JP3567723B2 - 斜視内視鏡の処置具挿通チャンネル - Google Patents

斜視内視鏡の処置具挿通チャンネル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、観察視野を斜め前方に向けた斜視内視鏡に設けられ、鉗子その他の処置具を導出ガイドするための処置具挿通チャンネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療用等として用いられる内視鏡は、本体操作部に体腔内等への挿入部を連結して設ける構成としたものであるが、挿入部は体腔内等のように曲がった挿入経路に沿って挿入されることから、その大半の長さは軟性の部材からなるが、先端部は、照明部及び観察部が設けられるので、硬質部材からなる先端構成部となっている。この挿入部は患者の体内等における所定の観察対象部にまで導くことによって、照明部からの照明光の照射下で、観察部を介して体内の観察を行うことができるようになっている。また、観察結果により患部等が発見された時には、鉗子等の処置具を挿通させて、患部の摘出等の処置を施すことができるようになっており、このために挿入部の先端には前述した照明部及び観察部に加えて処置具導出部も設けられる。
【0003】
ここで、内視鏡の観察部による観察視野の方向としては、挿入部の軸線方向、即ち前方に向いた直視内視鏡と、視野の中心が挿入部の軸線に対してほぼ直交する方向、即ち側方に向けた側視内視鏡とがあり、さらに直視内視鏡と側視内視鏡との中間の方向、即ち斜め前方に視野を向けた斜視内視鏡も用いられる。この斜視内視鏡は、例えば特開平9−122071号公報等に示されているように、挿入部の先端構成部に、この挿入部の軸線に対して所定の角度を持った傾斜平面部を形成して、この傾斜平面部に照明部及び観察部を設けるようにしたものである。観察部には対物レンズが設けられ、この対物レンズにより観察視野を確保するが、一般に内視鏡の観察部に装着される対物レンズは広角のものが用いられ、従って斜視内視鏡にあっては、その観察視野は挿入部の軸線方向を含み、しかもこの軸線と直交する方向も視野に入れることができ、例えば細い体腔管内で、挿入部を軸線方向に動かしながら体腔管壁の観察を行う場合や、胃内検査時における胃角部を視野に入れる等、臓器内の凹凸のある部位を観察する場合等に用いられる。
【0004】
ここで、内視鏡には処置具挿通チャンネルが設けられ、この処置具挿通チャンネルには鉗子その他の処置具が挿通されるようになっている。処置具挿通チャンネルは可撓性のあるチューブから構成され、先端構成部には処置具導出部が形成されて、処置具挿通チャンネルの先端はこの処置具導出部に接続されている。そして、処置具を用いて処置を施すに当っては、内視鏡の観察部による監視下で行う必要があることから、処置具導出部の先端は照明部及び観察部に近接した位置に開口させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
処置具挿通チャンネルは挿入部内では、その軸線方向に延在されており、処置具導出部はこの挿入部の軸線に対して傾いた傾斜平面部に開口している。従って、処置具導出部における処置具通路を処置具挿通チャンネルの軸線の延長線乃至それに近い方向に設けると、先端開口から処置具を導出させた時に、処置具は観察視野内に入り込み、しかも処置具導出部は観察部に対して至近位置に開口していることから、観察部の直前の位置で処置具が視野を横切ることになり、視野が大きく妨げられることになる。このために、処置具導出部に処置具起立手段を設けて、この処置具起立手段を遠隔操作で作動させることによって、処置具導出部から導出させた処置具を観察部に設けた対物レンズの光軸とほぼ平行な方向に向くように矯正できるようになっている。
【0006】
