JP3558173B2 - ホーニング加工装置 - Google Patents

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JP3558173B2 JP28813694A JP28813694A JP3558173B2 JP 3558173 B2 JP3558173 B2 JP 3558173B2 JP 28813694 A JP28813694 A JP 28813694A JP 28813694 A JP28813694 A JP 28813694A JP 3558173 B2 JP3558173 B2 JP 3558173B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、各種ノズルなどに使用される貫通孔付き部材の当該貫通孔内周面を所定の内径に研削仕上げするためのホーニング加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のホーニング加工装置として、特開平1−257562号公報に記載されているように、ワークセット位置の両側に略同心状に配置され且つ当該ワークセット位置に固定されたワークの被加工孔の軸芯方向に往復移動可能な一対の軸杆を備え、一方の軸杆には、その先端外側に研削作用部が形成されるとともに、先端内側には拡径用被作用面が形成され、他方の軸杆の先端部には、一方の軸杆に対する相対的接近摺接移動により当該一方の軸杆の拡径用被作用面に作用して当該一方の軸杆の研削作用部の回転半径を漸増させる拡径用作用面が形成されて成るホーニング加工装置が知られている。
【0003】
さらに詳述すれば、一方の軸杆は、その先端部がワークセット位置にセットされるワークの被加工孔内に嵌合する位置に配設されており、当該一方の軸杆の先端部にワークを外嵌させるように当該ワークをワークセット位置にセットし、退避位置で待機している他方の軸杆をシリンダユニットなどによりその先端部がワークの被加工孔に内嵌する作用位置まで移動させた後、両軸杆を同一方向に同一速度で回転駆動させる回転駆動作用と、両軸杆をその軸芯方向に往復移動させる往復動作用と、両軸杆を互いに相対的接近移動させて研削作用部の回転半径を漸増させる拡径作用とを同時に行わせて、ワークの被加工孔の内周面を研削仕上げするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のホーニング加工装置では、前記のように一方の軸杆は、その先端部がワークセット位置にセットされるワークの被加工孔内に嵌合する位置に配設されているのであるから、ワークをワークセット位置にセットするとき、あるいは加工済みのワークを取り外すとき、当該ワークを軸杆移動経路の方向に移動させる動作と軸杆移動経路に対し直角方向に移動させる動作とが必要になり、ワークのローデング及びアンローデングが容易でないばかりでなく、特に内径の非常に小さなワークの場合、当該ワークのローデングに際してワークの端面を軸杆の先端に衝突させて微小径の軸杆先端を損傷させる恐れもあった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解消することのできる新しいホーニング加工装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の構成上の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、ワークセット位置(P) の両側に略同心状に配置され且つ当該ワークセット位置(P) に位置決めされたワーク(W) の被加工孔(WH)の軸芯方向に往復移動可能な一対の軸杆(90,91) と、第一〜第四駆動手段(10,15,27,60) とを有し、一方の軸杆(90)は、その先端外側に研削作用部(92)を有するとともに、先端内側には拡径用被作用面(93)を有し、他方の軸杆(91)は、一方の軸杆(90)に対する相対的接近摺接移動により当該一方の軸杆(90)の拡径用被作用面(93)に作用して当該一方の軸杆(90)の研削作用部(92)の回転半径を漸増させる拡径用作用面(94)を先端部に有し、第一駆動手段(10)は、両軸杆(90,91) を互いに略対称に接近離間移動させて、両軸杆(90,91) の先端部(90a,91a) をワークの被加工孔(WH)から離脱した退避位置とワークの被加工孔(WH)内に進入した作用位置とに切り換え、第二駆動手段(15)は、両軸杆(90,91) を一体に往復移動させて、両軸杆(90,91) の先端部(90a,91a) をワークの被加工孔(WH)内で一体に往復移動させ、第三駆動手段(27)は、作用位置にある両軸杆(90,91) をさらに相対的に接近移動させて、両軸杆(90,91) の拡径用被作用面(93)と拡径用作用面(94)との摺接作用により一方の軸杆(90)の研削作用部(92)の回転半径を漸増させ、第四駆動手段(60)は、両軸杆(90,91) を同一方向に同一速度で回転駆動する点に特徴を有する。
