JP3554264B2 - 3次元画像生成装置及び同方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、対象物の3次元画像を生成する3次元画像生成装置及び同方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、対象物に向けて方向を変更しながら光ビームを放射して同対象物の表面に順次位置を変えながら照射スポットを形成し、対象物の表面からの反射光を集光して一列に配置された複数の受光素子からなるラインセンサ上に結像させ、対象物の表面に対する光ビームの各照射スポットの位置毎に、前記光ビームの放射方向に基づいて同光ビームにほぼ直交する仮想的な平面上における照射スポットの2次元位置を表すX,Y軸方向の座標データを計算するとともに、前記ラインセンサによって検出された反射光の受光位置に基づいて3角測量法を用いて前記仮想的な平面に直交する方向に沿った前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面における照射スポットまでの距離を表すZ軸方向の座標データを計算し、これらのX,Y,Z軸方向の座標データからなる対象物の表面に関する3次元座標データに基づいて対象物の3次元画像を生成する3次元画像生成装置及び同方法はよく知られている。
【0003】
また、近年、例えば特開平9−210646号公報に示されているように、前記3次元座標データにより生成した3次元画像に、ビデオカメラによって撮影した2次元画像を合成して、前記3次元画像に陰影を付することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記3次元画像に陰影を付すための合成においては、対象物の2次元画像を表す2次元画像データを得るためのビデオカメラなどの特別の機器を必要とする。また、3次元座標データにより生成した3次元画像と、ビデオカメラによって撮影した2次元画像とを合成するための位置合わせを必要とするが、この位置合わせによる誤差が発生するという問題もあった。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、3次元座標データにより生成した3次元画像に陰影を正確かつ簡単に付することができる3次元画像生成装置及び同方法を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、対象物に向けて光ビームを放射して同対象物の表面に照射スポットを形成する光ビーム放射手段と、前記光ビームの放射方向を変更して前記対象物の表面に形成される照射スポットの位置を変更する放射方向変更手段と、前記対象物の表面からの反射光を集光して結像する結像手段と、前記結像手段による反射光の結像位置に一列に配置された複数の受光素子からなるラインセンサと、前記対象物の表面に対する光ビームの各照射スポットの位置毎に、前記光ビームの放射方向及び前記ラインセンサによって検出される反射光の受光位置に基づいて前記対象物の表面に関する3次元座標データを計算する座標変換手段と、前記各照射スポットの位置毎に計算した各3次元座標データに基づいて前記対象物の3次元画像を生成する画像処理手段とを備えた3次元画像生成装置において、前記対象物の表面に対する光ビームの各照射スポットの位置毎に、前記ラインセンサによって検出された反射光の受光幅を計測する受光幅計測手段を設け、前記画像処理手段は、前記各照射スポットの位置毎に計測した反射光の受光幅を、前記対象物の表面の陰影を表す陰影情報として利用して前記対象物の3次元画像を生成するようにしたことにある。
【0007】
この場合、例えば、3次元座標データは、前記光ビーム放射手段によって放射された光ビームにほぼ直交する仮想的なX,Y平面上における照射スポットの2次元位置を表すX,Y軸方向の座標データと、前記仮想的な平面に直交する方向に沿った前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面における照射スポットまでの距離を表すZ軸方向の座標データとからなり、前記座標変換手段は、前記光ビームの放射方向に基づいて前記X,Y軸方向の座標データを計算するとともに、前記ラインセンサによって検出される反射光の受光位置に基づいて3角測量法を用いて前記Z軸方向の座標データを計算するものである。
【0008】
また、前記ラインセンサによる反射光の受光位置は、例えば、同ラインセンサを構成する全ての受光素子のうちで閾値を越える量の反射光を受光した複数の受光素子の平均的な位置により検出され得る。また、前記ラインセンサによる反射光の受光幅は、同ラインセンサを構成する全ての受光素子のうちで閾値を越える量の反射光を受光した受光素子の数をカウントすることにより計測され得る。
