JP3552750B2 - 文書処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】本発明は、ペン入力機能をもつワードプロセッサ、コンピュータ、携帯情報端末など、手書き文字入力および手書き文字認識機能をもち、直接漢字を入力することが可能である日本語文処理装置、あるいは、一般のコンピュータおよびワードプロセッサなどで、一度入力した日本語テキストを事後に再度変換できる機能をもつ文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ペンなどによるペン入力機能を有するワードプロセッサ、コンピュータなどが数多く存在する。図9はペン入力機能を有する携帯情報端末の一例である。表示部Aは表示一体型のタブレットである。該表示部Aに入力手段である入力用ペンBにより入力することができる。図10は入力中の画面の例である。記入枠CにペンBで入力することにより、ペン入力された漢字、仮名、英数字等を認識し、認識された文字が入力行Dに表示される。入力枠はどの枠(C1〜4)に書いてもよく、認識された文字は記入枠から消えるため、空いている枠に順次入力していけばよく、書いた順に入力行に表示される。
【0003】
従来のキーボード入力方式ではひらがなから漢字に変換を行っていたが、ペン入力方式においては、漢字も直接入力が可能である。しかし、漢字を混在させた入力や、いったん変換済みの仮名漢字文節のテキストを変換することはできない。漢字の前後の仮名部分ごとに個別に変換を行う場合、例えば「公えん」と入力して、ひらがな部の「公えん」の部分を変換した場合、変換単位が短く、直前の文字「公」となんら関係のないものも候補としてしまうため、変換精度が非常に悪い。
【0004】
特公平4−35785において、漢字と仮名の混在する見出し語ごとに対応する漢字を格納した専用の辞書を用いることにより、入力させた仮名漢字まじり文字列を変換する方式が開示されている。この方式において用いられる辞書の例を図8に示す。仮名漢字変換辞書の見出し語に漢字をも含んだ文字列も記述した辞書を用いている。しかし、「日本語」に対する見出し語に関して、すべての漢字と仮名の組み合わせを考えると「にほんご」「日ほんご」「に本ご」「にほん語」「日本ご」「日ほん語」「に本語」の7つが必要になる。変換結果である漢字列の文字数をRとすると、見出し語数は2R−1となり膨大な量に膨れ上がる。このためかなり大規模な辞書を用意することが必要となり、検索効率、メンテナンスの負荷などの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ペン入力以外の入力方式として一般的にはキーボードによる入力方式がある。仮名漢字まじりの日本語文を入力する手段として、キーボードより入力文をひらがなで入力した後に、[変換]キーなどの操作により、ひらがな文字列を漢字に変換するといった方式があった。
【0006】
ペン入力方式においては漢字を直接入力することが可能であるため、例えば「公園」という文字列を入力したい場合、直接前述の記入枠Cに「公園」と入力し、認識させることができるが、実際は「園」という漢字は画数も多く、ユーザとしては「公えん」と入力して、変換要求を行うと、「公園」と変換してくれると非常に都合がよい。また、一般の入力方式による機器においても、既に入力済みの日本語のテキストの一部もしくは全部を再度、漢字に変換したいケースがありうる。OCR(Optical Character Reader)から入力された文章の一部に再変換を行いたい場合も考えられる。そのためには従来の仮名のみからなる文字列を変換の対象とするのではなく、漢字も含んだ、仮名漢字まじりの文字列から変換を行えるようにする必要がある。
【0007】
特公平4−35785において、仮名漢字まじりの文字列を変換する方式として、従来の仮名漢字変換辞書の見出し語に漢字をも含んだ文字列も記述した辞書を用いる手法が考案されている。しかし、この方式では辞書の項目数が非常に大きくなってしまう。また、上記の例でも明らかなように、可能なすべての組み合わせのうち、ほとんど参照されることのないであろう見出し語(例えば「に本ご」など)を多く含んだ辞書になってしまう一方、使われる可能性のある見出し語に限定して登録するとなると、その境界線を引く作業は容易ではない。そのような辞書の作成には多大な負荷がかかるうえに、さらに辞書の更新や利用者による単語登録などにおいて、他の辞書と一貫性を持たせるためには多大な労力を要することが考えられる。
【0008】
