JP3560208B2 - 電線束への識別カード取付装置及びその取付方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電線束を個々に判別する電線束への識別カード取付装置及びその取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電線に端子を圧着した端子付き電線を所望の本数毎に束ねて電線束を形成し、電線束を仕分ける仕分け装置としては、図12に示すような仮束ね装置Aが提案されている(特開平6−236790号公報)。
【0003】
図12において、この仮束ね装置Aは、搬送コンベヤ15のクリップ15aに挟持された端子付き電線2′を一対の移動ハンド16,16により仮束ね爪17に一本ずつ移動し、仮束ね爪17に所望の本数の端子付き電線2′を移動して電線束2を形成し、アンローディングユニット12の把持ハンド12aにより電線束2の端部を掴んだ状態で一対の粘着テープ4,4間に通すと共に、一対の回転ローラ13,13で粘着テープ4と電線束2とを密着させ、粘着テープ4を一対のカッタ14a,14aで切断し(図13)、雨傘の骨のように形成された仕分け具のフック(図示せず)に一束毎に引っ掛けるものである。
【0004】
しかしながら、作業者が仕分け具のフックに引っ掛けられた複数の電線束(最大十箇所まで)2の製品番号を確認しながら仕分け作業を行うから、仕分け時間が掛かると共に、仕分けミスが発生する恐れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した点に鑑み、複数の電線束を簡単かつ確実に識別することができる電線束への識別カード取付装置及び取付方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、所望の本数に束ねられた複数の電線束と、該電線束を判別する識別カードとを一対の粘着テープで固着する装置であって、前記識別カードを収容する両側開口の収納ケースと、該収納ケースの一端部に接続されて該一端部を台盤から持ち上げ、かつ他端部を該台盤上で移動する駆動手段と、該収納ケースから該識別カードを一枚ずつ引き出す回動自在な一対のローラと、該一対のローラから引き出された識別カードを順次搬送する一対のコンベヤと、該一対のコンベヤにより搬送された該識別カードを受ける取出口と、該取出口を該コンベヤの搬送方向にさらに移動して該識別カードを前記一対の粘着テープの間に位置させる進退可能な送出手段とにより構成される電線束への識別カード取付装置を基本とする(請求項1)。
【0007】
前記収納ケースの他端部に断面L字状の保持板が連結されている電線束への識別カード取付装置も有効である(請求項2)。
前記一対のローラが各軸の周壁面に相互に歯合するようなゴム製の突条リブを有する電線束への識別カード取付装置も併せて採用する(請求項3)。
【0008】
所望の本数に束ねられた複数の電線束と、該電線束を判別する識別カードとを一対の粘着テープで固着する方法であって、両側開口の収納ケースに前記識別カードを積み重ねて収容し、該収納ケースの一端部に接続された駆動手段により該一端部を持ち上げると共に、他端部を台盤上で移動し、一対のローラにより該収納ケース内の最上部に位置する該識別カードを一枚ずつ引き出し、引き出された該識別カードを一対のコンベヤにより取出口へ順次搬送し、送出手段により該識別カードを該取出口ごと該コンベヤの搬送方向にさらに移動して、該識別カードを前記一対の粘着テープの間に位置させる電線束への識別カード取付方法を特徴とする(請求項4)。
【0009】
請求項1によれば、収納ケースに収容された複数枚の識別カードが、駆動手段に依る収納ケースの一端部の持ち上げと、一対のローラの回転とにより一枚ずつ引き出され、一対のコンベヤにより取出口に搬送され、そして送出手段により取出口から粘着テープへ移動される。これにより、識別カードが確実に電線束に粘着テープを介して取り付けられる。
【0010】
請求項2によれば、断面L字状に形成された保持板が、収納ケースの他端部に連結されているから、収納ケースの移動に同期して台盤上を移動する。
請求項3によれば、ゴム製の突条リブが一対のローラの各周壁面に相互に歯合するように形成されているから、識別カードが一対のローラにより引き出された場合には、識別カードの変形が発生しない。
【0011】
