JP3558741B2 - 電気伝導度測定回路及び電気伝導度測定用プロ−ブ - Google Patents

電気伝導度測定回路及び電気伝導度測定用プロ−ブ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は海中等の鉛直方向の電気伝導度を自動的に計測することができる海洋デ−タ自動測定装置に用いられる測定回路及びそのプロ−ブに関する。
【0002】
【従来の技術】
航行中の観測船から水温センサを内蔵したプロ−ブを海中に投下して自由落下させ、水温センサで検知された水温信号を常時伝送ワイヤ(例えば、2本の極細電線)を介して測量船に伝送して、海中鉛直方向の深度に対する水温をリアルタイムに連続的に計測する、いわゆるXBT(expendable bathy thermograph)という計測装置が広く知られている。この測定された水温デ−タは重要な海象観測デ−タとして使用される。このXBTのプロ−ブを海中に投下し、所定の水温デ−タを計測し終えると、プロ−ブに接続されていた伝送ワイヤを切断し、プロ−ブもろとも海中に投棄していた。
【0003】
また、海洋デ−タを観測する上から海中の水温だけでなく海水の電気伝導度をも計測するCTD(conductivity temperature depth)と呼ばれる計測器が知られている。この計測器はプロ−ブに水温センサ及び電気伝導度センサ及び深度センサを内蔵し、このプロ−ブをケ−ブルにより降下させ水温センサ、電気伝導度センサ及び深度センサにより検出された水温、電気伝導度、深度をプロ−ブに接続されたケ−ブルを介して観測船にリアルタイムに伝送し、深度に対する水温及び電気伝導度を表示あるいは印字出力するようにしたものである。
【0004】
また、プロ−ブ内に測定した水温及び電気伝導度を記憶しておくメモリを内蔵させ、プロ−ブをロ−プ等で吊下げ降下させた後にプロ−ブを引き上げて、メモリに記憶されているデ−タを読み出して深度に対する水温,電気伝導度等の海洋デ−タを印字あるいは表示出力するCTD計測器もある。
【0005】
上記前者のCTD測定器は水温,電気伝導度等の海洋デ−タを観測船にケ−ブルを介して伝送することができるため、リアルタイムに海洋デ−タを出力することができるが、ケ−ブルを引きづって航行することができないため、観測が終了するまで、観測船を停泊させておく必要がある。このため、停泊に要する費用も莫大なものとなるばかりでなく、観測に要する時間もかかり、専用ウインチの装備に要する費用、人員の配置等の問題点があった。
【0006】
また、後者のCTD測定器はプロ−ブを引き上げてからでないと、海洋デ−タを出力することができないため、リアルタイムの海洋デ−タを検知することはできなかった。
【0007】
このため、観測船を停泊させないで航行しながらリアルタイムに水温及び電気伝導度等の海洋デ−タを測定できるCTD計測器の出現が望まれていた。
このようなCTDはプロ−ブにワイヤ(例えば、2本の極細電線)を接続しておき、プロ−ブを海中に投下してプロ−ブが目的とする深度まで自由落下した後には、ワイヤもろともプロ−ブも海中に投棄してしまうため、プロ−ブを安価に製造する必要がある。しかし、プロ−ブの精度も高精度を達成しうることが望まれる。
そこで、そのように安価でしかも精度及び分解能を上げることができる投捨式の海洋デ−タ自動測定装置が特開平5−188030号公報で知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような装置においては、電気伝導度の測定をプロ−ブの先端に配設された電極間の抵抗を測定する、いわゆる電極方式により行っていた。
しかし、この電極方式では、プロ−ブを海中に投下してから、電極面がなじむまで時間がかかるため、海面近傍での電気伝導度測定デ−タの信頼性が落ちるという問題点があった。
【0009】
