JP3558237B2 - 斜軸式アキシアルピストン機械 - Google Patents

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時彦 梅田
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、いわゆる可変容量形斜軸式アキシアルピストンポンプおよびモータである斜軸式アキシアルピストン機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、作動油の各種の吐出容量の要求に応じて、固定容量式のピストンポンプが使用されている。固定容量式ポンプは構造が簡単なため可変容量式に比べ安価であるが、各吐出容量のポンプを多種類準備する必要があり、その製造、在庫に多大の労力を必要とする。
【0003】
一方、従来からの可変容量形斜軸式アキシアルピストンポンプの典型的な先行技術は、特開昭49−80602に開示されている。この先行技術およびその他の先行技術では、駆動軸に揺動可能に設けられた複数のピストン棒に固定されているピストンを効率的に収納するピストン孔を有するシリンダブロックがバルブプレートと摺接し、このバルブプレートのシリンダブロックとは反対側には、駆動軸の軸線とシリンダブロックの軸線とを含む一平面内で、駆動軸の軸線とシリンダブロックの軸線との交点を通りかつ前記一平面に垂直な一直線を中心軸線とする凸円弧面が形成され、この凸円弧面が、ポンプハウジングに固定されているカバーの凹円弧面に適合し、バルブプレートを変位してシリンダブロックを傾転して位置決め調整することができるように構成される。
【0004】
この先行技術では、バルブプレートの傾転のための位置決めの操作構造が複雑でコストが高くなるという問題がある。
【0005】
また、この先行技術では、シリンダブロックの傾転角度が小さい低傾転時に、ピストンのシリンダ孔に形成されるシリンダ容積が大きくなるため、油の圧縮性により容積効率が低くなるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、たとえば手動調整などで1つの種類の基本的な構造を有する可変容量形ピストン機械を用いて、多くのサイズを集約して在庫数を大幅に低減し、また製造を容易にすることができるようにした改良された斜軸式アキシアルピストン機械を提供することである。
【0007】
本発明の目的は、傾転角が小さいときにおけるピストンのシリンダブロックに形成される不要なシリンダ容積をできるだけ小さくして容積効率を向上し、しかもバルブプレートの位置決め操作構造を簡略化することによりコストを低減できるようにした可変容量形斜軸式アキシアルピストンポンプおよびモータなどの斜軸式アキシアルピストン機械を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ハウジング5に回転自在に設けられた回転軸2に、複数のピストン棒の一端部が揺動可能に連結され、
各ピストン棒の他端部にピストン10がそれぞれ設けられ、
各ピストン10がそれぞれ収納されるシリンダ孔12を有するシリンダブロック11を、回転軸2の第1軸線13と、シリンダブロック11の第2軸線15とを含む一平面内で、第1および第2軸線13,15の成す傾転角度αを変化して傾転可能に設け、
シリンダブロック11のシリンダヘッド側の端部は、第2軸線15の延長上に中心31を有する凹球面24でバルブプレート25の凸球面26に球面摺接して作動油の吸入、吐出の各通路33,34を切換える斜軸式アキシアルピストン機械であって、
(a)バルブプレート25は、
(a1)前記凸球面26を有し、この凸球面26に関してシリンダブロック11とは反対側でシリンダブロック11の第2軸線15に垂直な当接平面36を有し、作動油の前記吸入通路33と作動油の前記吐出通路34とが形成され、これらの吸入、吐出の各通路33,34は、シリンダブロック11の回転時に、前記シリンダ孔12のシリンダヘッド側の端部に形成された通路23に選択的に連通し、ポンプまたはモータの動作が行われるバルブプレート本体27と、
