JP3564198B2 - 音響式温度計及びそれを用いた石炭焚ボイラ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ガス流体の温度計に係り、特に石炭焚ボイラのように溶融灰が浮遊している高温ガスの音速を測定して、高温ガスの温度を求める音響式温度計に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダクト内を流れる流体の温度を計測する方法の一つとして、流体中の音速が流体の温度T(K)によって変化することを利用する方法がある。流体中の音速c(m/s)は、次式のように表される。なお、式中のαはガスの組成によって決まる定数、Tはガス温度である。
【0003】
c=α・√(T) (1)
この方法を用いた具体的な装置構成を図6に示す。一般に流体の温度を測定する場合、同図に示すように、被測定流体を挟んで音響送信器3と音響受信器4を設置し、その間の伝播時間tを測定する。この時、伝播時間tは次式で表すことができる。
【0004】
t=L/〔α・√(T)〕 (2)
ここに、Lは音響送信器3と音響受信器4間の距離であり、予め測定しておく必要がある。この伝播時間tよりガス温度Tが算出できる。
【0005】
この方法を高温ガスの温度計測に適用する場合には、図7に示す装置構成となる。一般に音響センサの耐熱温度は60℃程度であるために、100℃以上の高温ガスの温度計測のために、導波管2を介してダクト19に音響送信器(スピーカ)3および音響受信器(マイク)4を設置する。また大きな音をダクト19内に放出するために、音響送信器3側にホーン20を使用する場合もある。
【0006】
また、この音波を用いた温度計測は、図8に示すように、複数の音響センサ18(音響送信器3と音響受信器4を兼ね備えたセンサ)をダクト19の周囲に配置して温度分布が測定できるという特長を有している。
【0007】
なお、従来の関連技術として、特開昭63−231682号公報、特開平1−304334号公報、特開平1−68627号公報などに記載された提案がある。
【0008】
図9はボイラ過熱器の火炉側の炉壁に音響センサ18を設置し、ガス温度を計測した例を示す図である。
【0009】
過熱器26の火炉側のガス温度を測定できれば、火炉での燃焼状態、炉壁での吸熱状態などを的確に知ることができるようになるので、石炭焚ボイラの制御に有効である。過熱器26の火炉側に設置された音響センサ18の信号は音響式温度計27に送られ、それを基にボイラ制御器28により燃料調整器30を制御してバーナへの燃料調整を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、石炭焚ボイラに上記システムを適用する場合、次のような問題が生じる。
【0011】
石炭焚ボイラにおいては、燃料である石炭が燃焼した後に灰が残る。この灰の溶融温度は一般に1300〜1500℃である。火炉内の温度は火炉出口部で1200〜1300℃程度であるので、溶融した灰が炉壁および伝熱管に付着する。
【0012】
石炭焚ボイラではこの灰が過熱器26に付着するのを防ぐために、図10に示すように、過熱器26の上流側に灰除去用伝熱管29を設置している。この灰除去用伝熱管29の設置により、炉内の灰は灰除去用伝熱管29で冷却、固形化され、その殆どが灰除去用伝熱管29に付着した後、図示していないスートブロアによって剥がされ、灰は火炉下部より取り除かれる。補集されずに灰除去用伝熱管29を通過した灰は殆どが固まった状態となっており、過熱器26に付着する灰は僅かである。
【0013】
しかし、このような灰除去用伝熱管29が上流側にあるために、例えば図10のAで示す位置に、音響センサ18を設置した場合、音響センサ18で測定したガス温度は灰除去用伝熱管29で冷却されたガス温度であり、それ故に火炉の状態を敏感に反映したガス温度ではない。
【0014】
火炉状態をより敏感に反映したガス温度を測定するためには、音響センサ18を灰除去用伝熱管29の上流側(図10のB位置)に設置する方法が考えられる。しかし、灰除去用伝熱管29の上流側のガス温度は1300℃以上であり、灰が溶融している状態である。そのため、灰除去用伝熱管29の上流側の側壁に音響センサ18を設置すると、この音響センサ18に灰が付着し、音波を発信、受信するための穴が閉塞してしまうという問題が生じる。
