JP3551096B2 - デジタル信号処理装置 - Google Patents

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルオーディオやディジタルビデオ信号など、デジタル通信がなされるデジタル信号を、少なくとも受信して処理するデジタル信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばデジタルオーディオやディジタルビデオ信号などのデジタル信号を送信する場合には、受信側機器においてその受信デジタル信号を処理する際の基準タイミングとなる同期信号が、当該デジタル信号と共に送信される。
【0003】
図10には、16ビットデジタルデータDTからなるデジタル信号と、当該デジタル信号と共に送受信される同期信号であるワードシンクの一例を示す。なお、図10の(a)にはワードシンクを、図10の(b)にはデジタル信号を示している。この図10に示すように、デジタル信号の16ビットデジタルデータdtは、ワードシンクの切り替えのタイミングに同期して送受信される。
【0004】
ところで、デジタル信号の送受信の形態としては、一つのデジタル信号のみを送受信する場合に限らず、同一フォーマットの複数のデジタル信号を同時に送受信するような形態も存在する。
【0005】
図11〜図13には、例えば、2つの送信側機器から同一フォーマットの2つのデジタル信号を送信し、1つの受信側機器においてそれら同一フォーマットの2つのデジタル信号を受信して処理する場合のシステム構成例を示す。
【0006】
図11には、受信機103が同期信号発生回路104を備え、この受信機103では、当該同期信号発生回路104が発生した同期信号を2つの送信機101、102に送り、一方、各送信機101、102では、受信機103から供給された同期信号に基づいて各々ワードシンクを生成し、それぞれが同一フォーマットのデジタル信号とワードシンクを受信機103に向けて送信するようにしたシステム構成例を示している。
【0007】
この図11の場合、受信機103では、各送信機101、102から送信されてきたデジタル信号を、それぞれ対応して設けられている受信信号処理回路105、108にて処理し、その処理後の信号を端子109、110から後段の構成に伝送する。
【0008】
また、当該受信機103は、各受信信号処理回路105、108においてそれぞれ受信デジタル信号から前記16ビットデジタルデータを読み取るためのデータ読み取りクロックを生成するデータ読み取りクロック発生回路106、107を備えている。すなわち、データ読み取りクロック発生回路106、107では、各々対応した送信機101、102からデジタル信号と共に送信されてきたワードシンクに基づいて、データ読み取りクロックを生成し、このデータ読み取りクロックをそれぞれ対応する受信信号処理回路105、108に送る。なお、データ読み取りクロック発生回路106、107は、後述するように、それぞれPLL(Phase−Locked Loop)回路111、112を備えている。
【0009】
これにより、各受信信号処理回路105、108では、当該データ読み取りクロックに基づいて、受信デジタル信号から16ビットデジタルデータを読み取り、所定の処理を行うことになる。
【0010】
図12には、2つの送信機121、122の内、何れか一方(図12の例では送信機121)が同期信号発生回路124を備え、当該同期信号発生回路124が発生した同期信号を他方の送信機(図12の例では送信機122)に送り、これら各送信機121、122では、その同期信号に基づいて各々ワードシンクを生成し、それぞれが同一フォーマットのデジタル信号とワードシンクを受信機123に向けて送信するようにしたシステム構成例を示している。
【0011】
この図12の場合、受信機123では、各送信機121、122から送信されてきたデジタル信号を、それぞれ対応して設けられている受信信号処理回路125、128にて処理し、その処理後の信号を端子129、130から後段の構成に伝送する。
【0012】
また、当該受信機123は、各受信信号処理回路125、128においてそれぞれ受信デジタル信号から前記16ビットデジタルデータを読み取るためのデータ読み取りクロックを生成するデータ読み取りクロック発生回路126、127を備えている。これらデータ読み取りクロック発生回路126、127では、各々対応した送信機121、122からデジタル信号と共に送信されてきたワードシンクに基づいて、データ読み取りクロックを生成し、このデータ読み取りクロックをそれぞれ対応する受信信号処理回路125、128に送る。なお、データ読み取りクロック発生回路126、127は、後述するように、それぞれPLL回路131、132を備えている。
【0013】
これにより、各受信信号処理回路125、128では、当該データ読み取りクロックに基づいて、受信デジタル信号から16ビットデジタルデータを読み取り、所定の処理を行うことになる。
【0014】
