JP3563592B2 - パケット組立装置およびパケット通信システム - Google Patents

パケット組立装置およびパケット通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のパケット対象の信号をパケットに組み立て、パケット回線に出力するパケット組立装置、およびパケット組立方法に関する。また、パケット組立装置と、この装置から出力されるパケットを受信するパケット受信装置とを含むパケット通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、音声信号や画像信号などの非パケット情報をパケットに組み立て(Assembly)てパケットを送信し、相手端末と通信することができるようになっている。図2は、複数の音声信号をパケットに組み立てて送信し、受信側でパケットを組み立てて元の音声信号を復元するパケット通信システムの概念を概略的に示す構成図である。
【0003】
この図において、電話端末2、4、6から出力される音声信号8、10、12はパケット組立装置14に与えられる。パケット組立装置14は、入力音声信号8、10、12をそれぞれパケットに組み立て、パケットヘッダに宛先を含めたパケット16を組み立られた順番に出力し、パケット網18への回線へ出力する。パケット組立装置14から出力されたパケットの宛先が特定のパケット分解装置、たとえば20を示していれば、パケット網18からそのパケット分解装置20に与えられる。パケット分解装置20は、受信したパケット22を複数分解して、音声信号30、32、34を復元し、宛先の電話端末24、26、28に与える。
【0004】
また、他の電話端末36、38、40から出力される音声信号42、44、46は、パケット組立装置48に与えられる。パケット組立装置48は、入力音声信号42、44、46をそれぞれパケットに組み立て、パケットヘッダに宛先を含めたパケット50を組み立てられた順番に出力し、パケット網18への回線へ出力する。パケット組立装置48から出力されたパケット50の宛先が特定のパケット分解装置、たとえば52を指示していれば、パケット網18からパケット分解装置52に与えられる。パケット分解装置52は、受信したパケット52を複数分解して、音声信号54、56、58を復元し、宛先の電話端末60、62、64に与える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のようなパケット通信システムにおいては、たとえば、パケット組立装置14は入力音声信号8、10、12を並行して処理し、パケットにそれぞれ組み立てるため、同じ時期に3回線からのパケットが生成されることがある。3つのパケットが同じ時期に生成されても、同時にパケット網18に送信することはできないので、いずれかのパケットを先に送信し、残りのパケットを待たせる必要が生じる。
【0006】
このため、更に多くの複数の電話端末からの音声信号を並行して組み立てるようになると、益々多くのパケットの送信待ちが起きる可能性が高くなる。また、各電話端末から送信される音声信号は、非同期で送信され、パケット組立装置14に与えられるため、それぞれの音声信号に対するパケット化処理も非同期で行われ、パケットの発生頻度も不均一であるため、送信待ち時間も一様でない。このため、受信側のパケット分解装置20に与えられ電話端末24、26、28に与えられるまでの時間も不均一となり、パケットが早く届く電話端末と遅く届く電話端末との間の時間差が大きくなるという問題がある。
【0007】
また、多くのパケット組立装置14、48がパケット網18にパケットを並行して送信するようになると、パケット網18内での輻輳が起きるようになる。このようになった場合、パケット組立装置14、48から送信したパケットが、迅速に宛先のパケット分解装置20、52に届かないという問題が起きる。さらに、パケット網18における輻輳によって宛先のパケット分解装置20、52に与えられるべきパケットが紛失されることも起こりやすくなる。
【0008】
このようなことから、複数のパケット化対象の信号を並行して取り込み、パケットに組み立てて迅速に回線へ送信することができると共に、パケット網に輻輳が起きている場合に適切な対応をとり、パケット網の輻輳状態を悪化させないようにすることができ、パケットがパケット網内で紛失したり宛先に届かなかった場合にも対処することができるパケット組立装置およびパケット組立方法、ならびにパケット通信システムの実現が要請されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明のパケット組立装置は、複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、それぞれパケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、それぞれ所定長のパケットに組み立てる複数のパケット化手段と、各パケット化手段におけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、所定の時間間隔でパケット化処理タイミングを制御する制御信号を生成し、各パケット化手段に与える制御手段と、各パケット化手段で組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持する保持手段と、この保持手段に保持されているパケットをそれぞれ回線へ出力していく出力手段とを含む。
【0010】
このような構成を採ることで、各パケット化手段に同時に信号が与えられた場合でも、パケット化処理の開始タイミングが各パケット化手段で所定の時間間隔ずらされるため、所定長のパケットに組み立てられ出力されるタイミングもずれて出力され、保持手段に保持される。このため、保持手段に同時に複数のパケットが保持されることは起きない。そして、保持されたパケットは、回線で規定されている伝送速度で回線へ出力する。
【0011】
パケット長は、パケットの回線への送信に要する時間(=パケット長/送信伝送速度)と、パケット化処理タイミングをずらせる前記所定の時間間隔との関係で決定し、保持手段に複数のパケットが同時に保持されないようにすることができるようになる。これによってパケット送信待ちをなくすことができる。
【0012】
すなわち、前記所定の時間間隔をτ0 とし、パケット組立てにかける時間をτ1 とし、1パケットを回線に出力するためにかかる時間をτ2 とし、パケット化手段の数をnとしたとき、τ2 ≦τ0 ≦τ1/n の関係を満足するように前記各時間を設定することで、送信待ちをなくし、迅速に回線へ出力することができる。
【0013】
また、回線から回線側の輻輳状態を表す輻輳情報を受信する受信手段を含み、制御手段は、この受信した輻輳情報に基づき、所定の時間間隔を長くすると共に、パケット組立てにかける時間を長くするように、各パケット化手段を変更制御するように構成するとよい。これによって、パケット網が、輻輳状態の時には、回線へ出力させるパケットの出力間隔を長くして出力パケット量を削減し、網の輻輳状態を悪化させないようにすることができる。
【0014】
そして、輻輳状態が解除された場合は、元の所定の時間間隔によりパケット組立て開始を行わせ、かつパケット組立てにかける時間も元にもどし、遅延なく回線へ迅速にパケットを出力することができる。
【0015】