【0009】
本発明は、対象物の表面が明るくなるほど同表面の照射スポットからの反射光の散乱の度合いが大きくなるという現象に着目したものであり、前記受光幅計測手段は、ラインセンサによる反射光の受光幅を計測することにより、前記反射光の散乱の程度、すなわち対象物表面の明るさを照射スポット位置毎に検出することになる。そして、画像処理手段にて、前記各照射スポットの位置毎に計測した反射光の受光幅が、前記対象物の表面の陰影を表す陰影情報として利用されて対象物の3次元画像が生成される。この場合、前記計測された受光幅は、各照射スポットの位置毎に検出されたものであって、各3次元座標データと対応しているので、3次元座標データに基づく対象物の3次元画像の生成に同受光幅を対象物の表面の陰影を表す陰影情報として利用する際、3次元座標データに基づく対象物の3次元画像と陰影情報により表される陰影との位置合わせの必要性がなくなると同時に、同位置合わせによる誤差もなくなる。また、陰影情報を入手するビデオカメラなどの特別な機器も必要ない。その結果、本発明によれば、3次元座標データにより生成した3次元画像に陰影を正確かつ簡単に付することができる。
【0010】
ただし、3次元画像に、より正確な陰影を付加したり、正確な色彩を付加する場合などには、対象物の2次元画像を取得可能なビデオカメラ、CCDカメラなどの2次元画像取得手段を前記3次元画像生成装置に併用することもできる。この場合、前記陰影情報としての計測受光幅を表す情報を前記2次元画像取得手段にて取得した2次元画像との位置合わせにも利用できる。
【0011】
また、本発明の他の構成上の特徴は、前記3次元画像生成装置の座標変換手段に、前記受光幅計測手段によって計測された反射光の受光幅に基づいて、前記計算される3次元座標データのうちで前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面までの距離に関する座標データを補正する補正手段を設けたことにある。なお、この場合、座標データは、前述したX,Y,Z軸方向の座標データのうちのZ軸方向の座標データに相当する。
【0012】
これは、前記反射光の受光幅が大きくなるにしたがって、すなわち反射光の散乱の程度が大きくなるにしたがって、前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面までの距離に対応するラインセンサによる受光位置が、前記反射光を受光している複数の受光素子の中心位置からずれることに基づくものである。本発明者等は、実験により、前記距離に対応するラインセンサによる受光位置は、反射光の散乱の程度が大きくなるにしたがって、前記反射光を受光している複数の受光素子の中心位置が本来の受光位置に対して大きくずれることを確認している。前記他の構成上の特徴によれば、補正手段が前記ずれを補正するので、前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面までの距離に関する座標データは、同距離に正確に一致することになる。したがって、前記陰影情報を検出するために、前記反射光の受光幅が大きくなる光ビームを用いても、高精度の座標データを得ることができ、正確な3次元画像を得ることができる。
【0013】
また、本発明の他の構成上の特徴は、対象物に向けて方向を変更しながら光ビームを放射して同対象物の表面に順次位置を変えながら照射スポットを形成し、前記対象物の表面からの反射光を集光して一列に配置された複数の受光素子からなるラインセンサ上に結像させ、前記対象物の表面に対する光ビームの各照射スポットの位置毎に、前記光ビームの放射方向及び前記ラインセンサによる反射光の受光位置に基づいて前記対象物の表面に関する3次元座標データを計算して、前記各照射スポットの位置毎に計算した各3次元座標データに基づいて前記対象物の3次元画像を生成するようにした3次元画像生成方法において、前記ラインセンサによる反射光の受光幅を計測し、前記計測した受光幅を前記対象物の表面の陰影を表す陰影情報として利用して前記対象物の3次元画像を生成するようにしたことにもある。
【0014】
さらに、本発明の他の構成上の特徴は、前記3次元画像生成方法において、前記計測した受光幅に基づいて、前記計算される3次元座標データのうちで前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面までの距離に関する座標データを補正するようにしたことにもある。