しかしながら、処置具起立手段により処置具を起立できるのは、処置具が開口からある程度の長さ分だけ突出させた後であり、従って処置具起立手段を作動させる前の段階では、やはり処置具が観察部の視野を大きく妨げるようになる。この結果、患部等処置具のターゲットとなる部位を一度は視野に入れていたとしても、処置具が視野に入った時に、ターゲットの部位が覆い隠されて、その正確な位置を見失う可能性がある等といった不都合が生じる。
【0007】
以上のことから、処置具導出部から処置具を導出させた時には、この処置具を確実に視野範囲に捉えると共に、できるだけ視野の邪魔にならないようにしなければならない。処置具導出部から導出させた処置具が観察部における視野と平行な方向に突出させることができれば、処置具は視野の妨げにはならず、しかも処置具を観察視野内に収めることができる。このためには、処置具挿通チャンネルを接続した処置具導出部を構成する処置具通路の延長線と対物レンズの光軸とをできるだけ平行になるようにすれば良い。つまり、挿入部の中心軸線に対する傾斜平面部の傾斜角とほぼ同じ角度だけ処置具通路を曲げるようにしなければならない。
【0008】
このように、処置具導出部を構成する処置具通路の軸線と処置具挿通チャンネルの軸線との間に大きな角度を持たせて処置具の方向を変えるようにすると、処置具のこの角度変化部における移行の円滑性が損なわれて、処置具の挿通性が悪くなる。また、鉗子等のように軸線方向にある程度の長さ分が硬質の部材から形成されている処置具にあっては、角度変化部を通過させるのは困難になり、処置具通路の角度によっては、角度変化部を通過させることができなくなる等といった問題点が生じる。従って、角度変化部における角度を緩和するためには、挿入部全体を太くするか、または通路の全長を長くするために、挿入部における硬質部分を長くしなければならなくなる。
【0009】
しかしながら、内視鏡の挿入部は患者の体内等に挿入されるものであり、この挿入経路には曲がった部分があり、また狭窄な部位も存在する。従って、挿入部を体腔内に円滑かつ迅速に挿入できるようになし、また挿入時における患者の苦痛軽減を図る等のために、その外径寸法をできるだけ細く、しかも硬質部分である先端構成部の軸線方向の長さを短縮する必要性は極めて大きいことから、従来技術においては、処置具挿通チャンネルと処置具導出部の通路との間に角度を持たせるにしても、僅かな角度しか持たせることができなかった。
【0010】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、処置具を観察視野を構成する対物レンズの光軸に対して浅い角度で導出させることにより、処置具導出部から導出された処置具で観察視野が妨げられるのを抑制できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、挿入部の先端構成部に、この挿入部の軸線に対して所定角度を有する傾斜平面部を形成して、この傾斜平面部に照明部及び観察部を設けると共に、先端開口を有する処置具導出部を形成した斜視内視鏡であって、前記挿入部の中心軸線をA、前記観察部の光軸をA、前記挿入部内で前記中心軸線A方向に設けた処置具挿通チャンネルに接続された処置具導出部の処置具通路の通路延長線をAとし、また中心軸線Aに対する光軸Aの角度をθ 、光軸Aと通路延長線Aとの角度をθ としたときに、角度θ は角度θ より小さくなるように設定し、前記処置具通路は、可撓性を有するチューブからなる処置具挿通チャンネル及びこの処置具挿通チャンネルに連結した連結パイプと、トンネル状通路部と、その先端側の少なくとも上部位置が開口した開放通路部とから構成されて、前記通路延長線Aを前記中心軸線Aに対して所定の角度傾斜させ、前記開放通路部に、前記処置具を起立操作するための案内面を有する処置具起立台を設け、またこの処置具起立台の案内面の延長線位置に突出部を形成し、まず前記処置具挿通チャンネルから前記連結パイプへの移行部と、この突出部との2箇所を角度変化部として、前記処置具が前記処置具挿通チャンネル内に挿入されたときに、まず前記処置具挿通チャンネルから前記連結パイプへの移行部で所定角度立ち上がり、また前記突出部の位置でさらに立ち上がるように角度変化するようになし、しかもこの処置具の前記中心軸線Aに対する前記突出部からの立ち上がり角度は前記角度θ より浅い角度とする構成としたことを特徴とするものである。
