JP3557471B2 - 軸状部品の熱処理用治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸状部品の熱処理用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばスプール弁のスプールのような軸状部品を熱処理する場合は、処理品を横にしてセットすると熱処理時に曲りが生じる。そこで従来は、例えば図11に示すように、外枠に金網を溶接して構成した籠状の治具に複数の軸状部品を縦方向に並べてセットして熱処理しているのが一般的である。
【0003】
即ち、従来の熱処理用治具は、図11に示すように、上側外枠aと下側外枠bと支柱cとからなる外枠に、目の細かい底金網dと比較的大きな升目に織られた上側金網e及び下側金網fを溶接にて張設して構成される。そして、複数の軸状部品gが上側金網eと下側金網fの升目のなかで倒れないように、且つ隣り合う軸状部品同士が接触しないように支持された状態で、底金網dの上に立ててセットされるものである。
【0004】
このように、複数の軸状部品gが底金網d及び上下の金網e,fで縦方向に支持された状態で熱処理されることにより、各軸状部品に焼入油や雰囲気ガス等がほぼ均一に流れ、ムラなく熱処理加工ができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の熱処理用治具は升目に織られた上側金網eと下側金網fとの上下2箇所で軸状部品gを倒れないように支持する構成を採っているので、ムラなく熱処理加工ができるものであるが、例えばスプール弁のスプールのように小径軸部と大径部との段差部を有する軸状部品の場合は、升目状に織られた金網(主として上側金網e)に上記段差部が干渉することがある。
【0006】
特に、図12に示すように、軸状部品gの大径部が金網eの下に入り込み、該大径部の上側段部g′が金網eに近接対向した状態若しくは接触した状態でセットされると、熱処理時の軸状部品gと治具の構成素材(通常ステンレス材)との熱膨張差により、大径部の上側段部g′と金網eとが干渉し、軸状部品gの長手方向にストレスがかかり、製品精度に問題が生じたり、製品に曲りが発生することがある、という課題を有している。
【0007】
軸状部品gの大径部の段部g′に干渉しないよう金網eとfの高さを決定しようとしても、スプール弁のスプールは種類によって段差g′の位置がそれぞれ異なるので、すべての種類のスプール弁に対応できるよう金網e,fの高さを設定することはほとんど不可能である。
【0008】
本発明は上記のような従来の課題を解決することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、側方に開放する切欠部をもった複数個の筒形状の仕切り室を複数の板材の組合せにより並列に形成し、これを外枠内に配置固定し、該外枠の下部に上記複数個の仕切り室の底部となる底金網を固着して軸状部品の熱処理用治具を構成したものである。
【0010】
上記のように構成した熱処理用治具の複数の仕切り室内に熱処理すべき軸状部品を立てた状態でそれぞれ挿込みセットして熱処理を行うようにしたことにより、治具が軸状部品の熱膨張を邪魔するようなことは皆無となり、軸状部品への熱膨張時の負荷をほとんどゼロとすることができ、軸状部品の曲り変形等の虞れは全くなくなり、製品の精度向上をはかり得る。
【0011】
また、各仕切り室は切欠部にて側方に開放されており、且つ底部は底金網で構成されているから、軸状部品への焼入油,雰囲気ガス等の流れはほぼ均一となり、熱処理がムラなく確実に行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に付き、図面を参照して説明する。
【0013】
図1及び図2は本発明の第1の実施例を示すもので、図1,2において、1は本発明にかかる熱処理用の治具である。該熱処理用の治具1は、外枠2と、該外枠2内を縦横に仕切り所定の高さをもった複数の仕切り室4を並列的に形成する板材3と、該複数の仕切り室4の底部を形成する細かい底金網5とから構成される。
【0014】
外枠2は、上側外枠21と下側外枠22と支柱23とを溶接して構成される。24は吊り手兼積重ストッパであり、外枠2の適所に溶接にて固着される。
【0015】
仕切り室4を形成する板材3は、第1板材31と第2板材32とからなる。第1板材31は、図2(A)に示すように、上縁から下方に向けて所定深さの切欠部31aを所定間隔をもって複数個所に形成すると共に、該切欠部31aの底辺の中央に切り込み部31bを形成した構造に構成される。第2板材32は、図2(B)に示すように、第1板材31の切欠部31aと同じ切欠部32aを所定間隔をもって複数箇所に形成すると共に、該切欠部32aの底辺中央に対向する下縁位置に切り込み部32bを形成した構造に構成される。そして、第1板材31と第2板材32とを互いの切欠部31a,32a部で交差させ互いの切り込み部31b,32bで嵌合させて井桁状に組合せることにより、図2(C)に示すように、四隅部が切欠部31a,32aで側方に開放したほぼ四角筒状の仕切り室4が形成される。
