JP3560453B2 - 電気集塵機および電気集塵機付き空気調和機 - Google Patents

電気集塵機および電気集塵機付き空気調和機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも集塵部を含む着脱部が水洗い可能となった電気集塵機または電気集塵機付き空気調和機に係り、とりわけ、そのような着脱部の水洗い後の通電開始を規制するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気集塵機は一般に、空気中の塵埃を帯電させるための放電部と、この放電部によって帯電された塵埃を吸着するための集塵部とを備えている。このような電気集塵機において、集塵部に塵埃が大量に付着すると、次のような問題がある。すなわち、集塵効率が低下する、集塵部の電極間の距離が短縮され放電が生ずるといった問題の他、空気調和機の熱交換器の前面に設けられたものでは、集塵部の通風抵抗の増加によって熱交換効率が低下し、ひいては空気調和機の能力低下を招くという問題もある。
【0003】
そこで、集塵部を使い捨て式に交換するようにしたものもあるが、維持コスト等の関係から、集塵部を含む着脱部を水洗いして再利用できるようにしたものも開発されている。そして、後者のものは集塵部を定期的に水洗いすることが推奨されている。このため、このような水洗い式の集塵部を備えた電気集塵機または電気集塵機付き空気調和機では、上記放電部における高電圧の印加時間に基づいて、集塵部の洗浄を促す表示を行うものも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような電気集塵機または電気集塵機付き空気調和機には、以下のような問題点がある。すなわち、集塵部を含む着脱部を、水洗い後に内部を確実に乾燥させた状態で取り付けるのであれば問題はないが、完全に乾ききっていない状態で取付け、高電圧の通電を行ってしまうと、残った水分が電極間を短絡し、装置の故障を引き起こすおそれがある。
【0005】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、水洗い後の着脱部を取り付けた場合に、着脱部が完全に乾いた状態で電気集塵機への通電を行えるような電気集塵機または電気集塵機付き空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段は、空気中の塵埃を帯電させるための放電部と、この放電部によって帯電された塵埃を吸着するための集塵部とを備えた電気集塵機において、少なくとも前記集塵部を含む、水洗い可能な着脱部と、この着脱部が着脱自在に取り付けられる本体と、この本体に内蔵され、前記集塵部に対して通風を行うための送風ファンと、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を検出する検出手段と、この検出手段による前記着脱部の取り外し後の装着の検出からの経過時間を計測する計時手段と、この計時手段の計測した前記経過時間が所定時間を超えるまで、前記電気集塵機への通電を禁止するとともに、前記送風ファンの運転時には、前記送風ファンの運転停止時に比べて、前記所定時間を相対的に短縮する制御手段とを更に備えたことを特徴とするものである。
【0007】
この第1の手段によれば、検出手段によって、本体に対する着脱部の取り外し後の装着が検出され、この検出手段による検出からの経過時間が計時手段によって計測される。そして、この計時手段によって計測された経過時間が所定時間を超えるまで、電気集塵機への通電が禁止される。従って、上記所定時間を、水洗い後の着脱部の内部が十分に乾くのに要する時間に設定することにより、常に着脱部の内部が十分に乾いた状態で、電気集塵機への通電を開始することができる。
【0008】
また、送風ファンの運転時には、送風ファンの運転停止時に比べて、着脱部の内部の乾燥がより促進されるが、第1の手段によれば、送風ファンの運転時には、送風ファンの運転停止時に比べて、所定時間が相対的に短縮されるので、着脱部の内部の乾燥に要する時間に見合った通電禁止の制御を行うことができる。
【0009】
第2の手段は、第1の手段において、前記検出手段は、電源入力の切断後の立ち上げによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するものである。
【0010】
第3の手段は、第1の手段において、前記集塵部の清掃を指示する清掃表示を行うための表示部と、この表示部による清掃表示を終了させるためのリセットスイッチとを更に備え、前記検出手段は、前記リセットスイッチの入力によって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するものである。
【0011】
この第3の手段によれば、第1の手段において、検出手段は、リセットスイッチの入力によって、着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するが、一般に表示部による清掃表示時には、使用者は着脱部を取り外し、水洗い後に再度装着し、その後リセットスイッチを入力することになるので、表示部やリセットスイッチを利用して、確実に着脱部の取り外し後の装着を検出することができる。
【0012】