【0007】
上記の本発明装置を実施するに際して、各軸杆(90,91) を回転可能に支承する一対の両側可動体(6,7) と、この両側可動体の中間で軸杆移動方向に往復移動可能な中央可動体(4) とを設け、第一駆動手段(10)は、中央可動体(4) と両側可動体(6,7) とを各別に連結する2つのシリンダユニット(11,12) から構成し、第二駆動手段(15)は、中央可動体(4) に連動連結されたモータ駆動のクランク機構(17)から構成することができる。さらに、第三駆動手段(27)は、両軸杆(90,91) が作用位置に達したときに両側可動体(6,7) の一方を受け止める可動ストッパー(40,41) と、この可動ストッパー(40,41) を軸杆移動方向に移動させるモータ駆動のねじ送り機構(28,29) とから構成し、可動ストッパー(40,41) の逃げ移動に伴い一方のシリンダユニット(12)の付勢力で両側可動体(6,7) の一方が中央可動体(4) 側へ移動するように構成することができる。
【0008】
また、前記のように各軸杆(90,91) を回転可能に支承する一対の両側可動体(6,7) を設け、第四駆動手段(60)は、軸杆移動方向と平行なモータ駆動の1本の回転軸(61)と、この回転軸(61)に軸芯方向相対移動のみ可能に嵌合し且つ両側可動体(6,7) の夫々に回転のみ可能に支承された受動体(67,68) と、両側可動体(6,7) の夫々に回転のみ可能に支承された軸杆駆動用主軸(71,72) と、同一可動体に支承されている受動体(67,68) と主軸(71,72) とを互いに連動連結させる回転伝達具(62,63) とから構成することができる。
【0009】
さらに、両軸杆(90,91) をその移動方向に振動させる第五駆動手段(77)を併設することができる。この場合、前記のように各軸杆(90,91) を回転可能に支承する一対の両側可動体(6,7) と、この両側可動体の中間で軸杆移動方向に往復移動可能な中央可動体(4) とを設け、第一駆動手段(10)は、中央可動体(4) と両側可動体(6,7) とを各別に連結する2つのシリンダユニット(11,12) から構成するとともに、第二駆動手段(15)は、中央可動体(4) に連動連結されたモータ駆動のクランク機構(17)から構成し、第五駆動手段(77)は、前記クランク機構(17)のクランク軸(20)を支承する軸受ユニット(19)を軸杆移動方向に振動させるものとすることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の好適実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1はスライドガイド手段であって、一対の固定部材2a,2bと、この一対の固定部材2a,2b間に水平で互いに平行に架設された2本のガイドロッド3a,3bとから構成されている。4は中央可動体であって、2本のガイドロッド3a,3bに摺動可能に外嵌するガイドブロック5a,5bを備えている。6,7は中央可動体4の左右両側に配置された一対の両側可動体であって、夫々2本のガイドロッド3a,3bに摺動可能に外嵌するガイドブロック8a,8b及び9a,9bを備えている。
【0011】
10は第一駆動手段であって、2つのシリンダユニット11,12から構成されている。これら各シリンダユニット11,12のシリンダ本体13a,14aは中央可動体4の左右両側に背中合わせに結合され、ピストンロッド13b,14bは両側可動体6,7に結合されている。従って、両シリンダユニット11,12を同時に伸縮作動させて、両側可動体6,7を中央可動体4側へ接近移動させたり、逆に離間移動させることができる。図1は、両側可動体6,7を中央可動体4に対し行程限まで離間移動させた状態を示している。
【0012】
15は第二駆動手段であって、往復動ロッド16を介して中央可動体4に連動連結されたクランク機構17を有する。往復動ロッド16は、ガイドロッド3a,3bと平行で、一方の可動体6とその外側の固定部材2aとを貫通するとともにガイドブロック18に支承され、内端が中央可動体4の略中央位置に結合されている。クランク機構17は、図1及び図3に示すように、軸受ユニット19に支承されたクランク軸20と、このクランク軸20の外端に取り付けられた回転体21と、この回転体21に半径方向位置調整可能に支持されたクランクピン22と、このクランクピン22と往復動ロッド16の外端とを連結するクランクロッド23とを有し、クランク軸20は、プーリ24a,24bとベルト25とを介してモータ26に連動連結されている。