【0012】
ここで、処置具導出部は、先端構成部に穿設された処置具通路を有し、この処置具通路は可撓性を有するチューブからなる処置具挿通チャンネルに接続され、この処置具挿通チャンネルは挿入部の軸線方向に延在する構成とするのが一般的である。処置具通路は、処置具を処置具挿通チャンネルから円滑に移行させるために、この処置具挿通チャンネルの軸線に対してほぼ平行な方向に形成するか、またはそれから浅い角度で立ち上がるようになし、かつこの処置具通路における先端開口は先端構成部の傾斜平面部から側面にかけての部位に形成され、これにより処置具通路は基端側のトンネル状通路部と先端側の部分開放通路部となる。この場合には、ガイド部はこの部分開放通路部の先端乃至その近傍に設けられ、先端側に向けて立ち上がる傾斜面から構成する。そして、先端構成部として、金属材等からなる先端部本体と、この先端部本体を覆う絶縁カバーとから構成されている場合には、ガイド面は絶縁カバーに形成すると、このガイド面を形成する加工が容易になる。さらに、処置具導出部には、処置具を観察部による観察視野とほぼ平行な方向に導出するように起立操作するための処置具起立手段が装着されるのが一般的である。そして、この処置具起立手段には処置具を案内する案内面が設けられていることから、ガイド部はこの案内面の先端を斜めに立ち上がらせることにより形成することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。而して、図1に内視鏡の全体構成を示す。この図から明らかなように、内視鏡は本体操作部1に患者の体腔等の内部に挿入する挿入部2を連設すると共に、この本体操作部1からユニバーサルコード3を引き出すようにしたものである。挿入部2は、本体操作部1への連設側から大半の長さ部分は挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性部2aを有し、この軟性部2aの先端には遠隔操作により所望の方向に湾曲させることができるアングル部2bが連設されている。さらに、アングル部2bの先端には先端構成部2cが連設されており、このアングル部2bを湾曲操作することによって、先端構成部2cの方向を遠隔操作で制御できるようになっている。
【0014】
次に、図2及び図3に挿入部2の先端部分の構成を示す。図2に示したように、挿入部2における先端構成部2cの先端部分には、挿入部2の中心軸線A に対して所定角度αだけ傾斜した傾斜平面部4が設けられている。この傾斜平面部4には、図3から明らかなように、照明部5及び観察部6と、処置具導出部7とが形成されている。傾斜平面部4には、また、観察部6に向けた洗浄用ノズル8が設けられており、この洗浄用ノズル8から供給される洗浄用流体で観察部6に付着する汚れを落とすことができるようになっている。
【0015】
先端構成部2cは単一の硬質部材で形成することもできるが、図示したものにあっては、先端部本体10と絶縁カバー11とから構成している。このように、先端構成部2cを2部材で形成するのは、次の理由からである。即ち、先端部本体10には挿入部2内に挿通させた各種の部材における先端部分を挿入固定するために、複数の透孔や凹部等が形成されているので、これら透孔や凹部等を形成する加工が容易で、しかも複数の透孔等が形成された状態でなお十分な強度を持たせるためにステンレス等の金属材で形成する。そして、先端構成部2cは体腔内壁と直接接触するものであり、また処置具導出部7から導出される処置具としては、高周波処置具等もあることから、先端部本体10が直接体腔内壁に触れた状態で通電される処置具を作動させた時の安全を確保するために、金属からなる先端部本体10を電気絶縁性部材として、所定の厚みを有する硬質プラスチック等からなる絶縁カバー11が嵌着されている。そして、この絶縁カバー11には、先端部本体10に穿設した透孔に連なる開口が所要箇所設けられる。