第4の手段は、第1の手段において、前記検出手段は、前記着脱部が前記本体の所定位置に対して装着状態にあるか取り外し状態にあるかを検知するための装着検知手段を有するとともに、この装着検知手段の検知結果が、前記着脱部の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を直接検出するものである。
【0013】
この第4の手段によれば、第1の手段において、検出手段は、装着検知手段による検知結果が、着脱部の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、本体に対する着脱部の取り外し後の装着を直接検出するので、そのような装着を間接的に検出する場合に比べ、より的確に通電禁止の制御を行うことができる。
【0014】
第5の手段は、熱交換器および送風ファンと、この熱交換器および送風ファンを収納する本体と、この本体の前面側を覆う開閉可能な吸込グリルと、この吸込グリルと前記熱交換器との間に設けられ、空気中の塵埃を帯電させるための放電部と、この放電部によって帯電された塵埃を吸着するための集塵部とを有する電気集塵機とを備えた電気集塵機付き空気調和機において、少なくとも前記電気集塵機の集塵部を含み、前記本体に対して着脱自在に取付けられた、水洗い可能な着脱部と、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を検出する検出手段と、この検出手段による前記着脱部の取り外し後の装着の検出からの経過時間を計測する計時手段と、この計時手段の計測した前記経過時間が所定時間を超えるまで、前記電気集塵機への通電を禁止するとともに、前記送風ファンの運転時には、前記送風ファンの運転停止時に比べて、前記所定時間を相対的に短縮する制御手段とを更に備えたことを特徴とするものである。
【0015】
この第5の手段によれば、検出手段によって、本体に対する着脱部の取り外し後の装着が検出され、この検出手段による検出からの経過時間が計時手段によって計測される。そして、この計時手段によって計測された経過時間が所定時間を超えるまで、電気集塵機への通電が禁止される。従って、上記所定時間を、水洗い後の着脱部の内部が十分に乾くのに要する時間に設定することにより、常に着脱部の内部が十分に乾いた状態で、電気集塵機への通電を開始することができる。
【0016】
また、送風ファンの運転時には、送風ファンの運転停止時に比べて、着脱部の内部の乾燥がより促進されるが、第5の手段によれば、送風ファンの運転時には、送風ファンの運転停止時に比べて、所定時間が相対的に短縮されるので、着脱部の内部の乾燥に要する時間に見合った通電禁止の制御を行うことができる。
【0017】
第6の手段は、第5の手段において、前記検出手段は、電源入力の切断後の立ち上げによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するものである。
【0018】
第7の手段は、第5の手段において、前記集塵部の清掃を指示する清掃表示を行うための表示部と、この表示部による清掃表示を終了させるためのリセットスイッチとを更に備え、前記検出手段は、前記リセットスイッチの入力によって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するものである。
【0019】
この第7の手段によれば、第5の手段において、検出手段は、リセットスイッチの入力によって、着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するが、一般に表示部による清掃表示時には、使用者は着脱部を取り外し、水洗い後に再度装着し、その後リセットスイッチを入力することになるので、表示部やリセットスイッチを利用して、確実に着脱部の取り外し後の装着を検出することができる。
【0020】
第8の手段は、第5の手段において、前記検出手段は、前記着脱部が前記本体の所定位置に対して装着状態にあるか取り外し状態にあるかを検知するための装着検知手段を有するとともに、この装着検知手段の検知結果が、前記着脱部の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を直接検出するものである。
【0021】
この第8の手段によれば、第5の手段において、検出手段は、装着検知手段による検知結果が、着脱部の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、本体に対する着脱部の取り外し後の装着を直接検出するので、そのような装着を間接的に検出する場合に比べ、より的確に通電禁止の制御を行うことができる。
【0022】
第9の手段は、第5の手段において、前記検出手段は、前記吸込グリルが開放状態にあるか閉鎖状態にあるかを検知するための開閉検知手段を有し、この開閉検知手段の検知結果が開放状態から閉鎖状態へ変化したことによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するものである。
【0023】
この第9の手段によれば、第5の手段において、検出手段は、吸込グリルが開放状態から閉鎖状態へ変化したことを検知することで、着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出するが、着脱部の取り外し後の装着には、必ず吸込グリルの開閉作業が伴うので、簡単な構成でありながら確実に着脱部の取り外し後の装着を検出することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図17は本発明による電気集塵機付き空気調和機の実施の形態を示す図である。