さらに、海水をア−スとして使用しているため、測定値にノイズ、誤差が発生するという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は電極式のような電極面のなじみによる測定の立ち遅れを防止し、精度良い電気伝導度を測定することができる電気伝導度測定回路及び電気伝導度測定用プロ−ブを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係わる電気伝導度測定回路は、電気伝導度を測定する被検出液体に磁束回路が閉ル−プを構成するように配設された第1及び第2のコアと、上記第1のコアに巻かれた第1のコイルにパルス電圧を供給する発振器と、上記第2のコアに巻かれた第2のコイルに誘起される電圧を位相検波する位相検波回路と、上記第1のコア及び第2のコアに互いに逆方向に巻かれた第3及び第4のコイルを備え、この第3及び第4のコイル、基準抵抗Rr、スイッチ手段により構成される閉回路と、上記位相検波回路の出力を積分する積分回路と、この積分回路の出力信号をそれぞれサンプルホ−ルドする第1及び第2のサイプルホ−ルド回路と、上記スイッチ手段を所定周期でオフからオンに切り替え動作させ、このスイッチ手段のオフ期間に上記第2のコイルに誘起される電圧を、上記パルス電圧の立ち下がりに同期した位相で検波し、その電圧を上記積分回路で積分し、このオフ期間が終了するまでに上記積分器に積分された電圧をVcとして上記第1のサンプルホ−ルド回路に保持させ、上記スイッチ手段のオン期間に上記第2のコイルに上記第2のコイルに誘起される電圧を、上記パルス電圧の立ち下がりに同期した位相検波し、その電圧を上記オフ期間から累積して上記積分回路で積分し、このオン期間が終了するまでに上記積分器に積分された電圧をVrとして上記第2のサンプルホ−ルド回路に保持させ、上記被検出液体の電気伝導度KcをKc=(S/Rr)・(Vc/Vr)(ただし、Sはセルの形状で決まるセル定数とする)として算出する制御手段とから構成される。
【0013】
【作用】
電気伝導度を測定する被検出液体に磁束回路が閉ル−プを構成するように第1及び第2のコアを配設すると共に、第1のコア及び第2のコアに互いに逆方向に巻かれた第3及び第4のコイルを備え、この第3及び第4のコイル、基準抵抗Rr、スイッチ手段により構成される閉回路を設け、スイッチ手段を所定周期でオフからオンに切り替え動作させ、このスイッチ手段のオフ期間に上記第2のコイルに誘起される電圧を、パルス電圧の立ち上がりに同期した位相で検波し、その電圧を上記積分回路で積分し、このオフ期間が終了するまでに上記積分器に積分された電圧をVcとして第1のサンプルホ−ルド回路に保持させ、上記スイッチ手段のオン期間に第2のコイルに上記第2のコイルに誘起される電圧を、パルス電圧の立ち下がりに同期した位相検波し、その電圧をオフ期間から累積して上記積分回路で積分し、このオン期間が終了するまでに積分器に積分された電圧をVrとして上記第2のサンプルホ−ルド回路に保持させ、上記被検出液体の電気伝導度KcをKc=(S/Rr)・(Vc/Vr)(ただし、Sはセルの形状で決まるセル定数とする)として算出するようにしている。
【0014】
【実施例】
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する。まず、図3を参照して電気伝導度測定用プロ−ブの外形について説明する。図3は電気伝導度測定用プロ−ブの外形を示す斜視図である。図3に示すように、11はプロ−ブである。これは先端部12がコ−ン形状をなし、この先端部12の上に円筒形状の円筒部13が樹脂で一対形成されている。
【0015】
この円筒部13内には、図4を参照して後述する電気回路が設けられており、この電気回路から40msec毎に出力される電気伝導度Kcデ−タを送信するための極細のワイヤ14がプロ−ブ11の外部に延出されている。このワイヤ14はプロ−ブ11の投入前には、プロ−ブ11内部において巻回されており、プロ−ブ11が落下するに従って解けていく。このワイヤ14の一端は電気回路に接続され、他端は計測船(図4のS)に搭載されているパ−ソナルコンピュ−タ(図示しない)に接続される。
【0016】
さらに、先端部12には軸方向に沿って被検出液体である海水を導入するための円筒状の通路15が設けられている。この通路15はプロ−ブ11の中心軸と直交する貫通通路16と連通している。従って、プロ−ブ11が落下するに従って、矢印A方向から流入した海水は、通路15を介して導入され、その後に貫通路16を介して外部に排水される。
【0017】
また、上記通路15を中心にして、第1のコア17及び第2のコア18が軸方向に離間した状態で配置されている。この状態を図5に示しておく。