【0015】
これらの3次元画像生成方法に関する発明は、上記3次元画像生成装置の各構成上の特徴に対応するものであり、これによっても、同3次元画像生成装置と同様な作用効果が期待される。
【0016】
【実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明すると、図1は同実施形態に係る3次元画像生成装置の概略斜視図である。この3次元画像生成装置は、対象物10の表面の形状を測定して同測定データを出力する形状測定装置100と、同装置100から出力された測定データを処理するコンピュータ本体200と、同コンピュータ本体200により制御されて対象物の3次元画像を表示する表示装置300とを備えている。これらの形状測定装置100、コンピュータ本体200及び表示装置300は、ケーブル20によって直列に接続されている。
【0017】
形状測定装置100は、正面に長窓101を形成した方形状のハウジング102を備えている。ハウジング102内には、水平ピン103により同ピン103の軸線回りに回動可能にハウジング102に支持された枠体104が収容されている。枠体104は、その後方に設けた電動モータ105、スクリューシャフト106及びボールナット107等からなる駆動機構により、水平ピン103の軸線回りに回動するようになっている。
【0018】
電動モータ105は、ハウジング102に固定されていて、その回転をベルト108を介してスクリューシャフト106に伝達して、同シャフト106を軸線回りに回転させる。スクリューシャフト106は、ハウジング102に固定された支持部材109により、軸線回りに回転可能かつ軸線方向に変位不能に支持されている。ボールナット107は、スクリューシャフト106の上部外周面上に螺合しているとともに、枠体104により軸線回りの回転が禁止された状態で同枠体104に前後方向へ変位可能かつ上下方向に一体的に変位するように組み付けられている。これにより、電動モータ105が回転すると、スクリューシャフト106が軸線回りに回転し、ボールナット107がスクリューシャフト106の外周面上を上下動して枠体104の後端上部を上下動させるので、枠体104は水平ピン103の軸線回り(X軸回り)に回動する。
【0019】
また、電動モータ105には回転角センサ110が組み付けられており、同センサ110は同モータ105の回転角を検出する。なお、電動モータ105の回転角は前記枠体104の水平ピン103回りの回動角にも対応しており、回転角センサ110は前記枠体104の水平ピン103の軸線回り(X軸回り)の回動角を検出していることにもなる。
【0020】
ハウジング102は、図1及び図2に示すように、レーザ発振器111、集光器112、第1乃至第4ミラー113〜116、結像器117及びラインセンサ118も収容している。レーザ発振器111は、レーザ光源として機能するもので、レーザ光(例えば、波長680nmのレーザ光)を図示上方に向けて放射する。集光器112は、対象物10の表面に小さな照射スポットを形成するために、レーザ発振器111から放射されたレーザ光を集光して上方に向けて放射する。
【0021】
第1ミラー113は、ハウジング102の上部に斜め下方に向けて固定されており、集光器112からのレーザ光を第2ミラー114の上部に向けて反射する。第2ミラー114は、上下方向に縦長に構成されていてハウジング102に斜め後方に向けて固定されており、第1ミラー113からのレーザ光を上部にて第3ミラー115の上部に向けて反射するとともに、第3ミラー115の下部からのレーザ光(対象物10からの反射光)を下部にて第4ミラー116に向けて反射する。第3ミラー115は、上下方向に縦長に構成されていてハウジング102に斜め前方に向けて上下方向の軸線回り(Y軸回り)に回動可能に組み付けられており、第2ミラー114の上部からのレーザ光を上部にて前方に向けて反射して長窓101を介し外部の対象物10に照射するとともに、対象物10にて反射されたレーザ光(対象物10からの反射光)を下部にて第2ミラー114の下部に向けて反射する。第4ミラー116は、ハウジング102の下部に斜め上方に向けて固定され、第2ミラー114の下部からのレーザ光(対象物10からの反射光)を斜め上方の後方に向けて反射して結像器117に入射させる。
【0022】
結像器117は、ハウジング102に固定されており、第4ミラー116からのレーザ光(対象物10からの反射光)をラインセンサ118上に結像する。なお、レーザ光の光路に関しては、図示矢印によって示されている。