【0015】
図11は音響センサ18を石炭焚火炉の灰除去用伝熱管29の上流側に設置した場合の灰の付着状態を示す図であり、(a)はホーンの正面図、(b)は側面図である。ホーン20の先端に灰31が付着し、穴35を塞いでいる。そのために、スピーカ3から発した音波が炉内に送出できず、ガス温度を測定することができない。21はマイク用導波管、23はスピーカ用導波管2に開口する空気噴出孔である。
【0016】
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、火炉状態をより敏感に反映したガス温度を測定することができる音響式温度計を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、側壁の一方に音響送信器を設置し、側壁の他方に音響受信器を設置し、その音響送信器と音響受信器間の音波の伝播時間を測定して側壁間を流れるガスの温度に換算する音響式温度計において、前記音響送信器を接続するホーンの開口部にリングを設け、そのリングの内周面にホーンの開口部の内側に向けて灰付着防止用媒体を噴出する多数の噴出孔が形成されており、前記リングの外周面にホーンの開口部の外側に向けて灰付着防止用媒体を噴出する多数の噴出孔が形成されており、その噴出孔から噴出される灰付着防止用媒体が隣接する噴出孔から噴出される灰付着防止用媒体と重なるように前記噴出孔をそれぞれ形成したことを特徴とする。
【0019】
【作用】
本発明においては、ホーン先端の周囲よりガスを噴出することで、炉内を浮遊している灰がホーンの開口部に付着しなくなるので、火炉状態をより敏感に反映したガス温度を測定することができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は実施例に係る音響センサの構成図である。
【0021】
この装置は、石炭焚ボイラの火炉出口ガス温度を測定するために作製した音響式温度計の音響センサ部分である。この音響センサは図10に示すように、石炭焚ボイラの灰除去用伝熱管29の上流側(Bの位置)に設置し、火炉出口部のガス温度の変動をとらえて、ボイラの制御に反映させている。
【0022】
本発明による音響センサは、スピーカ3を接続した内径200mmのホーン20と、ホーン開口部(穴35)に設置されたリング36の内周および外周に所定間隔で設けた多数の灰付着防止用媒体噴出孔34と、ホーン20内に入り込んだ灰を吹き飛ばすためにホーン20の絞り部に設けた空気噴出孔23とを備えている。ホーン20は灰が付着しにくく、かつ、炉内からの輻射熱によりホーン20が加熱されるのを防ぐために水壁1による水冷構造としている。
【0023】
また、一端にマイク4を付けたマイク用導波管21をホーン20内に挿入している。
【0024】
空気を噴出する際に騒音が発生して測定の妨げとなる。そこで、スピーカ3から音波を発信する際には、空気を噴出しないように空気配管に電磁弁33を設け、それの開閉は制御装置によりコントロールされる。
【0025】
音波送信器3から音波を発信し、炉内を伝って他方の音波受信器4で受信した信号から音波が炉内を伝播する時間を検出し温度に換算する制御装置は、図2に示すように、制御器5、波形発生器(電源7、コンデンサ8、スイッチ回路9から構成される)6、リレー10、受信用アンプ12、バンドパスフィルタ13、A/D変換器14、伝播時間検出器15、伝播時間補正器25、温度換算器16および表示器17とからなっている。
【0026】
この装置を用いて温度を測定する手順を以下に示す。まず、制御器5からリレー制御信号をリレー10に送出し、リレー10を切り替えて音波を発信するスピーカ3と波形発生器6とを接続する。いま、スピーカ3−1から音波を送信するように設定したとする。
【0027】
次に、制御器5は、電磁弁33を閉じる信号を電磁弁33に発信し、電磁弁33を閉じ、空気が各空気噴出孔23から噴出するのを停止させる。
【0028】