次に、図1及び図2を参照してプロ−ブ14の詳細な構成について説明する。図1において、21は上部が円筒形状をなす円筒部21aをなし、下部がコ−ン状をなすコ−ン形状部21bをなした共に樹脂で一体構形成れたプロ−ブ本体である。この円筒部21aには図4に示した電気回路を搭載した基板22が収納されている。そして、このプロ−ブ本体21の下部に一対形成されたコ−ン形状部21bの軸方向に沿って被検出液体である海水を導入するための円筒状の通路15が設けられている。さらに、この通路15に直交する通路16が連結されている。
【0018】
この通路15を中心にして、ド−ナツ状に穴が形成されたコア収納部23bが設けられている。前述した第1のコア17は図示した下方向に開口を持ち、しかもド−ナツ形状の磁気遮蔽部材17aに囲われるように収納されているおり、前述した第2のコア18は図示した上方向に開口を持ち、しかもド−ナツ状に穴が形成された磁気遮蔽部材18aに囲われるように収納されている。この磁気遮蔽部材17aと18aはド−ナツ状のスペ−サ19を介して所定の距離を隔てて配置される。そして、コア収納部23内の上記第1のコア17、第2のコア18、スペ−サ19、磁気遮蔽部材17a及び18aはすべてエポキシ樹脂20が封入されている。
【0019】
通路15の内周面には筒状の熱膨脹率の極め少ない硼硅酸ガラス21cが装着されている。この硼硅酸ガラス21cは通路15が開けられているコ−ン形状部21bの素材である樹脂が温度、圧力により変形して、通路15の内径が変化しないようにするためである。
【0020】
また、円筒部21aとコ−ン形状部21bとの間には円柱状の金属より構成される錘り部材23aが内蔵される。この錘り部材23aには、プロ−ブ11の軸方向に3ケ所、電線を挿入するための貫通孔24〜26が開けられている。図では貫通孔25,26が重なって見えるが、水平位置では離れた位置に存在している。
【0021】
この錘り部材23aは円筒部21aとネジ27〜30で液密に固定されている。なお、32a,32bはOリングである。
さらに、コ−ン形状部21bには、上記した貫通孔24〜26と整合する位置に貫通孔31a〜31cが開けられている。
【0022】
そして、基板22からの電線は貫通孔24〜26及び貫通孔31a〜31cを介して第1のコア17に巻かれる第1のコイルL1及び第2のコア18に巻かれる第2のコイルL2及び後述する第3及び第4のコイルL3,L4と電気的に接続される。
【0023】
次に、図6を参照して基板22に搭載されている電気回路について説明する。第1のコア17には一次コイルとして第1のコイルL1が巻回されている。この第1のコイルL1の一端は回路GNDにア−スされ、その他端には図7(A)に示す高周波パルス電圧を出力する発振器(オシレ−タ)31が接続されている。この高周波パルス電圧の周波数は12.8KHz である。この発振器(オシレ−タ)31からコントロ−ラ32へ基準位相ラインaが接続されている。
【0024】
さらに、第1のコア17を1巻きして第3のコイルL3を構成し、基準抵抗Rrを介してから第2のコア18を上記第1のコア17の巻き方向と反対となるように巻いて第4のコイルL4を構成した後、スイッチS1を介して閉ル−プを構成する電線33が設けられている。このスイッチS1は半導体スイッチで構成されており、コントロ−ラ32からの制御信号bによりオン/オフ制御されるもので、図7(H)に示すように、20msec毎にオン状態とオフ状態とを交互に繰り返す。この基準抵抗Rrは温度補償をする必要のない基準抵抗であり、その等価導電率KrはKr=S/Rr(Sはセル定数)である。
【0025】
図面上では、第1のコア17と第2のコア18の間を抵抗Rcを介在したル−プCLが記載されているが、この抵抗Rcはプロ−ブ11の通路15に流入した海水の等価抵抗値を示し、Rc=S/Kcである。
【0026】
さらに、第2のコア18には二次コイルとしての第2のコイルL2が巻回されている。この第2のコイルL2の一端は回路GNDにア−スされ、その他端は図7(B)に示すような二次コイル出力Bが出力される。
【0027】