図13には、2つの送信機141、142側に独立した同期信号発生装置144を設け、当該独立した同期信号発生装置144が発生した同期信号を2つの送信機141、142に送り、これら各送信機141、142では、その同期信号に基づいて各々ワードシンクを生成し、それぞれが同一フォーマットのデジタル信号とワードシンクを受信機123に向けて送信するようにしたシステム構成例を示している。なお、この図13の場合、受信機123の構成は図12の例と同様であるためその説明は省略する。
【0015】
ここで、上述の図11〜図13に示した従来のシステム構成例は、データ読み取りクロック発生回路106、107、126、127内にそれぞれPLL回路111、112、131、132を備えている。すなわち、図11〜図13のシステム構成例では、送受信機器間で同期が取られているにも拘わらず、受信側機器内にはそれら複数の送信側機器(すなわち受信する複数のデジタル信号)にそれぞれ対応したPLL回路が必要となっている。
【0016】
このように、送受信機器間で同期が取られているにも拘わらず、受信側機器内に複数の送信側機器(複数のデジタル信号)にそれぞれ対応したPLL回路が必要となるのは、複数の送信側機器において同期を取った状態でそれぞれ同一フォーマットの複数のデジタル信号を送信したとしても、例えば伝送路の状態や長さ、各送信側機器の種類や特性、使用条件などによって、受信側機器に到達した各デジタル信号には位相差が発生しているためである。この位相差は、上述のような伝送路の状態や長さ、各送信側機器の種類や特性、使用条件などによって、僅かな値(例えば位相差が0に近い)となる場合や、大きな値(例えば位相差が360度に近い)となる場合など様々である。
【0017】
図14には、2つの送信側機器A,B間で同期を取った状態でそれぞれ送信された同一フォーマットの2つのデジタル信号DA,DBが、受信側機器に到達したときのデジタル信号DA,DBと、それらデジタル信号DA,DBのワードシンクWA,WBを示している。なお、図14の(a)と(b)にはある一つの送信側機器Aから送信されて受信側機器に到達したワードシンクWAとデジタル信号DAを示し、図14の()と(d)には他の一つの送信側機器Bから送信されて受信側機器に到達したワードシンクWBとデジタル信号DBを示している。
【0018】
この図14から判るように、2つの送信側機器A,B間で同期を取った状態でそれぞれ同一フォーマットのデジタル信号DA,DBを送信したとしても、受信側機器に到達した時点ではそれらデジタルDA,DB及びワードシンクWA,WBには位相差φが発生している。
【0019】
このように、複数の送信側機器において同期を取った状態でそれぞれ同一フォーマットの複数のデジタル信号を送信したとしても、各デジタル信号間には種々の位相差が存在するので、それら種々の位相差が存在する各デジタル信号からそれぞれ良好にデータを読みとれるようにするために、従来のシステム構成には、複数の送信側機器(複数のデジタル信号)に各々対応したPLL回路を設けるようにしている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のシステム構成例は、受信側機器内に複数の送信側機器(複数のデジタル信号)にそれぞれ対応したPLL回路が必要となっており、その結果としてコストの上昇を招いている。
【0021】
また、受信側機器内に複数のPLL回路を配置すると、例えば各々のPLL回路の発振器の変動等により混変調等が発生し、機器性能に悪影響を与えてしまう。
【0022】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、例えば同期が取れた状態の同一フォーマットの複数のデジタル信号を同時に送受信するような場合において、それら複数のデジタル信号に対応した複数のPLL回路を必要とせず、コストの低減を図り、また、混変調等の悪影響も無くすことを可能とし、各デジタル信号からそれぞれ良好にデータを読み取ることを可能とするデジタル信号処理装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明に係るデジタル信号処理装置は、上述の課題を解決するために、同期信号であるワードシンクと、前記ワードシンクの切り替えタイミングに同期して送信され且つ複数のビットからなるビットデジタルデータを複数連ねたデジタル信号とを組にし、この組を複数組受信して各組の前記デジタル信号をそれぞれ信号処理するデジタル信号処理装置において、
各組の前記デジタル信号の伝送ビットレートより十分高い周波数の基準クロックを発生する一つの基準クロック発生手段と、
各組の前記ワードシンクと、前記基準クロックとが各組ごとに入力され、前記ワードシンクの期間中に前記基準クロックを前記ビットデジタルデータのビット数に応じて分周して読み取りクロックを各組ごとに生成すると共に、前記ワードシンクの切り替えタイミングごとにリセットされる各組の読み取りクロック生成手段と、
