JP3558520B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる電源電圧で動作する回路間で信号を伝達するレベルシフト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の低消費電力化の要求やプロセスの微細化によるトランジスタ耐圧の低下により、LSI内部回路の電源電圧が1.8Vあるいはそれ以下の低い電圧になってきている。それに伴い、このようにLSI内部回路の電源電圧が1.8V以下であるのに対して、LSI周辺素子とのインターフェイスが3.3V動作であるために、3.3V振幅を出力することを要求される場合等が生じている。このため、1.8Vあるいはそれ以下の振幅を3.3V振幅に変換するレベルシフト回路が必要となってきている。
【0003】
従来のレベルシフト回路の一例を図10に従って説明する。301は低電圧(例えば1.8V)動作回路からの入力信号端子であり、302は高電圧(例えば3.3V)動作回路への出力端子である。401は低電圧電源(例えば1.8V)に接続される第1電源端子であり、402は高電圧電源(例えば3.3V)に接続される第2電源端子である。411は高電圧で動作する論理ゲートとして機能するCMOSインバータであり、412は低電圧で動作する論理ゲートとして機能するCMOSインバータである。413はスイッチ回路であり、414はフィードバック回路である。404は、低電圧動作CMOSインバータ412の出力に接続される内部ノードである。
【0004】
スイッチ回路413内には、Nチャネル型MOSトランジスタであるスイッチングトランジスタ304が配置されている。このスイッチングトランジスタ304は、第1電源端子401を介して低電圧電源に接続されるゲートと、低電圧動作CMOSインバータ412に接続されるソースと、高電圧動作CMOSインバータ411に接続されるドレインとからなる。つまり、このスイッチングトランジスタ304のしきい値電圧をVtnとすると、ソース又はドレインの電位が(1.8−Vtn)以上の時に、このスイッチングトランジスタ304はオフ状態となる。
【0005】
フィードバック回路414内にはPチャネル型MOSトランジスタ305が配置されている。このPチャネル型MOSトランジスタ305は、出力信号端子302に接続されるゲートと、第2電源端子402を介して高電圧電源に接続されるソースと、高電圧動作CMOSインバータ411に接続されるドレインとからなる。つまり、このPチャネル型MOSトランジスタ305のしきい値電圧をVtpとすると、ゲートの電位が(3.3−Vtp)以下の時に、ドレインの電位が3.3Vに引き上げられる。
【0006】
高電圧動作CMOSインバータ411には、第2電源端子402と接地電源との間に直列に接続されるPチャネル型MOSトランジスタ307及びNチャネル型MOSトランジスタ306が配設されている。Pチャネル型MOSトランジスタ307は、スイッチ回路413のスイッチングトランジスタ304のドレインに接続されているゲートと、第2電源端子402を介して高電圧電源に接続されるソースと、出力信号端子302に接続されるドレインとからなり、出力振幅は3.3Vである。Nチャネル型MOSトランジスタ306は、内部ノード404に接続されているゲートと、接地電源に接続されるソースと、出力信号端子302に接続されるドレインとからなる。
【0007】
403は、スイッチ回路413と高電圧動作CMOSインバータ411との間の中間ノードである。
【0008】
以上のように構成された従来のレベルシフト回路について、以下その動作について説明する。
入力信号端子301にHレベル(1.8V)からLレベル(0V)に変化する信号が入力されると、低電圧動作CMOSインバータ412のインバータ動作により、内部ノード404にHレベルが出力される。すると、スイッチングトランジスタ304はソース又はドレインの電位が(1.8−Vtn)以上になるとオフ状態となるので、中間ノード403の電位は(1.8−Vtn)まで上昇する。このとき、高電圧動作CMOSインバータ411においては、Pチャネル型MOSトランジスタ307のゲート電位は(1.8−Vtn)であるが、Nチャネル型MOSトランジスタ306のゲート電位は、このゲートが直接内部ノード404に接続されているので1.8Vである。したがって、Nチャネル型MOSトランジスタ306がオンとなり、出力信号端子302は低レベルに下がり始める。同時に、Pチャネル型MOSトランジスタ305がオンとなり、Pチャネル型MOSトランジスタ307のゲートは3.3Vに引き上げられ、出力信号端子302にはLレベルが出力される。
【0009】
入力信号端子301にLレベル(0V)からHレベル(1.8V)に変化する信号が入力されると、低電圧動作CMOSインバータ412のインバータ動作により内部ノード404にLレベルが出力される。すると、Pチャネル型MOSトランジスタ307もNチャネル型MOSトランジスタ306も、ゲート電圧はともに0Vとなるので、高電圧動作CMOSインバータ411の出力電圧は3.3Vとなる。すなわち、出力信号端子302の電位は3.3Vとなり、Hレベルが出力される。
