JP3557049B2 - 住所読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえば郵便物の住所を読取る住所読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、郵便物の住所を住所読取装置で読取り、この読取った住所に基づき郵便物を区分処理する区分装置が実用化されている。
このような住所読取装置では、住所辞書を用いた認識装置により、住所認識を行っている。
【0003】
これまでは、1つの区分装置における住所読取装置内の認識装置では、その区分装置が設置される1局分の住所認識を行えば良く、必要とされる住所辞書の容量も限られている。このため、認識装置内に住所辞書を所持することが十分可能であり、コスト的にも見合ったものである。
【0004】
従来は、1台の区分装置内の住所読取装置で処理すべき住所範囲は限られたものであったが、今後郵便番号制度の改革に伴い、1台の区分装置内の住所読取装置で処理すべき住所範囲は大きくなる。場合によっては日本全国を読み取り範囲とする事が要求される。また、1台の区分装置内の読取装置の処理速度の向上のために、複数の認識装置を用意し、それぞれ別々の郵便物の住所の認識を同時に行うものが提案されている。
【0005】
このような複数の認識装置を用いた住所読取装置では、住所辞書が小さい場合は、問題は生じないが、住所辞書が大きくなった場合に、各々の認識装置に大容量の住所辞書を所持するため、各認識装置で所持できる住所辞書の大きさに制限が生じ、読取り可能な住所範囲が限られてしまうという問題点がある。
また、各認識装置の住所辞書用メモリのコストが高くなるという問題点が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、複数の認識装置を用いた住所読取装置において、住所辞書が小さい場合は、問題は生じないが、住所辞書が大きくなった場合に、各々の認識装置に大容量の住所辞書を所持するため、各認識装置で所持できる住所辞書の大きさに制限が生じ、読取り可能な住所範囲が限られてしまい、しかも各認識装置の住所辞書用メモリのコストが高くなってしまうという欠点を除去するもので、複数の認識装置を用いたものにおいて、認識装置内に大容量のメモリを搭載する必要が無く、安価な大容量メモリを外部装置に持たせることができ、また複数の認識装置で外部装置を共有することにより、大容量の外部住所メモリを共有化してコストを抑制でき、また外部メモリは安価な大容量メモリとすることができ、住所読み取り範囲に応じて容量を増加させればよく、メモリ容量の制限による読み取り範囲の制限が無い住所読取装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の住所読取装置は、郵便物上の画像の読取データにより住所情報内の宛名を認識する認識装置と、この認識装置と接続されて上記住所内の街区数字に対応する宛先コードを記憶している街区辞書記憶部を有する外部装置とからなるものにおいて、上記認識装置が、上記画像の読取データから郵便番号と町名と街区数字とからなる住所、あるいは郵便番号と町名と街区数字と大口名とからなる住所の各文字を認識する認識手段と、上記町名に対応した上記街区辞書記憶部のアドレスが記憶されている町名辞書記憶部と、上記認識手段により認識した郵便番号から、一致する町名を出力し、この出力された町名に対する上記街区辞書記憶部のアドレスを上記町名辞書記憶部から読出す第1の読出手段と、この第1の読出手段により読出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字、あるいは上記第1の読出手段により読み出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字と大口名とを送信する第1の送信手段とから構成され、上記外部装置が、上記街区数字および大口名に対応する宛先コードと、上記街区数字および大口名に対応する郵便番号とが記憶されている街区辞書記憶部と、上記認識装置から送信された街区辞書記憶部のアドレスと街区数字、あるいは上記街区辞書記憶部のアドレスと街区数字と大口名とにより、対応する街区数字の宛先コードおよび街区数字に対応する郵便番号を上記街区辞書記憶部から読出し、上記街区辞書記憶部に記憶されている街区数字が複数存在する場合には対応する大口名の宛先コードおよび大口名に対応する郵便番号を読出す第2の読出手段と、この第2の読出手段により読出された宛先コードおよび郵便番号を上記認識装置へ送信する第2の送信手段とから構成される。
【0008】
