JP3550922B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を記録再生する記録再生装置、特に、光磁気ディスクの記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、着脱位置と記録・再生位置のみを有する記録再生装置のローディング装置として、例えば、特開平6−20327号公報に開示されている。
26において、1001はシャーシ基板で、このシャーシ基板1001にディスク回転駆動機構及び光磁気記録再生機構が設置されており、ディスク回転駆動機構はスピンドルモータとこのスピンドルモータにより回転駆動されるターンテーブルとから構成され、ターンテーブルは中心部にディスクチャッキング部材が備えられてシャーシ基板1001の表面側に突出されている。
【0003】
また、光磁気記録再生機構はターンテーブルにチャッキングされる光磁気ディスクDの一方の面に対向して位置し、レーザ光を照射する光学ピックアップ装置と他方の面に対向して位置し、外部磁界をかける磁界ヘッド1005から構成され、光学ピックアップ装置は光学ピックアップ取付け側アーム(以下、ピックアップアームという)に取付けられ、磁界ヘッド1005は磁界ヘッド取付け側アーム(以下、ヘッドアームという)1007にジンバルばね1008に支持されて取付けられており、ピックアップアームはシャーシ基板1001に設置された移動機構(図示せず)に取付けられてターンテーブルに対して接離方向、即ち、ターンテーブルにチャッキングされる光磁気ディスクDの内外径方向に直線移動され、このピックアップアームにヘッドアームが起伏回転可能に連結されている。
【0004】
このピックアップアームとヘッドアーム1007とは、ピックアップアームの後端部にシャーシ基板1001の表面側に立上る軸受部を形成し、一方、ヘッドアーム1007の後端部には軸支部1007aを下向きに形成して、この軸受部1006aと軸支部1007aとをその端部において軸により軸着することにより連結しており、ヘッドアーム1007はピックアップアームに対して常時倒伏方向に回転付勢されるように軸着部にトーションスプリングが巻装され、またピックアップアームの軸受部にはヘッドアーム1007を後述する所定の倒伏回転位置において位置決めする回転規制部が突設されている。
【0005】
このようにピックアップアームに連結されるヘッドアーム1007に取付けられる磁界ヘッド1005はピックアップアームに取付けられる光学ピックアップ装置の対物レンズと上下方向に対向されて、光学ピックアップ装置と一体に光磁気ディスクの内外径方向に移動される。
【0006】
このようにディスク回転駆動機構及び光磁気記録再生機構が設置されるシャーシ基板1001の表面側にはヘッドアーム1007との間に位置してカートリッジホルダー1012が起伏可能に、その後端側において軸着、即ち、後端側面下方に形成した軸支部1012aをシャーシ基板1001の後端側部に切起伏に形成された軸受部1001aに、軸1013により軸着してある。
【0007】
このカートリッジホルダー1012は光磁気ディスクを収納したディスクカートリッジを挿入保持するもので、シャーシ基板1001に対してターンテーブル及び光学ピックアップ装置上を覆うようにして水平倒伏状態で停止するディスク装填位置と、ターンテーブル側から離れるように起上して停止し、ディスクカートリッジの挿抜を可能にするカートリッジ挿抜位置に跨がって起伏回動するものである。
【0008】
このカートリッジホルダー1012は全体としてディスクカートリッジが挿入保持されるに十分な大きさの略平板状で、主面部1012bの両側縁を下方へ断面L字状に折曲してカートリッジ支持部1012c、1012dが形成されて、この両支持部1012c、1012d間にディスクカートリッジが挿抜可能な収容部が形成されており、主面部1012bにはディスクカートリッジの開口窓に対応、即ち、磁界ヘッド1005の移動方向に対応して窓1012eが形成され、また、主面部1012bの前端両側及び両支持部1012c、1012dの前端下面側に傾斜ガイド片1012b、1012b及び1012c、1012dが形成されてディスクカートリッジの挿入を案内するように構成されている。
【0009】
なお、図示しないが、カートリッジホルダー1012は付勢ばね部材により常時起上方向に付勢され、水平倒伏状態ではシャーシ基板1001側にロック部材によりロック保持されるようになされており、また、カートリッジホルダー1012内にはディスクカートリッジのシャッターを開放する開放部材と、ディスクカートリッジを挿入状態でロック保持するロック部材が備えられている。
【0010】
そして、ヘッドアーム1007とカートリッジホルダー1012との間にディスクカートリッジの開口窓の開閉状態を検出し、ヘッドアーム1007の起伏を制御する検出制御機構が配設されている。
即ち、検出制御機構は、ヘッドアーム1007とカートリッジホルダー1012の窓1012eとの間に配される連結プレート1014と、この連結プレート1014のカートリッジホルダー1012側の端部に取付けられる検出軸1015とから構成されており、連結プレート1014は基端部1014aに軸ピン1016が植立されてこの軸ピン1016をヘッドアーム1007の後半部位に、このヘッドアーム1007の移動方向と直交する方向に長く形成された長孔1007bに下側から回転及び長手方向に摺動可能で上下方向には不動状態に取付けられている。また連結プレート1014のカートリッジホルダー1012側の端部、即ち、先端部1014bに貫通して取付けられた検出軸1015は、カートリッジホルダー1012の窓1012eの前縁外端部に突出形成された軸受突片1012fに穿設された軸孔1012gに上側(外側)から回転及び軸方向に摺動可能に挿通係合してある。
【0011】
ここで、以上のように構成される光磁気ディスク記録再生装置に用いるディスクカートリッジの一例を図5乃至図7を参照して説明する。
図2及び図2において1111は光磁気記録再生用のディスクカートリッジの全体を示し、上ハーフ113と下ハーフ1114とを合体して形成されたカートリッジ本体1112と、このカートリッジ本体1112内に回転自在に収納された光磁気ディスクDとによって構成されている。
【0012】
このディスクカートリッジ1111は記録再生用であるためカートリッジ本体1112の上下両ハーフ1113及び1114には対向して、光磁気ディスクDの一部が表出され、磁界ヘッド5及び光学ピックアップ装置4に対応される開口窓1113a、1114aが形成され、下ハーフ1114の略中央部には光磁気デイスクDを回転駆動するディスク回転駆動機構のターンテーブル1003が挿入される円形開口部1114bが形成されており、また、このカートリッジ本体1112には開口窓1113a及び1114aを開閉する上下の覆板部1116a及び1116bを有する断面略コ字状の金属薄板からなるシャッター1116が摺動自在に取付けられている。
【0013】
そして、このカートリッジ本体1112の周縁部には下面側から周面側にかけて各種の検出部及び係止部が形成されており、1112aはカートリッジ検出ピンが挿入されカートリッジの種別を検出する検出溝で、このディスクカートリッジ1111は記録再生用であるため浅く形成してあり、また1112bはロック機構の係止片が係合される係止凹部である。また、カートリッジ本体1112の下面にはシャーシ基板1001の案内ピンが係合される位置決め孔1112c、1112dが形成されている。
【0014】
また、図2において1211は再生専用のディスクカートリッジの全体を示し、このディスクカートリッジ1211も、カートリッジ本体1212は上ハーフ1213と下ハーフ1214とを合体して形成され、このカートリッジ本体1212内に光ディスクDが回転自在に収納されている。
