JP3551968B1 - エクステンション用毛束ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】 効率的にエクステンションの施術を行うことができるエクステンション用毛束ハンガーを得る。
【解決手段】 側面に複数のスリット1a,1a・・・を有する、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1と、スリット1a,1a・・・を開いて楔形の隙間1b,1bを形成するようにコイルばね1の形状を変形状態で保持する弾性体形状保持手段2と、弾性体形状保持手段2を支持するスタンド3とを備え、コイルばね1の楔形の隙間1b,1b・・・にエクステンション用毛束を保持する。多数のエクステンション用毛束を容易かつ確実に保持しておくことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、髪の毛の長さを見た目上伸張するエクステンション用毛束を取り分けて準備しておくためのエクステンション用毛束ハンガーに関わり、更に詳しくは、エクステンションの施術作業性を改善することができるエクステンション用毛束ハンガーに関するものである。
髪の毛の長さを見た目上伸張する方法として、ウイッグよりも自然な印象を与えること及び髪型のアレンジの自由度が高いこと等の特徴から、自毛の毛束に人毛又は人工毛の毛束を結合させる、いわゆるエクステンションが流行している。エクステンションの施術方法としては、自毛の毛束にエクステンション用毛束を編み込む方法(例えば、特許文献1参照。)、専用アイロンを使用して特殊チップで結合する方法、特殊ボンドにより結合する方法、及び、高分子ポリマー製のエクステンション用毛束を高周波熱処理により結合する方法等がある。
このようなエクステンションの施術は、例えば50本ないし100本程度の人毛又は人工毛の毛髪を束ねたエクステンション用毛束の30ないし50本程度を自毛の毛束に結合させる必要があるため、多数のエクステンション用毛束を取り分けて準備しておく必要がある。従来、このようなエクステンション用毛束の準備は、前記施術に必要な多数のエクステンション用毛束をトレイ上に取り分けて載置しておくこと等により行われてきた。
特開2002−20922号公報(第2頁、図1―3)
以上のような従来のエクステンション用毛束の準備方法では、大きなトレイが必要となるため省スペース上好ましくないこと、前記施術中にエクステンション用毛束をトレイから取り出しにくいこと、及び、取り分けたエクステンション用毛束がエアコン等の気流により絡み合う場合があること、等の問題点があった。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、エクステンションの施術作業性を改善することができ、効率的にエクステンションの施術を行うことができるエクステンション用毛束ハンガーを提案するものである。
本発明に係るエクステンション用毛束ハンガーは、前記課題解決のために、側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体と、前記スリットを開いて楔形の隙間を形成するように前記弾性体の形状を変形状態で保持する弾性体形状保持手段と、前記弾性体形状保持手段を支持するスタンドとを備え、前記弾性体の楔形の隙間にエクステンション用毛束を保持するものである。
また、前記弾性体が、密着巻きのコイルばねであると好ましい。
さらに、前記複数のスリットが、螺旋状に連続して形成されたスリット、又は、前記弾性体の長手方向に対して略直角に形成されたスリットであってもよい。
さらにまた、前記楔形の隙間の開度を調整する調整手段を備えると好ましい。
また、前記弾性体形状保持手段が前記弾性体の形状を略同一水平面内において保持するものであり、前記弾性体形状保持手段を鉛直軸まわりに回転可能に支持する回転支持手段を備えると好ましい。
さらに、前記弾性体形状保持手段又はスタンドに、エクステンションの施術用器具等を載置するトレイを取り付けてなると好ましい。
請求項1〜3に係る発明によれば、側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体と、前記スリットを開いて楔形の隙間を形成するように前記弾性体の形状を変形状態で保持する弾性体形状保持手段とを備え、前記楔形の隙間にエクステンション用毛束を保持するので、前記楔形の隙間に多数のエクステンション用毛束を容易かつ確実に保持しておくことができ、これらエクステンション用毛束を迅速に取り出すことができるため、エクステンションの施術作業性を改善することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、前記楔形の隙間の開度を調整する調整手段を備えたので、エクステンション用毛束の毛量等に応じて前記楔形の隙間の開度を調整することができるため、エクステンション用毛束をさらに確実に保持することができる。