請求項4によれば、収納ケース内に積み重ねた状態で収容された複数枚の識別カードのうち最上部に位置する識別カードが、駆動手段で一端部を持ち上げられた収納ケースから、一対のローラにより一枚ずつ引き出され、一対のコンベヤで取出口へ搬送され、そして送出手段により取出口から粘着テープへ移動される。これにより、識別カードが簡単かつ確実な方法により電線束に粘着テープで固着される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態の具体例を図面を参照して説明する。
図1〜図11は本発明に係る電線束への識別カード取付装置の一実施例を示すものである。なお、従来例を同一構成部材には同一名称を付けて詳細な説明を省略する。
【0013】
図1において、この電線束への識別カード取付装置1は、複数の電線束2(図2)を判別する識別カード3(図2)と、台盤5上に配置されて複数枚の識別カード3を収容する収納ケース20と、収納ケース20の一端部22aに接続されて収納ケース20を鉛直面内で移動する駆動手段としてのシリンダ30と、収納ケース20から識別カード3を一枚ずつ引き出す一対のローラ40,50と、識別カード3を移動する一対のコンベヤ60,70と、一対のコンベヤ60,70により搬送された識別カードを取出口から粘着テープへ移動する送出手段とから構成される。そして、この装置1により、図2に示すように、一束の電線束2と一枚の識別カード3とが粘着テープ4により固着される。
【0014】
識別カード3は各電線束2を構成する各端子付き電線2′の品種、サイズ、色、切断線長、や数量等を記載した矩形状の製造指示書である。作業者がこの識別カード3を一目見て個々の電線束2の相違を判別することができる。
図3に示す如くに、収納ケース20は断面U字状に形成されて両端に開口を有するケース本体21から成る。
台盤5は、基台6の上面6aに立設された一対のガイド壁7a,7aと、ガイド壁7aの左側の両端に連成された起立壁7bとにより囲まれたガイド壁7a及び起立壁7bの内面に、基台6の上面6aとほぼ平行に配置されている。また、起立壁7bは基台6にネジ等で固定されている。
【0015】
基台6とほぼ直交する方向にシリンダ30が配置されている。シリンダ30のロッド31は基台6を通り、そしてロッド31の先端は音叉状の連結具32に接続されている。ケース本体21の底壁22かつ一端部22aから外側へ延びる連結板23が連結具32に挟まれた状態でピン33により回動自在に軸支されている。シリンダ30のロッド31が伸縮運動すると、その運動に同期して収納ケース20が進退運動する。即ち、ロッド31が伸びると、収納ケース20が右斜め上方へ前進移動する。その状態からロッド31が縮むと、収納ケース20が左斜め下方へ後退移動する。
【0016】
ケース本体21の底壁22かつ他端部22bには接続具24が固定されている。接続具24には断面ほぼL字状の保持板25が連結されている。そして、保持板25は収納ケース20の移動と同期して台盤5上を進退移動できる。保持板25の起立部26は鉛直線より僅かに右方向へ(収納ケース20側へ)傾斜している。
図3及び図4のように、基台6の上面6aにはガイド壁7aに並ぶ一対の保護壁8,8が立設されている。保護壁8には一対のローラ40,50と、一対のローラ40,50に並ぶ一対のコンベヤ60,70とがそれぞれ配置されている。
【0017】
一対のローラ40,41のうち、一方のローラ40は他方のローラ50の左斜め上方に位置している。図5及び図6に示す如くに、一方のローラ40の軸41は両端部41a,41bを保護壁8に通して外方向へ延び、軸41の一端部41aはプーリ42を介して駆動手段としてのモータ43に接続され、そして軸41の他端部41bは軸受け44に回動自在に軸支されている。他方のローラ50の軸51は両端部51a,51bを保護壁8に通して外方向へ延び、軸受け52に回動自在にそれぞれ軸支されている。
【0018】
一方のローラ40の軸41の周壁面41′には三条の上側突条リブ45と、他方のローラ50の軸51の周壁面51′には四条の下側突条リブ55とがそれぞれ周設されている。両突条リブ45,55はゴム製に形成されているから、両突条リブ45,55と識別カード3との摩擦は防止される。上側突条リブ45及び下側突条リブ55は相互に歯合するようにそれぞれ配置されている。これにより、一対のローラ40,50間に識別カード3が挿入されると、上側突条リブ45と下側突条リブ55とにより識別カード3が下方向へ変形するのが防止される。
【0019】
図4に戻って、一対のコンベヤ60,70が駆動すると、他方のコンベヤ70は一方のコンベヤ60に追従するように、両コンベヤ60,70の各ベルト61,71が接触している。
