JPH08212656A - 記録媒体のローディング装置 - Google Patents

記録媒体のローディング装置

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JPH08212656A
JPH08212656A JP7301825A JP30182595A JPH08212656A JP H08212656 A JPH08212656 A JP H08212656A JP 7301825 A JP7301825 A JP 7301825A JP 30182595 A JP30182595 A JP 30182595A JP H08212656 A JPH08212656 A JP H08212656A
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cartridge
cartridge holder
disc
mounting portion
recording
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Jiyunzou Kumakura
淳造 熊倉
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置自体の小型化を図るとともに、ディスク
カートリッジを装着部に対し確実に位置決めして装着す
る。 【解決手段】 ディスクカートリッジが装着される装着
部300と、第1のガイド手段49にガイドされて、デ
ィスクカートリッジの取り出しを可能となす第1の位置
と、ディスクカートリッジを装着部に装着させる第2の
位置との間に亘って移動操作され、第2の位置にあると
き第2のガイド手段50にガイドされて装着部300に
対し近接離間する方向に移動操作されるカートリッジホ
ルダ4と、回動操作されてディスクカートリッジを装着
部300に対し近接離間する方向に移動操作する支持手
段65と、カートリッジホルダ4を移動操作する移動操
作手段5を備え、カートリッジホルダ4が第2の位置に
あるとき、移動操作手段5によって支持手段65が回動
され装着部側に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、情報信
号が記録される光ディスク等の記録媒体、特に光ディス
ク等のディスクを収納したディスクカートリッジの如き
記録媒体を装置本体内に構成される装着部にローディン
グさせるローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録媒体として、光デ
ィスク、光磁気ディスク、磁気ディク等のディスクが用
いられている。この種のディスクは、カートリッジに収
納されてディスクカートリッジとして構成されている。
このようなディスクカートリッジを記録媒体に用いる記
録及び/又は再生装置は、ディスクカートリッジを装着
部に位置決めして装着し、このディスクカートリッジに
収納されたディスクに対し情報信号の記録及び/又は再
生手段を介して情報信号の記録及び/又は再生を行う。
【0003】光ディスクや光磁気ディスクを記録媒体に
用いる記録及び/又は再生装置は、ディスクカートリッ
ジの装着部に対応する位置に、情報信号の記録及び/又
は再生手段を構成する光ピックアップ装置や磁気ヘッド
を配設している。
【0004】ところで、光ディスク等のディスクを記録
媒体に用いる記録及び/又は再生装置にあっては、装置
本体内の装着部にディスクカートリッジを自動的にロー
ディングさせるためにローディング装置が設けられてい
る。この記録及び/又は再生装置に用いられるローディ
ング装置は、ディスクカートリッジが挿入保持されるカ
ートリッジホルダと、このカートリッジホルダに対しデ
ィスクカートリッジを挿脱可能となす位置と、カートリ
ッジホルダを移動操作する移動操作機構を備えている。
この移動操作機構は、ディスクカートリッジの挿脱を可
能となす位置とディスクカートリッジを装着部に装着操
作することを可能となす位置間に亘ってカートリッジホ
ルダを移動操作するものである。すなわち、ディスクカ
ートリッジは、カートリッジホルダがディスクカートリ
ッジの挿脱を可能となす位置に移動された状態にあると
き、装置本体を構成する外筺に設けた挿脱口を介してカ
ートリッジホルダに対する挿脱が行われ、カートリッジ
ホルダがディスクカートリッジを装着部に装着操作を可
能となす位置に移動された状態にあるとき、装着部に対
する装脱が行われる。
【0005】ここで、ディスクカートリッジの挿脱を可
能となす位置に移動された状態にあるカートリッジホル
ダに挿入保持されたディスクカートリッジは、このカー
トリッジに収納されたディスクの主面と平行な方向にカ
ートリッジホルダとともにに移動操作され、装着部に対
向する位置まで移送され、次いで、ディスクの主面と直
交する方向に移動操作されて装着部に装着される。
【0006】また、装着部に装着されたディスクカート
リッジを装置本体の外方に排出するイジェクト操作を行
い際には、ローディング装置は、まず、ディスクカート
リッジをディスクの主面と直交する方向に移動操作して
装着部から離脱させ、次いで、ディスクの主面と平行な
方向にカートリッジホルダとともにに移動操作し、挿脱
口側に移動させる。
【0007】
【発明が解決使用とする課題】ところで、ディスクカー
トリッジを装置本体に設けた挿脱口を介してローディン
グ操作を行うようしたスロットイン方式の記録及び/又
は再生装置にあっては、ディスクカートリッジをイジェ
クト操作する際、ディスクカートリッジの一部を挿脱口
から突出させる必要がある。そのため、ディスクカート
リッジを装着部に装着させる位置から、ディスクカート
リッジを装置本体外方に取り出す位置間に亘る移動距離
が大きくする必要がある。また、ディスクカートリッジ
の移動距離を大きくするため、このディスクカートリッ
ジを保持するカートリッジホルダの移動距離の移動距離
も大きくなってしまう。その結果、この種のスロットイ
ン方式のローディング装置を備えた記録及び/又は再生
装置の大型化を招いてしまっている。
【0008】具体的には、この種のローディング装置に
おいて、ディスクカートリッジの移動操作は、カートリ
ッジホルダの移動方向と直交する方向に突出するように
設けた支持ピンを、カートリッジホルダの移動範囲に亘
って形成された略L字状をなすスライドガイド溝に挿通
させ、このスライドガイド溝と支持ピンを支持するカム
板とを相対移動させることによって行われる。従って、
カートリッジホルダのディスクカートリッジの挿脱を可
能となす位置と保持したディスクカートリッジを装着部
に装着させる位置間に亘る方向の移動距離、及びディス
クカートリッジを装着部に装着させる位置に移動させれ
た後ディスクカートリッジを装着部に装着させるように
移動させる距離を大きくするためには、支持ピンの移動
を制御するカム板の移動距離を大きくする必要がある。
このカム板の移動距離が大きくなると、ローディング装
置が組み込まれる記録及び/又は再生装置は、カム板の
移動距離を包含する大きさにする必要があり、装置自体
の大型化を避けることができなくなってしまう。
【0009】また、挿入されたディスクカートリッジを
保持するカートリッジホルダは、ディスクカートリッジ
が装着部に装着されたとき、ディスクカートリッジを装
着部位置決めして装着させるため、ディスクカートリッ
ジを押圧支持する機能を備えている。このディスクカー
トリッジを装着部側に押圧支持する機能は、カートリッ
ジホルダに設けられたバネ部材によって行われる。この
ようにカートリッジホルダに、ディスクカートリッジを
押圧支持するためのバネ部材を配設すると、カートリッ
ジホルダの構成が複雑となってしまう。
【0010】そこで、本発明の目的は、従来のローディ
ング装置が有してしている問題点を解決する新規な記録
媒体のローディング装置及び記録及び/又は再生装置を
提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ディスクカートリッ
ジの如き記録媒体を装置本体内の装着部にローディング
操作する装置の小型化を図り、記録及び/又は再生装置
自体の小型化を実現することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、光ディスク等