【0023】
ラインセンサ118は、CCDなどの複数の受光素子を一列に配置して構成されており、ハウジング102に斜め下方の結像器117に向けて固定されている。このラインセンサ118は、第3ミラー115(レーザ発振器111、集光器112、第1乃至第4ミラー113〜116、結像器117及びラインセンサ118などでも同じ)から対象物10の照射スポットまでの図示Z軸方向の距離を、複数の受光素子のうちで対象物10からの反射光を受光した受光素子の位置により検出するものである。この点について、図3を用いて簡単に説明しておくと、第3ミラー115から対象物10に放射されるレーザ光の方向が同じでも、同第3ミラー115から対象物10までの距離(Z軸方向距離)が変わると、対象物10の表面で反射されて第4ミラー116を介して(結像器117は図示略)ラインセンサ118に入射する反射光の位置が変化するという3角測量法の原理に基づくものである。
【0024】
また、ハウジング102は、第3ミラー115を上下方向の軸線回りに回動させるための電動モータ119も収容している。電動モータ119は、ベルト120を介して第3ミラー115の上下方向の回転軸を軸線回りに回動させて、同ミラー115を上下方向の軸線回り(Y軸回り)に回動する。電動モータ119には回転角センサ121も組み付けられており、同センサ121は同モータ119の回転角を検出する。なお、電動モータ119の回転角は第3ミラー115の前記回転角にも対応しており、回転角センサ121は前記第3ミラー115の上下方向の軸線回り(Y軸回り)の回転角を検出していることにもなる。
【0025】
さらに、ハウジング102には、複数のプリント基板130も収容されている。これらのプリント基板130上には、形状測定装置100の動作を電気的に制御するための電気制御回路装置150を構成する多数の電子部品が配設されている。この電気制御回路装置150の機能を、図4を用いて説明する。
【0026】
この電気制御回路装置150は、レーザ発振器111に接続されて、同発振器111の作動を制御する。また、電気制御回路装置150は、電動モータ105及び回転角センサ110にも接続されていて、回転角センサ110からの回転角検出信号をフィードバックして電動モータ105の回転を制御し、枠体104を水平ピン103の軸線回り(X軸回り)に任意な角度だけ回動させる。この枠体104の回動は、レーザ発振器111、集光器112及び第1乃至第4ミラー113〜115などからなって対象物10に光ビームを放射するための光ビーム放射手段をX軸回りに回動することを意味し、これにより、Y−Z平面におけるレーザ光の照射方向すなわちレーザ光による対象物10の表面の照射スポットの位置がY軸方向に変更されて、対象物10の表面がレーザ光によってY軸方向に走査されることになる。これと同時に、電気制御回路装置150は、回転角センサ110からの回転角検出信号に基づいて、前記Y−Z平面におけるZ軸方向を基準としたレーザ光の照射方向θyを表す信号を出力する。
【0027】
電気制御回路装置150は、電動モータ119及び回転角センサ121にも接続されていて、回転角センサ121からの回転角検出信号をフィードバックして電動モータ119の回転を制御して、第3ミラー115をその上下軸線回り(Y軸回り)に任意な角度だけ回動する。この第3ミラー115の回動は、前記光ビーム放射手段をY軸回りに回動することを意味し、これにより、X−Z平面におけるレーザ光の照射方向すなわちレーザ光による対象物10の表面の照射スポットの位置がX軸方向に変更されて、対象物10の表面がレーザ光によってX軸方向に走査されることになる。これと同時に、電気制御回路装置150は、回転角センサ121からの回転角検出信号に基づいて、前記X−Z平面におけるZ軸方向を基準としたレーザ光の照射方向θxを表す信号を出力する。
【0028】
このような電動モータ105,119によるレーザ光の放射方向の変更について、同レーザ光の放射方向の変更と対象物10の走査との関係を概略的に示す図5を用いて説明しておく。電気制御回路装置150は、電動モータ105,119を所定のシーケンスに従って駆動制御して、放射されたレーザ光(光ビーム)にほぼ直交する仮想的なX−Y平面上における照射スポットをX軸方向に沿って移動させるとともにY軸方向に沿って移動させることにより、同X−Y平面をレーザ光で走査することができる。そして、この走査位置すなわち照射スポットの位置が、前記レーザ光の照射方向θx,θyに対応する。
【0029】