本発明では、このような巨大な辞書をもつ必要なく、漢字を含んだ漢字を含んだ文字列を一度、ひらがなのみの文字列に変換するという手法を用いることにより、仮名漢字まじりの文字列を変換する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、変換対象文字列である仮名漢字まじり文字列を漢字を含まない文字列に変換し、中間仮名文字列を得る漢字仮名変換手段と、前記中間仮名文字列を仮名漢字まじりの文字列に変換し、一次候補文字列を得る仮名漢字変換手段と、変換対象文字列を仮名文字列部と漢字文字列部に分けて各文字列部を一次候補文字列と照合する照合手段と、最終候補文字列を出力する出力手段とを備え、前記照合手段は、漢字文字列部と同一の文字列を有し各漢字文字列部で区切られた仮名文字列部の位置に対応して空でない任意の文字列を有する一次候補文字列を最終候補文字列とすることを特徴とする文書処理装置を提供するものである。
【0010】
また別の観点から、この発明は、変換対象文字列である仮名漢字まじり文字列を漢字を含まない文字列に変換し、中間仮名文字列を得る漢字仮名変換手段と、前記中間仮名文字列を仮名漢字まじりの文字列に変換し、一次候補文字列を得る仮名漢字変換手段と、前記一次候補文字列と変換対象文字列を照合し、変換対象文字列中で漢字の連続する部分文字列はそのまま一次候補文字列に保存されており、かつ、変換対象文字列で仮名の連続する部分文字列は一次候補文字列中で空でない任意の文字列に対応している場合に最終候補文字列とする照合手段と、最終候補文字列を出力する出力手段とを備えることを特徴とする文書処理装置を提供するものである。
【0011】
【作用】
この発明によれば、漢字仮名変換手段によって、入力された変換対象の、漢字と仮名文字が混在する文字列を仮名のみの文字列に変換する。ここで、中間仮名文字列が得られる。仮名漢字変換手段によって、仮名漢字まじりの文字列に変換する。ここで、一時候補文字列が得られる。
【0012】
そして、照合手段によって、変換対象文字列と各一次候補文字列を照合し、一次候補文字列のうち、変換対象文字列に含まれる漢字が正しい位置に、同じ順序で現れるもの以外を排除し、残ったものを正解の候補として、利用者に出力表示する。
【0013】
【実施例】
図1は本発明の処理の流れを示すブロック図である。変換対象文字列1を仮名漢字変換2の処理により、中間仮名文字列群3が得られる。この中間仮名文字列群3に仮名漢字変換4による処理を加えると、一次候補文字列群5が得られる。この一次候補文字列群5と変換対象文字列1を照合処理6により照合すると最終候補文字列群7が得られるという流れである。
【0014】
本発明の一実施例のブロック図を図2に示す。8はタブレット、9は文字認識回路、10は変換対象文字列バッファ、11は漢字仮名変換回路、12は漢字仮名変換用回路、13は中間仮名文字列バッファ、14は仮名漢字変換回路、15は仮名漢字変換用辞書、16は一次候補文字列バッファ、17は文字列照合手段、18は最終候補文字列バッファ、19は表示回路、20は表示装置、21は変換過程制御回路を表している。
【0015】
上記各ブロックについて、処理にもとづいて詳細に説明する。タブレット8は図9のAに示したように、通常は表示部を兼ねている。図9の記入部CにペンBを用いて文字を入力する。入力された文字は文字認識回路9によって、認識される。文字認識回路9では、入力された文字のイメージ情報や、入力される入力のストローク情報(筆使い)などの情報を用いて、入力された文字を認識する。認識された文字列は、まず変換対象文字列バッファ10に格納される。この変換対象文字列バッファの内容は、漢字仮名変換用辞書12を利用して、漢字仮名変換回路11により、仮名のみを含む文字列に変換され、中間文字列バッファ13に格納される。
【0016】
中間仮名文字列バッファ13に格納された、仮名のみを含む文字列は、仮名漢字変換用辞書15を利用する仮名漢字変換回路14によって、漢字まじりの文字列に変換され、一次候補文字列バッファ16に格納される。変換対象文字列バッファ10の内容と、一次候補文字列バッファ16の内容は、照合回路17によって比較され、この両バッファの内容が矛盾しないと判断された場合にのみ、一次候補文字列バッファ16の内容が、最終候補文字列バッファ18にコピーされる。
【0017】
この最終候補文字列バッファ18に得られた文字列は、変換結果の候補として表示回路20を通じて表示装置21に表示され、利用者に出力表示され、利用者が承認すると確定され、そうでなければ、次の一次候補文字列または中間仮名文字列を得て、同様の処理を繰り返す。
【0018】
