JP3561116B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、特に側面に排紙処理装置を接続可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置には、側面および上面に排紙可能で、側面にフェースアップで排紙し、上面にフェースダウンで排紙するものがあり、側面の排紙部分に排紙処理装置、例えば自動的に分類とページ揃えを行うソータや用紙を大量に収容可能なスタッカ等、を接続して排紙処理機能をより多彩にできるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の排紙処理装置が接続可能な画像形成装置では、排紙処理装置を使用せずに側面に排紙する場合は別体のトレイを用意して設置しなければならず、排紙処理装置の使用・不使用に応じてトレイの装脱着をしなければならず不都合であった。
【0004】
また、側面の排紙付近で紙詰まりが発生した場合に、側面の排紙口からから用紙が出ていればそれを引っ張ることにより解消することができるが、それ以外は画像形成装置内部の紙詰まり解除と全く同様の手順で行わなければならず、時間を要してしまうという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、側面に排紙処理装置への排紙口となる開口部を有しかつ該開口部より下方を回転中心軸として略水平方向まで回動して保持可能な機構を有する第1の扉と、前記第1の扉を回動して露出される面に前記第1の扉と同方向に回動可能な第2の扉とを有し、前記第2の扉を回転することにより画像形成装置内の用紙搬送路の一部が開放される画像形成装置において、前記側面および上面に排紙可能な構成とし、前記第2の扉を前記開口部の位置よりも上方に設けかつ上面への排紙経路の一方の壁面とし、前記第1の扉と第2の扉の回動するための引出用把手を略同一高に配設した画像形成装置としたものである。あるいは、上述した画像形成装置において、前記側面および上面に排紙可能な構成とし、前記第2の扉を前記開口部の位置よりも上方に設けかつ上面への排紙経路の一方の壁面とし、前記第2の扉の回動中心軸と前記側面への用紙搬送路の上方に配設されるローラの回転中心軸とを同一にした画像形成装置、あるいは前記側面および上面に排紙可能な構成とし、前記第2の扉を前記開口部の位置よりも上方に設けかつ上面への排紙経路の一方の壁面とし、前記第2の扉に側面と上面への排出経路を決めるガイドチェンジ、側面への用紙搬送路の上方に配設されるローラ、および上面への用紙搬送路の側面側に配設されるローラを一体化させて配設した画像形成装置としたものである。
【0006】
このような構成により、排紙処理装置の使用・不使用に応じて第1の扉を開閉するのみでトレイの装脱着の作業が不要となり、側面の排紙口付近の紙詰まり解除が容易となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
画像形成装置は、図1に示すように、2つの給紙カセット10aを有する給紙装置10を3段積み重ねた最上段に載置され、図2に示すように、上面排紙部2と側面排紙部3を設けてなる。
【0008】
上面排紙部2は、従来の画像形成装置と同様にフェースダウン方式で排紙される部分である。
【0009】
側面排紙部3は、従来の画像形成装置と同様にフェースアップ方式で排紙される部分であるが、本発明は、図2および図3に示すように、側面排紙部3に開口部4aと引出用把手4bを設けた第1の扉4を設け、第1の扉4が回転中心軸4cを中心に略水平方向まで回動して保持可能な機構としたこと、および第1の扉4を回動して露出される面に第2の扉5を設け、第2の扉5が回転中心軸5cを中心に回動する構成とした。
【0010】
このような構成とすることで、図4に示すように、排紙処理装置であるソータ11を画像形成装置1に装着する際に、開口部4aとソータ11の用紙取入口の高さを合わせれば第1の扉4を閉じた状態で装着することができる。
【0011】
また、図2および図3に示すように、第1の扉4の引出用把手4bを手前に引くと回転中心軸4cを中心に回動する。また、図5(a)に示すように、アーム4dは、一方を画像形成装置1に回動可能に固定され、他方を第1の扉4に頂上部4eから略中央部4fまで設けられた案内溝4gに沿って移動可能な移動部材4hに固定されるために、第1の扉4が開かれると移動部材4hが案内溝4gに沿って頂上部4eから略中央部4fの方向に移動し、略中央部4fで止まる。そのため、第1の扉4が略水平方向の位置で保持される状態となる。
【0012】
このような構成とすることで、排紙処理装置であるソータ11を使用しない場合は、第1の扉4を開いて排紙トレイとすることができる。
【0013】
さらに、図5(b)に示すように、第1の扉4の内面上で画像形成装置1と反対方向に延びるように回動する板4i,4jを設けることにより、第1の扉4を略水平方向に延長させることができ、第1の扉4の長さより長い用紙を排紙する場合にも落下しないトレイとすることができる。なお、本実施例では、板4i,4jを回動させたが、引っ張り出すような構成としてもよい。
【0014】
また、図3および5(a)に示すように、第1の扉4を開くと露出される面の排紙口1aよりも上方に設けられ、引出用把手5bを手前に引くと回転中心軸5cを中心に回動する第2の扉5を設けている。なお、本実施例では、第2の扉5を第1の扉4と同方向に回動させることにより、扱いやすく小型化できる構成としているが、回転中心軸5cを異なる位置に設け、第1の扉4と異なる方向に回動する構成としてもよい。
【0015】
第2の扉5の内面は、図3および図6(a)に示すように、上面排紙部2への排紙経路6の一方の壁面であり、第2の扉5を回動して開くと排紙経路6が開放され、図6(b)に示すように、排紙口1a近くで生じた紙詰まり用紙Pを引き出すことができる。なお、本実施では、排紙経路6が開放される構成としたが、画像形成装置1内の用紙搬送路のいずれかが開放される構成とすればよい。
【0016】