さらに、電気制御回路装置150は、ラインセンサ118にも接続されており、同センサ118を構成する複数の受光素子からの信号を入力する。そして、この電気制御回路装置150は、前記レーザ光による対象物10の表面の照射スポット毎に、同照射スポットからの反射光のラインセンサ118による検出受光位置に基づいて3角測量法を用いて第3ミラー115(レーザ発振器111、集光器112、第1乃至第4ミラー113〜116、結像器117及びラインセンサ118などでも同じ)から対象物10の照射スポットまでのZ軸方向の距離Lzを計測して出力する。また、ラインセンサ118による前記反射光の受光幅Lzも計測して出力する。
【0030】
これらのZ軸方向の距離Lz及び受光幅Lzの具体的な計測回路及び計測方法について説明する。電気制御回路装置150は、図6の機能ブロック図に示すように、取込み部151、比較部152、第1計数部153、第2計数部154、除算部155、加算部156及び演算制御部157を備えている。
【0031】
取込み部151は、ラインセンサ118の各受光素子にそれぞれ接続されていて、演算制御部157によって制御され、前記レーザ光による対象物10の表面の照射スポットの各位置毎に、各受光素子による受光量を表す各信号を同時に並列に入力して、同各信号を比較部152に順次直列に出力する。図7は、ラインセンサ118の各受光素子から取込み部151に取込まれる信号と、同各受光素子の受光量との関係を示しており、前記取込み部151から比較部152には図6の左端の受光素子から順に右側の受光素子に向かってラインセンサ118による検出信号が順次出力される。なお、演算制御部157は、前述した電気制御回路装置150の電動モータ105,119の作動制御に連動していて、前記照射スポットの位置の変更毎に、ラインセンサ118による検出信号の取込みを取込み部151に指示する。
【0032】
比較部152も、演算制御部157により制御されて、取り込み部151から供給されてラインセンサ118の各受光素子による受光量を表す各検出信号が所定の受光量を表す閾値Vref以上であるかを比較判定する。そして、比較部152は、各検出信号が閾値Vref以上であればハイレベル信号”1”を出力し、各検出信号が閾値Vref未満であればローレベル信号”0”を出力する。
【0033】
第1計数部153も、演算制御部157により制御されて、前記各照射スポット毎に、ラインセンサ118から新たな照射スポットに関する検出信号の到来に応答して計数を開始して、比較部152からハイレベル信号”1”が供給されるまでのローレベル信号”0”の数を計数して、同計数値Aを出力する。第2計数部154も、演算制御部157により制御されて、前記各照射スポット毎に、比較部152からのハイレベル信号”1”の数を計数して、同計数値Bをラインセンサ118による反射光の受光幅Lzsを表す検出信号として出力する。
【0034】
除算部155は、前記各照射スポット毎に、第2計数部154による計数値Bを「2」で除して出力する。加算部156は、前記各照射スポット毎に、第1計数部153による計数値Aと除算部155による除算結果B/2を加算して、同加算結果(A+B/2)をラインセンサ118による反射光の受光位置すなわち対象物10の照射スポットまでのZ軸方向の距離Lzを表す検出信号として出力する。
【0035】
なお、上記電気制御回路装置150の動作及び図6の機能ブロック図の動作の全てをハード回路によって実現するようにしてもよいし、それらの一部をコンピュータによるプログラム処理によって実現するようにしてもよい。
【0036】
ふたたび、図4の説明にもどると、電気制御回路装置150から出力されるレーザ光の照射方向θx,θy、対象物10の照射スポットまでのZ軸方向の距離Lz及び受光幅Lzsを表す各検出信号は、コンピュータ本体200に供給される。コンピュータ本体200は、プログラム処理により各種機能を実現するもので、特に座標変換機能及び画像処理機能を実現するようになっており、これらの機能を実現する手段を座標変換部210及び画像処理部220として示している。
【0037】
座標変換部210は、前記レーザ光の照射方向θx,θy、前記Z軸方向の距離Lz及び受光幅Lzsを表す各検出信号を入力して、前記各照射スポット毎に、照射方向θx,θyに基づいて公知の座標変換演算を実行して、前記仮想のX−Y平面上における照射スポットのX軸及びY軸座標データDx,Dyを形成する。また、前記Z軸方向の距離LzをX軸及びY軸座標データDx,Dyに合わせて所定の変換を施して、同距離Lzに対応したZ軸座標データDzを形成する。そして、座標変換部210は、前記各照射スポット毎に、これらのX軸、Y軸及びZ軸座標データDx,Dy,Dzを3次元座標データとしてまとめて、受光幅Lzsを表す受光幅データDzsと共に画像処理部220に出力する。