一方のコンベヤ60は、図6の如くに、駆動手段としてのモータ62にプーリ63を介して駆動ローラ64の駆動軸65の一端部65aを接続し、駆動軸65の他端部65bを保護壁8に挿通して歯車66に連結し、従動ローラ67の軸68の両端68a,68bを保護壁8に回動自在に軸受け69でそれぞれ軸支し、駆動ローラ65と従動ローラ68とに二本のベルト61,61を所望の間隔離して平行に巻いている。なお、本実施例では従動ローラ68が二個の小型ローラを二個直列接続した構造であるが、その構造に限定されるものではない。
【0020】
他方のコンベヤ70は、図6及び図7に示すように、一対の回転ローラ72,72の軸73,73をそれぞれ保護壁8に通し、各軸73の両端部を保護壁8に軸受け74,74で回動自在に軸支し、両回転ローラ72,72に二本のベルト71,71を所望の間隔離して平行に巻いている。他方のコンベヤ70の二本のベルト71,71間には、図4に示す如くに、投光側センサ75、一方のコンベヤ60の二本のベルト61,61間には投光側センサ75からの光信号をキャッチする受光側センサ76がそれぞれ保護壁8にボルト等で固着されている。もし識別カード3が二枚重なった状態で一対のコンベヤ60,70間を移動すると、投光側および受光側センサ75,76が二枚送りされた識別カード(図示せず)を検知する。そして、各センサ75,76の作動により、アラーム(警報音)が発生すると同時に、識別カード取付装置1の運転が停止する。66′は歯車66に歯合される歯車である。
【0021】
送出手段80は、一対のコンベヤ60,70の下方に配置されたシリンダ82と、シリンダ82のロッド82aに連結された接続用プレート83と、接続用プレート83に設けられてフレーム11に穿設された取出孔11a内を進退自在な折曲板84とから成る。
シリンダ82は基台6に螺着された固定台10に載置されている。シリンダ82のロッド82aは、ロッド82aとほぼ直交する方向に延びる接続用プレート83の一端部83aに連結されている。接続用プレート83の他端部83bには断面W字状に折り曲げられた折曲板84の一端部84aがボルト等で螺着されている。そして、折曲板84の他端部84bには取出口81が固定されている。
【0022】
取出口81は、図4、図6及び図7のように、平板81aの一側縁に起立板81bを立設し、平板81bと平行な庇板81cを平板に連成したものである。そして、取出口81はシリンダ82のロッド82aに同期して移動する。また、取出口81は保護壁8に関してガイド壁7側と反対側に位置している。庇板81cは平板81aの大きさより小さく、コンベヤ60(70)側の起立板81bに配置されている。庇板81cと平板81aとの間には識別カード3の通路81dが形成されている。
【0023】
図8の如くに、接続用プレート83の一端部83aのほぼ中央にはシリンダ82のロッド82aが接続され、一端部83aの両側にはガイドレール85,85が設けられている。シリンダ82のロッド82a側にはガイドレール85,85を保持する保持筒86が固定されている。ガイドレール85は保持筒86に形成された貫通孔86a内を移動する。シリンダ82のロッド82aが延びると、ガイドレール85が保持筒86に保持されながら、接続用プレート83が前進する。接続用プレート83の前進に対応して、取出口81が取出孔11a内で前進する。また、前進した取出口81はロッド82aの縮みにより後退する。
【0024】
図1に戻って、基台6と固定台10とに設けられたフレーム11には一対の支柱18,18が立設され、各支柱18には設置板19が配置され、そして各設置板19には一対の回転ローラ13,13が回動自在に軸支されている。
シリンダのロッドが伸びて取出口が前進すると、識別カードが取出孔から送り出されると共に、粘着テープに間に配置される。
【0025】
次に、識別カード3と電線束2とを粘着テープ4により巻回する場合を説明する。
先ず最初に、図9に示す如くに、搬送コンベヤ15のクリップ15aに挟持された端子付き電線2′が、移動ハンド16により仮束ね爪17に所望の本数束ねられる。
【0026】