【0013】
従って、モータ26によりクランク軸20を回転駆動し、クランクロッド23を介して往復動ロッド16を往復移動させることにより、中央可動体4と両側可動体6,7とを一体にガイドロッド3a,3bと平行な方向に往復移動させることができる。このときの往復動ストロークは、クランク軸20に対するクランクピン22の偏心量の2倍であるから、当該クランクピン22の偏心量を変えることにより、両側可動体6,7の往復動ストロークを調整することができる。
【0014】
27は第三駆動手段であって、2つのねじ送り機構28,29と、これら両ねじ送り機構28,29を駆動するパルスモータ30とを有する。各ねじ送り機構28,29は、図1、図2、図4及び図5に示すように、ねじ孔31を有する部材32,33が内端に結合されるとともに中間位置にストッパー34,35を有する固定ロッド36,37と、前記ねじ孔31に螺合する螺軸部38,39が内端に形成されるとともに中間位置にストッパー40,41を有する可動ロッド42,43とから構成されている。
【0015】
しかして、各ねじ送り機構28,29の固定ロッド36,37は、ねじ孔付き部材32,33において、中央可動体4の両端近傍位置にガイドロッド3a,3bと平行に固着され、ストッパー34,35より外端側の部分において、一方の可動体6に取り付けられたガイドブロック44,45を貫通している。また、各ねじ送り機構28,29の可動ロッド42,43は、ストッパー40,41より外端側の部分において、他方の可動体7に取り付けられたガイドブロック46,47を貫通している。
【0016】
各ねじ送り機構28,29の可動ロッド42,43側のストッパー40,41には、その内側に歯輪48,49が取り付けられ、これら両歯輪48,49間に掛張されたチェン50により両可動ロッド42,43が互いに連動連結されている。そして一方の可動ロッド42には、歯輪48の内側にさらに歯輪51が取り付けられ、当該歯輪51とパルスモータ30の出力軸30aに取り付けられた歯輪52とにチェン53が掛張されている。パルスモータ30は、可動体7と一体に移動する架台54上に搭載されている。この架台54は、可動体7に固定されているスライドガイド9aに結合されるとともに、ガイドロッド3aに支持されるスライドガイド55と、可動ロッド42を回転可能に支承する軸受ユニット56とを備えている。
【0017】
図2に示すように、固定ロッド36,37側のストッパー34,35は、シリンダユニット11によって内方へ移動せしめられる可動体6を、ガイドブロック44,45との当接により所定位置で停止させ、可動ロッド42,43側のストッパー40,41は、シリンダユニット12によって内方へ移動せしめられる可動体7を、ガイドブロック46,47との当接により所定位置で停止させるものであるが、当該可動ロッド42,43側のストッパー40,41は、パルスモータ30により回転駆動される可動ロッド42,43と一体に回転しているので、この可動ロッド42,43の回転を阻害しないように、図5Bに示すように、ガイドブロック46,47の内端から突出するブッシュ57をストッパー40,41に内装したスラストベアリング58により受け止めるように構成している。
【0018】
図2に示すように、第一駆動手段10のシリンダユニット11,12により両側可動体6,7をストッパー34,35及び40,41により制止される行程限まで接近移動させた状態において、第三駆動手段27の各ねじ送り機構28,29の可動ロッド42,43をパルスモータ30により正転駆動させることにより、中央可動体4に固定されている固定ロッド36,37側の雌ねじ孔31と螺軸部38,39との螺嵌により可動ロッド42,43が中央可動体4に接近する方向に螺進し、当該可動ロッド42,43と一体のストッパー40,41にシリンダユニット12の付勢力で当接している可動体7が、当該ストッパー40,41の移動に伴って中央可動体4に接近する方向に移動することになる。このときの可動体7の移動速度は、パルスモータ30の回転速度とねじ送り機構28,29におけるねじ嵌合部(雌ねじ孔31及び螺軸部38,39)のねじピッチによって決まる。可動体7を元の位置まで後退移動させるときは、各ねじ送り機構28,29の可動ロッド42,43をパルスモータ30により逆転駆動すれば良い。
【0019】