さらに、請求項5に係る発明によれば、前記弾性体形状保持手段が前記弾性体の形状を略同一水平面内において保持するものであり、前記弾性体形状保持手段を鉛直軸まわりに回転可能に支持する回転支持手段を前記スタンドに備えたので、エクステンションの施術者が、前記弾性体を回転させて、使用したいエクステンション用毛束を自己に近づけて取り出すことができるため、エクステンション用毛束の取り出しがさらに容易になる。
さらにまた、請求項6に係る発明によれば、前記弾性体形状保持手段又はスタンドにトレイを取り付けてなるので、このトレイにエクステンションの施術用器具等を載置しておき、必要時に使用することができるため、エクステンションの施術作業性をさらに改善することができる。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るエクステンション用毛束ハンガーを示す斜視図である。長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1は、円形の弾性体形状保持手段2の円環状の中間ガイド部2a,2a・・・内に挿通され、該コイルばね1の両端末は、円環状の端末ガイド部2bに収容されている。このようにして、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1は、略同一水平面内において弾性体形状保持手段2により変形状態で形状を保持され、多数の楔形の隙間1b,1b・・・が形成されている。これら多数の楔形の隙間1b,1b・・・を利用して、多数のエクステンション用毛束H,H・・・を、乾いている毛束及び濡れている毛束共に、容易かつ確実に保持しておくことができる(なお、図1においては、説明の都合上、エクステンション用毛束Hを3本のみ保持した状態を示している)。したがって、前記楔形の隙間1b,1b・・・に保持されたエクステンション用毛束H,H・・・を、迅速に取り出すことができるため、エクステンションの施術作業性を改善することができる。
また、弾性体形状保持手段2は、スタンド3により支持されており、スタンド3の上部パイプ3aと下部パイプ3b間には、回転支持手段3c、例えば単式スラスト玉軸受等のスラストベアリングが配設されているため、コイルばね1及び弾性体形状保持手段2は、鉛直軸まわりに自由に回転可能に(図中矢印A)構成されている。したがって、エクステンションの施術者が、コイルばね1を回転させて、使用したいエクステンション用毛束Hを自己に近づけて取り出すことができ、エクステンション用毛束の取り出しがさらに容易になる。
また、スタンド3下部には、キャスター3d,3d・・・が配設されているため、エクステンション用毛束ハンガー全体を容易に移動させることができる。さらに、弾性体形状保持手段2には、例えばアクリル又はガラス等からなるトレイ4が取り付けられており、このトレイ4にエクステンションの施術用器具等を載置しておき、必要時に使用することにより、エクステンションの施術作業性を改善することができる。さらにまた、弾性体形状保持手段2及びスタンド3には、フック5,5・・・が取り付けられているため、これらフック5,5・・・にエクステンションの施術用器具等を掛着しておき、必要時に使用することができる。なお、前記トレイ4はスタンド3に取り付けてもよい。
図1の構成の前記説明においては、円環状の中間ガイド部2a,2a・・・及び円環状の端末ガイド部2b並びに前記ガイド部を保持する水平の円環部を円形の弾性体形状保持手段として、該弾性体形状保持手段を支持する部材全体をスタンド3として説明している。しかし、弾性体形状保持手段及び該弾性体形状保持手段を支持するスタンドは、このような構成に限定されるものではない。すなわち、弾性体形状保持手段2は、長尺状に成形された弾性体を変形状態で形状を保持して、多数の楔形の隙間1b,1b・・・を形成するものであればよく、スタンド3は、該弾性体形状保持手段を直接又は間接に支持して所定の位置に前記弾性体形状保持手段を保持できるものであればよい。
図2は、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1の構成を示す説明図である。コイルばね1は、密着巻きであるため、その側面には複数の密着したスリット1a,1a・・・がある。また、コイルばね1は、錆防止のためステンレス鋼線(例えば、材質はSUS304WP−B。素線径は約3mm程度。)により、コイル外径が約30mm程度となるように成形されている。
