JP3559707B2 - 再生装置、ビデオカメラ一体型記録再生装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

再生装置、ビデオカメラ一体型記録再生装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部の時計により撮影時の日付・時刻を映像信号とともに記録媒体に記録及び再生する場合に用いて好適な再生装置、ビデオカメラ一体型記録再生装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、時差を生じる地域に移動して撮影を行う場合に、日付・時刻を時差補正する方法として、基準となる日付・時刻そのものを現地の日付・時刻に設定し直す方法、世界時計機能等を用いて事前に日付・時刻を補正しておいてから記録する方法、GPS受信装置による位置及び時刻情報に基づいて日付・時刻を補正しておいてから記録する方法、位置及び時刻情報をそのまま記録しその情報から再生時に日付・時刻を補正する方法等がある。これらの方法は、いずれも日付・時刻データを「記録時」に補正するか、もしくは「記録時」に補正に必要な情報データを映像信号と共に記録するものであった。
【0003】
また、従来の基準の日付・時刻に対して時差補正を行う場合において、時差補正されている状態から補正前の状態に復帰させる方法として、メニュー操作により復帰する方法、復帰のキーを順次操作する方法、1つのキーを複数回操作する方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、撮影前にいちいち現地の日付・時刻に時計を設定し直すか、従来の世界時計機能による時差補正作業を行わなくてはならず、非常に面倒であった。さらにこれらの方法は、時差のある地域から時差のない地域に戻った際に、一度設定した日付・時刻や、世界時計による時差補正を、設定時と同じ複数回のキー操作を行って元の状態に戻さなくてはならず、面倒であった。またGPS受信装置を用いる自動時差補正機能をカメラ一体型記録再生装置に付加することは、非常に大がかりでシステム全体が複雑で大型化し、且つ高価になってしまうという致命的な問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、再生時に時差補正を行えるようにするとともに、時差補正状態からの復帰を1キー1回操作で行えるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による再生装置においては、記録媒体に記録された信号を再生して再生信号を出力する再生手段と、上記再生信号に含まれる時刻情報を抽出する抽出手段と、基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力手段と、上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正手段と、上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除手段とを設けている。
【0007】
本発明によるビデオ一体型記録再生装置においては、被写体を撮像し映像信号を出力する撮像手段と、時刻情報を発生する時計手段と、上記映像信号を上記時刻情報と共に記録媒体に記録し再生する記録再生手段と、上記再生された信号から上記時刻情報を抽出する抽出手段と、基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力手段と、上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正手段と、上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除手段とを設けている。
【0008】
本発明による記憶媒体においては、記録媒体に記録された信号を再生して再生信号を出力する再生処理と、上記再生信号に含まれる時刻情報を抽出する抽出処理と、基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力処理と、上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正処理と、上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御処理と、1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除処理とを実行するためのプログラムを記憶している。
【0009】
本発明による他の記憶媒体においては、被写体を撮像し映像信号を出力する撮像処理と、時刻情報を発生する時計処理と、上記映像信号を上記時刻情報と共に記録媒体に記録し再生する記録再生処理と、上記再生された信号から上記時刻情報を抽出する抽出処理と、基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力処理と、上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正処理と、上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御処理と、1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除処理とを実行するためのプログラムを記憶している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、民生用デジタルVTR規格に準じた液晶モニタ付きのカメラ一体型VTRに適応した場合について説明する。