また、本発明のパケット通信システムは、複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、パケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、組立てパケットの組立てシーケンスを表す情報を含む所定長のパケットに組み立てる複数のパケット化手段と、回線側からパケットの紛失を表すパケット紛失情報を受信する受信手段と、各パケット化手段におけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、所定の時間間隔でパケット化処理タイミングを制御する制御信号を生成し、各パケット化手段に与えると共に、パケット紛失情報が受信された場合は、所定の時間間隔を長くし、かつパケット組立てにかける時間を長くするように、各パケット化手段を制御する制御手段と、各パケット化手段で組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持する保持手段と、この保持手段に保持されているパケットをそれぞれ回線へ出力していく出力手段とを含むパケット組立装置と、回線側の網からパケットを受信し、受信パケットに含まれる組立シーケンスを表す情報を検出し、パケットの紛失が検出されると、パケットの紛失を表す情報を回線側へ出力するパケット受信装置とを含む。
【0016】
このような構成を採ることで、たとえば、パケット網の輻輳の影響によってパケットの紛失が起きている場合に、パケット組立装置は、パケット組立ての開始タイミングを制御する所定の時間間隔を長くすると共に、パケット組立てにかける時間を長くするように、各パケット化手段を変更制御する。これによって、パケット網へ出力させるパケットの出力間隔を長くして出力パケット量を削減し、網の輻輳状態を悪化させないようにすることができる。
【0017】
そして、パケット紛失状態が解除された場合は、元の所定の時間間隔によりパケット組立て開始を行わせ、かつパケット組立てにかける時間も元に戻し、遅延なく回線へ迅速にパケットを出力することができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の好適な実施例を図面を用いて説明する。そこで、まず、本発明の実施例の説明を詳細に行う前に、前段で前述の従来の問題点をさらに定量的に説明した上で、本実施例で具体的にどのようにして問題を解決するべきかを説明する。
【0019】
そこで、図3は、一般的なパケット組立装置14の概略構成を示す図である。この図において、パケット組立装置の端末回線収容回路68は、端末からの回線70、72、74、76を収容し、端末からの音声信号や画像信号などをパケット化対象の信号として取り込む。端末回線収容回路68は、中央制御回路78からバスライン80を通じて制御される。取り込まれたパケット化対象の信号はそれぞれ、スイッチ回路82に与えられ、中央制御回路78からの制御によってスイッチ接続され、パケット組立回路84に与えられる。パケット組立回路84には、パケット組立部86、88、90、92が含まれ、ここでパケット化対象の信号がそれぞれパケットに組み立てられる。
【0020】
得られたパケットはバスライン80に出力され、回線制御回路94に与えられる。回線制御回路94では、パケット組立回路84から与えられるパケットをパケット回線96へ出力する。メモリ回路98は、中央制御回路78からバスライン80を通じて各回路を制御するためのプログラムやデータを格納している。
【0021】
図4は、図3に記載されているパケット組立装置に使用されている一般的なパケット組立回路84の構成を示す図である。この図において、回線83によってパケット化対象信号がパケット組立部86に与えられ、アナログ信号からデジタル信号に変換され、そして所定長のパケットに組み立てられ、送信待ちキュー(QUEUE) 回路100 に与えられる。パケット組立部88も、回線85から与えられるパケット化対象の信号をデジタル信号に変換して、所定長のパケットに組み立てて送信待ちキュー回路100 に与える。
【0022】
パケット組立部90も、回線87から与えられるパケット化対象の信号をデジタル信号に変換して、所定長のパケットに組み立てて送信待ちキュー回路100 に与える。パケット組立部92も、回線89から与えられるパケット化対象の信号をデジタル信号に変換して、所定長のパケットに組み立てて送信待ちキュー回路100 に与える。
【0023】
送信待ちキュー回路100 には、与えられたパケットが順番に格納され、パケット送信回路102 が空くとこれを読み出し、与える。パケット送信回路102 は、与えられるパケットを回線104 へ出力する。送信待ちキュー回路100 には、非同期でパケットが与えられるため、同じ時期にパケットが与えられると、複数のパケットがため込まれ、送信待ちになる可能性がある。
【0024】
そこで、図5は、図4に記載されているパケット組立回路のパケット組立ての処理タイミングチャートである。この図は、回線83、85、87、89から同じ時期にパケット化対象の信号がパケット組立部86、88、90、92に与えられたときのパケットが生成されるタイミングと、回線104 に出力されるタイミングを表している。パケット化対象の信号がパケット組立部86、88、90、92に与えられると、それぞれパケット組立てにかける時間(パケット生成時間)τ1 後に同じ時期にパケット(1),(2),(3),(4) が生成され、送信待ちキュー回路100 に与えられた順番に、たとえば、パケット(1),(2),(3),(4) が格納される。そして、それぞれのパケットがτ2 の送信時間をかけて順番に回線104 に出力される。この送信時間τ2 は、パケットの長さすなわちサイズ(bit) /伝送速度(bit/sec)で定められる。
【0025】
このようにして、パケット化対象の信号がパケット組立部86、88、90、92に入力されてからパケット回線104 に送信して終了するまでの時間は、パケット組立部の数をn(自然数)とした場合、パケット生成時間τ1 と、1パケットの送信時間τ2 との関係がτ2 ×n<τ1 であれば、パケット組立部での処理遅延を無視すると、次のようにして求めることができる。
【0026】
すなわち、パケット組立部86に入力された信号は、τ1 +τ2 時間後にタイミング106 に送信を終了する。パケット組立部88に入力された信号は、τ1 +τ2 ×2 時間後にタイミング108 に送信を終了する。パケット組立部90に入力された信号は、τ1 +τ2 ×3 時間後にタイミング110 に送信を終了する。パケット組立部92に入力された信号は、τ1 +τ2 ×4 時間後にタイミング112 に送信を終了する。ただし、τ2 ×n>τ1 の関係である場合は、信号入力からパケット送信終了までの時間は、パケット生成回数をmとすると、τ1 +τ2 ×m+τ2 ×nとなり、パケット化を繰り返すごとに増大する。
【0027】
以上のようなことから、前述のような構成および方法によるパケット組立てにおいては、具体的に次のよう問題があることを指摘することができる。すなわち、パケット組立装置内での送信待ちキュー回路への格納順序に応じて、装置内にパケットが停滞することによる送信終了までの時間が増大し、遅延時間も不均一となる。また、1パケットの送信時間τ2 とパケット生成時間τ1 との関係が、τ2 ×n<τ1 であれば、パケット化対象の信号が入力されてからパケット送信終了までの時間は、τ1 +τ2 となるが、パケット回線、パケット網の輻輳により1パケットの送信時間τ2 が増加し、τ2 ×n>τ1 のような関係になると、信号入力からパケット送信終了までの時間は、パケット生成を繰り返すごとに増大することになる。
【0028】
また、パケット網内の輻輳によって送信パケットが紛失された場合、従来では再送するなどの方法を採っていたため、益々網内に送信されるパケットの量が多くなり、輻輳を悪化させることになり、パケットが送信終了するまでの時間も長くなっていた。