図3のように、複数枚(例えば、100枚)の識別カード3がケース本体21に積み重ねた状態で収容される。シリンダ30のロッド31が伸ばされると、ケース本体21の底壁22で一端部22a側から徐々に上方へ持ち上げられる。即ち、ロッド31の伸びに同期してケース本体21が台盤5上を右斜め上方へ移動する。ケース本体21の移動に伴って保持板25が台盤5上を右方向へ引きずられる。これにより、図10に示す如くに、ケース本体21内の識別カード3が右斜め上方へ傾斜した状態になり、徐々に左斜め下方へ後退をする。しかし、保持板25の起立部26が右斜め上方へ傾斜した状態であるから、識別カード3の後退が保持板25の起立部26により止められる。積み重ねられた識別カード3の上層部分がケース本体21から右方向へ突出する。
【0027】
第二に、ケース本体21内の最も上側に位置する識別カード3′が、図11のように、一対のローラ40,50によりケース本体21から一枚ずつ引き出される。この時、相互に歯合するように配置された一方のローラ40の上側突条リブ45と他方のローラ50の下側突条リブ55とが識別カード3′を挟むから、もし識別カード3′が下方向へ曲がっているならば、曲がりが矯正される。また、もし識別カード3′が曲がっていないならば、識別カード3′の曲がりが防止される。
【0028】
第三に、一枚ずつ引き出された識別カード3′が一対のコンベヤ60,70のベルト61,71により挟まれ、取出口81へ導かれる。この時、もし識別カード3′が二枚重なった状態で一対のコンベヤ60,70間を移動すると、投光側センサ75および受光側センサ76が二枚送りされた識別カード(図示せず)を検知して作動する。すると、アラームが鳴って識別カード取付装置1の運転が停止される。これにより、二枚重ねの識別カードが確実に除去される。
【0029】
最後に、一対のコンベヤ60,70により搬送された識別カード3′が取出口81の通路81d内に到達し、平板上に載せられる。シリンダ82のロッド82aが伸びて取出口が取出孔内を前進し、識別カードが取出孔から送り出される。送り出された識別カードは粘着テープ間に確実に位置する。
【0030】
その後は、従来例と同様にして、図9のように、アンローディングユニット12の把持ハンド12aにより電線束2を掴んだ状態で、一対の回転ローラ13,13により電線束2と識別カード3とを粘着テープ4に密着させる。シリンダ14により進退自在な一対のカッタ14a,14aが粘着テープ4を切断すると、識別カード3′が電線束2に取付られる(図2参照)。これにより、識別カード3′を取り付けた電線束2が簡単に製造される。なお、粘着テープ4は予め粘着テープロッド4′に巻回されている。
【0031】
このように、電線束2に識別カード3′が取付られることにより、電線束2の判別が容易になるから、従来に比較して、電線束2を判別するのに要する時間が減少する。これにより、電線束2の判別作業時における作業者の作業負担が減少する。従って、例えば、電線に端子を圧着する装置(図示せず)を同時に多数扱うことができるようになり、電線を製造する生産性が向上される。
【0032】
【発明の効果】
以上の如くに、請求項1によれば、収納ケースに収容された識別カードが駆動手段により一枚ずつ一対のローラで引き出され、一対のコンベヤにより取出口へ搬送され、そして送出手段により取出口から取り出されて粘着テープへ移動されるから、識別カードが簡単な装置で電線束に粘着テープで確実に固着される。これにより、従来に比較して作業者が電線束を判別する際に要した時間が短縮される。
【0033】
請求項2によれば、収納ケースの他端部に連結された保持板が、収納ケースに同期して台盤上を移動するから、収納ケースに収容された識別カードが確実に傾斜した状態に維持される。これにより、識別カードが正確に一対のローラに引き出される。
【0034】
請求項3によれば、一対のローラの各周壁面に、相互に歯合するように形成されたゴム製の突条リブが、一対のローラに引き出された識別カードの変形を防止するから、もし識別カードが曲がった状態で変形しているならば、識別カードの変形が矯正される。また、もし識別カードが変形していないならば、識別カードの変形が防止される。これにより、取出口から取り出される識別カードは変形していない。
【0035】
請求項4によれば、収納ケース内の最上部に位置する識別カードが、駆動手段により持ち上げられ、一対のローラで一枚ずつ引き出され、一対のコンベヤにより取出口に搬送され、そして送出手段により送り出されて取出口から粘着テープへ移動されるから、識別カードが簡単かつ確実な方法により電線束に粘着テープで固着される。これにより、作業者が電線束の判別作業を容易に行うことができ、作業者の作業負担が減少する。
【0036】
