JP3563437B2 - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

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松下冷機株式会社
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は電気冷蔵庫等に使用される密閉型圧縮機(以下、圧縮機と記す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の電気冷蔵庫等の冷却システムに用いる圧縮機には、運転による騒音が低いことと加えて、エネルギー効率(EER)が良好であることが求められている。これに出来るだけ対応するものとして、米国特許5,228,843号が提案されている。
【0003】
以下、図面を参照しながら上述した圧縮機の一例について説明する。図9は従来の圧縮機の側面断面図を示し、密閉ケース1内には弾性的に取り付けられた圧縮要素2と電動要素3が収納されている。
【0004】
密閉ケース1の側面にはハーメチックターミナル4が固着され、電気的に電動要素3と接続されている。
【0005】
圧縮要素2の端部にはシリンダヘット5が配置され、このシリンダヘット5はサクションマフラー6と連結されている。吸入チューブ1aはサクションマフラーの入口孔7の近くに配置されている。
【0006】
図10は図9のA−A矢視によるシリンダヘットとサクションマフラーを示す。
【0007】
図11は図10のB−B矢視断面図、図12は図11のC−C矢視図を示す。図10から図12において、シリンダヘット5と連結されたサクションマフラー6には入口孔7と、ガス通路8と、マフラー室9,10と、小孔11,12と、シリンダへの吸入口13が設けられている。
【0008】
以上のような構成において、冷却システム(図示せず)から圧縮機へ戻ってきた戻りガスは吸入チューブ1aと近接している入口孔7へ入り、ガス通路8、マフラー室9,10を通り、図12の矢印の如く小孔11,12を流通し、吸入口13から圧縮要素2のシリンダに吸入される。このため戻りガスは加熱されずにシリンダに入るためエネルギー効率(EER)は比較的に良好となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、サクションマフラー6のマフラー室9,10が共鳴型マフラーで、特定の狭い範囲の周波数にしか利かないため、運転騒音が大きいという課題を有していた。
【0010】
本発明は上記課題に鑑み、運転騒音が小さい圧縮機を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するために本発明の圧縮機は、シリンダヘットとガス通路が連結されたサクションマフラーを備え、前記マフラーは連通路を介して左右ほぼ対象に分離して空洞容積を形成するとともに、両空洞容積の略中心線の連通路に前記ガス通路に連通する吸入孔を形成している。
【0012】
また、左側の空洞容積と右側の空洞容積が略等しい大きさである。
また、左側の空洞容積と右側の空洞容積が離れた位置に配置され、左と右の空洞容積の間に密閉ケースに固着されたハーメチックターミナルは配設されている。
【0013】
また、左と右の空洞容積の一方に、サクションマフラーのガス入口部が設置され、ガス入口部がサクションマフラーと同一材質のプラスチックでチューブ状に構成し、ガス入口部の端面を共鳴周波数の共鳴モードの節の付近に設置するとともに、サクションマフラーの継ぎ目は高周波溶着により気密的に接合されている。
【0014】
また、空洞容積の側壁の対向位置に戻りガスを導く吸入チューブを配置するとともに、前記吸入チューブの開口に近接する前記空洞容積の側壁面一部にガス入口部を配設している。
【0015】
また、サクションマフラーのガス入口部がゴム等の弾性材料でチューブ状のガス入口チューブを構成し、前記サクションマフラーの側壁又は上面壁に固着し、ガス入口チューブの端面を共鳴周波数の共鳴モードの節の付近に配置している。
【0016】
【作用】
本発明は上記した構成により、左と右の空洞容積がシリンダからの吹き戻しガスのクッションになること、及び左と右の空洞容積と吸入孔の連通部、及びガス入口部の端面が共鳴周波数の波長の節となるため、騒音が大幅に減少される。
【0017】
左と右の空洞容積の間にハーメチックターミナルが収納できるため、圧縮機全体がコンパクトに設計できる、即ち小型化設計ができる。
【0018】
ガス入口部がサクションマフラーと同一材質のプラスチックでチューブ状に構成できるため、量産性が優れている。
【0019】
戻りガスが熱の伝わりにくい空洞部の側壁に衝突して、液状の冷媒や冷凍器が分離される。その後、冷凍ガスはサクションマフラーのガス入口部から吸入される。
【0020】