このディスクカートリッジ1211は再生専用であるため、カートリッジ本体1212の上ハーフ1213には磁界ヘッド1005に対応される面1213aに開口窓は形成されておらず、下ハーフ1214のみに光学ピックアップ装置1004に対応する開口窓1214aが形成され、この下ハーフ1214の略中央部にターンテーブル1003が挿入される円形開口部1214bが形成されており、また、このカートリッジ本体1212には、開口窓1214aを開口する覆板部1216aを有するシャッター1216が摺動自在に取付けられている。
【0015】
そして、このカートリッジ本体1212の周縁部にも各種の検出部及び係止部が形成されているが、カートリッジの種別を検出する検出溝1212aは、このディスクカートリッジ1211が再生専用であるため深く形成してあり、その他の係止凹部1212b、位置決め孔1212c、1212dは前述した図26及び図27に示すディスクカートリッジ1111と同様に形成されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の着脱位置と記録・再生位置のみを有する記録再生装置では、外部からの振動がRAMやROM又はRAMカートリッジなどに衝突し磁気ヘッドやRAMなどが破損するという問題点があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ローディング装置は着脱位置と記録・再生位置のみを有するのであって、外部からの振動がRAMやROM又はRAMカートリッジなどに衝突し磁気ヘッドやRAMなどが破損することを抑制できるようにするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の記録再生装置は、再生専用記録媒体又は記録再生用記録媒体が着脱可能な着脱位置と前記再生専用記録媒体の信号を再生し又は前記記録再生用記録媒体に信号を記録又は再生する記録・再生位置とを備えたローディング手段と、前記記録再生用記録媒体が前記記録・再生位置に配置されている場合に前記記録再生用記録媒体に記録される信号に応じた極性の磁界を印加する磁気記録手段と、前記磁気記録手段の動作を規制する規制手段とを備え、前記磁気記録手段は前記記録再生用記録媒体に記録される信号に応じた極性の磁界を印加する磁気記録部と、前記磁気記録部が一端に設けられ他端を第1の軸として前記再生専用記録媒体又は前記記録再生用記録媒体に対して上下方向に回動可能な保持部とを備え、前記規制手段は一端を第2の軸として前記保持部の回動に伴って前記再生専用記録媒体又は前記記録再生用記録媒体に対して上下方向に回動可能な回動部と、前記回動部の一部に設けられかつ前記保持部が接触する抑制部と、前記回動部の一部であって前記ローディング手段が記録・再生位置にある場合に前記再生専用記録媒体又は前記記録再生用記録媒体に相対する面に設けられた第1の規制部及び第2の規制部とを備え、前記第1の規制部は前記ローディング手段が前記再生専用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合に前記再生専用記録媒体を収納した筐体の外側に接触して前記磁気記録部と前記筐体とが接触しないように規制し、前記ローディング手段が前記記録再生用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合は前記記録再生用記録媒体を収納した筐体に接触しない構成とし、前記第2の規制部は前記ローディング手段が前記記録再生用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合に前記再生専用記録媒体を収納した筐体の外側に接触し前記磁気記録部を前記記録再生用記録媒体に信号を記録可能な位置まで移動可能にするとともに前記記録可能な位置を越えて移動することを抑制する構成とした。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の光磁気記録再生装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
以下に本発明の第1の実施の形態について説明する。
まず、光磁気記録再生装置において、光磁気ディスクのディスクカートリッジを脱着位置から記録・再生位置まで搬送するローディング装置(据置型)について説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の形態におけるディスクカートリッジのローディング装置の全体構成を示す斜視図である。このディスクカートリッジのローディング装置は、図1に示すように、ディスク状の記録媒体である光磁気ディスクを包含するディスクカートリッジ10を固定して保持する保持手段としてのホルダーユニット100と、そのディスクカートリッジ10に対して再生および記録せしめる記録再生手段としての記録再生ユニット200と、ホルダーユニット100を移動せしめる搬送手段としての搬送ユニット300と、その搬送ユニット300を駆動する駆動手段を有するシャーシユニット400とで構成されている。
【0020】
つぎに、ホルダーユニット100の構成について説明する。図2はホルダーユニット100の分解斜視図であり、このホルダーユニット100には、デイスクカートリッジを支持して保持するためのホールド機構、ディスクカートリッジのシャッターを開閉する機構、ディスクカートリッジを記録再生ユニットに押圧する機構などが設けられており、それぞれの機構は、図2に示すトップカバー1に取付けられている。
【0021】
図2において、ホールドレバー(L)2は、凸部2aを有し、この凸部2aをトップカバー1の凹部1aに嵌合させた状態で、ネジ7によってトップカバー1に固定されたホルダー(L)4とトップカバー1とによって挟み込まれて保持されている。この時、ホールドレバー(L)2の先端カム部2bは板ばね部2cにより回動可能になっている。
【0022】
一方、ホールドレバー(R)3は、凸部3aを有し、この凸部3aをトップカバー1の凹部1bに嵌合させた状態で、ネジ7によってトップカバー1に固定されたホルダー(R)5とトップカバー1とによって挟み込まれて保持されている。この時、ホールドレバー(R)3の先端カム部3bは板ばね部3cにより回動可能になっている。
【0023】
したがって、両サイドのホールドレバー(L)2およびホールドレバー(R)3は、それらの先端カム部2bおよび先端カム部3bが図26に示すデイスクカートリッジ10の凹部10aに係合することにより、ディスクカートリッジ10を支持することになる。
シャッタースライダー8は、その端面をトップカバー1の凹部1cおよびホルダー(R)5の凹部5aに嵌合させた状態で、それらトップカバー1とホルダー(R)5とによって挟み込まれてシャッターの開閉方向に摺動可能に保持されている。また、シャッタースライダー8は、その先端部にバネ部8aを有しており、このバネ部8aを図14に示すディスクカートリッジ10のシャッター凹部10bに係合させる。
【0024】
押えバネ(L)9は、その支持部9aをトップカバー1のフック部1dと係合させた状態で、トップカバー1に回動自在に取付けられ、先端凸部9bによって図14に示すデイスクカートリッジ10の上面を押圧する構成となっている。
各ホルダー軸6は、それぞれ搬送ユニット300上で自在に移動するように、ホルダー(L)4およびホルダー(R)5にカシメによって取付けられている。
【0025】
つぎに、記録再生ユニット200の構成について説明する。図3は記録再生ユニット200の分解斜視図であり、この記録再生ユニット200は記録再生装置11、この記録再生装置11を保持するトラバースフレーム12(以下、TRVフレームという。)、記録再生装置11のターンテーブル11aと光ピックアップ11bと磁気ヘッド11cを駆動するモーター(図示せず)、記録再生装置11の磁気ヘッド11cを昇降させるヘッドシフター13等を有している。