この発明の住所読取装置は、郵便物上の画像の読取データにより住所情報内の宛名を認識する複数の認識装置と、この認識装置と接続されて上記住所内の街区数字に対応する宛先コードを記憶している街区辞書記憶部を有する1つの外部装置とからなるものにおいて、上記認識装置が、上記画像の読取データから郵便番号と町名と街区数字とからなる住所、あるいは郵便番号と町名と街区数字と大口名とからなる住所の各文字を認識する認識手段と、上記町名に対応した上記街区辞書記憶部のアドレスが記憶されている町名辞書記憶部と、上記認識手段により認識した郵便番号から、一致する町名を出力し、この出力された町名に対する上記街区辞書記憶部のアドレスを上記町名辞書記憶部から読出す第1の読出手段と、この第1の読出手段により読出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字、あるいは上記第1の読出手段により読み出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字と大口名とを送信する第1の送信手段とから構成され、上記外部装置が、上記街区数字および大口名に対応する宛先コードと、上記街区数字および大口名に対応する郵便番号とが記憶されている街区辞書記憶部と、上記認識装置から送信された街区辞書記憶部のアドレスと街区数字、あるいは上記街区辞書記憶部のアドレスと街区数字と大口名とにより、対応する街区数字の宛先コードおよび街区数字に対応する郵便番号を上記街区辞書記憶部から読出し、上記街区辞書記憶部に記憶されている街区数字が複数存在する場合には対応する大口名の宛先コードおよび大口名に対応する郵便番号を読出す第2の読出手段と、この第2の読出手段により読出された宛先コードおよび郵便番号を上記認識装置へ送信する第2の送信手段とから構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、この発明の住所読取装置を内蔵する郵便物区分装置1を示し、図2は、図1の郵便物区分装置1の制御回路の構成を示すものである。
【0014】
図1に示すように、郵便物区分装置1は、第1面に郵便番号や宛名住所などの住所情報としての宛先情報(区分情報)が書き込まれ、或いは印刷された紙葉類としての複数の郵便物をこの第1面が同一方向を向くように後端を揃えて立位で収容するとともにこれらの郵便物を所定の取出位置へ順次供給する供給部2を備えている。郵便物の取出位置には、供給部2にて供給された郵便物を主搬送路3に沿って一通づつ取出す取出部4が配設されている。尚、供給部2内に収容された郵便物は、取出位置に供給された際に郵便番号が上方に位置し且つ第1面が取出部4に向うように整列して配置されている。
【0015】
供給部2を介して投入される郵便物には、図3に示すようにその第1面に宛先情報に対応した文字情報(郵便番号、住所、宛名等)が記載されている。
取出部4にて取出された郵便物は、一定速度で走行する搬送ベルトを有する主搬送路3を介して搬送される。主搬送路3上には、郵便物に異物が含まれている場合にその異物を検知するとともに郵便物自体の硬さを検知する異物・硬さ検知部5が設けられている。異物・硬さ検知部5の下流側で主搬送路3から分岐された搬送路上には、異物・硬さ検知部5の検知により機械処理が不可能と判断された郵便物を排除する排除集積部5aが設けられている。
【0016】
異物・硬さ検知部5の下流側の主搬送路3上には、郵便物の住所画像に基づいて宛先情報を読取り、区分集積部14における郵便物の区分先、即ち区分ポケット15を指定する住所読取装置31が設けられている。
【0017】
住所読取装置31の下流側の主搬送路3の終端には、郵便物を所定の区分ポケット(区分先)へ区分して集積する区分集積部14(区分集積手段)が接続されている。尚、区分先とは、郵便物が区分集積される区分ポケットの位置を言う。
【0018】
区分集積部14は、複数の段および複数の列に区画された複数の区分ポケット15を有している。たとえば、8段25列の200個の区分ポケット15、…により構成されている。各区分ポケット15の上方には、各々区分ゲート(図示しない)が設けられており、これらの区分ゲートを選択的に切換えることにより郵便物が所定の区分ポケット15に区分されるようになっている。なお、この区分は後述する制御部30にて指示される。
【0019】
図1において、各区分ポケット15は、左端部の列の上から順にポケット番号がシリアルに付与されている。たとえば、1列目の各区分ポケット15、…に対して区分ポケットNo.1〜8が付与され、2列目の各区分ポケット15、…に対して区分ポケットNo.9〜16が付与され、同様に3列目以降もポケット番号が付与されている。
【0020】
図1において、区分集積部14に向う主搬送路3の終端近くには、区分集積部14の各段パス部16に対応した複数の切換ゲート18が設けられ、各切換ゲート18を選択的に切換えることにより、主搬送路3が各段パス部16を通じて複数の段のうちいずれかに選択的に接続されるようになっている。