サクションマフラーへのガス入口部がサクションマフラーとは別体のゴム等の弾性材料で成形されるため、サクションマフラーの成型金型が単純,安価となり圧縮機を低価格で提供できる。
【0021】
【実施例】
以下本発明の一実施例の圧縮機について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部品は同一符号を用いて説明し、構成,動作の同じところは省略する。
【0022】
図1〜図5において、密閉ケース20にはハーメチックターミナル21が固着されている。この密閉ケース20内に弾性的に取り付けられた開口端22を有するシリンダ23を備えたブロック24と、シリンダ23内のピストン25と、このピストン25を往復動させるモータ26を有している。
【0023】
上記のシリンダブロック24に固定されるバルブプレート27と、このバルブプレート27を蓋するシリンダヘット28を有している。
【0024】
このシリンダヘット28とガス通路29が連結されたサクションマフラー30を備え、前記マフラーは連通路35を介して左右ほぼ対称に空洞容積33,34を形成するとともに、前記両空洞容積の略中心線の連通路35に前記ガス通路29に連通する吸入孔32を形成している。
【0025】
そうして、左側の空洞容積33と右側の空洞容積34が略等しい大きさである。図5では右側が大きく見えるが、L字チューブ状に成形されているガス入口部36を除いた空洞容積34が左の空洞容積33と等しくなっている。
【0026】
以上のような構成において、冷却システム(図示していない)から圧縮機へ戻ってきた戻りガスは、吸入チューブ20aと近接しているガス入口部36から吸入される。一方、シリンダからの吹き戻しガス(シリンダ中でピストンにより圧縮されたガスが吸入バルブのシール面から洩れてサクションマフラー内に吹き戻されるガスのこと)に対して左と右の空洞容積がガスクッションとなることと、空洞容積33,34の連通路35の吸入孔32入口付近が共鳴周波数の節、即ち一番低い1次モードである630Hzの節となること、次に低い2次モードである1.4KHzの節がガス入口部端面36aの付近にあるため、圧縮機運転中の騒音が大幅に低減される。
【0027】
吸入孔32入口付近が共鳴周波数の1次モードである630Hzの共鳴周波数の節になり、ガス入口部端面36a付近が共鳴周波数の2次モードである1.4KHzの共鳴周波数の節になる理由を説明する。
【0028】
通常の電気冷蔵庫に使用される圧縮機の国際的な大きさ,寸法は略決まっているが、その圧縮機のサクションマフラーの設計を図5に示す如く、連通路35を介して左右略対称に空洞容積33,34を形成するともに、この空洞容積33,34の略中心線の連通路35に前記ガス通路に連通する吸入孔32を設ける。
【0029】
そうして、この圧縮機を取り付けた電気冷蔵庫が家庭で使われる安定した条件(凝縮温度が40℃、蒸発温度が−30℃で詳細条件は後述)で運転すると、図5の(a)に示す位置が630Hzの共鳴周波数の節となる。これは共鳴周波数の共鳴モード解析により確認できる。この節は、共鳴周波数の1次モードの節である。
【0030】
同様に、1.4KHzの共鳴周波数の節は図5の(b)の位置に出ることが確認できる。この節は630Hzの次に高い2次モードである1.4KHzの節である。
【0031】
(a)の近傍に吸入孔32を、(b)の近傍にガス入口部の端面36aを配設することにより、次の如く騒音を低くできる。
【0032】
騒音の測定は気筒容積が5.1cmの圧縮機を使用し、従来のサクションマ フラー(図10のサクションマフラー組立品を使用したもの)と、本発明によるサクションマフラーを準備する。この圧縮機を冷却システムに組み立てて、HFC134aの冷媒と冷凍機油を封入する。
【0033】
圧縮機を周囲温度32℃の中に置いて、コンデンサー(図示していない)の凝縮温度が40℃、エバポレータ(図示していない)の蒸発温度が−30℃になるように調節して、電源周波数は60サイクルで運転する。
【0034】
この条件は電気冷蔵庫が家庭で使用される安定した時を想定したものである。そして、冷却システムが安定するのを待って、圧縮機から10cmの距離にマイクロフォンを置き、SPL(Sound Pressure Level:サウンドプレッシャーレベル)で騒音を測定した。
【0035】
従来の圧縮機の騒音は図13のように騒音分析では630Hzが57dBと高く、これが騒音を大きくしてAレンジが55dB(A)と高かった。
【0036】
本発明の圧縮機の騒音は図14のようになり、上記した如く吸入孔入口が630Hzの共鳴周波数の節となっていること、及びガス入口部の端面が1.4KHzの節となっているため、630Hz〜1.4KHzまでの音が低下し、騒音が抑えられる。騒音分析では630Hzが30dBまで低下したので、これに関連してAレンジが47dB(A)まで低下した。従って聴感では騒音が半分になったと感じられる程、大幅に低減した。