60は第四駆動手段であって、1本の回転軸61と2つの回転伝達具62,63、及びモータ64から構成されている。回転軸61は、スライドガイド手段1の一対の固定部材2a,2b間にガイドロッド3a,3bと平行に支承されて、中央可動体4と両側可動体6,7とを貫通し、その一端がプーリ65a,65bとベルト66を介してモータ64に連動連結されている。両側可動体6,7には、回転軸61に軸芯方向相対移動のみ可能に嵌合する受動体67,68が回転のみ可能に支承されている。回転伝達具62,63は、両側可動体6,7に軸受ユニット69,70を介してガイドロッド3a,3bと平行で且つ同心状態に支承された主軸71,72と同一可動体に支承されている受動体67,68とを連動連結させるもので、プーリ73a〜74bとベルト75,76とから構成されている。従って、モータ64により回転軸61を回転駆動することにより、その回転が、第一駆動手段10、第二駆動手段15及び第三駆動手段27による両側可動体6,7の移動に関係なく、受動体67,68と回転伝達具62,63とを介して各主軸71,72に伝達される。
【0020】
77は第五駆動手段である。図1及び図3に示すように、第二駆動手段15におけるクランク軸20を支承する軸受ユニット19は、その下側に突設された軸受部材19aにおいて、クランク軸20と平行な支軸78によりガイドロッド3a,3bと平行な方向に揺動可能に支持されている。しかして第五駆動手段77は、モータ79にプーリ80a,80bとベルト81を介して連動連結されたクランク軸82と、このクランク軸82により駆動されるクランクアーム83とから構成され、当該クランクアーム83が前記第二駆動手段15の軸受ユニット19にピン結合されている。なお、クランク軸82に対するクランクアーム82の偏心量は調整可能である。
【0021】
従って、クランク軸82に対するクランクアーム82の偏心量を僅少値とするとともに、モータ79によりクランク軸82を高速回転駆動させることにより、クランクアーム83を介して第二駆動手段15のクランク軸20をガイドロッド3a,3bと平行な方向に振動運動させることができる。このクランク軸20の振動運動により、第二駆動手段15で往復移動せしめられている可動体4,6,7がその往復移動方向と同方向に振動することになる。
【0022】
図1及び図2に示すように、両側可動体6,7の中間位置には、各主軸71,72と同心状態で筒状ワークWを位置決めするワークセット位置Pが設定されている。85はワークセット位置PへワークWを導入するシュートであり、86はワークセット位置Pから加工済みワークWを導出するシュートである。一方、主軸71,72には研削加工用軸杆90と拡径用軸杆91とが同心状に相対向するように取り付けられる。図6に示すように研削加工用軸杆90は、先端円柱状軸部の片側を斜めに切削して成る楔状先端部90aの外側円弧面に研削作用部(砥石用粉粒体を電着したり、砥石を接着するなどして形成される)92を設けるとともに、内側偏平面を拡径用被作用面93としたものである。また、拡径用軸杆91は、研削加工用軸杆90と同一の軸杆の楔状先端部91aの内側偏平面を拡径用作用面94としたものである。
【0023】
図1に示すように、両側可動体6,7が第一駆動手段10のシリンダユニット11,12により夫々中央可動体4に対し後退限位置まで離間している状態にあるとき、各主軸71,72に取り付けられた研削加工用軸杆90と拡径用軸杆91とは、その楔状先端部90a,91aがワークセット位置Pの左右両側に適当距離離れて位置する退避位置にある。なお、両軸杆90,91は、両者が接近移動したときに拡径用被作用面93と拡径用作用面94とが互いに当接し得る向きに主軸71,72に取り付けられる。
【0024】
上記のように両軸杆90,91が退避位置で待機している状態において、シュート85を利用して筒状ワークWをワークセット位置Pにセットしたならば、第一駆動手段10の両シリンダユニット11,12により両側可動体6,7を、図2に示すようにストッパー34,35及び41,41で制止される接近限位置まで中央可動体4に対し接近移動させる。この結果、両側可動体6,7に主軸71,72を介して支承されている軸杆90,91が図6Aに示すように互いに接近移動し、図6Bに示すように楔状先端部90a,91aが夫々筒状ワークWの被加工孔WH内に進入して、研削加工用軸杆90の拡径用被作用面93と拡径用軸杆91の拡径用作用面94とが互いに当接または接近する作用位置に達する。
【0025】
上記のように両軸杆90,91を作用位置まで接近移動させたならば、第二駆動手段15により両側可動体6,7を介して両軸杆90,91を一定ストロークSで筒状ワークWの被加工孔WHの軸芯方向に往復移動させるが、このときの往復動ストロークSは、図6C及び図6Dに示すように、この往復動により研削加工用軸杆90の研削作用部92が筒状ワークWの被加工孔WHの全域を研削し得るように前もって調整されている。第二駆動手段15の作動と同時に、第四駆動手段60及び第五駆動手段77を作動させ、主軸71,72を回転駆動させて両軸杆90,91を同一方向に同一速度で回転駆動するとともに、両側可動体6,7及び主軸71,72を介して両軸杆90,91をその移動方向に所定の振幅及び振動数で振動させる。さらに第三駆動手段27も同時に作動させ、一方の可動体7を他方の可動体6側へねじ送りさせる。
