JP3565354B2 - 画像データ伝送方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は画像データ伝送方法に関し、特に編集を必要とする画像データを圧縮符号化して伝送する場合に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
従来、放送局等の番組制作現場では、ENG(electronic news gathering )やEFP(electronic field production )等のようなオンライン電子編集システムがある。この電子編集システムに画像データの圧縮符号化の技術を導入する場合には、バツフアメモリの制約から、画像データの伝送や記録再生、さらに編集等に対してリアルタイム性が必須条件とされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこのようなリアルタイム性のため、1フイールド内のデータ数や拘束長等にその影響が出て、データ数を減らすと拘束長が大きくなり、逆に拘束長を小さくしようとするとデータ数が多くなるという矛盾が生じ、有効な圧縮率が見い出せないという問題があつた。
【0004】
特に編集の場面では、1フイールド毎のリアルタイム編集のイメージが強く、インターフイールド/フレームの圧縮符号化コードは採用不可能と考えられて、結局イントラフイールド/フレームのみのJPEGのような圧縮符号化が使用されてきた。ところがこの場合、動画のインターフレーム相関分を逆に損うことになり、動的なノイズの増加のため、圧縮率を大幅に向上させることができず、結局画像データについての圧縮符号化の技術を、ENG等のオンライン電子編集システムに取入れることができなかつた。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、画像データを圧縮符号化して伝送する際に、編集にも容易に対応し得る画像データ伝送方法を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、圧縮符号化された画像データ(DT)を伝送する画像データ伝送方法において、圧縮符号化されたコードの拘束長(L)を有限長とすると共に、拘束ブロツク毎に復号化のためのヘツダ(H)を配し、編集時におけるカツトイン/アウトポイントを示すフイールドIDと、該フイールドID以前又は以降が有効であることを示すフラグ情報とを、上記ヘツダに配するようにした。
【0007】
また本発明においては、フラグ情報(F)を用いて圧縮符号化されたコードを組み変えずに、カツト編集するようにした。
【0008】
【作用】
圧縮符号化されたコードの拘束長(L)を有限長とすると共に、拘束ブロツク毎に復号化のためのヘツダ(H)を配し、編集時におけるカツトイン/アウトポイントを示すフイールドIDと、該フイールドID以前又は以降が有効であることを示すフラグ情報とを、上記ヘツダに配するようにし、さらにそのフラグ情報(F)を用いて圧縮符号化されたコードを組み変えずに、カツト編集するようにしたことにより、画像データ(DT)を圧縮符号化して伝送する際に、編集にも容易に対応し得る。
【0009】
【実施例】
以下図面について本発明の一実施例を詳述する。
【0010】
図1において、1は全体として本発明による画像データ伝送方法を適用するENG等の電子編集システムを示し、ENG用のカメラ2で撮影された画像データが、デイスクメデイア3に録画されたり、公衆電話回線、ISDN回線、UHF無線伝送等種々のデータ伝送手段4によつて、データポツド5へ伝送される。
【0011】
データポツド5はデイスクメデイア3を再生する複数のデイスク再生装置6A〜6Dや、データ伝送手段4を通じて伝送される画像データを受ける受信装置7と、パーソナルコンピユータ8の制御に基づいて、伝送される画像データを処理するデータプロセツサ9とで構成されている。このデータポツド5では、必要なカツトのみが選択されてビデオテープレコーダ(VTR)10へ番組として一本化されて録画されたり、また直接番組としてオンエアーされる。
【0012】
この一連の電子編集システム1の処理中に使用される画像データの基本的なフオーマツトを図2(A)に示す。図中データブロツクDTn は画像データ部であり、Hn は各データブロツクのヘツダである。Ln はデータブロツクの長さで予め規定されたフイールド単位の拘束長に対応する。画像データの内容により拘束長Ln は伸縮する。各フイールド単位の画像データ部DTn とヘツダHn については規定しないが、ヘツダHn 中のフイールドのIDはデコードすることなくとれるものとする。
【0013】
ヘツダHn には画像データ部DTn を元に復号化するために必要な情報が入れられており、その情報により前後のブロツクに影響されることなく、1拘束長分の画像フイールドが復元される。この実施例では、図2(B)に示すように、ヘツダHn の一部分にフラグ情報Fn の有効フイールドIDを追加する。このフラグ情報Fn としては、画像データ部DTn がオリジナル画像のとき無効フラグが入り、編集時にはカツトイン/アウトポイントを含むデータブロツクに、カツトイン/アウトポイントのフイールドIDが入る。なおこのフイールドIDは0〜拘束長までの値が設定される。同時に当該フイールドID以前又は以降が有効であることを示すフラグ情報が設定される。
【0014】
ここで例えば2台のデイスク再生装置6A、6Bで、それぞれ再生中の第1及び第2の番組PGM1及びPGM2をカツト編集する動作を図3に示す。すなわちこの編集としては、カツトイン点として第1の番組PGM1(図3(A))のフイールドaから、第2の番組PGM2(図3(B))のフイールドbへつなぎ、カツトアウト点として第2の番組PGM2のフイールドdから、第1の番組PGM1のフイールドcへつなぐような編集を行い、VTR10に編集結果(図3(C))として記録する。
【0015】
この場合、第1の番組PGM1の図中2番目のデータブロツクのヘツダには、フイールドaを示すフイールドIDとフイールドa以前が有効なことを表すフラグ情報「−」が付加され、また図中4番目のデータブロツクのヘツダには、フイールドcを示すフイールドIDとフイールドc以降が有効なことを表すフラグ情報「+」が付加されている。
