JP3558618B2 - ドライバ回路及びデータ通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリアルデータ伝送システムに用いられるドライバ回路及びデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高速シリアルデータ伝送の規格として、IEEE P1394b(P1394b draft standard for a high performance serial bus)が知られている。この規格は、伝送路として、電気ケーブル(メタルケーブル)及び光ケーブルの双方をサポートしている。この規格においては、スピードネゴシエーション期間が終了した後に、通常のデータのやり取りを行うノーマルモード期間が開始される。
【0003】
電気ケーブルを用いて通信を行う場合には、一対の差動信号線のうちの一方の信号線の電位が高電位(以下では、“1”と表記する)であり、他方の電位が低電位(以下では、“0”と表記する)である状態、この状態の2本の信号線の電位を入れ換えた状態、及び、差動信号線対の線間電圧が所定の値以下である状態(差動信号線を駆動するドライバ回路の出力が高インピーダンスである状態)の3つの状態が用いられる。
【0004】
スピードネゴシエーション期間では、ケーブルを介して接続された通信装置の間でデータ伝送スピードの調停が行われる。このときには、ケーブルを駆動するドライバ回路は、その出力を高インピーダンス状態に保つ期間と、2本の信号線の電位を変化させて50MHzクロックを送信する期間とを繰り返す。一方、ノーマルモード期間では、ドライバ回路は、2本の信号線の電位を“1”又は“0”に変化させて、通常の8B10B符号化されたデータを送信する。
【0005】
つまり、ドライバ回路は、ノーマルモード期間においては、“1”又は“0”を出力するのみであるが、スピードネゴシエーション期間においては、出力をそのどちらでもない状態とする(すなわち、出力を高インピーダンス状態とする)期間が存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
光ケーブルを用いて通信を行うには、光ケーブルを駆動する光トランシーバを用い、ドライバ回路がこの光トランシーバを駆動する必要がある。しかしながら、多くの光トランシーバは、その入力に接続されたドライバ回路の出力が高インピーダンス状態となることを許容していない。このため、IEEE P1394bのような規格に従った、ドライバ回路の出力が高インピーダンス状態となりうるデータ伝送システムにおいて光ケーブルによる通信を行う場合には、単に従来のドライバ回路に光トランシーバを接続しただけでは、ドライバ回路の出力が高インピーダンス状態になった場合において不具合が生じる可能性がある。したがって、光トランシーバを用いた光ケーブルによる通信を行う場合と、電気ケーブルによる通信を行う場合とでは、ドライバ回路を共用することはできなかった。
【0007】
本発明は、シリアルデータ伝送システムにおいて、光ケーブルを用いた通信及び電気ケーブルを用いた通信のいずれにも使用することができるドライバ回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の発明が講じた手段は、ドライバ回路であって、入力された識別信号によって識別される第1の期間においては、入力されたデータ信号に従って当該ドライバ回路に差動信号を出力させる一方、前記識別信号によって識別される第2の期間においては、当該ドライバ回路の出力を高インピーダンス状態にするか、又は当該ドライバ回路に所定の差動信号を出力させるかを選択する制御部を備えるものである。
【0009】
請求項1の発明によると、ドライバ回路の出力が高インピーダンス状態になり得るか否かを選択することができる。したがって、入力される差動信号が微小であることを許さない光トランシーバをドライバ回路に直接接続することが可能になり、光トランシーバ及び電気ケーブルのいずれをも駆動することができるドライバ回路を実現することができる。
【0010】
また、請求項2の発明では、請求項1に記載のドライバ回路において、前記制御部は、前記第2の期間においては、入力された選択信号によって当該ドライバ回路に電気ケーブルを駆動させるべきであることが選択された場合には、当該ドライバ回路の出力を高インピーダンス状態にし、前記選択信号によって当該ドライバ回路に光トランシーバを駆動させるべきであることが選択された場合には、当該ドライバ回路に前記所定の差動信号を出力させるものである
【0011】