【0038】
画像処理部220は、前記各照射スポット毎の3次元座標データDx,Dy,Dzに基づいて公知の方法により対象物10の3次元画像を生成するとともに、前記受光幅データDzsを対象物10の表面の陰影を表す陰影情報として利用して前記3次元画像に陰影を施す。この陰影の施された3次元画像を表す表示データはコンピュータ本体200内に設けたメモリに記憶されるとともに、同本体200から表示装置300に送られる。表示装置300は、CRT、液晶表示器などにより構成した画面を有し、前記表示データに基づいて、画面上に前記陰影の施された3次元画像を表示する。
【0039】
以下、上記のように構成した実施形態の動作を説明する。形状測定装置100において、電気制御回路装置150の制御のもとに、レーザ発振器111が作動開始する。そして、レーザ発振器111から放射されたレーザ光は、集光器112、第1乃至第3ミラー113〜115を介して対象物10の表面に照射され、同対象物10の表面に照射スポットを形成する。そして、対象物10の表面にて反射された反射光は、第3ミラー115、第2ミラー114及び第4ミラー116を介して結像器117に入射し、同結像器117は同反射光をラインセンサ118の複数の受光素子のいずれかの位置に結像する。
【0040】
また、電動モータ105,119も、電気制御回路装置150の制御のもとに、所定のシーケンスに従って回転角センサ110,121と協働して枠体104をX軸回りに回動するとともに、第3ミラー115をY軸回りに回動する。これにより、対象物10に向けたレーザ光の方向はY軸方向及びX軸方向に移動されて、上述した仮想的なX−Y平面に対応した対象物10の表面が照射スポットにより走査される。
【0041】
一方、これと同時に、電気制御回路装置150は、前記電動モータ105,119の作動によるレーザ光の照射方向θx,θy、及び第3ミラー115から対象物10の表面までのZ軸方向の距離Lzを表す検出信号を、前記各照射スポット毎にコンピュータ本体200の座標変換部210に順次出力する。また、これと同時にラインセンサ118によって受光された反射光の受光幅Lzsを表す検出信号も、前記各照射スポット毎に電気制御回路装置150から座標変換部210に順次供給される。
【0042】
座標変換部210は、前記レーザ光の照射方向θx,θy、及び前記Z軸方向の距離Lzを表す検出信号に基づいて、前記各照射スポット毎に、対象物10の表面に関する3次元座標データDx,Dy,Dzを形成して画像処理部220に出力するとともに、陰影情報としての受光幅Lzsに対応した受光幅データDzsも形成して画像処理部220に出力する。画像処理部220は、これらのデータDx,Dy,Dz,Dzsに基づいて陰影の施された3次元画像を生成して、同3次元画像を表す表示データを表示装置300に供給する。これにより、表示装置300は、画面上に前記陰影の施された3次元画像を表示する。また、このとき、前記表示データは、コンピュータ本体200内のメモリに記憶される。
【0043】
このように動作する3次元画像生成装置及び同方法は、対象物10の表面が明るくなるほど同表面の照射スポットからの反射光の散乱の度合いが大きくなるという現象に着目したものである。電気制御回路装置150の第2計数部154は、ラインセンサ118による反射光の受光幅Lzを計測することにより、前記反射光の散乱の程度、すなわち対象物10の表面の明るさを照射スポット位置毎に検出することになる。そして、コンピュータ本体200の画像処理部220が、前記各照射スポットの位置毎に計測した反射光の受光幅Lzに対応した受光幅データDzsを、対象物10の表面の陰影を表す陰影情報として利用して対象物10の3次元画像を生成する。この場合、前記計測された受光幅Lzに対応した受光幅データDzsは、各照射スポットの位置毎に検出されたものであって、各3次元座標データDx,Dy,Dzと対応しているので、3次元座標データDx,Dy,Dzに基づく対象物10の3次元画像の生成に同受光幅データDzsを対象物10の表面の陰影を表す陰影情報として利用する際、3次元座標データDx,Dy,Dzに基づく対象物10の3次元画像と陰影情報により表される陰影との位置合わせの必要性がなくなると同時に、同位置合わせによる誤差もなくなる。
【0044】
その結果、上記実施形態によれば、陰影情報を入手するビデオカメラなどの特別な機器を必要とすることなく、3次元座標データにより生成した3次元画像に陰影を正確かつ簡単に付することができる。