【0016】
同様に第2の番組PGM2の図中2番目のデータブロツクのヘツダには、フイールドbを示すフイールドIDとフイールドb以降が有効なことを表すフラグ情報「+」が付加され、また図中4番目のデータブロツクのヘツダには、フイールドdを示すフイールドIDとフイールドd以前が有効なことを表すフラグ情報「−」が付加されている。
【0017】
この編集結果として、フイールドaを含むデータブロツクまで第1の番組PGM1の内容が記録され、続いてフイールドbを含むデータブロツクから第2の番組PGM2の内容の記録が開始される。次にフイールドdを含むデータブロツクまで第2の番組PGM2の内容が記録され、続いてフイールドcを含むデータブロツクから第1の番組PGM1の内容の記録が開始される。
【0018】
なおこの編集結果を再生する際には、少なくともデータブロツクの拘束長の最長データに対応するバツフアメモリを持ち、1データブロツクを一旦復元可能な状態におき、その上で有効フイールドIDを評価して実際に復元するフイールドを決定する。すなわち図3のような場合には、フイールドaを含むデータブロツクのフイールドa以降からフイールドbを含むデータブロツクのフイールドb以前の区間eのフイールドと、フイールドdを含むデータブロツクのフイールドd以降からフイールドcを含むデータブロツクのフイールドc以前の区間fのフイールドとは、実際には再生しないように制御される。
【0019】
例えば拘束ブロツク長を8フイールドとし、1/30圧縮を行つて1回/3秒の編集を行うと、1カツト毎に最大8×2F/30のデータ量増加が生じる、これはデータレートにして4/45(〜9%)の増加になる。通常の編集よりは編集レートははるかに低い(1回/5〜30秒)と考えられるので、実質的にはデータレートの増加は本質的な問題とはならない。リアルタイム系ではないため、伝送、録再等の処理は必要レートをカバーしている必要があるが、実質最大レートを上限に設定しておけば、まずカタストロフイに落入ることはない。
【0020】
ここで具体的なフオーマツトについて、例えばデータブロツクの拘束長を最大8フイールドとし、圧縮率を1/30程度として以下に示す。実際上4:2:2、525/60方式のデイジタル画像データを原画像とすると平均的な画像データブロツクには、次式
【数1】
Figure 0003565354
で表されるデータが存在する。ヘツダにはそれぞれの圧縮フオーマツトに従つて独自のヘツダ情報が入れられる。ここではブロツクコードの3バイト(62時間分)分が入れられる。
【0021】
次にカツトイン/アウトポイントのフイールドIDと、以前/以降を示すフラグ情報に対して1バイトを割当て、図4に示すように、ビツトを割り当てる。これによりカツトイン(1回目)のポイントにおける作成データは、図5に示すようになる。なおこのデータからさらに8フイールド以内の編集を行う(8フイールド以下のカツトをつくる)ことは現実的でないため、考慮していない。
【0022】
以上の構成によれば、圧縮符号化されたコードの拘束長を有限長とすると共に、拘束ブロツク毎に復号化のためのヘツダを配し、ヘツダに対応する拘束ブロツクの最終有効フイールドを示すフラグ情報を配するようにし、さらにそのフラグ情報を用いて圧縮符号化されたコードを組み変えずに、カツト編集するようにしたことにより、画像データを圧縮符号化して伝送する際、編集にも容易に対応し得る。
【0023】
またインターフイールド/フレームの相関を使つた圧縮コードの採用を可能にしながら、フイールド単位のカツト編集にも対応することが可能になる。具体的には平均レートで1/30〜1/50程度の圧縮が、フイールド単位のカツト編集を前提として可能になる。これはデイスク等の中容量メデイアを使つて20分〜1時間程度の番組の収録が可能となることを示している。
【0024】
なお上述の実施例においては、デイスク再生装置で再生した番組の画像データを編集して、VTRに番組として録画する場合について述べたが、カツト編集であれば、画像データの入力媒体や出力媒体は、デイスクやビデオテープに限らず、オンラインで入力されたり、直接オンエアーするような場合にも広く適用して好適なものである。
【0025】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、圧縮符号化されたコードの拘束長を有限長とすると共に、拘束ブロツク毎に復号化のためのヘツダを配し、編集時におけるカツトイン/アウトポイントを示すフイールドIDと、該フイールドID以前又は以降が有効であることを示すフラグ情報とを、上記ヘツダに配するようにし、さらにそのフラグ情報を用いて圧縮符号化されたコードを組み変えずに、カツト編集するようにしたことにより、画像データを圧縮符号化して伝送する際、編集にも容易に対応し得る画像データ伝送方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像データ伝送方法を適用した電子編集システムの全体構成を示すブロツク図である。
【図2】本発明の画像データ伝送方法による画像データのフオーマツトの説明に供する略線図である。
【図3】図2の画像データを用いた編集動作の説明に供する略線図である。
【図4】図2の画像データのフオーマツトのうちヘツダの構成を示す略線図である。
【図5】図4のヘツダの構成に対応して画像データの編集結果を示す略線図である。
【符号の説明】
1……電子編集システム、2……カメラ、3……デイスクメデイア、4……データ伝送手段、5……データポツド、6A〜6D……デイスク再生装置、7……受信装置、8……パーソナルコンピユータ、9……データプロセツサ、10……VTR。

Claims (1)

  1. 圧縮された画像データを伝送する画像データ伝送方法において、
    拘束長を有限長とする上記画像データのデータブロツク毎にヘツダを配し、
    編集時におけるカツトイン/アウトポイントを示すフイールドIDと、該フイールドID以前又は以降が有効であることを示すフラグ情報とを、上記ヘツダに配する
    ことを特徴とする画像データ伝送方法。
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