のディスクを収納したディスクカートリッジを保持する
保持手段としてのホルダの移動範囲を小さくしながら、
ディスクカートリッジの移動範囲を大きくし、確実に装
着部にローディングさせることを可能となすローディン
グ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録媒体の
ローディング装置は、上述したような目的を達成するた
め、ベースに構成され、記録媒体が装着される装着部
と、挿入された記録媒体を保持するとともに、挿入され
た記録媒体の取り出しを可能となす第1の位置と装着部
に対向する第2の位置との間に亘って移動可能に配設さ
れた保持手段と、保持手段を第1の位置と第2の位置と
の間の移動をガイドする第1のガイド手段と、保持手段
が第2の位置に至ったとき、装着部に対し近接離間する
方向にガイドする第2のガイド手段と、第2の位置に移
動された保持手段を支持するとともに、回動操作される
ことによって保持手段を装着部に対し近接離間する方向
に移動操作する支持手段と、保持手段が第2の位置に移
動された位置にあるとき、保持手段の第1の位置と第2
の位置との間に亘る移動方向と平行な方向に移動操作さ
れて支持手段を回動操作して保持手段を装着部に対し近
接離間する方向に移動操作する移動操作手段とを備えて
構成したものである。
【0014】ここで、本発明に係る記録媒体のローディ
ング装置は、保持手段が第1の位置から第2の位置に向
かって移動する方向と、移動操作手段が支持手段を回動
操作して保持手段を装着部に対し近接離間する方向に移
動させるときの移動方向が相対向する方向となされてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るローディング
装置をこのローディング装置が適用された記録再生装置
とともに図面を参照して説明する。
【0016】ここで説明するローディング装置及びこの
ローディング装置が適用される記録再生装置は、情報信
号が記録される記録媒体として、ディスクをカートリッ
ジに収納したディスクカートリッジを用いるものであ
る。すなわち、記録媒体としてのディスクは、カートリ
ッジ収納され、カートリッジと一体に記録再生装置内の
装着部に装着操作される。
【0017】〔1〕ディスクカートリッジ 本発明が適用されるローディング装置及び記録再生装置
を説明するに先立って、ローディング装置によってロー
ディングされ、記録再生装置の記録媒体として用いられ
るディスクカートリッジを説明する。
【0018】ここで用いられるディスクカートリッジ
は、楽音信号等の情報信号の再記録を可能となす光磁気
ディスクを収納した図1及び図2に示すように構成され
たものと、予め楽音信号等の情報信号が記録され、この
記録された情報信号の再生にのみに用いられる再生専用
型の光ディスクを収納した図1及び図2に示すように構
成されたものが用いられる。
【0019】情報信号の再記録を可能となす光磁気ディ
スク201は、直径が例えば64mm程度のポリカーボ
ネイトの如き透明合成樹脂材料よりなるディスク基板
に、垂直磁化膜からなる信号記録層が被着形成されて構
成されている。
【0020】この信号記録層は、光ピックアップ装置の
光源から出射された光ビームにより局所的にキュリー温
度以上に加熱され、この加熱された部分に外部磁界が印
加されることにより、情報信号の記録が行われる。この
ように記録情報信号は、信号記録層に直線偏光された光
ビームを照射し、信号記録層から反射される戻り光のカ
ー効果による偏光方向の回転を光検出器により検出する
ことにより、読み出される。
【0021】また、再生専用型の光ディスク231は、
光磁気ディスク201のディスク基板と同様のディスク
基板に、アルミニウムの如き金属材料よりなる反射層が
被着形成されて構成されている。この光ディスク231
には、情報信号に対応した微細なピット列が形成される
ことによって、情報信号の記録が固定的に行われる。こ
の光ディスク231への情報信号の記録は、ディスク基
板を成形する際、金型装置内に装着されたスタンパに予
め形成されたピット列が転写されることによって行われ
る。そして、再生専用型の光ディスク231に記録され
た情報信号は、ピット列に光ピックアップ装置の光源か
ら出射された光ビームを照射し、光ディスク231から
反射された戻り光を光検出器により検出することによっ
て読み出される。
【0022】そして、光磁気ディスク201及び光ディ
スク231は、いずれも、図1、図2及び図3、図4に
示すように、カートリッジ本体205,216に回転可
能に収納されてディスクカートリッジ220及び221
を構成する。
【0023】光磁気ディスク201を収納した情報信号
の再記録を可能となす記録型のディスクカートリッジ2
20は、図1及び図2に示すように、光磁気ディスク2
01の外径を略内接円とする方形状のカートリッジ本体
205を備えている。このカートリッジ本体205の上
面側には、図1に示すように、収納した光磁気ディスク
201の信号記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨
ませる磁気ヘッド用の開口部223が形成されている。
また、カートリッジ本体205の下面側には、図2に示
すように、磁気ヘッド用の開口部223に対向して、同
じく光磁気ディスク201の信号記録領域の一部を内外
周に亘って外方に臨ませる光ピックアップ装置用の開口
部222が形成されている。さらに、カートリッジ本体
205の下面側の中央部には、カートリッジ本体205
に収納した光磁気ディスク201を回転操作するディス
ク回転操作機構を構成するディスクテーブルが進入する
円形をなす中央開口部213が形成されている。
【0024】そして、記録型のディスクカートリッジ2
20のカートリッジ本体205には、各開口部223,
222を開閉するシャッタ部材206が取付けられてい
る。このシャッタ部材206は、薄い金属板を打ち抜き
折り曲げて形成されてなるものであって、各開口部22
3,222を覆うに足る大きさを有するシャッタ板とこ
れらシャッタ板の基端部を連結する連結部からなり、断
面コ字状に形成されている。なお、シャッタ部材206
は、合成樹脂を成形して形成されたものも用いられる。
シャッタ部材206は、各シャッタ板が各開口部22
3,222を覆うようにしてカートリッジ本体205の
前面側に取付けられ、この前面側に沿って移動すること
により各開口部223,222を開閉する。シャッタ部
材206は、連結部に設けた係合片をカートリッジ本体
205の前面側に形成した移動ガイド溝207に係合さ
せることにより、係合片が移動ガイド溝207にガイド
されて安定した直線移動が保証される。
【0025】上述のように構成された記録型のディスク
カートリッジ220は、シャッタ部材206が移動する
前面側と直交する一側面を挿入端として、記録再生装置
に挿脱される。すなわち、ディスクカートリッジ220
は、図1及び図2中矢印X1方向及び矢印X1 方向を挿
脱方向として記録再生装置に挿脱される。
【0026】一方、再生専用型の光ディスク231を収
納したディスクカートリッジ221も、記録型のディス
クカートリッジ220と同様に、図3及び図4に示すよ
うに、光ディスク231の外径を略内接円とする方形状
のカートリッジ本体216を備えている。このディスク
カートリッジ221は、情報信号を記録するために用い
られる磁気ヘッドを光ディスク231に対向させる必要
がないので、カートリッジ本体216の上面側には閉塞
されている。カートリッジ本体216の下面側には、光
ディスク231の信号記録領域の一部を内外周に亘って
外方に臨ませるとともに、光ディスク231に光ビーム
を照射してこの光ディスク231に記録されている情報
信号を読み出すための光ピックアップ装置が臨む開口部
222が形成されている。さらに、カートリッジ本体2
16の下面側の中央部には、カートリッジ本体216に
収納した光ディスク231を回転操作するディスク回転
操作機構を構成するディスクテーブルが進入する円形を
なす中央開口部213が形成されている。
【0027】この再生専用型のディスクカートリッジ2
21においても、開口部222を開閉するシャッタ部材
217が取付けられている。このシャッタ部材217
