JP3561200B2 - 視線誘導灯 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路の路肩などに設置される自発光式の視線誘導灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の通行道路において、見通しの悪い場所や急カーブでの正面衝突や路外逸脱事故などを未然に防ぐことを目的として、道路路肩に視線誘導灯(デリニェータ)を設置し、対向車の接近やカーブの形状(道路線形)をドライバーに知らせて危険を回避するシステムが採られている。
【0003】
この種の視線誘導灯には反射式と自発光式があり、反射式の視線誘導灯は上り車線と下り車線に各々個別に設置されていることが多い。
【0004】
一方、自発光式の視線誘導灯は、電源確保の問題から片側の車線路肩に、上り車線と下り車線の双方向に設けた発光体を2個一対にして設置されていることが多い。また、最近の自発光式の視線誘導灯の光源(発光体)にはLEDが利用されているが、LEDの発光は視認角度が狭いことから、カーブ区間に設置する場合は、その道路線形に合わせて個々のLED発光体の向きをドライバーに見えるように調整する必要があり、このような理由からも各々個別のLED発光体を2個一対にして設置するという方式が採られている。その一例として、図10に示すように、上り車線用と下り車線用の各々個別のLED発光体201、202を2個一対にして1台の視線誘導灯200を構成し、この視線誘導灯200をカーブ区間等の道路の片側の路肩に設置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、LEDを用いた自発光式の視線誘導灯を設置する場合、対向車線道路の片側の路肩に多数のLED発光体が設置されることになるので、その設置に広いスペースが必要になる。また、図10に示すような矩形のLED発光体が道路沿いに多数個並んでいると、全体が繁雑に見えてしまい、外観意匠的にもあまり好ましくない。
【0006】
本発明はそのような実情に鑑みてなされたもので、上り車線用と下り車線用の2つのLED発光体を備えた構造で、設置に要するスペースが小さくて済むとともに、外観のデザイン性にも優れた視線誘導灯の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の視線誘導灯は、複数個のLEDが配列されてなる2つのLED発光体と、その各LED発光体の向きをそれぞれ個別に調整するための調整機構を備え、それら2つのLED発光体が1つの円筒形ケース内に収容され、かつ、前記2つのLED発光体は、同一の回転軸を中心として回転自在に配設され、その回転角度の設定により各LED発光体の向きを調整し得るように構成されているとともに、前記回転軸を中心として円弧状に延びる2つの角度調整孔が前記調整機構に設けられており、その2つの角度調整孔によって各LED発光体の回転角度をそれぞれ個別に設定するように構成されているとともに、それら2つの角度調整孔の回転軸の中心に対する円弧の半径を互いに異なる長さとしたことによって特徴づけられる。
【0008】
本発明の視線誘導灯によれば、2つのLED発光体をそれぞれ個別に設置するのではなく、1つの円筒形ケース内に配置しているので、図10に示す従来の視線誘導灯に比べて設置スペースを小さくすることができ、また外観のデザイン性も良くなる。
【0009】
また、本発明の視線誘導灯では、1つの円筒形ケース内に配置する2つのLED発光体を、同一の回転軸を中心として回転可能な構造とし、その回転角度の設定により各LED発光体の向きを調整するというような構成を採用しているので、回転軸の設置スペース等を軽減でき、円筒形ケース内の省スペース化を効率良く達成できるとともに、円筒形ケース内のスペースを有効に利用することができる。
【0010】
さらに、本発明の視線誘導灯において、回転軸を中心として円弧状に延びる2つの角度調整孔を調整機構に設け、その2つの角度調整孔によって各LED発光体の回転角度をそれぞれ個別に設定するように構成するとともに、それら2つの角度調整孔の回転軸の中心に対する円弧の半径が互いに異なる長さとなるように構成しているので、調整機構を構成する角度調整孔や調整ねじ等が干渉することを避けることができ、2つのLED発光体を更にコンパクトに配置することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、以下、図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明の視線誘導灯の実施形態の全体構造を示す側面図である。図2は図1のX−X断面図である。
【0013】
本体ケース101は中空円筒形状の部材で、下部に視線誘導灯の全体を道路路肩に固定するための台座103が一体形成されている。本体ケース101の上部には円筒形ケース102が設けられており、その円筒形ケース102の内部に2つのLED発光体1、2が配置されている。これら2つのLED発光体1、2の制御を行う発光体制御器7は本体ケース101内に収容されている。
【0014】
円筒形ケース102の上半分(LED10・・10と対向する部分)は透光体で形成されている。また、円筒形ケース102の上部はキャップ104によって覆われている。
【0015】
LED発光体1、2は、図3〜図7に示すように、多数個のLED10・・10を基板11、21の前面にマトリックス状に配列した構造で、その裏面側に上下一対の支持片12、22が設けられている。また、LED発光体1、2の裏面側の上部に固定片13、23が設けられている。
【0016】
支持片12、22の各中央には、それぞれ、後述する回転軸3の外径に対応する内径を有する円形の貫通孔12a、22aが加工されている。また、固定片13、23の各中央にはそれぞれ円形の貫通孔13a、23aが加工されており、その各貫通孔13a、23aの下方にそれぞれ裏ナット13b、23bが固着されている。そして、支持片12、22の貫通孔12a、22aと固定片13、23の貫通孔13a、23a(裏ナット13b、23b)との中心間距離は、それぞれ、後述する回転軸3の中心と上部保持プレート5の角度調整孔51、52との間の距離(円弧の半径)と等しい寸法に設定されている。また、固定片13、23には調整ねじ4が上部保持プレート5の上方から各角度調整孔51、52を通じてねじ込まれている。