【0010】
以上のような動作により、出力信号端子302には入力信号端子301への信号が現れ、この信号の振幅は3.3Vとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のレベルシフト回路の構成では、電源立ち上げ時等において、本来低電圧電源より電圧レベルが高いはずの高電圧電源が低電圧電源より低い電圧レベルになった場合に、低電圧電源から高電圧電源への間で図11に示す破線矢印のパス801に大電流が流れる。すなわち、第1電源端子401から、低電圧動作CMOSインバータ412、スイッチングトランジスタ304、Pチャネル型MOSトランジスタ305を経て、第2電源端子402に至るパス801に大電流が流れる。501は基板である。このような大電流が流れると、各素子を接続するコンタクトや配線等のLSI内部を破壊するおそれがある。
【0012】
これを防止するためには、回路外で高電圧電源の電圧レベルが低電圧電源の電圧レベルより低くならないようにする電源立ち上げのシーケンスを設ける必要があり、これはレベルシフト回路を使う側で注意しなければならない問題であった。
【0013】
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、電圧レベルの異なる2つの電源電圧で動作する回路において、高電圧電源の電圧レベルが低電圧電源の電圧レベルより低くなった場合においても、LSI内部を破壊することの無いレベルシフト回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明のレベルシフト回路は、第1の電源と、この第1の電源よりも電圧レベルが高い第2の電源とが接続されるとともに、前記第1の電源の電圧レベルを持つ信号が入力され、かつ前記第2の電源の電圧レベルを持つ信号が出力されるレベルシフト部を備え、前記第1及び第2の電源の電圧レベルをモニターする電圧モニター回路を備え、前記第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことを前記電圧モニター回路でモニターしたときに第1の電源からレベルシフト部への給電を阻止または制限する制御手段を備えたものである。
【0015】
これにより、大電流が流れるとLSI内部を破壊する恐れのあるパスを遮断あるいはその電流量を小さくして、このような破壊の発生を防止できることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
具体的に請求項1の発明の講じた手段は、第1の電源と、この第1の電源よりも電圧レベルが高い第2の電源とが接続されるとともに、前記第1の電源の電圧レベルを持つ信号が入力され、かつ前記第2の電源の電圧レベルを持つ信号が出力されるレベルシフト部を備え、前記第1及び第2の電源の電圧レベルをモニターする電圧モニター回路を備え、前記第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことを前記電圧モニター回路でモニターしたときに第1の電源からレベルシフト部への給電を阻止または制限する制御手段を備えたものである。
【0019】
これにより、高電圧電源としての第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことを電圧モニター回路でモニターしたときに第1の電源からレベルシフト部への給電を阻止または制限することで、第1の電源と第2の電源との間に流れる電流を遮断または制限することが可能となる。
【0020】
具体的に請求項2の発明の講じた手段は、レベルシフト部が、第1の電源の電圧レベルを持つ信号が入力されるとともにこの第1の電源の電圧レベルで動作する論理ゲートと、第1の電源と前記論理ゲートとの間に設けられたスイッチ部とを備え、電圧モニター回路が、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベル以上であることをモニターしたときに前記スイッチ部をオン状態とさせるとともに、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことをモニターしたときに前記スイッチ部をオフ状態か極めて弱いオン状態とさせるように構成されているようにしたものである。
【0021】
これにより、低電圧電源としての第1の電源の電圧レベルが第2の電源の電圧レベルより高い場合には、電圧モニター回路の出力を受けて、第1の電源と論理ゲートとの間に設けられたスイッチ部がオフ状態か極めて弱いオン状態とされることで、レベルシフト回路の論理ゲートを介した第1の電源から第2の電源への間の大電流パスを遮断またはその電流を制限することが可能となる。
【0022】