その後、制御器5は、測定開始信号を波形発生器6に送出し、この信号を受けて波形発生器6はパルスをスピーカ3−1に送出する。波形発生器6はコンデンサ8に貯えた電荷をスイッチ回路9により一定時間放電させることによりパルスを発生する。スピーカ3−1から発した音波は、導波管2−1とホーン20−1を介して炉内に送出され、炉内のガス中を伝って対向側のマイク用導波管21−2を伝ってマイク4−2に達する。このマイク4−2で受信した信号を一旦音響センサ部のマイクアンプ11で増幅し、制御盤に送信する。
【0029】
制御盤では、この信号を再度受信用アンプ12で増幅した後、バンドパスフィルタ13を通過し、A/D変換器14でデジタル化する。伝播時間検出器15では、このデジタル信号からスピーカ3−1からマイク4−2間の音波の伝播時間t12を検出する。
【0030】
一方、ホーン20−1から炉内に音波を送出する時、音波の一部はマイク用導波管21−1を介してマイク4−1に到達する。このマイク4−1で受信した信号から時間tm1が求まる。同様に、スピーカ3−2から音波を発信すれば、スピーカ3−2からマイク4−1まで音波が伝播する時間t21とスピーカ3−2からマイク用導波管21−2を伝って、マイク4−2まで音波が伝播する時間tm2が求まる。そして、伝播時間補正器25では以下の式に基づき、炉内を伝わる伝播時間tを算出する。
【0031】
t=〔(t12+t21)−(tm1+tm2)〕/2 (3)
温度換算器16ではこの伝播時間tを前記式(2)に基づき、炉内のガス温度に換算し、表示器17で測定温度を表示する。
【0032】
その後、制御器5から電磁弁33を開とする信号を電磁弁33に送り、電磁弁33を開き、各空気噴出孔23から空気を噴出し、灰の付着を防止する。
【0033】
以上、電磁弁33を閉じ温度を測定し、再び電磁弁33を開くまでの時間はおよそ2秒ほどである。温度を測定する間隔は制御器5によって決定するようにしてあるが、通常一定負荷でボイラを運転する場合は30秒間隔とし、負荷変化等のように火炉内の温度が急変する場合は2秒間隔としている。
【0034】
図3は第1の実施例に係るホーンの開口部の噴出孔から灰付着防止用媒体を噴出する様子を示す模式図であり、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
【0035】
ホーン20の開口部(穴35)にはリング36が設けられ、この内周と外周に噴出孔34が形成されている。
【0036】
噴出した空気の間から灰31が入り込むことが考えられるので、噴出空気が隣接する孔34から噴出した空気と重なるように噴出孔34の位置を決めた。灰付着防止用媒体噴出孔34の直径を3mmとした場合、噴出空気の広がりを考慮すると、噴出孔34を25mm以下の間隔で設置する必要がある。
【0037】
本実施例では18mm間隔とし、リング36の周囲に32個の噴出孔34を開け、10〜30Nm3 /hの空気を噴出した。このようにして、ホーン20の先端の周囲から空気を噴出させた場合、灰31の付着が防止できることがわかる。
次に、ホーンの水冷構造について説明する。
【0038】
水壁1より火炉側に音響センサ3を設置した場合、炉内より受ける熱量(主に輻射熱)が増大する。例えば、従来の水壁1の後流のガス温度を1100℃、水壁1の前流のガス温度を1300℃と仮定すると、受ける熱量は2倍になる。そのために音響センサ3のホーン20を水冷構造とする必要がある。
【0039】
また、温度を測定する際には電磁弁33を閉じ、空気の噴出を止める。時間的には僅かの間であるが、この際に灰31がホーン20内に侵入する心配がある。そのために、ホーン20内に灰31が侵入した場合についても考慮する必要がある。溶融した灰31が付着する場合、高温壁に付着する場合と低温(水冷)壁に付着する場合とで、その付着の強度が違う。低温壁の場合は灰31が壁に付着すると固形化するが、低温壁で急冷されるために灰31が収縮する。そのために、壁から剥がれやすくなる。それ故、ホーン20の絞り部に設置した空気噴出孔23より吹き出した空気によって、容易に灰31を吹き飛ばすことができる。
【0040】
図4は第2の実施例に係るホーンの開口部の噴出孔から灰付着防止用媒体を噴出する様子を示す模式図であり、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
【0041】
