JP3552744B2 - 放射線解析装置 - Google Patents
放射線解析装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3552744B2 JP3552744B2 JP05042194A JP5042194A JP3552744B2 JP 3552744 B2 JP3552744 B2 JP 3552744B2 JP 05042194 A JP05042194 A JP 05042194A JP 5042194 A JP5042194 A JP 5042194A JP 3552744 B2 JP3552744 B2 JP 3552744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- correction
- analog
- radiation
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 title claims description 54
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 45
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 21
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004876 x-ray fluorescence Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/17—Circuit arrangements not adapted to a particular type of detector
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、アナログ検出器信号を発生する放射線検出器、このアナログ検出器信号をディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変換器、および、この放射線のパルス波高分布を表すカウント値を記憶するメモリ手段を具える放射線解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような種類の放射線解析装置はドイツ国公開特許第DE 37 21 101号明細書から知られている。既知の放射線解析装置は、アナログ−ディジタル変換器を具えるパルス波高解析器と、放射線検出器により発生されたアナログ検出信号をパルス波高分布に変換する記憶回路とを一体化した検出器読取回路を具えている。
アナログ−ディジタル変換器からのディジタル信号はパルス波高分布を形成するよう記憶回路に供給される。記憶回路に形成されたこのパルス波高分布は陰極線管上に表示される。アナログ−ディジタル変換器は必然的に放射線検出器により発生されたアナログ信号の理想的変換から偏移した、ある程度の微分非線形性を有している。既知の放射線解析装置において、アナログ−ディジタル変換器の微分非線形性により生じるエラーは陰極線管上に表示されるパルス波高分布に持ち込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特に、本発明の目的は、アナログ−ディジタル変換器の微分非線形性により誘起されるエラーを補正したパルス波高分布を生成する放射線解析装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このことは、本発明による放射線解析装置が、上記のディジタル信号に基づき、且つアナログ−ディジタル変換器の変換エラーを表す補正信号に基づいて上記のカウント値を計算する補正手段を具えることによって達成される。
【0005】
放射線が放射線検出器に入射すると、電子的な検出器信号が発生する。この検出器信号はディジタル信号の振幅値に変換され、これが記憶回路に供給され、記憶回路で一連の検出器信号からカウント値が形成される。このカウント値はパルス波高分布、すなわち所定のレンジの値を有する振幅値の生起に対応するカウントの値を構成する。微分非線形性によりパルス波高分布に誘起されるエラーは、用いたアナログ−ディジタル変換器のみに依存し、且つX線検出器により検出された放射線の強度およびエネルギー分布には殆ど依存しない。従って、理想的パルス波高分布が既知の任意の検出器信号に対して知られている場合には、理想的パルス波高分布のカウント値とディジタル振幅から形成されたカウント値との比較により、補正数値を確立することができる。この補正数は、補正されたパルス波高分布を構成する補正されたカウント値の計算により検出器信号から形成されるパルス波高分布の補正に、引き続き用いられる。
【0006】
本発明による放射線解析装置の好ましい実施例は、補正手段が上記のディジタル信号から導かれたカウント値を補正信号で乗算する乗算手段を具えることを特徴としている。
【0007】