また、請求項3の発明は、ドライバ回路として、入力された信号に応じて差動信号を生成して出力すること、又はその出力を高インピーダンス状態にすることのいずれかを行う駆動部と、入力された識別信号によって識別される第1の期間においては、入力されたデータ信号に従って差動信号を出力するように前記駆動部を制御し、前記識別信号によって識別される第2の期間においては、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にすること、又は前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にしないで所定の差動信号を出力することのいずれかを行うように、前記駆動部を制御する制御部とを備えるものである。
【0012】
また、請求項4の発明では、請求項3に記載のドライバ回路において、前記制御部は、前記第2の期間においては、入力された選択信号によって前記駆動部に電気ケーブルを駆動させるべきであることが選択された場合には、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にするように前記駆動部を制御し、前記選択信号によって前記駆動部に光トランシーバ を駆動させるべきであることが選択された場合には、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にしないで前記所定の差動信号を出力するように前記駆動部を制御するものである
【0013】
また、請求項の発明は、ドライバ回路として、入力された信号に応じて差動信号を生成し、電気ケーブル又は光トランシーバに出力する駆動部と、前記駆動部に電気ケーブル及び光トランシーバのうちのいずれを駆動させるかを選択する選択信号、前記駆動部の出力を制御する識別信号、及びデータ信号を入力とし、これらの信号に応じた信号を生成して前記駆動部に出力する制御部とを備えるものである。前記制御部は、前記識別信号によって示された所定の期間においては、前記データ信号に従った差動信号を出力するように、また、前記所定の期間以外の期間においては、前記選択信号が電気ケーブルを選択するものである場合は、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にし、前記選択信号が光トランシーバを選択するものである場合は、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にしないで所定の差動信号を出力するように、前記駆動部を制御するものである。
【0014】
請求項の発明によると、選択信号が光トランシーバを選択するものである場合は、駆動部の出力が高インピーダンス状態にならず、駆動部は所定の差動信号を出力する。したがって、入力される差動信号が微小であることを許さない光トランシーバをドライバ回路に直接接続することが可能になる。一方、選択信号が電気ケーブルを選択するものである場合は、駆動部の出力が高インピーダンス状態になるようにすることができる。したがって、光トランシーバ及び電気ケーブルのいずれをも駆動することができるドライバ回路を実現することができる。
【0015】
また、ドライバ回路にデータを供給するデジタル回路のロジックを、光トランシーバを用いる場合と電気ケーブルを用いる場合とで変更する必要がなくなる。したがってデジタル回路を光トランシーバの場合と電気ケーブルの場合とで兼用でき、送信のための回路の設計期間の短縮を図ることができる。
【0016】
また、請求項の発明は、請求項に記載のドライバ回路において、前記駆動部の出力には終端抵抗が接続されており、前記駆動部の出力が高インピーダンス状態の際には、前記終端抵抗に生じる電圧の大きさが所定の値以下であるものである。
【0017】
また、請求項の発明は、請求項に記載のドライバ回路において、前記選択信号が予め定められた論理レベルに固定されているものである。
【0018】
請求項の発明によると、同一の回路を光トランシーバ専用のドライバ回路、又は電気ケーブル専用のドライバ回路として提供することができる。
【0019】
また、請求項の発明では、請求項に記載のドライバ回路において、前記制御部は、前記選択信号が光トランシーバを選択するものである場合に、前記所定の差動信号を指定することができるように構成されているものである。
【0020】
請求項の発明によると、ドライバ回路の汎用性を高めることができる。
【0021】
また、請求項の発明は、請求項に記載のドライバ回路において、外部より読み書き可能なレジスタを更に備え、前記レジスタが格納する情報に基づいて生成された信号を前記選択信号として用いるものである。
【0022】
請求項の発明によると、ソフトウェアを実行してレジスタの内容を書き換えることによって、データ伝送に光トランシーバ及び電気ケーブルのいずれを用いるかを選択することが可能となる。
【0023】
また、請求項10の発明は、請求項に記載のドライバ回路において、前記駆動部が出力する差動信号には所定の同相電圧が与えられており、前記同相電圧と所定の基準電圧とを比較し、その結果を前記選択信号として前記制御部に出力する判断部を更に備えるものである。
【0024】