この実施例では、灰付着防止用媒体噴出孔34の向きを円周方向に角度を付けて旋回流を形成するように設置している。旋回させながら空気を噴出することで、噴出流の間から灰31が入り込むのを防げるので、噴出孔34の数を減らすことができる。
【0042】
図4の例では、音響マイク4を取り付けた導波管21の縁の接線に対し、20度の角度となるように取り付けているが、10〜40度の範囲内ではほぼ同等の効果がある。
【0043】
図5は第3の実施例に係るホーンの開口部の噴出孔から灰付着防止用媒体を噴出する様子を示す模式図であり、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
【0044】
この実施例は、灰付着防止用媒体噴出孔34をスリット状にし、かつ、2列に重なるように配置した例である。このような構造においても、上記と同様の灰の付着を防止する効果がある。
【0045】
以上は、灰の付着を防止するための噴出媒体として空気を使用した例について述べてきたが、この灰付着防止用媒体は空気以外の例えば、低温の排ガスや蒸気等であってもよく、空気とほぼ同一の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、ホーン先端の周囲よりガスを噴出することで、炉内を浮遊している灰がホーンの開口部に付着しなくなるので、溶融した灰が浮遊している火炉内であっても、ガス温度を常に計測することができる。そのため、水系の影響を殆ど受けない温度が測定できるので、より高精度に石炭焚ボイラの制御ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る音響センサの構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る音響式温度計の構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るホーンの開口部の噴出孔から灰付着防止用媒体を噴出する様子を示す模式図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るホーンの開口部の噴出孔から灰付着防止用媒体を噴出する様子を示す模式図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るホーンの開口部の噴出孔から灰付着防止用媒体を噴出する様子を示す模式図である。
【図6】音響式温度計の基本概念図である。
【図7】音響式温度計を高温のガス温度計測に適用する際の概略図である。
【図8】音響式温度計を応用し、温度分布を計測する例を示す概略図である。
【図9】音響式温度計をボイラの制御に利用した例を示す概略図である。
【図10】音響式温度計をボイラの制御に利用した他の例を示す概略図である。
【図11】ホーン先端に灰が付着した状態を示す模式図である。
【符号の説明】
3 音波送信器
4 音波受信器
20 ホーン
34 噴出孔
36 リング
Claims (3)
- 側壁の一方に音響送信器を設置し、側壁の他方に音響受信器を設置し、その音響送信器と音響受信器間の音波の伝播時間を測定して側壁間を流れるガスの温度に換算する音響式温度計において、
前記音響送信器を接続するホーンの開口部にリングを設け、
そのリングの内周面にホーンの開口部の内側に向けて灰付着防止用媒体を噴出する多数の噴出孔が形成されており、前記リングの外周面にホーンの開口部の外側に向けて灰付着防止用媒体を噴出する多数の噴出孔が形成されており、
その噴出孔から噴出される灰付着防止用媒体が隣接する噴出孔から噴出される灰付着防止用媒体と重なるように前記噴出孔をそれぞれ形成したことを特徴とする音響式温度計。 - 請求項1記載の音響式温度計において、前記噴出孔から噴出される灰付着防止用媒体が旋回流を形成するように前記噴出孔が前記リングの円周方向に角度をつけて設けられていることを特徴とする音響式温度計。
- 過熱器と、その過熱器の上流側に設置された灰除去用伝熱管と、その灰除去用伝熱管の上流側の火炉側壁に設置された音響式温度計とを備えた石炭焚ボイラにおいて、前記音響式温度計が請求項1または請求項2記載の音響式温度計であることを特徴とする石炭焚ボイラ。
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