【0029】
そこで、本発明の実施例では、まず、複数のパケット化対象の信号を複数のパケット組立部で並行してパケットに組み立てるために、各パケット組立部をある時間τ0 ごとにずらせてパケット化を行わせるように、組立て開始タイミングを制御するように構成する。そして、ある時間τ0 ごとにずらせてパケット組み立てられて得られるパケットを順番に送信待ちキュー回路に保持させながら、パケット回線に送信するように構成する。
【0030】
図1は、本発明の実施例のパケット組立回路の構成図である。この図において、パケット組立回路は、4つのパケット組立部120 、122 、124 、126 を含み、これらのパケット組立部に対して制御回路128 から所定の時間間隔τ0 ごとの時間差を設けてパケット組立ての動作を開始させる制御信号をバスライン130 を通じて与える。パケット組立部120 は、入力回線83から与えられるパケット対象の信号をτ1 時間かけてパケットに組み立てて送信待ちキュー回路100 にパケット(1) を与え、保持させる。
【0031】
パケット組立部122 は、入力回線85から与えられる信号を、パケット組立部120 からτ0 時間後にτ1 時間をかけてパケットに組み立て、得られたパケット(2) は送信待ちキュー回路100 に与え、保持させる。パケット組立部124 は、入力回線87から与えられる信号を、パケット組立部122 からτ0 時間後にτ1 時間をかけてパケットに組み立てて、得られたパケット(3)は送信待ちキュー回路100 に与え、保持させる。パケット組立部126 は、入力回線89から与えられる信号を、パケット組立部124 からτ0 時間後にτ1 時間をかけてパケットに組み立てて、得られたパケット(4)は送信待ちキュー回路100 に与え、保持させる。
【0032】
送信待ちキュー回路100 は、与えられるパケット(1),(2),(3),(4) の順番にパケット送信回路102 に与える。パケット送信回路102 は、パケット回線104 に対してパケット(1),(2),(3),(4) の順番にそれぞれτ2 の時間をかけて送信する。送信時間τ2 は、パケット長(bit) /送信伝送速度(bit/sec) で定義される。
【0033】
制御回路128 は、クロック発生回路132 を含み、基本クロックをカウンタ回路134 に与える。カウンタ回路134 は、4進カウンタ回路であり、カウント信号をメモリ回路136 に与える。メモリ回路136 は、パケット組立部120 を起動させるためのポート0情報を格納しており、カウント0信号が与えられると、ポート0情報をバスライン130 に出力し、パケット組立部120 に検出させる。
【0034】
また、メモリ回路136 は、パケット組立部122 を起動させるためのポート1情報をポート0情報を出力した後、所定時間τ0 後にバスライン130 に出力し、パケット組立部122 に検出させる。さらに、メモリ回路136 は、パケット組立部124 を起動させるためのポート2情報をポート1情報を出力した後、所定時間τ0 後にバスライン130 に出力し、パケット組立部124 に検出させる。さらにまた、メモリ回路136 は、パケット組立部126 を起動させるためのポート3情報をポート2情報を出力した後、所定時間τ0 後にバスライン130 に出力し、パケット組立部126 に検出させる。
【0035】
パケット組立部120 のアナログ/デジタル変換回路138 は、入力回線83から与えられるパケット化対象の信号をアナログ/デジタル変換してデジタル信号をパケット化回路140 に与える。ポート0回路142 は、バスライン130 から与えられるポート0情報を検出して、検出信号をパケット化回路140 に与える。パケット化回路140 は、アナログ/デジタル変換回路138 から与えられるデジタル信号を所定長のパケットに組み立てるわけであるが、この組立ては、ポート0回路142 から検出信号が与えられると開始され、生成時間τ1 をかけて所定長のパケット(1) が生成され、送信待ちキュー回路100 に与える。
【0036】
パケット組立部122 のアナログ/デジタル変換回路144 は、入力回線85から与えられるパケット化対象の信号をアナログ/デジタル変換してデジタル信号をパケット化回路146 に与える。ポート1回路148 は、バスライン130 から与えられるポート1情報を検出して、検出信号をパケット化回路146 に与える。パケット化回路146 は、アナログ/デジタル変換回路144 から与えられるデジタル信号を所定長のパケットに組み立てるわけであるが、この組立ては、ポート1回路148 から検出信号が与えられると開始され、生成時間τ1 をかけて所定長のパケット(2) が生成され、送信待ちキュー回路100 に与える。
【0037】
パケット組立部124 のアナログ/デジタル変換回路150 は、入力回線87から与えられるパケット化対象の信号をアナログ/デジタル変換してデジタル信号をパケット化回路152 に与える。ポート2回路154 は、バスライン130 から与えられるポート2情報を検出して、検出信号をパケット化回路152 に与える。パケット化回路152 は、アナログ/デジタル変換回路150 から与えられるデジタル信号を所定長のパケットに組み立てるわけであるが、この組立ては、ポート2回路154 から検出信号が与えられると開始され、生成時間τ1 をかけて所定長のパケット(3) が生成され、送信待ちキュー回路100 に与える。
【0038】
パケット組立部126 のアナログ/デジタル変換回路156 は、入力回線89から与えられるパケット化対象の信号をアナログ/デジタル変換してデジタル信号をパケット化回路158 に与える。ポート3回路160 は、バスライン130 から与えられるポート3情報を検出して、検出信号をパケット化回路158 に与える。パケット化回路158 は、アナログ/デジタル変換回路156 から与えられるデジタル信号を所定長のパケットに組み立てるわけであるが、この組立ては、ポート3回路160 から検出信号が与えられると開始され、生成時間τ1 をかけて所定長のパケット(4) が生成され、送信待ちキュー回路100 に与える。
【0039】
送信待ちキュー回路100 は、パケット組立部120,122,124,126 から所定の時間間隔τ0 でパケット(1) から(4) まで与えられるので、複数のパケットが同時に保持されることはない。そして、パケット(1) が保持されると、パケット送信回路102 に与える。パケット送信回路102 がパケット(1) をパケット回線104 に時間τ2 をかけて送信する。パケット(1) を送信している間に、送信待ちキュー回路100 には次のパケット(2) が保持される。
【0040】
このようにして、所定間隔時間τ0 と、パケット生成時間τ1 と、1パケット送信時間τ2 との間は、次のような関係にするとよい。すなわち、パケット組立部の数をnとしたとき、τ2 ≦τ0 ≦τ1/n の関係になるように、所定の時間間隔τ0 を設定するとよい。τ0 の間隔は、クロック発生回路132 が出力するクロックの周期を変えるによって調整することができる。
【0041】
そして、パケット化対象の信号がパケット組立部120,122,124,126 に入力されてからパケット回線104 に送信し終了されるまでの時間は、τ1 とτ2 の関係が、τ2 ×n≦τ1 の関係であれば、それぞれ、一律にτ1 +τ2 となる。
【0042】
