JP3562231B2 - 表示制御方法および液晶表示装置、投写型表示装置並びに電子機器 - Google Patents

表示制御方法および液晶表示装置、投写型表示装置並びに電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置における表示制御技術に関し、例えばアクティブマトリックス液晶表示装置において表示画面の行電極線数よりも少ない走査線数の画像信号を表示する場合における表示制御方式に利用して好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マトリクス型液晶表示装置としては、ガラスあるいは石英等の基板上にマトリックス状に画素電極を形成すると共に、各画素電極に対応して、例えばTFT(薄膜トランジスタ)素子を形成して、各画素電極にTFTにより電圧を印加して液晶を駆動するようにした構成のアクティブマトリクス型液晶パネルが実用化されている。
【0003】
かかるマトリックス型液晶表示装置をテレビジョン映像表示装置として用いる場合、現行テレビ方式にはNTSC方式やPAL方式など走査線数の異なる方式が存在しているため、いずれの方式の映像をも表示できるようにするには駆動回路を工夫しないと映像が片寄って表示されたり欠落したりしてしまう。具体的には、PAL方式の有効走査線数約576本もしくはその1/2に近い行電極線を有する液晶パネルに、有効走査線数が約485本であるNTSC方式の映像信号を表示させたり、アスペクト比が4:3の表示装置に16:9や5:3等のワイド方式の映像信号を表示させようとした場合、図9に示すように、画面100の上下に映像が表示されない余白領域101,102が生じる。
【0004】
従来、かかる余白領域を走査するときには黒レベルの画像信号を供給して黒表示を行なわせて見栄えを良くする工夫がなされている。以下、この明細書では、画面の上下の余白領域を黒表示させる動作モードをレターボックス表示モードと称する。
【0005】
なお、ワイド画面の表示装置に通常の映像信号を表示させる場合に、余白領域に所定の階調レベルの画像信号を供給していずれの方式の映像信号も表示できるようにする技術もあり、そのような発明としては、例えば特開平3−131182号がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の表示方式により液晶表示パネルを駆動するようにした場合、余白領域の画像信号として黒レベルの信号を供給したとしても充分な黒表示が行なえないという問題点がある。具体的には、画素に電圧を印加しない状態で白が表示されるいわゆるノーマリホワイトモードの液晶表示パネルにおいては、黒表示させたい画素には他の画素よりも高い電圧を印加しなくてはならないが、従来方式では、表示領域の黒表示も余白領域の黒表示も画素の印加電圧レベルは同一になってしまうことが多い。また、余白領域の画素の印加電圧レベルだけ高くしても、液晶の黒側の透過率がすでに飽和してしまっている場合が多い。このため特に余白領域を表示領域内の黒レベルよりも黒く表示させてメリハリのある表示を行わせるというようなことができなかった。
【0007】
この発明の目的は、所定の行電極数を有する液晶パネルに、それよりも走査線数の少ない表示方式に従った画像を表示させたり4:3のアスぺクト比の液晶パネルにワイド画面の画像を表示させる場合に、余白領域をより黒く表示させてメリハリのある表示を行なうことができる液晶表示制御技術を提供することにある。
【0008】
この発明の他の目的は、駆動回路の規模を増加させることなく画面の上下に生じる余白領域の黒表示を強調して品位の高い映像を表示させることができる液晶表示制御技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記目的を達成するため、液晶パネルの行電極線数よりも有効表示範囲の走査線数が少ない表示方式の画像信号を表示する際に、画面上に生ずる余白領域を走査するときは、列電極線に画像信号を伝達するスイッチ素子を、通常表示領域に画像信号を供給するときよりも長い時間オン状態にさせるようにしたものである。
【0010】
具体的には、列電極線駆動回路が各列電極線に接続されたサンプリング用スイッチ素子と該スイッチ素子を順次オンさせる選択信号を形成するシフトレジスタとから構成される液晶表示装置において、レターボックス表示モードで画面の上下の余白領域を走査するときは、余白領域を走査するタイミングに合わせて本来の画像信号の代わりに黒レベルの画像信号を供給するとともに、列電極線駆動回路のシフトレジスタへ通常よりも長いパルス幅を有するスタート信号を供給させるようにする。