【0016】
観察部6としては、先端部本体10に穿設した透孔12に挿嵌され、絶縁カバー11に形成した開口13に臨むレンズ鏡胴14を有し、このレンズ鏡胴14内には複数枚のレンズからなる対物レンズ15が装着されている。また、レンズ鏡胴14にはプリズム保持枠16が嵌合されており、このプリズム保持枠16の基端部にはプリズム17が固着して設けられて、対物レンズ15の光軸がこのプリズム17により90°曲げられることになる。そして、このプリズム17には固体撮像素子18が取り付けられており、この固体撮像素子18の受光面は対物レンズ15の結像位置に配置される。ここで、対物レンズ15の光軸A は傾斜平面部4に対してほぼ直交しており、これによって光軸A は挿入部2の中心軸線A に対して角度θ だけ傾斜している。これによって、直視内視鏡に対して視野が角度θ だけシフトした斜視内視鏡が構成される。なお、この斜視内視鏡の視野範囲は図2にWで示した角度を有するものであり、広い視野角を有し、かつ挿入部2の中心軸線A 方向も視野の範囲に収めることができると共に、この中心軸線A に対して実質的に直交する方向をも視野に収めることができるようになっている。
【0017】
この内視鏡においては、鉗子その他の処置具を用いて適宜の処置を行うことができるようになっている。このために、処置具導出部7が形成されているが、この処置具導出部7は先端部本体10に穿設した処置具通路19を有するものである。この処置具通路19には挿入部2内に挿通させた可撓性のあるチューブ材から形成される処置具挿通チャンネル20が、硬質パイプからなる連結パイプ21を介して接続されている。この処置具挿通チャンネル20は挿入部2を貫通するように延在されて、その基端部は本体操作部1に設けた処置具導入部9に接続されている。
【0018】
処置具通路19の先端は絶縁カバー11に形成した先端開口22に連なるものであって、この先端開口22は絶縁カバー11における傾斜平面部4から上側の側面部にかけて大きく開いている。これにより、処置具通路19は、先端側の部位は少なくとも上方の一部が開放された部分開放通路部19aであり、また基端側の部位は周囲が閉鎖されたトンネル状通路部19bとなっている。ここで、処置具通路19には連結パイプ21が接続されており、この連結パイプ21も硬質部材から構成されることから、この連結パイプ21の基端部までの通路部分が実質的にトンネル状通路部19bとなる。そして、処置具通路19の壁面における部分開放通路部19aの部位には落とし込み部19cが形成されており、この落とし込み部19c内に処置具起立台23が設けられている。処置具起立台23の上面は処置具を案内する案内面23aとなっており、処置具を所定角度起き上がらせるためのものである。このために、処置具起立台23の基端側には枢支ピン24が取り付けられて、この枢支ピン24の軸回りに回動可能となっている。そして、図示は省略するが、処置具起立台23の先端側には操作ワイヤが連結されており、この操作ワイヤを引っ張ることによって、その先端側を起立させる操作できるようになっている。そして、この起立操作時には、処置具は処置具起立台23の先端部が一方の支点位置となり、また処置具通路19における先端開口22に連なる部位、即ちトンネル状通路部19bから部分開放通路部19aへの移行部のうち、上面側の部位が他方の支点位置Sとなり、処置具はこの支点位置Sに当接して、この支点位置Sから先端側が処置具起立台23の起立角度に応じて上方に向けて曲がることになる。
【0019】