【0037】
次に左側の空洞容積33と、右側の空洞容積34が離れた位置に配置され、前記の左と右の空洞容器33,34の間に密閉ケース20に固着されたハーメチックターミナル21が配置されているために、左と右の空洞容積の間にハーメチックターミナルが収納できるため、圧縮機がコンパクトに設計できる、即ち小型化設計ができる。
【0038】
左と右の空洞容積の一方に、サクションマフラー30のガス入口部36が設置され、このガス入口部36が前記サクションマフラー30と同一材質のプラスチックでチューブ状に構成されている。材質としては新冷媒であるHFC134aとエステル系冷凍機油に耐えるポリブチレンテレフタレート(PBT)等で構成している。図5において、ガス入口部36はL字のチューブ状に形成されている。ガス入口部の端面36aを共鳴周波数の2次のモード1.4KHzの節の付近に配置されている。また、サクションマフラー30の継ぎ目38は、高周波溶着38aにより気密的に接合されている。また、サクションマフラー30のガス入口部36の側面には傾斜した戻りガス衝突板43が配置され、吸入チューブ20aから戻った戻りガスは当り部44へ衝突して、戻りガス中の液や油が衝突時に分離されて冷媒はガス入口部36より吸入される。強度を強くするため傾斜の端45がサクションマフラー30と一体化されている。
【0039】
以上のような構成において、ガス入口部がサクションマフラーと同一材質であるため射出成型により一度に成型が完了する。従って量産性が優れている一方、騒音に対する前記の節と、ガス洩れを防ぐ気密性により低騒音にすることができる。
【0040】
また、図6に示すように、空洞容積33,34の空洞部の側壁50の対向位置に戻りガスを導く吸入チューブ20aを配置する。
【0041】
そうして、サクションマフラー30のガス入口部の孔51を空洞部の側壁50に配設している。
【0042】
以上のような構成において、戻りガスは吸入チューブ20aから戻りガス衝突部52の広い衝突面へ衝突して戻りガス中の液冷媒や液状の冷凍機油が分離されて落下する。その後、冷媒ガスはガス入口部の孔51から吸入される。
【0043】
一方、衝突部52はプラスチック材でできているため熱伝導しにくく、吸入ガスは加熱されずにガス入口部の孔51から吸入される。従って、液分離された冷媒ガス吸入で故障しない信頼性が高いものとなる。一方、加熱されないガス吸入のためエネルギー効率(EER)が向上する。
【0044】
次にサクションマフラー30のガス入口部は、ゴム等の弾性材料でチューブ状に成形されガス入口チューブ37として構成され、図7、図8に示すように前記サクションマフラーの側壁39または上面壁40の一部に穴をあけ、これに圧入して挿し込み固着されている。ガス入口チューブの端面37aは共鳴周波数の1.4KHzの節の付近に配置している。
【0045】
以上のような構成において、ガス入口チューブを別体の弾性材料とすることにより、サクションマフラーはプラスチック材などの成型金型の製作が容易となる。また、ガス入口チューブは弾性材料のため、個々単品として厳しい精度管理をしなくとも、多少寸法にバラツキがあってもその弾性力の幅で吸収でき、組立てができる。従って、サクションマフラーを安価に製造できる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明は、シリンダヘットとガス通路が連結されたサクションマフラーを備え、前記マフラーは連通路を介して右左ほぼ対称に分離して空洞容積を形成するとともに、前記両空洞容積の略中心線の連通路に、前記ガス通路に連通する吸入孔を形成している。そうして、左側の空洞容積と右側の空洞容積が略等しい大きさとなっている。
【0047】
以上のような構成において、シリンダからの吹き戻しガスに対して左と右の空洞容積がガスクッションとなること、空洞容積の連通部の吸入孔入口を共鳴周波数の節とする。また、ガス入口部の端面を共鳴周波数の共鳴モードの節の付近に配置することにより、圧縮機運転中の騒音を大幅に低減することができる。
【0048】
左側の空洞容積と右側の空洞容積が離れた位置に配置され、前記の左と右の空洞容積の間に密閉ケースに固着されたハーメチックターミナルを設けることにより、左と右の空洞容積の間にハーメチックターミナルが収納できることとなるので、圧縮機全体がコンパクトに設計でき、小型化設計ができる。
【0049】
また、左と右の空洞容積の一方に、サクションマフラーのガス入口部が設置され、前記のガス入口部が前記のサクションマフラーと同一材質のプラスチックでチューブ状に設けるとともに、ガス入口部の端部を共鳴周波数の共鳴モードの節の付近に配置する。サクションマフラーの継ぎ目は高周波溶着により気密的に接合することにより射出成型法で一度に成形が完了するとともに騒音を低下させ、また、気密性により音の洩れが防止できる。即ち、射出成型により一度に成型が完了し量産性が優れているとともに、騒音を低減することができる。
