JP3552499B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、色分解光像を潜像担持体に露光し、形成された各潜像を各々色分解光の補色のトナーで現像し、得られた複数のトナー像を同一転写紙上に重ね合わせて転写する方式の複数の現像器を備えた現像装置を有する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置の現像装置として、省スペース、スペース有効活用という点から、回転中心線周りに配設された複数の現像器を有する現像器ユニットを、該回転中心線周りに回転させて、任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に順次移動させて潜像担持体上の潜像を各色トナーで現像するようにした回転型現像装置が有利である。
【0003】
また、補給用のトナーを収容し、該トナーを各現像器に補給するトナー補給部に関しては、その機構の簡単さ、スペースの有効利用などの面から、上記各現像器から構成される現像ユニットの各現像器のそれぞれに対して着脱可能であり、かつ該現像器ユニットとともに回転可能に構成された着脱式のトナー収容器を複数有するトナー収容器ユニットを用いるのが有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の、トナー収容器ユニットを採用した回転型現像装置を有する画像形成装置において、画像形成の高速化に対応するためには、現像剤、トナーともに相当の量を搭載する必要があり、重量、大きさとも大きく、ひいては、慣性モーメントとしても大きなものを高速回転する必要がある。
【0005】
一般に上記現像器ユニットを駆動する駆動手段としては、回転停止位置精度を要求されるため、ステッピングモータが用いられる。ここで、ステッピングモータを用いて上記現像器ユニット及びトナー収容器ユニットを駆動する場合に、負荷トルクが大きくてモータの発生するトルクをオーバーすると脱調と呼ばれるモータの制御が不能な状態となり、所望の角度の回転ができなくなってしまう。このため、色切り換えの際に、次色の現像器が所定の現像位置とは異なった位置に位置して停止してしまうので、その色で像担持体上の潜像を現像することができず、色抜けの異常画像となってしまう。
【0006】
しかしながら、上述のような高負荷、高速回転に対応して、上記脱調による異常画像を発生することなく動作するモータは汎用性がなくて非常に高価であったり、入力電源としてAC電源を用いる必要があって構成が複雑になったりする。このため、複写機やプリンタなどの事務機器に搭載するのは困難な場合がある。このようなモータ側の制約上、高速化が困難であった。また、モータの駆動電圧、電流を高くすることにより、モータの出力を高めることも可能であるが、消費電力が高くなり省エネ化に反するという問題点が生じてしまう。
【0007】
本発明者は、以上の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、上記回転型現像装置の回転動作を行う場合に負荷トルクが周期を持って大きく変動するということを見出した。
図6は、ステッピングモータを用いて現像器ユニット及びトナー収容器ユニットを有する回転型現像装置の90°の回転動作を行う場合の一般的なモータの速度制御の駆動パターンとその際モータにかかる負荷トルクとを示す図である。回転型現像装置の回転動作は、図6の駆動パターンのように、所定の速度Vまで速度を加速する加速領域t1と、該所定の速度に達した後に所定の現像位置に所望の現像器を停止させるべく速度を減速する減速領域t2とを有するような駆動パターンに従って速度制御がされる。理論的には、負荷トルクは負荷(この場合現像器ユニット及びトナー収容器ユニット)及びモータ自体の慣性モーメント、駆動系の摩擦負荷、それと加(減)速度により、一義的に決まるものである。しかしながら、図6に示すように、上記加速を一定の加速度A1で行い、減速を一定の負の加速度−A2で行った場合でも、回転型現像装置の駆動においては負荷トルクは周期をもって大きく変動する。これは、回転型現像装置の駆動が高慣性モーメント、低摩擦トルクであるうえに、回転体として重量バランスが均一でなく、その他剛性、駆動伝達系のガタ(ギヤのバックラッシュ等)等の影響により一種の振動が生じるためである。しかしながら、負荷トルクは大きく変動はしているが、理論通りに加(減)速度が高いほど負荷トルクも大きくなる。
【0008】
本発明は以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、コストアップや構成の複雑化を要することなく、駆動手段の脱調を防止して高負荷、高速化に対応可能であり、かつ、省エネ化が実現できる画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転軸線の周りに配設された複数の現像器を有し、所望の現像器を所定の現像位置に変位させて現像動作を行う現像装置と、上記現像器ユニットを回転駆動する駆動手段と、所定の回転位置に現像器ユニットを位置させるための回転の速度が所定の速度に達するまでは加速しながら該現像器ユニットを回転させ、その後に、減速して該現像器ユニットを停止させ、上記所望の現像器を上記所定の現像位置に位置させるように上記駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えた画像形成装置において、上記現像器ユニットの駆動で回転負荷が変動しても、上記駆動手段にかかる負荷トルクの変動を、該駆動手段が脱調に至らない範囲に抑えるように上記駆動制御手段が、加速度を変化させながら、上記回転の速度が上記所定の速度に達するまでの加速あるいは上記現像器ユニットが停止するまでの減速を行うことを特徴とするものである。
【0010】
負荷トルクは、加速度の大きさが大きいほど大きくなる。この画像形成装置においては、上記駆動制御手段が、上記駆動手段が脱調するような負荷トルクに至らない範囲で上記駆動手段にかかる負荷トルクが変動するように、加速度を変化させながら、上記回転の速度が上記所定の速度に達するまでの加速あるいは上記現像器ユニットが停止するまでの減速を行う。具体的には、周期的に負荷トルクが変動して比較的大きい値となる時期には負荷トルクの増大を抑えるように加速度の大きさを小さくして、上記駆動手段が脱調するような負荷トルクに至らないようにする。これにより、上記負荷トルクが上記駆動手段が脱調するような負荷トルクに至らないので、脱調の発生による異常画像の発生を防止することができる。よって、モータのスペックダウンによるコストダウンが実現可能であり、モータ駆動電力の低減による省エネ化も可能となる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記駆動制御手段が、上記加速あるいは上記減速を一定の加速度で行った場合に上記駆動手段にかかる負荷トルクが変動して所定のトルク閾値以上となる期間における加速度の大きさが、上記一定の加速度の大きさよりも小さくなるように、上記加速度を変化させながら、上記加速あるいは上記減速を行うことを特徴とするものである。
【0012】
この画像形成装置においては、上記所定の速度に達するまでの加速あるいは上記現像器ユニットが停止するまでの減速を一定の加速度で行った場合に上記駆動手段にかかる負荷トルクが変動して所定のトルク閾値以上となる期間における加速度の大きさが、上記一定の加速度の大きさよりも小さい。これにより、周期的に負荷トルクが変動して上記トルク閾値以上となる時期における負荷トルクの増大を、上記一定の加速度で上記加速あるいは上記減速を行った場合に比して抑えることができる。このため、脱調の発生による異常画像の発生を防止することができる。よって、モータのスペックダウンによるコストダウンが実現可能であり、モータ駆動電力の低減による省エネ化も可能となる。
【0013】
請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記回転の速度が所定の速度閾値以上の高速の期間における上記所定のトルク閾値を、上記回転の速度が所定の速度閾値よりも低速の期間における上記所定のトルク閾値以下に設定したことを特徴とするものである。
【0014】
この画像形成装置においては、上記回転の速度が所定の速度閾値以上の高速の期間における上記所定のトルク閾値が、上記回転の速度が所定の速度閾値よりも低速の期間における上記所定のトルク閾値以下に設定されている。これにより、上記高速の期間における上記所定のトルク閾値を上記低速の期間における所定のトルク閾値よりも大きい値に設定した場合よりも、上記加速度の大きさを低めに設定する負荷トルク範囲が広くなる。従って、上記高速の期間において、より負荷トルクを抑えることができる。よって、高速領域では発生トルクが低下する特性を有する駆動源、例えば、ステッピングモータを用いて上記現像器ユニットを回転駆動する場合にも、該発生トルクを負荷トルクが上回るのを防止することができる。これにより、脱調による異常画像の発生を更に良好に防止することができる。また、モータのコストダウンや省エネ化も更に良好に実現できる。
【0015】
請求項4の発明は、請求項2又は3の画像形成装置において、上記高速の期間内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度の大きさを、上記低速の期間内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度の大きさ以下に設定したことを特徴とするものである。
【0016】
この画像形成装置においては、上記高速の期間内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度の大きさが、上記低速の期間内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度の大きさ以下に設定されている。これにより、上記高速の期間内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときに、上記低速の期間内で負荷トルクが上記所定の閾値以上となるときよりも、より効果的に負荷トルクを抑えることができる。よって、高速領域では発生トルクが低下する特性を有する駆動源、例えば、ステッピングモータを用いて上記現像器ユニットを駆動する場合にも、該発生トルクを負荷トルクが上回るのをより効果的に防止することができる。これにより、脱調による異常画像の発生を更に良好に防止することができる。また、モータのコストダウンや省エネ化も更に良好に実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置であるカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に適用した一実施形態について説明する。まず、該プリンタ全体の構成及び動作について説明する。
図1は本実施形態に係るプリンタの主要部の概略構成図である。潜像担持体としての感光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動されながら、一様帯電手段としての帯電チャージャ2により一様に帯電された後、レーザ光学装置からのレーザ光3により画像情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した単色の画像情報である。感光体ドラム1上に形成された静電潜像は、回転型現像装置(以下、リボルバ現像装置という)4により各々所定のトナー、具体的には、イエロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現像され、これにより、感光体ドラム1上に各色画像が形成される。
【0018】
このリボルバ現像装置4は、中心軸線回りで回動可能な複数、図示の例では4つの現像器を備え、上記中心軸線を中心とする回動により、所望の現像器を感光体ドラム1に対向する所定の現像位置に移動させて現像動作を行う現像器ユニットと、上記各現像器に対応する複数のトナー収容器を備え、上記現像器ユニットと同様に回動するトナー収容器ユニットとを有するものである。具体的には、内部に例えば黒、シアン、マゼンタ及びイエローの4色それぞれの現像器41Bk、41C、41M、41Yが形成され、かつプリンタ本体内において中心軸線回りで回動自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状の現像器ユニットと、各現像器に一対一で対応しそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローのトナーを収容したトナー収容器としての図示しない4つのトナーカートリッジを保持し、かつ該現像器ユニットよりその中心軸線方向の前側でほぼ同軸上になるように取り付けられて該中心軸線回りで現像器ユニットと一体に回動する図示しないトナー収容器ユニット等を備えている。該リボルバ現像装置4は、後述する図示しないリボルバモータにより矢印C方向に回転駆動され、現像に用いるいずれか一つの現像器を現像位置に位置させて現像動作を行う。
【0019】
感光体ドラム1上に形成された各色画像は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転する中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ6によって順次重ね転写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされたイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、図示せぬ両面複写兼用自動給紙カセットあるいは図示せぬ手差し給紙トレイから図示せぬ給紙ローラ、レジストローラ9を経て転写部へ搬送された転写紙上に2次転写チャージャ11により一括転写される。転写終了後の転写紙は図示せぬ定着装置によりトナー像が定着されフルカラープリントとして機外に排出される。
【0020】
なお、中間転写ベルト5上に転写されなかった感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、中間転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5から除去される。
【0021】
図2(a)はリボルバ現像装置4の現像器ユニット4aの内部構造を示す断面図、図2(b)は、同リボルバ現像装置のトナー収容器ユニット4bの内部構造を示す断面図である。
図2(a)において、現像器ユニット4a内には、上述のように円周方向に互いにほぼ同型の4つの現像器41Bk、41C、41M、41Yが形成されている。各現像器内には現像剤としてのキャリア及び各色のトナーからなる二成分現像剤(以下、現像剤という)が収容されている。図示の例では感光体ドラム1に対向する現像位置にあるのが黒トナーとキャリアを収容した黒現像器41Bkで、図中反時計回りの順に、イエロートナーとキャリアを収容したイエロー現像器41Y、マゼンタトナーとキャリアを収容したマゼンタ現像器41M、シアントナーとキャリアを収容したシアン現像器41Cになっている。
【0022】
ここで、4つの現像器41Bk、41Y、41M、41Cの内部構造はまったく同様であるので、以下、現像位置にある黒現像器41Bkを例にとって内部構造を説明し、他の現像器の内部構造については説明を省略する。
上記現像器は、現像剤担持体としての現像ローラ42Bkと、該現像ローラ42Bkと平行に配設され、現像器内の現像剤を撹拌しながら、該現像剤を、軸方向で互いに逆の向きに搬送する第1、第2撹拌スクリュウ43Bk、44Bkとを有している。該2つの撹拌スクリュウのうち、第1撹拌スクリュウ43Bkの方が現像ローラ42Bkに近い位置に配設されている。なお、現像ローラ42Bkは、固定のマグネットローラと、その外周に設けられた回転可能なスリーブとから構成されている。
【0023】
以上の構成のリボルバ現像装置4の現像器ユニット4aは、矢印C方向に90°ステップで回転させることにより、各現像器を順次感光体ドラム1に対向する現像位置に移動させて、該感光体ドラム1上の静電潜像を可視像化する。
【0024】
なお、図示を省略したが、現像器ユニット4aの後側板であるリボルバ後側板の背面側には、本体側の図示しない現像駆動歯車と噛み合う現像器ユニット4a側の現像入力歯車が回動自在に設けられている。また、上記現像ローラや第1、第2撹拌スクリュウの軸端部に固設された歯車に、上記現像入力歯車の回転を伝えるためのアイドル歯車も設けられている。本体後側板には、現像器ユニット4aを回転駆動するための後述するリボルバモータで駆動されるリボルバ駆動ギヤが、リボルバ後側板に固定されたリボルバギヤに噛み合う位置に設けられている。また、上記現像器ユニット32内の現像ローラなどを駆動するための現像駆動用モータで駆動される上記現像駆動歯車が、感光体ドラム1と対向する現像ポジションに位置する現像器についての上記現像入力歯車と噛み合う位置に取り付けられている。
【0025】
補給ユニットとしての上記トナー収容器ユニット4bは、上記4つの現像器にそれぞれトナーを補給するトナー補給装置としての4つのトナー補給部により構成されている。該トナー補給部は、トナーカートリッジとトナーホッパなどから構成される。図5(b)において、上記トナー収容器ユニット4bには、各現像器に1対1で対応するように合計4つのトナーホッパ45Bk,45Y,45M,45Cが取り付けられている。該トナーホッパ45Bk,45Y,45M,45Cは、各トナーカートリッジからのトナーを受け入れるためのものである。各トナーホッパからは、それぞれ現像器に向けて、トナーを補給するトナー補給路としてのトナー補給パイプ46Bk,46Y,46M,46Cが設けられている。該トナー補給パイプ46Bk,46Y,46M,46Cのそれぞれの内部には、トナーホッパ内のトナーを各現像器に向けて搬送するためのトナー搬送スクリュウ47Bk,47Y,47M,47Cが設けられており、トナーホッパ内にまで延在している。これらトナー搬送スクリュウ47Bk,47Y,47M,47C の配置は、対応する現像器が現像位置に位置するときに、該トナー搬送スクリュウ47が対応する現像器内の上記第2撹拌スクリュウ44延在部分のほぼ直上に位置するように設定されている。なお、図示の状態は図2(a)での設定の通り、現像位置に黒現像器がある場合の、トナー収容器ユニットの断面図を示している。
(以下、余白)
【0026】
上記4つのトナーホッパ45Bk,45Y,45M,45Cは、全て同様の形状をしている。すなわち、上記トナー搬送スクリュウ47を囲み、かつ対応する現像器が現像位置に位置するときにトナー搬送スクリュウ47の上方になる個所にトナー受入れ口が形成された周壁部を有し、このトナー受入れ口の周囲に、トナーを収容した各色同一形状のトナーカートリッジ48Bk,48Y,48M,48Cが、そのトナー排出口を下向きにして上記トナー受入れ口に一致させるように取り付けられるトナーカートリッジ取付部が形成されている。
【0027】
また、図示を省略したが、上記トナー搬送スクリュウ47の軸は現像器ユニット32側に突出しており、該軸の端部に図示を省略した歯車が固設されている。そして、該歯車に噛み合うように駆動入力用の補給入力歯車が設けられている。この各トナー搬送スクリュウ47毎に設けられた補給入力歯車のうち、現像ポジションにある現像器に対応するトナー搬送スクリュウ47の補給入力歯車が、本体後側板に取り付けられている補給用モータで駆動される歯車に噛み合う。これにより、トナー搬送スクリュウ47が補給用モータによって回転駆動され得るようになっている。
【0028】
図3は、同プリンタのリボルバ現像装置4近傍の縦断面図である。図中左側が装置奥側、図中右側が装置手前側を示す。なお、簡単化のために、トナー収容器ユニット4bについては1色分のトナーカートリッジ48及びトナーホッパ45についてのみ図示している。現像器ユニット4aはリボルバ前側板50、リボルバ後側板51間に保持されている。上記リボルバ前側板50の装置手前側には、中心軸52が、上記現像器ユニット4aと同軸状に突設されており、軸受け53を介して本体前側板54に位置決めされ、回動自在に支持されている。また、リボルバ後側板51の装置奥側には、リボルバギヤ55が固定されている。該リボルバギヤ55の中心部は装置奥側に軸状に突出しており、該突出部55aが軸受け56を介して本体後側板57に位置決めされている。以上の構成により、現像器ユニット4aは、本体装置に対して回動自在に保持されている。
【0029】
また、上記トナー収容器ユニット4bは上記現像器ユニット4aよりも装置手前側に取り付けられ、上記トナーホッパ保持板49により、4色分のトナーカートリッジ48及びトナーホッパ45が一体に支持されている。該トナーホッパ保持板49は上記中心軸52に固定されており、これにより上記トナー収容器ユニット4bと上記現像器ユニット4aとが一体的に構成されている。
【0030】
上記トナーホッパ45からは、前述のトナー補給パイプ46が、現像器に向けて設けられており、その内部のトナー搬送スクリュウ47によってトナーカートリッジ48及びトナーホッパ45内のトナーを現像器に向けて搬送する。該トナー補給パイプ46の現像器側の一端には、該パイプ46内のトナーを排出するためのパイプ開口部46aが設けられており、現像器の該パイプ開口部46aに対応する部分には、トナー補給パイプ46からのトナーを受け入れるための現像器開口部41aが設けられている。このような構成によりトナー補給パイプ46と現像器41とが連通した構成となっている。そして、上記パイプ開口部46a及び現像器開口部41aを介して、トナー搬送スクリュウ47によってトナーホッパ45から搬送されてきたトナーが現像器41内に補給されることとなる。上記トナー補給パイプ46と現像器41との連通部の周囲には、発泡ポリウレタンなどの弾性部材のシール60がトナー飛散防止のために設置されている。
【0031】
次に、上記所望の現像器を現像位置に移動させるために上記現像器ユニット4aと上記トナー収容器ユニット4bとを回転駆動するための構成について説明する。
このプリンタは、上記所望の現像器を現像位置に移動させるために上記現像器ユニット4a及び上記トナー収容器ユニット4bを駆動する駆動源と、該駆動源からの駆動力を現像器ユニット4aに伝達するための駆動伝達機構とを有する駆動手段を備えている。具体的には、駆動源としてのリボルバモータ101と、リボルバ駆動ギヤ101a及びリボルバギヤ55から構成される駆動伝達機構とを有する駆動手段を備えている。該リボルバモータ101としては、回転停止位置精度を確保できるという点で、ステッピングモータを用いるのが望ましい。上記リボルバモータ101は、本体後側板57に取り付けられており、該リボルバモータ101の駆動力はリボルバ駆動ギヤ101aを介して該リボルバ駆動ギヤ101aに噛み合っているリボルバギヤ55に伝達される。これにより、該リボルバギヤ55に固定された上記現像器ユニット4a及び該現像器ユニット4aに固定されているトナー収容器ユニット4bが回転駆動されるようになっている。
【0032】
上記所望の現像器を現像位置に移動させるには、駆動制御手段としての図示せぬ制御部により上記駆動手段を制御して、所定の回転位置に現像器ユニットを位置させるための回転の速度が所定の速度に達するまでは、まず加速しながら該現像器ユニットを回転させ、その後減速しながら回転させて該現像器ユニットを上記所定の回転位置に停止させる。ここで、上記回転の速度が所定の速度に達した直後に減速するようにしてもよいし、所定の速度に達してから一定期間該所定の速度で回転させた後に減速するようにしてもよい。
【0033】
そして、本実施形態にかかるプリンタにおいては、上記駆動手段が脱調するような負荷トルクに至らない範囲で上記駆動手段にかかる負荷トルクが変動するように、加速度を変化させながら、上記回転の速度が上記所定の速度に達するまでの加速あるいは上記現像器ユニット4a及びトナー収容器ユニット4bが停止するまでの減速を行うような制御部の構成を採用している。以下、この速度制御について図4を用いて詳しく説明する。
【0034】
図4は、本実施形態にかかるプリンタのリボルバ現像装置の回転動作におけるモータの速度制御の駆動パターンと、上記所定の速度Vに達するまでの加速あるいは上記現像器ユニットが停止するまでの減速をそれぞれ、図6に示したように一定の加速度A1及び一定の負の加速度−A2で行った場合の負荷トルクの変動とを示す図である。なお、以下、負の加速度を減速度という。図4の駆動パターンは、該負荷トルクの変動を示す図に基づいて設定される。具体的には、上記所定の速度Vに達するまでの加速あるいは上記現像器ユニット4aが停止するまでの減速をそれぞれ一定の加速度A1あるいは減速度A2で行った場合に図4の負荷トルクの変動を示す図のように変動する負荷トルクが、所定のトルク閾値以上となる期間の加速度の大きさを、上記一定の加速度A1あるいは一定の減速度A2の大きさよりも小さく設定している。上記制御部は、この駆動パターンに従って、上記駆動手段の制御を行う。この駆動パターンにおいて、回転を開始する時刻t0から時刻t17までの期間が回転の速度を加速する加速領域であり、時刻t18から回転が停止する時刻t23間での期間が回転の速度を減速する減速領域である。この回転動作の際に、上記負荷トルクは、前述のように周期を持って大きく変動する。図示のプリンタにおいては、回転の速度が後述する所定の速度閾値VAよりも低速である低速域tLにおけるトルク閾値THuと、回転の速度が所定の速度閾値VA以上となる高速域tHにおけるトルク閾値TLuとをそれぞれ設定している。ここで、図示の例においては、高速域におけるトルク閾値TLuを低速域におけるトルク閾値THuよりも小さい値に設定している。そして、上記加速領域及び減速領域において、変動する負荷トルクの値が上記トルク閾値以上となるか否かに応じて加速度の大きさを変化させている。具体的に図4の駆動パターンの加速領域について説明すると、モータにかかる負荷トルクが該トルク閾値TLuあるいはTHu以上となる領域と該トルク閾値TLuあるいはTHuよりも小さくなる領域とに該加速領域を区分し、それぞれの領域における加速度を、負荷トルクが上記トルク閾値TLu,THu以上となるか否かによって変化させている。さらに具体的には、負荷トルクが上記トルク閾値TLuあるいはTHu以上となる領域である時刻t0から時刻t11までの期間UH1,時刻t12から時刻t13までの期間UH2,時刻t14から時刻t15までの期間UH3,時刻t16から時刻t17までの期間UH4のそれぞれにおける加速度AUH1,AUH2,AUH3,AUH4を上記一定の加速度A1よりも低く設定している。これにより、周期的に負荷トルクが変動して上記トルク閾値以上となる時期において、上記図6に示したように一定の加速度A1で加速を行う場合に比して、負荷トルクの増大を抑えることができる。
【0035】
一方、周期的に負荷トルクが変動して上記トルク閾値よりも小さくなる時期において加速度を高めに設定すれば、回転角度をかせぎ、上記所望の現像器を所定の現像位置に到達させるのに要する回転時間を短縮することが可能となる。具体的には、負荷トルクが上記トルク閾値TLuあるいはTHuよりも小さくなる領域である時刻t11から時刻t12までの期間UL1,時刻t13から時刻t14までの期間UL2,時刻t15から時刻t16までの期間UL3のそれぞれにおける加速度AUL1,AUL2,AUL3を上記一定の加速度A1よりも高く設定すればよい。そしてこれにより、色切り換え時間の短縮化を行って、プリントスピードの高速化に対応することが可能となる。図示の例においては、上記所定の速度Vに達するのに要する時間が、図6に示したように上記一定の加速度で加速を行う場合に所定の速度に達するのに要する時間と等しくなるよう、上記負荷トルクが変動して上記閾値よりも小さくなる時期における加速度を設定している。
【0036】
ここで、上記速度閾値VAについて説明する。図5は、リボルバモータ101として用いることのできるステッピングモータの回転速度と発生トルクとの関係を示す図である。図5に示されるように、ステッピングモータはある回転速度以上になると急激に発生トルクが低下するという特性を有する。上記速度閾値はこの発生トルクが急激に低下し始める付近の回転速度に設定されている。
【0037】
本実施形態においては、前述のように、図示のプリンタにおいては、上記回転の速度が速度閾値VA以上となる高速域tHにおけるトルク閾値TLuが、上記回転の速度が速度閾値VAよりも低速となる低速域tLにおけるトルク閾値THuよりも小さい値に設定されている。これにより、上記高速域における上記所定のトルク閾値を上記低速域における所定のトルク閾値よりも大きい値に設定した場合よりも、上記加速度を低めに設定する負荷トルク範囲が広くなる。従って、上記高速域においては、上記低速域においてよりも負荷トルクの増大をより抑えることができる。よって、図5に発生トルクの特性を示したステッピングモータのように、高速域で発生トルクが低下する特性を有するものを現像器ユニット4aやトナー収容器ユニット4bの駆動源として用いた場合にも、該発生トルクを負荷トルクが上回るのを防止することができるので、脱調による異常画像の発生を更に良好に防止することができる。また、モータのコストダウンや省エネ化も更に良好に実現できる。
【0038】
さらに、上記加速領域を区分した領域のうち、上記高速域内に位置し、かつ、負荷トルクが上記所定のトルク閾値TLu以上となる領域であるUH3、UH4における加速度AUH3,AUH4は、上記低速域内に位置し、かつ、負荷トルクが上記所定のトルク閾値THu以上となる領域であるUH1,UH2における加速度AUH1、AUH2よりも低く設定している。これにより、上記高速域内で負荷トルクが上記トルク閾値以上となるときに、より効果的に負荷トルクの増大を抑えることができる。
【0039】
以上の加速領域における加速度の設定を整理すると、次式のようになる。
【0040】
【数1】
AUL1=AUL2=AUL3>A1>AUH1=AUH2>AUH3=AUH4
【0041】
次に、減速領域について説明する。図4において、減速領域での負荷トルクは負の値となっているが、これは、減速領域では、加速時とは逆向きの負荷トルクがモータにかかることを示している。このプリンタの駆動パターンでは、減速領域においても、上記加速時とは逆向きにモータにかかる負荷トルクについてトルク閾値TLd,THdを設定し、モータにかかる負荷トルクが該トルク閾値TLdあるいはTHd以上となる領域と該トルク閾値TLdあるいはTHdよりも小さくなる領域とに区分している。具体的には、負荷トルクが上記トルク閾値TLdあるいはTHd以上となる領域である時刻t18から時刻t19までの期間DH1,時刻t20から時刻t21までの期間DH2,時刻t22から時刻t23までの期間DH3のそれぞれにおける減速度ADH1,ADH2,ADH3を、上記減速の際の一定の減速度A2よりも低く設定している。一方、負荷トルクが上記トルク閾値TLdあるいはTHdよりも小さくなる領域である時刻t19から時刻t20までの期間DL1,時刻t21から時刻t22までの期間DL2のそれぞれにおける減速度ADL1,ADL2は、上記減速の際の一定の減速度A2よりも高く設定している。
さらに、これらの領域のうち、上記高速域内に位置し、かつ、負荷トルクが上記所定のトルク閾値TLd以上となる領域であるDH1、DH2における減速度ADH1,ADH2は、上記低速域内に位置し、かつ、負荷トルクが上記所定のトルク閾値THd以上となる領域であるDH3における減速度ADH3よりも低く設定している。以上のことを整理すると、次式のようになる。
【0042】
【数2】
ADL1=ADL2>A2>ADH3>ADH1=ADH2
【0043】
このような減速度の設定により、加速領域において得られるのと同様の効果を得ることができる。
【0044】
以上、上記実施形態によれば、上記制御部が、上記駆動手段が脱調するような負荷トルクに至らない範囲で上記駆動手段にかかる負荷トルクが変動するように、加速度を変化させながら、上記回転の速度が上記所定の速度に達するまでの加速あるいは上記現像器ユニットが停止するまでの減速を行う。具体的には、周期的に負荷トルクが変動して比較的大きい値となるときには加速度の大きさを小さくする。更に具体的には、上記回転の速度を加速する加速領域あるいは減速する減速領域において、モータにかかる負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度あるいは減速度が、上記一定の加速度あるいは一定の減速度で加速あるいは減速するときの一定の加速度あるいは一定の減速度よりも低くなるように、上記制御部により、上記駆動手段を制御する。これにより、周期的に負荷トルクが変動して上記トルク閾値以上となる時期において、負荷トルクを抑えることができるので、脱調の発生による異常画像の発生を防止することができる。よって、モータのスペックダウンによるコストダウンが実現可能であり、モータ駆動電力の低減による省エネ化も可能となる。これにより、コストアップや構成の複雑化を要することなく、駆動手段の脱調を防止して高負荷、高速化に対応可能であり、かつ、省エネ化が実現できる。
一方、周期的に負荷トルクが変動して比較的小さい値となるときには、加速度の大きさを大きくする。更に具体的には、上記回転の速度を加速する加速領域あるいは減速する減速領域において、モータにかかる負荷トルクが上記所定のトルク閾値より小さくなるときの加速度あるいは減速度が、上記一定の加速度あるいは一定の減速度で加速あるいは減速するときの一定の加速度あるいは一定の減速度よりも高くなるように、上記制御部により、上記駆動手段を制御する。これにより、加速あるいは減速にかかる時間を短縮することができる。
よって、一定の加速度で上記加速あるいは減速を行う場合とは異なり、上記負荷トルクの増大を抑えつつ、上記加速あるいは減速に要する時間を短縮することで高速回転が可能となる。
【0045】
また、上記実施形態において、上記回転の速度が速度閾値VA以上となる高速域tHにおける上記所定のトルク閾値TLuを、上記回転の速度が上記速度閾値VAよりも低くなる低速域tLにおける上記所定のトルク閾値THu以下に設定すれば、上記高速域における上記所定のトルク閾値を上記低速域における所定のトルク閾値よりも大きい値に設定した場合よりも、上記加速度あるいは減速度を低めに設定する負荷トルク範囲が広くなる。従って、上記高速域において、より負荷トルクの増大を抑えることができる。よって、高速領域では発生トルクが低下する特性を有する駆動源、例えば、ステッピングモータを用いて上記現像器ユニットを回転駆動する場合にも、該発生トルクを負荷トルクが上回るのを防止することができる。これにより、脱調による異常画像の発生を更に良好に防止することができる。また、モータのコストダウンや省エネ化も更に良好に実現できる。
【0046】
また、上記実施形態において、上記高速域tH内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度あるいは減速度を、上記低速域tL内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度あるいは減速度以下に設定すれば、上記高速域tH内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときに、上記低速域tL内で負荷トルクが上記所定の閾値以上となるときよりも、より効果的に負荷トルクの増大を抑えることができる。よって、高速域では発生トルクが低下する特性を有する駆動源、例えば、ステッピングモータを用いて上記現像器ユニットを駆動する場合にも、該発生トルクを負荷トルクが上回るのをより効果的に防止することができる。これにより、脱調による異常画像の発生を更に良好に防止することができる。また、モータのコストダウンや省エネ化も更に良好に実現できる。
【0047】
なお、上記実施形態においては、図6に示したように、一定の加速度で加速を行った後に一定の減速度で減速を行うような駆動パターンに従って速度制御を行ったときの負荷トルクの変動に基づいて加速度あるいは減速度を変化させるタイミングを設定して上記駆動パターンを設定した例についてのみ説明したが、モータにかかる負荷トルクを検知する検知手段を設け、該検知手段による検知結果に基づいて、上記制御部による速度制御を行うような構成を採用してもよい。具体的には、周期的な負荷トルクの変動により、該負荷トルクが増加して上記トルク閾値に達したタイミングで加速度を低下し、次に、負荷トルクが減少して上記トルク閾値より小さくなったタイミングで加速度を増大するようにすればよい。
(以下、余白)
【0048】
また、予め上記検知手段を用いて制御を行ったときの駆動パターンをプログラムして、制御部に組み込むようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
請求項1乃至4の発明によれば、コストアップや構成の複雑化を要することなく、駆動手段の脱調を防止して高負荷、高速化に対応可能であり、かつ、省エネ化が実現できるという優れた効果がある。なお、周期的に負荷トルクが変動して比較的小さい値となる時期には加速度の大きさを大きくするように加速度を変化させれば、上記加速あるいは減速にかかる時間を短縮することができる。よって、一定の加速度で上記加速あるいは減速を行う場合とは異なり、上記負荷トルクの増大を抑えつつ、上記加速あるいは減速に要する時間を短縮することで高速回転が可能となるという効果もある。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかる電子写真プリンタの主要部の概略構成図。
【図2】(a)は、同プリンタのリボルバ現像装置の現像器ユニットの内部構造を示す断面図。
(b)は、同リボルバ現像装置のトナー収容器ユニットの内部構造を示す断面図。
【図3】同リボルバ現像装置の縦断面図。
【図4】同リボルバ現像装置の回転動作におけるモータの速度制御の駆動パターンと該駆動パターンの設定に用いた負荷トルクの変動とを示す説明図。
【図5】ステッピングモータの回転速度と発生トルクとの関係を示す説明図。
【図6】従来のプリンタのリボルバ現像装置の回転動作におけるモータの速度制御の駆動パターンとモータにかかる負荷トルクの変動とを示す説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電チャージャ
3 レーザ光
4 リボルバ現像装置
4a 現像器ユニット
4b トナー収容器ユニット
5 中間転写ベルト
6 1次転写チャージャ
9 レジストローラ
11 2次転写チャージャ
13 感光体クリーナ
14 中間転写ベルトクリーナ
49 トナーホッパ保持板
101 リボルバモータ
101a リボルバ駆動ギヤ

Claims (4)

  1. 回転軸線の周りに配設された複数の現像器を有し、所望の現像器を所定の現像位置に変位させて現像動作を行う現像装置と、
    上記現像器ユニットを回転駆動する駆動手段と、
    所定の回転位置に現像器ユニットを位置させるための回転の速度が所定の速度に達するまでは加速しながら該現像器ユニットを回転させ、その後に、減速して該現像器ユニットを停止させ、上記所望の現像器を上記所定の現像位置に位置させるように上記駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えた画像形成装置において、
    上記現像器ユニットの回転で回転負荷が変動しても、上記駆動手段にかかる負荷トルクの変動を、該駆動手段が脱調に至らない範囲に抑えるように上記駆動制御手段が、加速度を変化させながら、上記回転の速度が上記所定の速度に達するまでの加速あるいは上記現像器ユニットが停止するまでの減速を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記駆動制御手段が、上記加速あるいは上記減速を一定の加速度で行った場合に上記駆動手段にかかる負荷トルクが変動して所定のトルク閾値以上となる期間における加速度の大きさが、上記一定の加速度の大きさよりも小さくなるように、上記加速度を変化させながら、上記加速あるいは上記減速を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    上記回転の速度が所定の速度閾値以上の高速の期間における上記所定のトルク閾値を、上記回転の速度が所定の速度閾値よりも低速の期間における上記所定のトルク閾値以下に設定したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2又は3の画像形成装置において、
    上記高速の期間内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度の大きさを、上記低速の期間内で負荷トルクが上記所定のトルク閾値以上となるときの加速度の大きさ以下に設定したことを特徴とする画像形成装置。
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