本発明による放射線解析装置の本実施例では、パルス波高分布は、多重チャネルメモリと一体化している多重チャネル解析器の形を持つ記憶回路によるディジタル信号の振幅値から形成されている。多重チャネルメモリの1つのチャネル番号は、1つのディジタル信号の振幅値の狭いレンジに対応している。多重チャネル解析器に1つのディジタル信号の振幅値を与えることは、多重チャネルメモリの対応するチャネルに記憶されたカウント値を1単位だけ増大するという効果を有する。すなわち、対応チャネルはディジタル信号の振幅値に対応している。従って、多重チャネルメモリの1つのチャネル番号は、放射線検出器により検出される放射線量子のエネルギーの1つの狭いレンジに対応している。
【0008】
アナログ−ディジタル変換器への一連の検出器信号の供給は、多重チャネルメモリにおけるカウント値を形成する。多重チャネルメモリにそのように形成されたパルス波高分布は、アナログ−ディジタル変換器の微分非線形性に基づくエラーを含んでいる。補正数を用いる計算により、多重チャネルメモリからのカウント値は、この微分非線形性に基づくエラーを含まない補正済パルス波高分布を構成する補正済カウント値にすることができる。補正済パルス波高分布は、例えば記録装置により記録されるか、あるいは表示装置により表示される。
【0009】
本発明による放射線解析装置の更に好ましい実施例は、補正手段が上記のディジタル信号を補正信号で乗算する乗算手段を具えることを特徴としている。
【0010】
エラーを含むカウント値を補正する代わりに、放射線解析装置の本実施例の多重チャネルメモリから、補正済パルス波高スペクトルが得られる。アナログ−ディジタル変換器の微分非線形性に基づくディジタル信号の振幅値のエラーは、上記のディジタル信号の振幅値と補正数からの補正済ディジタル信号の振幅値の計算により補正される。それに応じて、多重チャネルメモリへのこの補正済ディジタル信号の供給は、多重チャネルメモリの各チャネルの補正済カウント値を形成し、これにより、補正済パルス波高スペクトルを形成する。
【0011】
本発明による放射線解析装置の更に好ましい実施例は、補正手段が補正信号の振幅値を記憶するメモリ装置を具えることを特徴としている。
【0012】
検出器信号に依存しない補正数は、パルス波高分布と、既知の検出器信号に対応する既知の理想的パルス波高分布との比較により決定される。従って、決定された補正数の値はメモリ装置に記憶され、且つこのメモリ装置から供給されることが好適である。
【0013】
本発明による放射線解析装置の更に好ましい実施例は、補正数の値が、アナログ−ディジタル変換器に所定の形状の制御・測定信号を供給し、その結果生じたパルス波高分布と、上記の既知の信号に対応する理想的パルス波高分布とを比較することにより得られる値であることを特徴としている。
【0014】
パルス波高分布を補正する補正数は検出器信号には依存しない。従って、補正数は、ある範囲の振幅値を有する所定の形状の制御・測定検出器信号をアナログ−ディジタル変換器に供給することにより得られる。この既知の制御・測定検出器信号から、較正パルス波高分布を構成する較正パルスカウント値が記憶回路で形成される。この既知の制御・測定検出器信号は、理想的カウント値により形成される既知の理想的パルス波高スペクトルに対応する。この制御・測定検出器信号に対応する既知の較正パルス波高スペクトルの補正のために得られた補正数は、本発明による放射線解析装置により放射線解析を遂行する場合に得られる、制御・測定検出器信号の振幅値のレンジの振幅値を有する任意の検出器信号の補正に同程度に有効である。
【0015】
本発明による放射線解析装置の更に好ましい実施例は、制御・測定信号が鋸歯状信号であることを特徴としている。
【0016】
適切な組の補正数を得るために、制御・測定検出器信号は、対応するレンジの振幅値と、比較的単純な理想的パルス波高分布を持つべきである。鋸歯形状を有する信号はこれらの条件を満足し、従って制御・測定検出器信号として使用するのに特に適している。
【0017】
本発明による放射線解析装置が、アナログ−ディジタル変換器の微分非線形性により誘起されるエラーを補正したパルス波高分布を生成する補正を遂行する種々の機能は、上記の装置に連結された適当にプログラムされた計算機により実行されることが望ましい。
【0018】
【実施例】
本発明の上記の態様および他の態様は今後記載される実施例および添付図面を参照して明らかにされる。
図1は本発明による放射線解析装置の一実施例を示している。実際には、放射線解析装置として、図1にはX線解析装置が示されている。
【0019】
図1に示されたX線解析装置は、X線源1、サンプルホルダ2、コリメータ3と4、解析用結晶5およびX線検出器6を具えている。X線検出器6は例えばガス電離検出器である。X線ビーム7はサンプル8上に入射し、かつサンプルにより射出されるX線蛍光を生起する。蛍光X線ビーム9はコリメータ3を経て解析用結晶5の表面10に入射され、そこからブラグ反射により反射されたX線ビーム11がコリメータ4を経てX線検出器6に到達する。駆動モータ12と伝達装置13により、解析用結晶は図面の平面に垂直な軸の周りに随意に回転される。この回転により、X線検出器に入射するX線ビームのエネルギは狭いレンジ内に選択される。伝達装置14を介して作用するモータ12は図面の平面に垂直な軸の周りに、結晶の回転に整合する検出器の回転を生じる。この回転に基づき、検出器は円弧15に沿って移動する。
【0020】