処置具起立台23を起立操作しない状態では、この処置具起立台23は処置具通路19の落とし込み部19cの底壁に当接しており、この状態では、処置具起立台23の案内面23aと処置具通路19内面との間にはほぼ段差が生じないようになっている。そして、この案内面23aを含む処置具通路19の通路延長線A は、挿入部2の中心軸線A に対して所定角度を持った状態となし、これによって軸線A の対物レンズ15の光軸A に対する角度θ は、挿入部2の中心軸線A との角度θ より小さくなる。ただし、この角度変化は、処置具通路19に連結した連結パイプ21への可撓チューブからなる処置具挿通チャンネル20の接続部分の近傍の部位を湾曲させることにより形成されるものであって、処置具の外径と処置具挿通チャンネル20及び連結パイプ32の内径との径差、処置具挿通チャンネル20におけるこの角度変化部での湾曲状態等から、処置具が処置具挿通チャンネル20から無理なく円滑に連結パイプ21に移行できる程度の角度となるように設定される。従って、この角度変化位置での角度変化は僅かなものとなっている。なお、このように、連結パイプ21を傾斜させると、挿入部の中心軸線A 方向の長さが傾斜分だけ短縮された状態になる。この連結パイプ21は、先端部本体10から基端側に突出するようになっているので、その中心軸線A 方向の長さが短縮できることは、先端における硬質部分の長さの短縮化を図る上でも有利になる。
【0020】
処置具起立台23の案内面23aの延長部には絶縁カバー11に形成した先端開口22に連なるが、この先端開口22の端部は、処置具起立台23の案内面23aの延長線の位置より突出しており、この突出部が処置具を起き上がる方向にガイドするガイド部としてのガイド面25となる。このガイド面25は先端側に向かうに応じて立ち上がる傾斜面からなり、これによって、案内面23aに沿って案内される処置具は、このガイド面25により所定の角度だけ立ち上がるようになる結果、処置具を先端開口22から導出させた時に、この処置具は、対物レンズ15の光軸A に対して、処置具通路19の通路延長線A の角度θ よりさらに浅い角度で導出されるようになる。
【0021】
本実施の形態は以上のように構成されるものであって、挿入部2を患者の体内等に挿入して検査や観察等を行うが、照明部5及び観察部6は先端構成部2cにおける傾斜平面部4に設けられているから、その観察視野は斜め前方に向いた状態となり、しかも挿入部2の軸線方向の部位も視野に入れることができる。従って、食道等の体腔管内において、その管壁を観察しながら挿入を進めるという操作も容易に、しかも安全かつ確実に行うことができる。また、例えば胃の内部の検査を行うに当って、胃角部を視野に入れるに当っては、直視内視鏡ではアングル部を大きく湾曲させなければ視野に入れることができず、また空間が狭いために視野に入る程度にまでアングル部を湾曲操作できない場合があるが、このような斜視内視鏡を用いることにより、図4に示したように、アングル部2bを僅かな角度湾曲させるだけで確実に視野に捉えることができる。
【0022】
ところで、内視鏡による検査の結果、患部等が発見されると、処置具を用いて患部の摘出その他の処置を行うことができるようになっている。処置具としては種々の機能を持ったものが用いられる。例えば、高周波処置具としての高周波スネアや、薬液等を供給するチューブは、内視鏡に挿通される部位のほぼ全体が可撓性を有することから、処置具の挿通経路が曲がっていたとしても、それらの挿通は円滑に行える。ただし、先端部分が硬質の作動部を有する処置具もある。この種の処置具としては、例えば図5に示した鉗子30がある。
【0023】
鉗子30は、体腔内壁における患部を把持したり、切除したりするものであり、先端に一対または3個乃至それ以上の把持爪31を有し、この把持爪31は取付リング32にリンク部材等を介して開閉可能に支持されている。そして、取付リング32にはコード部材33の先端が連結して設けられており、このコード部材33の基端部は開閉操作部材34が連結して設けられている。ここで、コード部材33は密着コイル等からなる可撓性を有する外套管内に操作ワイヤを挿通させたものであって、開閉操作部材34を操作すると、操作ワイヤが押し引きされて、把持爪31が開閉することになる。
【0024】