前記ワードシンクの期間中に前記読み取りクロックにより前記デジタル信号中から前記ビットデジタルデータを各組ごとに読み取る各組の受信信号処理手段とを備えたことを特徴とするものである
【0024】
また、請求項2記載の本発明に係るデジタル信号処理装置は、請求項1記載のデジタル信号処理装置において、
前記読み取りクロック生成手段は、前記ワードシンクと、前記基準クロックとを入力して、第1のフリップフロップ出力信号を生成する第1のフリップフロップと、
前記基準クロックと、前記第1のフリップフロップ出力信号とを入力して、第2のフリップフロップ出力信号を生成する第2のフリップフロップと、
前記第1のフリップフロップ出力信号と前記第2のフリップフロップ出力信号とを入力して、排他的論理和出力信号を生成する排他的論理和回路と、
前記基準クロックと、前記排他的論理和出力信号とを入力して、前記ワードシンクの期間中に前記基準クロックを前記ビットデジタルデータのビット数に応じて分周する分周回路とで構成したことを特徴とするものである
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るデジタル信号処理装置の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】
図1には、本発明のデジタル信号処理装置が適用される第1の実施の形態の概略構成を示す。なお、当該第1の実施の形態の構成は、デジタル信号を送受信するデジタル信号送受信機の受信部分、或いは、送信されてきたデジタル信号の受信のみ行うデジタル信号受信機に適用されるものである。
【0029】
また、この図1には、例えば前述した図11〜図13の例のように、2つの送信側機器から送信されてきた同一フォーマットの2つのデジタル信号及びワードシンクを受信する場合の構成例を示しているが、本発明の第1の実施の形態は2つのデジタル信号及びワードシンクだけでなく、さらに多数のデジタル信号及びワードシンクを受信する場合にも適用可能である。
【0030】
この図1において、入力端子1には例えば図11〜図13に示した一方の送信機(101、121、141)から送信されてきたデジタル信号及びワードシンクが供給される。
【0031】
一方、入力端子11には例えば図11〜図13に示した他方の送信機(102、122、142)から送信されてきたデジタル信号及びワードシンクが入力される。
【0032】
以下、送信機から送信されてきて図1の構成が受信したデジタル信号を受信デジタルデータと呼び、当該受信デジタルデータとそれに対応するワードシンクを纏めて受信信号と呼ぶことにする。
【0033】
入力端子1からの受信信号は、受信信号処理回路2とワードシンク検出回路4に入力し、入力端子11からの受信信号は、受信信号処理回路12とワードシンク検出回路14に入力する。
【0034】
ワードシンク検出回路4は、入力端子1を介した受信信号からワードシンクを検出し、そのワードシンクをビット読み取りクロック生成回路5に送る。
【0035】
また、ワードシンク検出回路14は、入力端子11を介した受信信号からワードシンクを検出し、そのワードシンクをビット読み取りクロック生成回路15に送る。
【0036】
基準クロック発生回路6は、予め設定されている基準クロックを発生する。当該基準クロックは、送信機から送られてくるデジタル信号の伝送ビットレートよりも十分高い周波数のクロックである。当該基準クロックは、ビット読み取りクロック生成回路5及び15に送られる。
【0037】
ビット読み取りクロック生成回路5では、ワードシンク検出回路4からのワードシンクと基準クロック発生回路6からの基準クロックとに基づいて、入力端子1に入力された受信信号から例えば前述した16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取るためのビット読み取りクロックを生成する。より具体的に説明すると、当該ビット読み取りクロック生成回路5では、基準クロックを分周器8により分周(本実施の形態では例えば1/4分周)した分周出力をビット読み取りクロックとして生成すると共に、分周リセット器7がワードシンクの切り替えタイミングで当該分周器8での分周動作をリセットすることにより、ワードシンクに同期した分周出力、すなわちワードシンクに同期したビット読み取りクロックを生成する。当該ビット読み取りクロック生成回路5により生成されたビット読み取りクロックは、受信信号処理回路2に送られる。
【0038】
同様に、ビット読み取りクロック生成回路15では、ワードシンク検出回路14からのワードシンクと基準クロック発生回路6からの基準クロックとに基づいて、入力端子11に入力された受信信号から例えば16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取るためのビット読み取りクロックを生成する。より具体的に説明すると、当該ビット読み取りクロック生成回路15では、基準クロックを分周器18により分周(例えば1/4分周)した分周出力をビット読み取りクロックとして生成すると共に、分周リセット器17がワードシンクの切り替えタイミングで当該分周器18での分周動作をリセットすることにより、ワードシンクに同期した分周出力、すなわちワードシンクに同期したビット読み取りクロックを生成する。当該ビット読み取りクロック生成回路15により生成されたビット読み取りクロックは、受信信号処理回路12に送られる。