検出器により発生されたアナログ検出器信号は利得制御回路16により制御される。引き続いて上記の検出器信号はアナログ−ディジタル変換器17によりディジタル信号の振幅値に変換される。検出器により発生された検出器信号の振幅値は、検出器に入射するX線フォトンのエネルギ分布に対応する。このように、検出器により発生された振幅値の発生の分布は検出器に入射するX線フォトンのエネルギ分布に対応する。信号の振幅のこの発生分布は、以後パルス波高分布として引用され、それは例えばヒストグラムの形でモニタ31の陰極線管上に表示される。放射線検出器6により発生されたアナログ検出器信号は、後に説明する検出器読取回路手段18により処理される。
【0021】
検出器読取回路の高速動作を達成するために、アナログ−ディジタル変換器17はフラッシュADC(Flash-ADC)とする。多重チャネル解析器の一部である多重チャネルメモリ19の形の記憶回路は、検出器により発生された検出器信号をパルス波高分布に変換するために具えられている。多重チャネルメモリの1つのチャネル番号は、検出器により発生された検出器信号の振幅値の1つの狭いレンジに対応している。このレンジの幅は、X線解析の実行に対応するX線エネルギのレンジの所定の幅と、多重チャネルメモリのチャネルの数との割合により決定される。多重チャネルメモリへの1つのディジタル信号の供給は、多重チャネルメモリの対応するチャネルに記憶された値が1単位だけ増大するという効果を有し、該対応チャネルは検出器により発生された検出器信号の振幅値に対応している。アナログ−ディジタル変換器への一連の検出器信号の供給は多重チャネルメモリのカウント値を形成する。それに応じて、多重チャネルメモリの1つのチャネル番号は、X線検出器により検出されたX線フォトンのエネルギの値の狭いレンジの1つに対応する。
【0022】
フラッシュADCが必然的にある程度の微分非直線特性を有しているから、多重チャネルメモリ19により記憶されたパルス波高分布に摂動が持ち込まれる。全く固有の微分非線形性に基づくこのような摂動は、本発明による放射線解析装置では補正される。アナログ−ディジタル変換器の微分線形性あるいは相補的な微分非線形性の程度が、アナログ−ディジタル変換器への既知のテストパルスの印加により測定できることは、それ自身、米国特許第4,352,160 号明細書から知られている。本発明による放射線解析装置においても類似の方法を用いるが、本発明では、単にアナログ−ディジタル変換器を解析するのではなく、多重チャネルメモリにより記憶されたパルス波高分布を較正し、引き続いて補正する。
【0023】
補正のために、フラッシュADCの制御・測定の遂行により得られる補正数が用いられる。検出器読取回路手段の較正は、これが放射線解析装置から分離されているときでも、あるいはそれに接続されているときでも、いずれでも遂行できる。較正はフラッシュADCにアナログ制御・測定鋸歯状信号を与えることにより実行される。この制御・測定鋸歯状信号は、フラッシュADCのレンジで正確に線形であり、フラッシュADCにより、高いクロツク周波数でディジタル制御・測定信号に変換される。特に、鋸歯状信号は、フラッシュADCのレンジが制御・測定鋸歯状信号の最大振幅値と最小振幅値の間の間隔内に充分含まれるよう選ばれる。従って、多重チャネルメモリにディジタル制御・測定信号を供給する場合、カウント値のかなりの数は、アンダーフローチャネルとオーバーフローチャネルに供給され、制御・測定鋸歯状信号の中間レンジに対応するカウント値が中間チャネルに供給され、ここでパルス波高分布が形成される。その結果、正確な線形性を有する制御・測定鋸歯状信号の部分が較正のために採用される。
【0024】
理想的には、フラッシュADCに制御・測定鋸歯状信号を供給する場合に、等しい数のカウント値が多重チャネルメモリの中間チャネルに供給される。アンダーフローチャネルが#0であり、オーバーフローチャネルが#255 である256チャネル多重チャネルメモリに対して、カウント値N'c の理想数は、
【数1】
により与えられる。ここでNc(i)は、多重チャネルメモリ手段にディジタル制御・ 測定信号を供給した後に、チャネル#iで得られるカウント値の数である。各チャネルの補正因数c(i) は、
【数2】
として得られる。多重チャネルメモリの各チャネルの較正因数は、特にプログラマブルメモリであるメモリ装置20に記憶される。
【0025】
放射線解析が実行され、且つパルス波高分布が多重チャネルメモリ19に記憶される場合、メモリ装置20に記憶された補正因数は、モニタ31あるいは記録装置32に補正パルス波高分布を供給するために用いられる。その目的で、多重チャネルメモリ19の連続チャネルの読出しとメモリ装置20からの対応する補正因数の読出しのために、読出制御回路21が設けられている。従って、制御回路21とメモリ装置20は補正数を与える手段を形成する。チャネル#iから読出されたカウント値の数は、たとえばNm(i)は同じチャネルの対応補正因数c(i) とともに乗算手段22の形をした計算手段に供給される。この乗算手段により、カウント値Nd(i)の補正数は、
【数3】
により計算される。
【0026】