【0026】
この結果、図6C及び図6Dに示すように、両軸杆90,91の楔状先端部90a,91aが拡径用被作用面93と拡径用作用面94とにおいて互いに当接した状態で一体に回転しながらワークWの被加工孔WH内をその軸芯方向に振動を伴って往復移動し、同時に、拡径用被作用面93と拡径用作用面94との軸芯方向の相対的接近摺接運動により夫々拡径方向へ平行移動することになる。従って、図7にも示すように、研削加工用軸杆90の研削作用部92と拡径用軸杆91の楔状先端部91aの外側円弧面とがワークWの被加工孔WHの内周面に摺接する状態で、当該研削作用部92が被加工孔WHの内周面全域を、回転と軸芯方向の振動を伴う往復移動とによって研削加工することになる。
【0027】
第三駆動手段27による一方の可動体7(拡径用軸杆91)のねじ送り量が設定値に達して、研削される被加工孔WHの内径が所定の仕上がり寸法に達したならば、当該第三駆動手段27のパルスモータ30を逆転駆動して可動体7(拡径用軸杆91)を元の位置まで戻し、両軸杆90,91の先端部を縮径方向に平行移動復帰させるとともに、第二駆動手段15による両軸杆90,91の往復移動と第五駆動手段77による両軸杆の振動運動とを停止し、そして第一駆動手段10の両シリンダユニット11,12により両軸杆90,91を作用位置から退避位置に後退復帰させることにより、一連の研削工程が終了する。この後、加工済みワークWをワークセット位置Pからシュート86を介して搬出すれば良い。
【0028】
なお、図外の垂直上下方向のシュートなどによりシュート85上に供給されたワークWのワークセット位置Pへの供給や、ワークセット位置Pから加工済みワークWのシュート86上への排出は、シュート85の上手側に配設されたプッシャにより行わせることができる。また、ワークセット位置Pにセットされる筒状ワークWは、クランプ機構により回転不能に固定しても良いが、図8に示すように当該ワークWの軸芯の周りに回転駆動させるようにしても良い。図8に示す例では、ワークセット位置PにあるワークWを支持する遊転ローラ95と、昇降ガイドロッド96により昇降可能に支持され且つシリンダユニット97により昇降駆動される昇降台98と、この昇降台98に軸支された一対のワーク押さえ用駆動ローラ99a,99bと、昇降台98上に搭載されたモータ100と、このモータ100と一対のワーク押さえ用駆動ローラ99a,99bとを連動連結するギヤ101,102a,102bとから構成されている。
【0029】
シリンダユニット97により昇降台98を下降させて、モータ100により同一方向に同一速度で回転駆動される一対のワーク押さえ用駆動ローラ99a,99bを遊転ローラ95上のワークWに圧接することにより、当該ワークWをその軸芯の周りで摩擦回転駆動させるのであるが、このワークWの外周面と一対のワーク押さえ用駆動ローラ99a,99bの外周面との間の摩擦力を増大させるために、例えば一対のワーク押さえ用駆動ローラ99a,99bの外周面にダイヤモンド粉粒体などを接着させておくことができる。
【0030】
なお、本発明装置において使用する研削加工用軸杆90と拡径用軸杆91は、上記実施例のものに限定されない。例えば、図9に示すように両軸杆90,91の楔状先端部90a,91aにおける拡径用被作用面93と拡径用作用面94の中間位置夫々に軸芯と平行な面93a,94aを形成し、研削加工用軸杆90の楔状先端部90aの外側円弧面には、軸芯と平行な面93aの軸芯方向両端間において研削作用部92を形成して成るものが使用できる。
【0031】
図10に示す研削加工用軸杆90は、1本の線材をその軸芯位置で2分割して得た2つの断面半円形の棒状部材105a,105bを利用したもので、各棒状部材105a,105bの先端に、夫々の内側偏平面が相対向して間に楔状空隙106を形成するように楔状先端部107a,107bを連設し、これら両楔状先端部107a,107bの外側円弧面を研削作用部92に加工するとともに、両棒状部材105a,105bの内端部を取付け用軸体108に同心状に内嵌固着して成るものである。
【0032】
また、この研削加工用軸杆90と組み合わせられる拡径用軸杆91は、前記楔状空隙106に進入して両側の楔状先端部107a,107bを拡径方向に平行移動させる対称形の楔状先端部109を有する。この例では、楔状先端部107a,107bの内側偏平面が拡径被作用面93となり、楔状先端部109の対称両側偏平面が拡径作用面94となる。
【0033】