【0021】
更に、郵便物区分装置1の図中左側前面には係員による各種入力操作が成される操作パネル25が設けられ、郵便物区分装置1の図中右側には郵便物区分装置1の区分動作を制御する制御部30が設けられている。
【0022】
上記住所読取装置31は、図2、図6に示すように、複数(たとえば16個)の認識装置51a、51b、…と、これらの認識装置51a、51b、…と共通に接続されている外部装置としての街区認識部(下位階層住所認識部)52から構成されている。
【0023】
上記認識装置51a(51b、…)は、郵便物の住所情報に対応する区分指定データを認識結果として出力するものであり、図6に示すように、画像入力部61、文字検切部62、文字認識部63、町域住所認識部(上位階層住所認識部)64、答え編集部65により構成されている。
【0024】
画像入力部61は、宛先情報が記録された郵便物の第1面の画像(住所画像)を読取るために第1面を光学的に走査するものであり、その読取り画像は文字検切部62へ供給される。
【0025】
文字検切部62は、画像入力部61から供給される画像データから住所情報が記載されている行を検出し、その行の文字を1文字ずつ検出切出しするものであり、1文字ずつの文字パターンは正規化されて文字認識部63へ供給される。
【0026】
文字認識部63は、文字検切部62から供給される1文字ずつの文字パターンを辞書63a内の英字、数字、漢字に対する基準パターンとのマッチング法などによって文字を認識するものであり、この認識結果は町域住所認識部64へ供給される。
【0027】
町域住所認識部64は、文字認識部63から供給される認識文字に対して郵便番号を認識し、この認識した郵便番号に対応して住所辞書64aから読出される住所により町域住所としての町名、番地(柳町1〜70番地、日進町1〜4丁目、曙町1〜70番地等)を認識し、この認識した町域住所に対応して記憶されている街区ポインタと町域住所以降の文字認識部63から供給される認識文字列とからなる転送データ列を上記街区認識部52へ送信するものであり、この転送データ列の送信に応答して上記街区認識部52から返送されてくる住所認識結果としての7桁の郵便番号と宛先コードが答え編集部65へ供給される。
【0028】
上記転送データ列は、たとえば、図4に示すように、街区ポインタと柳町以降の住所辞書と未照合の文字識別結果(7、0、番、地、○、芝、柳、町、工、場)により構成されている。
【0029】
上記町域住所辞書64aは、図5の(a)に示すように、町名(町域文字列)、丁目、番地(各々の町域文字列に対応した街区範囲)に対応して、街区ポインタ(後述する街区辞書52aのアドレス)が記憶されている町域テーブル列からなり、たとえば、町名「柳町」、番地「1〜70番地」に対して街区ポインタ「0000h」が記憶されるようになっている。
【0030】
答え編集部65は、町域住所認識部64からの住所認識結果としての7桁の郵便番号と宛先コードにより決定される区分指定データ(区分ポケット15を指定する)を、制御部30を介して区分集積部14へ出力するようになっている。
【0031】
上記街区認識部52は、上記認識装置51a(51b、…)の町域住所認識部64から供給される転送データ列としての街区ポインタと町域以降の認識文字列と、街区辞書52aの街区ポインタ(アドレス)に基づいた記録内容とを比較し、一致する街区に対応する7桁の郵便番号と宛先コードとを転送データ列が供給された上記認識装置51a(51b、…)の町域住所認識部64へ返送するようになっている。
【0032】
上記街区辞書52aは、図5の(b)に示すように、1丁目、2丁目、70番地等の街区数字と大口名に対応して、7桁の郵便番号と宛先コードとが記憶されており、たとえば、アドレス「0000h」に番地「0番地」、郵便番号「210−0000」、宛先コード「0000」が記憶され、アドレス「0001h」に番地「1番地」、郵便番号「210−0001」、宛先コード「0001」が記憶され、…アドレス「01ACh」に番地「70番地」、大口名「○芝柳町工場」、郵便番号「210−0022」、宛先コード「0000」が記憶されるようになっている。
【0033】
したがって、上記街区認識部52は、上記認識装置51a(51b、…)の町域住所認識部64から供給される転送データ列を受信すると、直ちに街区辞書52aと転送データ列との照合処理を開始する。この例では、転送データ列より柳町の街区テーブルポインタにより、街区辞書52aの照合範囲がわかる。この照合範囲のなかで、柳町以降の識別文字列(7、0、番、地、○、芝、柳、町、工、場)との照合を行う。この例ではまず70番地の文字列より、70番地が照合される。この例では70番地のテーブルが複数存在するので、次の文字列である東芝柳町工場と照合し、一致するテーブルより照合結果である7桁の郵便番号210−0022と宛先コード0000を得る。
