JP3559927B2 - シャッターのスラット構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の開口部の上下開閉扉として用いられるシャッターの部材であり、複数連結して使用されるスラット部の構造に関し、特に、アルミ製シャッターの開閉時の騒音を低減し、風圧によるガタツキのないシャッターのスラット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシャッターは、帯状の板材からなる多数のスラットが連結されたシャッターカーテンを巻き取り装置により、ロール状に巻き取ったり、送り出したりすることで開閉するものである。
【0003】
このシャッターの開閉時には、しばしばスラットの連結部分の摩擦による騒音が発生する。また、風の強い日などでは、シャッターが風圧でガタツキ騒音を発生することも多い。
【0004】
従来のスラットの連結部分は、その上部と下部の端面を鉤状に外側と内側に屈曲させて、各々を連結させている。鉤状に係止させているため、係止部には、ある程度の遊びが生じている。
【0005】
このため、シャッターカーテンが巻き取られる時には、スラットの連結部である鉤状の係止部同士が摩擦で擦れて騒音を発するのである。
【0006】
また、強い風がシャッターに当たる場合には、遊びがあるために、ガタツキにより騒音が発生する。
【0007】
これらの問題を解決するために、騒音防止機構が設けられたシャッターもある。例えば、スラット連結部の鉤状となった摺接部に樹脂フィルムによりなる緩衝材をラミネートしたもの(特開平10−184231号)や、スラット同士を直接連結するのではなく、樹脂製の略S字形の噛合部材を介してスラットとスラットとを連結させたもの(実開平7−42855号)や、スラット連結部の鉤形状を遊びが少なくなるような形状に工夫したもの(特開平8−177339号)などがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の摺接部に緩衝材をラミネートした場合においては、シャッターの作動時に絶えず摺接を繰り返すこととなり、次第に緩衝材が損傷し、あるいは剥離してしまうため、定期的に緩衝材の補修の必要がある。
【0009】
また、前記のスラットとスラットとの間に樹脂製の噛合部を介する場合においては、上記のような耐用期間はないが、緩衝材部分が絶えず表面に現れてしまい、スラットとスラットとの間に緩衝材層が露呈することとなり、表面模様の統一感が損なわれ、外観上好ましくない。また、スラット同士を連結してシャッターカーテンを組み立てる場合に新たな工程が追加となり、製作の手間が増える。
【0010】
また、前記のスラット連結部の遊びを少なくするものの場合には、スラット同士の摺接面が小さくなり、遊びによるガタツキも少なくなるが、鉤状の連結構造であるため、特に巻取時には、力がかかり、強く擦れ、この摺接部分より摩擦音が発生する。
【0011】
また、何れの場合においても、強風などによるガタツキの発生に起因する騒音については、解決されない。
【0012】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、シャッター作動時の摩擦音に起因する騒音や、風圧によるガタツキから発生する騒音を防止し、軽量で丈夫なスラット構造を実現することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題を解決するために、帯状板材による多数のスラットを連続して屈曲自在に接続したシャッターにおいて、各スラットの連結構造は、凸状連結部と凹状連結部との嵌め合わせ構造とし、凸状連結部は、長手方向に連続して形成される円形突起状連結部とし、凹状連結部は、前記の円形突起状連結部が嵌め合う円形溝状連結部とし、前記の凸状連結部と凹状連結部が屈曲自在なカップリング連結構造としたものである。
【0014】
該凸状連結部は、円形突起状の連結部であればいずれでも良く、カップリング連結構造の雄側構造であり、スラットの連結面に長手方向に連続する球状突起などでも良い。
【0015】
該凹状連結部は、円形溝状の連結部であればいずれでも良く、カップリング連結構造の雌側構造であり、スラットの連結面に長手方向に連続する断面が円形の溝でも良い。
【0016】
また、凸状連結部は、前記の円形突起状連結部を中空なパイプ状構造としたものでも良く、さらに、該中空パイプの一部を切り欠き、C字型突起状連結部としても良い。
【0017】
また本発明では、前記の中空スラットの連結部において、下段の中空スラットの裏側上部の長手方向の両端部を一部切り欠き、その切り欠き部の切り欠き面に当接し、上段の中空スラットに固定される振れ止め手段を設けたものである。
【0018】