図11に示す研削加工用軸杆90は半割り状先端部110を有し、この半割り状先端部110の内側偏平面には軸芯方向に沿って角溝111が形成され、当該半割り状先端部110の内側に重なる若干小径の半割り状部材112は、軸杆90に外嵌してピン113により固着された円筒体114の内側に挿入された基部において、直径方向に貫通するピン115により当該軸杆90に半径方向に平行移動可能に取付けられ、さらにこの半割り状部材112の先端側内側には、内側ほど浅くなるように底面が傾斜した角溝116が軸芯方向に沿って形成されるとともに、この半割り状部材112の外側円弧面に研削作用部92が形成されている。
【0034】
また、この研削加工用軸杆90と組み合わせられる拡径用軸杆91は、互いに重なる半割り状先端部110と半割り状部材112の両角溝111,116によって形成される角形楔状空隙内に進入して、半割り状先端部110に対し半割り状部材112を半径方向外方へ平行移動させる角形楔状先端部117を有する。この例では、半割り状部材112の角溝116の偏平底面が拡径被作用面93となり、角形楔状先端部118の片側傾斜偏平面が拡径作用面94となる。
【0035】
図12に示す研削加工用軸杆90は、その円筒状先端部120の周方向複数箇所(図示例では3箇所)に軸芯方向に長いスリット状開口部121を設け、この各開口部121に遊嵌した遊動片122の外側面に研削作用部92を形成するとともに、当該遊動片122の内側に、軸杆先端より遠ざかるほど軸芯側に突出するように傾斜したナイフエッジ状の拡径用被作用面93を形成し、各遊動片122の軸杆先端側の端部外側に形成した周方向の溝123と、軸杆90の円筒状先端部120の各開口部121間の周面に形成した周方向の溝124とにわたって弾性材製のOリング125を嵌合させたものである。
【0036】
また、この研削加工用軸杆90と組み合わせられる拡径用軸杆91は、前記研削加工用軸杆90の円筒状先端部120の中央孔120aに挿入可能な円錐状先端部126を有し、この円錐状先端部126の周面が前記各遊動片122の拡径用被作用面93と同一角度で傾斜する拡径用作用面94を形成している。従って、当該円錐状先端部126が研削加工用軸杆90の円筒状先端部120における中央孔120aに進入することにより、拡径用作用面94が各遊動片122の拡径用被作用面93を外側へ押し出し、各遊動片122がOリング125の弾性力に抗して外側へ平行移動し、各遊動片122の研削作用部92の回転半径が漸増する。
【0037】
なお、研削加工用軸杆90と拡径用軸杆91との内、何れか一方には、ワークWの被加工孔WHが所定の内径に仕上がったことを検出するためのゲージを装着することができる。例えば、図12の仮想線で示すように、ワークWの被加工孔WHに進入する研削加工用軸杆90の円筒状先端部120の手前に、外径が仕上がり寸法に設定された円筒状ゲージ130を軸芯方向摺動可能に外嵌し、このゲージ130を円筒状ゲージ130の方へフランジ盤131を介して付勢するスプリング132を軸杆90に遊嵌しておく。
【0038】
ワークWの被加工孔WHが所定の内径に仕上がるまでは、軸杆90が第二駆動手段15によって前進移動するとき、円筒状先端部120はワークWの被加工孔WH内に進入し得るが、ゲージ130は被加工孔WH内に進入することができないのでワークWの手前に残り、フランジ盤131を介してスプリング132が圧縮される。被加工孔WHが仕上がり寸法まで研削されると、円筒状先端部120とともにゲージ130も被加工孔WH内に進入することになる。即ち、被加工孔WHが仕上がり寸法まで研削されると、フランジ盤131の前進限位置がワークW側へ移動することになる。
【0039】
従って、このフランジ盤131の前進限位置の移動を、例えばフランジ盤131と接触して回路が閉成する電路開閉用接点などにより検出するように構成することにより、ワークWの被加工孔WHが所定の仕上がり寸法になったことを自動的に検出させることができる。この被加工孔WHが所定の内径に仕上がったことを検出する機構は、先に説明した各種の研削加工用軸杆90と拡径用軸杆91との組み合わせにおいても、適用実施することができる。
【0040】
【発明の作用及び効果】
以上のように本発明のホーニング加工装置によれば、ワークセット位置(P) の両側に略同心状に配置され且つ当該ワークセット位置(P) に位置決めされたワーク(W) の被加工孔(WH)の軸芯方向に往復移動可能な一対の軸杆(90,91) は、第一駆動手段(10)によって、両軸杆(90,91) の先端部(90a,91a) がワークの被加工孔(WH)から離脱する退避位置とワークの被加工孔(WH)内に進入する作用位置とに切り換えることができるので、ワーク(W) をワークセット位置(P) にセットするとき、あるいは加工済みのワーク(W) を取り外すとき、当該ワーク(W) を軸杆移動経路に対し直角方向に移動させるだけで良く、ワークのローデング及びアンローデングを容易に行えるばかりでなく、内径の非常に小さなワークであっても、当該ワークのローデングに際してワークの端面を軸杆(90,91) の先端に衝突させて微小径の軸杆先端を損傷させる恐れもなくなる。