【0045】
なお、上記実施形態においては、第3ミラー115から対象物10の表面までのZ軸方向の距離Lzを、対象物10の表面からの反射光を受光しているラインセンサ118の複数の受光素子の中央位置に応じて決定するようにした。しかし、本発明者等による実験によれば、前記中央位置は、反射光の散乱の程度が大きくなって受光幅Lzが増加するにしたがって、距離Lzに対応したラインセンサ118による本来の受光位置から徐々にずれていくことを確認した。上記実施形態による装置では、図8に示すように、ラインセンサ118の複数の受光素子の中央位置Lz1が距離Lzに対応したラインセンサ118による本来の受光位置Lz0に対して遠くなる側にずれるとともに、このずれ量Lz1−Lz0が受光幅Lzs(=B)が大きくなるに従って増加した。言い換えれば、図8に破線で示すように、受光幅Lzs(=B)が大きくなるに従って、反射光の散乱すなわち受光幅が本来の受光位置Lz0に対して遠くなる側にて大きくなった。
【0046】
このラインセンサ118による受光位置の変化を修正するために、上記実施形態の図6に示した機能ブロック図の一部を図9のように変形するように、電気制御回路装置150を変形した。この変形例は、受光幅Bの大きさに応じて変化する補正係数kを出力する補正係数テーブル158を設けるとともに、除算部155と加算部156との間に同除算部155による除算結果B/2に補正係数kを乗算する乗算部159を挿入したものである。この場合、補正係数テーブル158は、図10に示すように、受光幅Bに対して、同受光幅Bが増加するに従って「1.0」から徐々に減少する補正係数kを記憶したものである。なお、この補正係数kの特性は、レーザ発振器111から発射されるレーザ光の波長、ラインセンサ118の特性などに依存するもので、実験により決定するとよい。
【0047】
このように構成した変形例によれば、加算部156から出力される距離Lzは、第1計数部153による計数値Aに、除算部155による除算結果B/2を補正係数kで補正した補正値k・B/2を加算した値(A+k・B/2)になる。そして、補正係数kは、前述のように、同受光幅Bが増加するに従って「1.0」から徐々に減少するように設定されているので、補正係数テーブル158及び乗算部159による補正により、距離Lzは、受光幅Bが増加するに従って、反射光を受光しているラインセンサ118の複数の受光素子の中央位置に対応した距離よりも近くなる側に補正される。これにより、反射光の散乱の程度が大きくなって受光幅Lzが増加しても、計測距離Lzが前記反射光の散乱による影響を受け難くなる。したがって、陰影情報を精度よく検出するための反射光の受光幅Lzが大きくなるレーザ光(光ビーム)を用いても、高精度の座標データDx,Dy,Dzを得ることができ、正確な3次元画像を得ることができる。
【0048】
また、上記実施形態においては、枠体104及び第3ミラー115の回転を制御するために回転角センサ110,121によって検出した回転角をフィードバックして電動モータ105,119の回転を制御するようにした。しかし、電動モータ105,119としてステップモータのような回転角センサ110,121を用いなくても回転位置を制御可能な電動モータを用いるようにすれば、前記回転角センサ110,121は不要となる。この場合、電気制御回路装置150は、対象物10の表面をレーザ光でX軸及びY軸方向に走査するために電動モータ105,119の回転位置を制御するようにするとともに、同制御に連動して上記レーザ光の照射方向θx,θyを表す信号をコンピュータ本体200の座標変換部210に出力するようにするとよい。
【0049】
また、上記実施形態においては、3次元画像を表示する手段として表示装置300を設けるようにしたが、これに代え又はこれに加えて3次元画像を印刷するプリンタ装置を設けるようにしてもよい。この場合、プリンタ装置は、コンピュータ本体200の画像処理部220から供給される表示データに基づいて3次元画像を印刷するようにすればよい。
【0050】
さらに、上記実施形態においては、ビデオカメラ、CCDカメラなどの2次元画像取得手段を用いなかったが、上記3次元画像に、より正確な陰影を付加したり、正確な色彩を付加する場合などには、対象物10の2次元画像を取得可能なビデオカメラ、CCDカメラなどの2次元画像取得手段を上記形状測定装置100に併用するようにしてもよい。この場合、前記陰影情報としての計測受光幅Lzを表す情報を前記2次元画像取得手段にて取得した2次元画像との位置合わせに利用できる。また、受光幅Lzは対象物の表面の色彩に応じても変化するので、受光幅Lzと色彩の関係を予め調べておき、生成した3次元画像に計測受光幅Lzに応じた色彩を付することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る3次元画像生成装置の全体を示す概略図である。