【0016】
上記仕切り室4の縦横の内寸法は、軸状部品であるスプールの大径部が多少の余裕をもって挿込まれる程度の大きさとし、仕切り室4の高さは、挿し込まれたスプールが立ったままで安定に保持され得る程度の寸法に適宜設定される。
【0017】
上記のようにして第1板材31と第2板材32とを井桁状に組合せて複数の仕切り室4を形成したものを、上記外枠2内に配置して溶接等にて固着し、外枠2の下側外枠22下部に底金網5を溶接等により固着して各仕切り室4の底部とすることにより軸状部品の熱処理用治具1が構成される。
【0018】
図1(D)に示すように、上記治具1の各仕切り室4に軸状部品であるスプール弁のスプール10を立てた状態で挿込みセットして熱処理加工を行うが、スプール10は板材を井桁状に組合せて形成したほぼ四角筒状の仕切り室4内に挿込まれただけの状態で、スプール10の段部の位置にかかわりなく、治具1がスプール10の熱膨張を邪魔するようなことは皆無であり、熱処理加工部品(スプール10)への熱膨張時の負荷をほとんどゼロとすることができ、熱処理加工部品の曲り変形等の虞れは全くなくなり、製品の高精度を確保し得る。
【0019】
また、各仕切り室4の四隅部は切欠部にて側方に開放されており、且つ底部は底金網5であるから、熱処理加工部品(スプール10)への焼入油,雰囲気ガス等の流れはほぼ均一となり、熱処理加工がムラなく確実に行われる。
【0020】
上記図1及び図2に示す第1実施例では、第1板材31と第2板材32とを井桁状に組合せてほぼ正四角筒形状の仕切り室4を形成した例を示しているが、仕切り室4の形成手段及び平面形状は上記第1実施例に限らず、本発明の目的の範囲内にて任意の形成手段及び平面形状を採用し得る。そのいくつかの平面形状例を図3〜図10に示す。
【0021】
図3及び図4は、本発明の第2及び第3の実施例を示すものであり、平面視にてクランク状に折曲形成したクランク状板材33を複数用い、これら複数のクランク状板材33を平行に組合せてほぼ四角筒状の仕切り室4を形成した例を示しており、図3はクランク状曲げ開口部を広くした例,図4はクランク状曲げ開口部を狭くした例をそれぞれ示している。この図3及び図4の実施例において、図では明瞭には示していないが、クランク状板材33の折曲角部あるいは各面部等には上縁から下方に向けて所定深さの切欠部が設けられており、折曲角部の切欠部が設けられていない下縁付近において隣り合うクランク状板材33同士を突き合わせ溶接等にて固着することにより、四隅部あるいは各面部が切欠部にて側方に開放したほぼ四角筒状の仕切り室4が形成されるものである。
【0022】
図5は本発明の第4の実施例を示すもので、平面視でクランク状に折曲形成したクランク状板材33を複数用い、互いの頂辺同士を背中合わせに接合させて組合せ溶接等で固着することにより、ほぼ四角筒状の仕切り室4を形成した例を示している。この例においても、図では示していないが、例えば各クランク状板材33の折曲角部あるいは各面部等に上縁から下向きに所定深さの切欠部が設けてあり、これにより切欠部にて四隅部あるいは各面部が側方に開放したほぼ四角筒状の仕切り室4が形成されるものである。
【0023】
図6は本発明の第5の実施例を示すもので、この例では第1実施例と同様に、第1板材31と第2板材32とを井桁状に組合せてほぼ菱形筒状の仕切り室4を形成した例を示している。この例の場合は、第1板材31と第2板材32とに、図2の(A)と(B)に示すものと同様の、切欠部31a,32aと切り込み部31b,32bをそれぞれ設け、第1板材31と第2板材32とを互いの切欠部31a,32a部で交差させ互いの切り込み部31b,32bで嵌合させて井桁状に組合せることにより、四隅部が切欠部31a,32aで側方に開放したほぼ菱形筒状の仕切り室4が形成されるものである。
【0024】
図7は本発明の第6の実施例を示すもので、図6に示すほぼ菱形筒状の仕切り室を形成する第1板材31と第2板材との交差部を通るように第3板材34を組合せ、これらを溶接等で固着することにより、ほぼ三角筒状の仕切り室4を形成した例を示している。この場合も、各板材31,32及び34に適宜切欠部を設けておくことにより、切欠部にて側方に開放した仕切り室4を形成するものである。
【0025】
図8は本発明の第7の実施例を示すもので、平面視にて波形状に形成した波状板材35と平面視で直線状の直線状板材36とを組合せ、これらを溶接等で固着して仕切り室4を形成した例を示している。
【0026】
図9は本発明の第8の実施例を示すもので、平面視にて波形状に形成した波状板材35を複数用い、波形状の頂点部を突き合わせ溶接等にて固着することにより、仕切り室4を形成した例を示している。
【0027】