は、開口部222を閉塞するに足る大きさのシャッタ板
を有し、このシャッタ板の基端部側に、シャッタ部材2
17をカートリッジ本体216に移動可能に支持させる
ための断面コ字状をなす支持部を備えている。シャッタ
部材217は、支持部217aの一部をカートリッジ本
体216の前面側に形成した移動ガイド溝207に係合
させ、カートリッジ本体216の一部を狭持するように
して取付けられている。このように取付けられたシャッ
タ部材217は、カートリッジ本体216の前面側に沿
って開口部223を開閉する方向に移動操作される。
【0028】上述のように構成された再生専用型のディ
スクカートリッジ221も、記録型のディスクカートリ
ッジ220と同様に、シャッタ部材217が移動する前
面側と直交する一側面を挿入端として、記録再生装置に
挿脱される。すなわち、ディスクカートリッジ221
は、図3及び図4中矢印X1 方向及び矢印X1 方向を挿
脱方向として記録再生装置に挿脱される。
【0029】記録型のディスクカートリッジ220に取
付けられたシャッタ部材206の連結部及び再生専用型
のディスクカートリッジ221の取付けられたシャッタ
部材217の支持部の略中央部には、ディスクカートリ
ッジ220,221を記録再生装置からイジェクト操作
する際、各開口部222,223を開放した位置に移動
されたシャッタ部材206,217を各開口部222,
223を閉塞する位置方向に移動操作する装置側に設け
られたシャッタ閉塞操作部材が係合するる係合孔208
が開設されている。
【0030】ところで、各ディスクカートリッジ22
0,221に収納される光磁気ディスク201及び光デ
ィスク231の中心部には、円形をなす位置決め用のセ
ンター穴204が形成されている。このセンター穴20
4が形成された中心部には、センター穴204を閉塞す
るようにしてチャッキングプレート202が取付けられ
ている。このチャッキングプレート202は、マグネッ
トに吸引可能となす磁性を有する金属板によって形成さ
れている。これらセンター穴204及びチャッキングプ
レート202は、カートリッジ本体205,216に設
けた中央開口部213を介して、カートリッジ本体20
5,216の外方に臨まされている。なお、センター穴
204は、公差を[+0.1mm,−0.0mm]の範
囲として直径を11.0mmとして形成されている。
【0031】また、各ディスクカートリッジ220,2
21を構成するカートリッジ本体205,216の下面
側には、これらディスクカートリッジ220,221が
記録再生装置内の装着部に装着されたとき、装着部側に
設けた位置決めピンが係合する一対の位置決め孔20
9,210が設けられている。これら位置決め孔20
9,210は、図2及び図4に示すように、シャッタ部
材206,217が支持されるカートリッジ本体20
5,216の前面側の両側に位置して設けられている。
すなわち、位置決め孔209,210は、開口部222
を挟むようにして設けられている。なお、一方の位置決
め孔209は、シャッタ部材206,217の移動方向
を長径として形成され、長径方向の範囲で位置決めピン
に対する係合位置を調整可能としている。また、他方の
位置決め孔210は、真円に形成され位置決めピンに対
する係合位置を規制する。
【0032】さらに、カートリッジ本体205,216
の下面側の位置決め孔209,210が設けられた前面
側と対向する背面側には、図2及び図4に示すように、
複数の識別用穴224が形成されている。これら識別用
穴224は、カートリッジ本体205,216が収納し
ているディスクの種別や状態、例えば情報信号の記録が
可能か否かを表示するものである。そして、記録型のデ
ィスクカートリッジ220に設けられる1つの識別用穴
224は、誤記録防止用の検出穴として用いられ、カー
トリッジ本体205内に移動可能に取付けられた誤記録
防止部材214によって開閉される。すなわち、誤記録
防止用の検出穴として用いられ識別穴224は、誤記録
防止部材214が移動操作されることにより、識別用穴
224の深さを変更することによって光磁気ディスク2
01に対する情報信号の記録の可否の状態を切り換え
る。さらにまた、カートリッジ本体205,216の記
録再生装置への挿入端側となる一側面側の両側には、デ
ィスクカートリッジ220,221を記録再生装置内に
引き込み操作する引き込み機構の一部が係合する係合凹
部212が形成されている。
【0033】そして、ディスクカートリッジ220,2
21を構成するカートリッジ本体205,216には、
図2及び図4に示すように、これらディスクカートリッ
ジ220,221が記録型又は再生専用型であることを
示す光磁気ディスク識別凹部211又は光ディスクディ
スク識別凹部218が形成されている。これら識別凹部
211,218は、カートリッジ本体205,216の
下面側の記録再生装置への挿入端側に位置して設けられ
ている。なお、各ディスク識別凹部211,218は、
深さをこと異にして形成され、この深さの違いにより、
各ディスクカートリッジ220,221が記録型である
か再生専用型であるかを表示する。
【0034】〔2〕ディスクカートリッジのローディン
グ装置及びこのローディング装置を備えたディスク記録
再生装置 次に、上述のように構成された記録型のディスクカート
リッジ220又は再生専用型のディスクカートリッジ2
21が選択的に装着されるローディング装置を備えたデ
ィスク記録再生装置について説明する。
【0035】(2−1)記録再生部 本実施例のディスク記録再生装置は、図5及び図6に示
すように、記録再生部取付け基台2を備えている。この
取付け基台2は、平板状をなす金属板によって形成され
たベース板15とこのベース板15が支持される支持フ
レーム16とから構成されている。支持フレーム16
は、合成樹脂をモールド成形して形成されてなるもので
あって、ベース板15の周縁を囲むように立ち上り形成
されたフレーム部16aと、後述するローディング用の
駆動モータ34等のローディング装置の駆動機構が配設
される取付け板部16bとから構成されている。
【0036】ベース板15の上面側には、この記録再生
装置に装着されるディスクカートリッジ220又は22
1が装着される装着部300が構成されている。この装
着部300には、装着されるディスクカートリッジ22
0又は221に設けた位置決め孔209,210にそれ
ぞれ係合し、これらディスクカートリッジ220又は2
21の装着位置を位置決めする位置決めピン17,18
が設けられている。これら位置決めピン17,18は、
ベース板15に合成樹脂材料をアウトサート成形するこ
とによって形成される。
【0037】装着部300が構成されるベース板15に
は、図6に示すように、装着部300に装着されたディ
スクカートリッジ220又は221に収納された光磁気
ディスク201又は光ディスク231を回転操作するデ
ィスク回転操作機構が配設されている。このディスク回
転操作機構は、光磁気ディスク201又は光ディスク2
31が位置決めされて装着されるディスクテーブル19
と、このディスクテーブル19を装着された光磁気ディ
スク201又は光ディスク231と一体に回転操作する
スピンドルモータ20とから構成されている。スピンド
ルモータ20は、駆動軸をベース板15上に構成された
装着部300側に突出させてベース板15の下面側に取
付けられる。ディスクテーブル19は、スピンドルモー
タ20の駆動軸に一体的に取付けられる。
【0038】なお、スピンドルモータ20の駆動軸は、
ベース板15に設けた透孔を介して装着部300側に突
出されている。
【0039】ディスクテーブル19は、略々円盤状に形
成され、中央部に光磁気ディスク201又は光ディスク
231のセンター穴204が係合するセンタリング部材
が設けられている。このセンタリング部材は、ディスク
テーブル19に光磁気ディスク201又は光ディスク2
31が装着されていくとき、センター穴204に係合し
て、光磁気ディスク201又は光ディスク231のディ
スクテーブル19に対し芯出しを図るものである。
【0040】さらに、ベース板15には、光ピックアッ
プ装置21が配設されている。この光ピックアップ装置
21は、光源となる半導体レーザ、ビームスプリッタ等
の光学部品や光検出器を内蔵した光学ブロックと、半導
体レーザから出射された光ビームがディスクテーブル1