【0011】
これによって、余白領域の走査の際には前記サンプリング用スイッチ素子が通常よりも長い期間にわたってオン状態とされて列電極線には画像信号(黒レベル信号)が充分に伝達されるため、対応する画素に黒レベル電圧を充分に印加させて余白領域の黒表示を強調させることができる。これとともに、駆動回路が液晶表示部と同じ基板上に設けられている液晶パネルでは、外部から与えるスタート信号のみ切り換えれば良くパネル上の回路には何ら変更を要することなく、余白領域に対する強調された黒表示を行なうことができるようになる。
【0012】
なお、各画素が画素電極とスイッチ素子とからなる液晶パネルで表示制御を行なう場合に、余白領域の黒表示を強調する方法として、列電極線へ画像信号を伝達するサンプリング用スイッチの代わりに列電極線の電位を画素電極に伝えるスイッチ素子を通常よりも長い時間オンさせるようにしてもよい。このような制御は、余白領域が画面の上下に生じるレターボックス表示モードでは、余白領域となる行電極線の選択期間を通常表示領域の行電極線の選択期間よりも長くさせることで容易に実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1には本発明を適用した液晶表示装置の一実施例のブロック図を示す。
【0015】
図1において、1は複数の画素が行列状に配列された液晶表示部を備えたアクティブマトリックス型液晶パネル、2は入力画像信号VIDEOを補正したり増幅したりする画像信号処理回路、3は増幅された画像信号を所定の周期に従って極性反転して液晶を駆動するのに適したレベルの信号Videoを生成する極性反転回路、4は入力画像信号の表示モードすなわちいずれの表示規格の画像信号であるかを判定するモード判定回路、5は水平同期信号HSYNCに基づいて基準クロック信号OSCを形成するPLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路、6は前記基準クロック信号OSCおよび垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCに基づいて液晶パネル1の駆動回路に含まれるシフトレジスタに対するシフトスタート信号DX1,DX2,DYやシフト動作クロックCLX,CLY、余白領域を指定して黒表示させるためのマスク制御信号MASK、前記極性反転回路3に対する極性反転の切り換えを制御するタイミング信号FR等を形成し出力するタイミング制御回路、7は余白領域に表示させる黒レベルの画像信号Vbを発生する黒レベル信号生成回路、8は前記マスク制御信号MASKに基づいて前記黒レベル信号Vbと前記極性反転回路3からの画像信号Videoとを切り換えて、液晶パネル1へ供給するための切換回路、9は前記マスク制御信号MASKに基づいて前記タイミング制御回路6から出力されるシフトスタート信号DX1,DX2を切り換えて、液晶パネル1へ供給するための切換回路である。これら8,9切換回路は、アナログスイッチや、ゲートを使用したマルチプレクサ等で簡単に構成することができる。
【0016】
前記画像信号処理回路2、極性反転回路3、黒レベル信号生成回路7および切換回路8は、1つの半導体チップ上に形成されて半導体集積回路として構成されてもよい。
【0017】
この実施例では、前記シフトスタート信号DX1はシフトクロックCLXの1周期分のパルス幅を有し、シフトスタート信号DX2はシフトクロックCLXの2周期分のパルス幅を有するように形成され、余白領域の走査の際には切換回路9によってシフトスタート信号DX2が選択されるとともに、DX2の選択と並行して切換回路8では本来の画像信号の代わりに黒レベル信号Vbが選択されて液晶パネル1に供給されるように構成されている。シフトスタート信号DX1,DX2は、いずれも水平同期信号HSYNCに同期した信号である。ただし、前記シフトスタート信号DX2のパルス幅はシフトクロックCLXのぴったり2周期分である必要はない。要は、Xシフトレジスタ12がシフトクロックCLXによりシフトスタート信号DX2を2回取り込んで、シフトクロックCLXの2周期分のパルス幅の選択信号を出力するのに充分なパルス幅を有していればよい。
【0018】