図10は本発明の第9の実施例を示すもので、平面視で波形状に形成した波状板材35を複数用い、波形状の頂点同士を突き合わせると共に、その頂点同士の突き合わせ部を通る平面視で直線状の直線状板材36を組合せ、これらを溶接等で固着することにより、仕切り室4を形成した例を示している。
【0028】
上記図8〜図10の各実施例においても、図では示していないが、波状板材及び直線状板材に適宜切欠部を設けておくことにより、切欠部で側方に開放した仕切り室4を形成するものである。
【0029】
また、図3〜図10の各実施例において、仕切り室4を形成する板材以外の構成は、図1及び図2に示す第1実施例のものと同じである。即ち、図3〜図10の各実施例において、仕切り室4を形成した板材の組合せ結合体は、図1に示すものと同様に、外枠2内に配置されて溶接等で固着され、該外枠2の下部に底金網5を固着して該底金網5で仕切り室4の底部を構成することにより、例えばスプール弁のスプール10のような軸状部品の熱処理用治具1が構成されるものである。
【0030】
図3〜図10の実施例にて構成された軸状部品の熱処理用治具においても、図1及び図2のものと同じ作用,効果を奏し得ることはいうまでもない。
【0031】
尚、本発明の治具は、任意の長尺物の熱処理用治具として適用可能であるが、特にスプール弁のスプールのように高い精度を要求される軸状部品の熱処理用治具として非常に効果的である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、軸状部品の熱処理加工において、軸状部品の熱膨張を治具が邪魔することは皆無となり、軸状部品への熱膨張時の負荷をほぼゼロとすることができ、熱処理時の軸状部品の曲り変形の防止及び製品精度の向上等をはかることができるもので、構成が簡単でコストが比較的低廉なることと相俟って、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図で、(A)は治具の平面図、(B)は一部を切欠いて示す正面図、(C)は一部を切欠いて示す側面図、(D)は治具に軸状部品をセットした状態を示す要部縦断面図である。
【図2】(A)は図1に示す治具の第1板材の正面図、(B)は図1に示す治具の第2板材を示す正面図、(C)は第1板材と第2板材とを井桁状に組合せて形成した仕切り室の1つを示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図6】本発明の第5の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図7】本発明の第6の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図8】本発明の第7の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図9】本発明の第8の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図10】本発明の第9の実施例を示すもので、板材にて形成される仕切り室の概略を説明する平面説明図である。
【図11】従来の軸状部品の熱処理用治具の一例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
【図12】従来の熱処理用治具に軸状部品をセットした状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 治具
2 外枠
3 板材
4 仕切り室
5 底金網
10 スプール
21 上側外枠
22 下側外枠
23 支柱
31 第1板材
31a 切欠部
31b 切り込み部
32 第2板材
32a 切欠部
32b 切り込み部
33 クランク状板材
34 第3板材
35 波状板材
36 直線状板材

Claims (8)

  1. 側方に開放する切欠部をもった複数個の筒形状の仕切り室を複数の板材の組合せにより並列に形成し、これを外枠内に配置固定し、該外枠の下部に上記複数個の仕切り室の底部となる底金網を固着して構成した治具であって、該治具の各仕切り室内に熱処理すべき軸状部品を立てた状態で挿込みセットして熱処理を行うようにしたことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
  2. 請求項1に記載の軸状部品の熱処理用治具において、仕切り室を形成する板材は、上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を所定間隔をもって複数個所に形成すると共に該切欠部の底辺中央に下向きの切り込み部を設けた第1板材と、上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を所定間隔をもって複数箇所に形成すると共に該切欠部の底辺中央に対向する下縁位置に上向きの切り込み部を設けた第2板材とからなり、該第1板材と第2板材とを互いの切欠部で交差させ互いの切り込み部で嵌合させて井桁状に組合せることにより、四隅部が切欠部で側方に開放した四角筒状の仕切り室を複数個形成したことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