【0039】
受信信号処理回路2では、入力端子1に入力された受信デジタル信号から、ビット読み取りクロック生成回路5により生成されたビット読み取りクロックに基づいて、16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取り、所定の信号処理を行った後、当該処理後の信号を端子3から後段の構成に伝送する。
【0040】
同様に、受信信号処理回路12では、入力端子11に入力された受信デジタル信号から、ビット読み取りクロック生成回路15により生成されたビット読み取りクロックに基づいて、16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取り、所定の信号処理を行った後、当該処理後の信号を端子13から後段の構成に伝送する。
【0041】
図2には、受信信号のワードシンク及び受信デジタルデータと、基準クロック発生回路6が発生した基準クロックと、ビット読み取りクロック生成回路5,15にて生成されたビット読み取りクロックとの関係を示す。図1に示した第1の実施の形態の構成では、入力端子1に図2の(a)に示すワードシンクと図2の(d)に示す受信デジタルデータが入力され、基準クロック発生回路6から図2の(b)に示す基準クロックが発生され、ビット読み取りクロック生成回路5,15にて基準クロックを分周(1/4分周)したビット読み取りクロックが生成される。
【0042】
この図2において、ビット読み取りクロックはワードシンクと基準クロックとに基づいて生成されており、当該ビット読み取りクロックによれば受信デジタルデータの中心部でデータ読み取りが行われることになる。
【0043】
図3には、2つの送信側機器A,B間で同期を取った状態でそれぞれ送信された同一フォーマットの2つのデジタルデータDA,DBが、第1の実施の形態の構成を有する受信側機器に到達したときのデジタルデータDA,DBと、それらデジタルデータDA,DBのワードシンクWA,WBと、各ワードシンクWA,WB及び基準クロックにより生成されたビット読み取りクロックRA,RBを示している。なお、図3の(a)と(d)には、ある一つの送信側機器Aから送信されて受信側機器に到達したワードシンクWAと受信デジタルデータDAを示し、図3の(e)と(h)には、他の一つの送信側機器Bから送信されて受信側機器に到達したワードシンクWBと受信デジタルデータDBを示している。また、図3の(b)及び(f)は基準クロック発生回路6が発生した同一の基準クロックを示し、図3の(c)にはビット読み取りクロック生成回路5がワードシンクWA及び基準クロックから生成したビット読み取りクロックRAを、図3の(g)にはビット読み取りクロック生成回路15がワードシンクWB及び基準クロックから生成したビット読み取りクロックRBを示している。
【0044】
この図3から判るように、2つの送信側機器A,B間で同期を取った状態でそれぞれ同一フォーマットのデジタルデータDA,DBを送信したとしても、受信側機器に到達した時点ではそれらの受信デジタルデータDA,DB及びワードシンクWA,WBには位相差φが発生している。
【0045】
この場合、従来の構成であれば、当該位相差φが存在するため、各受信デジタルデータDA,DBに対応した2つのPLL回路が必要となるが、本発明の第1の実施の形態の構成によれば、同一の基準クロック発生回路6が発生した基準クロックと、各受信デジタルデータDA,DBに対応する各ワードシンクWA,WBとに基づいて、それぞれ受信デジタルデータDA,DBのビット読み取りクロックRA,RBを生成するようにしているため、従来例のような各受信デジタルデータDA,DBに対応した2つのPLL回路を用いなくても、位相差φだけずれた各受信デジタルデータDAとDBに対してそれぞれ常に適した読み取りクロックを生成することが可能となっている。また、本発明の第1の実施の形態の構成では、従来例のように2つのPLL回路を用いないため、PLL回路の発振器の変動等による混変調等の悪影響も無くすことが可能となっている。
【0046】
図4には、上述したように基準クロックとワードシンクに基づいてビット読み取りクロックを生成する、図1のビット読み取りクロック生成回路5及び15の具体的な構成例を示す。また、図5には、図4の構成の各部の信号波形を示している。
【0047】
この図4において、端子21には図1のワードシンク検出回路4又は14からの図5の(a)に示すようなワードシンクが入力され、端子22には図1の基準クロック発生回路6からの図5の(b)に示すような基準クロックが入力される。端子21を介したワードシンクはDタイプフリップフロップ(D−FF)23のデータ入力端子に入力される。また、端子22を介した基準クロックはDタイプフリップフロップ23のクロック反転入力端子と、同じくDタイプフリップフロップ24のクロック反転入力端子と、カウンタ26の入力端子に入力される。