【0026】
図3において、記録再生装置11はTRVフレーム12にネジ14により固定されている。また、ヘッドシフター13は、回動軸13aがTRVフレーム12の孔部12aと係合することにより回動自在になっており、この回動により磁気ヘッド11cを回動させる。なお、ヘッドシフター13は、その一側面には凸部13bがあり、この凸部13bを後述の搬送ユニット300のカム溝に係合しながら回動するよう構成されている。ここで、TRVフレーム12は記録再生装置を搭載しているベースである。
【0027】
TRVフレーム12は、その回動軸12bが図5に示すシャーシユニット400におけるシャーシ21の孔部21bに係合することにより回動自在となっている。なお、TRVフレーム12は、その両側面には凸部12cがあり、この凸部12cを後述の搬送ユニット300のカム溝に係合しながら回動するよう構成されている。
【0028】
つぎに、搬送ユニット300の構成について説明する。図4は搬送ユニット300の分解斜視図であり、この搬送ユニット300は後述の駆動系から駆動力を伝達されるラック手段としてのスライドラック15、その駆動によりホルダーユニット100及び記録再生ユニット200を駆動するカム溝が形成されたスライダー20等を有している。
【0029】
図4において、図中の矢印aの方向は、スライダー20のディスクカートリッジ10に対する着脱位置から記録・再生位置への移動方向(セット外部から内部への方向)を示すものであり、また矢印bの方向は、a方向とは逆、つまりスライダー20のディスクカートリッジ10に対する記録・再生位置から着脱位置への移動方向(セット内部から外部への方向)を示すものである。
【0030】
スライドラック15は、そのフック部15aをスライダー20の溝部20aに係合させることにより、スライダー20にa方向及びb方向に移動自在に取付けられている。また通常、スライドラック15はラックバネ19によってa方向に押圧されている。
スライダー20は、その下方の両側に対向して設けられた凸部20hを図5に示すシャーシユニット400におけるシャーシ21の凹部21aと係合させることにより、シャーシ21にa及びb方向に往復移動可能に取付けらている。
【0031】
この状態で、スライダー20のカム溝部20bが前述の記録再生ユニット200におけるTRVフレーム12の凸部12cと係合し、かつカム溝部20cがヘッドシフター13の凸部13bと係合しているので、スライダー20が、a方向に移動して記録・再生位置に位置すると、その記録・再生位置で記録再生装置11が回動上昇するとともに磁気ヘッド11cが回動下降してディスクカートリッジ10に対して記録・再生を可能とする。
【0032】
また、スライダー20にはスイッチカム溝16が固定されており、このスイッチカム溝16が、スライダー20のa及びb方向への移動に伴って、後述のスイッチレバーを介してシャーシ21に取付けられたスイッチをON/OFFさせることにより、スライダー20のディスクカートリッジ10に対する着脱位置や記録・再生位置などの各位置が検出される。
【0033】
また、スライダー20には、増速手段としてのバックレバー17が、その回動中心軸17aがスライダー20の回動センター20dに回動自在に軸支された状態で取付けられ、c及びd方向に回動可能になっている。このバックレバー17の孔部17bは、スライダー20の孔溝部20eを介して前述のホルダーユニット100のホルダー軸6に係合している。この時、バックレバー17に一端が固定された押圧手段としてのバックレバーバネ18は、ホルダー軸6に接触して常にホルダー軸6をc方向に押圧している。
【0034】
一方、バックレバー17の凸部17cは、スライダー20の孔部20fを介して図5に示すシャーシ21のカム溝21cに係合している。この時、スライダー20の溝部20gはホルダー(L)4およびホルダー(R)5の凸部4aおよび凸部5bをガイドしている。
つぎに、シャーシユニット400の構成について説明する。図5はシャーシユニット400の分解斜視図であり、このシャーシユニット400においては、前述の搬送ユニット300のスライドラック15を駆動する各種駆動機構や、ホルダーユニット100に支持され保持されたディスクカートリッジ10を再生記録するための記録再生ユニット200のTRVフレーム12の回動軸12bを回動支持する機構などが固定フレームとしてのシャーシ21に取付けられている。
【0035】
図5において、駆動モータ22がシャーシ21の底面裏側に取付けられたローディング基板30上に実装されており、シャーシ21に形成された裏面開口の凹部21d内に配設されている。駆動モータ22の駆動力が伝えられる減速部は、モータープーリ23、ベルト24、プーリーギア25、中継ギア26、カムギア27、ギアa28、駆動ギア29により構成されている。
【0036】
また、スイッチレバー31が、シャーシ21の裏面軸部21eに支持され、その凸部31aが前述のスライダー20上のスイッチカム溝16に沿うことで回動し、ローディング基板30上に実装されたスイッチ32をON/OFFする。
つぎに、ローディング装置がディスクカートリッジをローディングする場合の基本動作について説明する。図6は、前述のように構成された光磁気記録再生装置のディスクカートリッジのローディング装置の基本動作を説明する概略側面図であり、特に、スライダー20の動作位置に対するディスクカートリッジ10、ホルダー(R)5、ホルダー軸6、バックレバー17、バックレバーバネ18、シャーシ21のカム溝21c等の位置関係を示すものである。
【0037】
図6において、Aはディスクカートリッジ10を着脱する着脱位置、Bは記録再生ユニット200を下降位置から上昇位置に移動するための待機位置、Cはディスクカートリッジ10に対して信号を記録又は再生する記録・再生位置を示している。各位置AからBにおいて、ディスクカートリッジ10は、ホルダーユニット100内のホールドレバー(L)2およびホールドレバー(R)3によってロックされ支持されている。
【0038】
Aに示すディスクカートリッジ10の着脱位置において、セット外部よりディスクカートリッジ10が着脱可能となっている。また、このとき記録・再生ユニット200はスライダー20のカム溝部20bによって下方に位置している。
Bに示す待機位置において、着脱位置Aより、スライダー20上に取り付けられたバックレバー17によりホルダーユニット100内のディスクカートリッジ10はホルダー軸6を介してセット内部方向のa方向に移動する。このときバックレバー17の凸部17cがシャーシ21のカム溝21cに沿って移動するため、バックレバー17はc方向へ回動する。従ってスライダー20の移動量Xに比べ、ディスクカートリッジ10の移動量Yをより多く移送することができる。またこの位置で、ホルダーユニット100は、シャーシ21のストッパー部21fに当たり固定され、バックレバーバネ18により押圧される状態となっている。
【0039】
Cに示す記録・再生位置において、待機位置Bより、さらにスライダー20はa方向に移動する。このときバックレバー17の凸部17cがシャーシ21のカム溝21cに沿って移動するため、バックレバー17はd方向へ回動し、ホルダーユニット100は固定されたままの状態となる。また、スライダー20のカム溝部20bとTRVフレーム12の凸部12cが係合しているため、記録再生ユニット200の記録再生装置11はe方向に回動上昇する。さらにスライダー20がa方向にZ量移動する。このときヘッドシフター13の凸部13bがスライダー20のカム溝部20cに係合しているため、記録再生ユニット200の記録再生装置11の磁気ヘッド11cをg方向に下降回動させ、ディスクカートリッジ10を記録・再生状態にする。
【0040】
従って、図6、図7に示した各位置の推移は、A−B−Cの順にそれぞれ往復動作することになる。つまり着脱位置から記録指示又は再生指示をすれば、A−B−Cの順に移行し、この位置より着脱指示をすればC−B−Aの順に推移することとなる。