  3. 請求項1に記載の軸状部品の熱処理用治具において、仕切り室を形成する板材は、平面視でクランク状に折曲形成されると共に上縁から下方に向けて所定深さの切欠部が設けられたクランク状板材であり、複数の該クランク状板材を組合せることにより、切欠部にて側方に開放した四角筒状の仕切り室を複数個形成したことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
  4. 請求項1に記載の軸状部品の熱処理用治具において、仕切り室を形成する板材は、それぞれ上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を所定間隔をもって複数個所に形成すると共に該切欠部の底辺中央に下向きの切り込み部を設けた第1板材と、上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を所定間隔をもって複数箇所に形成すると共に該切欠部の底辺中央に対向する下縁位置に上向きの切り込み部を設けた第2板材とからなり、該第1板材と第2板材とを互いの切欠部で斜めに交差させて互いの切り込み部で嵌合させて井桁状に組合せることにより、四隅部が切欠部で側方に開放した菱形筒状の仕切り室を複数個形成したことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
  5. 請求項1に記載の軸状部品の熱処理用治具において、仕切り室を形成する板材は、
    上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を所定間隔をもって複数個所に形成すると共に該切欠部の底辺中央に下向きの切り込み部を設けた第1板材と、
    上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を所定間隔をもって複数箇所に形成すると共に該切欠部の底辺中央に対向する下縁位置に上向きの切り込み部を設けた第2板材と、
    所定深さの切り込み部を所定間隔をもって複数箇所に設けた第3板材とからなり、
    該第1板材と第2板材とを互いの切欠部で斜めに交差させると共に、
    第1板材と第2板材との交差部を通るように第3板材を組合せることにより、切欠部にて側方に開放した三角筒状の仕切り室を複数個形成したことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
  6. 請求項1に記載の軸状部品の熱処理用治具において、仕切り室を形成する板材は、平面視にて波形状に形成されると共に上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を複数箇所に形成した波状板材と、平面視で直線状をなし上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を複数箇所に形成した直線状板材とからなり、上記波状板材の頂点部を結ぶように直線状板材を接合組合せて固着することにより、切欠部にて側方に開放した筒状の仕切り室を複数個形成したことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
  7. 請求項1に記載の軸状部品の熱処理用治具において、仕切り室を形成する板材は、平面視にて波形状に形成されると共に上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を複数箇所に形成した波状板材であり、複数の該波状板材を互いの頂点部を突き合わせ固着することにより、切欠部にて側方に開放した筒状の仕切り室を複数個形成したことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
  8. 請求項1に記載の軸状部品の熱処理用治具において、仕切り室を形成する板材は、平面視にて波形状に形成されると共に上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を複数箇所に形成した波状板材と、平面視で直線状をなし上縁から下方に向けて所定深さの切欠部を複数箇所に形成した直線状板材とからなり、複数の波状板材を互いの頂点部を突き合わせると共に、その頂点同士の突き合わせ部を通るように直線状板材を組合せ、これらを溶接等で固着することにより切欠部にて側方に開放した筒状の仕切り室を複数個形成したことを特徴とする軸状部品の熱処理用治具。
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