この鉗子30のうち、内視鏡に設けた処置具の挿通経路、即ち処置具挿通チャンネル20から連結パイプ21を経て処置具導出部7を構成する処置具通路19内に挿通されるのは、先端の把持爪31からコード部材33の大半の部位であり、このコード部材33の基端側の部位と開閉操作部材34は本体操作部1における処置具導入部9から外部に配置される。コード部材32は曲げ自在な構成となっているが、把持爪31及び取付リング32は曲げ不能な硬質部分である。しかも、患部等の把持をより効率的に、しかも確実に行うためには、把持爪31としては、できるだけ大型のものを用いるのが望ましく、従って鉗子30の先端側の部位にはかなり長い寸法分に及ぶ硬質部分が形成されることになる。このために、処置具の挿通経路に曲がった部位があると、その部位を通過させるのが困難になる場合もある。
【0025】
そこで、直径が大きく、しかも先端に長い硬質部分のある鉗子30を、例にとって、以上のような処置具の挿通経路を有する斜視内視鏡に挿通させる操作について説明する。なお、この鉗子以外の処置具、例えば高周波処置具やチューブ類等も挿通できるのは言うまでもない。そして、他の処置具は全長にわたって軟性部材で形成されている場合には、処置具の挿通経路が曲がっていても、円滑に挿入できる。また、先端に硬質部分がある処置具であっても、鉗子30の硬質部分より長さ方向が短いか、または直径が小さいものである場合には、以下の説明から明らかなように鉗子30が挿通できる以上、これらも当然挿通経路に沿って挿通できるようになる。
【0026】
而して、斜視内視鏡にあっては、対物レンズ15による観察視野は、挿入部2の中心軸線A に対して角度θ だけ傾いているが、挿入部2におけるアングル部2bから先端構成部2cへの連設部までは処置具挿通チャンネル20はこの挿入部2の中心軸線A と平行に延在されている。従って、例えばアングル部2bを極端な角度で湾曲させる等といった状態を除いて、先端に長尺で大径の硬質部分を有する鉗子30でも円滑かつ確実に挿入できる。
【0027】
しかしながら、先端構成部2cにおける処置具導出部7から鉗子30を導出させるに当っては、2箇所の角度変化部が設けられており、従って鉗子30をこれら各角度変化部を乗り越えて導出されることになる。まず、可撓性のある処置具挿通チャンネル20から硬質部材からなる連結パイプ21に移行する際に第1段階の角度変化が存在している。即ち、連結パイプ21とそれに連なる処置具通路19の軸線は、挿入部2の中心軸線A に対して僅かに角度が変化している。ここで、この第1段階における角度変化は処置具挿通チャンネル20から連結パイプ21への移行部であり、しかも処置具挿通チャンネル20は可撓性を有しているから、処置具挿通チャンネル20を挿入部2の中心軸線A と平行する状態から緩やかに方向を変えるようにすることができる。しかも、処置具挿通チャンネル20から連結パイプ21に至る部位の内径と鉗子30の把持爪31及び取付リング32の外径との径差がある程度確保されているから、鉗子30の先端部分はこの第1段階目の角度変化部を円滑に通過できることになる。この結果、鉗子30は、挿入部2の中心軸線A と実質的に平行な方向に進行し、即ち対物レンズ15の光軸A に対して角度θ をもった状態で進行していたのが、この角度θ より小さい角度θ 方向を向くことになる。
【0028】
把持爪31が処置具起立台23の案内面23aの位置を越えて、絶縁カバー11の先端開口22にまで進行すると、この部位には第2段階目の角度変化部を構成するガイド面25が設けられている。ここで、ガイド面25は斜めに立ち上がるようになっているので、図6に示したように、鉗子30は案内面23aに当接する状態から浮き上がって、把持爪31はガイド面25に乗り上げようとする。この結果、鉗子30の先端部分がさらに起き上がる方向に角度が変化することになって、対物レンズ15の光軸A に対して、処置具通路19の通路延長線A から起立する方向に角度が変化する。
【0029】