(a2)バルブプレート本体27に関してシリンダブロック11とは反対側に配置されるスライダ28であって、
前記当接平面36に当接する凹んだ当接受け面37を有し、かつ
シリンダブロック11とは反対側に突出した凸円弧面43を有し、この凸円弧面43は、前記一平面内で第1軸線13から第2軸線15が成す傾転角度αが増大する傾転方向14にずれた位置を通りかつ前記一平面に垂直な一直線を中心軸線44とし、かつその中心軸線44に沿って一様な半径を有する直円柱の一部の周面を成し、
吸入通路33に連通する第1通路38と、吐出通路34に連通する第2通路39とが形成され、
前記傾転角度αが増大する前記傾転方向14に臨む支持端部47を有するスライダ28と、
(a3)バルブプレート本体27とスライダ28とに嵌り込んで相互の回転を阻止するロックピン40とを含み、
(b)ハウジング5に固定され、スライダ28の前記凸円弧面43に適合して支持する凹円弧面46が形成され、第1および第2通路38,39にそれぞれ連通する通路78,79を有するカバー6と、
スライダ28の支持端部47に当接して、支持端部47を、傾転角度αが増大する傾転方向14への変位を調整可能に支持する支持手段とを含むことを特徴とする斜軸式アキシアルピストン機械である。
また本発明は、支持手段は、
バルブプレートよりも傾転角度αが増大する傾転方向で、ハウジングとともに固定位置に設けられ、前記一平面内に軸線を有するめねじを有するめねじ部材と、
前記めねじ部材のめねじに螺合し、先端部がスライダ28の支持端部47に当接するねじ棒とを含むことを特徴とする。
また本発明は、支持手段は、
バルブプレートよりも傾転角度αが増大する傾転方向でハウジングとともに固定位置に設けられる油圧シリンダであって、そのピストンは、前記一平面内に軸線を有し、ピストンの先端部が、スライダ28の支持端部47に当接することを特徴とする。
また本発明は、支持手段のピストンが、油圧シリンダのヘッド端と、そのヘッド端とは反対側の段差とに当接してピストンの2つの位置決めが行われることを特徴とする。
【0009】
【作用】
本発明に従えば、バルブプレート25の凸球面26がシリンダブロックのシリンダヘッド側の端部の凹球面24に摺接して、回転軸およびシリンダブロックの回転時に、バルブプレートの働きによってシリンダ孔に作動油の吸入、吐出の各通路を切換えるように構成されており、特にバルブプレートのシリンダブロックとは反対側には凸円弧面43が形成される。この凸円弧面の中心軸線は、回転軸の軸線とシリンダブロックの軸線とを含む平面、すなわち、その回転軸の軸線に対するシリンダブロックの軸線の傾転角度αが増大する傾転方向14を含む前記一平面内における回転軸の軸線からシリンダブロックの傾転方向にずれた位置を通り、かつ前記一平面に垂直な一直線である。この凸円弧面の半径は、その中心軸線に沿って一様であり、すなわち凸円弧面は、直円柱の一部の周面を成す。
ハウジングに固定されるカバーには、この凸円弧面に適合してその凸円弧面を支持する凹円弧面46が形成されている。したがってバルブプレートが支持手段によって支持されて変位してシリンダブロックが傾転されるとき、最小傾転時におけるピストン頂部とシリンダ孔のシリンダヘッドとの間隔をシリンダブロックの傾転範囲内で、最小値に選ぶことができる。これによって低傾転時におけるピストン頂部とシリンダ孔の間の不要なシリンダ容積を小さくして、容積効率を向上することができる。
【0010】
また本発明に従えば、ピストン頂部とシリンダ孔のシリンダヘッドとの余裕間隔を、シリンダブロックの傾転する全範囲にわたって、ほぼ一定の小さな値にすることが可能となる。
【0011】
また本発明に従うバルブプレートによれば、そのバルブプレートにはピストンに作用する油圧力によって傾転角度が大きくなる方向に、すなわち傾転方向の下流側に向かう力が作用し、したがって支持手段は、そのバルブプレートの傾転方向下流側の端部に当接して支持するように構成されればよく、支持手段の構成を単純化することができ、低コストで可変容量形にすることができる。本発明のピストン機械がモータとして用いられるときには、一定流量で作動油が供給される状態で、支持手段によってバルブプレートを変位してシリンダブロックおよび回転軸の回転速度を変化させることができる。