次に、図1に記載されているパケット組立回路の動作を、図6に示す動作フロー、および図7に示す各部の波形およびタイミングを参照して説明する。まず、制御回路128 は、メモリ回路136 からポート0情報をバスライン130 に出力すると(ステップ162 )、この情報はパケット組立部120 のポート0回路142 で検出され、検出信号がパケット化回路140 に与えられ、τ1 時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ164 )。ステップ162 からτ0 時間後に次のポート1情報が制御回路128 から出力され(ステップ166 )、パケット組立部122 のポート1回路148 で検出され、検出信号がパケット化回路146 に与えられ、τ1 時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ168 )。
【0043】
ステップ166 からτ0 時間経過後に次のポート2情報が制御回路128 から出力され(ステップ170 )、パケット組立部124 のポート2回路154 で検出され、検出信号がパケット化回路152 に与えられ、τ1 時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ172 )。ステップ170 からτ0 時間経過後に次のポート3情報が制御回路128 から出力され(ステップ174 )、パケット組立部126 のポート3回路160 で検出され、検出信号がパケット化回路158 に与えられ、τ1 時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ176 )。
【0044】
一方、ステップ164 で得られたパケット(1) は送信待ちキュー回路100 に保持(ステップ180 )された後に、パケット送信回路102 は、このパケットをτ2 時間をかけてパケット回線104 に出力する(ステップ182 )。この後、ステップ168 で得られたパケット(2) が送信待ちキュー回路100 に保持(ステップ184 )された後に、パケット送信回路102 はこのパケットをτ2 時間をかけてパケット回線104 に出力する(ステップ186 )。この後に、ステップ172 で得られたパケット(3) が送信待ちキュー回路100 に保持(ステップ188 )され、その後、パケット送信回路102 は、このパケットをτ2 時間をかけてパケット回線104 に出力する(ステップ190 )。この後に、ステップ176 で得られたパケット(4) が送信待ちキュー回路100 に保持(ステップ192 )され、その後、パケット送信回路102 は、このパケットをτ2 時間をかけてパケット回線104 に出力する(ステップ194 )。
【0045】
以上のようにして、パケット組立部120 、122 、124 、126 のそれぞれに対してパケット化対象の信号が与えられた後、τ1 +τ2 時間後にそれぞれのパケット(1),(2),(3),(4) がパケット回線104 に出力される。したがって、同時に複数の信号が与えられても、送信待ちキュー回路100 には同時に複数のパケットが存在することはなくなる。したがって、あるパケットをパケット送信回路102 が送信中に、送信待ちキュー回路100 に保持されることがなく、送信が終了した時点で送信待ちキュー回路100 に保持されるようになる。
【0046】
このため、送信待ちキュー回路100 には複数のパケットが同時に保持されることがないので、回路の保持容量も小さくすることができ、回路の小型化を図ることができる。なお、前述のような構成のパケット組立回路は、電話網などを介して入力された音声信号や画像信号などをインターネットプロトコル網を経由して伝送するインターネットテレフォニー・ゲートウエイ装置に適用することができる。
【0047】
次に、図8は、本発明の他の実施例のパケット組立回路の構成図であり、これは、パケット回線から輻輳通知を受信するように構成されている。この図において、前述の図1と同様の構成部分には同じ符号を付与する。図8において、輻輳受信回路196 は、テーブル197 を備え、このテーブルには、パケット網に輻輳がないときには変更制御を行わないことを表すパラメータα=0 を出力し、輻輳状態のときには変更制御を行うためのαパラメータを出力するもので、パケット回線104 からパケット網の輻輳状態を表す輻輳通知を受けると、αパラメータを出力し、制御回路198 の変更制御回路208 に与える。
【0048】
輻輳状態の判断には、たとえば、応答準備不可(Receive Not Ready )パケットを受信することによって判断することができる。そのほか、パケット網の一つとしてたとえば、フレームリレー網において入力トラフィックが最低保証レート(Committed Information Rate:認定情報速度)まで絞り込むように通知があると、輻輳状態と判断することもできる。
【0049】
変更制御回路208 は、αパラメータが与えられると、パケット組立て開始タイミングτ0 を長くするように制御するためのα1 パラメータを生成出力し、クロック発生回路132 に与えると共に、パケット生成時間τ1 を長くするように制御するためのα2 パラメータを生成出力し、メモリ回路210 に与える。
【0050】
クロック発生回路132 は、α1 パラメータが与えられていないときには、通常の前述の図1に示す装置におけるのと同じ短い周期のクロックを発生するが、α1 パラメータが与えられると、クロックの周期を長くするように発生して、カウンタ回路134 に与える。カウンタ回路134 は、前述の図1の場合と同様に4進カウンタ回路であり、輻輳でないときは短い周期でカウントを行い、輻輳のときには長い周期でカウントを行い、カウント信号をメモリ回路210 に与える。
【0051】
メモリ回路210 は、前述の図1のメモリ回路と同様に、輻輳でないときには、ポート0情報〜ポート3情報を短い周期で出力するが、輻輳状態においては、変更制御回路208 からα2 パラメータを与えられ、ポート0情報〜ポート3情報を出力すると共に、あわせてパケット生成時間をτ1 +α2 として長くするように、情報をバスライン130 に出力し、各パケット組立部200,202,204,206 に与える。輻輳状態が解除されると、α2 パラメータはメモリ回路210 に与えられず、ポート0〜3情報とτ1 情報とがバスライン130 に出力される。
【0052】
パケット組立部200 のポート0回路214 は、バスライン130 から与えられるポート0情報を検出し、その検出信号216 をパケット化回路212 に与えると共に、パケット網が輻輳状態のときには、τ1 +α2 情報も検出して、この情報218 をパケット化回路212 に与える。パケット化回路212 は、アナログ/デジタル変換回路138 から与えられるデジタル信号に対して検出信号216 を与えられると、パケット組立てを開始し、輻輳状態のときにはτ1 +α2 の生成時間をかけて組立てを行い、パケット(1)*を出力し、送信待ちキュー回路100 に与えてこれを保持させる。輻輳状態でないときには、時間τ1 情報が与えられるので、τ1 時間をかけて組立てを行う。
【0053】
より詳細には、パケット網が輻輳状態においては、パケット網に多くのパケットを送信すると、益々輻輳状態が悪化し、パケットを伝送する時間が増加するので、この増加する時間(変動分)をαとして設定すると、τ1 ≧(τ2 +α)×nの関係になるようにパケット生成時間τ1 を変更する。さらに、パケット組立て開始タイミングの時間間隔τ0 も、τ0 ≧τ2 +αとなるように時間τ0 を長くするように変更する。これによって、パケットが送信待ちキュー回路100 に複数ため込まれることがなく、待合せ時間がなく、パケット回線104 に出力することが継続できるようになる。
【0054】