ここで、この第2段階目の角度変化部を構成するガイド面25の部位では、鉗子30が起き上がるように、即ち対物レンズ15の光軸A に対してできるだけ浅い角度となるように導出される。把持爪31がガイド面25に乗り上げた時には、取付リング32からコード部材33の先端側の部位全体が持ち上がるように変位する。処置具通路19のうち、ガイド面25が設けられている部位から基端側に向けて所定の長さ部分が部分開放通路部19aとなり上部側が開放されていることから、把持爪31及び取付リング32の起き上がりが規制されることがなく、この方向への動きの自由度が得られる。
【0030】
従って、この第2段階目の角度変化部では、鉗子30の外径寸法と処置具通路19の内径との径差にもよるが、この径差が小さいと、鉗子30はガイド面25への当接部を一方側の支点位置とし、また処置具通路19におけるトンネル状通路部19bの出口近傍の支点位置Sを他方側の支点として、両支点間の部位が曲げられるようになる。そして、これら両支点位置間には部分開放通路部19aのほぼ全長に及ぶ長い間隔が存在する。鉗子30はこのように長い間隔の範囲で曲がることから、先端の硬質部分でも支点位置Sからの起き上がる角度は小さいものとなる。従って、鉗子30が図6の状態から、図7に示した位置にまで押し出される際に、あまり大きな抵抗が生じることはない。この結果、鉗子30は円滑かつ迅速にこれらの角度変化部を移行することになり、その押し込み操作を軽い負荷で、容易かつ迅速に行うことができる。
【0031】
ここで、図7に示した鉗子30の導出位置は処置具起立台23による起立操作が可能な位置である。即ち、この位置では、ガイド面25にはコード部材33が当接しており、この状態で図8に示したように、処置具起立台23を起き上がる方向に回動変位させると、鉗子30の導出部分が観察部6における対物レンズ15の光軸A とほぼ平行な方向に向くようになり、鉗子30をさらに押し出すと、把持爪31は観察視野内で前方に移行して、患部等に当接可能な状態になる。従って、把持爪31を開閉させることによって、患部の把持等所要の処置を施すことができるようになる。
【0032】
これによって、鉗子30が先端構成部2cから導出されると、この鉗子30を確実に観察視野内で捉えることができ、しかも対物レンズ15の光軸A に対して浅い角度で処置具導出部7から導出できることになる。観察部6を介して体腔内の観察を行いながら、処置具を処置具起立台23により起立操作が可能な図7の位置、即ちコード部材33の先端部が処置具起立台23の先端近傍まで導出させた時に、図9に示したように、観察視野V内に占める鉗子30の大きさが小さくなり、体腔内壁の広い範囲を視野に収め、患部等のように、鉗子30のターゲットになる部位が覆い隠されることがなくなる。この結果、患部を見失う等といったおそれがなくなる。また、処置具起立台23の作動が可能な状態になれば、この処置具起立台23を起立操作して、鉗子30の把持爪31を観察視野と平行に導出させて、所望のターゲットに向けることができるようになる。
【0033】
これに対して、ガイド面25を設けない場合には、鉗子30は、図7に仮想線で示した方向に導出されることから、処置具通路19から導出された鉗子30は大きく観察視野内に入り込むようになり、図9の観察視野Vに仮想線で示したように、観察視野Vの中心を横切り、患部等を含めた極めて広い部位が覆われるようになってしまう。
【0034】