9上に装着された回転操作される光磁気ディスク201
又は光ディスク231の信号記録面に合焦され且つ記録
トラックを正確に走査すように対物レンズの位置を制御
する対物レンズ駆動装置とから構成されている。この光
ピックアップ装置21は、ベース板15に形成した開口
部内に位置するように配設されている。そして、光ピッ
クアップ装置21は、ベース板15の下面側に取付けら
れたガイド軸22及びガイド片23に両側を支持され、
これらガイド軸22及びガイド片23にガイドされてデ
ィスクテーブル19上に装着された光磁気ディスク20
1又は光ディスク231の径方向に移動操作される。こ
の光ピックアップ装置21の送り操作は、ベース板15
の下面側に配設されたピックアップ送りモータ24によ
って回転駆動される駆動力伝達ギヤ25を介して行われ
る。
【0041】また、光ピックアップ装置21には、この
光ピックアップ装置21と同期して移動可能となすよう
に、光磁気ディスク201に外部磁界を印加する磁気ヘ
ッド装置26が連結されている。この磁気ヘッド装置2
6は、合成樹脂の成形体内に導電性を有する一対の板バ
ネを埋設したヘッドアーム28の先端部に突出した板バ
ネの先端に磁気ヘッド素子29を取付けて構成されてい
る。そして、磁気ヘッド装置26は、ヘッドアーム28
の基端側に突出した板バネを介して設けられた合成樹脂
製の取付け部28aを、光ピックアップ装置21の対物
レンズが配設される側の先端側と対向する基端側に設け
られた取付け基台27上に固定して光ピックアップ装置
21に連結されている。このとき、ヘッドアーム28の
先端に取付けられた磁気ヘッド素子29は、光ピックア
ップ装置21の対物レンズに対向した位置にある。
【0042】ところで、磁気ヘッド装置26のヘッドア
ーム28は、ヘッドアーム28の基端部と取付け部28
aとの間に位置して外方に臨まさせる一対の板バネの一
部を弾性変位部30として、磁気ヘッド素子29がディ
スクテーブル19上に載置されたディスク201又は2
31に対し接離する方向に回動変位される。また、ヘッ
ドアーム28の基端部からは、回動操作アーム31が延
長されている。ヘッドアーム28は、回動操作アーム3
1が押圧操作手段によって押圧操作されることにより、
弾性変位部30を中心にして、先端に取付けた磁気ヘッ
ド素子29をベース板15から離間する方向に回動変位
させる。
【0043】ヘッドアーム28は、回動操作アーム31
が押圧操作されない状態では、磁気ヘッド素子29をデ
ィスクテーブル19上に載置されたディスク201又は
231に近接する方向の図6中矢印B方向に変位されて
いる。すなわち、ヘッドアーム28の基端側に構成され
た弾性変位部30は、磁気ヘッド素子29をディスク2
01又は231に近接する方向に変位させる弾性力が付
与されている。
【0044】磁気ヘッド装置26のヘッドアーム28の
回動操作は、支持フレーム16の取付け板部16b上に
配設されたヘッド回動操作板32によって行われる。こ
のヘッド回動操作板32は、基端部に突設した支軸33
を取付け板部16b上に植立された一対の支持柱に支持
させ、この支軸33を中心にして回動可能に取付けられ
ている。この回動操作板32は、先端部をヘッドアーム
28の回動操作アーム31上に延在させている。回動操
作板32は、捩りコイルバネを介して先端部が回動操作
アーム31から離間する方向に回動付勢されている。そ
して、回動操作板32は、捩りコイルバネの付勢力に抗
して回動操作されることにより、回動操作アーム31を
押圧し、磁気ヘッド素子29がディスクテーブル19に
載置されたディスク201又は231から離間する方向
にヘッドアーム28を回動操作する。
【0045】上述のように光磁気ディスク201又は光
ディスク231に対し情報信号の記録及び/又は再生を
行う記録及び/又は再生手段を構成する光ピックアップ
装置21及び磁気ヘッド装置26が配設されたベース板
15を支持した支持フレーム16の各コーナ部には、図
6に示すように、取付け孔51が穿設された支持脚片5
1aが設けられている。これら支持脚片51aは、図
5、図7、図29及び図30に示すように、ダンパ10
を介して、支持基台1上に取付けられる。この支持基台
1は、金属材板を打ち抜き折曲して図7に示すように方
形状に形成されている。そして、支持基台1の各コーナ
部には、支持フレーム16を弾性変位可能に支持するダ
ンパ10が配設されている。このダンパ10は、図7に
示すように、支持基台1の各コーナ部に穿設されたネジ
孔9を介して植立されたネジによって構成された支軸1
1と、この支軸11に嵌装されるスリーブ12と、この
スリーブ12の外側に嵌装されるゴム製のブッシュ13
と、このブッシュ13の外側に嵌装されるコイルバネ1
4とから構成されている。そして、ブッシュ13の上端
部に取付け孔51を嵌合することによって支持フレーム
16が支持される。このように、ダンパ10を介して支
持基台1上に支持された支持フレーム16は、支軸11
の軸方向に弾性変位可能となる。
【0046】また、支持基台1の相対向する両側には、
この支持基台1上に弾性変位可能に支持された支持フレ
ーム16を固定支持する複数のロック片7が立ち上り形
成されている。これらロック片7の一側面には、図7に
示すように、後述する昇降操作板5に設けた係合片15
5が係合する係合溝8が形成されている。
【0047】さらに、支持基台1の各コーナ部には、垂
下するように取付け部6が設けられている。支持基台1
は、取付け部6を固定されて記録再生装置の装置本体を
構成する外筺内に配設される。
【0048】上述のように光磁気ディスク201又は光
ディスク231に対し情報信号の記録及び/又は再生を
行う記録再生部が構成された支持基台1が収納配設され
た外筺には、具体的に図示はしないが、周知のスロット
イン方式を採用した記録及び/又は再生装置と同様に、
装着部300に装着されるディスクカートリッジ220
又は221を挿脱するための挿脱口が設けられている。
この挿脱口は、ディスクカートリッジ220又は221
の挿入端側の側面の形状に対応する大きさを有する開口
部として形成されている。この挿脱口は、後述するよう
に、回動蓋157によって閉塞される。この回動蓋15
7は、平板状に形成され、相対向する両側の上縁側に突
設された左右一対の支軸158を介して、外筺に回動可
能に支持されている。
【0049】さらに、支持基台1上に支持された支持フ
レーム16の上面側には、図8に示すように、金属板に
より形成された略平板状をなすトッププレート3が取付
けられる。このトッププレート3は、図8に示すよう
に、各コーナ部に取付け孔79及び位置決め孔80が穿
設され、各取付け孔79に挿通された図示しない固定ネ
ジを支持フレーム16の上面側の各コーナ部に穿設した
ネジ孔52に螺合することによって、この支持フレーム
16に取付けられている。また、各位置決め孔80に
は、支持フレーム16に穿設したネジ孔52の近傍に突
設された位置決め突起53が嵌合される。トッププレー
ト3は、各位置決め孔80がそれぞれ位置決め突起53
に嵌合することにより、支持フレーム16に対する取付
け位置の位置決めが図られる。
【0050】また、トッププレート3の上面側には、カ
ートリッジホルダ4に取付けられるイジェクトレバー9
8の回動を制御するガイド部材84が設けられている。
このガイド部材84は、図8に示すように、略台形状に
形成され、基端側のコーナ部に穿設した嵌合孔85をト
ッププレート3の上面側に円筒状に突設したカシメ軸8
3に嵌合させ、このカシメ軸83をカシメることによっ
て、カシメ軸83を中心に回動可能に取付けられる。そ
して、ガイド部材84は、このガイド部材84に穿設さ
れたバネ係止孔86とトッププレート3の上面側に立ち
上り形成されたバネ係止片89との間に張設された引張
りバネ87により、カシメ軸83を中心にして、図8中
矢印D方向に回動付勢されている。この引張りバネ87
によるガイド部材84の回動付勢位置は、トッププレー
ト3の一部を切起し形成した係止片90にガイド部材8
4の一部が当接されることにより規制される。さらに、
ガイド部材84のトッププレート3に対向する下面側に
は、突条部88が突設されている。この突条部88は、
トッププレート3の一部を切り欠いて形成した切欠き穴