パケット組立部202 のポート1回路222 は、バスライン130 から与えられるポート1情報を、ポート0情報からτ0 +α1 時間後に検出し、その検出信号224 をパケット化回路220 に与えると共に、パケット網が輻輳状態のときには、τ1 +α2 情報も検出して、この情報226 をパケット化回路220 に与える。パケット化回路220 は、アナログ/デジタル変換回路144 から与えられるデジタル信号に対して検出信号224 を与えられると、パケット組立てを開始し、輻輳状態のときにはτ1 +α2 の生成時間をかけて組立てを行い、パケット(2)*を出力し、送信待ちキュー回路100 に与え保持させる。輻輳状態でないときには、τ1 情報が与えられるので、τ1 時間をかけて組立てを行う。
【0055】
パケット組立部204 のポート2回路230 は、バスライン130 から与えられるポート2情報を、ポート1情報からτ0 +α1 時間後に検出し、検出信号232 をパケット化回路228 に与えると共に、パケット網が輻輳状態のときには、τ1 +α2 情報も検出して、この情報234 をパケット化回路228 に与える。パケット化回路228 は、アナログ/デジタル変換回路150 から与えられるデジタル信号に対して検出信号232 を与えられると、パケット組立てを開始し、輻輳状態のときにはτ1 +α2 の生成時間をかけて組立てを行い、パケット(3)*を出力し送信待ちキュー回路100 に与え保持させる。輻輳状態でないときには、τ1 情報が与えられるので、τ1 時間をかけて組立てを行う。
【0056】
パケット組立部206 のポート3回路238 は、バスライン130 から与えられるポート3情報を、ポート2情報からτ0 +α1 時間後に検出し、検出信号240 をパケット化回路236 に与えると共に、パケット網が輻輳状態のときには、τ1 +α2 情報も検出して、この情報242 をパケット化回路236 に与える。パケット化回路236 は、アナログ/デジタル変換回路156 から与えられるデジタル信号に対して検出信号240 を与えられると、パケット組立てを開始し、輻輳状態のときにはτ1 +α2 の生成時間をかけて組立てを行い、パケット(4)*を出力し、送信待ちキュー回路100 に与え、保持させる。輻輳状態でないときには、τ1 情報が与えられるので、τ1 時間をかけて組立てを行う。
【0057】
次に、図8に記載されているパケット組立回路の動作を説明する。そこで、図9に記載されている動作フローを参照しながら動作を説明する。まず、輻輳受信回路196 は、パケット回線104 からパケット網の輻輳状態を受信すると(ステップ250 )、次に輻輳受信回路196 は、パケット化の変更制御を行うためのαパラメータを出力し、これを変更制御回路208 に与え(ステップ252 )、次に変更制御回路208 は、クロック発生回路132 にα1 パラメータを与えパケット組立て開始タイミングの時間間隔τ0 を長くするように変更制御すると共に、α2 パラメータをメモリ回路210 に与えて、パケット生成時間をτ1 +α2 に長くするように変更制御する(ステップ254 )。
【0058】
次に、メモリ回路210 は、ポート0情報とτ1 +α2 情報とをバスライン130 に出力する(ステップ256 )。そして、この情報がパケット組立部200 のポート0回路214 で検出され、検出信号216 がパケット化回路212 に与えられ、パケットへの組立てが開始され、τ1 +α2 のパケット生成時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ258 )。次に、メモリ回路210 は、ポート1情報とτ1 +α2 情報とをバスライン130 に出力する(ステップ260 )。そして、この情報がパケット組立部202 のポート1 回路222 で検出され、ポート0情報からτ1+α1 時間後に検出信号224 がパケット化回路220 に与えられ、パケットへの組立てが開始され、τ1 +α2 のパケット生成時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ262 )。
【0059】
次に、メモリ回路210 は、ポート2情報とτ1 +α2 情報とをバスライン130 に出力する(ステップ264 )。そして、この情報がパケット組立部204 のポート2回路230 で検出され、ポート1情報からτ1+α1 時間後に検出信号232 がパケット化回路228 に与えられ、パケットへの組立てが開始され、τ1 +α2 のパケット生成時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ266 )。次に、メモリ回路210 は、ポート3情報とτ1 +α2 情報とをバスライン130 に出力する(ステップ268 )。そして、この情報がパケット組立部206 のポート3回路238 で検出され、ポート2情報からτ0 +α1 後に検出信号240 がパケット化回路236 に与えられ、パケットへの組立てが開始され、τ1 +α2 のパケット生成時間をかけてパケットに組み立てられる(ステップ270 )。
【0060】
そして、ステップ258 で得られたパケット(1)*は、送信待ちキュー回路100 に保持された後(ステップ272 )、パケット送信回路102 からパケット回線104 に時間τ2 +αをかけて送信される(ステップ274 )。この送信終了後、ステップ262 で得られたパケット(2)*は、送信待ちキュー回路100 に保持され(ステップ276 )、パケット送信回路102 からパケット回線104 に時間τ2 +αをかけて送信される(ステップ278 )。この送信終了後、ステップ266 で得られたパケット(3)*は、送信待ちキュー回路100 に保持された後(ステップ280 )、パケット送信回路102 からパケット回線104 に時間τ2+αをかけて送信される(ステップ282 )。この送信終了後、ステップ270 で得られたパケット(4)*は、送信待ちキュー回路100 に保持された後(ステップ284 )、パケット送信回路102 からパケット回線104 に時間τ2+αをかけて送信される(ステップ286 )。
【0061】
ステップ270 でパケット組立てが終了した後は、再び輻輳通知が受信されていないかどうかを確認し(ステップ250 )、輻輳状態が解除された場合は、輻輳受信回路196 が輻輳なしと判断して、α=0 を制御回路198 の変更制御回路208 に与え、α1 、α2 のパラメータの出力が解除される。したがって、クロック発生回路132 は元の周期でクロックを発生し、メモリ回路210 は、周期的にポート0〜3の情報と、τ1 情報とをバスライン130 に出力しパケット組立部200,202,204,206 に与える。
【0062】
そして、輻輳状態でないときには、飛越し記号Aに従って図6におけるステップ162 〜194 に戻り、τ0 時間ごとにパケットへの組立てをそれぞれτ1 時間をかけて行い、パケット回線104 へ各パケットの送信を行う。
【0063】
以上のようにして、パケット網が輻輳状態においては、パケット網の輻輳状態が悪化しないように、時間τ1 ≧(τ2 +α)×nの関係になるようにパケット生成時間τ1 を変更する。さらに、パケット組立て開始タイミングの時間間隔τ0 も、τ0 >τ2 +αとなるように時間τ0 を長くするように変更する。これによって、パケットが送信待ちキュー回路100 に複数ため込まれることがなく、待合せ時間がなく、パケット回線104 に出力することができるようになる。
【0064】
輻輳状態が解除された場合は、τ1 ≧τ2 ×nの関係に戻すので、この場合においても待合せ時間が生じることなく、迅速にパケット送信を行うことができる。
【0065】