この第2のコイルL2に発生する電圧は前段増幅を行うプリアンプ34を介して増幅される。このプリアンプ34の出力は図7(C)に示すようにプリアンプ出力CとしてスイッチS2を介してオペアンプ35とコンデンサC1、抵抗Rで構成される積分器36に入力される。このオプアンプ35の入力と出力との間には、コンデンサC1に充電された電圧をリセットするためのスイッチS3が接続されている。
【0028】
上記スイッチS2は位相検波するためのスイッチで、図7(A)のオシレ−タ出力Aの立ち上がりあるいは立ち下がりのいずれかに同期して閉じられるスイッチである。立ち上がりに同期した場合には、“0度”検波となり、立ち下がりに同期した場合には“180度”検波となる。このスイッチS2の出力は図7(D)に示すように検波出力Dとして出力される。このスイッチS2のオン/オフ制御は前述したコントロ−ラ32からの制御信号cにより行われる。
【0029】
また、前述したスイッチS3のオン/オフ制御は、コントロ−ラ32からの制御信号dにより制御される。このスイッチS3は図7(J)に示すように、40msec毎に1回だけオンされる。
【0030】
そして、この積分器36の出力電圧EはスイッチS4、バッファ37より構成されるサンプリングホ−ルド回路38に入力されると共に、スイッチS5,バッファ39より構成されるサンプリングホ−ルド回路40に入力される。
【0031】
スイッチS4とバッファ37との接続点の導電率出力FはコンデンサC2を介して回路GNDにア−スされる。
さらに、スイッチS5とバッファ39との接続点の標準器出力GはコンデンサC3を介して回路GNDにア−スされる。
【0032】
上記スイッチS4はコントロ−ラ32からの制御信号eによりオン/オフ制御されるもので、図7(K)に示すように、図7(J)のスイッチS3が一瞬オンされるリセットパルスPより20msec経過して、スイッチS1がオフからオンに切り替わる直前に一瞬オンされる。このことにより、スイッチS1がオフ(開)状態の間に、積分器36に積分される電圧Vcをバッファ37に保持させることができる。
【0033】
また、上記スイッチS5はコント−ラ32からの制御信号fによりオン/オフ制御されているもので、図7(L)に示すように、前述したパルスPより40msecが経過して次のリセットパルスPが出力される直前に、一瞬オンされる。このことにより、スイッチS1がオフ(開)状態からオン(閉)状態に亘って、積分器36に積分される電圧Vrをバッファ39に保持させることができる。
【0034】
上記バッファ37,39にそれぞれ保持された電圧Vc,VrはそれぞれA/D変換器41,42を介してデジタルデ−タに変換された後コントロ−ラ32に入力される。
【0035】
さらに、このコントロ−ラ32には算出された電気伝導度デ−タをシリアルデ−タに変換するP/S(パラレル・シリアル)変換回路43を介して送信回路44が接続される。この送信回路44は40msec毎に被検液の電気伝導度デ−タをライン14を介して測量船Sに搭載されたパ−ソナルコンピュ−タにシリアル転送する。
【0036】
ところで、このコントロ−ラ32は例えば4ビットのマイクロプロセッサを中心に構成されているもので、基準位相信号aをもとに制御信号b〜fによるスイッチS1〜S5のオン/オフのタイミング制御の他、A/D変換器41,42を介して入力される電圧Vc,Vr,基準抵抗Rrから被検液(つまり、通路15の海水)の電気伝導度を
Kc=(S/Rr)*(Vc/Vr)として算出している。
【0037】
次に、上記のように構成された本発明の一実施例の動作について説明する。まず、測量船Sが電気伝導度Kcを測定する測量域に到着すると、プロ−ブ11を図示しないキャニスタから取り出して、コントロ−ラ32の図示しない電源をオンさせた後、海中に投下する。
【0038】
海中に投下されたプロ−ブ11はプロ−ブ11内部に巻回されたワイヤ14を解きながら、自重により自然落下していく。ここで、プロ−ブ11内部には金属の錘り部材23が内蔵されているため、プロ−ブ11はコ−ン形状部21bを下側にして自然落下する。
【0039】
従って、コ−ン形状部21bの通路15を介して海水が流入し、貫通路16を介して左右側面に排水される。
通路15内の第1のコア17と第2のコア18との間にある海水の電気伝導度Kcを求めるのが、本発明の測定回路である。
【0040】