また、前記の振れ止め手段は、上段の中空スラットのC字型円形突起状連結部のC字型形状の中心部に嵌め合う円形突起を設けて取り付けるようにしても良い。また、上段の中空スラットの裏側面より外側に突出しないように固定すると良く、中空スラットの裏面に段差を設け、低い部分に振れ止め部材を取り付けるようにしても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明によるシャッターのスラット構造の一実施例を示す概略斜視図であり、図2はその縦断面図である。
【0020】
本実施例のスラットは、アルミ合金製による押出成形材であり、中空構造のスラットである。図では、2つのスラットの連結状態を示している。
【0021】
該スラット1の連結部は、上部が凹部連結部2であり、下部が凸部連結部3である。該凸部連結部2は、図に示すように、スラット下部に設けられ、C字形突起状連結部3aであり、中空スラット部4の左方下端部5より突出して形成される。
【0022】
該凹部連結部2は、スラット上部に設けられ、前記のC字形の突起部3aを覆い、嵌合するように、円形溝2aが形成されている。
【0023】
これらの凸部連結部3と凹部連結部2は、嵌め合わせによる回動可能なカップリング式連結構造となっており、凸部連結部3が雄側連結部であり、凹部連結部2が雌側連結部となっている。
【0024】
また、該スラット連結部の長手方向の両端部には、図3に示す振れ止め部材10が設けられている。この振れ止め部材10は、板体10aの一端が長手方向に連続する球状突起部10bとなっており、該突起部10bが前記の凸部連結部3のC字形突起部3aの内部に回動自在に嵌め込まれて取り付けられ、C字形突起部3aから湾曲して上段の中空スラットの裏面下部11に達するような形状の板材である。13aはビス穴である。
【0025】
この振れ止め部材10の固定部である中空スラットの裏面下部11には、該振れ止め部材10の板厚分の段差が設けられており、該振れ止め部材10の取り付けにより、中空スラット1の裏面レベルLから外側に突出しないように、取り付けできるようになっている。この裏面レベルLより外側に突出すると、シャッターをスムースに巻き取るためのスラット1の両サイドの案内ガイド(図示しない)に引っかかり、スムースな巻取りが出来なくなる。
【0026】
また、図1に示すように、この振れ止め部材10を取り付ける部分の下段のスラットの円形溝2aの一部が切り欠かれている(切欠部12)。切欠部12の側部切欠面12aに、該振れ止め部材10の側面が当接しており、下段のスラットの左右のズレを防止できるようになっている。
【0027】
この振れ止め部材10は、その球状突起部10bをスラット連結部の側部からC字形突起3aの中心3bに嵌め込んで取り付け、上段のスラットの裏面にビス13で固定する。
【0028】
このように構成されたスラット構造においては、シャッターの巻き上げ時には、図2(2)に示すように、屈曲して巻き取られることとなる。本スラット構造は、カップリング式の連結構造であるため、従来の鉤状係止部による連結部とは異なり、ほとんど遊びがなく、スムースに回動する。回動部分における偏った摩擦部分がないため、摩擦による騒音は発生しない。
【0029】
また、このスラットは、カップリング連結構造に対応して、中空スラット構造となっており、軽量であるが、強度が高められており、シャッターへの風圧に対する強度も強く、しかも連結部に遊びがないため、ガタツキがまったくなく、風圧によるガタツキを起因とする騒音は発生しない。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明した本発明では、以下に示すような効果がある。
【0031】
1)スラットの連結構造がカップリング連結構造であるため、連結部の回動が非常にスムースであり、回動時の摩擦による異常な騒音が発生せず、静かなシャッターのスラット構造を実現できる。
【0032】
2)スラットは、押出し成形材で製造できるため、シャッター組立てにおいて、防音用の緩衝材の取り付けなど、特別な取り付け部材及びその取り付け作業を必要としない。
【0033】
3)スラットは、中空構造で強度が高く、連結部にガタツキがまったくないため、風圧によるガタツキに起因する騒音の発生がない。
【0034】
4)中空スラットであるため、スラットの表面から隠れる裏面を用いて容易に振れ止め部材を取り付けることができる。
【0035】
5)C字型突起の中心部を振れ止め部材の固定に利用でき、組み立て時に側部より嵌め込むことで容易に取り付けできる。
【0036】