【0041】
しかも、各軸杆(90,91) の拡径用被作用面(93)と拡径用作用面(94)とを相対的に接近移動させて研削作用部(92)の回転半径を漸増させるための第三駆動手段(27)により、両軸杆(90,91) を退避位置と作用位置との間で接近離間移動させるのではなく、専用の第一駆動手段(10)を設けているので、両軸杆(90,91) を退避位置と作用位置との間で接近離間移動させるときの移動速度を高速にして、作業のサイクルタイムを早めることができる。
さらに、両軸杆 (90,91) を互いに略対称に接近離間移動させて、両軸杆 (90,91) の先端部 (90a,91a) をワークの被加工孔 (WH) から離脱した退避位置とワークの被加工孔 (WH) 内に進入した作用位置とに切り換える第一駆動手段 (10) を2つのシリンダユニット (11,12) のみで構成することができるので、装置全体を非常にシンプル且つ安価に実施することができる。
さらにまた、作用位置にある両軸杆 (90,91) をさらに相対的に接近移動させて、両軸杆 (90,91) の拡径用被作用面 (93) と拡径用作用面 (94) との摺接作用により一方の軸杆 (90) の研削作用部 (92) の回転半径を漸増させる第三駆動手段 (27) を、一方の可動体 (7) を受け止める可動ストッパー (40,41) と、この可動ストッパー (40,41) を軸杆移動方向に移動させるモータ駆動のねじ送り機構 (28,29) と、第一駆動手段 (10) の一方のシリンダユニット (12) とを利用して構成するのであるから、両軸杆 (90,91) を夫々接近方向にねじ送りしなければならない場合よりも、装置の構成がシンプルであり、安価に実施することができる。
【0042】
さらに請求項2に記載の構成によれば、両軸杆(90,91) を一体に往復移動させて、両軸杆(90,91) の先端部(90a,91a) をワークの被加工孔(WH)内で一体に往復移動させる第二駆動手段(15)を、1つの中央可動体(4) を往復移動させるモータ駆動のクランク機構(17)のみで構成することができるので、装置全体を非常にシンプル且つ安価に実施することができる。
【0044】
また、請求項に記載の構成によれば、両側可動体(6,7) に主軸を介して支承されている各軸杆(90,91) を、当該可動体(6,7) の移動に関係なく随時確実に回転駆動することができる。さらに請求項に記載の構成によれば、第五駆動手段(77)によって両軸杆(90,91) をその移動方向に振動させることができるので、単に第三駆動手段(27)によって両軸杆(90,91) の先端部をワークの被加工孔(WH)内で往復移動させている場合と比較して、研削加工時の抵抗が小さくなり、真円度を高めて高精度のホーニング加工が可能になる。
【0045】
上記のように第五駆動手段(77)を併用する場合、請求項に記載のように構成すれば、単に1つの軸受ユニット(19)を振動させる手段を使用すれば良く、装置の構成を複雑化せずに安価に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体を示す横断平面図である。
【図2】研削加工時の状態を示す装置要部の横断平面図である。
【図3】主として第二駆動手段を示す正面図である。
【図4】第三駆動手段のモータ部を示す一部縦断正面図である。
【図5】A図は第三駆動手段のねじ送り機構を示す縦断正面図であり、B図は可動ストッパーが作用状態にあるときの要部の拡大縦断正面図である。
【図6】A図〜D図はホーニング加工の手順を説明する要部の一部縦断正面図である。
【図7】ホーニング加工時のワーク内での両軸杆の状態を示す縦断側面図である。
【図8】ワークセット位置でのワーク位置決め駆動手段を示す一部縦断側面図である。
【図9】両軸杆の1番目の変形例を示す側面図である。
【図10】両軸杆の2番目の変形例を示す側面図である。
【図11】A図は両軸杆の3番目の変形例を示す一部縦断側面図であり、B図は研削加工用軸杆の先端部の拡大正面図であり、C図は拡径用軸杆の先端部の拡大正面図である。
【図12】A図は両軸杆の4番目の変形例を示す一部縦断側面図であり、B図は研削加工用軸杆の要部の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
3a ガイドロッド
3b ガイドロッド
4 中央可動体
6 両側可動体
7 両側可動体
10 第一駆動手段
11 シリンダユニット
12 シリンダユニット
15 第二駆動手段
16 往復動ロッド