図1はカメラ一体型VTRにおける機能ブロック図である。
図1において、1は音声を集音するマイク部、2はマイク部1より取り込まれた音声信号に対して所定の信号処理を施す音声信号処理部、3はアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するA/D変換部、4は被写体を撮像するための撮像部、6はアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換するA/D変換部、5は撮像部4から取り込まれ、A/D変換された映像信号に対して所定の信号処理を施す映像信号処理部、7はカメラ系制御部で、マイクロコンピュータ等により構成され、システム制御部23、カメラ系操作部25の指示等により、カメラ系全体を制御する。
【0011】
ここで、本実施の形態における、民生用デジタルVTR規格における磁気記録・再生方式の場合のテープ記録フォーマットを簡単に説明する。このテープフォーマットは図2に示すように、撮影(記録)日時情報、文字コード情報、頭出し情報等の任意の情報が記録されるサブコード記録領域と、デジタル映像信号(輝度信号及び色信号)が記録されるビデオ記録領域と、デジタル音声信号が記録されるオーディオ記録領域と、トラックID等の情報が記録されるITI(Insert and Track Infomation)記録領域等により構成されている。
【0012】
次に図1において、8は時計部24で発生した現在の日付・時刻に対してサブコード記録領域にデジタル記録可能な信号とするためにD/D変換を行うサブコードデータエンコード部、10はサブコード・データを検出して出力するサブコード・データ検出部である。19はデジタル音声信号、デジタル映像信号及びサブコード・データをそれぞれ切り換えて出力するデータ切換部19aを含む記録信号処理部、21は記録信号処理部19からの各々のデジタル信号を磁気テープ(図示せず)に記録及び磁気テープに記録されたデジタル信号を再生するための磁気ヘッドを含むメカ部である。
【0013】
20は磁気ヘッドを含むメカ部21より再生されたデジタル音声信号、デジタル映像信号及びサブコード・データをそれぞれ切り換えて出力するデータ切換部20aを含む再生信号処理部、14はデータ切換部20aで切り換え分離されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換部、13は変換されたアナログ音声信号に対して所定の信号処理を施す音声信号処理部、12は音声を出力するスピーカ部である。
【0014】
さらに、17はデータ切換部20aで切り換え分離されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換するD/A変換部、16は変換されたアナログ映像信号に対して所定の信号処理を施す記録信号処理部、18はシステム制御部23の指示に従って日付・時刻をはじめとする各種の情報をスーパーインポーズするためのOSD(On Screen Display)部、15は記録信号処理部16より得られた映像及びOSD部18より得られたスーパーインポーズ情報を表示する液晶モニタ部、9はサブコード・データ検出部10からのサブコード・データ(撮影日付・時刻データ等)に対してD/D変換を行うサブコード・データデコード部である。
【0015】
24は撮影日付・時刻を発生するための時計部、25はカメラ系の操作に係わる各種スイッチ([ZOOM]、[FOCUS]等)類から構成されるカメラ系操作部、26はVTR系、及び装置全体に関する各種スイッチ([UP]、[DOWN]、[MENU]、[PLAY]、[FF/REW]、[STOP]、[START/STOP]等)類から構成されるVTR系操作部、27は本体の電源モード(カメラ・VTR・オフ)を選択するための電源モードSW部、28はリモコン信号を受信しリモコンコードをシステム制御部23に送出する赤外リモコン信号受信部である。
【0016】
23はシステム制御部であり、上述したカメラ一体型VTRの各種機能を総合的に制御するマイクロコンピュータ等から構成され、タイマ機能をはじめとする各種機能を有し、電源モードの制御、VTRブロックの動作モード遷移の制御、各種情報表示制御、各種撮影モード記憶と保持等を主に行う。
【0017】
29は上記マイクロコンピュータの制御プログラムを格納する本発明による記憶媒体である。制御プログラムとしては、後述する図3、4、6、8、10に示すフローチャートによる処理を実行するためのプログラムを含む。この記憶媒体29としては、半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気媒体等を用いてよい。また、それらをROM、RAM、CD−ROM、メモリカード、フロッピディスク、磁気テープ等に構成して用いてよい。