【0025】
[第1の実施形態]
まず、図1乃至図6により本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1において、電気集塵機付き空気調和機は、圧縮機15、四方弁16、室内熱交換器11a〜11c、膨張弁17および室外熱交換器18を冷媒配管で接続してなる冷凍サイクルを備えている。このうち、室内熱交換器11a〜11c側(図4乃至図6に示す室内機1側)には、電気集塵ユニット(着脱部)7、室内ファン12およびルーバ14aが設けられ、室外熱交換器18側(室外機側)には、室外ファン19が設けられている。
【0026】
また、この空気調和機は、制御回路(制御手段)Cを備え、この制御回路Cに、検出手段D、タイマ(計時手段)TM、積算タイマTT、リモートコントローラR、室内ファン制御回路F1、室温センサS、ルーバ制御回路L、高電圧発生回路H、インバータ装置Iおよび室外ファン制御回路F2が、それぞれ接続されている。
【0027】
このうち、検出手段Dは、後述するように、室内機1本体に対する電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を検出するように構成され、タイマTMは、この検出手段Dによる上記装着の検出からの経過時間Tを計測するように構成されている。
【0028】
また、上記リモートコントローラRは、設定温度等の信号を制御回路Cへ入力するためのものである。また、上記室内ファン制御回路F1および室外ファン制御回路F2は各々、制御回路Cからの回転数指令に基づいて室内ファン12および室外ファン19の回転数(風量)を制御するように構成され、上記ルーバ制御回路Lは、制御回路Cからの位置指令に基づいてルーバ14aの位置(角度)を制御するように構成されている。さらに、上記室温センサSは、室温を検出してその検出値の信号を制御回路Cに入力するようになっている。
【0029】
また、上記高電圧発生回路Hは、制御回路Cからの通電(許可)の指令に応じて、電気集塵ユニット7に対して高電圧の通電を行うように構成されている。そして、上記インバータ装置Iは、制御回路Cからの運転指令に基づいて、圧縮機の運転周波数を変化させるように構成されている。
【0030】
次に、図4は、空気調和機の室内機1の前面側1aにある吸込グリル2を開け、プレフィルタ3を外し、さらに室内機1本体に取り付けられた集塵ユニット保持枠5から電気集塵ユニット(着脱部)7と脱臭フィルタ9を取り外した状態を示す。また、図5及び図6は、空気調和機の室内機1の概略構成を示す断面図である。図5は吸込グリル2が閉められた状態を示し、図6は吸込グリル2が開けられた状態を示す。
【0031】
図5において、室内機1の内部には、前方上部に電気集塵機10が設けられ、電気集塵機10の後方には上記室内熱交換器11a,11b,11cが配設されており、中央部には上記送風ファン12が配設されている。室内熱交換器11a,11bの下方には各々ドレーンパン13,13aが配設され、ドレーンパン13の下方には上記ルーバ14aを有する吹出口14が設けられている。室内機1本体全体は前面パネル30でおおわれ、この前面パネル30の上面には上部グリル2aが設けられている。
【0032】
送風ファン12の回転により室内の空気が吸込グリル2と上部グリル2aを介して室内機1内へ吸引される。吸引された空気は、プレフィルタ3によってまず予備的に大きな塵等が取り除かれ、さらに電気集塵機10で塵埃が除去されるとともに脱臭フィルタ9によって脱臭され、室内熱交換器11a,11b,11cで熱交換を受ける。
【0033】
室内熱交換器11a,11b,11cの冷媒配管には、上記圧縮機15によって冷媒が送り込まれている。冷媒は、冷房モードと暖房モードの各モードに応じた流れ方向で冷媒配管内を循環する。室内熱交換器11a,11b,11cで熱交換された空気は吹出口14を介して室内へ戻される。室内熱交換器11a,11b,11cで結露した空気中の水分はドレーンパン13,13aに導かれ、室外へ除去される。
【0034】
次に、電気集塵機10について詳細に説明する。電気集塵機10は、室内機1本体に取り付けられたパネル状の集塵ユニット保持枠5と、集塵ユニット保持枠5に着脱自在に取り付けられる上記電気集塵ユニット(着脱部)7と、上記高電圧発生回路H(図1参照)とから構成されている。また、図4に示すように、集塵ユニット保持枠5には電気集塵ユニット7の左側に着脱自在に脱臭フィルタ9が装着される。
【0035】
上記電気集塵ユニット7は、図4に示すように、横長の矩形状の形状を有し、その下部には把手部34が設けられている。また、図5に示すように、電気集塵ユニット7は、内部に放電部70及び集塵部72を収納し、プレフィルタ3を通過した塵埃を電気的に集塵するように構成されている。
【0036】
具体的には、放電部70及び集塵部72は、それぞれ複数の電極を有し、放電部70の電極は、空気中の塵埃を高電圧で帯電させ、集塵部72の電極は、放電部70の電極によって帯電された塵埃を電気的に吸着するように構成されている。また、電気集塵ユニット7は、水洗いによって集塵部72に付着した塵埃を除去して、再利用できるようになっている。
【0037】
ここで、図1に示す上記制御回路Cは、上記タイマTMの計測した経過時間Tが所定時間Tsを超えるまで、電気集塵ユニット7への通電を禁止するとともに、送風ファン12の運転時には、送風ファン12の運転停止時に比べて、所定時間Tsを相対的に短縮するような制御を行う。