変換処理の起動および候補の提示は、タブレット8より入力され、文字認識回路9によって認識された変換命令として、変換過程制御回路21に渡され、この変換過程制御回路21は図3に示すフローチャートにもとづいて処理を進める。図3、図4を用いて、ひとつの実施例を詳細に説明する。ここで実際の例として、「公えん」という文字列をタブレット8より入力し、文字認識回路9によって認識され、変換をすることとする。
【0019】
まず、ステップ22において変換対象文字列をSとする。Sは変換対象文字列バッファである。つまりここでSには“公えん”が格納される。
ステップ23で最終候補文字列バッファであるRRに空集合を代入してクリアする。
ステップ24において、Sを漢字仮名変換する。つまり“公えん”に対して漢字仮名変換を行う。その結果の文字列の集合をIIとして格納する。ここではIIとして“こうえん”“きみえん”が格納される。これが中間仮名文字列バッファである。
ステップ25において、IIより要素の文字列をひとつ取り出してIとする。つまりIとして“こうえん”が取り出される。もし取り出す要素がなければステップ30の処理を行う。
ステップ26において、Iに仮名漢字変換を適用し、その結果の文字列とCCとする。例ではCCとして、“公園”“公演”“後援”“講演”“高遠”が得られる。これが一次候補文字列バッファである。
ステップ27でCCの要素の一つを取り出してCとする。もし、要素がなければステップ25に戻る。ステップ25において、IIの全要素を取り出したら、ステップ30にすすむ。
ステップ28において、CとSを照合する。CとSが矛盾するならば、ステップ27に戻る。矛盾しないならばステップ29において、集合RR(最終候補文字列バッファ)の要素としてCを加えたのち、ステップ27に戻る。
つまりステップ27、28でCCの要素である“公園”“公演”“後援”“講演”“高遠”において照合が行われ、Sに矛盾しない“公園”“公演”が最終候補文字列バッファRRに格納され、ステップ25にもどり、Iとして“きみえん”を取り出し、ステップ26において仮名漢字変換を適用する。しかし、“きみえん”に仮名漢字変換を適用すると候補が得られないため、またステップ25にもどる。ステップ25ではIIにはもう取り出すIがないため、ステップ30に処理の処理を行うことになる。
ステップ30では、RRより要素の文字列をひとつ取り出してRとする。要素がなければステップ31で候補なしとして終了する。
ステップ32においてRを利用者に表示する。ステップ33において、利用者がRを採用すれば終了し、そうでない場合はステップ30に戻る。
つまり候補として“公園”“公演”が表示されたわけである。
【0020】
上記ステップ24での漢字仮名変換は、文字列Sを引き数としてとり、仮名のみに変換した候補の文字列の集合を返す関数である。また、ステップ26の仮名漢字変換は仮名のみの文字列Iを引き数としてとり、漢字まじりの文字列に変換した文字列の集合を返す関数である。
【0021】
上記ステップ28においてCとSの照合を行い、矛盾があるかどうかを判断するわけであるが、その判断方法について、図5を用いて詳しく説明する。
前記の例における、変換対象文字列Sが「公えん」の場合に、一次候補文字列群CCとして「“公園”“公演”“後援”“講演”“高遠”」が得られたとする。“公園”“公園”は漢字『公』が変換対象文字列Sと同じ位置に現れ、かつ、仮名『えん』の部分がなんらかの漢字に置き換えられているのに対し、“後援”“講演”“高遠”については、漢字『公』が現れていないので、明らかに利用者が入力しようとした文字列と異なることがわかる。その結果、“公園”“公演”は最終候補文字列として残り、“後援”“講演”“高遠”については却下されることになる。
【0022】
また、もう一つの例として、変換対象文字列として「ひ行き」を変換したとする。Sに「ひ行き」が格納され、漢字仮名変換が行われる。漢字仮名変換の結果として、中間仮名文字列としてIに“ひこうき”“ひぎょうき”“ひいき”(下線部は『行』が変換された部分)が得られる。これらの中間仮名文字列のそれぞれについて、仮名漢字変換を行うことにより、一次候補文字列Cとして、“飛行機”“非行期”“罷業期”“贔屓”等が得られる。このうち、元の変換対象文字列に含まれていた漢字『行』を含まない“罷業期”“贔屓”等を排除し、残った“飛行機”“非行期”は、「ひ行き」の『ひ』『き』に相当する部分になんらかの漢字が現れているため、これらを正解の候補として提示することになる。
【0023】
上記の照合処理において、一次候補文字列を最終候補として残すか否かを決定するには、以下の方法による。
変換対象文字列を、仮名のみが連続する部分文字列と、漢字のみが連続する部分文字列に分割する。
【0024】
で表す。ここでSは変換対象文字列、Si(i=1,2,・・・,n;nは自然数)はその部分文字列、&は文字列の連結演算子を表し、K(X)は文字列Xが漢字のみを含むことを表す述語、NK(X)は文字列Xが仮名のみを含むことを表す述語とする。このような分割は必ず一意に定まる。