請求項10の発明によると、判断部の出力を選択信号として用いることにより、ドライバ回路に電気ケーブルと光トランシーバとのどちらが接続されたのかを自動的に判定することができる。
【0025】
また、請求項11の発明は、データ通信装置として、前記ドライバ回路と、電気ケーブル又は光トランシーバから差動信号を受信するレシーバ回路と、前記レシーバ回路へ入力された差動信号の同相電圧と所定の基準電圧とを比較し、その結果を前記選択信号として前記制御部に出力する判断部とを備えるものである。
【0026】
請求項11の発明によると、判断部の出力を選択信号として用いることにより、ドライバ回路に電気ケーブルと光トランシーバとのどちらが接続されたのかを、レシーバ回路への入力信号から自動的に判定することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。以下では、信号のレベルが論理的に低電位(“LOW”)であることを“0”、論理的に高電位(“HIGH”)であることを“1”と表記する。また、差動信号については、電位が低い方の信号であることを“0”、電位が高い方の信号であることを“1”と表記する。
【0028】
図1(a)は、本発明の実施形態に係るシリアルデータ伝送システムの構成例を、伝送路として電気ケーブル(メタルケーブル)3A,3Bを用いる場合について示すブロック図である。図1(b)は、本発明の実施形態に係るシリアルデータ伝送システムの構成例を、伝送路として光ケーブル7を用いる場合について示すブロック図である。図1(a),(b)においては、終端抵抗は省略してある。
【0029】
図1(a)において、送信側のデータ通信装置のドライバ回路100は、差動信号線対である電気ケーブル3A,3Bを介して、受信側のデータ通信装置のレシーバ回路170と接続されている。ドライバ回路100は、電気ケーブル3A,3Bを駆動し、レシーバ回路170に対して信号を伝送する。
【0030】
図1(b)において、送信側のデータ通信装置5は、ドライバ回路100と光トランシーバ130とを備えている。受信側のデータ通信装置6は、レシーバ回路170と光トランシーバ180とを備えている。ドライバ回路100は、差動信号を光トランシーバ130に出力する。光トランシーバ130は、入力された電気信号を光信号に変換し、光ケーブル7を介して光トランシーバ180に送信する。光トランシーバ180は、受信した光信号を差動信号に変換し、レシーバ回路170に出力する。
【0031】
図2は、本発明の実施形態に係るドライバ回路100の構成を示すブロック図である。図2のドライバ回路100は、制御部10と駆動部20とを備えている。このドライバ回路100は、小振幅の差動電流信号を出力する高速動作に適したドライバ回路であって、光トランシーバ130及び電気ケーブル3A,3Bをいずれも接続可能である。
【0032】
制御部10には、データ信号D,ND、光/電気モード選択信号OPT、及び識別信号HIZが入力されている。データ信号Dとデータ信号NDとは、互いに反対の論理レベルの信号である。制御部10は、これらの信号に応じた信号を生成して出力し、駆動部20を制御する。駆動部20は、信号TD,NTDを出力しており、差動信号線対の一方の信号線に一定の大きさの電流を流し込むとともに、他方の信号線からほぼ同一の大きさの電流を引き込む。信号TDと信号NTDとは、1つの差動信号を構成している。
【0033】
駆動部20の出力ノード間には、図2のように終端抵抗41,42が直列に接続されている。終端抵抗41及び42の抵抗値はほぼ等しいとする。駆動部20は、終端抵抗41,42に電流を流すことで所定電圧を出力に接続された差動信号線間に発生させる。この電圧を、電気ケーブル3A,3Bで信号を伝送する場合は受信側のレシーバ回路170が受信し、光ケーブル7で信号を伝送する場合は送信側の光トランシーバ130が受ける。
【0034】
識別信号HIZは、電気ケーブル3A,3Bを用いた通信である場合に、ドライバ回路の出力を高インピーダンス(High-Z)状態にする期間(以下では、高インピーダンス期間と称する)であるか否かを識別する信号である。識別信号HIZ=1であるときは、高インピーダンス期間であることを表し、識別信号HIZ=0であるときは、高インピーダンス期間以外の期間であることを表す。
【0035】
電気ケーブル3A,3Bで信号を伝送する電気モード時においては、選択信号OPTが“0”に設定される。この場合、ドライバ回路100は、識別信号HIZ=0である期間においては、入力されるデータ信号D,NDをそれぞれそのまま信号TD,NTDとして出力する。例えば、データ信号D,NDがそれぞれ“1”,“0”である場合は、ドライバ回路100は、TD=1,NTD=0である差動信号を出力する。データ信号D,NDは、互いに異なるレベルの信号であるので、終端抵抗41,42に電流が流れ、終端抵抗41,42には比較的大きな電圧が生じる。
【0036】