図3は、側面に複数のスリット1a,1a・・・を有する、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1を、円形の弾性体形状保持手段2により保持した状態の説明図である。密着巻きのコイルばね1は、円形の弾性体形状保持手段2により形状を保持され、外側のスリット1a,1a・・・が開かれて、楔形の隙間1b,1b・・・が形成されている。このように、側面に複数のスリット1a,1a・・・を有する、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1を成形状態(例えば図2の状態。)から曲げた変形状態(例えば図3の状態。)として、弾性体形状保持手段2により変形状態で形状を保持することにより、多数の楔形の隙間1b,1b・・・を容易に形成することができる。したがって、前記のとおり、多数の楔形の隙間1b,1b・・・を利用して、多数のエクステンション用毛束を容易かつ確実に保持しておくことができる。
例えば、図1の例においては、弾性体形状保持手段2により円形の変形状態に形状を保持された密着巻きのコイルばね1の外径(図中D)は50cm程度であり、多数の楔形の隙間1b,1b・・・を利用して、隣り合うエクステンション用毛束間の間隔を3cm程度空けながら、エクステンションの施術に必要な50本程度のエクステンション用毛束を容易かつ確実に保持しておくことができる。また、隣り合うエクステンション用毛束間の間隔を狭めれば、さらに多くのエクステンション用毛束を保持することができる。このように、本発明の実施の形態に係るエクステンション用毛束ハンガーは、コンパクトな構成で、多数のエクステンション用毛束を準備しておくことができるため、省スペース上も好ましいものである。なお、前記楔形の隙間1b,1b・・・の開度は、コイルばね1のコイル外形及び弾性体形状保持手段2により円形の変形状態に形状を保持された状態での外径(図1中D)等により決定される。
図4は、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1に形成された楔形の隙間1b,1b・・・の開度を調整する調整手段の構成例を示す説明用部分断面図である。コイルばね1の端末を収容する弾性体形状保持手段2の円環状の端末ガイド部2bには、コイルばね1の両端末1c,1cが収容され、端末ガイド部2bの径方向のねじ孔6,6に螺合するボルト7,7により固定されている。ボルト7,7のいずれか一方を緩めて、コイルばね1の一端の固定を解除してコイルばね1を伸ばす方向(図中矢印B)に移動させた後にボルト7により固定すると、楔形の隙間1b,1b・・・の開度が大きくなる。この状態からボルト7,7のいずれか一方を緩めて、コイルばね1の一端の固定を解除してコイルばね1を縮める方向(図中矢印C)に移動させた後にボルト7により固定すると、楔形の隙間1b,1b・・・の開度が小さくなる。このようにして、前記楔形の隙間1b,1b・・・の開度を簡単に調整することができる。したがって、エクステンション用毛束の毛量等に応じて、前記楔形の隙間1b,1b・・・の開度を調整することにより、エクステンション用毛束をさらに確実に保持することができる。
図5は、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね1に形成された楔形の隙間1b,1b・・・の開度を調整する調整手段の別の構成例を示す説明図であり、図5(a)は部分断面図、図5(b)は移動部材とスライドナットとの関係を示す斜視図である。コイルばね1の端末を収容する弾性体形状保持手段2の円環状の端末ガイド部2bには、コイルばね1の両端1c,1cが収容され、コイルばね1の一端は図4と同様にボルト7により固定されている。コイルばね1の他端には、移動部材8が固定されており、移動部材8の斜面8a,8aにはスライドナット9の斜面9a,9aが当接し、移動部材8の凹部8bにスライドナット9の凸部9bが係合している。この状態は、端末ガイド部2bのねじ孔6及びスライドナット9のねじ孔9cに螺合するボルト10により保持されている。また、スライドナット9のねじ孔9cを貫通したボルト10のねじ部先端は、移動部材8の凹部8bに収容される。
図5(a)の状態において、ボルト10を回してボルト10とスライドナット9との間隔を変化させると(図中矢印E)、スライドナット9の斜面9a,9aと移動部材8の斜面8a,8aとの当接位置が変化する(移動部材8に対してスライドナット9が図中Fのようにスライドする。)。これにより、移動部材8及び移動部材8に固定されたコイルばね1の端末1cは、ボルト7により端末ガイド部2bに固定されているコイルばね1の端末1cに対して、移動することになる(図中矢印G)。したがって、ボルト10を回してコイルばね1を伸ばす方向に移動させれば、楔形の隙間1b,1b・・・の開度を大きくすることができる。この状態からボルト10を回してコイルばね1を縮める方向に移動させれば、楔形の隙間1b,1b・・・の開度を小さくすることができる。このようにして、前記楔形の隙間1b,1b・・・の開度を簡単に調整することができると共に前記開度の微調整が可能となる。