【0038】
具体的には、制御回路Cは、図2のフローチャートに示すような制御を行う。図2において、まずタイマは経過時間をカウントせず、経過時間T=0の状態にある(A1)。次に、検出手段が電気集塵ユニット7の装着を直接ないし間接的に検出した場合は(A2)、タイマにより経過時間Tの計測が開始される(A3)。一方、検出手段が電気集塵ユニット7の装着を検出しない場合は(A2)、タイマが動作中(すなわち経過時間T>0)であるか否かが確認され(A4)、タイマが動作中でない場合は始めのステップ(A1)に戻る。
【0039】
次に、タイマの計測開始後(A3またはA4)、送風ファン12の運転が確認される(A5)。そして、送風ファン12が運転停止時の場合は、下記の加算時間がt=aに設定され(A6)、運転時の場合は、送風ファン12の風量に応じて(A7)、風量・弱では加算時間t=3a(A8)、風量・中では加算時間t=4a(A9)、風量・強では加算時間t=6a(A10)にそれぞれ設定される。
【0040】
そして、タイマの計測する経過時間Tに、これらの加算時間tのいずれかが加算される(A11)。すなわち、送風ファン12の運転中では、その風量が大きくなるほど、上記所定時間Tsが相対的に短縮されるようになっている。
【0041】
そして、このような経過時間Tが所定時間Tsを超えないうちは(A12)、上記高電圧発生回路Hによる電気集塵ユニット7への通電が禁止(電極通電不許可がセット)される(A13)。一方、経過時間Tが所定時間Tsを超えた場合は(A12)、上記高電圧発生回路Hによる電気集塵ユニット7への通電が許可(電極通電許可がセット)され(A14)、タイマがリセット(T=0)される(A15)。なお、上記所定時間Tsは(上記加算時間を考慮した上で)、水洗い後の電気集塵ユニット7の内部が、電極の短絡を防ぐのに十分な程度まで乾くのに要する時間に設定される。
【0042】
ここで、上記検出手段は、例えば図3に示すように、電源入力の切断後の立ち上げ(イニシャライズ)有無によって(B1)、切断後に立ち上げられていない、すなわち連続的に通電されている場合は、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着無しと判断し(B2)、切断後に立ち上げられた場合は装着有りと判断する(B3)ことによって、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を間接的に検出する。
【0043】
これは、電源入力の切断後に電気集塵ユニット7の装着が行われた場合、制御回路が作動しないためにセンサ類でその装着の有無を検出することはできないので、電源入力の切断後の立ち上げによって、装着有りと判断させることにしたものである。
【0044】
次に、このような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態によれば、検出手段によって、室内機1本体から一旦取り外された電気集塵ユニット7の、室内機1本体に対する取り外し後の装着が検出され、この検出手段による検出からの経過時間Tがタイマによって計測される。
【0045】
そして、このタイマによって計測された経過時間Tが所定時間Tsを超えるまで、電気集塵ユニット7への通電が禁止される。従って、上記所定時間Tsを、水洗い後の電気集塵ユニット7の内部が十分に乾くのに要する時間に設定することにより、常に電気集塵ユニット7の内部が十分に乾いた状態で、電気集塵ユニット7への通電を開始することができる。このため、電気集塵ユニット7の水洗い後における、電極の短絡を防止して、装置の信頼性を高めることができる。
【0046】
また、送風ファン12の運転が停止された状態から、送風ファン12の運転が行われ、その風量が増加するに従って、電気集塵ユニット7の内部の乾燥がより促進されて行く。従って、送風ファン12の運転中では、その風量が大きくなるほど、上記所定時間Tsが相対的に短縮されるようにしたので、電気集塵ユニット7の内部の乾燥に要する時間に見合った通電禁止の制御を行うことができる。このため、通電禁止時間が必要以上に長くならずに済む。
【0047】
[第2の実施形態]
次に、図4及び図7により本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、図3に示すような検出方法を採る上記検出手段に代えて、図7に示すような検出方法を採る検出手段を用いた点で上記第1の実施形態と異なり、その他の構成は図1、図2および図4乃至図6に示す上記第1の実施形態と略同様である。
【0048】
具体的には、まず図4に示すように、室内機1の前面パネル30の右側下部にリードスイッチ(開閉検知手段)40が設置されるとともに、これに対応する吸込グリル(吸込口)2の部分に永久磁石42が取付けられている。そして、リードスイッチ40は、吸込グリル2が閉鎖状態にある場合は永久磁石42の近接によって閉(ON)となり、吸込グリル2が開放状態にある場合は永久磁石42の離隔によって開(OFF)となる。
【0049】
そして、本実施形態の検出手段は、リードスイッチ40の開閉で吸込グリル2が開放状態から閉鎖状態へ変化したことを検知することで、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を間接的に検出するように構成されている。
【0050】