黒レベル信号Vbは、本来の画像信号の中心電位(ビデオ中心Vc)と同一の電位を中心に極性反転する信号であり、具体的には図10に示すように、ビデオ中心電位Vcが例えば6Vの場合、ビデオ中心電位Vcを中心に片側それぞれおよそ4.5〜5.0Vの振幅を有するように生成される。なお、図10において、LC−COMは画素電極と液晶を挟んで対向される電極に印加される液晶コモン電位と呼ばれる電位であり、液晶駆動で問題となるいわゆるプッシュダウン(容量カップリングにより実質的な書込み電圧がマイナス側シフトする現象)を考慮してその分だけ予めシフトした電圧である。VGは行電極線駆動回路から出力される行電極線の選択レベルの信号である。
【0019】
図2は、本発明に係る液晶駆動制御回路によって駆動される液晶パネル1の画素電極側の基板の一例を示す。特に限定されるものでないが、この実施例の液晶パネルは標準でPAL方式の画像信号による表示が行なえるように、例えば走査線数に対応したm本(例えばm=260)の行電極線G1〜Gmが設けられている。
【0020】
図2において、D1〜Dnは前記行電極線と交差するように配列された列電極線、11は前記シフトスタート信号DYおよびシフト動作クロックCLYによってシフト動作をして行電極線G1〜Gmに対して選択レベルの信号VG1〜VGmを形成し出力する行電極線駆動回路としてのYシフトレジスタ、12は前記シフトスタート信号DXおよびシフト動作クロックCLXによってシフト動作をして前記列電極線D1〜Dnに対して画像信号を順次供給するための選択信号X1〜Xnを形成し出力するXシフトレジスタで、前記行電極線G1〜Gmと列電極線D1〜Dnとの各交点に画素15が設けられ、これらの画素が行列状に配置されて表示部22が構成されている。
【0021】
13は前記切換回路8から出力されるアナログ画像信号Videoまたは黒レベル信号Vbが入力される端子で、この画像信号入力端子13に接続された画像信号供給ライン14と前記各列電極線D1〜Dnとの間にはMOSFETからなるスイッチS1〜Snが設けられており、これらのスイッチMOSFET S1〜Snの制御端子(ゲート端子)に前記Xシフトレジスタ12から出力される選択信号X1〜Xnが印加され、スイッチS1〜Snが順番にオン状態とされて行くことによって、画像信号供給ライン14上の画像信号が列電極線D1〜Dnに順次印加される。本明細書では、前記Xシフトレジスタ12とスイッチMOSFET S1〜 Snとを合わせた回路を列電極線駆動回路16と称する。
【0022】
前記行電極線G1〜Gmと列電極線D1〜Dnとの各交点に設けられた画素15は、2つだけ代表的に示されているように、ソースが列電極線Dに接続されゲートが行電極線G1に接続されたスイッチング素子としてのTFT15aと、該TFT15aのドレイン端子に接続されたITOなどからなる画素電極15bとにより構成されている。なお、カラー液晶パネルにおいては、前記画像信号入力端子13と画像信号供給ライン14が、3原色に対応してそれぞれ3個ずつ設けられ、各列電極線は2本おきにそれぞれ対応する色画像信号の供給ライン14に接続される。
【0023】
次に、前記実施例の液晶表示装置の動作を、図3〜図6のタイミングチャートを用いて説明する。
【0024】
なお、前記実施例のタイミング制御回路6は、レターボックス表示モードと判定した際には、図3に示されているように、画像信号に含まれている垂直同期信号VSYNCに同期した前記Yシフトレジスタ11のスタート信号DYがハイレベルになってシフト動作が開始され、行電極線が順次選択されていく際に、本来の画像信号を表示する画素に対応した行電極線が選択されている間はロウレベルで、それ以外の余白領域となる画素に対応した行電極線が選択されている間はハイレベルとされる余白領域表示制御用のマスク制御信号MASKを形成して出力する。一方、タイミング制御回路6は、レターボックス表示モードでない通常のフル画面表示モードと判定した際にはマスク制御信号MASKを連続してロウレベルのままとして出力する。
【0025】
ここで、タイミング制御回路6から出力されるタイミング信号のうち、DX(DX1,DX2)はXシフトレジスタ12のシフト開始タイミングを与えるスタート信号で、1水平走査期間を周期として画像信号に含まれている水平同期信号に基づいて形成されるHSYNCに同期した比較的短いパルス幅の信号である。また、CLXはXシフトレジスタ12のシフト動作クロックで、前記スタート信号DXの2つのパルス間に少なくともXシフトレジスタ12の段数n以上のパルスを有するように、PLL回路5からの基準クロック信号OSCに基づいて形成される。そして、前記スタート信号DX1はCLXのほぼ1周期のパルス幅を有する信号として形成される。OFHなる信号は、前記スタート信号DXと同一周期でデューティがほぼ50%のクロック信号であり、DXと同様に水平同期信号HSYNCに基づいて形成される。
【0026】