図6は、側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体の別の構成を示す説明図であり、前記複数のスリットが螺旋状に連続して形成されたスリットである場合の例を示している。また、図6(a)は成形状態を、図6(b)は弾性体形状保持手段2により成形状態から曲げた変形状態を示している。このような構成によっても、側面に多数のスリット11a,11a・・・を有する、長尺状に成形された弾性体11を成形状態(例えば図6(a)の状態。)から曲げた変形状態(例えば図6(b)の状態。)として、弾性体形状保持手段2により変形状態で形状を保持することにより、多数の楔形の隙間11b,11b・・・を容易に形成することができる。したがって、多数の楔形の隙間11b,11b・・・を利用して、多数のエクステンション用毛束を容易かつ確実に保持しておくことができる。
図7は、側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体のさらに別の構成を示す説明図であり、前記複数のスリットが前記弾性体の長手方向に対して略直角に形成されたスリットである場合の例を示している。また、図7(a)は成形状態を、図7(b)は弾性体形状保持手段2により成形状態から曲げた変形状態を示している。このような構成によっても、側面に多数のスリット12a,12a・・・を有する、長尺状に成形された弾性体12を成形状態(例えば図7(a)の状態。)から曲げた変形状態(例えば図7(b)の状態。)として、弾性体形状保持手段2により変形状態で形状を保持することにより、多数の楔形の隙間12b,12b・・・を容易に形成することができる。したがって、多数の楔形の隙間12b,12b・・・を利用して、多数のエクステンション用毛束を容易かつ確実に保持しておくことができる。
なお、図6及び図7の弾性体11及び12としては、例えば、ニトリルゴム若しくはウレタンゴム等のゴム、又は、塩化ビニル若しくはポリカーボネート等の非結晶性プラスチック等の高分子材料を用いることができる。
以上の説明においては、円形の弾性体形状保持手段2により、密着巻きのコイルばね1等の長尺状に成形された弾性体を円形に変形させて曲げ変形状態で形状を保持することにより、多数の楔形の隙間1b,1b・・・等を形成する場合を示したが、弾性体形状保持手段により保持する前記弾性体の形状は円形に限定されるものではなく、楕円形、半円形、弧状等、長尺状に成形された弾性体を曲げ変形させて、楔形の隙間を形成できる形状であればよい。
図8は、弾性体形状保持手段による弾性体の変形保持状態の別の例を示す説明図であり、図8(a)は変形状態の平面図を、図8(b)は変形状態の正面図を示している。側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体として、前記複数のスリットが前記弾性体の長手方向に対して略直角に形成されたスリット12a,12a・・・である場合(成形状態が図7(a)の場合)において、前記スリット12a,12a・・・を開いて楔形の隙間12b,12b・・・を形成するように前記弾性体の形状を変形状態で保持する弾性体形状保持手段13による変形が、曲げ変形ではなく、弾性体の両端を引っ張ることによる伸び変形である場合を示している。長尺状に成形された弾性体12の長手方向に対して略直角に形成されたスリット12a,12a・・・は、弾性体12の両端を引っ張ることにより、楔形の隙間12b,12b・・・を容易に形成することができる。したがって、多数の楔形の隙間12b,12b・・・を利用して、多数のエクステンション用毛束を容易かつ確実に保持しておくことができる。
なお、弾性体12の両端を引っ張って弾性体12の形状を変形状態で保持する弾性体形状保持手段13としては、図4と同様の構成、すなわち、図8に示すようにボルト7,7により端末ガイド部13b,13b内の弾性体12の両端を固定する構成を採用することができる。したがって、ボルト7,7のいずれか一方を緩めて、弾性体12の一端の固定を解除して弾性体12を伸ばす方向(図中矢印B)に移動させた後にボルト7により固定すると、楔形の隙間12b,12b・・・の開度が大きくなる。この状態からボルト7,7のいずれか一方を緩めて、弾性体12の一端の固定を解除して弾性体12を縮める方向(図中矢印C)に移動させた後にボルト7により固定すると、楔形の隙間12b,12b・・・の開度が小さくなる。このようにして、前記楔形の隙間12b,12b・・・の開度を簡単に調整することができる調整手段を構成することができる。