まず、スイッチS1は図7(H)に示すように、20msec毎にオフ状態からオン状態への切り替えを繰り返している。
まず、スイッチS1がオフ状態にある時刻t1〜時刻t2までの動作について説明する。スイッチS1がオフ状態にあるので、図6の電線33が閉ル−プを構成していない。
【0041】
従って、第1のコア17に巻回されている第1のコイルL1には図7(A)に示すような波形の高周波パルス電圧が発振器31から印加される。
そして、第1のコイルL1に印加される電圧が変化するため、第1のコア17から第2のコア18に伝達される磁束密度が変化する。これにより、第2のコア18に巻回されている第2のコイルL2に図7(B)に示すような波形を持つ出力電圧Bが発生する。
【0042】
ここで、出力電圧Bは抵抗Rcの電気伝導度Kcに比例して大きくなる。なぜなら、第1のコア17から第2のコア18に放射される磁束密度は第1のコア17と第2のコア18に介在する媒体、つまり、通路15に流入した海水の電気伝導度に比例して大きくなるからである。
【0043】
従って、出力電圧Bを測定することにより通路15に流入した海水の電気伝導度Kcを測定することができる。
以下、図8のタイミングチャ−トをして海水の電気伝導度Kcを計測する原理について説明する。まず、発振器31の出力Aが図8(A)に示すようにパルス的に変化すると、第2のコイルL2には同図(B)に示すように出力Aの立上がり及び立ち下がりに同期した鋸歯状波が発生する。
【0044】
この鋸歯状波は同図(B)に示すように、位相が0度で正の鋸歯状波P1、位相が180度で負の鋸歯状波P2となる。
そして、第2のコイルL2の出力Bはプリアンプ34で増幅されて図7(B)に示すように出力Cとなる。
【0045】
スイッチS2はスイッチS1が閉状態を保持される時刻t1〜t2までの間は位相0度で検波を行っている。つまり、スイッチS2は発振器31の出力Aの立上がりに同期して所定時間だけ閉制御される。この結果、積分器36には図9(C)に示すような正の鋸歯状波P1が入力される。
【0046】
そして、積分器36はこの鋸歯状波P1を積分するため、時刻t1〜t2においては時間が経過するに従って、積分器36の出力は図8(E)のdに示すようにリニアに増加する。
【0047】
そして、時刻t2でスイッチS1が閉じられる。従って、第1のコア17を1巻きして第3のコイルL3を構成し、基準抵抗Rr(電気伝導度はKr)を介してから第2のコア18を上記第1のコア17の巻き方向と反対となるように巻いて第4のコイルL4を構成した閉ル−プが電線33により構成される。
【0048】
従って、この電線33を第1のコア17及び第2のコア18に組み込むことにより、第2のコイルL2の出力Bは図7(B)に示すように増加する。
これは基準抵抗Rrの電気伝導度Krを海水の標準的な電気伝導度Kcより大きくとっているためである。例えば、基準抵抗Rrを188Ω以下とし、海水の抵抗を188Ω〜無限大とするように場合、電気伝導度はその抵抗の逆数であるので、基準抵抗Rrの電気伝導度Krは海水の電気伝導度Kcより大きくなる。
【0049】
今仮に、時刻t2でスイッチS1を閉じないで、開いた状態を時刻t1から40msecである時刻t3まで保持した場合には、積分器36には時刻t2以降は図8(D)に示す負の鋸歯状波P2を積分することになるので、時刻t2で電圧Vcを出力していた積分器36の出力は時刻の経過とともに破線eに示すように減少し、時刻t3では積分器36の出力は「0」Vとなる。これは、時刻t2で位相検波を180度位相の検波に切り替え、しかも時刻t1〜t2までの時間と時刻t2〜t3までの時間が等しいからである。
【0050】
しかし、本願発明では、時刻t2で180度位相検波に切り替えると共に、スイッチS1を閉じて、電線33を組み込むようにしている。従って、電線33の接続されている基準抵抗Rrの電気伝導度Krは海水の電気伝導度Kcより大きく、しかも第3のコイルL3と第4のコイルL4の巻き方向が逆であるため、第2のコア18の第2のコイルL2に誘起される電圧を増方向に変化させている。
【0051】