一方、識別信号HIZ=1である期間においては、ドライバ回路100は、その出力を高インピーダンス状態とし、電流を出力しない。このため、終端抵抗41,42に生じる電圧は非常に小さい。本実施形態においては、ドライバ回路の出力が高インピーダンス状態の際には、終端抵抗41,42に生じる電圧の和は20mV以下であるものとする。
【0037】
また、光ケーブル7で信号を伝送する光モード時においては、選択信号OPTが“1”に設定される。この場合、ドライバ回路100は、識別信号HIZ=0である期間においては、データ信号D,NDをそれぞれそのまま信号TD,NTDとして出力する。一方、識別信号HIZ=1である期間であっても、ドライバ回路100は、その出力を高インピーダンス状態にはせず、信号TD,NTDをそれぞれ“0”,“1”に固定する。
【0038】
このように、ドライバ回路100は、識別信号HIZ=0である期間においては、選択信号OPTの論理レベルに関わらず、データ信号D,NDをそれぞれ同じ論理値の信号TD,NTDとして出力する。また、ドライバ回路100は、この期間以外の期間(識別信号HIZ=1である高インピーダンス期間)においては、選択信号OPTの論理レベルを設定することにより、その出力を高インピーダンス状態にするか、又はその出力を高インピーダンス状態にせず、所定の差動信号を出力するか、を選択することができる
【0039】
以下に制御部10及び駆動部20について詳細に説明する。図3は、図2の駆動部20の構成の例を示す回路図である。駆動部20は、PMOS(p形 metal oxide semiconductor)トランジスタ21,22,23,24,25と、NMOS(n形MOS)トランジスタ31,32,33,34,35,36,37と、インバータ28とを備えている。図4は、図2の駆動部20の入出力信号の関係を表す真理値表を示す説明図である。
【0040】
PMOSトランジスタ21のゲートには、ほぼ一定の基準バイアス電圧VREFが与えられている。PMOSトランジスタ21,22、NMOSトランジスタ31,32はカレントミラー回路を構成しており、PMOSトランジスタ22のドレイン電圧がバイアス電圧PBIASとして、NMOSトランジスタ31のドレイン電圧がバイアス電圧NBIASとして得られる。
【0041】
バイアス電圧PBIASは、PMOSトランジスタ24,25のゲートに与えられ、バイアス電圧NBIASは、NMOSトランジスタ34,35のゲートに与えられている。PMOSトランジスタ24,25のソースには電源電圧VDDが与えられ、NMOSトランジスタ34,35のソースには接地電圧VSSが与えられている。
【0042】
NMOSトランジスタ36,37のオン、オフを制御することにより、信号TD,NTDを制御することができるようになっている。PMOSトランジスタ24,25及びNMOSトランジスタ34,35は、信号TD,NTDとして定電流を流すために用いられている。
【0043】
PMOSトランジスタ23のソースには電源電圧VDDが、ドレインにはバイアス電圧PBIASが与えられている。NMOSトランジスタ33のソースには接地電圧VSSが、ドレインにはバイアス電圧NBIASが与えられている。PMOSトランジスタ23のゲート及びインバータ28には、ドライバ出力制御信号TCEが入力されている。NMOSトランジスタ33のゲートには、インバータ28の出力が与えられている。
【0044】
駆動部20は、制御信号TCEの論理レベルに従って、定電流源として動作するPMOSトランジスタ24及び25、並びにNMOSトランジスタ34及び35をオンにしたりオフにしたりすることにより、出力の状態をノーマルな状態と高インピーダンス状態とのいずれかに切り替えることが可能である。
【0045】
制御信号TCE=1のときは、PMOSトランジスタ23及びNMOSトランジスタ33はともにオフである。このとき、駆動部20はノーマルモードで動作する。駆動部20は、基準バイアス電圧VREFによりコントロールされた一定電流を、信号DIN,NDINのレベルに対応する方向にコントロールして電気ケーブル3A,3Bに流し込む。
【0046】
すなわち、信号DIN=1(NDIN=0)ならば、NMOSトランジスタ36がオフ、NMOSトランジスタ37がオンであるので、駆動部20は、信号TDとして“1”を出力し、信号TDのノードから信号NTDのノードへ電流が流れる。信号DIN=0(NDIN=1)ならば、NMOSトランジスタ36がオン、NMOSトランジスタ37がオフであるので、駆動部20は、信号TDとして“0”を出力し、信号NTDのノードから信号TDのノードへ電流が流れる。
【0047】
制御信号TCE=0のときは、PMOSトランジスタ23及びNMOSトランジスタ33はともにオンであり、PMOSトランジスタ24及び25、並びにNMOSトランジスタ34及び35がオフになる。このため、駆動部20の出力は高インピーダンス状態になる。つまり、駆動部20は高インピーダンスモードで動作する。