具体的に請求項3の発明の講じた手段は、レベルシフト部が、第1の電源の電圧レベルを持つ信号が入力されるとともにこの第1の電源の電圧レベルで動作する第1の論理ゲートと、第2の電源の電圧レベルを持つ信号が出力されるとともにこの第2の電源の電圧レベルで動作する第2の論理ゲートと、これら第1の論理ゲートと第2の論理ゲートとの間に設けられたスイッチ部とを備え、電圧モニター回路は、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベル以上であることをモニターしたときに前記スイッチ部をオン状態とさせるとともに、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことをモニターしたときに前記スイッチ部をオフ状態か極めて弱いオン状態とさせるように構成されているようにしたものである。
【0023】
これにより、低電圧電源としての第1の電源の電圧レベルが第2の電源の電圧レベルより高い場合には、電圧モニター回路の出力を受けてスイッチ部がオフ状態か極めて弱いオン状態とされることで、レベルシフト回路の論理ゲートを介した第1の電源から第2の電源への間の大電流パスを遮断またはその電流を制限することが可能となる。
【0024】
具体的に請求項4の発明の講じた手段は、電圧モニター回路を構成する電圧モニター部とバッファ部とを備え、前記バッファ部は、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベル以上であることを前記電圧モニター部がモニターしたときにスイッチ部をオン状態とさせるとともに、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことを前記電圧モニター部がモニターしたときに前記スイッチ部を完全なオフ状態とさせるように構成されているようにしたものである。
【0025】
これにより、高電圧電源である第2の電源の電圧レベルが低電圧電源である第1の電源の電圧レベルを下回ったときには、バッファ部によってスイッチ部を完全なオフ状態とさせることができるため、第1の電源から第2の電源への間の大電流パスを完全に遮断することができる。
【0026】
具体的に請求項5の発明の講じた手段は、バッファ部のスイッチングレベルが、第1の電源から第2の電源に向けて電流が流れ出すときの第2の電源の電圧レベルよりも高く設定されているようにしたものである。
【0027】
これにより、低電圧電源である第1の電源の電圧レベルが高電圧電源である第2の電圧レベルより高い場合には、第1の電源から第2の電源に向けて電流が流れ出すときの第2の電源の電圧レベルよりも高いスイッチングレベルに設定されたバッファ部の作用によって、スイッチ部を完全なオフ状態とさせることができるため、第1の電源から第2の電源への間の大電流パスを完全に遮断することができる。
【0028】
具体的に請求項6の発明の講じた手段は、複数のレベルシフト部を備え、電圧モニター回路はこれら複数のレベルシフト部に接続されているようにしたものである。
【0029】
これにより、各レベルシフト部に対応してそれぞれ電圧モニター回路を設ける場合よりも回路の総レイアウト面積の縮小することを実現でき、なおかつ各レベルシフト部を介した第1の電源から第2の電源への間の大電流パスを遮断またはその電流を制限することが可能となる。
【0030】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のレベルシフト回路を示す。同図において、101は、低電圧(例えば1.8V)動作回路からの入力信号端子である。また102は、高電圧(例えば3.3V)動作回路への出力端子であり、高電圧(3.3V)の信号を出力する。
【0031】
201は低電圧電源(例えば1.8V)に接続される第1電源端子であり、202は高電圧電源(例えば3.3V)に接続される第2電源端子である。103は低電圧で動作する論理ゲートとして機能するCMOSインバータであり、Nチャネル型MOSトランジスタ105及びPチャネル型MOSトランジスタ104で構成されている。このCMOSインバータ103は、信号入力端子101からの入力を受け、その動作電圧はPチャネル型MOSトランジスタ106を介して第1電源端子201から供給されている。
【0032】
107はNチャネル型MOSトランジスタであって、一端がCMOSインバータ103の出力に接続され、他端がCMOSインバータ108に接続され、ゲートが第1電源端子201に接続されている。CMOSインバータ108は、Nチャネル型MOSトランジスタ110及びPチャネル型MOSトランジスタ109で構成され、その出力が信号出力端子102に接続されている。111はPチャネル型MOSトランジスタで、ゲートが出力端子102に接続され、ソースが第2電源端子202に接続され、ドレインは高電圧動作CMOSインバータ108に接続されている。
【0033】
以上により、入力信号端子101に入力される低電圧の信号の電圧レベル(1.8V)を高電圧の電圧レベル(3.3V)にシフトするレベルシフト部10が構成されている。
【0034】