82を介してトッププレート3の下面側に突出されてい
る。
【0051】さらに、トッププレート3の後方縁側の略
中央部には、後述するカートリッジホルダ4に取付けら
れたイジェクト検出レバー123の操作ピン125が当
接する当接片81が立ち上り形成されている。 (2−2)カートリッジホルダ 本発明が適用されたディスク記録再生装置は、ベース板
15上に構成された装着部300上に位置して、挿脱口
を介して外筺内に挿入されたディスクカートリッジ22
0又は221を保持し、挿入保持されたディスクカート
リッジ220又は221を挿脱口を介して取り出しを可
能となす第1の位置と、ディスクカートリッジ220又
は221を装着部300の上方に位置させた装着部30
0に対するディスクカートリッジ220又は221の装
脱を可能となす第2の位置間に亘って移動操作されるカ
ートリッジホルダ4を備えている。
【0052】カートリッジホルダ4は、図5及び図9に
示すように、ディスクカートリッジ220又は221を
保持するに足る大きさの平板状に形成されてなるもので
あって、金属板を打ち抜き折曲して形成される。このカ
ートリッジホルダ4は、相対向する両側に断面コ字状を
なすカートリッジ保持部96,96が形成され、装着部
300上に配設されたとき、外筺に設けられた挿脱口に
対向する前面側を開放し、この開放された部分を介して
ディスクカートリッジ220又は221の挿脱が行われ
る。
【0053】カートリッジホルダ4には、挿脱口に対向
する前方側よりカートリッジ保持部96,96間にディ
スクカートリッジ220又は221が挿入されたとき
に、このディスクカートリッジ220又は221のカー
トリッジホルダ4に対する挿入位置を位置決めする位置
決め片139,107が設けられている。一方の位置決
め片139は、一方のカートリッジ保持部96側に位置
して設けられ、他方の位置決め片107は、カートリッ
ジホルダ4の平面部4aの他方のカートリッジ保持部9
6側に位置する一部をカートリッジホルダ4の内方に切
起して形成されている。
【0054】さらに、カートリッジホルダ4には、カー
トリッジ保持部96,96間にディスクカートリッジ2
20又は221が挿入されたときに、シャッタ部材20
6又は217の挿入方向側の端部に当接し、このシャッ
タ部材206又は217をカートリッジホルダ4に挿入
されるディスクカートリッジ220又は221に対し相
対移動させ、開口部222,223を開放操作するシャ
ッタ開放操作片156が設けられている。このシャッタ
開放操作片156は、図9に示すように、一方のカート
リッジ保持部96の側面の一部を切起して形成されてい
る。この一方のカートリッジ保持部96側には、カート
リッジホルダ4に保持されたディスクカートリッジ22
0又は221を抜き取るとき、開口部222,223を
開放した位置に移動されたシャッタ部材206又は21
7を係止し、抜取り操作されるディスクカートリッジ2
20又は221に対し相対移動させるシャッタ閉塞操作
レバー132が取付けられている。このシャッタ閉塞操
作レバー132は、一方のカートリッジ保持部96の側
面に沿ってディスクカートリッジ220又は221の挿
脱方向に延長して配設されている。
【0055】すなわち、シャッタ閉塞操作レバー132
は、基端側に穿設した貫通孔133,133に、一方の
カートリッジ保持部96の側面に形成した支軸支持部1
40に支持された支軸136を挿通させることにより、
この支軸136を中心に回動可能に取付けられている。
また、シャッタ閉塞操作レバー132は、支軸136に
コイル部を嵌装させた捩りコイルバネ137により、先
端側をカートリッジホルダ4の内方に突出する方向に回
動付勢されている。このシャッタ閉塞操作レバー132
の先端側には、カートリッジホルダ4の内方に突出する
ように、シャッタ部材206又は217に設けた係合孔
208に係合する係合突起134が突設されている。こ
の係合突起134は、一方のカートリッジ保持部96の
側面の前端縁に形成した切欠き部141を介して、カー
トリッジホルダ4の内方に突出される。
【0056】係合突起134は、ディスクカートリッジ
220又は221がカートリッジ保持部96,96間に
挿入されシャッタ部材206又は217の挿入方向側の
前端縁にシャッタ開放操作片156が当接したとき、シ
ャッタ部材206又は217に設けた係合孔208に係
合する。そして、シャッタ閉塞操作レバー132は、デ
ィスクカートリッジ220又は221がカートリッジホ
ルダ4より前方側に抜き取られるときに、シャッタ部材
206又は217をディスクカートリッジ220又は2
21に対し相対移動させた後、捩りコイルバネ137の
付勢力に抗して外方側に回動され、係合突起134の係
合孔208に対する係合を解除させる。
【0057】そして、カートリッジホルダ4の相対向す
る両側である一対のカートリッジ保持部96,96の外
方側の側面には、このカートリッジホルダ4を支持フレ
ーム16に対し移動可能に支持するとともに、カートリ
ッジホルダ4の移動方向をガイドする支持ピン95が一
対ずつ突設されている。
【0058】上述のように構成されたカートリッジホル
ダ4は、図10に示すように、ベース板15とトッププ
レート3との間に位置して、ベース板15上に構成され
る装着部300に対向するように配設される。そして、
カートリッジホルダ4は、挿入保持されたディスクカー
トリッジ220又は221を挿脱口を介して取り出しを
可能となす第1の位置と、ディスクカートリッジ220
又は221を装着部300の上方に位置させた装着部3
00に対するディスクカートリッジ220又は221の
装脱を可能となす第2の位置間に亘ってベース板15の
平面に平行に移動可能に支持される。
【0059】すなわち、カートリッジホルダ4は、相対
向する両側に突設した一対ずつの支持ピン95,95及
び95,95を、支持フレーム16の相対向する両側に
立ち上り形成した側壁171,172の上端面側に図6
に示すように形成した第1のガイド手段を構成する移動
ガイド部49,49及び49,49上に載置することに
より、これら移動ガイド部49,49及び49,49上
を支持ピン95,95及び95,95がスライドするこ
とにより、第1の位置と第2の位置との間に亘って移動
可能となされている。これら移動ガイド部49上には、
支持ピン95の軸径分を間隙を隔てトッププレート3が
対向することにより、移動ガイド部49上に載置された
支持ピン95の脱落が防止され、さらには、カートリッ
ジホルダ4の支持フレーム16からの脱落が防止され
る。
【0060】なお、第1のガイド手段を構成する移動ガ
イド部49は、カートリッジホルダ4の第1の位置と第
2の位置間に亘って移動することを許容する長さを有す
るように形成されている。また、移動ガイド部49は、
各支持ピン95を支持することにより、カートリッジホ
ルダ4のベース板15に平行な方向の移動をガイドす
る。
【0061】また、カートリッジホルダ4は、ベース板
15上の装着部300に対向する第2の位置にあると
き、装着部300に対し垂直に接離する方向に移動可能
に支持されている。
【0062】すなわち、上記ガイド部49の後方端、す
なわちカートリッジホルダ4の第2の位置方向に移動し
たときの端部には、ベース板15の上面に構成された装
着部300に垂直な垂直ガイド溝50が形成されてい
る。この第2のガイド手段を構成する垂直ガイド溝50
は、各移動ガイド部49の内方側の端部、すなわち、後
端部に至りさらに後方側に移動されてこれら移動ガイド
部49より離間した各支持ピン95の下方側への移動を
可能とするとともに、これら支持ピン95のベース板1
5に平行な方向の位置を規制する。
【0063】このカートリッジホルダ4の平面部4aに
は、ベース板15上に配設された磁気ヘッド装置26の
ヘッドアーム28の回動を許容する開口部92が形成さ
れている。
【0064】また、カートリッジホルダ4の平面部4a
の内面側には、カートリッジ挿入検出レバー119が回
動可能に取り付けられている。このカートリッジ挿入検
出レバー119は、基端部に穿設した支持孔120にカ
ートリッジホルダ4の下面側に垂下するように植立した
支軸104を挿通させ、この支軸104を中心に回動可
能に支持されている。そして、検出レバー119は、先
端部に設けた当接部122を他方のカートリッジ保持部