つぎに、着脱位置からのローディング開始動作について説明する。図8は、本実施の形態のディスクカートリッジのローディング装置において、着脱位置Aからディスクカートリッジをさらに挿入してローディングを開始するときの搬送ユニット300の動作を示す側面図であり、図9はその平面図を示す。
【0041】
図8、図9に示す着脱位置において、ホルダーユニット100に挿入されたディスクカートリッジ10がホールドレバー(L)2およびホールドレバー(R)3にロックされ、その状態でディスクカートリッジ10をさらにa方向に押し込むと、ディスクカートリッジ10−ホルダーユニット100−ホルダー軸6−バックレバー17を介して、スライダー20がa方向に移動させられる。
【0042】
このとき、シャーシ21上に装備された減速系からなる駆動ギア29に噛み合ったスライドラック15はほとんど動かずに、ラックバネ19がi方向にたわむ。次にスライダー20上に固定されたスイッチカム溝16によりk方向に押圧されていたスイッチレバー31がl方向に回動し、ローディング基板30上のスイッチ32をOFFさせることで駆動モーター22が動作開始し、スライダー20をa方向にローディングさせることになる。
【0043】
つぎに、バックレバーバネ部の動作について説明する。図10、図11は、本実施の形態のディスクカートリッジのローディング装置において、着脱位置A及び待機位置Bでのバックレバー17部分の動作を説明する側面図である。
図10に示す着脱位置において、ホルダーユニット100を支持するホルダー軸6は、バックレバーバネ18によって、バックレバー17の孔側面17dに押圧された状態になっている。
【0044】
次に、図11に示す待機位置において、ホルダーユニット100はシャーシ21のストッパー部21fに当たる。このとき、ホルダー軸6はバックレバー17の孔側面17dより離れることになる。
したがって、ホルダーユニット100がシャーシ21のストッパー部21fに押圧されている間、つまりB−Cの間、ホルダー軸6は、バックレバー17の孔側面17dから離脱し対抗面である孔側面17e側にもうけたスキマ17fで、ホルダーユニット100の停止誤差を吸収する構成をとっている。
【0045】
つぎに、本発明の記録再生装置のローディング装置の別の実施例について説明する。
なお、上述と同様な構成については同一の符号を用い、説明を省略する。
図12は、本発明による記録再生装置のローディング装置(携帯型)の構成を示す図である。図12において、ローディング装置はキャビネット(図示せず)内の架台512の上にRAMディスクカートリッジ60を装填するためのディスクホルダ511が配置されている。ディスクホルダ511は、その後端側に架台512に固定されたピン514が挿通されて回動自在となっており、バネ(図示せず)によって時計方向すなわち先端が上方に開くように付勢されている。このディスクホルダ511の前面には出入口520が設けられており、ここからRAMカートリッジ60がディスクホルダ511に着脱される。
【0046】
また、図13に示すように架台512にはL字型のエジェクトレバー521が長手部521aの中間部に挿入されてたピン525を中心として回動自在に取り付けられている。このエジェクトレバー521はバネ535によって時計方向に付勢されている。RAMディスクカートリッジ60に対して対向する長手部521aには、RAMディスクカートリッジ60側に向けて突起部519が設けられている。また、図12に示すようにRAMディスクカートリッジ60の前側が下方に向けて屈折して掛止部515が形成され、ここに設けられた掛止穴515aが突起部519に掛止されるようになっている。RAMディスクカートリッジ60の掛止部515を貫通させる角穴512aが架台512に設けられている。
【0047】
このローディング装置では、出入口520からディスクホルダ511の内部にRAMディスクカートリッジ60を装填した後、図14に示すようにディスクホルダ511を下方にすなわち反時計方向に回転させる。そうすると、上述したようにディスクホルダ511の掛穴515aがエジェクトレバー521の突起部519に掛止され、ディスクホルダ511は架台512と平行な状態すなわちRAM52への記録又は再生位置に保持される。又、装填されたRAMディスクカートリッジ60の取り出し時には、エジェクトレバー521の前端である操作部521bを後方に押圧する。これによって、エジェクトレバー521はピン525を軸として反時計方向に回転する。このとき、突起部519がディスクホルダ511の掛止穴515aから外れ、ディスクホルダ511はバネによる上方への付勢力によって時計方向に回転する。
【0048】
さて、図12に示すようにRAMディスクカートリッジ60がディスクホルダ511に装填されると、RAMディスクカートリッジ60の両面に設けられたスライド式のシャッター522a、522bがディスクホルダ511の適宜な開蓋手段(図示せず)によって開蓋されて開口523a、523bが開き、RAM52の上下の盤面が両方とも露出するようになっている。開口523a、523bにRAM52の半径方向に沿って長孔に成形されている。またディスクホルダ511の天井板511aと底板511bには、開口523a、523bに重なる位置にそれぞれ開口524a、524bが形成されている。
【0049】
キャビネットの下部にはRAM52を回転駆動する回転支持部(図示せず)が配置されている。また架台512の下部には、図14に示すようにRAM52への記録再生用の光ピックアップ526を支持するピックアップ支持部528が配置されている。上述のように、RAMディスクカートリッジ60が装填されたディスクホルダ511が反時計方向に回転して架台512と平行になった時に、回転支持部がRAM52のクランピングプレート516aに係合すると共に、光ピックアップ526が下方の開口523b、524b内に入り込んでRAM52の下側の盤面に対向する。またピックアップ支持部528はキャビネットに設けられたガイドバー529a、529bに案内されて、水平方向(紙面の垂直方向)に移動可能になされており、これによって光ピックアップ526がRAM52の径方向に移動してトラックに追従可能になっている。
【0050】
ピックアップ支持部528の後方端には、ほぼL字形の連結板530がネジ止めされ、この連結板530の上端部には保持部54の後端部がシャフト538によって回動可能なように取り付けられている。保持部54は長尺な竿状に形成されており、その中央が僅かに屈折して、前端部が下方に傾いている。保持部54の前端部には磁気記録部53が固定されている。RAM52への記録・再生中には、図14中に実線で示すように、保持部54の先端が上方の開口523a、524aを通って内部に入り込み、磁気記録部53がRAM52の上側の盤面に接触又は近接する。
【0051】
この記録再生装置では、光ピックアップ526がRAM52にレーザ光を照射してその反射光を読取ることによって、RAM52に記録された情報を再生する。また光ピックアップ526から照射したレーザ光でRAM52の一部を暖めてそこに塗布されている磁気記録材料を活性化し、この活性化された部分に磁気記録部53で記録情報に相当する磁界を与えると、磁気記録材料の磁界の向きが変化し、これが冷却して固定されることによって情報がRAM52に記録される。
【0052】