また、タイミング制御回路6から液晶パネル1に供給されるタイミング信号のうち、DYはYシフトレジスタ11のシフト開始タイミングを与えるスタート信号で1垂直走査期間を周期とし、画像信号に含まれている垂直同期信号に基づいて形成されるVSYNCに同期した信号で前記クロック信号OFHのおよそ2周期分のパルス幅を有する信号として形成される。また、CLYはYシフトレジスタ11のシフト動作クロックで、前記クロック信号OFHに基づいてOFHの1/2の周波数の信号として形成される。Yシフトレジスタ11は、クロックCLYの立上がりと立下がりのそれぞれに同期して1ビットずつシフト動作する。
【0027】
以下、レターボックス表示モードの際の動作を通常のフル画面表示モードと比較しながら説明する。図5には通常のフル画面表示モードの際のタイミングが、また図6にはレターボックス表示モードの際のタイミングがそれぞれ示されている。
【0028】
通常のフル画面表示モードでは、前述したようにタイミング制御回路6からは連続してロウレベルのマスク制御信号MASKが出力される。これによって切換回路8では極性反転回路3からの本来の画像信号Videoが選択されて液晶パネル1に供給されるとともに、切換回路9によって連続してシフトスタート信号DX1が選択されて液晶パネル1に供給される。前記シフトスタート信号DX1はシフトクロックCLXのほぼ1周期分のパルス幅を有するため、このシフトスタート信号DX1がシフトレジスタ12に取り込まれてシフトクロックCLXによってシフトされると、図5に示されているように、シフトクロックCLXの1周期分のパルス幅を有し互いにハイレベルが重ならない選択信号X1,X2,X3,‥‥‥が形成され、サンプリング用スイッチS1,S2,S3,‥‥‥が順次オンされて行く。
【0029】
従って、通常のフル画面表示モードでは、同一パルス幅の選択信号X1,X2,X3,‥‥‥が表示部22の第1行電極線から最終行電極線まで供給される。その結果、同一条件で画像信号供給ライン14上の画像信号が各列電極線D1〜Dnに伝達され、一画面にわたって画像信号による均等な表示がなされることとなる。
【0030】
一方、レターボックス表示モードでは、タイミング制御回路6からは図3に示すように、Yシフトレジスタ11のスタート信号DYの前後(この実施例では、第1行電極線から第15行電極線までの期間と、第246行電極線から第260行電極線までの期間として説明する)にわたってハイレベルとされるマスク制御信号MASKが出力される。これによって、切換回路8ではマスク制御信号MASKがハイレベルの期間だけ本来の画像信号の代わりに黒レベル信号Vbが選択されて液晶パネル1に供給されるとともに、切換回路9によってMASKがハイレベルの期間はシフトスタート信号DX1の代わりにDX2が選択されて液晶パネル1に供給される。
【0031】
前記シフトスタート信号DX2はシフトクロックCLXの2周期分のパルス幅を有するため、このシフトスタート信号DX2がシフトレジスタ12に取り込まれてシフトクロックCLXによってシフトされると、図6に示されているように、シフトクロックCLXの2周期分のパルス幅を有し互いにハイレベルの期間が一部重なるような選択信号X1’,X2’,X3’,‥‥‥が形成され、サンプリング用スイッチS1,S2,S3,‥‥‥が順次オンされて行く。そして、このとき画像信号供給ライン14には黒レベル信号Vbが入力されているため、この黒レベル信号が前記オンされたサンプリング用スイッチS1,S2,S3‥‥‥によって対応する列電極線D1,D2,D3‥‥‥へ本来の画像を表示する場合に比べて時間をかけて転送され、列電極線の有する負荷容量に対して充分な充電がなされることとなる。
【0032】
その結果、図5に示されているような幅の狭い選択信号X1,X2,X3,‥‥‥でサンプリング用スイッチS1,S2,S3,‥‥‥がオンされる場合に比べてそのとき行電極線によって選択されている画素に対して黒レベルに対応した電圧が充分に印加されて表示領域の黒レベルよりも強い黒レベルが余白領域に表示されるようになる。
【0033】
従って、レターボックス表示モードでは、画面の上下15本ずつの行電極線に対応した画素が黒表示され、メリハリのきいた画像が得られる。なお、一般に黒表示を強くしたい場合、入力される黒レベルの電圧を高くすれば良いようにも考えられる。しかし、サンプリング用スイッチS1,S2,S3,‥‥‥がMOSFETで構成されるような場合、これらの素子がオンされた状態では飽和領域で動作しているため、入力される画像信号のレベルを高くしてソース・ドレイン間電圧を大きくしてもMOSFETの飽和領域での特性からドレイン電流は増加しないので、黒レベル電圧を高くしても列電極線のレベルを高くすることができない。しかるに、前記実施例では、サンプリング用スイッチS1,S2,S3,‥‥‥がオンされる時間を長くしているので、黒レベル電圧を高くしなくても列電極線D1,D2,D3‥‥‥へ充分に信号レベルを伝達して黒表示を強くすることができる。