【0012】
また本発明に従えば、支持手段の構成を単純化することによって、可変容量形斜軸式アキシアルピストン機械を用いて、任意の容量をしかも低コストで提供することができる。また可変容量のポンプまたはモータを1サイズだけ準備することによって、多くの種類の仕様を集約して、在庫数を大幅に減少することができ、また製造が容易になる。
【0013】
本発明に従えば、支持手段は、めねじ部材に螺合するねじ棒によって実現することができ、このめねじ部材は、ハウジングまたはハウジングに固定されるカバーなどにめねじを刻設した構成であってもよく、構成の簡略化を図ることができる。
【0014】
本発明に従えば、支持手段の他の構成として、油圧シリンダを用いてもよく、特にこの油圧シリンダは、ピストンの2つの位置でピストンが油圧シリンダのヘッド端とそれとは反対側の段差とに当接して、2つの容量を可変とするポンプまたはモータを実現することができる。
【0015】
さらに本発明に従えば、バルブプレートは、バルブプレート本体と、スライダとから成り、製造を容易にするようにし、両者がシリンダブロックの軸線に垂直な当接面および当接受け面で相互に当接し、かつシリンダブロックの軸線まわりの両者の角変位がロックピンなどによって阻止されるように構成される。
【0016】
【実施例】
図1は、本発明の一実施例の全体の構成を簡略化して示す断面図である。可変容量形斜軸式アキシアルピストンポンプ1の回転軸である駆動軸2は、ラジアル力を受ける玉軸受3と、ラジアル力およびスラスト力を受ける円錐ころ軸受4とによってハウジング5に回転自在に支持される。このハウジング5の端部には、カバー6が気密に固定される。駆動軸2の軸端7には、複数のピストン棒8の一端部が揺動可能に球面座9によって連結される。各ピストン棒8の他端部にはピストン10がそれぞれ揺動可能に連結される。
【0017】
外形が直円柱状であるシリンダブロック11には、各ピストン10がそれぞれ収納されるシリンダ孔12が形成される。駆動軸2の軸線13とシリンダブロック11の軸線15とを含む図1の紙面である一平面内で、シリンダブロック11を傾転方向14の角度αを変化して傾転可能に設けられる。
【0018】
シリンダブロック11の軸線15には同軸の中央孔16が形成され、この中央孔16内にセンタロッド17が収納される。センタロッド17の基端部18は、その軸線15上に中心を有する球状に形成され、駆動軸2の軸端7に形成された球面座19に揺動可能に連結される。複数の各ピストン10がそれぞれ収納されるシリンダ孔12の各軸線は、シリンダブロック11の軸線15を含む平面内でその軸線15に平行である。
【0019】
センタロッド17内には、同軸のばね収納孔20が形成され、そのばね収納孔20内に圧縮ばね21が収納される。ばね21の一端部は、センタロッド17の前記基端部18寄りの端部に当接し、他端部はシリンダブロック11のシリンダヘッド側の端部22に当接する。
【0020】
シリンダブロック11におけるシリンダ12は、端部22に形成された通路23によって連通され、その端部22に形成された凹球面24は、バルブプレート25の凸球面26に球面接触する。バルブプレート25は、その凸球面26を有するバルブプレート本体27と、このバルブプレート本体27を保持するスライダ28とを含む。
【0021】
シリンダブロック11の端部22に形成される凹球面24は、図1の一平面内で、駆動軸2の軸線13と参照符29で示される位置で交差する軸線15の延長上に中心31を有する球面である。バルブプレート25のバルブプレート本体27に形成される凸球面26は、凹球面24にぴったりと適合し、凹球面24と同一の中心31を有する。こうして凹凸の各球面24,26は、相互に摺接する。
【0022】