上述の連結板530は、保持部54すなわち磁気ヘッド11cとピックアップ支持部528すなわち光ピックアップ526とを連結しているものである。この光ピックアップ526を支持するピックアップ支持部528がガイドバー529a、529bに沿って紙面に垂直に移動すると、磁気記録部53を支持する保持部54もこれに同期して移動するように磁気ヘッド11cは移動部55を有する。また、図12に示すようにディスクホルダ511を上方すなわち時計方向に回動する時には、これに同期してカム(図示せず)が駆動され、このカムによって保持部54が時計方向に移動し磁気記録部53が上昇する。また、図14に示すようにディスクホルダ511を下方すなわち反時計方向に回動する時には、これに同期してカムが駆動され、このカムにより保持部54が反時計方向に回動して磁気記録部53が降下する。なお、図14には説明の容易のためヘッドシフター13は図示していない。
【0053】
さらに、RAM52への記録精度を確保するため、磁気記録部53の位置が高精度に調整されている。これによって、磁気記録部53が降下してRAM52に当接した時に、磁気記録部53が所定の位置に配置されるようになっている。また、記録時に磁気記録部53とRAM52とが所定寸法以上離れていると、RAM52に作用する磁界が弱まって記録精度が悪化する。またこれとは逆に、磁気記録部53がRAM52に強く当接するとRAM52に傷がついてしまう。そこで保持部54は適度な弾性を有しており、磁気記録部53が比較的小さな圧力でRAM52に当接するようになっている。
【0054】
つぎに、記録再生装置のローディング手段であるローディング装置が再生専用記録媒体又は記録再生用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合について説明する。
図15〜図19において、上述したようにローディング手段であるローディング装置は再生専用記録媒体(以下、ROMという)51又は記録再生用記録媒体(以下、RAMという)52が着脱可能な着脱位置とROM51の信号を再生し又は前記RAM52に信号を記録又は再生する記録・再生位置とを備えている。磁気記録手段である磁気ヘッド11cはRAM52が記録・再生位置に配置されている場合にRAM52に対して記録される信号に応じた極性の磁界を印加するものである。規制手段であるヘッドシフター13は磁気ヘッド11cの動作を規制するものである。
【0055】
磁気ヘッド11cは磁気記録部53と保持部54と移動部55とからなり、磁気記録部53はRAM52に記録される信号に応じた極性の磁界を印加するものであり、保持部54は磁気記録部53が一端に設けられており、ROM51又はRAM52に対して上下方向に回動可能な構成としている。移動部55は磁気記録部53と保持部54とをROM51又はRAM52に対して水平方向に移動可能な構成としている。特に本実施の形態では保持部54は磁気記録部53が一端に設けられ他端を第1の軸62としてROM51又は前記RAM52に対して上下方向に回動可能な構成としている。
【0056】
ヘッドシフター13は回動部56と抑制部57と規制部58とからなり、回動部56は保持部54の回動に伴ってROM51又はRAM52に対して上下方向に回動可能な構成とし、抑制部57は回動部56の一部に設けらており、保持部54が接触する構成としている。規制部58は回動部56の一部であってローディング装置が記録・再生位置にある場合にROM51又は前記RAM52に相対する面に設けられている。特に本実施の形態では規制部58は一端を第2の軸63として保持部54の回動に伴ってROM51又はRAM52に対して上下方向に回動可能な構成としており、第1の軸62と第2の軸63とは異なる軸としている。また、規制部58はローディング装置がROM51を伴って記録・再生位置にある場合はROM51を収納した筐体(以下、ROMディスクカートリッジという)59に接触して磁気記録部53とROMディスクカートリッジ59とが接触しないように規制し、ローディング装置がRAM52を伴って記録・再生位置にある場合はRAM52を収納した筐体(以下、RAMディスクカートリッジ)60に接触せずにRAM52に信号を記録可能な位置まで移動可能な構成としている。特に本実施の形態ではローディング装置がRAM52を伴って記録・再生位置にある場合、規制部58はRAMディスクカートリッジ60の内部に設けられたRAM52の収納位置を規制するための記録媒体規制部61と接触することにより、磁気記録部を前記RAM52に信号を記録可能な位置まで移動することは可能である。しかし、ヘッドシフター13(抑制部57)の移動が抑制されるため、磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することを抑制する構成としている。
【0057】
以上のような、記録再生装置において磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とROM51との位置関係を説明する。
まず、ローディング装置が着脱位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とROM51との位置関係を図15(a)に示す。ここで、この場合ROMディスクカートリッジ59は図示する位置にないが位置関係が理解しやすいように図中に記載してある。ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合によりROMディスクカートリッジ59のローディングに影響のないようにその上方に位置している。磁気ヘッド11cはバネ(図示せず)により下方(ROMディスクカートリッジ59側)に力が加えられており、その方向へ移動しようとする。しかし、磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触し、ヘッドシフター13は磁気ヘッド11cが下方へ移動することを抑制していので、磁気ヘッド11cもROMディスクカートリッジ59のローディングに影響のないようにその上方に位置している。
【0058】
つぎに、ローディング装置が記録・再生位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とROM51との位置関係を図15(b)に示す。
ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合により規制部58とROMディスクカートリッジ59とが接触する場所に位置している。前述のように磁気ヘッド11cは下方(ROMディスクカートリッジ59側)に移動しようとする。しかし、磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触しており、規制部58がROMディスクカートリッジ59に接触することにより抑制部57とROMディスクカートリッジ59との間が磁気記録部53の高さ以上となり、結局、抑制部57は磁気記録部53とROMディスクカートリッジ59とが接触しないように規制する。
【0059】
つぎに、記録再生装置において磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とRAM52との位置関係を説明する。
まず、ローディング装置が着脱位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とRAM52との位置関係を図17(a)に示す。ここで、この場合RAMディスクカートリッジ60は図示する位置にないが位置関係が理解しやすいように図中に記載してある。ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合によりRAMディスクカートリッジ60のローディングに影響のないようにその上方に位置している。磁気ヘッド11cはバネ(図示せず)により下方(RAMディスクカートリッジ60側)に力が加えられており、その方向へ移動しようとする。しかし、磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触し、ヘッドシフター13は磁気ヘッド11cが下方へ移動することを抑制していので、磁気ヘッド11cもRAMディスクカートリッジ60のローディングに影響のないようにその上方に位置している。