【0034】
なお、前記実施例では、通常表示領域を走査する際の選択信号X1,X2,X3,‥‥‥は互いにハイレベルが重ならないように形成されていると説明したが、テレビジョン信号のような解像度がそれほど問題とならない画像信号を表示する場合には、選択信号のハイレベルは多少重なり合っても問題はない。また、前記実施例では、余白領域に対応する水平走査期間は、スタート信号として、シフトクロックCLXの1周期分のパルス幅の信号DX1の代わりにシフトクロックの2周期分のパルス幅の信号DX2をタイミング制御回路6で形成して液晶パネル1に供給するようにしているが、スタート信号DX2のパルス幅をシフトクロックの2周期分でなく3周期以上とすることも可能であり、これによって余白領域にさらに強い黒を表示させることが可能となる。
【0035】
ただし、スタート信号DX2のパルス幅を広くし過ぎると、Xシフトレジスタ12の最終段がまだハイレベルの選択信号Xnを出力している期間に、次の行電極線の画像信号が画像信号供給ライン14上に入って来てしまうので、それを回避できる範囲でパルス幅を設定すれば良い。通常、テレビジョンの画像信号には水平ブランキング期間が含まれているので、スタート信号DX2のパルス幅をシフトクロックの2周期分とっても水平ブランキング期間内でXシフトレジスタ12の最終段の選択信号Xnを完全に出力させるように容易に構成することができる。
【0036】
また、液晶パネルにおいては、有効表示部の周囲に表示に寄与しないダミー画素が設けられる場合があるので、その場合にはダミー画素に相当する分だけシフトレジスタを長く構成しておいて、選択信号がダミー画素に対応するビットに移行して来た段階でシフトレジスタにリセットをかけてシフト動作を終了させるように構成しても良い。これによって、有効表示部にあって余白領域となる画素において充分な黒表示を行なわせかつ次の行電極線の画像信号による表示レベル低下を防止することができる。
【0037】
さらに、余白領域の黒表示を強調する方法として、前記実施例では列電極線へ画像信号を伝達するサンプリング用スイッチのオン時間を長くしているが、その代わりもしくはそれと併用して、例えば余白領域の行電極線の選択信号が表示領域の行電極線の選択信号よりも長くなるようにYシフトレジスタ11を工夫することによって、列電極線上の信号を画素電極15bに伝えるスイッチ素子15aを通常よりも長い時間オンさせるようにしてもよい。
【0038】
また、前記実施例ではYシフトレジスタを含む行電極線駆動回路とXシフトレジスタを含む列電極線駆動回路を液晶表示部と同一基板上に形成した液晶パネルを使用した表示装置に適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されず、駆動回路が液晶パネルとは別個に構成されている液晶表示装置についても適用することができる。ただし、少なくとも列電極線駆動回路が液晶パネル上に形成されているものに適用した場合には、駆動回路の構成を何ら変更することなくかつ回路規模を増加させることなく画面の余白領域にメリハリのある黒表示をさせることができるので、液晶パネルの小型化を図る上では少なくとも列電極線駆動回路が液晶パネル上に形成されているものに適用するのが最も有効である。
【0039】
前記実施例ではPAL方式の画像信号を表示可能な液晶パネルにNTSC方式の画像信号を表示できるようにした液晶表示装置の実施例について説明したが、この発明はそれに限定されず、例えば800×600ドットのSVGA(Super Video Graphics Array)規格に従った高解像度の液晶パネルに、640×480ドットのVGA(Video Graphics Array)規格に従った低解像度の画像信号による表示を行なう場合等にも適用することができる。同様に、Xシフトレジスタを工夫することにより、ワイド画面の液晶パネルにアスペクト比4:3の画像を表示する場合に、画面の左右に生じる余白領域の黒表示を強調する表示制御にも本発明を適用することができる。
【0040】