112は電圧モニター回路であって、次の回路構成を持つ。すなわち、この電圧モニター回路112において、113はダイオード機能素子であって、その負電極ノードは第2電源端子202に接続されている。このダイオード機能素子113は、トランジスタにより構成可能であり、このことは以下の説明でも同様である。114はPチャネル型MOSトランジスタであって、ソースは第1電源端子201に接続され、ゲートはグランド電源に接続され、ドレインがダイオード素子113の正電極ノードに接続されている。115はインバータ回路であり、Nチャネル型MOSトランジスタ117及びPチャネル型MOSトランジスタ116から構成され、動作電圧は第1電源端子201より供給されている。このインバータ回路115は、ダイオード素子113の正電極ノード及びPチャネル型MOSトランジスタ114のドレインと、Pチャネル型MOSトランジスタ106のゲートとの間に設けられている。
【0035】
以上のように構成されたレベルシフト回路について、以下、その動作を図1を参照しながら説明する。
まず、高電圧電源である第2の電源の電圧レベルが低く、0Vに近い場合について説明する。このとき、低電圧電源である第1の電源の電圧レベルは、第2の電源の電圧レベルよりも高くなるが、電圧モニター回路112においてこの第1の電源に接続されたPチャネル型MOSトランジスタ114は、ゲートがグランド電源に接続されているため、オン状態である。これによりダイオード素子113を介して第2の電源に電流が流れるため、Pチャネル型MOSトランジスタ114のドレイン電位は、第2の電源の電圧をV2、ダイオード素子113のしきい値電圧をVtとすると、(V2+Vt)の低い電圧になる。
【0036】
また、このとき、Pチャネル型MOSトランジスタ106は、そのゲート電位がインバータ回路115によってHレベルになっているので、オフ状態にある。このため、Pチャネル型MOSトランジスタ104のソースには電源が供給されず、各素子を接続するコンタクトや配線等のLSI内部を破壊する可能性のある大電流は流れない。
【0037】
次に、高電圧電源である第2の電源の電圧レベルが低電圧電源である第1の電源の電圧レベルよりも高い場合は、ダイオード素子113には電流が流れない。したがって、Pチャネル型MOSトランジスタ114のドレイン電位は、Hレベル(1.8V)になる。このとき、Pチャネル型MOSトランジスタ106は、そのゲート電位がインバータ回路115によってLレベルになっているので、オン状態にある。このため、Pチャネル型MOSトランジスタ104のソースに、第1の電源が供給される。
【0038】
このとき、入力信号端子101にHレベル(1.8V)からLレベル(0V)に変化する信号が入力されると、低電圧動作CMOSインバータ103からインバータ動作によりHレベルが出力される。Nチャネル型MOSトランジスタ107は、ゲート電位が1.8Vなので、このしきい値電圧をVtnとすると、ソース又はドレインの電位が(1.8ーVtn)になるまでオン状態となり、このためPチャネル型MOSトランジスタ109のゲート電位は(1.8−Vtn)まで上昇する。このとき、高電圧動作CMOSインバータ108においては、Pチャネル型MOSトランジスタ109のゲート電位は(1.8−Vtn)であるが、Nチャネル型MOSトランジスタ110のゲートは、直接インバータ回路103の出力に接続されているので、その電位は1.8Vである。したがって、Nチャネル型MOSトランジスタ110がオンとなり、出力信号端子102は低レベルに下がり始める。同時に、Pチャネル型MOSトランジスタ111がオンとなり、Pチャネル型MOSトランジスタ109のゲートは3.3Vに引き上げられ、出力信号端子102にはLレベルが出力される。
【0039】
入力信号端子101にLレベル(0V)からHレベル(1.8V)に変化する信号が入力されると、低電圧動作CMOSインバータ103からインバータ動作によりLレベルが出力される。このとき、Pチャネル型MOSトランジスタ109もNチャネル型MOSトランジスタ110も、ゲート電圧はともに0Vとなるので、高電圧動作CMOSインバータ108の出力電圧は3.3Vとなる。すなわち、出力信号端子102の電位は3.3Vとなり、Hレベルが出力される。
【0040】
以上のような動作により、出力信号端子102には入力信号端子101への信号が現れ、この信号の振幅は3.3Vとなる。
【0041】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図2のレベルシフト回路を参照しながら説明する。
【0042】
この第2の実施の形態のレベルシフト回路では、図1に示す第1の実施の形態のレベルシフト回路における電圧モニター回路112とは異なり、Nチャネル型MOSトランジスタ117及びPチャネル型MOSトランジスタ116から構成されるインバータ回路115は無い。そして、Nチャネル型MOSトランジスタ107aのゲートは、低電圧電源に接続された第1電源端子201ではなく、電圧モニター回路118の出力に接続されている。また、Pチャネル型MOSトランジスタ106は無く、Pチャネル型MOSトランジスタ104のソースは第1電源端子201に直接接続されている。10aはレベルシフト部である。