【0018】
次に上記構成によるカメラ一体型VTRの動作について説明する。
まず、記録時(撮像時)には、マイク部1から取り込まれた音声信号は、音声信号処理部2で所定の信号処理を施された後、A/D変換部3でデジタル信号に変換され、記録信号処理部19のデータ切換部19aに入力される。また、撮像部4から取り込まれた映像信号は、A/D変換部6でデジタル信号に変換され、映像信号処理部5で所定の信号処理を施された後、記録信号処理部19のデータ切換部19aに入力される。
【0019】
これと同時に、時計部24からの現在の時計データとしての日付・時刻データは、サブコード・データエンコード部8により磁気テープのサブコード記録領域にデジタル記録可能な信号とするためにD/D変換された後、サブコード・データ検出部10を介して連続的に記録信号処理部19のデータ切換部19aに入力される。
【0020】
データ切換部19aでは、民生用デジタルVTR規格におけるテープ記録フォーマット(図2参照)に準じて、デジタル映像信号、サブコード・データとしての撮影日付・時刻データ(時計データ)及びITIデータがそれぞれ所定の記録領域に記録されるように、それぞれのデータを切り換え出力して、磁気ヘッドを含むメカ部21に供給する。
上述のようにして、デジタル音声信号、デジタル映像信号と、これらの撮影日付・時刻を示すデータとが、同時且つ連続的に磁気テープ(図示せず)上の別領域にデジタル記録されることとなる。
【0021】
次に、再生時には、磁気ヘッド21より読み取られたデジタル音声信号、デジタル映像信号、サブコード・データとしての撮影日付・時刻データ及びITIデータは、常時データ切換部20aに入力され、それぞれ時系列に切り換えられて抽出され、出力される。
データ切換部20aからのデジタル音声信号は、D/A変換部14でアナログ音声信号に変換された後、音声信号処理部13で所定の信号処理を受けてスピーカ部12より音声出力される。また、データ切換部20aからのデジタル映像信号は、D/A変換部17でアナログ映像信号に変換され、記録信号処理部16で所定の信号処理を受ける。
【0022】
これと同時に、データ切換部20aからの再生されたサブコード・データとしての撮影日付・時刻データ(時計データ)は、サブコード・データ検出部10を介してサブコード・データデコード部9でD/D変換されて、システム制御部23に入力される。システム制御部23では、再生された撮影日付・時刻データに対して、使用者によって予め入力された時差に関する補正情報に基づいて時差補正処理を施した後、文字表示用データに変換してOSD制御部18に出力する。文字表示用データはさらにOSD制御部18でスーパーインポーズデータに変換され、記録信号処理部16からの映像信号とともに液晶モニタ部15に出力される。液晶モニタ部15には、再生映像とともに時差補正された撮影日付・時刻がスーパーインポーズされて表示される。
【0023】
図3、図4は、本発明の第1の実施の形態による時差に関する補正情報をメニューにより入力する場合の動作フローチャート、図5は動作中の液晶モニタの表示例である。
図5(a)は“トウキヨウ”で時計部24の日付・時刻設定を行ったカメラ一体型VTRを、“ニューヨーク”で使用して撮影記録した映像を、日付・時刻をスーパーインポーズした状態で再生した場合を示している。ここでは上記の“時差補正”を行っていないので、撮影した映像には太陽が出ているのに夜の11時22分と表示されてしまい、撮影時の現地時間と食い違っていることがわかる。
【0024】
以下に本実施の形態における“時差補正”について、図3、図4の動作フローチャートにより説明する。
ステップS302(以下、ステップは省略)で[MENU]Keyが押されるのを待つ。Keyが押されると、S303でメニューモードが開始され、図5(b)のメニュー画面が表示される。
先ず、時差補正するための基準となる都市名の設定を行う。S304で[UP]Keyまたは[DOWN]が押されると、S305でメニューカーソルを上または下に移動させる。使用者はS306でメニューカーソルの位置が『キジュントシ設定』になるまでS304、S305の操作を繰り返す。
【0025】
メニューカーソルが『キジュントシ設定』の位置で[SET]Keyが押されると(S307)、『キジュントシ設定』モードとなる。S308で[UP]Keyまたは[DOWN]Keyが押されると、S309で“キジュントシ”データを+1または−1する。ここでは“トウキョウ”で日付・時刻設定を行ったことを前提に説明するので、使用者はキジュントシが“10/トウキョウ”になるまでS308、S309の操作を繰り返す(図5(c)参照)。この状態で[SET]Keyが押されると(S311)、キジュントシが“10/トウキョウ”に設定され、もとのメニュー画面に戻る。
【0026】
次に、補正を行う都市名の選択を行う。S312で[UP]Keyまたは[DOWN]Keyが押されると、S313でメニューカーソルを上または下に移動させる。使用者はS314でメニューカーソルの位置が『サツエイトシ選択』になるまでS312、S313の操作を繰り返す(図5(d)参照)。メニューカーソルが『サツエイトシ選択』の位置で[SET]Keyが押されると(S315)、『サツエイトシ選択』モードとなる。
【0027】