このように、本発明によれば、シャッター作動時の摩擦音に起因する騒音や、風圧によるガタツキから発生する騒音を防止し、軽量で丈夫なスラット構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッターのスラット構造の一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明によるシャッターのスラット構造の一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明によるスラット構造の振れ止め部材の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 スラット
2 凹部連結部
2a 円形溝
3 凸部連結部
3a C字形突起状連結部
3b C字形突起状連結部の中心部
4 中空スラット部
5 中空スラット部の左方下端部
10 振れ止め部材
10a 板体
10b 球状突起部
11 中空スラットの裏面下部
12a 側部切欠面
12 切欠部
13 ビス
L 裏面レベル
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の開口部の上下開閉扉として用いられるシャッターの部材であり、複数連結して使用されるスラット部の構造に関し、特に、アルミ製シャッターの開閉時の騒音を低減し、風圧によるガタツキのないシャッターのスラット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシャッターは、帯状の板材からなる多数のスラットが連結されたシャッターカーテンを巻き取り装置により、ロール状に巻き取ったり、送り出したりすることで開閉するものである。
【0003】
このシャッターの開閉時には、しばしばスラットの連結部分の摩擦による騒音が発生する。また、風の強い日などでは、シャッターが風圧でガタツキ騒音を発生することも多い。
【0004】
従来のスラットの連結部分は、その上部と下部の端面を鉤状に外側と内側に屈曲させて、各々を連結させている。鉤状に係止させているため、係止部には、ある程度の遊びが生じている。
【0005】
このため、シャッターカーテンが巻き取られる時には、スラットの連結部である鉤状の係止部同士が摩擦で擦れて騒音を発するのである。
【0006】
また、強い風がシャッターに当たる場合には、遊びがあるために、ガタツキにより騒音が発生する。
【0007】
これらの問題を解決するために、騒音防止機構が設けられたシャッターもある。例えば、スラット連結部の鉤状となった摺接部に樹脂フィルムによりなる緩衝材をラミネートしたもの(特開平10−184231号)や、スラット同士を直接連結するのではなく、樹脂製の略S字形の噛合部材を介してスラットとスラットとを連結させたもの(実開平7−42855号)や、スラット連結部の鉤形状を遊びが少なくなるような形状に工夫したもの(特開平8−177339号)などがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の摺接部に緩衝材をラミネートした場合においては、シャッターの作動時に絶えず摺接を繰り返すこととなり、次第に緩衝材が損傷し、あるいは剥離してしまうため、定期的に緩衝材の補修の必要がある。
【0009】
また、前記のスラットとスラットとの間に樹脂製の噛合部を介する場合においては、上記のような耐用期間はないが、緩衝材部分が絶えず表面に現れてしまい、スラットとスラットとの間に緩衝材層が露呈することとなり、表面模様の統一感が損なわれ、外観上好ましくない。また、スラット同士を連結してシャッターカーテンを組み立てる場合に新たな工程が追加となり、製作の手間が増える。
【0010】
また、前記のスラット連結部の遊びを少なくするものの場合には、スラット同士の摺接面が小さくなり、遊びによるガタツキも少なくなるが、鉤状の連結構造であるため、特に巻取時には、力がかかり、強く擦れ、この摺接部分より摩擦音が発生する。
【0011】
また、何れの場合においても、強風などによるガタツキの発生に起因する騒音については、解決されない。
【0012】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、シャッター作動時の摩擦音に起因する騒音や、風圧によるガタツキから発生する騒音を防止し、軽量で丈夫なスラット構造を実現することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題を解決するために、帯状板材による多数のスラットを連続して屈曲自在に接続したシャッターにおいて、各スラットの連結構造は、凸状連結部と凹状連結部との嵌め合わせ構造とし、凸状連結部は、長手方向に連続して形成される円形突起状連結部とし、凹状連結部は、前記の円形突起状連結部が嵌め合う円形溝状連結部とし、前記の凸状連結部と凹状連結部が屈曲自在なカップリング連結構造としたものである。
【0014】
該凸状連結部は、円形突起状の連結部であればいずれでも良く、カップリング連結構造の雄側構造であり、スラットの連結面に長手方向に連続する球状突起などでも良い。