【0050】
また、空洞容積の空洞部側壁の対向位置に戻りガスを導く吸入チューブを配置するとともに、サクションマフラーのガス入口部の孔を空洞部の側壁に配設したことにより、戻りガスは戻りガス衝突部の広い衝突面へ衝突して液冷媒や液状の冷凍機油が分離されて落下する。その後、冷媒ガスはガス入口部の孔から吸入される。一方、衝突部はプラスチック材でできているため熱伝導しにくく、吸入ガスは加熱されずにガス入口部の孔から吸入される。
【0051】
従って、液分離された冷媒ガスの吸入で故障しない信頼性の高い圧縮機となる。一方、加熱されないガス吸入のためエネルギー効率(EER)が向上する。
【0052】
さらに、サクションマフラーのガス入口部がゴム等の弾性材料でチューブ状に成形され、ガス入口チューブとして構成され、前記サクションマフラーの側壁または上面壁に固着して設け、ガス入口チューブの端面は共鳴モードの節の付近に配置することによりサクションマフラーの成型金型の製作が容易となる。また、ガス入口チューブが弾性材料のため、厳しい精度管理をしなくとも組立てができる。
【0053】
従って、騒音の低い圧縮機を安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における密閉型電動圧縮機の側面断面図
【図2】図1の上面断面図
【図3】図1のA−A矢視断面図
【図4】図3のシリンダヘットとサクションマフラーの組立図
【図5】図4のサクションマフラーの局部断面図
【図6】図5の他の変形例図
【図7】本発明の他の実施例によるサクションマフラーの局部断面図
【図8】図7のa部の拡大断面図


【図9】従来の密閉型電動圧縮機の側面断面図
【図10】図8のA−A矢視によるシリンダヘットとサクションマフラーの組立図
【図11】図9のB−B矢視断面図
【図12】図10のC−C矢視図
【図13】従来の密閉型電動圧縮機の騒音特性図
【図14】本発明の密閉型電動圧縮機の騒音特性図
【符号の説明】
20 密閉ケース
21 ハーメチックターミナル
22 開口端
23 シリンダ
24 ブロック
25 ピストン
26 モータ
27 バルブプレート
28 シリンダヘット
29 ガス通路
30 サクションマフラー
31 中心線
32 吸入孔
33 左側の空洞容積
34 右側の空洞容積
35 連通路
36 ガス入口部
36a ガス入口部の端面
37 ガス入口チューブ
38 継ぎ目
38a 高周波溶着
39 側壁
40 上面壁
42 吐出マフラー

Claims (6)

  1. 密閉ケースと、このケース内に弾性的に取り付けられた開口端を有するシリンダを備えたブロックと、前記シリンダ内のピストンと、前記ピストンを往復させるモータと、前記シリンダブロックに固定されるバルブプレートと、このバルブプレートを蓋するシリンダヘットと、前記シリンダヘットとガス通路が連結されたサクションマフラーを備え、前記サクションマフラーは連通路を介して左右略対称に分離して空洞容積を形成するとともに、前記空洞容積の略中心線の連通路に前記ガス通路に連通する吸入孔を形成し、前記吸入孔を前記サクションマフラーの共鳴周波数の1次モードの節に配置し、左右いずれか一方の前記空洞容積に設置されたガス入口部の端面を前記サクションマフラーの共鳴周波数の2次モードの節の付近に配置した密閉型電動圧縮機。
  2. ガス入口部を除いた左右いずれか一方の空洞容積と他方の空洞容積が略等しい大きさである請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 左側の空洞容積と右側の空洞容積が離れた位置に配置され、前記左側の空洞容積前記の空洞容積の間に密閉ケースに固着されたハーメチックターミナルが配設された請求項1または2に記載の密閉型電動圧縮機。
  4. サクションマフラーはプラスチックからなり、ガス入口部が前記サクションマフラーと同一材質のプラスチックで構成したものである請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型電動圧縮機。
  5. サクションマフラーはプラスチックからなり、ガス入口部がゴム等の弾性材料でチューブ状のガス入口チューブを構成し、前記サクションマフラーの側壁又は上面の壁に固着したものである請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型電動圧縮機。
  6. サクションマフラーの継ぎ目は高周波溶着により気密的に接合されている請求項4または5に記載の密閉型電動圧縮機。
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