なお、別の方法として、輻輳通知が受信された場合は、変更制御回路208 によって、時間τ0 をτ0 +α1 に変更すると共に、時間τ1 をτ1 +α2 に変更し、輻輳状態が解除された場合は、時間τ0 をτ0 −α1 に変更すると共に、時間τ1 をτ1 −α2 に変更するように制御してもよい。
【0066】
次に、パケット網の輻輳状態によって送信したパケットが紛失する場合について、対策を説明する。図10は、パケットがパケット網で紛失される場合の対策を説明するためのパケット通信システムの構成図である。この図において、図8に示されているパケット組立回路の構成部と同様の部分には同じ符号を付与する。送信待ちキュー回路100 およびパケット送信回路102 ならびに制御回路198 は、図8に記載されている回路と同様である。
【0067】
パケット組立回路290 は、パケットを送信するときに各パケットに組み立てられた順番を表す一連のシーケンス番号SN (Sequence Number)を付与したうえで、このパケットをパケット回線104 に出力し、パケット網18を通じてパケット分解回路292 に伝送する。パケット分解回路292 では、受信したパケットのシーケンス番号を確認し、一連の番号として確認されない場合は、パケットを紛失しているものと判断して、パケットパケット紛失通知をパケット網18に送信する。
【0068】
このパケット紛失通知は、パケット組立回路290 の紛失受信回路294 で受信される。紛失受信回路294 はテーブル296 を含み、このテーブルは、パケット紛失の通知を受けると、τ0 およびτ1 の変更を制御するためのαパラメータを出力し、パケット紛失解除の通知を受けると、α=0 のパラメータを出力し、制御回路198 の変更制御回路208 に与える。
【0069】
パケット組立部298 は、パケット分解回路292 でパケットの紛失を検出させるため、シーケンス番号を、組み立てて得たパケットのヘッダに付加するようにする。このためシーケンス番号付加回路300 を含む。この付加回路300 によってパケット化回路212 に連続的なシーケンス番号を付加する。
【0070】
図11は、組み立てられて得られるパケットの構成例を示す。この図において、パケットデータ302 の前にパケットヘッダ304 が付加され、この中には、パケットの発信元の端末のアドレス306 および宛先端末のアドレス308 に加えて、連続的なシーケンス番号(SN)を付加する。
【0071】
図10において、パケット組立部312 においても、パケット化回路220 で組み立てられるパケットに連続的なシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加回路314 を含む。同様に、パケット組立部316 においてもシーケンス番号付加回路318 を含み、パケット組立部320 においてもシーケンス番号付加回路322 を含む。
【0072】
パケット組立部298 、312 、316 、320 は、同時にパケット化を開始することはなく、パケット紛失がないときにはτ0 間隔で動作が開始され、τ1 時間をかけて組み立てられ、送信待ちキュー回路100 に同時に複数のパケットが保持されることなく、パケット送信回路102 から送信される。一方、パケット紛失の通知を受信している場合には、パケット化動作開始間隔がτ0+α1 に変更され、そして、パケット生成時間はτ2+α2 に変更され、各パケット組立部でパケットに組み立てられ、回線104 に送信される。
【0073】
パケット分解回路292 のパケット受信回路330 は、パケット網18からパケットを受信すると、この受信パケットをシーケンス番号検査回路332 へ与える。この回路332 は、シーケンス番号の順序性を一定周期で確認してゆき、シーケンス番号の抜けが確認されない場合は、受信パケットを(OKパケットとして)出力し、パケット分解部334 に与える。パケット分解部334 は、受信パケットを宛先パケットごとに分解して、端末への信号に変換して対応する回線335 〜338 へ出力する。
【0074】
一方、シーケンス番号検査回路332 でシーケンス番号の抜けが検出された場合は、パケットの紛失が起きているものと判断して、NG信号を出力し、送信回路340 に与える。送信回路340 は、パケット組立回路290 へのパケット紛失通知を生成し、パケット網18に出力する。パケット組立回路290 の紛失受信回路294 は、パケット紛失通知を受信すると、τ0 、τ1 を変更するためのαパラメータを出力し、変更制御回路208 に対して変更制御を行う。
【0075】
次に、図10のパケット通信システムの動作を説明する。そこで、図12の動作フローチャートを参照しながら説明する。まず、最初にパケット紛失が検出されていない段階では、制御回路198 は、パケット組立部298 、312 、316 、320 に対して動作開始間隔τ0 、パケット生成時間τ1 でパケットに組み立れるようにバスライン130 を通じて制御すると共に、シーケンス番号付加回路300,314,318,322 によってシーケンス番号を付加して、パケットに組み立てる(ステップ342 )。そして、順番にパケットが送信待ちキュー回路100 に保持される。
【0076】
次に、保持されたパケットは、パケット送信回路102 からパケット網18に送信される(ステップ344 )。送信されたパケットは、パケット網18からパケット分解回路292 に与えられ、パケット受信回路330 で受信される(ステップ346 )。受信されたパケットはシーケンス番号検査回路332 に与えられ、ここでシーケンス番号の順序性が正しいか否かを検査する(ステップ348 )。
【0077】
この検査で正常であることが確認されると、次に、受信されたパケットを宛先の端末ごとにパケットの分解を行い、端末への信号に変換して端末回線335 〜338 に出力する(ステップ350 )。一方、ステップ348 において、シーケンス番号の順序性に異常が検出されると、送信回路340 は、パケットの紛失が起こっていることを表すパケット組立回路290 宛の通知情報をパケット網18に送信する(ステップ352 )。
【0078】
パケット組立回路290 の紛失受信回路294 は、パケット紛失通知をパケット網18から受信すると(ステップ354 )、回路294 は、テーブル296 からαパラメータを選択出力して変更制御回路208 に与える(ステップ356 )。次に、変更制御回路208 は、クロック発生回路132 に対してα1 パラメータを与え、クロック発生周期を長くさせると共に、メモリ回路210 にα2 パラメータを与え、各ポート情報およびτ1+α2 情報を出力させ、各パケット組立部298,312,316,320 に与えさせる(ステップ358 )。
【0079】
各パケット組立部では、パケット化回路212,220,228,236 で、シーケンス番号が付与されたパケットが出力され(ステップ360 )、パケット組立部298 から順番にτ0+α1 ごとにパケットが出力され、送信待ちキュー回路100 に保持されると共に、1パケットずつパケット網18に送信される(ステップ362 )。送信されたパケットは、宛先のパケット分解回路292 のパケット受信回路330 で受信される(ステプ364 )。
【0080】
受信されたパケットは、シーケンス番号検査回路332 に与えられる。ここでシーケンス番号の順序性が正常であるか否かを検査する(ステップ366 )。この検査で正常であると確認されると、パケット分解部334 は宛先ごとにパケットの組立を行うと共に(ステップ368 )、送信回路340 は、パケット紛失がなくなったことを表す解除通知をパケット組立回路290 宛に送信する(ステップ370 )。この通知をパケット組立回路290 の紛失受信回路294 が受信する(ステップ372 )。後者の回路294 は、パケット紛失解除通知を受けると、テーブル296 を参照してαパラメータを0にして変更制御回路208 に与える。以降の処理は、ステップ342 に戻り元のτ0 、τ1 によるパケット組立てを行うように制御する。