【0048】
Dタイプフリップフロップ23では、図5の(a)及び(b)に示すように、基準クロックの例えば立ち下がりによってワードシンクをラッチし、したがって、当該Dタイプフリップフロップ23のデータ出力端子からは、図5の(c)に示すような出力が得られることになる。当該Dタイプフリップフロップ23のデータ出力端子からの出力は、Dタイプフリップフロップ24のデータ入力端子と、2入力NAND(排他的論理和)回路25の一方の入力端子に入力する。
【0049】
Dタイプフリップフロップ24では、図5の(b)に示す基準クロックの立ち下がりによって、Dタイプフリップフロップ23からの図5の(c)に示した出力をラッチし、したがって、当該Dタイプフリップフロップ24のデータ反転出力端子からは、図5の(d)に示すような出力が得られることになる。当該Dタイプフリップフロップ24のデータ反転出力端子からの出力は、2入力NAND回路25の他方の入力端子に入力する。
【0050】
2入力NAND回路25では、図5の(c)に示したDタイプフリップフロップ23のデータ出力端子からの出力と、図5の(d)に示したDタイプフリップフロップ24のデータ反転出力端子からの出力との排他的論理和をとる。これにより、当該2入力NAND回路25の出力端子からは、図5の(e)に示したように、Dタイプフリップフロップ23及び2の出力が共にハイレベルとなったときにのみローレベルとなる信号が出力されることになる。当該2入力NAND回路25の出力信号は、カウンタ26のロード反転入力端子に入力される。
【0051】
カウンタ26は、1/4分周カウンタであり、ロード反転入力端子がローレベルとなった時にスタートの位置決めが行われ、カウンタ出力値がプリセット値設定器28により設定された値になったときにカウント値1にプリセットされるものである。当該カウンタ26のカウント出力は、図5の(f)に示すビット読み取りクロック(1/4分周出力)として、端子27から出力される。
【0052】
この図4の構成によれば、2段のDタイプフリップフロップ23及び24と2入力NAND回路25により、ワードシンクの立ち上がりから一定時間経過後のタイミングを、1/4分周カウンタ26のカウントスタート位置としているため、図5の(f)及び(g)に示すように、受信デジタルデータに対して常に適した読み取りクロックを生成することが可能であり、受信デジタルデータが安定する略々中心部分でデータを読み取ることが可能となっている。
【0053】
次に、図6には、本発明のデジタル信号処理装置が適用される第2の実施の形態の概略構成を示す。
【0054】
なお、当該第2の実施の形態の構成も第1の実施の形態と同様に、デジタル信号を送受信するデジタル信号送受信機の受信部分、或いは、送信されてきたデジタル信号の受信のみ行うデジタル信号受信機装置に適用されるものである。
【0055】
また、この図6の例は、例えば前述した図11〜図13の例のように、2つの送信側機器から送信されてきた同一フォーマットの2つのデジタル信号及びワードシンクを受信する場合の構成例を示しているが、本発明の第2の実施の形態は2つのデジタル信号及びワードシンクだけでなく、さらに多数のデジタル信号及びワードシンクを受信する場合にも適用可能である。
【0056】
この図6において、入力端子31には例えば図11〜図13に示した一方の送信機(101、121、141)から送信されてきたデジタル信号及びワードシンクが供給される。
【0057】
一方、入力端子41には例えば図11〜図13に示した他方の送信機(102、122、142)から送信されてきたデジタル信号及びワードシンクが入力される。
【0058】
以下、送信機から送信されてきて図6の構成が受信したデジタル信号を受信デジタルデータと呼び、当該受信デジタルデータとそれに対応するワードシンクを纏めて受信信号と呼ぶことにする。
【0059】
入力端子31からの受信信号は、受信信号処理回路32とワードシンク検出回路34に入力し、入力端子41からの受信信号は、受信信号処理回路42とワードシンク検出回路44に入力する。
【0060】
ワードシンク検出回路34は、入力端子31を介した受信信号からワードシンクを検出し、そのワードシンクをビット読み取りクロック生成回路35に送ると共に、PLLクロック発生回路36にも送る。
【0061】
また、ワードシンク検出回路44は、入力端子41を介した受信信号からワードシンクを検出し、そのワードシンクをビット読み取りクロック生成回路45に送る。
【0062】
PLLクロック発生回路36は、ワードシンク検出回路34から供給されたワードシンクに基づいて、送信機から送られてくるデジタル信号の伝送ビットレートよりも十分高い周波数のPLLクロックを発生し、そのPLLクロックをビット読み取りクロック生成回路35及び45に供給する。