17 クランク機構
19 軸受ユニット
20 クランク軸
22 クランクピン
23 クランクロッド
26 第二駆動手段のモータ
27 第三駆動手段
28 ねじ送り機構
29 ねじ送り機構
30 第三駆動手段のパルスモータ
34 ストッパー
35 ストッパー
36 固定ロッド
37 固定ロッド
38 螺軸部
39 螺軸部
40 ストッパー(可動ストッパー)
41 ストッパー(可動ストッパー)
42 可動ロッド
43 可動ロッド
60 第四駆動手段
61 回転軸
62 回転伝達具
63 回転伝達具
64 第四駆動手段のモータ
67 受動体
68 受動体
71 軸杆駆動用主軸
72 軸杆駆動用主軸
77 第五駆動手段
79 第五駆動手段のモータ
82 クランク軸
83 クランクアーム
90 研削加工用軸杆
90a 楔状先端部
91a 楔状先端部
92 研削作用部
93 拡径用被作用面
94 拡径用作用面
W ワーク
WH 被加工孔

Claims (5)

  1. ワークセット位置(P) の両側に略同心状に配置され且つ当該ワークセット位置(P) に位置決めされたワーク(W) の被加工孔(WH)の軸芯方向に往復移動可能な一対の軸杆(90,91)
    と、第一〜第四駆動手段(10,15,27,60) とを有し、
    一方の軸杆(90)は、その先端外側に研削作用部(92)を有するとともに、先端内側には拡径用被作用面(93)を有し、
    他方の軸杆(91)は、一方の軸杆(90)に対する相対的接近摺接移動により当該一方の軸杆(90)の拡径用被作用面(93)に作用して当該一方の軸杆(90)の研削作用部(92)の回転半径を漸増させる拡径用作用面(94)を先端部に有し、
    第一駆動手段(10)は、両軸杆(90,91) を互いに略対称に接近離間移動させて、両軸杆(90,91) の先端部(90a,91a) をワークの被加工孔(WH)から離脱した退避位置とワークの被加工孔(WH)内に進入した作用位置とに切り換え、
    第二駆動手段(15)は、両軸杆(90,91) を一体に往復移動させて、両軸杆(90,91) の先端部(90a,91a) をワークの被加工孔(WH)内で一体に往復移動させ、
    第三駆動手段(27)は、作用位置にある両軸杆(90,91) をさらに相対的に接近移動させて、両軸杆(90,91) の拡径用被作用面(93)と拡径用作用面(94)との摺接作用により一方の軸杆(90)の研削作用部(92)の回転半径を漸増させ、
    第四駆動手段(60)は、両軸杆(90,91) を同一方向に同一速度で回転駆動する
    ホーニング加工装置であって、
    各軸杆 (90,91) を回転可能に支承する一対の両側可動体 (6,7) と、この両側可動体の中間で軸杆移動方向に往復移動可能な中央可動体 (4) とを有し、
    第一駆動手段 (10) は、中央可動体 (4) と一対の両側可動体 (6,7) とを各別に連結する2つのシリンダユニット (11,12) を有し、
    第三駆動手段 (27) は、両軸杆 (90,91) が作用位置に達したときに両側可動体 (6,7) の一方を受け止める可動ストッパー (40,41) と、この可動ストッパー (40,41) を軸杆移動方向に移動させるモータ駆動のねじ送り機構 (28,29) とを有し、可動ストッパー (40,41) の逃げ移動に伴い一方のシリンダユニット (12) の付勢力で両側可動体 (6,7) の一方が中央可動体 (4) 側へ移動する
    ホーニング加工装置。
  2. 第二駆動手段(15)は、中央可動体(4) に連動連結されたモータ駆動のクランク機構(17)を有する
    請求項1に記載のホーニング加工装置。
  3. 第四駆動手段(60)は、軸杆移動方向と平行なモータ駆動の1本の回転軸(61)と、この回転軸(61)に軸芯方向相対移動のみ可能に嵌合し且つ両側可動体(6,7) の夫々に回転のみ可能に支承された受動体(67,68) と、両側可動体(6,7) の夫々に回転のみ可能に支承された軸杆駆動用主軸(71,72) と、同一可動体に支承されている受動体(67,68) と主軸(71,72)とを互いに連動連結させる回転伝達具(62,63) とを有する
    請求項1又は2に記載のホーニング加工装置。
  4. 両軸杆(90,91) をその移動方向に振動させる第五駆動手段(77)を有する
    請求項1〜3の何れかに記載のホーニング加工装置。
  5. 第五駆動手段(77)は、前記クランク機構(17)のクランク軸(20)を支承する軸受ユニット(19)を軸杆移動方向に振動させる
    請求項4に記載のホーニング加工装置。
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