【0025】
つまり、例として「ひ行き」が変換対象文字列であった場合、S=[ひ行き]であり、S1は仮名が連続する部分文字列である[ひ]である、S2は漢字が連続する部分文字列[行]、S3は同様に、仮名が連続する部分文字列である[き]である。
また変換対象文字列Sが[公えん]であった場合は、S1は漢字が連続する部分文字列である[公]、S2が仮名が連続する部分文字列である[えん]となる。
【0026】
このとき、一次候補文字列が以下のような条件を満たす部分文字列に分割できるならば、この文字列は変換対象文字列と矛盾しておらず、最終候補文字列として残すものとする。このような分割が可能でない一次候補文字列は却下し、最終候補文字列から排除する。
【0027】
ここで、Tは一次候補文字列、Ti(i=1,2,・・・,n;nは自然数)はその部分文字列を表す。
【0028】
たとえば、変換対象文字列Sが「公えん」であれば、S1=「公」、S2=「えん」と一意に分割できる(n=2)。これに対する一次候補文字列が「公園」であれば、T1=「公」=S1、T2=「園」と分割でき、「公演」でも同様であるが、「講演」「後援」等は、T1=S1、かつT2が空でないような分割は存在しないため、最終候補文字列から排除される。
【0029】
また、変換対象文字列Sを「ひ行き」とすると、S1=「ひ」、S2=「行」、S3=「き」と分割できる。これに対する一次候補文字列を「飛行機」とすると、T1=「飛」、T2=「行」、T3=「機」と分割でき、「非行期」においても同様に分割できるので、最終候補文字列として残るが、「罷業期」や「贔屓」についてはT1とT3が空でなく、かつ、T2=S2となるような分割は存在しない。
【0030】
すなわち、図6に示すように、変換対象文字列中で漢字の連続する部分文字列はそのまま一次候補文字列に保存されており、かつ、変換対象文字列中で仮名の連続する部分文字列は一次候補文字列中で空でない任意の文字列に対応しているならば、その時に限り、その一次候補文字列を最終候補文字列として残すことになる。
【0031】
また、上記実施例では、漢字仮名変換、仮名漢字変換をおこなうときに、すべての候補をバッファに格納して一次候補文字列を生成し、照合手段によって、最終候補文字列を提示していた。以下の実施例は大きなバッファを要しない実施例である。図7をもとに説明する。
【0032】
まず、ステップ35において、変換対象文字列をSとする。次にステップ23で、Sに漢字仮名変換を適用し、その結果をIとする。ステップ24でもし、Iが空文字列であれば、ステップ25で候補なしとして終了する。Iが空文字列でない場合には、ステップ26において、Iに仮名漢字変換を適用して、その結果をCとする。ステップ27において、もし空文字列であればステップ23に戻り、次の候補をIとし、処理を続ける。空文字列でない場合は、ステップ28で、S(変換対象文字列バッファ)とC(一次候補文字列バッファ)の照合を行う。もし、ここで照合により矛盾するならば、またステップ23にもどり次候補をIとし、処理をつづける。矛盾しなかった場合は、ステップ29において、C(一次候補文字列バッファ)の内容をR(最終候補文字列バッファ)に代入し、ステップ30で利用者に提示する。ステップ31において、利用者が採用すればステップ32で終了し、採用せずに、次候補を要求した場合はステップ23にもどる。以上のようにバックトラックを繰り返して候補を生成することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
手書き入力文字を入力、認識できる機器においては、直接漢字を入力できるため部分的に漢字を含んだ文字列を入力できる。しかし、たとえば入力の繁雑さ、あるいは困難さのために文字列の一部を仮名で入力したものを変換したい場合や、また、入力済みの日本語文を再度変換したい場合において、入力された文字列に含まれる漢字とその位置の情報を有効に利用することにより、不要な候補を排除することができ、変換の精度を高めることができる。
【0034】
漢字仮名まじり文字列を仮名文字列に変換するための辞書はテキスト音声合成やソーティング用の読みの生成などに汎用的に利用でき、特別な専用辞書を用意する必要はない。仮名漢字変換においては従来の技術をそのまま利用できる。このように、汎用的なソフトウェア技術を組み合わせたものであるため、個々の要素技術をそれぞれ置き換えることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】本発明における実施例1のブロック図である。