【0063】
ビット読み取りクロック生成回路35では、ワードシンク検出回路34からのワードシンクとPLLクロック発生回路36からのPLLクロックとに基づいて、入力端子31に入力された受信信号から例えば前述した16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取るためのビット読み取りクロックを生成する。より具体的に説明すると、当該ビット読み取りクロック生成回路35では、PLLクロックを分周器38により分周(例えば1/4分周)した分周出力をビット読み取りクロックとして生成すると共に、分周リセット器37がワードシンクの切り替えタイミングで当該分周器38での分周動作をリセットすることにより、ワードシンクに同期した分周出力、すなわちワードシンクに同期したビット読み取りクロックを生成する。当該ビット読み取りクロック生成回路35により生成されたビット読み取りクロックは、受信信号処理回路32に送られる。
【0064】
同様に、ビット読み取りクロック生成回路45では、ワードシンク検出回路44からのワードシンクとPLLクロック発生回路36からのPLLクロックとに基づいて、入力端子41に入力された受信信号から例えば16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取るためのビット読み取りクロックを生成する。より具体的に説明すると、当該ビット読み取りクロック生成回路45では、PLLクロックを分周器48により分周(例えば1/4分周)した分周出力をビット読み取りクロックとして生成すると共に、分周リセット器47がワードシンクの切り替えタイミングで当該分周器48での分周動作をリセットすることにより、ワードシンクに同期した分周出力、すなわちワードシンクに同期したビット読み取りクロックを生成する。当該ビット読み取りクロック生成回路45により生成されたビット読み取りクロックは、受信信号処理回路42に送られる。
【0065】
受信信号処理回路32では、入力端子31に入力された受信デジタル信号から、ビット読み取りクロック生成回路35により生成されたビット読み取りクロックに基づいて、16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取り、所定の信号処理を行った後、当該処理後の信号を端子33から後段の構成に伝送する。
【0066】
同様に、受信信号処理回路42では、入力端子41に入力された受信デジタル信号から、ビット読み取りクロック生成回路45により生成されたビット読み取りクロックに基づいて、16ビットの受信デジタルデータのビットを読み取り、所定の信号処理を行った後、当該処理後の信号を端子43から後段の構成に伝送する。
【0067】
図7には、受信信号のワードシンク及び受信デジタルデータと、PLLクロック発生回路36が発生したPLLクロックと、ビット読み取りクロック生成回路35,45にて生成されたビット読み取りクロックとの関係を示す。図6に示した第2の実施の形態の構成では、入力端子31に図7の(a)に示すワードシンクと図7の(d)に示す受信デジタルデータが入力され、PLLクロック発生回路36から図7の(b)に示すPLLクロックが発生され、ビット読み取りクロック生成回路35,45にてPLLクロックを分周(1/4分周)したビット読み取りクロックが生成される。
【0068】
この図7において、ビット読み取りクロックはワードシンクとPLLクロックとに基づいて生成されており、当該ビット読み取りクロックによれば受信デジタルデータの中心部でデータ読み取りが行われることになる。
【0069】
図8には、2つの送信側機器A,B間で同期を取った状態でそれぞれ送信された同一フォーマットの2つのデジタルデータDA,DBが、第2の実施の形態の構成を有する受信側機器に到達したときのデジタルデータDA,DBと、それらデジタルデータDA,DBのワードシンクWA,WBと、各ワードシンクWA,WB及びPLLクロックにより生成されたビット読み取りクロックRA,RBを示している。なお、図8の(a)と(d)には、ある一つの送信側機器Aから送信されて受信側機器に到達したワードシンクWAと受信デジタルデータDAを示し、図8の(e)と(h)には、他の一つの送信側機器Bから送信されて受信側機器に到達したワードシンクWBと受信デジタルデータDBを示している。また、図8の(b)及び(f)はPLLクロック発生回路36が発生した同一のPLLクロックを示し、図8の(c)にはビット読み取りクロック生成回路35がワードシンクWA及びPLLクロックから生成したビット読み取りクロックRAを、図8の(g)にはビット読み取りクロック生成回路45がワードシンクWB及びPLLクロックから生成したビット読み取りクロックRBを示している。
【0070】
この図8から判るように、2つの送信側機器A,B間で同期を取った状態でそれぞれ同一フォーマットのデジタルデータDA,DBを送信したとしても、受信側機器に到達した時点ではそれらの受信デジタルデータDA,DB及びワードシンクWA,WBには位相差φが発生している。