最後に、カウント値の補正数は補正済パルス波高分布を形成し、これは放射線解析装置に接続された計算機のモニタ等のモニタ31あるいは記録装置32に供給される。補正数の記憶、乗算および読出し制御の機能は、ボックス24に個別の装置として図示したように、そのためにプログラムされた計算機の機能に結合できる。
【0027】
図2は、本発明による放射線解析装置の他の実施例を示している。本発明による放射線解析装置の図2に示されたような代替実施例においては、フラッシュADC17からのディジタル信号が乗算手段23により個別に対応する補正因数と乗算されるように乗算が遂行される。そのような方法で、多重チャネルメモリ19の対応チャネルの内容は、単位量ではなくむしろ部分量だけ増大し、多重チャネルメモリに補正済パルス波高分布を形成する。多重チャネルメモリ19の読出しに基づいて、補正済パルス波高分布がモニタ31あるいは記録装置32に供給される。補正数の記憶、乗算および読出し制御の機能は、ボックス25に個別の装置として図示したように、そのためにプログラムされた計算機の機能に結合できる。
【0028】
図3は、本発明による放射線解析装置に使用するアナログ−ディジタル変換器の微分非線形性を示している。特に、チャネル#20から#90に対して、アナログ−ディジタル変換器17の理想的な動作からの相対偏移が示されている。
【0029】
図4aは、図3に示されたアナログ−ディジタル変換器の微分非線形性に基づく偏移を含むパルス波高分布の一例を示しており、上記のパルス波高分布はガウス形パルス波高分布を有する検出器信号によるものである。ガウス形パルス波高分布を有する検出器信号が、アナログ−ディジタル変換器の微分非線形性の補正手段を欠く検出器読取回路に供給された場合、歪んだ波高分布が得られる。図4aから明らかなように、ガウス特性からの強い偏移は図3に示された強い相対偏移を有するチャネルに存在する。
【0030】
図4bは、本発明による放射線解析装置により、図3に示されたアナログ−ディジタル変換器の微分非線形性に基づく偏移が除去された、上記の検出器信号によるパルス波高分布の一例を示している。図4bから明らかなように、本発明による放射線解析装置の検出器読出回路は、アナログ−ディジタル変換器17の微分非線形性から補正されたカウント値を含む正しいパルス波高分布を生成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による放射線解析装置の一実施例を示す図である。
【図2】図2は本発明による放射線解析装置の別の実施例を示す図である。
【図3】図3は本発明による放射線解析装置に使用するアナログ−ディジタル変換器の微分非線形性を示す図である。
【図4】図4は波高分布を示す図であり、図4aは図3に示されたアナログ−ディジタル変換器の微分非線形性に基づく偏移を含むパルス波高分布の一例を示す図、図4bは本発明による放射線解析装置により生成されたパルス波高分布の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 X線源
2 サンプルホルダ
3、4 コリメータ
5 解析用結晶
6 X線検出器
7 X線ビーム
8 サンプル
9 蛍光X線ビーム
10 表面
11 X線ビーム
12 駆動モータ
13、14 伝達装置
15 円弧
16 利得制御回路
17 アナログ−ディジタル変換器
18 検出器読取回路手段
19 多重チャネルメモリ
20 メモリ装置
21 読出制御回路
22、23 乗算手段
24、25 ボックス
31 モニタ
32 記録装置
Claims (7)
- 放射線によって発生されるパルスの波高分布を生成する放射線解析装置であって、
検出器パルス形式のアナログ検出器信号を発生する放射線検出器と、
前記アナログ検出器信号を、前記検出器パルスの波高を表わす振幅値を有するディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変換器と、
前記パルスの波高分布を表わすカウント値を記憶するメモリ手段と、
前記ディジタル信号にもとづいて、前記ディジタル信号から導出したカウント値を補正して真のカウント値を計算する補正手段と
を具えた放射線解析装置において、
前記メモリ手段に、前記ディジタル信号の振幅値の異なる範囲に対応する個別のチャネルを設けて、検出器パルスが発生する毎に、前記ディジタル信号の振幅値が存在する範囲に対応するチャネルの内容を、1つの増分単位だけ増加させて、これにより、チャネル毎に記憶するカウント値を生成して、
前記補正手段を、前記チャネル毎に個別の振幅値を有する補正信号にもとづいて、前記チャネル毎に補正カウント値を計算するように構成して、前記補正信号が、当該チャネルに関係する前記アナログ−ディジタル変換器の変換エラーを表わすことを特徴とする放射線解析装置 - 前記補正信号を、前記アナログ−ディジタル変換器に供給するアナログ較正信号に対する応答として、前記アナログ−ディジタル変換器の出力から得ることを特徴とする請求項1に記載の放射線解析装置。
- 前記補正手段が、前記ディジタル信号から導出したカウント値に前記補正信号を乗算する乗算手段を具えていることを特徴とする請求項1に記載の放射線解析装置。
- 前記補正手段が、前記ディジタル信号に前記補正信号を乗算する乗算手段を具えることを特徴とする請求項1に記載の放射線解析装置。