具体的には検出手段は、図7に示すように、リードスイッチ40が閉(吸込グリル(吸込口)2が閉鎖状態)の場合は(C1)、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着無しと判断する(C2)。一方、リードスイッチ40が開(吸込グリル2が開放状態)の場合は(C1)、再度リードスイッチ40が閉(吸込グリル2が閉鎖状態)になるまで(C4)、電気集塵ユニット7の電極への通電が禁止される(C3)。そして、再度リードスイッチ40が閉(吸込グリル2が閉鎖状態)になった場合は、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着有りと判断する(C5)。
【0051】
次に、このような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態によれば、検出手段は、吸込グリル2が開放状態から閉鎖状態へ変化したことを検知することで、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を間接的に検出するが、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着には、必ず吸込グリル2の開閉作業が伴うので、簡単な構成でありながら確実に電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を検出することができる。また、吸込グリル2の開放中は電気集塵ユニット7への通電が禁止され、安全性も高い。
【0052】
[第3の実施形態]
次に、図4及び図8により本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、図3に示すような検出方法を採る上記検出手段に代えて、図8に示すような検出方法を採る検出手段を用いた点で上記第1の実施形態と異なり、その他の構成は図1、図2および図4乃至図6に示す上記第1の実施形態と略同様である。
【0053】
具体的には、まず図4に示すように、室内機1の前面パネル30の右側下部に集塵部72の清掃(水洗い)を指示する清掃表示を行うための清掃ランプ(表示部)44と、この清掃ランプ44による清掃表示(点灯)を終了させるためのリセットスイッチ46とが設けられている。また、電気集塵機10における電気集塵ユニット7への通電時間Ftを積算するための積算タイマTT(図1参照)が備えられており、この積算タイマTTが積算した通電時間Ftが所定時間Fs(例えば200時間)を越えた場合に、清掃ランプ44が点灯するように構成されている。なお、清掃ランプ44の点灯中は電気集塵ユニット7への通電が禁止され、リセットスイッチ46の入力によって通電禁止が解除される。そして、本実施形態の検出手段は、上記リセットスイッチ46の入力によって、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を間接的に検出するように構成されている。
【0054】
具体的には、図8に示すように、まず放電部70の電極70aの通電中(D1)は積算タイマTTが作動し(D2)、通電中でないとき(D1)は積算タイマTTが停止される(D3)。そして、積算タイマTTが積算した通電時間Ftが所定時間Fsを越えた場合は(D4)、通電が禁止されるとともに(D5)清掃ランプ44が点灯される(D6)。
【0055】
この清掃ランプ44の点灯後、リセットスイッチ46の入力があった場合は(D7)、清掃ランプ44が消灯されるとともに(D9)積算タイマがリセット(Ft=0)され(D10)、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着有りと判断される(D11)。一方、清掃ランプ44の点灯後、リセットスイッチ46の入力がない場合(D7)、および通電時間Ftが所定時間Fsを越える前(D4)は、取り外し後の電気集塵ユニット7の取り外し後の装着無しと判断される(D8)。
【0056】
次に、このような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態によれば、検出手段は、清掃ランプ44の点灯後のリセットスイッチ46の入力によって、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を間接的に検出するが、一般に清掃ランプ44の点灯時には、使用者は電気集塵ユニット7を取り外し、水洗い後に再度装着し、その後リセットスイッチ46を入力することになるので、既存の清掃ランプ44やリセットスイッチ46を利用して、確実に電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を検出することができる。
【0057】
[第4の実施形態]
次に、図9乃至図14により本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、電気集塵ユニット7が室内機1本体の上記集塵ユニット保持枠(所定位置)5に対して装着状態にあるか取り外し状態にあるかを検知するための装着検知手段を有するとともに、図3に示すような検出方法を採る上記検出手段に代えて、図9に示すような検出方法を採る検出手段を用いた点で上記第1の実施形態と異なり、その他の構成は図1、図2および図4乃至図6に示す上記第1の実施形態と略同様である。
【0058】
本実施形態の検出手段は、上記装着検知手段による検知結果が、電気集塵ユニット7の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、室内機1本体に対する電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を直接検出するように構成されている。