S316で[UP]Keyまたは[DOWN]が押されると、S317で“サツエイトシ”データを+1または−1する。この場合“ニューヨーク”で撮影が行われたことを前提に説明するので、使用者はS318でサツエイトシが“20/ニューヨーク”になるまでS316、317の操作を繰り返す(図5(e)参照)。この状態で[SET]Keyが押されると(S319)、サツエイトシが“20/ニューヨーク”に設定され、もとのメニュー画面に戻る(図5(f)参照)。S320で[MANU]Keyが押されると、S321でメニューモードを終了してメニュー画面表示をオフし、S322で[PLAY]Keyが押されるのを待つ。
【0028】
[PLAY]Keyが押されると、S323で再生動作を開始する。この時図1のサブコード・データデコード部9からのサブコード・データ日付・時刻データが記録されているか否かをS324で判定し、記録されていた場合は、時差補正をするためにS325に分岐する。S325では“キジュントシ”が設定されているか否かを判定し、設定されていない場合は時差補正は行わず、S329に分岐する。設定されている場合はS326で“キジュントシ”と“サツエイトシ”との比較を行い、二つの都市名が同じだった場合も時差補正する必要が無いのでS329に分岐する。
【0029】
都市名が異なる場合S327で“キジュントシ”と“サツエイトシ”との時差を算出し、S328で再生された日付・時刻データに対する時差補正処理を行う。ここで、“キジュントシ”と“サツエイトシ”の都市名には、それぞれ対応するグリニッジ標準時(又はトウキョウ等の特定都市を標準時としてもよい)に対する時差情報が内部的に割り当てられており、両都市間の時差についてはその引き算で容易に求めることができる。こうして求めた時差データに基づいて日付変更線も考慮して時差補正を行うものである。
【0030】
S329では、日付・時刻データをOSD文字表示用データに変換し、S320で日付・時刻表示を再生映像にスーパーインポーズする。これにより、図5(g)に示すように撮影時の現地(ニューヨーク)時間“午前9時22分が表示される。
【0031】
次に第2の実施の形態を説明する。
上記第1の実施の形態においては、時差補正のための情報入力方法として、メニューにより基準となる都市名と補正を行う都市名とを指定する場合について説明したが、この第2の実施の形態では、時差に関する情報として直接、時間を設定するようにしている。
次に、図6の動作フローチャート及び図7の液晶モニタ表示例を用いて説明する。尚、全体のシステム構成については、図1と同様なので説明は省略する。
【0032】
図7(a)は、“トウキョウ”で日付・時刻設定を行ったカメラ一体型VTRを、“ニューヨーク”で使用して撮影した映像を、日付・時刻をスーパーインポーズされた状態で再生したものである。上記の“時差補正”を行っていないので、撮影した映像に太陽が出ているのに、夜の11時22分と表示されてしまい、撮影時の現地時間と食い違っていることがわかる
【0033】
先ずS502で、再生されたサブコード・データに日付・時刻データが含まれているか否かを判定し、含まれていない場合には検出できるまで繰り返す。また、含まれている場合には、S503で[UP]Keyが押されているか否かを判定し、オンならばS504に分岐し時差情報を+1して時差補正時間表示をオンする。オフならばS505で[DOWN]Keyが押されているか否かを判定し、オンならばS506で時差情報を−1し時差補正時間表示をオンする。オフならばS502に分岐する。S507では再生された日付・時刻データに対して上記S504orS506で設定されている時差補正時間による時差演算処理を行い、S508では、日付・時刻データをOSD文字表示用データに変換し、S509で日付・時刻表示を再生映像にスーパーインポーズする。
【0034】
図7(b)は、上記[DOWN]Keyを一回押して〔−1〕にしたときの表示例で、(a)のPM11:22がPM10:22に補正されている。上記操作の繰り返しにより、“トウキョウ”と“ニューヨーク”との時差“−14時間”を設定したのが、図7(c)であり、ここに示すように撮影時の現地(ニューヨーク)時間“午前9時22分”が表示されている。
【0035】
次に第3の実施の形態を説明する。
この第3の実施の形態では、第1の実施の形態における時差に関する情報のうち、時差補正の基準となる時刻に関する情報を“キジュントシ”とし、装置内部の時計部24を設定するようにしている。
次に、図8の動作フローチャート及び図9の液晶モニタ表示例を用いて説明する。尚、全体のシステム構成については、図1と同様なので説明は省略する。
【0036】
S701で時計設定モードが開始されると、先ずS702で時計設定モードの表示が開始される。S703で“キジュントシ”部分が点滅表示し、“キジュントシ”設定状態であることを示す(図9(a)参照)。S704で[UP]、[DOWN]キー操作により“キジュントシ”(ここではトウキョウ)を設定する。S705で“キジュントシ”の設定が終了したのを確認した後、S706に移行し“キジュントシ”を点灯表示にして、次に設定する“年”桁を点滅表示にする(図9(b)参照)。S707で[UP]、[DOWN]キー操作により“年”桁を設定する。
【0037】
