JP3556961B2 - 高温cwm供給装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は石炭と水をスラリ化したCWMを加熱して噴流床式石炭ガス化炉に供給する高温CWM供給装置に係り、特に、石炭ガス化炉を停止したりして圧力が急激に低下した際に、CWMが装置内に詰まるのを防止した高温CWM供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、噴流床式ガス化炉には石炭と水をスラリ化したCWMを加熱して供給する高温CWM供給装置が備えられている。この高温CWM供給装置は粒径が0.1mm以下に細粉化した石炭と水を混合させて流動化した石炭・水スラリ(以下CWMという)を加熱して噴流床式ガス化炉に供給するものであり、図2に示すようにCWMを貯蔵するためのCWMタンクaと、このCWMタンクa内のCWMを圧送するチャージポンプbと、このチャージポンプbの下流側に接続され、CWMを加熱するスラリヒータcと、このスラリヒータcで加熱されたCWMを噴流床式ガス化炉dに移送する移送配管eとから主に構成されている。
【0003】
この噴流床式ガス化炉dはCWMと酸素、水蒸気等のガス化剤を高温で反応させて水素や一酸化炭素などを生成するものであり、ガス化処理能力を高めるために内部は15〜45Kgf/cm程度の高圧に加圧されている。また、スラリヒータcは水蒸気等の加熱用流体によってこれを通過するCWMを50〜200℃の範囲で加熱している。
【0004】
この高温CWM供給装置の運転方法について説明すると、先ず、起動時には常温のCWMをチャージポンプbによって噴流床式ガス化炉d側に供給する。次に、石炭ガス化炉dの内圧が所定の圧力まで上昇してからスラリヒータcに水蒸気等の加熱用流体を流し始め、これを通過するCWMを50〜200℃の範囲で加熱する。そしてCWMの供給を停止する場合にはスラリヒータを止めてCWMの温度を徐々に下げ、常温に戻した後ガス化炉を停止することになる。
【0005】
すなわち、このCWMタンクa内のCWMは通常、石炭65%、水35%程度の割合で混合されており、その粘度は約1000cpとなっているが、石炭の割合が数%上昇するとその粘度が急激に上昇して流動性が低下し、スラリヒータcや移送配管e内に詰まってしまう。一方、CWMの粘度を低下させるために水の割合を多くすると、噴流床式ガス化炉d内でのガス化効率が低下する欠点がある。これに対しCWMはその温度が高くなるにつれ粘度を低下する特性がある。そこで、この高温CWM供給装置はスラリヒータcによってCWMを加熱することでCWMの粘度を下げ得るので、通常より高い濃度のCWMを使用することができ、ガス化効率を高めることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した高温CWM供給装置では、何等かの原因で噴流床式ガス化炉dの内圧が急激に低下した場合、スラリヒータcや移送配管eの内圧も同時に急激に減圧するため、これを流れるCWM中の水がフラッシュしてCWMの石炭分のみが残って、これがスラリヒータcや移送配管e内に詰まって閉塞状態を招いてしまうことになる。従って、この場合には、高温CWM供給装置を全て分解して詰まっている石炭分を除去するか、それが不可能な場合は高温CWM供給装置を新たに作り直さなくてはならず、経済的、時間的に大変なロスとなっていた。
【0007】
そこで、本発明はこれらの欠点を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は噴流床式ガス化炉の内圧が急激に低下しても、スラリヒータや移送配管を流れるCWM中の石炭分が内部に詰まって閉塞状態となるのを未然に防止することを達成した高温CWM供給装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、石炭と水を混合した石炭・水スラリを貯蔵するCWMタンクと、該CWMタンク内の石炭・水スラリを圧送するチャージポンプと、該チャージポンプの下流側に接続され、上記石炭・水スラリを加熱するスラリヒータと、該スラリヒータで加熱した石炭・水スラリを噴流床式ガス化炉に移送する移送配管とを備え、上記CWMタンク内の石炭・水スラリを加熱して噴流床式ガス化炉に供給する高温CWM供給装置において、上記移送配管の下流側に石炭・水スラリの流れを遮断するCWM遮断弁を設け、該CWM遮断弁の上流側の移送配管に、これより分岐して該移送配管内及びスラリヒータ内の石炭・水スラリを高圧に保持したまま外部に排出するCWM排出管を接続すると共に、CWMタンクに戻すCWM回収管を接続し、該CWM回収管に、CWM遮断弁の作動時に、移送配管内の石炭・水スラリの温度が比較的低温のときに開く回収用遮断弁を接続し、上記CWM排出管に、CWM遮断弁の作動時に、移送配管内の石炭・水スラリの温度が高温状態のときに開く排出用第1遮断弁を接続すると共にそのCWM排出管に排出された石炭・水スラリを冷却するための冷却水導入弁を接続したものである。