また、前記実施例では行電極線の一方の端にのみYシフトレジスタ11が設けられている場合について説明したが、前記行電極線G1〜Gmの反対側(図では右側)にも前記Yシフトレジスタ11と同様なシフトレジスタを設けて、同一の電圧を同一のタイミングで各行電極線に印加、つまり1本の行電極線11をその両側から同時に駆動するように構成しても良い。これによって、行電極線11の有する寄生抵抗による電圧のレベル落ちや信号の遅れを減らすことができる。
【0041】
さらに、列電極線D1〜Dnの反対側(図では下側)に各列電極線にプリチャージレベルを印加するプリチャージ用FETを設けて、列電極線に画像信号を印加する前に、所定のレベルにそれぞれプリチャージさせるように構成しても良い。これによって、短い時間内に列電極線のレベルを正確に画素電極側へ伝達することができる。さらに、X,Yシフトレジスタ11,12は双方向シフトレジスタとしていずれの方向へもシフトできるように構成してもよい。
【0042】
前記実施例の液晶表示装置は透過型または反射型のいずれの液晶パネルを用いる場合にも適用することができるが、各画素ごとにTETと保持容量を有するように構成され、TETに光が通過しないように遮光膜ないしは対向基板のブラックマトリックスで覆う必要がある透過型液晶パネルでは開口率をあまり高くすることができない。一方、反射型液晶パネルでは画素電極がアルミニウム層等からなる反射電極で構成されるので、画素電極の下にスイッチング用TETや保持容量等を形成しても開口率を低下させることがない。従って、開口率の高い液晶表示装置を構成したい場合には、反射型液晶パネルを用いるようにするとよい。反射型液晶パネルにおいては、画素電極はアルミニウムのような反射率の高い電極で構成される。また、透過型液晶パネルにおいては、画素電極はITOのような透明電極で構成される。
【0043】
図7は、本発明の液晶表示装置を適用した応用機器の一例としてのビデオプロジェクタ(投写型表示装置)の要部を平面的に見た概略構成図である。
【0044】
図7において、370はハロゲンランプ等の光源、371は放物ミラー、372は熱線カットフィルター、373,375,376はそれぞれ青色反射、緑色反射、赤色反射のダイクロイックミラー、374,377は反射ミラー、378,379,380は液晶パネルからなるライトバルブ、383はダイクロイックプリズムである。
【0045】
この実施例のビデオプロジェクタにおいては、光源370から発した白色光は放物ミラー371により集光され、熱線カットフィルター372を通過して赤外域の熱線が遮断されて、可視光のみがダイクロイックミラー系に入射される。そして先ず、青色反射ダイクロイックミラー373により青色光(概ね50nm以下の波長)が反射され、その他の光(黄色光)は透過する。反射した青色光は、反射ミラー374により方向を変え青色変調ライトバルブ378に入射する。
【0046】
一方、前記青色反射ダイクロイックミラー373を透過した光は緑色反射ダイクロイックミラー375に入射し、緑色光(概ね500〜600nmの波長)が反射され、その他の光である赤色光(概ね600nm以上の波長)は透過する。ダイクロイックミラー375で反射した緑色光は、緑色変調ライトバルブ379に入射する。また、ダイクロイックミラー375を透過した赤色光は、反射ミラー376,377により方向を変え赤色変調ライトバルブ380に入射する。
【0047】
ライトバルブ378,379,380は、画像信号処理回路から供給される青、緑、赤の原色信号でそれぞれ駆動され、各ライトバルブに入射した光はそれぞれのライトバルブで変調された後、ダイクロイックプリズム383で合成される。ダイクロイックプリズム383は、赤色反射面381と青色反射面382とが互いに直交するように形成されている。そして、ダイクロイックプリズム383で合成されたカラー画像は、投写レンズ384によってスクリーン上に拡大投写され、表示される。385が、タイミング制御回路6や黒レベル信号生成回路7、切換回路8と9を含む制御回路である。
【0048】
図8には、本発明の液晶表示装置を適用した応用機器の他の一例としての液晶テレビおよび情報処理装置を示す。
【0049】
図8(a)は、液晶テレビを示す図である。1100はテレビ本体、1101は液晶パネルを用いた液晶表示部である。この液晶テレビでは、液晶パネル1101の後方、テレビ本体1100内に前記実施例のタイミング制御回路6や黒レベル信号生成回路7、切換回路8と9を含む制御回路が内蔵される。
【0050】