【0081】
一方、ステップ366 でシーケンス番号の順序性が正常であるか否かを検査し、再び異常が検出される場合は、パケット紛失通知をパケット組立回路290 に送信するために、再びステップ352 の処理に進むように構成するとよい。
【0082】
なお、別の方法として、パケット紛失通知が受信された場合は、変更制御回路208 によって、τ0 をτ0 +α1 に変更すると共に、τ1 をτ1 +α2 に変更し、パケット紛失が解除された場合は、τ0 をτ0 −α1 に変更すると共に、τ1 をτ1 −α2 に変更するように制御してもよい。
【0083】
なお、前述のようなパケット組立回路およびパケット分解回路は、電話網などを介して入力された音声信号や画像信号などをインターネットプロトコル網を経由して伝送するインターネットテレフォニー・ゲートウエイ装置に適用することができる。
【0084】
また、電話網を介して入力される音声信号や画像信号などをフレームリレー網を介して伝送する装置にも適用することができる。さらに、電話網などを介して入力された音声信号や画像信号などをATM (Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)網を経由して伝送する装置にも適用することができる。さらにまた、ITU−T 勧告H.323 に準拠するテレビ電話装置において、音声信号や画像信号を入力としてパケット網を介して伝送する場合にも適用することができる。
【0085】
【発明の効果】
上述したように本発明は、複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、それぞれパケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、それぞれ所定長のパケットに組み立て、パケット化におけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、所定の時間間隔でパケット化処理タイミングを制御する制御信号を生成し、パケット化を制御し、組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持しながらパケットを回線へ出力していくことで、複数のパケットを同時にため込むことなく、遅延なく迅速に回線へ送信することができるようになる。
【0086】
また、回線から回線側の輻輳状態を表す輻輳情報を受信すると、この輻輳情報に基づき、前記所定の時間間隔を長くすると共に、パケット組立てにかける時間を長くするように、各パケット化手段を変更制御することによって、パケット網が、輻輳状態の時には、回線へ出力させるパケットの出力間隔を長くして出力パケット量を軽減し、網の輻輳状態を悪化させないようにすることができる。
【0087】
さらに、回線側からパケット紛失情報を受信した場合、パケット網の輻輳の影響によってパケットの紛失が起きている場合に、パケット組立装置は、パケット組立ての開始タイミングを制御する所定の時間間隔を長くすると共に、パケット組立てにかける時間を長くするように、各パケット化手段を変更制御することによって、パケット網へ出力させるパケットの出力間隔を長くして出力パケット量を軽減し、網の輻輳状態を悪化させないようにすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のパケット組立回路の構成例を示す図である。
【図2】従来のパケット通信システムの構成例を概念的に示す図である。
【図3】一般的なパケット組立装置の構成図である。
【図4】図3に記載されているパケット組立装置の中のパケット組立回路の構成例を示す図である。
【図5】図4に記載されているパケット組立回路の動作タイミングを示す図である。
【図6】図1に記載されているパケット組立回路の動作フローを示す図である。
【図7】図1に記載されているパケット組立回路の各部の波形および動作タイミングを表す図である。
【図8】本発明の他の実施例のパケット組立回路の構成例を示し、パケット網が輻輳状態であるときの構成を示す図である。
【図9】図8に記載されているパケット組立回路の動作フローを示す図である。
【図10】パケットが紛失される場合の対策を説明するためのパケット通信システムの構成例を示す図である。
【図11】シーケンス番号を付加されたパケットの構成例を示す図である。
【図12】図10に記載されているパケット通信システムの動作フローを示す図である。
【符号の説明】
100 送信待ちキュー回路
102 パケット送信回路
120,122,124,126 パケット組立部
128 制御回路
136 メモリ回路
140,146,152,158 パケット化回路

Claims (8)

  1. 複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、それぞれパケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、それぞれ所定長のパケットに組み立てる複数のパケット化手段と、
    所定の時間間隔をτ0 とし、前記パケット組立てにかける第1の時間をτ1 とし、前記パケットの1パケットを回線に出力するためにかかる第2の時間をτ2 とし、前記パケット化手段の数を自然数nとしたとき、前記パケット化手段のそれぞれにおけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、τ2 ≦τ0 ≦τ1/n の関係を満足する前記所定の時間間隔τ0 で前記制御信号を生成し、前記パケット化手段のそれぞれに与える制御手段と、
    前記パケット化手段のそれぞれで組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持する保持手段と、
    該保持手段に保持されている前記パケットをそれぞれ前記回線へ出力していく出力手段と
    前記回線から回線側の輻輳状態を表す輻輳情報を受信し、該受信した輻輳情報に基づくαパラメータを前記制御手段に送る受信手段とを含み、
    前記制御手段は、前記受信したαパラメータに基づき前記パケットの伝送時間である第2の時間τ 2 の増加分の時間αを設定し、該設定した時間αに基づき、τ 0 ≧τ 2 +αの関係になるように前記所定の時間間隔τ 0 を長くするとともに、τ 1 ≧(τ 2 +α)×nの関係になるように前記第1の時間τ 1 を長くして、前記各パケット化手段を変更制御することを特徴とするパケット組立装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記所定の時間間隔を長くすると共に、前記第1の時間を長くするための制御情報を格納しているテーブルを使用して前記変更制御を行うことを特徴とするパケット組立装置。
  3. 請求項に記載の装置において、前記輻輳状態が解除された場合、前記制御手段は、前記長くなった所定の時間間隔および第1の時間を元の値に戻すように変更制御することを特徴とするパケット組立装置。
  4. 複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、それぞれパケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、それぞれ所定長のパケットに組み立てる複数のパケット化手段と、