【0034】
次に、上述した郵便物区分装置1における郵便物の区分動作について図7に示すフローチャートを用いて説明する。
すなわち、供給が開始されると、供給部2にて取出位置に供給された郵便物が取出部4にて主搬送路3上に一葉づつ取出される(ステップ1)。取出された郵便物は、異物・硬さ検知部5にて機械処理が可能であるか否かが判断され(ステップ2)、ここで機械処理が不可能であることが判断された郵便物は、排除搬送路3bを介して排除集積部5aへ排除され(ステップ3)、その後、排除郵便物手処理エリア(図示せず)へ移送される(ステップ4)。
【0035】
一方、異物・硬さ検知部5にて機械処理が可能であることが判断された郵便物は、主搬送路3を介してそのまま搬送され、住所読取装置31へ供給される(ステップ5)。
【0036】
住所読取装置31に供給された郵便物は、たとえば認識装置51aの画像入力部61にて第1面が光学的に走査されて住所画像が読取られる(ステップ6)。そして、画像入力部61にて読取られた住所画像は文字検切部62へ供給される。
【0037】
文字検切部62は、画像入力部61から供給される画像データから住所情報が記載されている行を検出し、その行の文字を1文字ずつ検出切出し、1文字ずつの文字パターンが正規化されて文字認識部63へ供給される(ステップ7)。
【0038】
文字認識部63は、文字検切部62から供給される1文字ずつの文字パターンを辞書63a内の英字、数字、漢字に対する基準パターンとのマッチング法などによって文字を認識し、この認識結果が町域住所認識部64へ供給される(ステップ8)。
【0039】
町域住所認識部64は、文字認識部63から供給される認識文字に対して郵便番号を認識し、この認識した郵便番号に対応して住所辞書64aから読出される住所により町域住所としての町名、番地(柳町1〜70番地、日進町1〜4丁目、曙町1〜70番地等)を認識し、この認識した町域住所に対応して記憶されている街区ポインタと町域住所以降の文字認識部63から供給される認識文字列とからなる転送データ列を上記街区認識部52へ送信する(ステップ9)。
【0040】
街区認識部52は、上記認識装置51a(51b、…)から供給される転送データ列としての街区ポインタと町域以降の認識文字列と、街区辞書52aの街区ポインタ(アドレス)に基づいた記録内容とを比較し、一致する街区に対応する7桁の郵便番号と宛先コードとを転送データ列が供給された上記認識装置51aの町域住所認識部64へ返送する(ステップ10)
町域住所認識部64はこの転送データ列の送信に応答して上記街区認識部52から返送されてくる住所認識結果としての7桁の郵便番号と宛先コードを答え編集部65へ供給する(ステップ11)。
【0041】
答え編集部65は、町域住所認識部64からの住所認識結果としての7桁の郵便番号と宛先コードにより決定される区分指定データ(区分ポケット15を指定する)が、制御部30を介して区分集積部14へ出力される(ステップ12)。
【0042】
また、他の認識装置51b、…も他の郵便物の住所情報に対応する区分指定データを認識結果として制御部30を介して区分集積部14へ出力する。
これにより、区分集積部14は、認識装置51a、…の答え編集部65からの区分指定データに基づいて、搬送路3を搬送されてくる郵便物を所定の区分ポケット15へ区分する(ステップ13)。
【0043】
上記したように、認識装置51a、…内に大容量のメモリを搭載する必要が無く、安価な大容量メモリとしての街区辞書52aを外部装置としての街区認識部52に持たせることができる。
【0044】
また、装置間の転送データ量が少ないため、街区認識部52の街区辞書52aを各認識装置51a、…で共有化することができる。
また、複数の認識装置51a、…で街区認識部52を共有することにより、大容量の外部住所メモリとしての街区辞書52aを共有化してコストを抑制できる。
【0045】
また、外部メモリ(街区辞書52a)は安価な大容量メモリとすることができ、住所読み取り範囲に応じて容量を増加させればよく、メモリ容量の制限による読み取り範囲の制限が無くなる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、複数の認識装置を用いたものにおいて、認識装置内に大容量のメモリを搭載する必要が無く、安価な大容量メモリを外部装置に持たせることができ、また複数の認識装置で外部装置を共有することにより、大容量の外部住所メモリを共有化してコストを抑制でき、また外部メモリは安価な大容量メモリとすることができ、住所読み取り範囲に応じて容量を増加させればよく、メモリ容量の制限による読み取り範囲の制限を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される郵便物区分装置を示す概略図。