図8(b)は、ワープロ、パソコン等の携帯型情報処理装置を示す図である。1200は情報処理装置、1202はキーボード等の入力部、1206は液晶パネルを用いた表示部、1204は情報処理装置本体である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、液晶パネルの行電極数よりも有効表示範囲の走査線数が少ない表示方式の画像信号を表示する際に、画面上に生じる余白領域を走査するときは、列電極線に画像信号を伝達するサンプリング用スイッチ素子を、通常表示領域に画像信号を供給する際よりも長い時間オンさせるようにしたので、余白領域の走査の際には前記サンプリング用スイッチ素子が通常よりも長い期間にわたってオン状態とされて列電極線に画像信号(黒レベル信号)が充分に伝達されるため、対応する画素に黒レベル電圧を充分に印加させて余白領域の黒表示を強調させることができるという効果がある。
【0052】
さらに、列電極線駆動回路が各列電極線に接続されたサンプリング用スイッチ素子と該スイッチ素子を順次オンさせる選択信号を形成するシフトレジスタとから構成される液晶表示装置において、レターボックス表示モードで画面の上下の余白領域を走査するときは、余白領域を走査するタイミングに合わせて本来の画像信号の代わりに黒レベルの信号を供給するとともに、列電極線駆動回路のシフトレジスタへ通常よりも長いパルス幅を有するスタート信号を供給させるようにしたので、駆動回路が液晶表示部と同じ基板上に設けられている液晶パネルでは、外部から与えるスタート信号のみ切り換えれば良くパネル上の回路には何ら変更を要することなく、余白領域に対する強調された黒表示を行なうことができるようになるという効果がある。
【0053】
特に高解像度が要求される液晶表示装置では、高解像度になるほどシフトレジスタから出力される選択信号のパルス幅が狭くなるので、従来の表示制御方式のまま余白領域の黒表示を行なうと、画像信号を列電極線に伝達するサンプリング用スイッチ素子のオン時間が短くなって、ますます余白領域の黒レベルが低下してしまう傾向があるが、本発明を適用することによって高解像度の液晶表示装置でも余白領域を充分に黒く表示させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の構成例を示すブロック図。
【図2】本発明に係る液晶表示装置に用いられる液晶パネルの画素電極側の基板の一例を示す回路構成図。
【図3】実施例の液晶表示装置における各種タイミング信号の関係を示すタイミングチャート。
【図4】実施例の液晶表示装置における各種タイミング信号の図3よりも短い時間内での相互関係を詳細に示すタイミングチャート。
【図5】実施例の液晶表示装置における通常のフル画面表示モードでのスタート信号と列電極線選択信号との関係を示すタイミングチャート。
【図6】実施例の液晶表示装置におけるレターボックス表示モードで余白領域のスタート信号と列電極線選択信号との関係を示すタイミングチャート。
【図7】実施例の液晶表示装置の液晶パネルをライトバルブとして使用した投写型表示装置に応用したプロジェクタの概略構成図。
【図8】本発明を適用した液晶テレビと携帯用パーソナルコンピュータの概略構成例を示す斜視図。
【図9】高解像度の液晶パネルに低解像度の画像信号による表示を行なう場合やアスペクト比が4:3の表示装置に16:9や5:3等の映像信号を表示させる場合の画面の表示状態を示す説明図。
【図10】余白領域の表示に用いられる黒レベル信号の一例を示す波形図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル
2 画像信号処理回路
3 極性反転回路
4 表示モード判定回路
5 クロック発生用PLL回路
6 タイミング制御回路
7 黒レベル生成回路
8 画像信号の切換回路
9 スタート信号の切換回路
G1〜Gm 行電極線
D1〜Dn 列電極線
11 行電極線駆動回路(Yシフトレジスタ)
12 列電極線駆動回路(Xシフトレジスタ)
13 画像信号入力端子
14 画像信号供給ライン
15 画素
15a スイッチング用TFT
15b 画素電極
101,102 余白領域
370 ランプ
373,375,376 ダイクロイックミラー
374,377 反射ミラー
378,379,380 ライトバルブ
383 ダイクロイックプリズム
384 投写レンズ

Claims (8)

  1. 格子状に配置された複数の行電極線及び複数の列電極線と、前記行電極線と列電極線との各交点に対応して行列状に配置された複数の画素とからなる表示部と、
    垂直同期信号に同期したシフトレジスタのスタート信号により前記行電極線を順次選択する行電極線駆動回路と、前記各列電極線に画像信号に基づいた電圧を伝達するスイッチ素子と、前記行電極線によって選択された画素に前記スイッチ素子及び前記列電極線を介して前記画像信号に基づいた電圧を印加して表示を行なう表示装置の制御方法において、
