JPS6042426B2 - シンチレ−シヨンカメラ - Google Patents

シンチレ−シヨンカメラ

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JPS6042426B2
JPS6042426B2 JP53022257A JP2225778A JPS6042426B2 JP S6042426 B2 JPS6042426 B2 JP S6042426B2 JP 53022257 A JP53022257 A JP 53022257A JP 2225778 A JP2225778 A JP 2225778A JP S6042426 B2 JPS6042426 B2 JP S6042426B2
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JP
Japan
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scintillation
signal
correction
wave height
output
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JP53022257A
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JPS54115184A (en
Inventor
健二 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被検体に投与したR1(radi0ist0
pe〜放射性同位元素)の分布を測定する際に用いられ
るシンチレーシヨンカメラに関するものである。
シンチレーシヨンカメラにおいては、検出器に入射し
た放射線例えばγ線を、そのγ線によつてシンチレータ
に生ずるシンチレーシヨン(発光)を受けて電気信号に
変換し、一方位置計算回路から入射位置が計算されると
ともに、そのシンチレーシヨンからγ線エネルギの波高
弁別をおこない、シンチグラム像を得たいRIのエネル
ギに対応する検出波高値のシンチレーシヨンについての
み、CRT上の対応位置に輝点を表示させる。例えばテ
クネシウムー99wl、(997−n、TC)のRI分
布を得ようとするには、140KeV±l4KeV以内
のγ線エネルギに対応する検出波高値を生じるγ線につ
ぃてのみCRT(cath0deraytube〜陰極
線管)上に輝点表示をすることになる。 シンチレーシ
ヨンカメラにおける前記波高弁別”の原理は第1図の如
くである。
入射γ線はシンチレータ1でシンチレーシヨンを発生し
、このシンチレーシヨンが複数個配列された光電子増倍
管(以下「PMT」と称する)2で電気信号に変換され
、プリアンブ(前置増幅器)3、波形整形回路−4、を
経て加算回路5で加算的に合成される。この加算回路5
の出力(以下「Z信号」と称する)の波高値はシンチレ
ーシヨン光子の総和に等しく、入射γ線のエネルギに比
例するものである。このZ信号がシングルチャンネルの
波高分析器(以下RPHAョと称する)6で分析され予
定の波高値の信号のみが弁別され、例えばディジタル値
“゜1゛,“゜0゛の形で出力される。PHA6のウイ
ドウレベル(波高分析レベル)の設定は外部より±5%
,±10%というような形で与えられる。また、前記波
形整形回路4の出力は位置計算回路7に与えられ位置計
算回路7で前記シンチレーシヨンの発生した位置が算出
され、この位置信号(例えばX位置信号及びY位置信号
)と前記PHA6の弁別出力でCRT上の輝点表示が行
なわれる。ところが、実際のシンチレーシヨンカメラに
おいて、同一γ線エヌルギに対し、入射γ線の位置によ
る前記Z信号の波高値は必ずしも一定にならない。
その理由としては、(1)シンチレータ1の発光効率の
不均一、(2)シンチレータ1周辺部での光の反射の影
響、(3)PMT2の発光位置に対する出力特性(以下
RPMTレスポンスョと称する)の不均一、があげられ
る。
(3)のPMTレスポンスとは、第2図aに示すように
一本のPMT2だけ動作させて、シンチレータ1上でシ
ンチレーシヨン位置を変えた(例えばX方向について)
ときの、該PMT2の出力(よつてZ信号)の位置に対
しての関係のことであり、第2図bに示すような該PM
T2の中心位置(XO)を頂点とした分布となる。
そこで全部のPMT2が働いている状態ではZ信号は、
各PMT2についてのPMTレスポンスの総和となり、
一般に第3図の様な位置に対して凹凸ねある特性となる
。〔これに前記(1),(2)項の影響もふくめてZレ
スポンスと呼ぶ〕以上のように、加算回路5から出力さ
れるZ信号が、位置に対して一様でなく凹凸があると正
確な波高分析ができなくなる。
前記(1)〜(3)項のうち、特に(3)項の影響が大
きく、この影響を低減するために、従来、下記のような
方法が提案されていた。(1)シンチレータ1とPMT
2の間の距離を増大しPMTレスポンスを変化させて、
Zレスポンスを改善する。
(2)第4図のようにシンチレータ1とPMT2の間に
ライトガイド8を挿入しさらにそのライトガイド8に適
当なマスク9をつけて、PMTレスポンスを光学的に変
化させ、Zレスポンスを改善する。
(応用物理学会51年度予稿集1p−D−8米国特許3
814938号および同37848m号など)しかし、
これらの方法は定性的には改善の可能性はあるが、定量
的に補正することは難かしく、現実的でない。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたもの・で、波
高分析の性能を向上し、入射放射線位置の相違による影
響を受けない、高精度の波高分析を可能とするシンチレ
ーシヨンカメラを提供することを目的とするものてある
すなわち、本発明の特徴は放射線が入射するごとに、そ
の入射位置に応じ、あらかじめ設定した補正量を用いて
波高弁ぺの位置による不規則分布に補正を施こし、Zレ
スポンスの凹凸を補正することにある。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す゛る。
第5図において、第1図と同部分には同符号を付して発
明の詳細な説明を省略する。
同図において、10は位置計算回路7からの位置信号出
力をディジタル値に変換するA/D変換器、11は予め
位置に対応する補正値が記憶されA/D変換器10の出
力によつて記憶内容がアクセスされるメモl八12はメ
モリ11に記憶すべき内容を書き込む(あるいは更新す
る)ための書き込み信号発生器で前述のメモリ19が例
えばICメモリである場合には、アドレスラインにH,
Lの信号を送信するものである。13は加算回路5の出
力波高値をディジタル値に変換するA/D変換器、14
はメモリ11から読み出された補正値とA/D変換器1
3の出力とを加算するディジタル加算器14の出力が、
外部よりこの場合ディジタル値で設定されたウィンドウ
レベル内にあるか否かを判定しそれに応じてディジタル
値゜゜1゛,“゜0゛の形の波高弁別出力を発生するデ
ィジタルコンパレータ、16は位置計算回路7及びディ
ジタルコンパレータ15の出力によつて輝点表示を行な
うCRTである。
このような構成において入射γ線は前述したように位置
計算回路7で入射位置が計算され、A/D変換器10で
アナログ入力信号がディジタル出力信号に変換され、例
えば画面を64×64にマトリクス分割した各位置に対
応づけされる。
ところで、各マトリクス位置におけるZ信号(加算回路
5の出力)の凹凸より、第6図のように各マトリクス位
置に対応する適切な補正量ΔZに対応する補正値をあら
かじめ実測により求めておき、例えば64×64語の記
憶容量のメモリ11に記憶させておけば、前記入射γ線
ごとにA/D変換器10から出力信号が発生し、メモリ
11よりその入射位置に対応する前記補正値が読み出さ
れる。前記Z信号はA/D変換器13でディジタル信号
に変換され、そのディジタル値がディジタル加算器14
で前記補正値と加算されて、ディジタルコンパレータ1
5で、この場合ディジタル値で設定されたウィンドウレ
ベルの範囲に入るものについてのみ、ディジタル値゜゜
1゛の波高弁別出力が出る。この波高弁別出力と前記位
置計算回路7の出力によりCRTl6の表示が行なわれ
る。また、前記メモl川1中の補正値の設定内容は書き
込み信号発生器12により、必容に応じて外部から書き
替えることができる。このようにして、入射γ線に基づ
く位置信号に応じて各位置に対応する予定の補正量ΔZ
がZ信号に加算され、波高分析における位置によるばら
つきが、第6図に示すように効果的に補正されて波高弁
別が行なわれ、入射γ線のエネルギと位置の双方に対す
る分解能が向上する。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定
されることなく、その要旨を変更しない範囲内で種々変
形して実施することができる。例えば、(1)第7図の
ようにメモリ11にz信号の補正値のかわりにウィンド
ウレベルの位置による補正量ΔWLに対応する補正値を
入れておき、これにウイドウレベルの外部設定値をディ
ジタル加算器17で加算してディジタルコンパレータ1
5に与えることにより、Z信号を補正するかわりにウィ
ンドウレベル設定値を入射位置によつて変えるようにす
る、(2)上記実施例ではZ信号をA/D変換して、エ
ネルギ弁別をディジタル的におこなうようにしたが、補
正値をA/D変換し、Z信号に対してアナログ的に加算
して、アナログ的にPIIA6にかける構成とする、(
3) 更に、上述において補正値を加算するかわりに、
乗算して補正を施こす、など要旨を変更しない範囲で変
形することが可能である。
以上述べたように、本発明によれば入射放射線位置の相
違による影響を受けない高精度の波高分析を可能とする
シンチレーシヨンカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例の構成を示すブロック図、第2
図A,bはPMTレスポンスを示す図、第3図及び第4
図は従来提案されているZレスポンスの補正方法を説明
するための図、第5図は本発明の一実施例の構成を示す
ブロック図、第6図は同実施例における補正の原理を概
念的に説明するための図、第7図は本発明の他の実施例
の構成を示す要部のブロック図である。 1・・・シンチレータ、2・・・光電子増倍管(PMT
)、3・・・プリアンプ(前置増幅器)、4・・・波形
整形回路、5・・・加算回路、7・・・位置計算回路、
10,13・・・A/D変換器、11・・・メモリ、1
2・・・書き込み信号発生器、14,17・・・ディジ
タル加算器、15・・・ディジタルコンパレータ、16
・・・CRT(陰極線管)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 放射線により発光するシンチレータと、このシンチ
    レータに対応して複数個配列されたシンチレーシヨン検
    出用の検出手段と、これら検出手段の出力に基づいてシ
    ンチレーシヨンの発生位置を計算しそれに応じた位置信
    号を出力する位置計算手段と、前記検出手段の出力を加
    算的に合成してエネルギ信号を得る加算手段と、この加
    算手段から得られたエネルギ信号のうち予め設定された
    波高値の信号を弁別する波高弁別手段と、前記位置計算
    手段からの位置信号と前記波高弁別手段からの弁別出力
    によつてシンチグラムを形成する像形成手段とを備えた
    シンチレーシヨンカメラにおいて、前記位置計算手段の
    出力位置信号に応じて予め設定記憶された補正値を前記
    位置信号入力に基づいて出力する補正値記憶手段と、こ
    の補正値記憶手段で得られる補正値に基づいて前記エネ
    ルギ信号の位置によるばらつきに補正を施こす補正手段
    とを具備してなるシンチレーシヨンカメラ。 2 補正手段は、加算手段から出力されるエネルギ信号
    に補正値を加算または乗算する構成であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のシンチレーシヨンカメ
    ラ。 3 補正手段は、波高弁別手段の弁別波高値に補正値を
    加算または乗算する構成であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシンチレーシヨンカメラ。
JP53022257A 1978-02-28 1978-02-28 シンチレ−シヨンカメラ Expired JPS6042426B2 (ja)

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JPS54115184A JPS54115184A (en) 1979-09-07
JPS6042426B2 true JPS6042426B2 (ja) 1985-09-21

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