【0009】
【作用】
本発明は以上のように構成したため、噴流床式ガス化炉の内圧が急激に低下した場合、CWM遮断弁が閉作動して、CWM遮断弁の上流側の移送配管内を密閉して、減圧を防ぐことになり、また、これと同時に、移送配管内等の石炭・水スラリは、その温度が比較的低温のとき(例えば80℃以下のとき)は、CWM回収管を介してCWMタンクに戻し、高温状態のとき(80℃以上とき)は、CWM排出管に流すと共にCWM排出管に冷却水を流して冷却しながら順次排出されることになる。従って、CWM遮断弁の下流側の移送配管内等ではフラッシュが発生しなくなって、石炭分が詰まることがなくなり、移送配管内等の分解清掃といった煩わしい作業が省略できる。また、温度が低く、フラッシュは発生しないときには、CWM回収管を介してCWMタンクに回収することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を説明する。
【0011】
図1は本発明の高温CWM供給装置を示したものである。図示するように、この高温CWM供給装置は石炭と水を混合したCWMを貯蔵するCWMタンク1と、このCWMタンク1内のCWMを加圧して移送するチャージポンプ2と、このチャージポンプ2の下流側に接続され、CWMを加熱するスラリヒータ3と、このスラリヒータ3で加熱したCWMを噴流床式ガス化炉4のバーナ部4aに移送する移送配管5と、この移送配管5の下流であって、これと分岐して設けられたCWM排出部6とから主に構成されている。
【0012】
この噴流床式ガス化炉は上述したように、CWMと酸素、水蒸気等のガス化剤を高温で反応させて水素や一酸化炭素などを生成するものであり、ガス化処理能力を高めるために内部は15〜45Kgf/cm程度の高圧に加圧されている。
【0013】
チャージポンプ2はCWMタンク1内のCWMを払い出すと共に、スラリヒータ3及び移送配管5を介して噴流床式ガス化炉4のバーナ部4a側に約30Kgf/cm程度に加圧して移送している。
【0014】
スラリヒータ3はチャージポンプ2から圧送されたCWMを通過させると共に、これを水蒸気等の高温加熱用流体Sによって50〜200℃の範囲で加熱して、その粘度を低下させて流動性及び噴流床式ガス化炉4での反応効率を向上させている。尚、CWMを加熱して温度が下がった加熱用流体Sは凝縮水Wとなってスラリヒータ3から排出され、図示しない加熱装置によって再び加熱されて水蒸気となり、加熱用流体Sとして再利用されようになっている。
【0015】
また、上記移送配管5とCWM排出部6の分岐部からは、一端がCWMタンク1に接続されたCWM回収管7が分岐して設けられており、CWMが加熱されていない場合は移送配管5側に設けられた回収用遮断弁8を制御することで移送配管5内を流れるCWMを導入してCWMタンク1内に回収することができるようになっている。
【0016】
また、噴流床式ガス化炉4のバーナ部4a側に接続されている移送配管5には、これを流れるCWMの流通を瞬時に遮断する2つのCWM遮断弁15,15´が並列に設けられており、これらは連動している。そして、このCWM遮断弁15,15´は噴流床式ガス化炉4が何らかの理由で緊急に停止した場合は、自動的に瞬時にかつ同時に閉作動するようになっている。これにより移送配管5内は密閉され急激な圧力低下は起らないようになっている。
【0017】
尚、このCWM遮断弁15,15´を2個設けた理由としては、移送配管5内のCWMの流れを完全に遮断するためである。すなわち、上述したように移送配管5内のCWMはスラリヒータ3で加熱されることにより、非常に高圧となっているため、一つの遮断弁のみでは、完全にCWMの流れを遮断することができない場合があって多少のCWMの洩れが生ずることがあるからである。従って、遮断性能が高く高圧のCWMの流れを完全に遮断することができる高性能の遮断弁であれば、一つでも良いことは勿論である。