【図3】本発明における実施例1のフローチャートである。
【図4】本発明の実施例における変換過程を示した図である。
【図5】本発明における入力文字列例に対する中間かな文字列群、一次候補文字列群、最終候補文字列群の例を示した図である。
【図6】照合処理によって、最終候補文字列として残す条件の例を示した図である。
【図7】本発明における実施例2のフローチャートである。
【図8】従来例における、辞書の例を示した図である。
【図9】ペン入力機能を持った携帯情報端末を示した図である。
【図10】ペンによる手書き入力モードでの画面図の一例である。
【符号の説明】
1 変換対象文字列
2 仮名漢字変換処理
3 中間仮名文字列群
4 仮名漢字変換処理
5 一次候補文字列群
6 照合処理
7 最終候補文字列群
8 タブレット
9 文字認識回路
10 変換対象文字列バッファ
11 漢字仮名変換回路
12 漢字仮名変換用辞書
13 中間仮名文字列バッファ
14 仮名漢字変換回路
15 仮名漢字変換用辞書
16 一次候補文字列バッファ
17 文字列照合回路
18 最終候補文字列バッファ
19 表示回路
20 表示装置
21 変換過程制御回路
Claims (2)
- 変換対象文字列である仮名漢字まじり文字列を漢字を含まない文字列に変換し、中間仮名文字列を得る漢字仮名変換手段と、
前記中間仮名文字列を仮名漢字まじりの文字列に変換し、一次候補文字列を得る仮名漢字変換手段と、
変換対象文字列を仮名文字列部と漢字文字列部に分けて各文字列部を一次候補文字列と照合する照合手段と、
最終候補文字列を出力する出力手段とを備え、
前記照合手段は、漢字文字列部と同一の文字列を有し各漢字文字列部で区切られた仮名文字列部の位置に対応して空でない任意の文字列を有する一次候補文字列を最終候補文字列とすることを特徴とする文書処理装置。 - 変換対象文字列である仮名漢字まじり文字列を漢字を含まない文字列に変換し、中間仮名文字列を得る漢字仮名変換手段と、
前記中間仮名文字列を仮名漢字まじりの文字列に変換し、一次候補文字列を得る仮名漢字変換手段と、
前記一次候補文字列と変換対象文字列を照合し、変換対象文字列中で漢字の連続する部分文字列はそのまま一次候補文字列に保存されており、かつ、変換対象文字列で仮名の連続する部分文字列は一次候補文字列中で空でない任意の文字列に対応している場合に最終候補文字列とする照合手段と、
最終候補文字列を出力する出力手段とを備えることを特徴とする文書処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16925094A JP3552750B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 文書処理装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16925094A JP3552750B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 文書処理装置 |
Publications (2)
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JPH0836571A JPH0836571A (ja) | 1996-02-06 |
JP3552750B2 true JP3552750B2 (ja) | 2004-08-11 |
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Family Applications (1)
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JP16925094A Expired - Fee Related JP3552750B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 文書処理装置 |
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JP (1) | JP3552750B2 (ja) |
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1994
- 1994-07-21 JP JP16925094A patent/JP3552750B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0836571A (ja) | 1996-02-06 |
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