【0059】
具体的には、図9に示すように、まず上記装着検知手段の検知結果が電気集塵ユニット7の取り外し状態でない(装着状態である)場合は(E1)、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着無しと判断される(E2)。一方、装着検知手段の検知結果が電気集塵ユニット7の取り外し状態である場合は(E1)、装着検知手段の検知結果が装着状態に変化するまで(E4)、通電が禁止される(E3)。そして、装着検知手段の検知結果が電気集塵ユニット7の装着状態に変化した場合は(E4)、電気集塵ユニット7の装着と判断される(E5)。
【0060】
ここで、上記装着検知手段としては例えば、図10に模式的に示すようなフォトカプラ50,52が用いられる。この場合、装着状態にある電気集塵ユニット7の一部を挟んで、フォトカプラを構成する、発光ダイオード等の光源50と、フォトトランジスタ等の光センサ52とが設けられている。そして、このフォトカプラ50,52は、光源50からの光が上記電気集塵ユニット7の一部によって遮られて光センサに届かないことで、電気集塵ユニット7が装着状態にあることを検知し(図10(a))、光源50からの光が光センサに届くことで、電気集塵ユニット7が取り外し状態にあることを検知する(図10(b))ようになっている。
【0061】
より具体的には、上記フォトカプラ50,52は、例えば図11に示すように、上記集塵ユニット保持枠5の両側に立設された集塵ユニット取付板20のうち、少なくとも一方集塵ユニット取付板20に設けられる。
【0062】
ここで、図12に示すように、電気集塵ユニット7の両側の側面には、突出した係合部31と、係合部31から所定長さだけ上方に位置する案内突起部32とが設けられている。図13または図14に示すように、係合部31は円筒形状を有し、案内突起部32は奥側(上側)に円筒形状の円筒部32aを有し手前側に板形状の板状部32bを有する。
【0063】
また、図11に示すように、上記集塵ユニット取付板20には、係止部22と案内部24とが形成されている。係止部22には、室内機1の前面側1aへ向かって開口する開口部22aと、室内機1の前面側1a(図4又は図5参照)から後面側に向かって開口部22aから延びる係止溝部22bが形成されている。
【0064】
係止溝部22bの上部には、爪22cが設けられ、下部には保持部22dが設けられる。集塵ユニット保持枠5及び集塵ユニット取付板20はともに合成樹脂製で一体化され、爪22cは、弾性を有し、力を加えた場合、上下方向にわずかに曲がるように形成されている。一方、保持部22dは、ほとんど変形しないように強固に形成されている。そして、電気集塵ユニット7の係合部31は、図13に示すように、開口部22aから嵌入されて係止溝部22bの上端部において、爪22cと保持部22dにはさまれて保持される。
【0065】
また、図11に示すように、案内部24には、室内機1本体の前面側1a(図4又は図5参照)に対して斜め下方に向かって開口し上記開口部22aの近傍に位置する開口部24aと、開口部24aから斜め後部上方に延びる切り溝24bとが形成されている。この切り溝24bの奥端部24cは半円状に形成され、図13に示すように、案内突起部32の円筒部32aの先端部が隙間なく奥端部24cに当接できるように形成されている。
【0066】
そして、図11に示すように、上記フォトカプラ50,52を構成する光源50と光センサ52とが、上記切り溝24bの一側と他側とに対向して設けられている。この場合、フォトカプラ50,52は、図13に示すように、光源50からの光が電気集塵ユニット7の案内突起部32の板状部32bによって遮られて光センサ52に届かないことで、電気集塵ユニット7が装着状態にあることを検知し、図14に示すように、光源50からの光が光センサに届くことで、電気集塵ユニット7が取り外し状態にあることを検知する。
【0067】
以上、図10または図11乃至図14に示すような透過形のフォトカプラ50,52を用いる場合について説明したが、これに限らず、例えば図15に示すように、電気集塵ユニット7の一部に対して同じ側に光源50及び光センサ52を設けるとともに、両者50,52間に仕切板54を配置したもの(反射形)を用いてもよい。この場合は、光源50からの光が電気集塵ユニット7の一部に反射して光センサ52に届くことで、電気集塵ユニット7が装着状態にあることを検知し(図15(a))、光源50からの光が光センサに届かないことで、電気集塵ユニット7が取り外し状態にあることを検知する(図15(b))ようになっている。
【0068】
また、以上のようなフォトカプラ50,52に代えて、図16に示すようなマイクロスイッチ(装着検知手段)60を用いてもよい。このマイクロスイッチ60は例えば、電気集塵ユニット7の一部によって、接点62がバネ66の弾発力に抗して接点64に接触することで、電気集塵ユニット7が装着状態にあることを検知し(図16(a))、接点62がバネ66の弾発力によって接点64から離れることで、電気集塵ユニット7が取り外し状態にあることを検知する(図16(b))ようになっている。
【0069】