- 前記補正手段が、前記補正信号の振幅値を記憶するメモリ装置を具えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の放射線解析装置。
- 前記アナログ−ディジタル変換器に所定形状の制御・測定信号を供給して、その結果生じたパルス波高分布を、前記制御・測定信号に対応する理想的なパルス波高分布と比較することによって、前記補正信号の振幅を得ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の放射線解析装置。
- 前記制御・測定信号が鋸歯状信号であることを特徴とする請求項6に記載の放射線解析装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP93200850 | 1993-03-24 | ||
NL93200850:1 | 1993-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300854A JPH06300854A (ja) | 1994-10-28 |
JP3552744B2 true JP3552744B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=8213720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05042194A Expired - Lifetime JP3552744B2 (ja) | 1993-03-24 | 1994-03-22 | 放射線解析装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5545900A (ja) |
JP (1) | JP3552744B2 (ja) |
DE (1) | DE69413304T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8930155B2 (en) | 2011-11-15 | 2015-01-06 | Fuji Electrict Co., Ltd. | Pulse processing device and radiation measuring device |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6327549B1 (en) * | 1999-10-25 | 2001-12-04 | Perkinelmer, Inc. | Differential correction method and apparatus |
JP5646147B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2014-12-24 | 公立大学法人大阪市立大学 | 二次元分布を測定する方法及び装置 |
EP2653891A1 (en) * | 2012-04-19 | 2013-10-23 | Fei Company | Method for analyzing an EDS signal |
US10393682B2 (en) * | 2015-09-18 | 2019-08-27 | U.S.A. As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Multiplexing x-ray fluorescence system and method |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4352160A (en) * | 1980-01-21 | 1982-09-28 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Statistical method of measuring the differential linearity of an analog/digital converter using a pseudo-random triangle wave stimulus |
US4903023A (en) * | 1985-11-06 | 1990-02-20 | Westinghouse Electric Corp. | Subranging analog-to-digital converter with digital error correction |
JPS6312985A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-20 | Toshiba Corp | 放射線エネルギ−弁別回路 |
JPH03179919A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-05 | Fujitsu Ltd | アナログディジタル変換装置 |
US5304808A (en) * | 1993-02-08 | 1994-04-19 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Method and apparatus for data sampling |
-
1994