また、本実施例では、図3および図6(a)に示すように、第2の扉5に上面排紙部2と側面排紙部3への経路を決めるガイドチェンジ5dを一体化させている。ガイドチェンジ5dは、図示されていない駆動部に連結されて上下方向に移動可能な構成とし、ガイドチェンジ5dが上方向に移動すると用紙が側面排紙部3に排紙され、ガイドチェンジ5dが下方向に移動すると上面排紙部2に排紙されるようになる。本実施例のように、第2の扉5にガイドチェンジ5dを一体化させることで、第2の扉5を回動するとガイドチェンジ5dも外部に出るために、画像形成装置1の用紙搬送路にガイドチェンジ5d分のスペースができ、紙詰まり用紙を取り出しやすくなる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、側面に排紙処理装置への排紙口となる開口部を有しかつ開口部より下方を回転中心軸として略水平方向まで回動して保持可能な構成を有する第1の扉と、第1の扉を回動して露出される面に回動可能な第2の扉とを有することにより、排紙処理装置を容易に取り付けることができ、排紙処理装置を取り付けない場合に別体のトレイを用意する必要がなく、排紙口付近の紙詰まりを第2の扉を開くのみ容易に行える画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を示す正面図である。
【図2】本発明の画像形成装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置の側面の排紙口付近の断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置にソータを装着する状態を示す正面図である。
【図5】(a)は本発明の画像形成装置の第1の扉を開いた状態を示す斜視図であり、(b)は(a)の状態からさらに板を略水平方向に延ばした状態を示す斜視図である。
【図6】(a)は本発明の画像形成装置の第1の扉および第2の扉を開いた状態を示す斜視図であり、(b)は(a)の状態で用紙を引き出した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 :画像形成装置
1a:排紙口
2 :上面排紙部
3 :側面排紙部
4a:開口部
4b,5b:引出用把手
4c,5c:回転中心軸
4d:アーム
4e:頂上部
4f:略中央部
4g:案内溝4g
4h:移動部材4h
4i,4j:板
5 :第2の扉
5d:ガイドチェンジ
10:給紙装置
10a:給紙カセット
11:ソータ
P :用紙
Claims (3)
- 側面に排紙処理装置への排紙口となる開口部を有しかつ該開口部より下方を回転中心軸として略水平方向まで回動して保持可能な機構を有する第1の扉と、前記第1の扉を回動して露出される面に前記第1の扉と同方向に回動可能な第2の扉とを有し、前記第2の扉を回転することにより画像形成装置内の用紙搬送路の一部が開放される画像形成装置において、前記側面および上面に排紙可能な構成とし、前記第2の扉を前記開口部の位置よりも上方に設けかつ上面への排紙経路の一方の壁面とし、前記第1の扉と第2の扉の回動するための引出用把手を略同一高に配設したことを特徴とする画像形成装置。
- 側面に排紙処理装置への排紙口となる開口部を有しかつ該開口部より下方を回転中心軸として略水平方向まで回動して保持可能な機構を有する第1の扉と、前記第1の扉を回動して露出される面に前記第1の扉と同方向に回動可能な第2の扉とを有し、前記第2の扉を回転することにより画像形成装置内の用紙搬送路の一部が開放される画像形成装置において、前記側面および上面に排紙可能な構成とし、前記第2の扉を前記開口部の位置よりも上方に設けかつ上面への排紙経路の一方の壁面とし、前記第2の扉の回動中心軸と前記側面への用紙搬送路の上方に配設されるローラの回転中心軸とを同一にしたことを特徴とする画像形成装置。
- 側面に排紙処理装置への排紙口となる開口部を有しかつ該開口部より下方を回転中心軸として略水平方向まで回動して保持可能な機構を有する第1の扉と、前記第1の扉を回動して露出される面に前記第1の扉と同方向に回動可能な第2の扉とを有し、前記第2の扉を回転することにより画像形成装置内の用紙搬送路の一部が開放される画像形成装置において、前記側面および上面に排紙可能な構成とし、前記第2の扉を前記開口部の位置よりも上方に設けかつ上面への排紙経路の一方の壁面とし、前記第2の扉に側面と上面への排出経路を決めるガイドチェンジ、側面への用紙搬送路の上方に配設されるローラ、および上面への用紙搬送路の前記側面側に配設されるローラを一体化させて配設したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20503597A JP3561116B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP20503597A JP3561116B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 画像形成装置 |
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JPH1149403A JPH1149403A (ja) | 1999-02-23 |
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ID=16500374
Family Applications (1)
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JP20503597A Expired - Fee Related JP3561116B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3561116B2 (ja) |
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JP4967897B2 (ja) * | 2007-07-26 | 2012-07-04 | ブラザー工業株式会社 | テープ印刷装置 |
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1997
- 1997-07-30 JP JP20503597A patent/JP3561116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1149403A (ja) | 1999-02-23 |
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