図2は、バルブプレート25の正面図である。バルブプレート本体27には、駆動軸2およびシリンダブロック11の回転方向32の上流側で作動油の吸入通路33が形成され、また下流側で吐出通路34が形成される。各通路33,34は、スライダ28およびカバー6などに形成された通路(たとえば後述の図3の38,39および図4の78,79)を経て、タンクおよびアクチュエータなどに接続される。各通路33,34は、シリンダブロック11の回転時に、シリンダ孔12のシリンダヘッド側の通路23に選択的に連通し、ポンプの動作が行われる。
【0023】
図3は、バルブプレート25の分解斜視図である。バルブプレート本体27は、凸球面26に関してシリンダブロック11とは反対側(図1の右方)で、シリンダブロック11の軸線15に垂直な当接平面36を有する。この当接平面36は、スライダ28の凹んだ平坦な当接受け面37に面接触して当接する。この当接受け面37に臨んで前記吸入通路33および吐出通路34にそれぞれ連通する通路38,39が形成される。バルブプレート本体27とスライダ28とは、ロックピン40がそれらの孔41,42に嵌り込むことによって両者27,28の相互の回転が阻止される。
【0024】
バルブプレート25のスライダ28において、シリンダブロック11とは反対側には凸円弧面43が形成される。この凸円弧面43は、図1の参照符44で示す中心軸線を有し、この中心軸線44に沿って一様な半径を有し、すなわち直円柱の周面の一部を成す。中心軸線44は、図1の紙面である前記一平面内で、駆動軸2の軸線13からシリンダブロック11の軸線15が成す傾転角度αが増大する方向であるシリンダブロック11の傾転方向14(図1の上方)にずれた位置であって、前記一平面に垂直な一直線である。中心軸線44は、この実施例では、駆動軸2の軸線13に垂直であって、前述の中心29を含む仮想平面に関してバルブプレート25とは反対側(図1の左方)にある。
【0025】
図4は、カバー6の正面図である。カバー6のバルブプレート25に臨むライナ72の表面には、凹円弧面46が形成される。この凹円弧面46は、バルブプレート25の凸円弧面43にぴったりと適合して面接触し、シリンダブロック11とともにバルブプレート25の傾転を許容する。
【0026】
バルブプレート25のスライダ28における傾転方向14下流側(図1の上方)の端部47は、当接平面となっている。
【0027】
バルブプレート25を変位調整可能に支持する支持手段48が、ハウジング5に関連して設けられる。この支持手段48において、めねじ49が形成される。このめねじ49は、図1の紙面である前記一平面内に軸線50を有する。めねじ49とその付近は、特許請求の範囲におけるめねじ部材を構成する。
【0028】
めねじ49に螺合するねじ棒51の先端部52は、バルブプレート25のスライダ28の前記端部47の当接平面に当接し、ねじ棒51のめねじ49と同一の軸線50上に中心を有する凸球面状に形成された支持球面となっている。ねじ棒51には、ハウジング5の外部でロックナット54が螺合する。
【0029】
図5は、バルブプレート25を支持手段48によって支持するときにおける力を示す図である。駆動軸2の回転時に作動油の油圧によってシリンダブロック11の軸線15に沿う力F1がカバー6の凹円弧面46に作用する。これによってバルブプレート25のスライダ28には、凹凸の各円弧面43,46と前記軸線15との交点58と、それらの円弧面43,46の中心軸線44とを結ぶ前述の図1の紙面である前記一平面上の直線59上に、反力F2が作用する。この結果、スライダ28、したがってバルブプレート25には、力F1,F2の合力であってしかも力F1,F2未満の小さい力F3が作用する。この合力F3は、図1の上向きの方向を有する。ねじ棒51の先端部52は、スライダ28の端面47に当接して、合力F3を受ける。
【0030】
この実施例では、支持手段48を簡単な構成で実現することができるので、ねじ棒51を手動調整することによって、多様な固定容量形のポンプの仕様を単一の可変容量形ポンプで実現することができ、これによって在庫数を大幅に減少することができる。
