリフター・アセムブリ。
- そのナット・カバーが、ナット・キャップに作られる請求項1に記載のシートに使用されるリフター・アセムブリ。
- そのナット・カバーが、内周面に抜止め突起を有するナット・キャップに作られる請求項1に記載のシートに使用されるリフター・アセムブリ。
- そのナット・カバーが、開口端に抜止めリップを有するナット・キャップに作られる請求項1に記載のシートに使用されるリフター・アセムブリ。
- そのナット・カバーが、一端にかしめ爪を有するスリット入りリングに作られる請求項1に記載のシートに使用されるリフター・アセムブリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18893296A JP3569080B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | シートに使用されるリフター・アセムブリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18893296A JP3569080B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | シートに使用されるリフター・アセムブリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016616A JPH1016616A (ja) | 1998-01-20 |
| JP3569080B2 true JP3569080B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=16232425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18893296A Expired - Fee Related JP3569080B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | シートに使用されるリフター・アセムブリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3569080B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18893296A patent/JP3569080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1016616A (ja) | 1998-01-20 |
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Legal Events
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