【0018】
CWM排出部6は、CWM遮断弁15の上流側の移送配管5から分岐されたCWM排出管9と、CWM排出管9の移送配管5側に設けられた排出用第一遮断弁10と、この排出用第一遮断弁10の下流側のCWM排出管9途中に設けられ、冷却水を導入する冷却水導入弁17を備えた混合器11と、CWM排出管9の他端側に設けられた減圧弁13及び排出用第二遮断弁12と、CWM排出管9の他端部に設けられたスラリ排出槽14とから構成されており、上述したように、噴流床式ガス化炉が停止してCWM遮断弁15,15´が遮断したときに、移送配管5内の高温高圧のCWMを導入して圧力を保持したまま冷却し外部に排出するようになっている。
【0019】
また、上記回収用遮断弁8,排出用第一遮断弁10はCWM遮断弁15,15´と連動しており、CWM遮断弁15,15´が開いている場合には、回収用遮断弁8と排出用第一遮断弁10のいずれも閉じた状態となっており、また、CWM遮断弁15,15´が閉じた場合には回収用遮断弁8と排出用第一遮断弁10のいずれ一方が開いて、移送配管5内のCWMがCWM回収管7側又はCWM排出管9側に流れるようになっている。すなわち、本実施例においてはCWM遮断弁15,15´が瞬時に閉じた時に、移送配管5内のCWMが比較的低温(例えば80℃以下)で、減圧してもCWMがフラッシュしない状態の場合には回収用遮断弁8側のみを開いて、移送配管5内のCWMをCWM回収管7側に流し、反対にCWMが高温(80℃以上)状態で、これを減圧した場合にフラッシュが起きやすい状態のときには排出用第一遮断弁10側のみを開いてCWM排出管9側に流すようになっている。また、排出用第二遮断弁13,減圧弁12,冷却水導入弁17は排出用第一遮断弁10と連動しており、排出用第一遮断弁10の開閉動作と原則的に一致している。また、排出用第一遮断弁10が閉じているときには冷却水導入弁17から導入された冷却水によってCWM排出管9内に7kg/cmの水圧の冷却水が封入されている。
【0020】
次に、本実施例の作用を説明する。
【0021】
先ず、噴流式ガス化炉4の起動前にCWM回収管7の回収用遮断弁8を開き、所要のCWMを流しておき、点火時に回収用遮断弁8を閉じCWM遮断弁15,15´を開いて噴流床式ガス化炉4にCWMを送ってガス化を始め、その内圧を上昇させる。次に、噴流床式ガス化炉4の内圧が約20Kgf/cmまで上昇したならばスラリヒータ3に水蒸気等の加熱用流体Sを流し始め、これを通過するCWMを50〜200℃の範囲で加熱する。高濃度のCWMを使用した場合、スラリヒータ3でCWMを加熱しないと移送配管5及びスラリヒータ3での圧力損失が大きくなりチャージポンプ2出口の圧力が高くなり過ぎることがある。この場合は、噴流床式ガス化炉4の内圧を約15kgf/cmで一旦保持しCWMの加熱に入った後、噴流床式ガス化炉4の内圧を所要の20kgf/cm迄上昇させる。このような操作方法をとることにより、噴流床式ガス化炉での反応効率を良くできる高濃度のCWMを供給することになる。そして、このCWMの供給を停止する場合にはスラリヒータ3による加熱温度を下げて移送配管5内の圧力が低下してもCWMがフラッシュしない状態にしてから、その供給を停止することになる。
【0022】
ところが、何等かの原因で噴流床式ガス化炉4が急に停止する場合および圧力が急激に低下した場合は、瞬時にCWM遮断弁15,15´を同時に作動して移送配管5内を密閉して移送配管5内圧力が急激に低下するのを防ぐことになる。すると、これと連動して回収用遮断弁8,排出用第一遮断弁10のいずれか一方を開いて移送配管5内の高温のCWMを循環回収、または外部へ排出することになる。すなわち、この時移送配管5内のCWMの温度が80℃以下で、多少圧力を下げてもフラッシュが起きにくい状態である場合は、回収用遮断弁8側を開いてこのCWMをCWM回収管7側に流すと共に、上述した噴流床式ガス化炉4の運転停止時と同様にスラリヒータ3による加熱温度を下げてCWMが移送配管5内に詰まらない状態にしてから、その供給を停止することになる。
【0023】