S708で“年”桁の設定が終了したのを確認し、S709に移行し“年”桁を点灯表示にし、次に設定する“月”桁を点滅表示にする。同様に以下、“月”、“日”、“時”と設定を行う。上記作業を経てS720に移行し“時”桁を点灯表示にし、次に設定する“分”桁を点滅表示にする(図9(c)参照)。S721で[UP]、[DOWN]キー操作により“分”桁を設定する。S722で“分”桁の設定が終了したのを確認した後、S723に移行し“日付・時刻”を通常表示にして時計設定を終了する。
【0038】
次に第4の実施の形態を説明する。
この第4の実施の形態では、従来の世界時計を用いた時差や上述した実施の形態による時差補正の補正状態を、1キー1回操作によって補正前の状態に戻すことができるようにしている。
次に図10の動作フローチャート及び図11の液晶モニタ表示例を用いて説明する。尚、全体のシステム構成については、上記実施例1と同様なので説明は省略する。
【0039】
先ずS902において、現在時差補正が行われている状態か否かを判定し、行われていない場合は今回の説明とは関係無いのでS902の判定を繰り返す。時差補正が行われている場合は、S903に分岐して、VTR操作部26に設けられている時差補正モード解除SWが押されたか否かを判定する。時差補正されている状態の液晶モニタ表示例を図11(a)に示す。現在再生されている「ニューヨーク」が表示されている。S903で解除SWが押されていたら、S904に分岐して現在行われている時差補正を中止(解除)して補正前の状態に戻す。そしてS905でヒョウジュン時間に復帰し、地域名表示をオフするとともにヒョウジュンの日付・時刻表示を行う(図11(b)参照)。
【0040】
以上、上記実施の形態では、本発明をカメラ一体型VTRに適用した例を述べたが、デジタルカメラなどの他のビデオカメラにも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、日付・時刻等を示す時刻情報が記録された記録媒体に記録された信号を再生する場合、再生された時刻情報を入力された補正情報により時差補正することができる。このため例えば時差のある地域で、時刻情報を時差補正せずに記録した記録媒体に記録された信号を再生しても、再生される時刻情報を時差補正することができる。また、本発明によれば、時差補正状態を1キー1回操作によって解除することにより、時差補正状態の解除を簡単な操作で行える効果がある。
【0042】
また、本発明によれば、時差のある地域で時計手段の時差補正をせずに撮影記録した場合に、再生時に入力された補正情報にしたがって時差補正を行うことができる。このため、時差のある地域で撮影記録してしまってからでも、再生時にその時刻情報を時差補正することができる効果がある。さらに、本発明によれば、時差補正状態を1キー1回操作によって解除することにより、時差補正状態の解除を簡単な操作で行える効果がある。
【0043】
さらに、上述した本発明の実現に際し、特別にハード的な付加機能(GPSのような)を必要とせず、従来のビデオカメラ一体型記録再生装置のシステムと同じ構成をとることができるので、コスト、形状等の現状のままで押さえられるという効果がある。
【0044】
また、本発明によれば、補正情報として、地域名を用いると共に、地域名と対応する時差情報を設けたことにより、基準となる地域に対する撮影した地域との時間差が分からなくとも、地域名を入力するだけで補正情報の入力が可能となる効果がある。
【0045】
また、本発明によれば、補正情報として、地域間の時間差を用いるようにしたことにより、簡単な操作で補正情報の入力が可能となる効果がある。
【0046】
また、本発明によれば、再生時に時差補正されたデータを表示手段で表示させてユーザに供することができる。
【0047】
また、本発明によれば、時差補正の基準となる時刻に関する情報を地域名として装置内部の時計手段に設定するようにしたことにより、上記時差補正を行う度に基準となる時刻に関する情報をいちいち入力しなくてもよいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるカメラ一体型デジタルVTRの機能ブロック図である。
【図2】カメラ一体型VTRにおけるVTR部のテープ記録フォーマット(民生用デジタルVTR規格)を示す構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による動作フローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態による動作フローチャートを示す構成図である。
【図5】第1の実施の形態による液晶モニタの表示例を示す構成図である。
【図6】第2の実施の形態による動作フローチャートである。
【図7】第2の実施の形態による液晶モニタの表示例を示す構成図である。
【図8】第3の実施の形態による動作フローチャートである。
【図9】第3の実施の形態による液晶モニタの表示例を示す構成図である。
【図10】第4の実施の形態による動作フローチャートである。
【図11】第4の実施の形態による液晶モニタの表示例を示す構成図である。
【符号の説明】
4 撮像部
5 映像信号処理部
9 サブコードデータデコード部
10 サブコードデータ検出部
11 サブコードデータ処理部
15 液晶モニタ部