【0060】
つぎに、ローディング装置が記録・再生位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とRAM52との位置関係を図17(c)に示す。ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合により規制部58がRAMディスクカートリッジ60に設けられた開口部62を通してRAMディスクカートリッジ60の内部に設けられたRAM52の収納位置を規制するための記録媒体規制部61と接触する場所に位置している。また、規制部58はRAMディスクカートリッジ60に接触せずにRAM52に信号を記録可能な位置まで移動できる。前述のように磁気ヘッド11cは下方(RAMディスクカートリッジ60側)に移動し、RAM52に信号を記録可能な位置まで移動する。しかし、RAM52に信号を記録可能な位置で磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触するようになり、ヘッドシフター13(抑制部57)の移動が抑制されるため、磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制される。
【0061】
ここで、以上のように構成される記録再生装置に用いるRAMの一例を図25を参照にして説明する。
図25においてRAMディスクカートリッジ60は上ハーフ601と下ハーフ602とを合体して形成されたカートリッジ本体603と、このカートリッジ本体603内に回転自在に収納された光磁気ディスクDとによって構成されている。
【0062】
また、カートリッジ本体603の内部には光磁気ディスクDを規制するための記録媒体規制部61があり、この記録媒体規制部61は後述する開口窓604aに対して垂直方向から接触可能とし、かつヘッドシフター13の規制部58とこの記録媒体規制部61が接触することによりヘッドシフター13の振動を抑制することができる。
【0063】
このRAMディスクカートリッジ60は記録再生用であるためカートリッジ本体603の上下両ハーフ601及び602には対向して、光磁気ディスクDの一部が表出され、磁界ヘッド11c及び光ピックアップ526に対応される開口窓604a、605aが形成され、下ハーフ602の略中央部には光磁気デイスクDを回転駆動するディスク回転駆動機構のターンテーブルが挿入される円形開口部602bが形成されており、また、このカートリッジ本体603には開口窓604a及び605aを開閉する上下の覆板部606a及び606bを有する断面略コ字状の金属薄板からなるシャッター606が摺動自在に取付けられている。
【0064】
そして、このカートリッジ本体603の周縁部には下面側から周面側にかけて各種の検出部及び係止部が形成されており、603aはカートリッジ検出ピンが挿入されカートリッジの種別を検出する検出溝で、このディスクカートリッジ10は記録再生用であるため浅く形成してあり、また603bはロック機構の係止片が係合される係止凹部である。また、カートリッジ本体603の下面にはシャーシ基板の案内ピンが係合される位置決め孔603c、603dが形成されている。
【0065】
以上のように、本発明の実施の形態によれば、以下のような作用効果を有する。
1)ローディング装置は着脱位置と記録・再生位置のみを有しており、ROM51、RAM52の如何にかかわらずその着脱位置から記録・再生位置へ又はその逆の移動の際の磁気ヘッド11cの動作を一様にしたので、構造が簡単になる。
【0066】
すなわち、従来の光磁気記録再生装置では記録位置と再生位置とで磁気ヘッド11cの動作(記録位置では磁気ヘッド11cを光磁気ディスクに対して上方に位置させ、再生位置では磁気ヘッド11cを光磁気ディスクに対して下方(記録可能な位置であり、近接又は接触させている)に位置させている。)を異ならせており、据置型ではカム機構・構造などによりこれを可能とし、携帯型では専用のモータによりこれを可能としていたが、これが不要となる。
【0067】
2)第1の軸62と第2の軸63とを異ならせるとともに磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とを伴ってROM51又はRAM52に対して上下移動をさせているので、昇降させる比率を自由に変化することができる。例えば、磁気ヘッド11cの第1の軸62を第2の軸63より開口窓に近い位置とすると、ヘッドシフター13を小さく回動するだけで、磁気ヘッド11cが大きく回動することとなる。
【0068】
3)ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合により規制されており、磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制されるため、外部からの振動により磁気記録部53が振動がRAM52やROM又はRAMカートリッジ59、60などに衝突し磁気記録部53及びRAM52などが破損することを抑制できる。
【0069】
4)さらに、ヘッドシフター13の規制部58がRAMディスクカートリッジ60に設けられた開口部62を通してRAMディスクカートリッジ60の内部に設けられたRAM52の収納位置を規制するための記録媒体規制部61と接触してヘッドシフター13自体の振動を抑制するので、さらに磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制されるため、外部からの振動により磁気記録部53が振動がRAM52やROM又はRAMカートリッジ59、60などに衝突し磁気記録部53及びRAM52などが破損することを抑制できる。
【0070】
(実施の形態2)
つぎに、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、上記の実施の形態と同様の構成については同じ符号を用い説明を省略する。
上記第1の実施の形態において、ローディング装置の動作は同様の構成である。
【0071】
つぎに、記録再生装置のローディング手段であるローディング装置が再生専用記録媒体又は記録再生用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合について説明する。
図20〜図24において、ヘッドシフター13は回動部56と抑制部57と第1の規制部64と第2の規制部65とからなり、第1の規制部64及び第2の規制部65は回動部56の一部であってローディング装置が記録・再生位置にある場合にROM51又はRAM52に相対する面に設けられている。また、第1の規制部64はローディング装置がROM51を伴って記録・再生位置にある場合にROMカートリッジ59に接触して磁気記録部53とROMカートリッジ59とが接触しないように規制し、ローディング装置がRAM52を伴って記録・再生位置にある場合はRAMディスクカートリッジ60に接触しない構成としている。また、第2の規制部65はローディング装置がRAM52を伴って記録・再生位置にある場合にRAMディスクカートリッジ60の外側に接触し磁気記録部53をRAM52に信号を記録可能な位置まで移動可能とし、さらにこの記録可能な位置を越えて移動することを抑制する構成としている。
【0072】
以上のような、記録再生装置において磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とROM51との位置関係を説明する。