【0043】
その他の構成は、図1に示すレベルシフト回路の構成と同様であり、図1と同様の機能を有する部材には同一の符号を付けて、その詳細な説明を省略する。
【0044】
以上のように構成されたレベルシフト回路について、以下、図2を参照しながらその動作を説明する。
まず、高電圧電源である第2の電源の電圧レベルが低く0Vに近い場合について説明する。この場合に、Pチャネル型MOSトランジスタ114は、ゲートがグランド電源に接続されているため、オン状態である。このとき、ダイオード素子113を介して第2の電源に電流が流れるため、Pチャネル型MOSトランジスタ114のドレイン電位は、第2の電源の電圧をV2、ダイオード素子113のしきい値電圧をVtとすると、(V2+Vt)の低い電圧になる。このため、Nチャネル型MOSトランジスタ107aは、オフ状態か極めて弱いオン状態になる。したがって、各素子を接続するコンタクトや配線等LSI内部を破壊する可能性のある大電流は流れない。
【0045】
次に、高電圧電源である第2の電源の電圧レベルが低電圧電源である第1の電源の電圧レベルよりも高い場合は、ダイオード素子113には電流が流れない。したがって、Pチャネル型MOSトランジスタ114のドレイン電位は、Hレベル(1.8V)になる。このとき、Nチャネル型MOSトランジスタ107aのゲート電位も1.8Vである。
【0046】
この状態で、入力信号端子101にHレベル(1.8V)からLレベル(0V)に変化する信号が入力されると、低電圧動作CMOSインバータ103からインバータ動作によりHレベルが出力される。このとき、Nチャネル型MOSトランジスタ107aは、上述のようにゲート電位が1.8Vなので、そのしきい値電圧をVtnとすると、ソース又はドレインの電位が(1.8ーVtn)になるまでオン状態である。このため、Pチャネル型MOSトランジスタ109のゲート電位は(1.8−Vtn)まで上昇する。また、高電圧動作CMOSインバータ108においては、Pチャネル型MOSトランジスタ109のゲート電位は(1.8−Vtn)であるが、Nチャネル型MOSトランジスタ110のゲートは、直接インバータ回路103の出力に接続されているので、その電位は1.8Vである。したがって、Nチャネル型MOSトランジスタ110がオンとなり、出力信号端子102は低レベルに下がり始める。同時に、Pチャネル型MOSトランジスタ111がオンとなり、Pチャネル型MOSトランジスタ109のゲートは3.3Vに引き上げられ、出力信号端子102にはLレベルが出力される。
【0047】
入力信号端子101にLレベル(0V)からHレベル(1.8V)に変化する信号が入力されると、低電圧動作CMOSインバータ103からインバータ動作によりLレベルが出力される。すると、Pチャネル型MOSトランジスタ109もNチャネル型MOSトランジスタ110も、ゲート電圧はともに0Vとなるので、高電圧動作CMOSインバータ108の出力電圧は3.3Vとなる。すなわち、出力信号端子102の電位は3.3Vとなり、Hレベルが出力される。
【0048】
以上のような動作により、出力信号端子102には入力信号端子101への信号が現れ、この信号の振幅は3.3Vとなる。
【0049】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について、図3のレベルシフト回路を参照しながら説明する。
【0050】
この第3の実施の形態のレベルシフト回路では、レベルシフト部10aは図2に示す第2の実施の形態の電圧モニター回路のものと同じであるが、電圧モニター回路118aは、図2に示す第2の実施の形態のものとは異なる。すなわち、ダイオード素子113の正電極ノード及びPチャネル型MOSトランジスタ114のドレインと、Nチャネル型MOSトランジスタ107aのゲートとの間に、CMOSバッファ119が介設されている。このCMOSバッファ119は、Nチャネル型MOSトランジスタ121及びPチャネル型MOSトランジスタ120から構成される第1のインバータ回路と、Nチャネル型MOSトランジスタ123及びPチャネル型MOSトランジスタ122から構成される第2のインバータ回路とが直列に接続された構成であり、これら第1および第2のインバータ回路の動作電圧は、低電圧電源に接続される第1電源端子201より供給されている。
【0051】
その他の構成は、図2に示すレベルシフト回路の構成と同様であり、図2と同様の機能を有する部分には同一の符号を付けて、その詳細な説明を省略する。
【0052】
まず、高電圧電源である第2の電源の電圧レベルが低電圧電源である第1の電源の電圧レベル(1.8V)より低く0Vに近い場合について説明する。この場合に、Pチャネル型MOSトランジスタ114はゲートがグランド電源に接続されているため、オン状態である。このとき、ダイオード素子113を介して第2の電源に電流が流れるため、Pチャネル型MOSトランジスタ114のドレイン電位は、第2の電源の電圧をV2、ダイオード素子113のしきい値電圧をVtとすると、(V2+Vt)になる。