しかしながら、CWMの温度が80℃以上である場合は、CWMが高圧であるため、これをCWM回収管7側に流すと、フラッシュ現象が起きて移送配管5及びCWM回収管7に詰まってしまう。従って、CWMの温度が80℃以上である場合はCWM排出部6の排出用第一遮断弁10のみを開いて、これをCWM排出部6に流すことになる。CWM排出部6においては、排出用第一遮断弁10を通過してCWM排出管9を流れてきた高温のCWMは、冷却水導入弁17を備えた混合器11内で冷却水導入弁17と混合されて冷却された後、この冷却水と共にCWM排出管9をさらに通過し、減圧弁13を通過して減圧され、その後、排出用第二遮断弁12を通過してその端部からスラリ排出槽14に排出されることになる。また、この時、CWM排出部6のCWM排出管9内は、予め封入されている冷却水、及び減圧弁13によって高圧に保たれているため、排出用第一遮断弁10、排出用第二遮断弁12を開いてCWM排出管9をCWMを通過させても移送配管5内が急激に減圧することはなく、移送配管5内においてCWMのフラッシュが起きる心配はない。そして、上述した噴流床式ガス化炉4の運転停止時と同様にスラリヒータ3による加熱温度を下げて移送配管5内のCWMがフラッシュを起こさない状態にしてから、その供給を停止する。そして、これと同時に、排出用第一遮断弁10を閉じてCWM排出管9内へのCWMの流れを停止し、その後、冷却水導入弁17からの冷却水の供給を続けて排出用第一遮断弁10の下流側のCWM排出管9及び混合器11内にある残りのCWMをスラリ排出槽14に排出した後、排出用第二遮断弁12を閉じてCWM排出管9内を密閉し、CWM排出管9内の水圧が所定圧になった後、冷却水導入弁17を閉じて所定圧の冷却水をCWM排出管9内に封入することになる。
【0024】
このように、本発明は、移送配管5の下流側にCWMの流れを遮断するCWM遮断弁15,15´を設けると共に、このCWM遮断弁15,15´の上流の移送配管5にこれより分岐してこの移送配管5内及びスラリヒータ3内の高温高圧のCWMを外部に排出するCWM排出部6を設けたことにより、装置内でのCWMのフラッシュが未然に防止され、これが詰まって閉塞状態になるのを防止することができるようになる。従って、装置の分解清掃作業等の煩わしい作業を行う必要がなくなると共に、装置を新たに作り直すといった費用や時間的コストが低減されることになる。また、CWM遮断弁15,15´の上流の移送配管5に、これより分岐して、移送配管5内及びスラリヒータ3内の高温高圧のCWMをCWMタンク1に戻すCWM回収管を接続することで、温度が低く、フラッシュが発生しないときには、そのCWMをCWMタンクに回収することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上、要するに本発明によれば、装置内にCWMが詰まって閉塞状態になるのを防止することが可能となるため、分解清掃作業等の煩わしい作業を行う必要がなくなると共に、装置を新たに作り直すといった費用や時間的コストが低減されて装置の信頼性、耐久性が向上すると共にフラッシュの発生がない場合にはCWMタンクに戻すことができるので、無駄に排出することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体概略図である。
【図2】従来の高温CWM供給装置を示す全体概略図である。
【符号の説明】
1 CWMタンク
2 チャージポンプ
3 スラリヒータ
4 噴流床式ガス化炉
5 移送配管
6 CWM排出部
15,15´ CWM遮断弁

Claims (1)

  1. 石炭と水を混合した石炭・水スラリを貯蔵するCWMタンクと、該CWMタンク内の石炭・水スラリを圧送するチャージポンプと、該チャージポンプの下流側に接続され、上記石炭・水スラリを加熱するスラリヒータと、該スラリヒータで加熱した石炭・水スラリを噴流床式ガス化炉に移送する移送配管とを備え、上記CWMタンク内の石炭・水スラリを加熱して噴流床式ガス化炉に供給する高温CWM供給装置において、上記移送配管の下流側に石炭・水スラリの流れを遮断するCWM遮断弁を設け、該CWM遮断弁の上流側の移送配管に、これより分岐して該移送配管内及びスラリヒータ内の石炭・水スラリを高圧に保持したまま外部に排出するCWM排出管を接続すると共に、CWMタンクに戻すCWM回収管を接続し、該CWM回収管に、CWM遮断弁の作動時に、移送配管内の石炭・水スラリの温度が比較的低温のときに開く回収用遮断弁を接続し、上記CWM排出管に、CWM遮断弁の作動時に、移送配管内の石炭・水スラリの温度が高温状態のときに開く排出用第1遮断弁を接続すると共にそのCWM排出管に排出された石炭・水スラリを冷却するための冷却水導入弁を接続したことをを特徴とする高温CWM供給装置。
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