まず、ローディング装置が着脱位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とROM51との位置関係を図20(a)に示す。ここで、この場合ROMディスクカートリッジ59は図示する位置にないが位置関係が理解しやすいように図中に記載してある。ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合によりROMディスクカートリッジ59のローディングに影響のないようにその上方に位置している。磁気ヘッド11cはバネ(図示せず)により下方(ROMディスクカートリッジ59側)に力が加えられており、その方向へ移動しようとする。しかし、磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触し、ヘッドシフター13は磁気ヘッド11cが下方へ移動することを抑制していので、磁気ヘッド11cもROMディスクカートリッジ59のローディングに影響のないようにその上方に位置している。
【0073】
つぎに、ローディング装置が記録・再生位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とROM51との位置関係を図20(b)に示す。
ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合により第1の規制部64とROMディスクカートリッジ59とが接触する場所に位置している。前述のように磁気ヘッド11cは下方(ROMディスクカートリッジ59側)に移動しようとする。しかし、磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触しており、第1の規制部64がROMディスクカートリッジ59に接触することにより抑制部57とROMディスクカートリッジ59との間が磁気記録部53の高さ以上となり、結局、抑制部57は磁気記録部53とROMディスクカートリッジ59とが接触しないように規制する。
【0074】
つぎに、記録再生装置において磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とRAM52との位置関係を説明する。
まず、ローディング装置が着脱位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とRAM52との位置関係を図22(a)に示す。ここで、この場合RAMディスクカートリッジ60は図示する位置にないが位置関係が理解しやすいように図中に記載してある。ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合によりRAMディスクカートリッジ60のローディングに影響のないようにその上方に位置している。磁気ヘッド11cはバネ(図示せず)により下方(RAMディスクカートリッジ60側)に力が加えられており、その方向へ移動しようとする。しかし、磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触し、ヘッドシフター13は磁気ヘッド11cが下方へ移動することを抑制していので、磁気ヘッド11cもRAMディスクカートリッジ60のローディングに影響のないようにその上方に位置している。
【0075】
つぎに、ローディング装置が記録・再生位置にある場合の磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とRAM52との位置関係を図22(c)に示す。ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合により第1の規制部64はRAMディスクカートリッジ60に設けられた開口部62を通過してRAMディスクカートリッジ60に接触しない。また、第2の規制部65はRAMディスクカートリッジ60の外側に接触している。前述のように磁気ヘッド11cは下方(RAMディスクカートリッジ60側)に移動し、RAM52に信号を記録可能な位置まで移動する。しかし、RAM52に信号を記録可能な位置で磁気ヘッド11cとヘッドシフター13の抑制部57とが接触するようになり、ヘッドシフター13(抑制部57)の移動が抑制されるため、磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制される。
【0076】
以上のように、本発明の実施の形態によれば、以下のような作用効果を有する。
1)ローディング装置は着脱位置と記録・再生位置のみを有しており、ROM51、RAM52の如何にかかわらずその着脱位置から記録・再生位置へ又はその逆の移動の際の磁気ヘッド11cの動作を一様にしたので、構造が簡単になる。
【0077】
すなわち、従来の光磁気記録再生装置では記録位置と再生位置とで磁気ヘッド11cの動作(記録位置では磁気ヘッド11cを光磁気ディスクに対して上方に位置させ、再生位置では磁気ヘッド11cを光磁気ディスクに対して下方(記録可能な位置であり、近接又は接触させている)に位置させている。)を異ならせており、据置型ではカム機構・構造などによりこれを可能とし、携帯型では専用のモータによりこれを可能としていたが、これが不要となる。
【0078】
2)第1の軸62と第2の軸63とを異ならせるとともに磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とを伴ってROM51又はRAM52に対して上下移動をさせているので、昇降させる比率を自由に変化することができる。例えば、磁気ヘッド11cの第1の軸62を第2の軸63より開口窓に近い位置とすると、ヘッドシフター13を小さく回動するだけで、磁気ヘッド11cが大きく回動することとなる。
【0079】
3)ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合により規制されており、磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制されるため、外部からの振動により磁気記録部53が振動がRAM52やROM又はRAMカートリッジ59、60などに衝突し磁気記録部53及びRAM52などが破損することを抑制できる。
【0080】
4)さらに、ヘッドシフター13の第2の規制部65がRAMディスクカートリッジ60に設けられた開口部62を通してRAMディスクカートリッジ60の内部に設けられたRAM52の収納位置を規制するための記録媒体規制部61と接触してヘッドシフター13自体の振動を抑制するので、さらに磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制されるため、外部からの振動により磁気記録部53が振動がRAM52やROM又はRAMカートリッジ59、60などに衝突し磁気記録部53及びRAM52などが破損することを抑制できる。
【0081】
なお、本実施の形態では回動部55の構成は台形状の枠で構成したが、四角形状の枠など開口部を有する板材又は部材であればよく、好ましくはこの開口部内を水平方向に磁気記録手段である磁気ヘッド11cが移動し、その際に抑制部57と磁気ヘッド11cが接触している構成とすればよい。
また、規制部58は回動部55の他端に設けたが、磁気記録手段である磁気ヘッド11cをROM51又はRAM52の着脱位置と記録・再生位置との間を移動する際に、ROM51又はRAM52が移動可能なように磁気ヘッド11cを上方に位置させる構成とすればよい。
【0082】
【発明の効果】
以上のように本発明は以下のような作用効果を有する。
1)ローディング装置は着脱位置と記録・再生位置のみを有しており、ROM51、RAM52の如何にかかわらずその着脱位置から記録・再生位置へ又はその逆の移動の際の磁気ヘッド11cの動作を一様にしたので、構造が簡単になる。
【0083】
すなわち、従来の光磁気記録再生装置では記録位置と再生位置とで磁気ヘッド11cの動作(記録位置では磁気ヘッド11cを光磁気ディスクに対して上方に位置させ、再生位置では磁気ヘッド11cを光磁気ディスクに対して下方(記録可能な位置であり、近接又は接触させている)に位置させている。)を異ならせており、据置型ではカム機構・構造などによりこれを可能とし、携帯型では専用のモータによりこれを可能としていたが、これが不要となる。