【0015】
該凹状連結部は、円形溝状の連結部であればいずれでも良く、カップリング連結構造の雌側構造であり、スラットの連結面に長手方向に連続する断面が円形の溝でも良い。
【0016】
また、凸状連結部は、前記の円形突起状連結部を中空なパイプ状構造としたものでも良く、さらに、該中空パイプの一部を切り欠き、C字型突起状連結部としても良い。
【0017】
また本発明では、前記の中空スラットの連結部において、下段の中空スラットの裏側上部の長手方向の両端部を一部切り欠き、その切り欠き部の切り欠き面に当接し、上段の中空スラットに固定される振れ止め手段を設けたものである。
【0018】
また、前記の振れ止め手段は、上段の中空スラットのC字型円形突起状連結部のC字型形状の中心部に嵌め合う円形突起を設けて取り付けるようにしても良い。また、上段の中空スラットの裏側面より外側に突出しないように固定すると良く、中空スラットの裏面に段差を設け、低い部分に振れ止め部材を取り付けるようにしても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明によるシャッターのスラット構造の一実施例を示す概略斜視図であり、図2はその縦断面図である。
【0020】
本実施例のスラットは、アルミ合金製による押出成形材であり、中空構造のスラットである。図では、2つのスラットの連結状態を示している。
【0021】
該スラット1の連結部は、上部が凹部連結部2であり、下部が凸部連結部3である。該凸部連結部2は、図に示すように、スラット下部に設けられ、C字形突起状連結部3aであり、中空スラット部4の左方下端部5より突出して形成される。
【0022】
該凹部連結部2は、スラット上部に設けられ、前記のC字形の突起部3aを覆い、嵌合するように、円形溝2aが形成されている。
【0023】
これらの凸部連結部3と凹部連結部2は、嵌め合わせによる回動可能なカップリング式連結構造となっており、凸部連結部3が雄側連結部であり、凹部連結部2が雌側連結部となっている。
【0024】
また、該スラット連結部の長手方向の両端部には、図3に示す振れ止め部材10が設けられている。この振れ止め部材10は、板体10aの一端が長手方向に連続する球状突起部10bとなっており、該突起部10bが前記の凸部連結部3のC字形突起部3aの内部に回動自在に嵌め込まれて取り付けられ、C字形突起部3aから湾曲して上段の中空スラットの裏面下部11に達するような形状の板材である。13aはビス穴である。
【0025】
この振れ止め部材10の固定部である中空スラットの裏面下部11には、該振れ止め部材10の板厚分の段差が設けられており、該振れ止め部材10の取り付けにより、中空スラット1の裏面レベルLから外側に突出しないように、取り付けできるようになっている。この裏面レベルLより外側に突出すると、シャッターをスムースに巻き取るためのスラット1の両サイドの案内ガイド(図示しない)に引っかかり、スムースな巻取りが出来なくなる。
【0026】
また、図1に示すように、この振れ止め部材10を取り付ける部分の下段のスラットの円形溝2aの一部が切り欠かれている(切欠部12)。切欠部12の側部切欠面12aに、該振れ止め部材10の側面が当接しており、下段のスラットの左右のズレを防止できるようになっている。
【0027】
この振れ止め部材10は、その球状突起部10bをスラット連結部の側部からC字形突起3aの中心3bに嵌め込んで取り付け、上段のスラットの裏面にビス13で固定する。
【0028】
このように構成されたスラット構造においては、シャッターの巻き上げ時には、図2(2)に示すように、屈曲して巻き取られることとなる。本スラット構造は、カップリング式の連結構造であるため、従来の鉤状係止部による連結部とは異なり、ほとんど遊びがなく、スムースに回動する。回動部分における偏った摩擦部分がないため、摩擦による騒音は発生しない。
【0029】
また、このスラットは、カップリング連結構造に対応して、中空スラット構造となっており、軽量であるが、強度が高められており、シャッターへの風圧に対する強度も強く、しかも連結部に遊びがないため、ガタツキがまったくなく、風圧によるガタツキを起因とする騒音は発生しない。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明した本発明では、以下に示すような効果がある。
【0031】
1)スラットの連結構造がカップリング連結構造であるため、連結部の回動が非常にスムースであり、回動時の摩擦による異常な騒音が発生せず、静かなシャッターのスラット構造を実現できる。
【0032】
2)スラットは、押出し成形材で製造できるため、シャッター組立てにおいて、防音用の緩衝材の取り付けなど、特別な取り付け部材及びその取り付け作業を必要としない。
【0033】