96側に位置させ、支軸104を中心にして図9及び図
10中中矢印F方向に図示しない捩じりコイルバネより
回動付勢されている。検出レバー119の回動付勢位置
は、当接部122をカートリッジホルダ4の平面部4a
の一部を切り起こして形成した位置決め片107に当接
させて回動位置が規制されている。この検出レバー11
9のディスクカートリッジ220又は221の挿入方向
側に対向する一側面には、カートリッジホルダ4に挿入
されるディスクカートリッジ220又は221に当接
し、ディスクカートリッジ220又は221の挿入を検
出する検出突起121が突設されている。すなわち、こ
のカートリッジ挿入検出レバー119は、カートリッジ
ホルダ4にディスクカートリッジ220又は221が挿
入されると、このディスクカートリッジ220又は22
1によって検出突起121が押圧されて、捩じりコイル
バネの付勢力に抗して支軸104を中心に回動されるこ
とによって、カートリッジホルダ4にディスクカートリ
ッジ220又は221が挿入されたことを検出する。
【0065】さらに、カートリッジホルダ4の平面部4
aの内面側には、カートリッジ保持部96に平行となる
ように延在されて、カートリッジホルダ4の誤動作を防
止する誤動作防止レバー114が回動可能に取付けられ
ている。この誤動作防止レバー114は、基端部に穿設
した支持孔115にカートリッジホルダ4の下面側に垂
下するように植立した支軸103を挿通させ、この支軸
103を中心に回動可能に支持されている。そして、誤
動作防止レバー114は、先端部に形成した係合爪11
7をディスクカートリッジ220又は221の挿入方向
に対向させ、係合爪117を設けた先端部がカートリッ
ジホルダ4の内方側に向かう図9中矢印E方向に図示し
ない捩じりコイルバネより回動付勢されている。この誤
動作防止レバー114は、一側面に突設した係止突起1
18をカートリッジ挿入検出レバー119の先端部に設
けた当接部122に当接させることにより、捩じりコイ
ルバネによる回動付勢位置が規制される。また、誤動作
防止レバー114の先端部の係止爪117が突設された
側とは反対側の他側面には、誤動作規制突起116が設
けられている。誤動作防止レバー114は、ディスクカ
ートリッジ220又は221が挿入されない状態でカー
トリッジホルダ4がディスクカートリッジ220又は2
21の挿脱を可能となす挿脱口側に位置する第1の位置
から装置本体内の第2の位置方向に移動されようとする
と、誤動作規制突起116が支持フレーム16の相対向
する両側に立ち上り形成した側壁171,172の一方
の内側面に突設された誤動作規制片165に当接され、
カートリッジホルダ4の第2の位置方向への移動を規制
する。すなわち、誤動作防止レバー114は、カートリ
ッジホルダ4にディスクカートリッジ220又は221
が挿入されない状態でのローディング操作を規制する。
【0066】そして、この誤動作防止レバー114は、
カートリッジホルダ4にディスクカートリッジ220又
は221が挿入されてカートリッジ挿入検出レバー11
9が捩じりコイルバネの付勢力に抗して図9中反矢印F
方向に回動されると、誤動作規制突起116の当接部1
22への当接が解除されることにより、捩じりコイルバ
ネの付勢力を受けて図9中矢印E方向のカートリッジホ
ルダ4の内方に向かって回動される。このとき、この誤
動作防止レバー114は先端部に設けた係合爪117
を、カートリッジホルダ4に挿入されたディスクカート
リッジ220又は221に設けた係合凹部212に係合
させるとともに、誤動作防止突起116を誤動作防止片
165に当接させない位置に移動させる。
【0067】そして、支持フレーム16の相対向する両
側に立ち上がり形成した側壁171,172の外側面側
には、図6に示すように、カートリッジホルダ4をベー
ス板15上に構成された装着部300に対し接離させる
方向に移動可能に支持するカートリッジホルダ支持用の
複数の支持レバー65が取付けられている。これら支持
レバー65は、基端部に設けた円筒状をなす軸挿通部7
0を支持フレーム16の側壁171,172に植立した
支持軸71に挿通支持させ、この支持軸71を中心に回
動可能に取付けられている。このとき、支持レバー65
は、先端部側を移動ガイド部49に臨ませるようにし
て、支持フレーム16の側壁171,172に取付けら
れる。そして、各支持レバー65の先端部には、カート
リッジホルダ4の両側に突設した支持ピン95が係合さ
れる係合凹部67が形成されている。これら係合凹部6
7は、支持レバー65の前端面を開放した凹部として形
成されている。
【0068】また、各支持レバー65は、捩じりコイル
バネ66により、前端部側がベース板15方向の下方に
向かう図6中矢印A方向に回動付勢されている。この捩
じりコイルバネ66は、コイル部を軸挿通部70に巻回
させ、一方のアーム部を支持フレーム16の側壁17
1,172に突設した係止片72に係止させ、他方のア
ーム部を支持レバー65に突設された係止突起59に係
止させて取付けられることにより、支持レバー65を図
6中矢印A方向に回動付勢している。
【0069】(2−3)カートリッジホルダの昇降操作
機構 光磁気ディスク201又は光ディスク231に対する情
報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生
部が構成された支持フレーム16の上面側に配設された
トッププレート3上には、図5、図10,図11、図3
0及び図31に示すように、装着部300の上方に対向
する位置に移動されたカートリッジホルダ4を装着部3
00に対し昇降操作する昇降操作機構を構成する昇降操
作板5が配設されている。この昇降操作板5は、カート
リッジホルダ4の第1の位置と第2の位置に亘って移動
する方向と平行に移動操作されるものであって、金属板
を断面コ字状に折り曲げて形成されている。
【0070】この昇降操作板5の相対向する両側の各側
壁5a,5bの下端縁には、内方に向けて折り曲げられ
た一対の支持片153が形成されている。昇降操作板5
は、各支持片153を支持フレーム16の下面側に係合
させることによって支持フレーム16に対して移動可能
に支持される。
【0071】昇降操作板5の相対向する両側の各側壁5
a,5bには、移動方向に並列して一対ずつの開口部1
51が穿設されている。これら開口部151には、カー
トリッジホルダ4を支持する支持レバー65に設けられ
た操作ピン68が挿通される。各開口部151には、図
11に示すように、支持レバー65に設けた操作ピン6
8が載置される傾斜カム部152が形成されている。こ
れら傾斜カム部152は、ディスクカートリッジ220
又は221の挿入側から内方側に向かって徐々に下降す
るように傾斜して形成されている。このように傾斜カム
部152を設けることにより、昇降操作板5が支持フレ
ーム16に対し移動操作されると、図23に示すよう
に、操作ピン68が傾斜カム部152に沿って移動操作
され、支持レバー65が回動操作される。支持レバー6
5が回動操作されることにより、装着部300に対向す
る位置に移動されたカートリッジホルダ4が、装着部3
00に対し接離する方向に移動操作される。
【0072】昇降操作板5は、カートリッジホルダ4を
装着部300から離間させた位置に移動させた外筺の内
方に移動された状態にあるとき、相対向する側壁5a,
5bの下端縁に図11に示すように、外方側に向かって
折り曲げ形成した係合片155が支持基台1のロック片
7の係合溝部8に係合され、支持フレーム16を支持基
台1に固定する。
【0073】また、昇降操作板5は、外筺の挿脱口側に
向かう外方側に向かって移動すると、操作ピン68が傾
斜カム部152の下方側に向かって移動され、支持レバ
ー65が捩りコイルバネ66の付勢力を受けて図6及び
図21中矢印矢印A方向に回動される。この支持レバー
65の回動によって、装着部300から離間した位置に
保持されていたカートリッジホルダ4が装着部300側
に垂直に下降し、このカートリッジホルダ4に保持され
ているディスクカートリッジ220又は221が装着部
300に装着される。このとき、カートリッジホルダ4
は、支持レバー65を回動付勢する捩りコイルバネ66
の付勢力を受けて装着部300側に押圧付勢され、保持
したディスクカートリッジ220又は221を装着部3