なお、前述した実施の形態のように、先端構成部を先端部本体に絶縁カバーを嵌合させるように構成した場合には、絶縁カバーに形成される開口の形状を適宜設定することによって、容易にガイド面を形成することができるが、例えば先端構成部を単一の部材で形成されている場合等にあっては、図10に示したように、処置具起立台40の表面における案内面40aの先端側に斜め前方に立ち上がるガイド面41を形成するように構成すれば良い。そして、この場合には、処置具起立台40のガイド面41を形成した先端部は、処置具導出部を構成する開口の端部乃至その近傍まで延在させるようにするのが好ましい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、挿入部の軸線方向に導かれた処置具を処置具導出部から導出する際に、この処置具を起き上がる方向に2段階でガイドさせるように構成したので、挿入部の軸線に対して観察部の光軸を所定の角度を持たせているにも拘らず、処置具を観察視野の中心軸線に対して浅い角度で無理なく導出することになり、かつ処置具導出部から導出された処置具を観察視野内に確実に捉えることができ、しかも観察視野が妨げられるのを抑制できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す斜視内視鏡の全体構成図である。
【図2】挿入部の先端部分の縦断面図である。
【図3】挿入部の先端側から見た外観図である。
【図4】斜視内視鏡を用いて胃内検査を行っている状態を示す作用説明図である。
【図5】斜視内視鏡に挿通される処置具の一例としての鉗子の全体構成図である。
【図6】図5の鉗子を挿通させた時において、ガイド面に乗り上げ直後の位置を示す作動説明図である。
【図7】鉗子を起立操作可能な位置まで導出させた状態を示す作動説明図である。
【図8】鉗子を観察視野と平行な方向に向くように起立操作させた状態を示す作動説明図である。
【図9】観察視野内での鉗子の像を表示する説明図である。
【図10】ガイド面を形成した処置具起立台の断面図である。
【符号の説明】
1 本体操作部 2 挿入部
2c 先端構成部 4 傾斜平面部
6 観察窓 7 処置具導出部
10 先端部本体 11 絶縁カバー
15 対物レンズ 19 処置具通路
19a 部分開放通路部 19b トンネル状通路部
20 処置具挿通チャンネル 21 連結パイプ
22 先端開口 23,40 処置具起立台
23a,40a 案内面 25,41 ガイド面
30 鉗子 31 把持爪
32 取付リング 33 コード部材

Claims (2)

  1. 挿入部の先端構成部に、この挿入部の軸線に対して所定角度を有する傾斜平面部を形成して、この傾斜平面部に照明部及び観察部を設けると共に、先端開口を有する処置具導出部を形成した斜視内視鏡において、
    前記挿入部の中心軸線をA、前記観察部の光軸をA、前記挿入部内で前記中心軸線A方向に設けた処置具挿通チャンネルに接続された処置具導出部の処置具通路の通路延長線をAとし、また中心軸線Aに対する光軸Aの角度をθ 、光軸Aと通路延長線Aとの角度をθ としたときに、角度θ は角度θ より小さくなるように設定し、
    前記処置具通路は、可撓性を有するチューブからなる処置具挿通チャンネル及びこの処置具挿通チャンネルに連結した連結パイプと、トンネル状通路部と、その先端側の少なくとも上部位置が開口した開放通路部とから構成されて、前記通路延長線Aを前記中心軸線Aに対して所定の角度傾斜させ、
    前記開放通路部に、前記処置具を起立操作するための案内面を有する処置具起立台を設け、またこの処置具起立台の案内面の延長線位置に突出部を形成し、前記処置具挿通チャンネルから前記連結パイプへの移行部と、この突出部との2箇所を角度変化部として、前記処置具が前記処置具挿通チャンネル内に挿入されたときに、まず前記処置具挿通チャンネルから前記連結パイプへの移行部で所定角度立ち上がり、また前記突出部の位置でさらに立ち上がるように角度変化するようになし、
    しかもこの処置具の前記中心軸線Aに対する前記突出部からの立ち上がり角度は前記角度θ より浅い角度とする
    構成としたことを特徴とする斜視内視鏡の処置具挿通チャンネル。
  2. 前記先端構成部は、先端部本体と、この先端部本体を覆う絶縁カバーとから構成され、前記突出部はこの絶縁カバーに形成する構成としたことを特徴とする請求項1記載の斜視内視鏡の処置具挿通チャンネル。
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