【0048】
このように、駆動部20は、制御信号TCEが“1”のときは、入力された信号DIN,NDINをそれぞれ同じ論理値の信号TD,NTDとして出力し、制御信号TCEが“0”のときは、出力を高インピーダンス状態にする。
【0049】
図5は、図2の制御部10の構成の例を示す回路図である。制御部10は、NANDゲート11,12と、ANDゲート13,14,15と、ORゲート16とを備えている。
【0050】
制御部10には、データ信号D,ND、光/電気モード選択信号OPT、及び高インピーダンス期間を識別する識別信号HIZが入力されている。制御部10は、これらの信号に従って、信号DIN,NDIN、及びドライバ出力制御信号TCEを生成し、駆動部20に出力する。
【0051】
図6は、図2の制御部10の入出力信号の関係を表す真理値表を示す説明図である。図6の真理値表の通り、電気モード(OPT=0)の場合は、制御部10は、識別信号HIZ=1の期間においては制御信号TCE=0とし、駆動部20を高インピーダンスモードで動作させる。このとき、ドライバ回路100の出力、すなわち、駆動部20の出力は高インピーダンス状態となる。一方、識別信号HIZ=0のときは、制御部10は、制御信号TCE=1とし、駆動部20をノーマルモードで動作させる。このとき、制御部10は、信号DIN=D、NDIN=NDとし、入力されたデータ信号D,NDが、それぞれ同じ論理値の信号TD,NTDとして出力されるようにする。
【0052】
光モード(OPT=1)の場合は、制御部10は、識別信号HIZ=1の期間においては、ドライバ回路100の出力を高インピーダンス状態とすることなく、TD=0、NTD=1である差動信号を出力する。つまり制御部10は、駆動部20をノーマルモードで動作させるために、制御信号TCE=1とし、同時に信号DIN=0、NDIN=1とする。一方、識別信号HIZ=0のときは、制御部10は、電気モードの場合と同様に動作する。
【0053】
図7は、電気モード時のスピードネゴシエーション期間におけるドライバ回路100の各部の波形を示すグラフである。また、図8は、光モード時のスピードネゴシエーション期間におけるドライバ回路100の各部の波形を示すグラフである。図7及び図8において、“X”は入力信号の論理レベルが任意であることを示す。また、ここで例として示したスピードネゴシエーション期間以外においても同様に、ドライバ回路100は、光モード時にはその出力を高インピーダンス状態にはしない。
【0054】
以上の説明においては、ドライバ回路100は、光トランシーバを接続した時(光モード時)は、識別信号HIZ=1の期間において、信号TDを“0”に固定した差動信号を出力する(制御部10が、信号DIN=0,NDIN=1とする)としたが、この期間において、信号TDを“1”に固定した差動信号を出力する(制御部10が、信号DIN=1,NDIN=0とする)ようにすることも可能である。
【0055】
このように、制御部10は、光/電気モード選択信号OPTと、識別信号HIZと、データ信号D,NDとを入力とし、これらの信号に基づいて、ドライバ出力制御信号TCE等の駆動部20を制御する信号を生成し、駆動部20を制御する。そして、ドライバ回路100は、光トランシーバが接続された時(OPT=1)は、識別信号HIZの論理レベルにかかわらず、出力が高インピーダンス状態とはならないようにし、一方、電気ケーブルが接続された時(OPT=0)は、識別信号HIZの論理レベルに従って出力が高インピーダンス状態となり得るようにする。これにより、光ケーブル及び電気ケーブルに兼用可能なドライバ回路を提供することが可能になる。
【0056】
(第1の変形例)
図9は、第1の変形例に係るドライバ回路200の構成を示すブロック図である。図9のドライバ回路200は、図2のドライバ回路100において、光/電気モード選択信号OPTとして電源電圧VDDを与えたものである。この場合、光/電気モード選択信号OPTが“1”に固定されるので、ドライバ回路200は光トランシーバ専用の回路となる。また、光/電気モード選択信号OPTとして接地電圧VSSを与えるようにしてもよい。この場合、光/電気モード選択信号OPTが“0”に固定されるので、ドライバ回路は電気ケーブル専用の回路となる。
【0057】
このように、第1の変形例によると、光/電気モード選択信号OPTとして与える電圧を変えるのみで、同一の回路を光トランシーバ専用のドライバ回路、又は電気ケーブル専用のドライバ回路として提供することができる。また、ドライバ回路をパッケージ化する場合に、光/電気モード選択信号OPTのためのピンを設ける必要がない。
【0058】
(第2の変形例)