【0071】
この場合、従来の構成であれば、当該位相差φが存在するため、各受信デジタルデータDA,DBに対応した2つのPLL回路が必要となるが、本発明の第2の実施の形態の構成によれば、同一の一つのPLLクロック発生回路36がワードシンクWA,WBのうち何れか一方(本実施の形態ではワードシンクWA)から生成したPLLクロックと、各受信デジタルデータDA,DBに対応する各ワードシンクWA,WBとに基づいて、それぞれ受信デジタルデータDA,DBのビット読み取りクロックRA,RBを生成するようにしているため、従来例のような2つの受信デジタルデータDA,DBに対応した2つのPLL回路を用いなくても、位相差φだけずれた各受信デジタルデータDAとDBに対してそれぞれ常に適した読み取りクロックを生成することが可能となっている。また、本発明の第2の実施の形態の構成では、従来例のように2つのPLL回路を用いないため、PLL回路の発振器の変動等による混変調等の悪影響も無くすことが可能となっている。
【0072】
上述したようにPLLクロックとワードシンクに基づいてビット読み取りクロックを生成する、図6のビット読み取りクロック生成回路35及び45の具体的な構成例としては、前述した図4と同じものを用いることができる。
【0073】
但し、第2の実施の形態の場合、図4の構成の端子22には、図6のPLLクロック発生回路36が発生したPLLクロックが供給される。
【0074】
以下、第2の実施の形態に適用した図4の構成について、図10に示す波形図を参照しながら説明する。
【0075】
この第2の実施の形態に適用された図4の構成において、端子21には図6のワードシンク検出回路34又は44からの図10の(a)に示すようなワードシンクが入力され、端子22には図6のPLLクロック発生回路36からの図10の(b)に示すようなPLLクロックが入力される。
【0076】
Dタイプフリップフロップ23では、図10の(a)及び(b)に示すように、PLLクロックの例えば立ち下がりによってワードシンクをラッチし、図10の(c)に示すような出力をデータ出力端子から出力する。
【0077】
Dタイプフリップフロップ24では、図10の(b)に示すPLLクロックの立ち下がりによって、Dタイプフリップフロップ23からの図10の(c)に示した出力をラッチし、図10の(d)に示すような出力をデータ反転出力端子から出力する。
【0078】
2入力NAND回路25では、図10の(c)に示したDタイプフリップフロップ23の出力と、図10の(d)に示したDタイプフリップフロップ24の出力との排他的論理和をとる。これにより、当該2入力NAND回路25の出力端子からは、図10の(e)に示したように、Dタイプフリップフロップ23及び23の出力が共にハイレベルとなったときにのみローレベルとなる信号が出力されることになる。
【0079】
カウンタ26からは、図10の(f)に示すビット読み取りクロック(1/4分周出力)が出力され端子27に送られる。
【0080】
第2の実施の形態に適用された図4の構成においても第1の実施の形態の場合と同様に、図10の(f)及び(g)に示すように、受信デジタルデータに対して常に適した読み取りクロックを生成することが可能であり、受信デジタルデータが安定する略々中心部分でデータを読み取ることが可能となっている。
【0081】
なお、本発明の第1、第2の実施の形態では、受信デジタルデータのビット読み取りクロックをワードシンクに基づいて生成する方法を例に挙げたが、例えば受信デジタルデータそのものに含まれる場合はそれをもとに生成することも可能である。
【0082】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明に係るデジタル信号処理装置によれば、同期信号であるワードシンクと、ワードシンクの切り替えタイミングに同期して送信され且つ複数のビットからなるビットデジタルデータを複数連ねたデジタル信号とを組にし、この組を複数組受信して各組のデジタル信号をそれぞれ信号処理するにあたって、とくに、ワードシンクは、このワードシンクの切り替えタイミングに同期して各組のデジタル信号を受信する機能を備え、且つ、ワードシンクの期間中に一つの基準クロック発生手段からの基準クロックをデジタル信号中のビットデジタルデータのビット数に応じて分周して読み取りクロックを各組ごとに生成すると共に、ワードシンクの切り替えタイミングごとにリセットする機能を備えているので、各組のワードシンクを確実且つ容易に検出でき、且つ、ワードシンクの期間中に各組のデジタル信号を確実に読み取ることができる。更に、一つの基準クロック発生手段により各組のデジタル信号に対応したPLL回路を各組ごとに必要とせず、コストの低減を実現でき、また、混変調等の悪影響も無くすことが可能であ
【0083】