- 1994-03-16 DE DE69413304T patent/DE69413304T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-22 JP JP05042194A patent/JP3552744B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-22 US US08/216,563 patent/US5545900A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8930155B2 (en) | 2011-11-15 | 2015-01-06 | Fuji Electrict Co., Ltd. | Pulse processing device and radiation measuring device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5545900A (en) | 1996-08-13 |
JPH06300854A (ja) | 1994-10-28 |
DE69413304T2 (de) | 1999-05-12 |
DE69413304D1 (de) | 1998-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2784372B2 (ja) | 放射線映像装置 | |
US7081626B2 (en) | Apparatus and method for temperature correction and expanded count rate of inorganic scintillation detectors | |
US8008623B2 (en) | Method for linearizing an energy spectrum of radiation detectors | |
EP0089096B1 (en) | Computed tomography apparatus with detector sensitivity correction | |
JP3552744B2 (ja) | 放射線解析装置 | |
US5371362A (en) | Nuclear detection process with base potential correction and correspnding apparatus (particularly a gamma-camera) | |
WO2003054531A1 (en) | A method of determining the background corrected counts of radiation quanta in an x-ray energy spectrum | |
JP3015697B2 (ja) | 放射線エネルギースペクトル測定装置 | |
JPH07119716B2 (ja) | 表面分析装置 | |
US9759819B2 (en) | Radiation measurement device | |
US4489236A (en) | Method for calibrating scintillation crystal | |
JP2009042233A (ja) | 放射線センサによって吸収される照射線量を決定する方法 | |
EP0626591A1 (en) | Radiation analysis apparatus | |
JP3790643B2 (ja) | エネルギー分散形x線検出器を備えた表面分析装置 | |
US4546488A (en) | X-Ray analysis apparatus with pulse amplitude shift correction | |
JP2021148513A (ja) | スペクトル表示装置、スペクトル表示方法、スペクトル表示装置用プログラム、及び、スペクトル測定システム | |
US20040030518A1 (en) | System and method for improving linearity and reducing digitization artifacts in a data analysis system | |
JPH043829B2 (ja) | ||
JPS6042426B2 (ja) | シンチレ−シヨンカメラ | |
JPS62121383A (ja) | 放射線測定装置 | |
JP2018054342A (ja) | 放射線測定装置 | |
JP2509886B2 (ja) | 光電子放出閾値測定装置 | |
JPH0360052B2 (ja) | ||
Yoshimura et al. | A Derivative Mössbauer Spectrometer Stabilized by Digital Method | |
CN115793020A (zh) | 一种x射线探测器光子到达时间标记精度测量系统及方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040413 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |