JP3555462B2 - 洗車設備 - Google Patents
洗車設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3555462B2 JP3555462B2 JP24888298A JP24888298A JP3555462B2 JP 3555462 B2 JP3555462 B2 JP 3555462B2 JP 24888298 A JP24888298 A JP 24888298A JP 24888298 A JP24888298 A JP 24888298A JP 3555462 B2 JP3555462 B2 JP 3555462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water supply
- car
- wash
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Brushes (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、活水器で活性化した洗浄水を洗車機本体から車両へ噴射しながら洗車を行う洗車設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗車設備としては、例えば図3に示すように、前後方向へ走行自在な門型状の洗車機本体40と、洗浄水41を洗車機本体40に供給する給水部42とを有するものがある。上記洗車機本体40には、洗浄水41を車両43に噴射する洗浄水噴射アーチ44と、回転して車両43の表面をブラッシングする複数のブラシ45と、車両43の表面を乾燥させる複数のノズル46などが設けられている。
【0003】
上記給水部42には、洗浄水41を貯える給水タンク47と、この給水タンク47の出口と上記洗車機本体40の洗浄水噴射アーチ44との間に接続された下流側供給ホース48と、給水タンク47の入口と水道等の給水源49との間に接続された上流側供給ホース50と、給水タンク47内の洗浄水41を下流側供給ホース48から洗浄水噴射アーチ44に圧送する給水ポンプ51とが設けられている。また、上記下流側供給ホース48の途中には、このホース48内を流れる洗浄水41を活性化させる(すなわち水分子をプラスイオン化させる)活水器52が設けられている。
【0004】
これによると、洗車時、給水ポンプ51が駆動することによって、給水タンク47内の洗浄水41が、下流側供給ホース48から洗浄水噴射アーチ44に供給され、洗浄水噴射アーチ44から車両43に噴射される。この際、洗浄水41は活水器52によって活性化されているため、界面活性作用により洗浄力が向上して汚れが付着しにくく、また、酸化還元作用により洗車機本体40が錆にくく、さらにはブラシ45も汚れにくくなるといったメリットがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、活水器52を下流側供給ホース48の途中に設けているため、洗車時に洗浄水噴射アーチ44から単位時間当たりに噴射される洗浄水41の量をX(リットル/分)とすると、上記活水器52は下流側供給ホース48内を流れるX(リットル/分)の洗浄水41を十分に活性化し得るだけの処理能力を有するものを用いる必要があり、このようなことから、大型で高価な活水器52が使用されていた。
【0006】
本発明は、処理能力の低い小型で安価な活水器を用いて洗浄水を十分に活性化し得る洗車設備を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本発明における洗車設備は、洗浄水を車両へ噴射して洗車する洗車機本体と、洗浄水を洗車機本体に供給する給水部とを有し、
上記給水部に、洗浄水を貯える給水タンクを設け、
上記給水タンク内に、この給水タンク内の洗浄水を循環させる循環用ポンプと、この循環用ポンプで循環される洗浄水を活性化させる活水器とを設け、上記循環用ポンプを、洗車時に限らず洗車を実行していない時であっても、随時、駆動するように構成したものである。
【0008】
これによると、洗車時に限らず洗車を実行していない時であっても、随時、循環用ポンプを駆動させることによって、給水タンク内の洗浄水は循環しながら活水器で十分に活性化される。
【0009】
また、洗車によって給水タンク内の洗浄水の水位が低下すると、給水タンク内に水が補給され、そして、洗車終了後も、循環用ポンプが駆動することによって、給水タンク内の洗浄水が随時活性化されていく。したがって、空き時間を利用して循環用ポンプを駆動することによって、給水タンク内の洗浄水を時間をかけて十分に活性化しておけばよいため、従来よりも処理能力の低い小型で安価な活水器を用いることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1,図2に基づいて説明する。
1は前後方向へ走行自在な門型状の洗車機本体であり、この洗車機本体1には、洗浄水2を車両3に噴射する洗浄水噴射アーチ4と、洗剤を車両3に噴射する洗剤噴射アーチ22と、液体ワックスを車両3に噴射するワックス噴射アーチ23と、回転しながら車両3の表面をブラッシングするロッカーブラシ5とサイドブラシ6とトップブラシ7と、車両3の表面を乾燥させるトップノズル(図示せず)とサイドノズル9などが設けられている。
【0011】
また、11は洗浄水2を洗車機本体1に供給する給水部であり、この給水部11には、洗浄水2を貯える給水タンク12と、この給水タンク12の出口と上記洗車機本体1の洗浄水噴射アーチ4との間に接続された下流側給水ホース13と、給水タンク12の入口と水道等の給水源14との間に接続された上流側給水ホース15と、給水タンク12内の洗浄水2を下流側給水ホース13から洗浄水噴射アーチ4に圧送する給水ポンプ16と、下流側給水ホース13を支持する起立横倒自在な支持部材17とが設けられている。
【0012】
上記給水タンク12の内部には、給水タンク12内の洗浄水2を循環させる小型の循環用ポンプ19と、この循環用ポンプ19で循環される洗浄水2を活性化させる活水器20と、洗浄水2の水位を検出するフロート24とが設けられている。
【0013】
上記循環用ポンプ19の出口側と活水器20の入口側とは流量調整用のオリフィス21で接続されている。尚、活水器20には特殊なセラミックスが内蔵されており、入口側から活水器20内に流入した洗浄水2の水分子が上記セラミックスに衝突することによってプラスイオン化(活性化)され、出口側から給水タンク12内に流出する。
【0014】
また、給水タンク12内の洗浄水2の水位と共にフロート24の位置が下降した場合、自動的に洗浄水2が給水源14から給水タンク12内へ供給され、上記フロート24の位置が一定レベルまで上昇すると、給水源14から給水タンク12内への洗浄水2の供給が自動的に停止されるように構成されている。
【0015】
以下、上記構成における作用を説明する。
洗車時に限らず洗車を実行していない時であっても、随時、循環用ポンプ19を駆動することによって、循環用ポンプ19の出口側から送り出された洗浄水2が、オリフィス21内を通って活水器20内に流入し、活性化されて出口側から給水タンク12内に流出する。このように、給水タンク12内の洗浄水2は循環しながら十分に活性化される。
【0016】
洗車時には、洗車機本体1が前進するとともに、給水ポンプ16が駆動することによって、給水タンク12内の活性化された洗浄水2が、下流側給水ホース13を通って洗浄水噴射アーチ4に供給され、洗浄水噴射アーチ4から車両3に噴射される。さらに、洗剤が洗剤噴射アーチ22から車両3に噴射されるとともに液体ワックスがワックス噴射アーチ23から車両3に噴射され、各ブラシ5,6,7が回転して車両3の表面をブラッシングする。その後、洗車機本体1が後進して元の位置へ戻り、後進の際に、車両3の表面が各ノズル9から吹き付けられる空気によって乾燥される。
【0017】
尚、上記洗車によって給水タンク12内の洗浄水2の水位が低下するとフロート24も下降するため、洗浄水2の水位が一定レベルに戻るまで、自動的に上流側給水ホース15から給水タンク12内に洗浄水2が補給される。そして、洗車終了後も、循環用ポンプ19が引き続き駆動しており、これによって、循環用ポンプ19の出口側から送り出された洗浄水2が活水器20内に流入して活性化され出口側から給水タンク12内に流出する。したがって、空き時間を利用して循環用ポンプ19を駆動することによって、給水タンク12内の洗浄水2を時間をかけて十分に活性化しておけばよいため、従来よりも処理能力の低い小型で安価な活水器20を用いることができる。
【0018】
上記実施の形態では、停止した車両3に対して、洗車機本体1が走行移動しながら洗車を行う形式の洗車設備を挙げたが、地上に固定された据置型の洗車機本体に対して車両3を搬送装置で搬送しながら洗車機本体内で洗車する形式の洗車設備であってもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、洗車時に限らず洗車を実行していない時であっても、随時、循環用ポンプを駆動させることによって、給水タンク内の洗浄水は循環しながら活水器で十分に活性化される。
【0020】
また、洗車によって給水タンク内の洗浄水の水位が低下すると、給水タンク内に水が補給され、そして、洗車終了後も、循環用ポンプが駆動することによって、給水タンク内の洗浄水が随時活性化されていく。したがって、空き時間を利用して循環用ポンプを駆動することによって、給水タンク内の洗浄水を時間をかけて十分に活性化しておけばよいため、従来よりも処理能力の低い小型で安価な活水器を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車設備の側面図である。
【図2】同、洗車設備の給水タンクの内部の図である。
【図3】従来の洗車設備の側面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体
2 洗浄水
3 車両
11 給水部
12 給水タンク
19 循環用ポンプ
20 活水器
Claims (1)
- 洗浄水を車両へ噴射して洗車する洗車機本体と、洗浄水を洗車機本体に供給する給水部とを有し、
上記給水部に、洗浄水を貯える給水タンクを設け、
上記給水タンク内に、この給水タンク内の洗浄水を循環させる循環用ポンプと、この循環用ポンプで循環される洗浄水を活性化させる活水器とを設け、上記循環用ポンプを、洗車時に限らず洗車を実行していない時であっても、随時、駆動するように構成したことを特徴とする洗車設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24888298A JP3555462B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 洗車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24888298A JP3555462B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 洗車設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000071950A JP2000071950A (ja) | 2000-03-07 |
JP3555462B2 true JP3555462B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=17184851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24888298A Expired - Fee Related JP3555462B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 洗車設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3555462B2 (ja) |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP24888298A patent/JP3555462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000071950A (ja) | 2000-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6107750B2 (ja) | 洗車機 | |
JP6819648B2 (ja) | 洗車機 | |
JP3555462B2 (ja) | 洗車設備 | |
JP2014024460A (ja) | 洗車機 | |
JP4853427B2 (ja) | 洗車機 | |
JP6274084B2 (ja) | 洗車機及び洗車方法 | |
JP3912290B2 (ja) | 希釈液剤供給装置および洗車機 | |
JP6119473B2 (ja) | 洗車機 | |
JP6816744B2 (ja) | 洗車機 | |
JP5594280B2 (ja) | 洗車機 | |
JP2016097705A (ja) | 洗車機及び洗車方法 | |
JP2019182031A (ja) | 洗車機 | |
JPS61261152A (ja) | 車輛洗浄装置 | |
JPS6212474Y2 (ja) | ||
JP6900926B2 (ja) | 洗車機 | |
GB2243129A (en) | Vehicle washing apparatus | |
JP6834896B2 (ja) | 洗車機 | |
JP6911817B2 (ja) | 洗車機 | |
JP5206721B2 (ja) | 洗車機 | |
KR19990069042A (ko) | 문형식 자동세차기의 분사장치 및 세차방법 | |
JPS61261153A (ja) | 車輛洗浄装置 | |
JP2573648Y2 (ja) | 食器洗浄器 | |
JP2016097707A (ja) | 洗車機及び水抜方法 | |
JP2577867Y2 (ja) | 浴槽洗浄用ノズル | |
JP2004114804A (ja) | 洗車機における艶出し剤散布装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040420 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040503 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |