JP3552481B2 - 水上走行船の排気浄化装置 - Google Patents

水上走行船の排気浄化装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の自動二輪車や水上走行船などに利用される排気浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の排気浄化装置としては、図示しないが、特開平7−158431号公報や特開平8−230787号公報に開示されたものが知られている。特開平7−158431号公報における排気浄化装置は、周壁に多数の孔を備えた円筒形の担持体に触媒を担持させ、排気管に該担持体を同軸に嵌め着けるようにしている。また、特開平8−230787号公報における排気浄化装置は、排気管の上流部を二重管構造に構成してその内管と外管との間を冷却水用の流路に区画形成し、二重管部分の下流部で冷却水を排気通路中に排出するものであって、エンジンのシリンダボディの前端部より船体の後方で、かつ冷却水の排出部よりも上流側に触媒を設置するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の排気浄化装置は、以上のように構成されているので、以下に示す問題点があった。先ず、排気管の内部を流れる排気ガスは、管路の断面中心部で量が最大となり、周壁に近づくほど量が減少する。にもかかわらず、特開平7−158431号公報における排気浄化装置の場合、排気管の内壁に触媒が平行、かつ接近して設置されるため、触媒と接触する排気ガスの量が少なく、結果として浄化効率が悪いという問題があった。また、排気管の内部に触媒保持用のブラケットを設けなければならないので、構造の複雑化を招くという問題があった。
【0004】
また、特開平8−23078公報における排気浄化装置は、排気管の内周壁にハニカム構造の触媒の外周部を接触するよう設置しているので、排気管の内部を往復する圧力波の伝播の障害となり、結果としてエンジンの出力が大きくダウンする(2サイクルエンジンは、排気管の内部で生じる負圧波と正圧波とを利用して給気比、及び充填効率をアップさせ、出力を向上させるので)という問題があった。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたもので、触媒と接触する排気ガスの量を増大させて浄化効率を向上させるとともに、構造の簡素化を図ることができる水上走行船の排気浄化装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明は、前記課題を達成するため、上流部のエキゾーストマニホールド部がエンジンに接続される一方、下流部が船体の転覆時にエンジンに水が逆流するのを防止するウォーターロックに接続された排気管を有し、前記ウォーターロックに排気ガスを船外に排出する排気ホースを備え、前記排気管に流入した排気ガスを触媒により浄化する水上走行船の排気ガス浄化装置において、前記エンジンよりも船首側に燃料タンクを配設し、エンジンの一側方かつ前記ウォーターロックよりも船首側に位置し、かつ、該ウォーターロックよりも上流のエンジン側の排気管を構成する着脱自在の触媒保持管内に前記触媒を配設すると共に、該触媒保持管に形成した冷却水流通路に冷却水を供給して前記触媒を冷却することを特徴とする水上走行船の排気浄化装置を構成している
【0007】
発明によれば、排気ガスは、排気管を通過して触媒に流れ込み、この触媒で有害成分が除去される。有害成分を除去された排気ガスは、触媒から排気管を通過して直接、又は他の配管系を介して外部に排出される。本発明によれば、排気管の内部に触媒を直接備えるので、触媒と排気ガスとの接触量が増加し、しかも、触媒取付用の治具などを省略できる。
【0008】
また、本発明によれば、冷却が触媒保持管の冷却水流通路に供給され、加熱された触媒を冷却する。また、排気管の着脱自在の触媒保持管内に触媒がセットされるので、触媒のメンテナンス性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図6を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施形態における排気浄化装置は、水上走行船1の排気管10の開口下流端部を閉そくし、排気管10に触媒保持管16を接合している。
【0010】
水上走行船1は、図1や図2に示すように、各種の合成樹脂で一体成形された船体2を備え、この船体2の上部前方に回転可能な操向ハンドル3が、船体2の上部後方にはシート4がそれぞれ設けられ、このシート4の左右両側部には足乗せ用のステップがそれぞれ一体形成されており、シート4に跨がった図示しない乗員が操向ハンドル3などを適宜操作することにより走行する。船体2は、直進安定性、反力の抑制、及び凌波性などを考慮した構造に成形され、その内部の船首側に燃料タンク5が、内部のほぼ中央部のエンジン室には燃料タンク5から燃料が供給されるエンジン6がそれぞれ設置されており、内部の船尾部のポンプ室にはジェットポンプ7が設置されている。
【0011】
エンジン室は、図示しない複数の大気流通ダクトを介して大気を導入するよう構成されている。また、エンジン6は、図示しない吸気装置や吸気サイレンサなどを備えた2サイクル2気筒型からなり、エンジン室の中央部に設置されている。このエンジン6は、2個の気筒が前後に並べられ、ジェットポンプ7に継手を介し連結されており、このジェットポンプ7と共にジェット推進装置を構成している。また、ジェットポンプ7は、図2に示すように、その吐出側に冷却水取入口8が設けられ、この冷却水取入口8からエンジン6、排気管10、及び触媒保持管16に冷却水Wが冷却パイプ9を介して順次給水される。
【0012】
排気管10は、図6に示すように、基本的には上流部のエキゾーストマニホールド部11、縮径のエキゾーストパイプ部12、排気ガスの排出を促進するダイバージェントコーン部13、ストレート部14、及び開口下流端部が閉そくされたコンバージェントコーン部15を直列に連接して備えている。排気管10は、図1ないし図3に示すように、エンジン6のシリンダにエキゾーストマニホールド部11がフランジなどを介し接続されて上方向に伸長され、湾曲して船尾方向に伸びるとともに、下部前方に湾曲して船首方向に伸長している。さらに、排気管10は、図示しないが、縮径の内管と拡径の外管とを備えた二重管構造に構成され、内管と外管との間には冷却水流通路が区画形成されており、この冷却水流通路に冷却水Wが給水される。
【0013】
触媒保持管16は、図3ないし図6に示すように、起立した倒L型管からなり、その拡径の上流端部が排気管10のストレート部14の周壁にフランジなどを介して、下流端部がウォーターロックにフランンジ及び連結ホース17を介してそれぞれ接続されており、排気管10に流入した排気ガスをウォーターロック18に導送する。触媒保持管16は、縮径の内管19と拡径の外管20とを備えた二重管構造に構成され、内管19と外管20との間には冷却水流通路21が区画形成されている。内管19は、その上流部に各種触媒金属からなる円板形の触媒22が密着して嵌め着けられ、下流寄りのエルボ部の上側には冷却水流通路21と連通する冷却水噴出孔23が貫通して開け設けられており、この冷却水噴出孔23の穿孔方向が屈曲方向と一致している(図5参照)。なお、図4における23Aは触媒保持管16の下流端部に形成された複数の冷却水噴出孔である。
【0014】
ウォーターロック18は、船体2の転覆時に水がエンジン6に逆流するのを防止するよう機能する。このウォーターロック18は、その内部に複数の排気室が前後方向に並べて形成され、この複数の排気室が連通管を介し相互に連通されており、船外排出用のほぼL字形の排気ホース24が接続されている。
【0015】
前記構成において、シート4に座乗した乗員がエンジン6を始動させると、排気ガス(矢印参照)の一部は、エンジン6からエキゾーストマニホールド部11、エキゾーストパイプ部12、ダイバージェントコーン部13、ストレート部14、及び触媒保持管16を順次通過して触媒22に流入し、有害成分が燃焼除去される。なお、排気ガスの残部は、ダイバージェントコーン部13、ストレート部14、コンバージェントコーン部15、及び触媒保持管16を通過して触媒22に流入し、有害成分が燃焼除去される。こうして有害成分を除去された排気ガスは、触媒22から連結ホース17、ウォーターロック18、及び排気ホース24を順次経由して船体2の船尾から外部に排出される。
【0016】
また、エンジン6の始動に伴い、海水や湖水からなる冷却水Wが冷却水取入口8に流入し、この冷却水取入口8から冷却パイプ9を介し冷却水Wがエンジン6、排気管10の冷却水流通路、及び触媒保持管16の冷却水流通路21に順次給水され、加熱された触媒22を冷却する。こうして触媒22を冷却した冷却水Wは、触媒保持管16の冷却水流通路21を通って冷却水噴出孔23から触媒保持管16の内管19の内部に噴出し、連結ホース17、ウォーターロック18、及び排気ホース24を順次冷却し、排気ガスと共に船外に排出される。
【0017】
前記構成によれば、着脱自在の触媒保持管16の内管19の内部に触媒22を嵌め着けるので、触媒22と接触する排気ガスの量が増加し、浄化効率を著しく向上させることができるとともに、触媒22のメンテナンス作業の作業性を大幅に向上させることができる。また、触媒保持管16の内管19に触媒22を直接嵌め着けるので、触媒保持用のホルダやブラケットなどを省略することができ、部品点数の削減や構造の簡素化などをきわめて有効に図ることが可能となり、しかも、十分な剛性を確保することができる。
【0018】
また、排気管10ではなく、触媒保持管16に触媒22をセットするので、排気管10の内部を往復する圧力波の伝播の障害となることが全くなく、エンジン出力の低下防止が期待できるとともに、触媒22の取り付け位置や大きさなどの自由度を高めることができる。さらに、冷却水噴出孔23の穿孔方向が屈曲方向と一致しているので、冷却水噴出孔23から噴出流下する冷却水Wが排気ガスを同方向にきわめて有効にガイドする。したがって、排気ガスの流れの著しい円滑化及び効率化を図ることが可能となる。
【0019】
次に、図7は本発明の第2の実施形態を示すもので、この実施形態における排気浄化装置は、排気管10のストレート部14の周壁に触媒保持管16Aをフランジなどを介し所定の傾斜角度θで接続している。その他の部分については前記実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0020】
本実施形態においても、前記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、触媒保持管16Aの取り付けスペースや位置の自由度、選択度が向上するので、船体2のレイアウトなどの支障物になることが全くない。なお、図7に示すように、ダイバージェントコーン部13、又はコンバージェントコーン部15の周壁に触媒保持管16B、16Cをフランジなどを介し所定の傾斜角度で接続することも可能である。こうすれば、船体2のレイアウトやエンジン出力の兼ね合いから問題を生じることがない。
【0021】
次に、図8は本発明の第3の実施形態を示すもので、この実施形態における排気浄化装置は、エンジン6のシリンダに排気管10Aのエキゾーストマニホールド部11をフランジなどを介し接続して下方向に伸長し、この排気管10Aを船尾方向に伸ばすとともに、さらに上方向に湾曲させて排気管10Aの向きを反転させ、さらにまた排気管10Aを船首方向に指向させている。その他の部分については前記実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0022】
本実施形態においても、前記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、排気管10Aのレイアウトの自由度、選択度が増大するので、船体2のレイアウトなどの障害になることが全くない。
【0023】
次に、図9ないし図11は本発明の第4の実施形態を示すもので、この実施形態における排気浄化装置は、エンジン6のシリンダに排気管10Bのエキゾーストマニホールド部11をフランジなどを介し接続して横方向に伸長し、排気管10Bを湾曲させて船首方向に伸ばすとともに、エンジン6の前端部と干渉しない領域において横方向にさらに湾曲させて排気管10Bの向きを変え、さらにまた排気管10Bを反接続側方向に水平に指向させている。
【0024】
また、排気管10Bのストレート部14の上部周壁に触媒保持管16Dをフランジなどを介し縦に接続し、この触媒保持管16Dを船尾方向に水平に曲げるとともに、この触媒保持管16Dの下流部をさらに下方向に曲げてウォーターロック18にフランンジ及びエルボ形の連結ホース17などを介し接続している。したがって、触媒保持管16Dは、図11に示すように、ほぼ逆U字形を呈することとなる。触媒保持管16Dを構成する内管19の屈曲上部には冷却水流通路21と連通する冷却水噴出孔23が開け設けられ、内管19の下流部には冷却水流通路21と連通する冷却水噴出孔23Aが開け設けられており、冷却水噴出孔23、23Aの穿孔方向が排気ガスの流れる方向と一致している。その他の部分については前記実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0025】
本実施形態においても、前記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、触媒保持管16Dの取付スペースの自由度、選択度が増大するので、船体2のレイアウトなどの障害になることが全くなく、スペースの有効利用などを大いに図ることができる。また、図10に示すように、船底の近くに重い排気管10Bを配管するので、重心を低くすることができ、これを通じて船体2の安定性や運動性などを著しく向上させることが可能になる。
【0026】
次に、図12及び図13は本発明の第5の実施形態を示すもので、この実施形態における排気浄化装置は、排気管10のストレート部14の上部周壁に触媒保持管16Eをフランジなどを介し縦に接続し、この触媒保持管16Eを船尾方向に水平以下の角度で曲げて下流端部をウォーターロック18にフランンジ及び連結ホース17などを介し接続している。したがって、触媒保持管16Eはほぼ釣針形を呈することとなる。触媒保持管16Eを構成する内管19の下流部には冷却水流通路21と連通する冷却水噴出孔が開け設けられ、この冷却水噴出孔の穿孔方向が排気ガスの流れる方向と平行関係となっている。その他の部分については前記実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0027】
本実施形態においても、前記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、触媒保持管16Eの取付スペースの自由度、選択度が向上するので、船体2のレイアウトなどの支障物になることが全くない。さらに、触媒保持管16Eが上流部から下流部にかけて徐々に下方に傾斜しているので、冷却水Wが触媒22に逆流するおそれをきわめて有効に除去することができる。
【0028】
なお、前記実施形態では水上走行船1に排気浄化装置を適用したが、なんらこれに限定されるものではなく、排気ガスを排出する各種の走行体、例えば自動車や自動二輪車などに排気浄化装置を適宜取り付けても良い。また、各種のエンジン6や冷却媒体を適宜用いても良い。また、排気管10、10A、10Bは、その下流端部が閉そくしていれば、その形状や構造などを適宜変更することが可能である。例えば、排気管10、10A、10Bの結合方式は、ねじ込み式、突き合わせ溶接式、差し込み溶接式、食い込み式、又はフレア式などを用いることができる。また、触媒保持管16、16A、16B、16C、16D、16Eの形状や構造なども適宜変更することが可能である。
【0029】
例えば、触媒保持管16、16A、16B、16C、16D、16Eの結合方式は、ねじ込み式、突き合わせ溶接式、差し込み溶接式、食い込み式、又はフレア式などでも良い。また、触媒保持管16の内管19の下流部などに単数複数の冷却水噴出孔23を開け設けて排気ガスの流れとほぼ平行させ、出力低下を防止するようにしても良い。また、単数複数の冷却水噴出孔23をオリフィス形状などにしたり、冷却水噴出孔23にノズルやそれと同等の機能を有する部材などを適宜取り付けることもできる。また、触媒保持管16の内管19の最上流部側の連結部やその近傍などに単数複数の触媒22を取り付けても良い。さらに、前記各実施形態を適宜組み合わせても良いのはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、触媒と接触する排気ガスの量を増大させて浄化効率を向上させるとともに、構造の簡素化を図ることができるという効果がある。
【0031】
また、本発明によれば、排気管の着脱自在の触媒保持管内に触媒がセットされるので、触媒に関する作業の作業性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排気浄化装置の実施の形態を示す断面平面図である。
【図2】本発明に係る排気浄化装置の実施の形態を示す側面説明図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】図3のIVの要部拡大図である。
【図5】図3のV部の要部拡大断面図である。
【図6】本発明に係る排気浄化装置の実施形態における排気管を示す側面説明図である。
【図7】本発明に係る排気浄化装置の第2の実施形態における排気管を示す側面説明図である。
【図8】本発明に係る排気浄化装置の第3の実施形態を示す側面説明図である。
【図9】本発明に係る排気浄化装置の第4の実施形態を示す断面平面図である。
【図10】本発明に係る排気浄化装置の第4の実施形態を示す側面説明図である。
【図11】本発明に係る排気浄化装置の第4の実施形態における触媒保持管を示す断面説明図である。
【図12】本発明に係る排気浄化装置の第5の実施形態を示す要部拡大断面図である。
【図13】本発明に係る排気浄化装置の第5の実施形態を示す要部拡大説明図である。
【符号の説明】
1 水上走行船
2 船体
3 操向ハンドル
4 シート
6 エンジン
7 ジェットポンプ
10 排気管
10A 排気管
10B 排気管
11 エキゾーストマニホールド部
12 エキゾーストパイプ部
13 ダイバージェントコーン部
14 ストレート部
15 コンバージェントコーン部
16 触媒保持管(排気連通管)
16A 触媒保持管(排気連通管)
16B 触媒保持管(排気連通管)
16C 触媒保持管(排気連通管)
16D 触媒保持管(排気連通管)
16E 触媒保持管(排気連通管)
17 連結ホース(排気連通管)
19 内管
20 外管
21 冷却水流通路(冷却媒体流通路)
22 触媒
23 冷却水噴出孔(冷却媒体導入孔)
W 冷却水(冷却媒体)

Claims (1)

  1. 上流部のエキゾーストマニホールド部がエンジンに接続される一方、下流部が船体の転覆時にエンジンに水が逆流するのを防止するウォーターロックに接続された排気管を有し、前記ウォーターロックに排気ガスを船外に排出する排気ホースを備え、前記排気管に流入した排気ガスを触媒により浄化する水上走行船の排気ガス浄化装置において、
    前記エンジンよりも船首側に燃料タンクを配設し、エンジンの一側方かつ前記ウォーターロックよりも船首側に位置し、かつ、該ウォーターロックよりも上流のエンジン側の排気管を構成する着脱自在の触媒保持管内に前記触媒を配設すると共に、該触媒保持管に形成した冷却水流通路に冷却水を供給して前記触媒を冷却することを特徴とする水上走行船の排気浄化装置。
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