    所定の時間間隔をτ 0 とし、前記パケット組立てにかける第1の時間をτ 1 とし、前記パケットの1パケットを回線に出力するためにかかる第2の時間をτ 2 とし、前記パケット化手段の数を自然数nとしたとき、前記パケット化手段のそれぞれにおけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、τ 2 ≦τ 0 ≦τ 1/n の関係を満足する前記所定の時間間隔τ 0 で前記制御信号を生成し、前記パケット化手段のそれぞれに与える制御手段と、
    前記パケット化手段のそれぞれで組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持する保持手段と、
    該保持手段に保持されている前記パケットをそれぞれ前記回線へ出力していく出力手段と、
    前記回線側からパケットの紛失を表すパケット紛失情報を受信し、該受信したパケット紛失情報に基づくαパラメータを前記制御手段に送る受信手段とを含み、
    前記制御手段は、前記受信したαパラメータに基づき、前記所定の時間間隔τ 0 を長くするように制御するためのα 1 パラメータと前記第1の時間τ 1 を長くするように制御するためのα 2 パラメータとを生成し、該生成したα 1 パラメータにより前記所定の時間間隔τ 0 をτ 0 +α 1 として長くすると共に、該生成したα 2 パラメータにより前記第1の時間τ 1 をτ 1 +α 2 として長くして、前記各パケット化手段を変更制御することを特徴とするパケット組立装置。
  5. 請求項に記載の装置において、前記パケット紛失が解除された場合、前記制御手段は、前記長くなった所定の時間間隔および第1の時間を元の値に戻すように変更制御することを特徴とするパケット組立装置。
  6. 複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、パケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、組立てパケットの組立てシーケンスを表す情報を含む所定長のパケットに組み立てる複数のパケット化手段と、
    回線側からパケットの紛失を表すパケット紛失情報を受信し、該受信したパケット紛失情報に基づくαパラメータを生成する受信手段と、
    所定の時間間隔をτ 0 とし、前記パケット組立てにかける第1の時間をτ 1 とし、前記パケットの1パケットを回線に出力するためにかかる第2の時間をτ 2 とし、前記パケット化手段の数を自然数nとしたとき、前記パケット化手段のそれぞれにおけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、τ 2 ≦τ 0 ≦τ 1/n の関係を満足する前記所定の時間間隔τ 0 で前記制御信号を生成し、前記パケット化手段のそれぞれに与えると共に、前記受信手段からパケット紛失情報に基づくαパラメータを受信した場合は、該受信したαパラメータに基づき、前記所定の時間間隔τ 0 を長くするように制御するためのα 1 パラメータと前記第1の時間τ 1 を長くするように制御するためのα 2 パラメータとを生成し、該生成したα 1 パラメータにより前記所定の時間間隔τ 0 をτ 0 +α 1 として長くすると共に、該生成したα 2 パラメータにより前記第1の時間τ 1 をτ 1 +α 2 として長くして、前記各パケット化手段を制御する制御手段と、
    前記パケット化手段のそれぞれで組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持する保持手段と、
    該保持手段に保持されている前記パケットをそれぞれ前記回線へ出力していく出力手段とを含むパケット組立装置と、
    前記回線側の網から前記パケットを受信し、該受信パケットに含まれる前記組立てシーケンスを表す情報を検出し、パケットの紛失が検出されると、パケットの紛失を表す情報を前記回線側へ出力するパケット受信装置とを含むことを特徴とするパケット通信システム
  7. 複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、それぞれパケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、それぞれ所定長のパケットに組み立てるパケット化工程
    定の時間間隔をτ0 とし、前記パケット組立てにかける第1の時間をτ1 とし、前記パケットの1パケットを回線に出力するためにかかる第2の時間をτ2 とし、前記パケット化工程の数を自然数nとしたとき、前記パケット化工程におけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、τ2 ≦τ0 ≦τ1/n の関係を満足する前記所定の時間間隔τ0 で前記制御信号を生成し、前記パケット化工程を制御する制御工程と、
    前記パケット化工程で組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持し、前記パケットを前記回線へ出力していく出力工程と、
    前記回線から回線側の輻輳状態を表す輻輳情報を受信し、該受信した輻輳情報に基づくαパラメータを前記制御工程に送る受信工程とを含み、
    前記制御工程は、前記αパラメータを受信すると、該受信したαパラメータに基づき前記パケットの伝送時間である第2の時間τ 2 の増加分の時間αを設定し、該設定した時間αに基づき、τ 0 ≧τ 2 +αの関係になるように前記所定の時間間隔τ 0 を長くするとともに、τ 1 ≧(τ 2 +α)×nの関係になるように前記第1の時間τ 1 を長くして前記各パケット化工程を変更制御し、
    前記輻輳状態が解除された場合、前記制御工程は、前記長くなった所定の時間間隔および第1の時間を元の値に戻すように変更制御することを特徴とするパケット組立方法
  8. 複数のパケット化対象の信号を並行してパケットに組み立てるため、パケット化処理タイミングを制御する制御信号に基づき、それぞれパケットへの組立て開始タイミングが重ならないように処理すると共に、それぞれ所定長のパケットに組み立てるパケット化工程と、
    所定の時間間隔をτ0 とし、前記パケット組立てにかける第1の時間をτ1 とし、前記パケットの1パケットを回線に出力するためにかかる第2の時間をτ2 とし、前記パケット化工程の数を自然数nとしたとき、前記パケット化工程におけるパケットへの組立て処理の開始タイミングが重ならないように、τ2 ≦τ0 ≦τ1/n の関係を満足する前記所定の時間間隔τ0 で前記制御信号を生成し、前記パケット化工程を制御する制御工程と、
    前記パケット化工程で組み立てられたパケットを回線へ出力するまで一時保持し、前記パケットを前記回線へ出力していく出力工程とを含み、
    前記回線側からパケットの紛失を表すパケット紛失情報に基づくαパラメータを受信すると、前記制御工程は、該受信したαパラメータに基づき、前記所定の時間間隔τ 0 を長くするように制御するためのα 1 パラメータと前記第1の時間τ 1 を長くするように制御するためのα 2 パラメータとを生成し、該生成したα 1 パラメータにより前記所定の時間間隔τ 0 をτ 0 +α 1 として長くすると共に、該生成したα 2 パラメータにより前記第1の時間τ 1 をτ 1 +α 2 として長くして前記各パケット化工程を変更制御し、
    前記パケット紛失が解除された場合、前記制御工程は、前記長くなった所定の時間間隔および第1の時間を元の値に戻すように変更制御することを特徴とするパケット組立方法。
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