【0031】
図6は、図1〜図5に示される実施例における傾転角度αを最小にしたときの状態を示す簡略化した断面図である。ねじ棒51の働きによってバルブプレート25を図6の下方に変位して調整した状態では、凹凸の円弧面43,46の中心軸線44をシリンダブロック11の中心29に一致させた前記の先行技術に比べて、ピストン8のシリンダ孔12に形成されるシリンダ容積を小さくすることができ、このようにして容積効率を向上することができる。これらの円弧面43,46の中心軸線44の位置および半径を適切に選ぶことによって、シリンダブロック11の傾転角度の範囲において、ピストン8の頂部とシリンダヘッドとの間のシリンダ容積をできるだけ小さくして、かつほぼ一定の値とすることができる。
【0032】
図7は、本発明の他の実施例の支持手段61の構成を示す断面図である。この支持手段61を構成する油圧シリンダ62は、ハウジング5に固定される。ピストン63は、前述の実施例におけるねじ棒51と同様に、図1の紙面である前記一平面内に軸線64を有し、その先端部65は、軸線64上に中心を有する凸球面となっている。ピストン63は、フランジ66を有し、油圧シリンダ62のヘッド端67に当接した図7に示される第1の位置と、ヘッド端67と反対側の段差68に当接した仮想線73で示される第2の位置との位置決めが行われる。油圧室69には、ポンプ70から切換え弁71を経て圧油が供給され、前記第2の位置を保つことができる。その他の構成は前記の実施例と同様である。
【0033】
本発明はポンプだけでなく、モータに関連してもまた実施することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、バルブプレートのカバーによって支持される凸円弧面の中心軸線は、回転軸およびシリンダブロックの各軸線を含んで傾転方向の角度αが変化される一平面内で、回転軸の軸線からシリンダブロックの傾転方向にずれた位置にあるので、傾転角度が小さいときにおけるピストンのシリンダ孔に形成されるシリンダ容積を小さくし、容積効率を向上することができる。
【0035】
また本発明によれば、バルブプレートには、傾転角度が大きくなる前記傾転方向に前記一平面内で力が作用し、この力を支持手段によって支持するように構成すればよいので、ねじ棒または油圧シリンダなどの単純な構成を有する支持手段でバルブプレートの位置、したがってポンプにおける作動油の吐出流量を調整変化し、またモータにおける回転速度の変化を調整することが可能である。
【0036】
またこのような単純な構成を有する支持手段を用いることによって、1種類の1サイズの可変容量形斜軸式アキシアルピストン機械を生産して準備するだけで、多種類のサイズを集約して、各種の仕様に応じることができるようになり、在庫数を大幅に減少することができるようになる。
【0037】
また本発明によれば、バルブプレートをバルブプレート本体とスライダとによって組合せて構成し、製造を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の可変容量形斜軸式アキシアルピストンポンプの全体の構成を示す縦断面図である。
【図2】バルブプレート25の正面図である。
【図3】バルブプレート25の分解斜視図である。
【図4】カバー6の正面図である。
【図5】バルブプレート25に作用する力を説明するための図である。
【図6】図1〜図5に示される実施例におけるシリンダブロック11の傾転角度を最小にしたときの状態を示す簡略化した一部の断面図である。
【図7】本発明の他の実施例の支持手段61の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
2 駆動軸
5 ハウジング
6 カバー
8 ピストン棒
10 ピストン
11 シリンダブロック
12 シリンダ孔
13,15 軸線
14 傾転方向
16 中央孔
17 センタロッド
20 ばね収納孔
21 圧縮ばね
24 凹球面