図10は、第2の変形例に係るドライバ回路300の構成を示すブロック図である。図10のドライバ回路300は、図2のドライバ回路100において、制御部10に代えて制御部310を備えたものである。図11は、図10の制御部310の入出力信号の関係を表す真理値表を示す説明図である。制御部310は、出力する信号DIN,NDINの論理レベルを指定する信号STATEを入力としている。図11において、“X”は入力信号の論理レベルが任意であることを示す。図10の制御部310は、図5の制御部10の回路にわずかな変更を加えたものであって、当業者であれば図11の真理値表に基づいて容易に構成することができるので、その回路図は省略する。
【0059】
図11に示すように、ドライバ回路300が光トランシーバを駆動し(光/電気モード選択信号OPT=1)、識別信号HIZ=1である場合において、制御部310は、信号STATE=0のときは信号DIN=0、NDIN=1を出力し、信号STATE=1のときは信号DIN=1、NDIN=0を出力する。この場合、ドライバ出力制御信号TCE=1であるので、駆動部20は、信号TD,NTDとして、それぞれ信号DIN,NDINと同じ論理値を有する信号を出力する。その他の場合については、制御部310は、図2の制御部10と同様の動作をする。
【0060】
このように、第2の変形例によると、光トランシーバ及び光ケーブルを用いた通信をする場合に、高インピーダンス期間(識別信号HIZ=1である期間)において、ドライバ回路が出力する差動信号を指定することができる。ユーザが、ドライバ回路が出力する差動信号を場合に応じて指定することができるので、ドライバ回路の汎用性を高めることができる。
【0061】
(第3の変形例)
図12は、第3の変形例に係るドライバ回路400の構成を示すブロック図である。図12のドライバ回路400は、図2のドライバ回路100と、情報を蓄えるレジスタ64と、レジスタ参照部60とを有している。レジスタ参照部60は、レジスタ64の特定ビットに蓄えられた“0”又は“1”で表された情報に応じた論理レベルの信号を、光/電気モード選択信号OPTとしてドライバ回路100に出力する。このレジスタ64は外部のCPU(central processing unit)66から読み書き可能となっている。CPU66は、レジスタ64のアドレスを指定したソフトウェアを実行して、レジスタ64の内容を書き換える。
【0062】
光ケーブル及び電気ケーブルのいずれを用いるかを予めソフトウェアに記述しておけば、CPU66にソフトウェアを実行させるのみで、光モード及び電気モードのいずれかを適切に選択し、通信を行うことが可能となる。
【0063】
なお、CPU66に代えて、ソフトウェアに従って動作するDSP(digital signal processor)等によってレジスタ64を書き換えるようにしてもよい。
【0064】
(第4の変形例)
図13は、第4の変形例に係るドライバ回路500の構成を示すブロック図である。図13のドライバ回路500は、制御部10と駆動部20とを備える図2のドライバ回路100と、送信側の差動信号の同相電圧TCMTのレベル判定を行う判断部50とを備えている。駆動部20が出力する差動信号には、同相電圧TCMTとして終端電位VTERMが与えられている。
【0065】
図14は、図13の判断部50の構成を示す回路図である。判断部50は比較器51を有しており、比較器51は、基準電圧VREF2と同相電圧TCMTを比較し、その結果を光/電気モード選択信号OPTとして制御部10に出力する。比較器51は、同相電圧TCMTが基準電圧VREF2より大きいときは“1”を出力し、同相電圧TCMTが基準電圧VREF2より小さいときは“0”を出力する。同相電圧TCMTは、終端抵抗41と終端抵抗42との間の接続点に与えられる終端電位VTERMにより決まる。ここで、例えば、終端電位VTERMのレベルが、光ケーブルの場合はVTERM>VREF2とし、電気ケーブルの場合はVTERM<VREF2とするという規約に従うようにしておく。
【0066】
この規約に基づくことにより、比較器51の出力を光/電気モード選択信号OPTとすると、電気ケーブルと光トランシーバとのどちらがドライバ回路500に接続されたのかが判定され、光/電気モード選択信号OPTの設定が自動化される。これにより、マニュアルによるスイッチング作業が不要となる。
【0067】
(第5の変形例)
図15は、第5の変形例に係るデータ通信装置の構成を示すブロック図である。図15のデータ通信装置は、図2のドライバ回路100と、相手側からのデータを差動信号線対を介して受けるレシーバ回路670と、このレシーバ回路670に入力される、信号RD,NRDで構成される差動信号の同相電圧TCMRの大きさを判断する判断部50と、終端抵抗41,42,46,47とを備えている。レシーバ回路670には、図1(a),(b)のレシーバ回路170と同様に、ドライバ回路に駆動された電気ケーブル、又は受信側の光トランシーバが接続されている。終端抵抗46及び47の抵抗値はほぼ等しいとする。
【0068】