具体的には、例えば図17に示すように、集塵ユニット取付板20の案内部24において、その奥端部24c付近に上記マイクロスイッチ60が設けられている。そして、このマイクロスイッチ60が、電気集塵ユニット7の案内突起部32の円筒部32aの接触によって(図13参照)、電気集塵ユニット7が装着状態にあることを検知するようになっている。
【0070】
次に、このような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態によれば、検出手段は、装着検知手段50,52,60による検知結果が、電気集塵ユニット7の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、室内機1本体に対する電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を直接検出するので、装着を間接的に検出する場合に比べ、より的確に通電禁止の制御を行うことができる。
【0071】
なお、上記第1乃至第4の各実施形態において、それぞれ検出方法の異なる検出手段を用いる場合について説明したが、これらの異なる検出手段を2以上組み合わせて用いてもよい。この場合は、2以上の検出手段のうちのいずれかが、電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を検出した場合に、図2のフローチャートにおいて、装着検出有り(A2)と判断される。
【0072】
また、このように検出手段を2以上組み合わせて用いる場合は、上記第4の実施形態の検出手段(電気集塵ユニット7の取り外し後の装着を直接検出するもの)をメインの検出手段とし、その補助のための検出手段として他の検出手段を組み合わせることが好ましい。特に、上述したように、電源入力の切断後に電気集塵ユニット7の装着が行われた場合は、制御回路Cが作動しないため、上記第4の実施形態の検出手段のようにセンサ類でその装着の有無を検出することはできない。そこで、電源入力の切断後の立ち上げによって装着有りと判断させることのできる上記第1の実施形態の検出手段を組み合わせることが有効となる。
【0073】
また、以上の実施形態において、室内機1本体から電気集塵ユニット7全体を取り外して水洗いするように構成された場合について説明したが、電気集塵ユニット7のうち集塵部72のみを取り外して水洗いするように構成してもよい。
【0074】
以上、電気集塵機付き空気調和機に関する実施形態について説明したが、本発明は、空気調和機に限らず、上記冷凍サイクル等を有しない単体の電気集塵機についても実施可能であることは明らかである。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、検出手段によって、本体に対する着脱部の取り外し後の装着が検出され、この検出手段による検出からの経過時間が計時手段によって計測される。そして、この計時手段によって計測された経過時間が所定時間を超えるまで、電気集塵機への通電が禁止される。従って、上記所定時間を、水洗い後の着脱部の内部が十分に乾くのに要する時間に設定することにより、常に着脱部の内部が十分に乾いた状態で、電気集塵機への通電を開始することができる。このため、着脱部の水洗い後における、電極の短絡を防止して、装置の信頼性を高めることができる。
【0076】
また、送風ファンの運転時には、送風ファンの運転停止時に比べて、着脱部の内部の乾燥がより促進されるが、本発明では、送風ファンの運転時には、送風ファンの運転停止時に比べて、所定時間が相対的に短縮されるので、着脱部の内部の乾燥に要する時間に見合った通電禁止の制御を行うことができる。このため、通電禁止時間が必要以上に長くならずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気集塵機付き空気調和機の第1の実施形態の概略を示すブロック図。
【図2】図1に示す空気調和機における制御を示すフローチャート。
【図3】図2に示す制御における、装着の間接的な検出方法を示すフローチャート。
【図4】図1の空気調和機において、吸込グリルを開け電気集塵ユニット等を取り外すことを説明するための斜視図。
【図5】図1の空気調和機において、吸込グリルが閉じた状態を示す横断面図。
【図6】図5に示す空気調和機において、吸込グリルが開いた状態を示す図。
【図7】本発明による電気集塵機付き空気調和機の第2の実施形態における、装着の間接的な検出を示すフローチャート。
【図8】本発明による電気集塵機付き空気調和機の第3の実施形態における、装着の間接的な検出を示すフローチャート。
【図9】本発明による電気集塵機付き空気調和機の第4の実施形態における、装着の直接検出を示すフローチャート。
【図10】図9の空気調和機におけるフォトカプラを示す模式図であって、(a)は電気集塵ユニットの装着状態を、(b)は取り外し状態をそれぞれ示す図。
【図11】図9の空気調和機の集塵ユニット保持枠の集塵ユニット取付板部分を示す斜視図。
【図12】図9の空気調和機の電気集塵ユニットを示す平面図。
【図13】図9の空気調和機において、集塵ユニット保持枠と電気集塵ユニットとの関係を集塵ユニット取付板部分における横断面で示す図。
【図14】電気集塵ユニットが取り外された状態を示す、図13と同様の図。
【図15】図9の空気調和機におけるフォトカプラの他の例を示す模式図であって、(a)は電気集塵ユニットの装着状態を、(b)は取り外し状態をそれぞれ示す図。
【図16】図9の空気調和機における装着検知手段の他の例としてのマイクロスイッチを示す模式図であって、(a)は電気集塵ユニットの装着状態を、(b)は取り外し状態をそれぞれ示す図。