【図2】郵便物区分装置の構成を示すブロック図。
【図3】郵便物区分装置に投入される郵便物を示す図。
【図4】転送データ列の例を示す図。
【図5】町域住所辞書と街区辞書の記憶例を示す図。
【図6】住所読取装置の構成を示すブロック図。
【図7】区分動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…郵便物区分装置
2…供給部
3…主搬送路
4…取出部
14…区分集積部
15…区分ポケット
30…制御部
31…住所読取装置
51a、〜…認識装置
52…街区認識部
52a…街区辞書
64…町域住所認識部
64a…住所辞書
Claims (2)
- 郵便物上の画像の読取データにより住所情報内の宛名を認識する認識装置と、この認識装置と接続されて上記住所内の街区数字に対応する宛先コードを記憶している街区辞書記憶部を有する外部装置とからなる住所読取装置において、
上記認識装置が、
上記画像の読取データから郵便番号と町名と街区数字とからなる住所、あるいは郵便番号と町名と街区数字と大口名とからなる住所の各文字を認識する認識手段と、
上記町名に対応した上記街区辞書記憶部のアドレスが記憶されている町名辞書記憶部と、
上記認識手段により認識した郵便番号から、一致する町名を出力し、この出力された町名に対する上記街区辞書記憶部のアドレスを上記町名辞書記憶部から読出す第1の読出手段と、
この第1の読出手段により読出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字、あるいは上記第1の読出手段により読み出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字と大口名とを送信する第1の送信手段とから構成され、
上記外部装置が、
上記街区数字および大口名に対応する宛先コードと、上記街区数字および大口名に対応する郵便番号とが記憶されている街区辞書記憶部と、
上記認識装置から送信された街区辞書記憶部のアドレスと街区数字、あるいは上記街区辞書記憶部のアドレスと街区数字と大口名とにより、対応する街区数字の宛先コードおよび街区数字に対応する郵便番号を上記街区辞書記憶部から読出し、上記街区辞書記憶部に記憶されている街区数字が複数存在する場合には対応する大口名の宛先コードおよび大口名に対応する郵便番号を読出す第2の読出手段と、
この第2の読出手段により読出された宛先コードおよび郵便番号を上記認識装置へ送信する第2の送信手段とから構成される、
ことを特徴とする住所読取装置。 - 郵便物上の画像の読取データにより住所情報内の宛名を認識する複数の認識装置と、この認識装置と接続されて上記住所内の街区数字に対応する宛先コードを記憶している街区辞書記憶部を有する1つの外部装置とからなる住所読取装置において、
上記認識装置が、
上記画像の読取データから郵便番号と町名と街区数字とからなる住所、あるいは郵便番号と町名と街区数字と大口名とからなる住所の各文字を認識する認識手段と、
上記町名に対応した上記街区辞書記憶部のアドレスが記憶されている町名辞書記憶部と、
上記認識手段により認識した郵便番号から、一致する町名を出力し、この出力された町名に対する上記街区辞書記憶部のアドレスを上記町名辞書記憶部から読出す第1の読出手段と、
この第1の読出手段により読出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字、あるいは上記第1の読出手段により読み出された上記街区辞書記憶部のアドレスと上記認識手段により認識した街区数字と大口名とを送信する第1の送信手段とから構成され、
上記外部装置が、
上記街区数字および大口名に対応する宛先コードと、上記街区数字および大口名に対応する郵便番号とが記憶されている街区辞書記憶部と、
上記認識装置から送信された街区辞書記憶部のアドレスと街区数字、あるいは上記街区辞書記憶部のアドレスと街区数字と大口名とにより、対応する街区数字の宛先コードおよび街区数字に対応する郵便番号を上記街区辞書記憶部から読出し、上記街区辞書記憶部に記憶されている街区数字が複数存在する場合には対応する大口名の宛先コードおよび大口名に対応する郵便番号を読出す第2の読出手段と、
この第2の読出手段により読出された宛先コードおよび郵便番号を上記認識装置へ送信する第2の送信手段とから構成される、
ことを特徴とする住所読取装置。
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