【0017】
円筒形ケース102内の上部及び下部にはそれぞれ上部保持プレート5と下部保持プレート6が配置されており、これら上部保持プレート5と下部保持プレート6との間に回転軸3が設けられている。この回転軸3には2つのLED発光体1、2の各支持片12、22が回転自在に支持されており、それら2つのLED発光体1、2が同一の回転軸3を中心として回転可能となっている。なお、下部保持プレート6は接続ボックス8を介して本体ケース101に固定されている(図1参照)。
【0018】
上部保持プレート5には、LED発光体1、2の回転中心(回転軸3の中心)を中心として円弧状に延びる2つの角度調整孔51、52が加工されている。これら角度調整孔51、52は、LED発光体1、2の各回転角度を設定するためのスリット状の孔で、その一方の角度調整孔51の円弧の半径は、他方の角度調整孔52の円弧の半径の約1/2程度の寸法に設定されている。
【0019】
各角度調整孔51、52には、前記したようにLED発光体1、2の調整ねじ4が通されており、これら角度調整孔51、52及び調整ねじ4、並びに先の回転軸3、支持片12、22及び固定片13、23などによって、各LED発光体1、2の向きをそれぞれ個別に調整するための調整機構20が構成されている。なお、支持片12と上部保持プレート5との間及び支持片22と下部保持プレート6との間にはそれぞれスペーサ31、32(図6参照)が配置されており、また、固定片13、23と上部保持プレート5との間にもスペーサ33(図7参照)が配置されている。
【0020】
そして、以上の構造の調整機構20において、2つのLED発光体1、2の各調整ねじ4を固定片13、23にねじ込んで、各LED発光体1、2を上部保持プレート5にねじ止めすることにより、各LED発光体1、2の回転をそれぞれ個別に固定することができる。また、各調整ねじ4を緩めてLED発光体1、2を、回転軸3を中心として回転させることにより、各LED発光体1、2の角度(向き)を、図8に示す位置つまり各LED発光体1、2が円筒形ケース102の中心を通る直線Lと平行になる位置(回転角0°)から、図9に示す位置つまり各発光体1、2の端部が円筒形ケース102の内面に接近する位置までの間の広い角度範囲(この例では図8の状態:0°から約40°の角度範囲)において任意に調整することができる。従って、直線道路のみならず、急なカーブにおいても、上り車線と下り車線の両方向に向けて視認性の高い発光を実現することができる。
【0021】
また、以上の実施形態では、2つのLED発光体1、2を同一の回転軸3を中心として回転可能として、回転軸3の設置スペースを軽減しており、さらに、上部保持プレート5の角度調整孔51、52の円弧の半径を互いに異なる寸法として、それら角度調整孔51、52、調整ねじ4及び固定片13、14などが相互に干渉しないようにしているので、円筒形ケース102内の省スペース化を効率良く達成できる。しかも、2つのLED発光体1、2の回転軸3を同一軸とすることで、円筒形ケース102内のスペースを有効に利用すことができるので、省スペース化を達成した円筒形ケース102内において最大限の角度調整が可能になる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の視線誘導灯によれば、複数個のLEDが配列されてなる2つのLED発光体と、その各LED発光体の向きをそれぞれ個別に調整するための機構を備え、それら2つのLED発光体を1つの円筒形ケース内に収容しているので、従来の視線誘導灯に比べて設置スペースを小さくすることができる。さらに、円筒形ケースの採用により、見た目のデザイン性も良くなるとともに、カーブ区間に設置した場合にLED発光体の角度を調整しても、見え方に支障をきたすことがなく、良好な視認性を確保することができる。
【0023】
本発明の視線誘導灯において、2つのLED発光体を、同一の回転軸を中心として回転可能な構造とし、その回転角度の設定により各LED発光体の向きを調整するように構成にすれば、回転軸の設置スペースなどを軽減できるので、円筒形ケース内の省スペース化を効率良く達成できる。しかも、円筒形ケース内のスペースを有効に利用することができ、各LED発光体の角度調整範囲を大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構造を示す側面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】LED発光体のみを抽出して示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【図4】図2のY−Y断面図である。
【図5】図2のZ−Z断面図である。
【図6】本発明の実施形態に適用する調整機構の要部断面図である。
【図7】同じく調整機構の要部断面図である。
【図8】本発明の実施形態の作用説明図である。
【図9】同じく作用説明図である。
【図10】従来の視線誘導灯の例を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【符号の説明】
1,2 LED発光体
10 LED
11,21 基板
12,22 支持片
13,23 固定片
20 調整機構
3 回転軸
4 調整ねじ
5 上部保持プレート
51,52 角度調整孔
6 下部保持プレート
7 発光体制御器
8 接続ボックス
101 本体ケース
102 円筒形ケース
103 台座
104 キャップ

Claims (1)

  1. 複数個のLEDが配列されてなる2つのLED発光体と、その各LED発光体の向きをそれぞれ個別に調整するための調整機構を備え、それら2つのLED発光体が1つの円筒形ケース内に収容され、かつ、前記2つのLED発光体は、同一の回転軸を中心として回転自在に配設され、その回転角度の設定により各LED発光体の向きを調整し得るように構成されているとともに、前記回転軸を中心として円弧状に延びる2つの角度調整孔が前記調整機構に設けられており、その2つの角度調整孔によって各LED発光体の回転角度をそれぞれ個別に設定するように構成されているとともに、それら2つの角度調整孔の回転軸の中心に対する円弧の半径を互いに異なる長さとしたことを特徴とする視線誘導灯。
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