従って、時刻t2から積分器36に積分される電圧は直線fに示すように増加する。この間に、時刻t2で積分器36に積分されていた電圧Vcは図8(D)に示す負の鋸歯状波P2を積分していく。そして、前述したように、時刻t1〜t2間の時間と、時刻t2〜t3までの時間とは等しいため、時刻t1〜t3までに積分器36に入力される正の鋸歯状波P1の数と負の鋸歯状波P2は等しくなる。従って、時刻t2にすでに積分器36に積分されていた電圧Vcは時刻t3になると相殺されて「0」Vとなっている。
【0052】
従って、時刻t3において、積分器36に積分されている電圧Vrは電圧Vcには依存しない電圧となる。言い換えると、時刻t3で積分器36に積分される電圧Vrは海水の電気伝導度Kcに全く影響されない基準抵抗Rrの電気伝導度Krのみに比例する一定の電圧となる。前述したように、基準抵抗Rrとして温度補償する必要の全くない抵抗を使用しているため、この電圧Vrは時刻t2〜t3までの時間と基準抵抗Rrの電気伝導度Krにより一義的に決定される。
【0053】
ところで、時刻t1〜t2においては第1のコア17と第2のコア18との間は、通路15に導入された海水の電気伝導度Kcにより電気的に結合されているため、第2のコア18のL2に発生する電圧Bはその電気伝導度Kcに比例した電圧となる。従って、時刻t1〜t2までに電圧Bを積分したものである時刻t2における電圧Vcは電気伝導度Kcに比例する。
【0054】
また、時刻t2〜時刻t3の間では、第1のコア17と第2のコア18との間は、通路15に導入された海水の電気伝導度Kc及び基準抵抗Rrの電気伝導度Krにより電気的に結合されている。
【0055】
しかし、時刻t2にすでに積分器36に積分されていた電圧Vcは時刻t3になると相殺されて「0」Vとなっているため、時刻t3で積分器36に積分されている電圧Vrは基準抵抗Rrの電気伝導度Krに比例していると考えることができる。
【0056】
つまり、Vc:Vr=Kc:Kr …(1)
となる。但し、Kr=S/Rrであるから(1)式を変形すると、
Kc=Kr*Vc/Vr=(S/Rr)・(Vc/Vr) …(2)
となる。
【0057】
ところで、仮に発振器31の出力電圧A、第1のコア17及び第2のコア18の電磁変化率、アンプ34の増幅率、積分器36のコンデンサC1の容量が変化すると、電圧Vcはその影響を受けて僅かに変化する。しかし、電圧Vrを計測する時刻t1〜t2までの前半部分の時間と、電圧Vcを計測する時刻t2〜t3までの時間が等しいので、電圧Vrも前述した影響を受けるため、第(2)式の『Vc/Vr』項の存在により、電圧Vcと電圧Vrの前述した影響を相殺することができる。
【0058】
従って、第(2)式による算出された海水の電気伝導度Kcは発振器31の出力電圧A、第1のコア17及び第2のコア18の電磁変化率、アンプ34の増幅率、積分器36のコンデンサC1の容量の変化に全く影響を受けることはない。
【0059】
さらに、Krは温度補償をする必要がない基準抵抗Rrの電気伝導度であるので、第(2)式で算出された海水の電気伝導度Kcは周囲の温度に影響されず、しかも発振器31の出力電圧A、第1のコア17及び第2のコア18の電磁変化率、アンプ34の増幅率、積分器36のコンデンサC1の容量が変化したとしてもその影響を全く受けることはない。
【0060】
また、時刻t2において積分器36に積分された電圧Vcはサンプリングホ−ルド回路38に保持され、時刻t3に積分器36に積分された電圧Vrはサンプリングホ−ルド回路40に保持される。
【0061】
そして、これら電圧Vc及びVrはそれぞれA/D変換器41,42を介してデジタルデ−タに変換されてコントロ−ラ32に取り込まれる。
そして、コントロ−ラ32内で『Kc=(S/Rr)*(Vc/Vr)』としてその時点で通路15にある海水の電気伝導度Kcを算出するようにしている。
【0062】
つまり、コントロ−ラ32では時刻t1〜t3が経過する毎、つまり40msec毎に電気伝導度Kcを算出している。
このようにして算出された電気伝導度Kcのデ−タはP/S変換器43でシリアルデ−タに変換されて後、送信回路44からワイヤ14を介して測量船Sのパ−ソナルコンピュ−タに送信される。
【0063】
このような電気伝導度Kcのデ−タの送信はプロ−ブ11が海中を自然落下して、最終的にワイヤ14が延び切って、ワイヤ14がプロ−ブ11の重さで切断されるまで行われる。
【0064】