25 バルブプレート
26 凸球面
27 バルブプレート本体
28 スライダ
31 中心
33 吸入通路
34 吐出通路
36 当接面
37 当接受け面
43 凸円弧面
44 中心軸線
46 凹円弧面
47 端部
48,61 支持手段
49 めねじ
52 先端部
63 ピストン
66 フランジ

Claims (4)

  1. ハウジング5に回転自在に設けられた回転軸2に、複数のピストン棒の一端部が揺動可能に連結され、
    各ピストン棒の他端部にピストン10がそれぞれ設けられ、
    各ピストン10がそれぞれ収納されるシリンダ孔12を有するシリンダブロック11を、回転軸2の第1軸線13と、シリンダブロック11の第2軸線15とを含む一平面内で、第1および第2軸線13,15の成す傾転角度αを変化して傾転可能に設け、
    シリンダブロック11のシリンダヘッド側の端部は、第2軸線15の延長上に中心31を有する凹球面24でバルブプレート25の凸球面26に球面摺接して作動油の吸入、吐出の各通路33,34を切換える斜軸式アキシアルピストン機械であって、
    (a)バルブプレート25は、
    (a1)前記凸球面26を有し、この凸球面26に関してシリンダブロック11とは反対側でシリンダブロック11の第2軸線15に垂直な当接平面36を有し、作動油の前記吸入通路33と作動油の前記吐出通路34とが形成され、これらの吸入、吐出の各通路33,34は、シリンダブロック11の回転時に、前記シリンダ孔12のシリンダヘッド側の端部に形成された通路23に選択的に連通し、ポンプまたはモータの動作が行われるバルブプレート本体27と、
    (a2)バルブプレート本体27に関してシリンダブロック11とは反対側に配置されるスライダ28であって、
    前記当接平面36に当接する凹んだ当接受け面37を有し、かつ
    シリンダブロック11とは反対側に突出した凸円弧面43を有し、この凸円弧面43は、前記一平面内で第1軸線13から第2軸線15が成す傾転角度αが増大する傾転方向14にずれた位置を通りかつ前記一平面に垂直な一直線を中心軸線44とし、かつその中心軸線44に沿って一様な半径を有する直円柱の一部の周面を成し、
    吸入通路33に連通する第1通路38と、吐出通路34に連通する第2通路39とが形成され、
    前記傾転角度αが増大する前記傾転方向14に臨む支持端部47を有するスライダ28と、
    (a3)バルブプレート本体27とスライダ28とに嵌り込んで相互の回転を阻止するロックピン40とを含み、
    (b)ハウジング5に固定され、スライダ28の前記凸円弧面43に適合して支持する凹円弧面46が形成され、第1および第2通路38,39にそれぞれ連通する通路78,79を有するカバー6と、
    スライダ28の支持端部47に当接して、支持端部47を、傾転角度αが増大する傾転方向14への変位を調整可能に支持する支持手段とを含むことを特徴とする斜軸式アキシアルピストン機械。
  2. 支持手段は、
    バルブプレートよりも傾転角度αが増大する傾転方向で、ハウジングとともに固定位置に設けられ、前記一平面内に軸線を有するめねじを有するめねじ部材と、
    前記めねじ部材のめねじに螺合し、先端部がスライダ28の支持端部47に当接するねじ棒とを含むことを特徴とする請求項1記載の斜軸式アキシアルピストン機械。
  3. 支持手段は、
    バルブプレートよりも傾転角度αが増大する傾転方向でハウジングとともに固定位置に設けられる油圧シリンダであって、そのピストンは、前記一平面内に軸線を有し、ピストンの先端部が、スライダ28の支持端部47に当接することを特徴とする請求項1記載の斜軸式アキシアルピストン機械。
  4. 支持手段のピストンが、油圧シリンダのヘッド端と、そのヘッド端とは反対側の段差とに当接してピストンの2つの位置決めが行われることを特徴とする請求項3記載の斜軸式アキシアルピストン機械。
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