判断部50は、図14の比較器51を有し、比較器51は、受信側の同相電圧TCMRと基準電圧VREF3とを比較して、電気ケーブルと光トランシーバとのどちらが接続されているのかを判定するので、光/電気モード選択信号OPTの設定を自動化することができる。
【0069】
電気ケーブルを用いる場合には、電気ケーブルは送信側のドライバ回路が有するLSI(large-scale integration)によって駆動される。通常、このLSIはCMOS(complementary metal oxide semiconductor)回路で構成されている。ここで、送信側では、電気ケーブルに終端電位を与えないものとする。光ケーブルを用いる場合には、受信側の光トランシーバが、受信した光信号を差動信号に変換してレシーバ回路670に出力する。通常、光トランシーバは、電源電圧が5Vであり、バイポーラトランジスタで構成されている。光トランシーバの出力は、PECL(pseudo emitter coupled logic)信号として得られるので、その同相電圧は、通常、CMOS回路であるLSIが出力する差動信号の同相電圧よりも高い値である。また、光トランシーバの出力の同相電圧が、送信側のLSIが出力する差動信号の同相電圧よりも常に高い値となるように、光トランシーバを構成しておくこともできる。
【0070】
したがって、レシーバ回路670に入力される差動信号の同相電圧TCMRによって、電気ケーブルと光トランシーバとのどちらが接続されたのかの判定が行なえる。この場合は、図14を参照して説明したような、終端電位VTERMと基準電圧VREF2との間の規約は必要としないので、このデータ通信装置を使用したシステムにおける設計の自由度が増す。
【0071】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、ドライバ回路の出力が高インピーダンス状態となることを許さない光トランシーバもドライバ回路に直接接続可能になる。1つのドライバ回路で光ケーブルを用いた通信も電気ケーブルを用いた通信も可能となるので、データ伝送システムのコスト削減につながる。また、後のメディア変更(電気ケーブルから光ケーブルへの伝送ケーブルの変更等)にも対応可能となり、システム設計の柔軟性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施形態に係るシリアルデータ伝送システムの構成例を、伝送路として電気ケーブルを用いる場合について示すブロック図である。
(b)は、本発明の実施形態に係るシリアルデータ伝送システムの構成例を、伝送路として光ケーブルを用いる場合について示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るドライバ回路の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の駆動部の構成の例を示す回路図である。
【図4】図2の駆動部の入出力信号の関係を表す真理値表を示す説明図である。
【図5】図2の制御部の構成の例を示す回路図である。
【図6】図2の制御部の入出力信号の関係を表す真理値表を示す説明図である。
【図7】電気モード時のスピードネゴシエーション期間におけるドライバ回路の各部の波形を示すグラフである。
【図8】光モード時のスピードネゴシエーション期間におけるドライバ回路の各部の波形を示すグラフである。
【図9】第1の変形例に係るドライバ回路の構成を示すブロック図である。
【図10】第2の変形例に係るドライバ回路の構成を示すブロック図である。
【図11】図10の制御部の入出力信号の関係を表す真理値表を示す説明図である。
【図12】第3の変形例に係るドライバ回路の構成を示すブロック図である。
【図13】第4の変形例に係るドライバ回路の構成を示すブロック図である。
【図14】図13の判断部の構成を示す回路図である。
【図15】第5の変形例に係るデータ通信装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
3A,3B 電気ケーブル
7 光ケーブル
10,310 制御部
20 駆動部
41,42 終端抵抗
50 判断部
64 レジスタ
100,200,300,400,500 ドライバ回路
130,180 光トランシーバ
170,670 レシーバ回路
HIZ 識別信号
OPT 光/電気モード選択信号(選択信号)
D,ND データ信号
TD/NTD,RD/NRD 差動信号
TCMT,TCMR 同相電圧
VREF2,VREF3 基準電圧

Claims (11)

  1. ドライバ回路であって、
    入力された識別信号によって識別される第1の期間においては、入力されたデータ信号に従って当該ドライバ回路に差動信号を出力させる一方、前記識別信号によって識別される第2の期間においては、当該ドライバ回路の出力を高インピーダンス状態にするか、又は当該ドライバ回路に所定の差動信号を出力させるかを選択する制御部を備える