また、請求項2記載の本発明に係るデジタル信号処理装置によれば、読み取りクロック生成手段は、周知の電子部品を用いて簡単な回路で構成しているので、デジタル信号処理装置を安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル信号処理装置が適用される第1の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の第1の実施の形態の構成の主要部の信号波形を示す波形図である。
【図3】図1の第1の実施の形態の構成が受信する2つの受信デジタルデータに位相差が存在する場合でも、各受信デジタルデータに対してそれぞれ常に適した読み取りクロックを生成することが可能となることの説明に用いる波形図である。
【図4】第1、第2の実施の形態の構成中、ビット読み取りクロック生成回路部分の具体的構成例を示す回路図である。
【図5】第1の実施の形態に適用された図4のビット読み取りクロック生成回路の各部の信号波形を示す波形図である。
【図6】本発明のデジタル信号処理装置が適用される第2の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図7】図6の第2の実施の形態の構成の主要部の信号波形を示す波形図である。
【図8】図6の第2の実施の形態の構成が受信する2つの受信デジタルデータに位相差が存在する場合でも、各受信デジタルデータに対してそれぞれ常に適した読み取りクロックを生成することが可能となることの説明に用いる波形図である。
【図9】第2の実施の形態に適用された図4のビット読み取りクロック生成回路の各部の信号波形を示す波形図である。
【図10】16ビットデジタルデータからなるデジタル信号と、当該デジタル信号と共に送受信される同期信号であるワードシンクの一例を示す波形図である。
【図11】受信機側で同期信号を発生して送信機側に供給し、各送信機がそれぞれ同期した同一フォーマットのデジタル信号を受信機に送信する、従来のシステム構成例を示すブロック図である。
【図12】一方の送信機が同期信号を発生して他方の送信機側に送り、各送信機がそれぞれ同期した同一フォーマットのデジタル信号を受信機に送信する、従来のシステム構成例を示すブロック図である。
【図13】独立した同期信号発生装置が同期信号を発生して各送信機側に送り、各送信機がそれぞれ同期した同一フォーマットのデジタル信号を受信機に送信する、従来のシステム構成例を示すブロック図である。
【図14】2つの送信機からそれぞれ同期した同一フォーマットの2つのデジタル信号を送信した場合でも、受信機に到達した時点で2つのデジタル信号に位相差が存在する例の説明に用いる図である。
【符号の説明】
2,12,32,42…受信信号処理回路、4,14,34,44…ワードシンク検出回路、5,15,35,45…ビット読み取りクロック発生回路、6…基準クロック発生回路、7,17,37,47…分周リセット器、8,18,38,48…分周器、23,24…Dタイプフリップフロップ、25…2入力NAND回路、26…1/4分周カウンタ、28…プリセット設定器、36…PLLクロック発生回路

Claims (2)

  1. 同期信号であるワードシンクと、前記ワードシンクの切り替えタイミングに同期して送信され且つ複数のビットからなるビットデジタルデータを複数連ねたデジタル信号とを組にし、この組を複数組受信して各組の前記デジタル信号をそれぞれ信号処理するデジタル信号処理装置において、
    各組の前記デジタル信号の伝送ビットレートより十分高い周波数の基準クロックを発生する一つの基準クロック発生手段と、
    各組の前記ワードシンクと、前記基準クロックとが各組ごとに入力され、前記ワードシンクの期間中に前記基準クロックを前記ビットデジタルデータのビット数に応じて分周して読み取りクロックを各組ごとに生成すると共に、前記ワードシンクの切り替えタイミングごとにリセットされる各組の読み取りクロック生成手段と、
    前記ワードシンクの期間中に前記読み取りクロックにより前記デジタル信号中から前記ビットデジタルデータを各組ごとに読み取る各組の受信信号処理手段とを備えたことを特徴とするデジタル信号処理装置。
  2. 請求項1記載のデジタル信号処理装置において、
    前記読み取りクロック生成手段は、前記ワードシンクと、前記基準クロックとを入力して、第1のフリップフロップ出力信号を生成する第1のフリップフロップと、
    前記基準クロックと、前記第1のフリップフロップ出力信号とを入力して、第2のフリップフロップ出力信号を生成する第2のフリップフロップと、
    前記第1のフリップフロップ出力信号と前記第2のフリップフロップ出力信号とを入力して、排他的論理和出力信号を生成する排他的論理和回路と、
    前記基準クロックと、前記排他的論理和出力信号とを入力して、前記ワードシンクの期間中に前記基準クロックを前記ビットデジタルデータのビット数に応じて分周する分周回路とで構成したことを特徴とするデジタル信号処理装置。
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