【0053】
ここで、図4は、Nチャネル型MOSトランジスタ107aのゲート電位を第1の電源の電圧レベル(1.8V)に固定した時に流れる、第1の電源から第2の電源への電流を、第2の電源の電圧レベルとの関係によって示す図である。この第2の電源の電圧が点601の電圧よりも低くなると電流が流れる。
【0054】
したがって、図3におけるCMOSバッファ119のスイッチングレベルを少なくとも点601の電圧よりも高くし、点601の電圧と第1の電源の電圧の中間値程度にすることで、第1の電源から第2の電源に電流が流れ始める前に、Nチャネル型MOSトランジスタ107aは完全にオフ状態になる。このため、各素子を接続するコンタクトや配線等のLSI内部を破壊する可能性のある大電流が全く流れることがないのみならず、レベルシフト部10aにおいて第1の電源から第2の電源への電流が全く流れることがない。
【0055】
次に、高電圧電源である第2の電源の電圧レベルが低電圧電源である第1の電源の電圧レベルよりも高い場合には、Nチャネル型MOSトランジスタ107aのゲート電位は1.8Vになり、図2に示した第2の実施の形態と同様の動作となる。
【0056】
また、この第3の実施の形態では、ダイオード素子113の正電極ノード及びPチャネル型MOSトランジスタ114のドレインと、Nチャネル型MOSトランジスタ107aのゲートとの間にCMOSバッファ119が介設されていることで、第2の実施の形態に比べてNチャネル型MOSトランジスタ107aのゲートの電位が安定し、出力信号を高速に出力することが可能となる。図5は、レベルシフト回路への入力がLレベルからHレベルに変化したときの、その入力(破線)と、同回路からの出力(一点鎖線)と、Nチャネル型MOSトランジスタ107aのゲートの電位(実線)とのタイミングチャートを示す。同図(a)は図2の第2の実施の形態の場合、同図(b)は図3の第3の実施の形態の場合をそれぞれ示す。
【0057】
(第4の実施の形態)
図6および図7は、本発明の第4の実施の形態のレベルシフト回路を示す。図6は、図1の第1の実施の形態の電圧モニター回路112を複数のレベルシフト部10、…、10に接続して、電圧モニター回路112を共有するようにしたものを示す。また図7は、図3の第3の実施の形態の電圧モニター回路118aを複数のレベルシフト部10a、…、10aに接続して、電圧モニター回路118aを共有するようにしたものを示す。その他の構成は、第1の実施の形態の図1のレベルシフト回路や、第3の実施の形態の図3のレベルシフト回路と同様であるので、同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0058】
図8は、第1の実施の形態又は第3の実施の形態のレベルシフト回路を、LSIチップを構成するIOセルの中のレベルシフト回路に適用した一例を示す概念図である。また図9は、この第4の実施の形態のレベルシフト回路を、LSIチップを構成するIOセルの中のレベルシフト回路に適用した一例を示す概念図である。すなわち、図8では、第1の実施の形態又は第3の実施の形態のレベルシフト回路701を、電圧モニター回路112、118aを含めて各IOセル702の中に配置している。これに対して、第4の実施の形態を示した図9では、電圧モニター回路112、118aを1つのセルとして、各IOセルのレベルシフト部に接続し共用している。この図9の構成であると、IOセルの面積の低減を図ることができ、その結果LSIの面積の低減を図ることができる。
【0059】
したがって、この第4の実施の形態では、複数のレベルシフト部で電圧モニター回路を共有することが可能であるので、レベルシフト回路の総レイアウト面積の低減を図ることができる効果を奏する。
【0060】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、高電圧電源の電圧レベルが低電圧電源の電圧レベルを下回った場合に、電源シーケンスを外に設けなくても、各素子を接続するコンタクトや配線等のLSI内部を破壊する可能性のある大電流が流れることを防止できる。
【0061】
さらに、電圧モニター回路が複数のレベルシフト部に接続されているようにすることで、上記効果に加えて、電圧モニター回路を共有することでレベルシフト回路の総レイアウト面積の低減を図ることができ、LSIの面積の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のレベルシフト回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のレベルシフト回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のレベルシフト回路の構成を示す回路図である。
【図4】図3のレベルシフト回路の内部動作を説明する特性図である。