以上の説明においては、長尺状に成形された弾性体の成形状態が直線状である場合を示したが(図2、図6(a)及び図7(a)参照。)、長尺状に成形された弾性体の成形状態は必ずしも直線状である必要はなく、例えば所定の曲率半径である円弧状等、曲線状に成形したものであってもよい。曲線状に成形したものを弾性体形状保持手段により変形させることによっても、前記のような楔形の隙間を形成することができるためである。したがって、本発明における「長尺状に成形された弾性体」とは、直線状又は曲線状の長い形状をもつ弾性体を意味するものである。また、長尺状に成形された弾性体の断面形状は円形又は円環形に限定されるものではなく、矩形等の断面形状を採用することもできる。
本発明の実施の形態に係るエクステンション用毛束ハンガーを示す斜視図である。 長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばねの構成を示す説明図である。 側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばねを、弾性体形状保持手段により保持した状態の説明図である。 長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばねに形成された楔形の隙間の開度を調整する調整手段の構成例を示す説明用部分断面図である。 長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばねに形成された楔形の隙間の開度を調整する調整手段の別の構成例を示す説明図であり、(a)は部分断面図、(b)は移動部材とスライドナットとの関係を示す斜視図である。 側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体の別の構成を示す説明図であり、(a)は成形状態を、(b)は変形状態を示している。 側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体のさらに別の構成を示す説明図であり、(a)は成形状態を、(b)は変形状態を示している。 弾性体形状保持手段による弾性体の変形保持状態の別の例を示す説明図であり、(a)は変形状態の平面図を、(b)は変形状態の正面図を示している。
符号の説明
H エクステンション用毛束
1 長尺状に成形された弾性体である密着巻きのコイルばね
1a スリット
1b 楔形の隙間
2 弾性体形状保持手段
2a 中間ガイド部
2b 端末ガイド部
3 スタンド
3a 上部パイプ
3b 下部パイプ
3c 回転支持手段
3d キャスター
4 トレイ
5 フック
6 ねじ孔
7 ボルト
8 移動部材
8a 斜面
8b 凹部
9 スライドナット
9a 斜面
9b 凸部
9c ねじ孔
10 ボルト
11 長尺状に成形された弾性体
11a 螺旋状に連続して形成されたスリット
11b 楔形の隙間
12 長尺状に成形された弾性体
12a 弾性体12の長手方向に対して略直角に形成されたスリット
12b 楔形の隙間
13 弾性体形状保持手段
13b 端末ガイド部

Claims (6)

  1. 側面に複数のスリットを有する、長尺状に成形された弾性体と、
    前記スリットを開いて楔形の隙間を形成するように前記弾性体の形状を変形状態で保持する弾性体形状保持手段と、
    前記弾性体形状保持手段を支持するスタンドとを備え、
    前記弾性体の楔形の隙間にエクステンション用毛束を保持するエクステンション用毛束ハンガー。
  2. 前記弾性体が、密着巻きのコイルばねである請求項1記載のエクステンション用毛束ハンガー。
  3. 前記複数のスリットが、螺旋状に連続して形成されたスリット、又は、前記弾性体の長手方向に対して略直角に形成されたスリットである請求項1記載のエクステンション用毛束ハンガー。
  4. 前記楔形の隙間の開度を調整する調整手段を備えた請求項1〜3のいずれかに記載のエクステンション用毛束ハンガー。
  5. 前記弾性体形状保持手段が前記弾性体の形状を略同一水平面内において保持するものであり、前記弾性体形状保持手段を鉛直軸まわりに回転可能に支持する回転支持手段を前記スタンドに備えた請求項1〜4のいずれかに記載のエクステンション用毛束ハンガー。
  6. 前記弾性体形状保持手段又はスタンドに、エクステンションの施術用器具等を載置するトレイを取り付けてなる請求項1〜5のいずれかに記載のエクステンション用毛束ハンガー。
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