【0084】
2)第1の軸62と第2の軸63とを異ならせるとともに磁気ヘッド11cとヘッドシフター13とを伴ってROM51又はRAM52に対して上下移動をさせているので、昇降させる比率を自由に変化することができる。例えば、磁気ヘッド11cの第1の軸62を第2の軸63より開口窓に近い位置とすると、ヘッドシフター13を小さく回動するだけで、磁気ヘッド11cが大きく回動することとなる。
【0085】
3)ヘッドシフター13は凸部13bと搬送ユニット300のカム溝との係合により規制されており、磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制されるため、外部からの振動により磁気記録部53が振動がRAM52やROM又はRAMカートリッジ59、60などに衝突し磁気記録部53及びRAM52などが破損することを抑制できる。
【0086】
4)さらに、ヘッドシフター13の規制部58又は第2の規制部65がRAMディスクカートリッジ60に設けられた開口部62を通してRAMディスクカートリッジ60の内部に設けられたRAM52の収納位置を規制するための記録媒体規制部61と接触してヘッドシフター13自体の振動を抑制するので、さらに磁気記録部53が記録可能な位置を越えて移動することが抑制されるため、外部からの振動により磁気記録部53が振動がRAM52やROM又はRAMカートリッジ59、60などに衝突し磁気記録部53及びRAM52などが破損することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置のローディング装置(据置型)の斜視図
【図2】同実施の形態におけるホルダーユニットの分解斜視図
【図3】同実施の形態における記録再生ユニットの分解斜視図
【図4】同実施の形態における搬送ユニットの分解斜視図
【図5】同実施の形態におけるシャーシユニットの分解斜視図
【図6】同実施の形態の着脱位置及び記録・再生位置でのバックレバーの動作説明図
【図7】同実施の形態の着脱位置及び記録・再生位置での記録再生ユニットの動作説明図
【図8】同実施の形態の着脱位置からのローディング開始動作を説明する側面図
【図9】同実施の形態の着脱位置からのローディング開始動作を説明する平面図
【図10】同実施の形態の着脱位置におけるバックレバーバネ部の詳細側面図
【図11】同実施の形態の待機位置におけるバックレバーバネ部の詳細側面図
【図12】本発明の別の実施の形態の記録再生装置のローディング装置(携帯型)の斜視図
【図13】同実施の形態の上面図
【図14】同実施の形態の断面図
【図15】本発明の第1の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとROMとの位置関係を示す一部破断面図
【図16】本発明の第1の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとROMとの位置関係を示す上面図
【図17】本発明の第1の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとRAMとの位置関係を示す一部破断面図
【図18】本発明の第1の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとRAMとの位置関係を示す上面図
【図19】本発明の第1の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフタとROM又はRAMとの位置関係を示す斜視図
【図20】本発明の第2の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとROMとの位置関係を示す一部破断面図
【図21】本発明の第2の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとROMとの位置関係を示す上面図
【図22】本発明の第2の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとRAMとの位置関係を示す一部破断面図
【図23】本発明の第2の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフターとRAMとの位置関係を示す上面図
【図24】本発明の第2の実施の形態である記録再生装置の磁気ヘッドとヘッドシフタとROM又はRAMとの位置関係を示す斜視図
【図25】(a)は本発明のRAMディスクカートリッジの表面のシャッターを閉じた状態を示す斜視図
(b)は本発明のRAMディスクカートリッジの表面のシャッターを開いた状態を示す斜視図
(c)は本発明のRAMディスクカートリッジの裏面のシャッターを閉じた状態を示す斜視図
【図26】従来の記録再生装置を示す斜視図
【図27】
(a)は従来のRAMディスクカートリッジの表面のシャッターを閉じた状態を示す斜視図
(b)は従来のRAMディスクカートリッジの表面のシャッターを開いた状態を示す斜視図
【図28】従来のRAMディスクカートリッジの裏面のシャッターを閉じた状態を示す斜視図
【図29】(a)は従来のROMディスクカートリッジの表面の状態を示す斜視図
(b)は従来のROMディスクカートリッジの裏面の状態を示す斜視図
【符号の説明】
11c 磁気ヘッド
13 ヘッドシフター
15 スライドラック
17 バックレバー
18 バックレバーバネ
100 ホルダーユニット
200 記録再生ユニット
300 搬送ユニット
400 シャーシユニット

Claims (2)

  1. 再生専用記録媒体又は記録再生用記録媒体が着脱可能な着脱位置と前記再生専用記録媒体の信号を再生し又は前記記録再生用記録媒体に信号を記録又は再生する記録・再生位置とを備えたローディング手段と、前記記録再生用記録媒体が前記記録・再生位置に配置されている場合に前記記録再生用記録媒体に記録される信号に応じた極性の磁界を印加する磁気記録手段と、前記磁気記録手段の動作を規制する規制手段とを備え、前記磁気記録手段は前記記録再生用記録媒体に記録される信号に応じた極性の磁界を印加する磁気記録部と、前記磁気記録部が一端に設けられ他端を第1の軸として前記再生専用記録媒体又は前記記録再生用記録媒体に対して上下方向に回動可能な保持部とを備え、前記規制手段は一端を第2の軸として前記保持部の回動に伴って前記再生専用記録媒体又は前記記録再生用記録媒体に対して上下方向に回動可能な回動部と、前記回動部の一部に設けられかつ前記保持部が接触する抑制部と、前記回動部の一部であって前記ローディング手段が記録・再生位置にある場合に前記再生専用記録媒体又は前記記録再生用記録媒体に相対する面に設けられた第1の規制部及び第2の規制部とを備え、前記第1の規制部は前記ローディング手段が前記再生専用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合に前記再生専用記録媒体を収納した筐体の外側に接触して前記磁気記録部と前記筐体とが接触しないように規制し、前記ローディング手段が前記記録再生用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合は前記記録再生用記録媒体を収納した筐体に接触しない構成とし、前記第2の規制部は前記ローディング手段が前記記録再生用記録媒体を伴って記録・再生位置にある場合に前記再生専用記録媒体を収納した筐体の外側に接触し前記磁気記録部を前記記録再生用記録媒体に信号を記録可能な位置まで移動可能にするとともに前記記録可能な位置を越えて移動することを抑制する構成とした記録再生装置。
  2. 前記第1の軸と前記第2の軸とは異なる軸とした請求項1に記載の記録再生装置。
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