00に圧接支持する。
【0074】昇降操作板5は、カートリッジホルダ4を
装着部5側に下降させた位置に移動させた位置にあると
き、図23に示すように、係合片155の支持基台1の
ロック片7に対する係合が解除され、支持フレーム16
を支持基台1に対してダンパ10の弾性変位による移動
が可能ないわゆるフローティング状態となす。
【0075】また、昇降操作板5は、カートリッジホル
ダ4を装着部300側に下降させた位置からさらに外筺
の外方に向かう前方に移動すると、図24及び図25に
示すように、磁気ヘッド装置26のヘッドアーム28を
弾性変位部30の弾性変位力を利用して、ディスクテー
ブル19上に装着された光磁気ディスク201に摺接さ
せる。
【0076】すなわち、昇降操作板5は、ヘッド回動操
作板32を押圧操作する突条部145を有している。こ
の突条部145は、昇降操作板5の下面側に内方に向か
って突出されており、昇降操作板5がカートリッジホル
ダ4を装着部300から離間させた位置から装着部30
0側に下降させた位置にあるときには、ヘッド回動操作
板32を下方側に押圧支持している。そして、この突条
部145は、昇降操作板5がカートリッジホルダ4を装
着部300側に下降させた位置からさらに前方に移動す
ると、ヘッド回動操作板32から離間し、このヘッド回
動操作板32の押圧操作を解除する。突条部145によ
るヘッド回動操作板32の押圧支持が解除されると、ヘ
ッドアーム28は、弾性変位部30の弾性変位力を受け
て回動され、先端部に取付けた磁気ヘッド素子29をデ
ィスクテーブル19上の光磁気ディスク201に摺接さ
せる。
【0077】(2−4)駆動機構 次に、カートリッジホルダ4及び昇降操作板5を移動操
作し、カートリッジホルダ4に挿入保持されたディスク
カートリッジ220又は221をローディング操作する
駆動機構について説明する。
【0078】この駆動機構は、図6に示すように、支持
フレーム16の取付け板部16b上に配設された回転体
45と、この回転体45を回転操作する駆動モータ34
を備えている。回転体45は、取付け板部16bに植立
された支軸46を介して回転可能に支持され、略360
度の範囲に亘って回転操作される。この回転体45を回
転操作する駆動モータ34の駆動軸には、駆動プーリ3
5が取り付けられている。この駆動プーリ35には、支
持フレーム16に支軸39を介して回転可能に取付けら
れた従動プーリ37との間で、無端ベルト36が巻き掛
けられている。従動プーリ37には、第1の伝達ギヤ3
8が一体的に形成されている。この第1の伝達ギヤ38
は、支持フレーム16に支軸41を介して回転可能に取
り付けられた第2の伝達ギヤ40に噛合している。この
第2の伝達ギヤ40には、第3の伝達ギヤが一体的に形
成されている。この第3の伝達ギヤは、支持フレーム1
6に支軸44を介して回転可能に取付けられた第4の伝
達ギヤ42に噛合している。この第4の伝達ギヤ42に
は、第5の伝達ギヤ43が一体的に形成されている。こ
の第5の伝達ギヤ43は、回転体45の外周部に形成さ
れたギヤ部47に噛合している。 回転体45の主面部
の軸心から偏心した位置には、カートリッジホルダ4の
平面部4aに設けられたカム溝112に挿通係合された
移動操作ピン48が植立されている。カートリッジホル
ダ4に形成されたカム溝112は、図9に示すように、
カートリッジホルダ4の移動方向に直交する方向に延長
された直線状のカム部112aと、このカム部112a
に連続する半円状をなす円弧状のカム部112bとから
構成されている。そして、移動操作ピン48は、カート
リッジホルダ4が外筺に設けた挿脱口側に位置する第1
の位置側に移動された状態にあるとき、カム溝112の
直線状のカム部112aに係合した位置に置かれる。
【0079】回転体45は、カートリッジホルダ4にデ
ィスクカートリッジ220又は221が挿入操作されて
駆動モータ34が回転駆動を開始し、ローディング操作
が開始されたとき、図14乃至図18に示すように、移
動操作ピン48がカム溝112の直線状のカム部112
aに沿って移動し、カートリッジホルダ4を外筺内方の
装着部300に対向する第2の位置方向に移動操作す
る。
【0080】そして、回転体45が、図18中矢印K1
方向に初期状態より180度回転されて移動操作ピン4
8が外筺の内方に位置する側に移動されると、図18に
示すように、カートリッジホルダ4は、装着部300の
上方に対向する第2の位置に移動される。この後、回転
体45がさらに図18中矢印K1 方向に回転されると、
移動操作ピン48は、図18、図20、図22及び図2
4に示すように、カム溝112の円弧状をなすカム部1
12bに至り、このカム部112bに沿ってさらに18
0度回転する。このとき、カム部112bは、移動操作
ピン48の移動軌跡に一致する円弧状に形成されている
ので、カートリッジホルダ4は、移動操作されることな
く第2の位置に置かれた状態を維持する。
【0081】移動操作ピン48は、カートリッジホルダ
4を第2の位置に移動させたとき、すなわち、外筺の内
方に移動された位置に位置するとき、昇降操作板5に設
けた係合部146に係合する。このとき、昇降操作板5
は、支持レバー65を上方側に回動させ、後述するよう
に、支持フレーム16に固定支持された状態に置かれて
いる。なお、移動操作ピン48が係合する係合部146
は、図11に示すように、昇降操作板5の後方側に位置
して下方側に垂下された前後一対の係合片147,14
8間の間隙をもって構成される。
【0082】カートリッジホルダ4が装着部300に対
向する第2の位置に移動された後、回転体45がさらに
図18中矢印K1 方向に回転され、移動操作ピン48が
カム溝112の円弧状のカム部112bに沿って移動す
るとき、この移動操作ピン48は、図18乃至図24に
示すように、係合部146を介して、昇降操作板5をカ
ートリッジホルダ4の挿脱口側である前方側に移動させ
る。
【0083】本発明に係るディスクカートリッジのロー
ディング装置においては、カートリッジホルダ4と昇降
操作板5とは、共通の駆動源である駆動モータ34によ
って移動操作される。
【0084】また、このローディング装置においては、
カートリッジホルダ4が装着部300に対向する第2の
位置方向に移動操作されるときの移動方向と、昇降操作
板5が支持レバー65を回動操作してカートリッジホル
ダ4を装着部300側に近接する方向に移動させるとき
の移動方向とは、互いに逆方向となされている。
【0085】支持フレーム16の後方側部分には、図6
に示すように、昇降操作板5をロックするロックレバー
56が、支持フレーム16の後方側部分に植立された支
軸54を介して、回動可能に配設されている。このロッ
クレバー56は、カートリッジホルダ4の後端縁に対向
する操作ピン57と、昇降操作板5を後方側位置にて係
止するための係止部59とを有している。このロックレ
バー56は、捩りコイルバネ55により、操作ピン57
をカートリッジホルダ4に近接する前方側に移動させる
方向に回動付勢されている。
【0086】このロックレバー56は、カートリッジホ
ルダ4が装着部300に対向する第2の位置より挿脱口
側の第1の位置側に位置しているときには、カートリッ
ジホルダ4の後端縁が操作ピン57より離間されている
ため、捩りコイルバネ55の付勢力により回動されて初
期位置に回動付勢されている。ロックレバー56の係止
部59は、昇降操作板5の後方側の下面部より垂下され
た係止ピン154を係止して、昇降操作板5の前方側へ
の移動を阻止し、この昇降操作板5を支持フレーム16
に固定させた位置に保持する。そして、このロックレバ
ー56は、カートリッジホルダ4が第2の位置に至る
と、カートリッジホルダ4の後端縁により操作ピン57
が押圧され、捩りコイルバネ55の付勢力に抗して回動
される。このとき、このロックレバー56の係止部59
は、昇降操作板5の係止ピン154に対する係止を解除
し、この昇降操作板5の前方側への移動を可能とする。
【0087】また、支持フレーム16の後方側部分に
は、プリント基板61を介して、第1、第2及び第3の
位置検出スイッチ62,63,64が取付けられてい
る。第1及び第2の位置検出スイッチ62,63は、昇
降操作板5の位置を検出するためのものであり、押圧子