【図5】図2および図3のレベルシフト回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【図6】本発明の第4の実施の形態のレベルシフト回路の一例の構成を示す回路図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態のレベルシフト回路の他の例の構成を示す回路図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態又は第3の実施の形態のレベルシフト回路を備えたLSIチップを示す概略図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のレベルシフト回路を備えたLSIチップを示す概略図である。
【図10】従来のレベルシフト回路の構成を示す回路図である。
【図11】図10のレベルシフト回路の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
10、10a レベルシフト部
101 入力信号端子
102 出力端子
103 インバータ回路
106 Pチャネル型MOSトランジスタ
107、107a Nチャネル型MOSトランジスタ
108 インバータ回路
112 電圧モニター回路
113 ダイオード機能素子
114 Pチャネル型MOSトランジスタ
115 インバータ回路
118、118a 電圧モニター回路
119 CMOSバッファ
201 第1電源端子
202 第2電源端子

Claims (6)

  1. 第1の電源と、この第1の電源よりも電圧レベルが高い第2の電源とが接続されるとともに、前記第1の電源の電圧レベルを持つ信号が入力され、かつ前記第2の電源の電圧レベルを持つ信号が出力されるレベルシフト部を備え、前記第1及び第2の電源の電圧レベルをモニターする電圧モニター回路を備え、前記第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことを前記電圧モニター回路でモニターしたときに第1の電源からレベルシフト部への給電を阻止または制限する制御手段を備えたことを特徴とするレベルシフト回路。
  2. レベルシフト部は、第1の電源の電圧レベルを持つ信号が入力されるとともにこの第1の電源の電圧レベルで動作する論理ゲートと、第1の電源と前記論理ゲートとの間に設けられたスイッチ部とを備え、電圧モニター回路は、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベル以上であることをモニターしたときに前記スイッチ部をオン状態とさせるとともに、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことをモニターしたときに前記スイッチ部をオフ状態か極めて弱いオン状態とさせるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。
  3. レベルシフト部は、第1の電源の電圧レベルを持つ信号が入力されるとともにこの第1の電源の電圧レベルで動作する第1の論理ゲートと、第2の電源の電圧レベルを持つ信号が出力されるとともにこの第2の電源の電圧レベルで動作する第2の論理ゲートと、これら第1の論理ゲートと第2の論理ゲートとの間に設けられたスイッチ部とを備え、電圧モニター回路は、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベル以上であることをモニターしたときに前記スイッチ部をオン状態とさせるとともに、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことをモニターしたときに前記スイッチ部をオフ状態か極めて弱いオン状態とさせるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。
  4. 電圧モニター回路を構成する電圧モニター部とバッファ部とを備え、前記バッファ部は、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベル以上であることを前記電圧モニター部がモニターしたときにスイッチ部をオン状態とさせるとともに、第2の電源の電圧レベルが第1の電源の電圧レベルを下回ったことを前記電圧モニター部がモニターしたときに前記スイッチ部を完全なオフ状態とさせるように構成されていることを特徴とする請求項3記載のレベルシフト回路。
  5. バッファ部のスイッチングレベルが、第1の電源から第2の電源に向けて電流が流れ出すときの第2の電源の電圧レベルよりも高く設定されていることを特徴とする請求項4記載のレベルシフト回路。
  6. 複数のレベルシフト部を備え、電圧モニター回路はこれら複数のレベルシフト部に接続されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載のレベルシフト回路。
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