    ドライバ回路。
  2. 請求項1に記載のドライバ回路において、
    前記制御部は、
    前記第2の期間においては、入力された選択信号によって当該ドライバ回路に電気ケーブルを駆動させるべきであることが選択された場合には、当該ドライバ回路の出力を高インピーダンス状態にし、前記選択信号によって当該ドライバ回路に光トランシーバを駆動させるべきであることが選択された場合には、当該ドライバ回路に前記所定の差動信号を出力させるものである
    ことを特徴とするドライバ回路。
  3. 入力された信号に応じて差動信号を生成して出力すること、又はその出力を高インピーダンス状態にすることのいずれかを行う駆動部と、
    入力された識別信号によって識別される第1の期間においては、入力されたデータ信号に従って差動信号を出力するように前記駆動部を制御し、前記識別信号によって識別される第2の期間においては、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にすること、又は前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にしないで所定の差動信号を出力することのいずれかを行うように、前記駆動部を制御する制御部とを備える
    ドライバ回路。
  4. 請求項3に記載のドライバ回路において、
    前記制御部は、
    前記第2の期間においては、入力された選択信号によって前記駆動部に電気ケーブルを駆動させるべきであることが選択された場合には、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にするように前記駆動部を制御し、前記選択信号によって前記駆動部に光トランシーバを駆動させるべきであることが選択された場合には、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にしないで前記所定の差動信号を出力するように前記駆動部を制御するものである
    ことを特徴とするドライバ回路。
  5. 入力された信号に応じて差動信号を生成し、電気ケーブル又は光トランシーバに出力する駆動部と、
    前記駆動部に電気ケーブル及び光トランシーバのうちのいずれを駆動させるかを選択する選択信号、前記駆動部の出力を制御する識別信号、及びデータ信号を入力とし、これらの信号に応じた信号を生成して前記駆動部に出力する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記識別信号によって示された所定の期間においては、前記データ信号に従った差動信号を出力するように、また、前記所定の期間以外の期間においては、前記選択信号が電気ケーブルを選択するものである場合は、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にし、前記選択信号が光トランシーバを選択するものである場合は、前記駆動部の出力を高インピーダンス状態にしないで所定の差動信号を出力するように、前記駆動部を制御するものである
    ドライバ回路。
  6. 請求項に記載のドライバ回路において、
    前記駆動部の出力には終端抵抗が接続されており、
    前記駆動部の出力が高インピーダンス状態の際には、前記終端抵抗に生じる電圧の大きさが所定の値以下である
    ことを特徴とするドライバ回路。
  7. 請求項に記載のドライバ回路において、
    前記選択信号が予め定められた論理レベルに固定されている
    ことを特徴とするドライバ回路。
  8. 請求項に記載のドライバ回路において、
    前記制御部は、
    前記選択信号が光トランシーバを選択するものである場合に、前記所定の差動信号を指定することができるように構成されている
    ことを特徴とするドライバ回路。
  9. 請求項に記載のドライバ回路において、
    外部より読み書き可能なレジスタを更に備え、
    前記レジスタが格納する情報に基づいて生成された信号を前記選択信号として用いることを特徴とするドライバ回路。
  10. 請求項に記載のドライバ回路において、
    前記駆動部が出力する差動信号には所定の同相電圧が与えられており、
    前記同相電圧と所定の基準電圧とを比較し、その結果を前記選択信号として前記制御部に出力する判断部を更に備える
    ことを特徴とするドライバ回路。
  11. 請求項に記載のドライバ回路と、
    電気ケーブル又は光トランシーバから差動信号を受信するレシーバ回路と、
    前記レシーバ回路へ入力された差動信号の同相電圧と所定の基準電圧とを比較し、その結果を前記選択信号として前記制御部に出力する判断部とを備える
    データ通信装置。
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