【図17】図16に示すようなマイクロスイッチを採用した場合における、図11と同様の図。
【符号の説明】
1 室内機
1a 室内機の前面側
2 吸込グリル
3 プレフィルタ
5 集塵ユニット保持枠
20 集塵ユニット取付板
7 電気集塵ユニット(着脱部)
70 放電部
72 集塵部
10 電気集塵機
12 送風ファン
40 リードスイッチ(開閉検知手段)
42 永久磁石
44 清掃ランプ(表示部)
46 リセットスイッチ
50, 52 フォトカプラ(装着検知手段)
60 マイクロスイッチ(装着検知手段)
C 制御回路(制御手段)
D 検出手段
TM タイマ(計時手段)
TT 積算タイマ

Claims (9)

  1. 空気中の塵埃を帯電させるための放電部と、この放電部によって帯電された塵埃を吸着するための集塵部とを備えた電気集塵機において、
    少なくとも前記集塵部を含む、水洗い可能な着脱部と、
    この着脱部が着脱自在に取り付けられる本体と、
    この本体に内蔵され、前記集塵部に対して通風を行うための送風ファンと、
    前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を検出する検出手段と、
    この検出手段による前記着脱部の取り外し後の装着の検出からの経過時間を計測する計時手段と、
    この計時手段の計測した前記経過時間が所定時間を超えるまで、前記電気集塵機への通電を禁止するとともに、前記送風ファンの運転時には、前記送風ファンの運転停止時に比べて、前記所定時間を相対的に短縮する制御手段と
    を更に備えたことを特徴とする電気集塵機。
  2. 前記検出手段は、電源入力の切断後の立ち上げによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出することを特徴とする請求項1記載の電気集塵機。
  3. 前記集塵部の清掃を指示する清掃表示を行うための表示部と、
    この表示部による清掃表示を終了させるためのリセットスイッチと
    を更に備え、
    前記検出手段は、前記リセットスイッチの入力によって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出することを特徴とする請求項1記載の電気集塵機。
  4. 前記検出手段は、前記着脱部が前記本体の所定位置に対して装着状態にあるか取り外し状態にあるかを検知するための装着検知手段を有するとともに、この装着検知手段の検知結果が、前記着脱部の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を直接検出することを特徴とする請求項1記載の電気集塵機。
  5. 熱交換器および送風ファンと、
    この熱交換器および送風ファンを収納する本体と、
    この本体の前面側を覆う開閉可能な吸込グリルと、
    この吸込グリルと前記熱交換器との間に設けられ、空気中の塵埃を帯電させるための放電部と、この放電部によって帯電された塵埃を吸着するための集塵部とを有する電気集塵機と
    を備えた電気集塵機付き空気調和機において、
    少なくとも前記電気集塵機の集塵部を含み、前記本体に対して着脱自在に取付けられた、水洗い可能な着脱部と、
    前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を検出する検出手段と、
    この検出手段による前記着脱部の取り外し後の装着の検出からの経過時間を計測する計時手段と、
    この計時手段の計測した前記経過時間が所定時間を超えるまで、前記電気集塵機への通電を禁止するとともに、前記送風ファンの運転時には、前記送風ファンの運転停止時に比べて、前記所定時間を相対的に短縮する制御手段と
    を更に備えたことを特徴とする電気集塵機付き空気調和機。
  6. 前記検出手段は、電源入力の切断後の立ち上げによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出することを特徴とする請求項5記載の電気集塵機付き空気調和機。
  7. 前記集塵部の清掃を指示する清掃表示を行うための表示部と、
    この表示部による清掃表示を終了させるためのリセットスイッチと
    を更に備え、
    前記検出手段は、前記リセットスイッチの入力によって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出することを特徴とする請求項5記載の電気集塵機付き空気調和機。
  8. 前記検出手段は、前記着脱部が前記本体の所定位置に対して装着状態にあるか取り外し状態にあるかを検知するための装着検知手段を有するとともに、この装着検知手段の検知結果が、前記着脱部の取り外し状態から装着状態へ変化したことによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を直接検出することを特徴とする請求項5記載の電気集塵機付き空気調和機。
  9. 前記検出手段は、前記吸込グリルが開放状態にあるか閉鎖状態にあるかを検知するための開閉検知手段を有し、この開閉検知手段の検知結果が開放状態から閉鎖状態へ変化したことによって、前記本体に対する前記着脱部の取り外し後の装着を間接的に検出することを特徴とする請求項5記載の電気集塵機付き空気調和機。
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