【図2】図1の光学系装置のみを抜き出した概略斜視図である。
【図3】対象物の表面までの距離を測定する3角測量法を説明するための同測量法の原理図である。
【図4】前記3次元画像生成装置の電気的ブロック図である。
【図5】対象物のレーザ光による走査を説明するための説明図である。
【図6】図4の電気制御回路装置にて実行されて対象物までの距離及びラインセンサによる受光幅の計測機能を実現する機能ブロック図である。
【図7】ラインセンサの各受光素子から電気制御回路装置の取込み部に取込まれる信号と、同各受光素子の受光量との関係を示す図である。
【図8】反射光の散乱が対象物までの距離の計測に与える影響を説明するための説明図である。
【図9】図6の機能ブロック図の変形例を示すブロック図である。
【図10】図9の補正係数テーブルに記憶されている補正係数の変化特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
10…対象物、100…形状測定装置、104…枠体、105,119…電動モータ、110,121…回転角センサ、111…レーザ発振器、112…集光器、113〜116…ミラー、117…結像器、118…ラインセンサ、150…電気制御回路装置、152…比較部、153,154…計数部、158…補正係数テーブル、200…コンピュータ本体、210…座標変換部、220…画像処理部、300…表示装置。
Claims (4)
- 対象物に向けて光ビームを放射して同対象物の表面に照射スポットを形成する光ビーム放射手段と、
前記光ビームの放射方向を変更して前記対象物の表面に形成される照射スポットの位置を変更する放射方向変更手段と、
前記対象物の表面からの反射光を集光して結像する結像手段と、
前記結像手段による反射光の結像位置に一列に配置された複数の受光素子からなるラインセンサと、
前記対象物の表面に対する光ビームの各照射スポットの位置毎に、前記光ビームの放射方向及び前記ラインセンサによって検出される反射光の受光位置に基づいて前記対象物の表面に関する3次元座標データを計算する座標変換手段と、
前記各照射スポットの位置毎に計算した各3次元座標データに基づいて前記対象物の3次元画像を生成する画像処理手段と
を備えた3次元画像生成装置において、
前記対象物の表面に対する光ビームの各照射スポットの位置毎に、前記ラインセンサによって検出された反射光の受光幅を計測する受光幅計測手段を設け、
前記画像処理手段は、前記各照射スポットの位置毎に計測した反射光の受光幅を、前記対象物の表面の陰影を表す陰影情報として利用して前記対象物の3次元画像を生成する3次元画像生成装置。 - 前記請求項1に記載した3次元画像生成装置において、
前記座標変換手段に、前記受光幅計測手段によって計測された反射光の受光幅に基づいて、前記計算される3次元座標データのうちで前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面までの距離に関する座標データを補正する補正手段を設けたことを特徴とする3次元画像生成装置。 - 対象物に向けて方向を変更しながら光ビームを放射して同対象物の表面に順次位置を変えながら照射スポットを形成し、
前記対象物の表面からの反射光を集光して一列に配置された複数の受光素子からなるラインセンサ上に結像させ、
前記対象物の表面に対する光ビームの各照射スポットの位置毎に、前記光ビームの放射方向及び前記ラインセンサによる反射光の受光位置に基づいて前記対象物の表面に関する3次元座標データを計算して、
前記各照射スポットの位置毎に計算した各3次元座標データに基づいて前記対象物の3次元画像を生成するようにした3次元画像生成方法において、
前記ラインセンサによる反射光の受光幅を計測し、
前記計測した受光幅を前記対象物の表面の陰影を表す陰影情報として利用して前記対象物の3次元画像を生成する3次元画像生成方法。 - 前記請求項3に記載した3次元画像生成方法において、
前記計測した受光幅に基づいて、前記計算される3次元座標データのうちで前記光ビーム放射手段から前記対象物の表面までの距離に関する座標データを補正するようにしたことを特徴とする3次元画像生成方法。
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