3)スラットは、中空構造で強度が高く、連結部にガタツキがまったくないため、風圧によるガタツキに起因する騒音の発生がない。
【0034】
4)中空スラットであるため、スラットの表面から隠れる裏面を用いて容易に振れ止め部材を取り付けることができる。
【0035】
5)C字型突起の中心部を振れ止め部材の固定に利用でき、組み立て時に側部より嵌め込むことで容易に取り付けできる。
【0036】
このように、本発明によれば、シャッター作動時の摩擦音に起因する騒音や、風圧によるガタツキから発生する騒音を防止し、軽量で丈夫なスラット構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッターのスラット構造の一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明によるシャッターのスラット構造の一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明によるスラット構造の振れ止め部材の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 スラット
2 凹部連結部
2a 円形溝
3 凸部連結部
3a C字形突起状連結部
3b C字形突起状連結部の中心部
4 中空スラット部
5 中空スラット部の左方下端部
10 振れ止め部材
10a 板体
10b 球状突起部
11 中空スラットの裏面下部
12a 側部切欠面
12 切欠部
13 ビス
L 裏面レベル
Claims (1)
- 中空構造の帯状板材による多数のスラットを連続して屈曲自在に接続されるシャッターの各中空スラットの連結構造が、凸状連結部と凹状連結部との嵌め合わせ構造であり、凸状連結部は、長手方向に連続して形成される中空なパイプ構造である円形突起状連結部であり、凹状連結部は、前記の円形突起状連結部が嵌め合う円形溝状連結部であり、前記の凸状連結部と凹状連結部が屈曲自在なカップリング連結構造であるシャッターのスラット構造において、
該中空スラットの連結部において、下段の中空スラットの裏側上部の長手方向の両端部が一部切り欠かれ、その切り欠き部の切り欠き面に当接し、上段の中空スラットに固定される振れ止め手段が設けられ、
該振れ止め手段が上段の中空スラットのC字型円形突起状連結部のC字型形状の中心部に嵌め合う円形突起を有し、上段の中空スラットの裏側面より外側に突出しないように固定された板状の振れ止め手段であることを特徴とするシャッターのスラット構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001277399A JP3559927B2 (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | シャッターのスラット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001277399A JP3559927B2 (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | シャッターのスラット構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003082957A JP2003082957A (ja) | 2003-03-19 |
JP3559927B2 true JP3559927B2 (ja) | 2004-09-02 |
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ID=19101928
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001277399A Expired - Fee Related JP3559927B2 (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | シャッターのスラット構造 |
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CN101443524B (zh) * | 2006-06-07 | 2012-05-30 | 株式会社藤田 | 上卷式卷帘 |
KR101043532B1 (ko) * | 2010-11-17 | 2011-06-23 | 류태현 | 부분 착탈기능을 갖는 셔터장치 |
-
2001
- 2001-09-13 JP JP2001277399A patent/JP3559927B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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