従って、電線束に識別カードが粘着テープで固着した状態で取り付けられるから、従来に比べて、作業者が電線束を判別するのに要する時間が短縮されると共に、電線束の判別作業における作業負担が減少される。これにより、電線に端子を圧着する装置が多数同時に作動させられ、電線束の生産性が一層向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線束への識別カード取付装置の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の装置を利用して電線束と識別カードとを粘着テープで固着した状態を示す図である。
【図3】図1における収納ケースの拡大図である。
【図4】図1における一対のローラ及び一対のコンベヤを示す拡大図である。
【図5】図4における一対のローラの拡大図である。
【図6】図1におけるA方向の図である。
【図7】図6におけるB方向の図である。
【図8】図4におけるシリンダの平面図である。
【図9】図1の装置を仮束ね装置に配置した状態を示す図である。
【図10】収納ケースから識別カードを一枚ずつ引き出す状態を示す図である。
【図11】引き出された識別カードが一対のローラ及び一対のコンベヤにより取出口へ搬送される状態を示す図である。
【図12】従来使用されている仮束ね装置を示す図である。
【図13】図12の装置で製造された電線束に粘着テープを巻回した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 電線束への識別カード取付装置
2 電線束
3,3′ 識別カード
4 粘着テープ
5 台盤
20 収納ケース
22a 一端部
22b 他端部
25 保持板
30 シリンダ
40,50 ローラ
60,70 コンベヤ
80 送出手段
81 取出口
Claims (4)
- 所望の本数に束ねられた複数の電線束と、該電線束を判別する識別カードとを一対の粘着テープで固着する装置であって、
前記識別カードを収容する両側開口の収納ケースと、
該収納ケースの一端部に接続されて該一端部を台盤から持ち上げ、かつ他端部を該台盤上で移動する駆動手段と、
該収納ケースから該識別カードを一枚ずつ引き出す回動自在な一対のローラと、
該一対のローラから引き出された識別カードを順次搬送する一対のコンベヤと、
該一対のコンベヤにより搬送された該識別カードを受ける取出口と、
該取出口を該コンベヤの搬送方向にさらに移動して該識別カードを前記一対の粘着テープの間に位置させる進退可能な送出手段とにより構成されることを特徴とする電線束への識別カード取付装置。 - 前記収納ケースの他端部に断面L字状の保持板が連結されていることを特徴とする請求項1記載の電線束への識別カード取付装置。
- 前記一対のローラが各軸の周壁面に相互に歯合するようなゴム製の突条リブを有することを特徴とする請求項1記載の電線束への識別カード取付装置。
- 所望の本数に束ねられた複数の電線束と、該電線束を判別する識別カードとを一対の粘着テープで固着する方法であって、
両側開口の収納ケースに前記識別カードを積み重ねて収容し、
該収納ケースの一端部に接続された駆動手段により該一端部を持ち上げると共に、他端部を台盤上で移動し、
一対のローラにより該収納ケース内の最上部に位置する該識別カードを一枚ずつ引き出し、
引き出された該識別カードを一対のコンベヤにより取出口へ順次搬送し、
送出手段により該識別カードを該取出口ごと該コンベヤの搬送方向にさらに移動して、該識別カードを前記一対の粘着テープの間に位置させることを特徴とする電線束への識別カード取付方法。
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JP11699497A JP3560208B2 (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 電線束への識別カード取付装置及びその取付方法 |
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JPH10308127A JPH10308127A (ja) | 1998-11-17 |
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- 1997-05-07 JP JP11699497A patent/JP3560208B2/ja not_active Expired - Lifetime
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