    前記表示部に当該表示部の有する画素数より有効表示範囲が少ない表示方式の画像信号に基づいた表示を行ない、前記表示部に生ずる余白領域の画素に電圧を印加するときには、前記シフトレジスタのスタート信号の前後にわたる所定の期間に前記スイッチ素子を通常表示領域の画素に電圧を印加するときよりも長い時間オン状態にし、前記画像信号の代わりに黒レベル信号を前記スイッチ素子及び前記列電極線を介して画素に印加する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  2. 格子状に配置された複数の行電極線及び複数の列電極線と、前記行電極と前記列電極との各交点に対応して行列状に配置された複数の画素とからなる表示部とを備え、
    垂直同期信号に同期したシフトレジスタのシフトスタート信号により前記行電極線を順次選択する行電極線駆動回路と、
    前記行電極線駆動回路によって選択された画素に対して前記列電極線にスイッチ素子を介して画像信号に基づいた電圧を印加して表示を行なう液晶表示手段と、
    水平同期信号に同期した第1のスタート信号と当該第1スタート信号よりもパルス幅の長い第2のスタート信号および余白領域を示す制御信号とを形成して出力するタイミング制御回路と、
    前記タイミング制御回路から供給された前記制御信号に応じて前記第1のスタート信号または前記第2のスタート信号のいずれかを選択する第1の切換回路と、
    前記液晶表示手段に黒レベル表示を行なわせるための黒レベル信号を生成する黒レベル信号生成回路と、
    前記タイミング制御回路から供給される前記制御信号に応じて画像信号または前記黒レベル信号のいずれかを選択する第2の切換回路と、
    前記第1の切換回路により選択されたスタート信号に従って当該スタート信号のパルス幅の長さに応じた期間に前記第2の切換回路により選択された画像信号または黒レベル信号に基づいた電圧を前記各列電極線に出力する列電極線駆動回路とを有し、
    前記表示部に当該表示部の有する画素数より有効表示範囲が少ない表示方式の画像信号に基づいた表示を行ない、前記表示部に生ずる余白領域の画素に電圧を印加するときには、前記シフトレジスタのシフトスタート信号の前後にわたる所定の期間に前記第1の切換回路において前記第2のスタート信号が選択されるとともに前記第2の切換回路において黒レベル信号が選択され前記スイッチ素子を介して前記黒レベル信号に基づいた電圧が前記列電極線に出力される
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記列電極線駆動回路は、前記第1切換回路から供給される第1のスタート信号または第2のスタート信号により始動され前記第2クロック信号に同期してシフト動作して選択信号を順次出力するシフトレジスタと、該シフトレジスタから出力される前記選択信号によってオン、オフ制御されて前記第2切換回路から供給される画像信号または黒レベル信号を前記列電極線に順次伝達可能な複数のスイッチ素子とにより構成されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記行電極線駆動回路および前記列電極線駆動回路は、前記表示手段を構成する基板と同一基板上に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記画素は、画素電極と、前記行電極線に制御端子が接続され前記行電極線駆動回路によってオン、オフ制御されて列電極線上の電圧を対応する前記画素電極に印加するスイッチング素子とにより構成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記黒レベル信号発生回路は、表示領域の黒レベルよりも強い黒レベルの黒レベル信号を生成することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 光源と、該光源からの光を変調して透過もしくは反射する液晶パネルを有する請求項2乃至6のいずれかに記載の液晶表示装置と、前記液晶パネルにより変調された光を集光し拡大投写する投写光学手段とを備えていることを特徴とする投写型表示装置。
  8. 請求項1乃至6いずれかに記載の液晶表示装置からなるデータ出力手段と、データ入力手段とを備えていることを特徴とする電子機器。
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