16 記録信号処理部
18 OSD制御部
19 記録信号処理部
20 再生信号処理部
21 メカ部
22 レコーダ部
23 システム制御部
24 時計部
25 カメラ系操作部
26 VTR系操作部
28 赤外線リモコン信号受信部
29 記憶媒体

Claims (12)

  1. 記録媒体に記録された信号を再生して再生信号を出力する再生手段と、
    上記再生信号に含まれる時刻情報を抽出する抽出手段と、
    基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力手段と、
    上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正手段と、
    上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除手段とを設けたことを特徴とする再生装置。
  2. 上記補正情報は地域名であり、上記補正手段は地域名に対応する時差情報を保持することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 上記補正情報は地域間の時間差であることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  4. 被写体を撮像し映像信号を出力する撮像手段と、
    時刻情報を発生する時計手段と、
    上記映像信号を上記時刻情報と共に記録媒体に記録し再生する記録再生手段と、
    上記再生された信号から上記時刻情報を抽出する抽出手段と、
    基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力手段と、
    上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正手段と、
    上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除手段とを設けたことを特徴とするビデオカメラ一体型記録再生装置。
  5. 上記補正情報は地域名であり、上記補正手段は地域名に対応する時差情報を保持することを特徴とする請求項4記載のビデオカメラ一体型記録再生装置。
  6. 上記補正情報は地域間の時間差であることを特徴とする請求項4記載のビデオカメラ一体型記録再生装置。
  7. 上記時計手段に時刻情報を設定すると共にその設定された時刻情報がどの地域を基準とするものであるかを示す地域名を設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求項5又は6記載のビデオカメラ一体型記録再生装置。
  8. 記録媒体に記録された信号を再生して再生信号を出力する再生処理と、
    上記再生信号に含まれる時刻情報を抽出する抽出処理と、
    基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力処理と、
    上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正処理と、
    上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御処理と、
    1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除処理とを実行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  9. 被写体を撮像し映像信号を出力する撮像処理と、
    時刻情報を発生する時計処理と、
    上記映像信号を上記時刻情報と共に記録媒体に記録し再生する記録再生処理と、
    上記再生された信号から上記時刻情報を抽出する抽出処理と、
    基準となる情報に対して時差補正を行うための補正情報を入力する入力処理と、
    上記抽出された時刻情報を上記入力された補正情報に基づいて時差補正する補正処理と、
    上記補正された時刻情報を表示手段に表示させる制御を行う表示制御処理と、
    1回のキー操作によって上記時差補正動作を解除して時差補正前の状態に戻す解除処理とを実行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 上記補正情報は地域名であり、上記補正処理は地域名に対応する時差情報を保持することを特徴とする請求項8又は9記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  11. 上記補正情報は地域間の時間差であることを特徴とする請求項8又は9記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  12. 上記時計処理に対して時刻情報を設定すると共にその設定された時刻情報がどの地域を基準とするものであるかを示す地域名を設定する設定処理を設けたことを特徴とする請求項10又は11記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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