そして、40msec毎の電気伝導度Kcデ−タを受信した測量船Sのパ−ソナルコンピュ−タは自然落下によるプロ−ブ11の水深を1/2gt から算出するようにし、プロ−ブ11を投下した時刻から40msec毎の水深に対する電気伝導度Kcを測定するようにしている。
【0065】
以上のべたように、電磁誘導現象を利用して海水の電気伝導度を測定するようにしたので、第1及び第2のコア17,18をエポキシ樹脂で封入しておいても測定上何ら影響を及ぼすことはない。
【0066】
さらに、海水に接触する部分は熱膨脹率の極めて少ない硼硅酸ガラス22とエポキシ樹脂20であり、いずれも電気化学的に安定な素材であるので、海水中で長期間使用しても電蝕その他の恐れは全くない。
【0067】
また、通路15の内周面には硼硅酸ガラス22を装着させることにより、水圧や水温が変化してもの通路15の内径を一定に保つことができる。このことにより、測定した電気伝導度の確度を向上させることができる。
【0068】
また、従来用いられていた電極式の電気伝導度の測定装置では、電極が海水になじむまでは、電気伝導度の測定誤差が発生していたが、本願のものでは、第1及び第2のコイル17,18は海水とは非接触であるため、従来のなじみによる測定誤差の発生をなくすことができる。
【0069】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、被検液の電気伝導度を測定を温度補償をすることがなく、電極式のような電極面のなじみによる測定の立ち遅れを防止し、精度良い電気伝導度を測定することができる電気伝導度測定回路及び電気伝導度測定用プロ−ブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるプロ−ブの断面図。
【図2】同プロ−ブの要部を示す断面図。
【図3】同プロ−ブの外観を示す斜視図。
【図4】同プロ−ブを投下して電気伝導度を測定する方法を説明するための図。
【図5】プロ−ブの先端部に設けられた第1及び第2のコアを示す図。
【図6】同ブロ−ブに搭載された電気伝導度測定回路を示す図。
【図7】動作を説明するためのタイミングチャ−ト。
【図8】同タイミングチャ−トの要部を示す図。
【符号の説明】
11…プロ−ブ、15…通路、21c…硼硅酸ガラス、17…第1のコア、18…第2のコア、31…発振器、32…コントロ−ラ、33…電線、36…積分器、38,40…サンプリングホ−ルド回路、37,39…バッファ。

Claims (1)

  1. 電気伝導度を測定する被検出液体に磁束回路が閉ル−プを構成するように配設された第1及び第2のコアと、
    上記第1のコアに巻かれた第1のコイルにパルス電圧を供給する発振器と、
    上記第2のコアに巻かれた第2のコイルに誘起される電圧を位相検波する位相検波回路と、
    上記第1のコア及び第2のコアに互いに逆方向に巻かれた第3及び第4のコイルを備え、この第3及び第4のコイル、基準抵抗Rr、スイッチ手段により構成される閉回路と、
    上記位相検波回路の出力を積分する積分回路と、
    この積分回路の出力信号をそれぞれサンプルホ−ルドする第1及び第2のサイプルホ−ルド回路と、
    上記スイッチ手段を所定周期でオフからオンに切り替え動作させ、このスイッチ手段のオフ期間に上記第2のコイルに誘起される電圧を、上記パルス電圧の立ち下がりに同期した位相で検波し、その電圧を上記積分回路で積分し、このオフ期間が終了するまでに上記積分器に積分された電圧をVcとして上記第1のサンプルホ−ルド回路に保持させ、上記スイッチ手段のオン期間に上記第2のコイルに上記第2のコイルに誘起される電圧を、上記パルス電圧の立ち下がりに同期した位相検波し、その電圧を上記オフ期間から累積して上記積分回路で積分し、このオン期間が終了するまでに上記積分器に積分された電圧をVrとして上記第2のサンプルホ−ルド回路に保持させ、上記被検出液体の電気伝導度Kcを
    Kc=(S/Rr)・(Vc/Vr)
    (ただし、Sはセルの形状で決まるセル定数とする)
    として算出する制御手段とを具備したことを特徴とする電気伝導度測定回路。
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