を上方側に向けて、前後に配列されて配設されている。
これら第1及び第2の位置検出スイッチ62,63は、
昇降操作板5が支持支持基台1に固定支持された位置に
あるときには、図20及び図21に示すように、双方と
も押圧操作されない状態にある。そして、これら第1及
び第2の位置検出スイッチ62,63のうち後方側に位
置する第1の位置検出スイッチ62は、図22及び図2
3に示すように、昇降操作板5がカートリッジホルダ4
を装着部300側に下降させた位置にあるときに、この
昇降操作板5の後方側に設けられたスイッチ押圧突起1
44により押圧操作される。このスイッチ押圧突起14
4は、昇降操作板5の下面側に下方側に向けて突出され
ている。
【0088】さらに、第1及び第2の位置検出スイッチ
62,63の双方は、図24及び図25に示すように、
昇降操作板5が磁気ヘッド装置26の磁気ヘッド素子2
9を光磁気ディスク201に摺接させた記録モード位置
に移動させた状態にあるとき、スイッチ押圧突起144
により押圧操作される。
【0089】また、第3の位置検出スイッチ64は、カ
ートリッジホルダ4の位置を検出するためのものであ
り、押圧子を後方側に向けて配設されている。この第3
の位置検出スイッチ64は、カートリッジホルダ4がデ
ィスクカートリッジ220又は221の挿脱を可能とな
す第1の位置よりも外筺内方の後方側に位置するときに
は、図15乃至図17に示すように、カートリッジホル
ダ4によって押圧操作されない状態にある。そして、こ
の第3の位置検出スイッチ64は、図12、図13及び
図14に示すように、カートリッジホルダ4が第1の位
置にあるときに、このカートリッジホルダ4の後方側に
設けられたスイッチ押圧片94により押圧操作される。
このスイッチ押圧片94は、カートリッジホルダ4の後
端側部分の一部を側方側に折り曲げて形成されている。
【0090】さらに、カートリッジホルダ4には、図9
に示すように、イジェクト検出レバー123が、回動可
能に取付けられている。このイジェクト検出レバー12
3は、中央部に穿設した支持孔124にカートリッジホ
ルダ4の下面側に垂下するように植立した支軸105を
挿通させ、この支軸105を中心に回動可能に支持され
ている。このイジェクト検出レバー123は、当接部1
26をカートリッジホルダ4の後方側に向け、当接部1
26が後方側となる方向の図9中矢印G方向に図示しな
い引張りバネにより回動付勢され、操作ピン125をカ
ートリッジホルダ4に設けられた透孔110の前縁部に
当接させて位置決めされている。このイジェクト検出レ
バー123は、カートリッジホルダ4が第1の位置に移
動された状態にあるときには、操作ピン125をトップ
プレート3の当接片81に当接させ、引張りバネの付勢
力に抗して回動操作されている。
【0091】また、カートリッジホルダ4には、図9に
示すように、移動操作ピンガイドレバー128が回動可
能に取付けられている。この移動操作ピンガイドレバー
128は、基端側の支持孔129にカートリッジホルダ
4の下面側に垂下するように植立された支軸106を挿
通させ、この支軸106を中心に回動可能に支持されて
いる。この移動操作ピンガイドレバー128は、先端部
をカートリッジホルダ4の側方側に向け、側縁部に設け
られた当接突起部131をカートリッジホルダ4の前方
側に向け、先端側をカートリッジホルダ4の後方側であ
るカム溝112側に移動させる方向の図9中矢印H方向
に図示しない捩りコイルバネにより回動付勢されてい
る。この移動操作ピンガイドレバー128は、カム溝1
12の直線状のカム部112bに対向する位置に形成さ
れた切欠き部113の下方側に位置し、一側部によって
切欠き部113を覆う位置で位置決めされている。ま
た、移動操作ピンガイドレバー128は、当接突起部1
31を、イジェクト検出レバー123の当接部126に
対向させている。
【0092】さらに、移動操作ピンガイドレバー128
は、カートリッジホルダ4が第1の位置にあるときに
は、イジェクト検出レバー123が引張りバネにより図
9中矢印G方向に回動されているために、前方側への回
動が可能となる。従って、このとき、カートリッジホル
ダ4にディスクカートリッジ220又は221が挿入さ
れ、このカートリッジホルダ4が第2の位置方向に向か
って移動されようとすると、移動操作ピンガイドレバー
128は、移動操作ピン48に当接され、カートリッジ
ホルダ4に対して前方側に回動され、移動操作ピン48
の切欠き部113への進入を可能として、カートリッジ
ホルダ4の後方側への移動を可能とする。
【0093】移動操作ピン48の切欠き部113への進
入によるカートリッジホルダ4の後方側への移動によ
り、第3の位置検出スイッチ64に対する押圧操作が解
除される。この第3の位置検出スイッチ64に対する押
圧操作の解除により、ローディング操作が開始される。
【0094】そして、この移動操作ピンガイドレバー1
28は、カートリッジホルダ4が第1の位置よりも外筺
内方の第2の位置側に位置するときには、イジェクト検
出レバー123が初期位置に復帰されているために、前
方側への回動が阻止される。従って、このとき、移動操
作ピンガイドレバー128は、移動操作ピン48の切欠
き部113への進入を阻止する。
【0095】(2−5)イジェクトレバー 次に、カートリッジホルダ4に保持されたディスクカー
トリッジ220又は221を排出操作するイジェクトレ
バー98を説明する。
【0096】このイジェクトレバー98は、図9に示す
ように、駆動ピン100及び該カートリッジホルダ4に
保持されたディスクカートリッジ220又は221に対
する当接部となる当接ピン101を備え、カートリッジ
ホルダ4の上面側に回動可能に取付けられている。すな
わち、イジェクトレバー98は、駆動ピン100が設け
られた基端部側に穿設した透孔99をカートリッジホル
ダ4の平面部に突設した支軸102に支持させ、この支
軸102を中心に回動可能に支持されている。このイジ
ェクトレバー98は、当接ピン101を前方側とする方
向に回動されると、この当接ピン101により、カート
リッジホルダ4に保持されたディスクカートリッジ22
0又は221を前方側に押し出す。
【0097】トッププレート3に取付けられたガイド部
材84は、カートリッジホルダ4の第1の位置と第2の
位置との間に亘る移動に応じて、駆動ピン100を介し
てイジェクトレバー98をカートリッジホルダ4に対し
て回動させる。
【0098】イジェクトレバー98に設けた駆動ピン1
00は、図14乃至図18に示すように、カートリッジ
ホルダ4が第1の位置から第2の位置に向かって移動す
るときには、ガイド部材84に対する第1の経路を通過
し、このガイド部材84に移動操作されることなく移動
する。すなわち、ガイド部材84は、駆動ピン100が
このガイド部材84に対する第1の経路を通過するとき
には、この駆動ピン100により突条部88の一側面8
8a側が押圧されて引張りバネ87の付勢力に抗して図
8中反矢印D方向に回動操作され、カートリッジホルダ
4が第2の位置に到達したときには、駆動ピン100が
突条部88より離間することにより引張りバネ87の付
勢力により初期位置に回動復帰する。
【0099】そして、駆動ピン100は、図18、図2
6乃至図28に示すように、カートリッジホルダ4が第
2の位置側から第1の位置側に向かって移動するときに
は、ガイド部材84に対する第2の経路を通過し、この
ガイド部材84によって移動操作されて、当接ピン10
1がディスクカートリッジ220又は221を押圧する
方向にイジェクトレバー98を回動させる。すなわち、
駆動ピン100は、ガイド部材84に対する第2の経路
を通過するときには、初期位置に移動されているガイド
部材84の突条部88の他側面88bに倣ってカートリ
ッジホルダ4に対して移動される。駆動ピン100がガ
イド部材84の突条部88に倣って移動することによ
り、イジェクトレバー98が回動され、当接ピン101
を介してディスクカートリッジ220又は221のカー
トリッジホルダ4からの排出操作が行われる。
【0100】(2−6)蓋機構 次に、外筺に設けられたディスクカートリッジ220又
は221をカートリッジホルダ4に対し挿脱する挿脱口
を開閉する蓋機構について説明する。
【0101】記録再生部が構成された支持フレーム16
には、挿脱口を開閉する蓋機構を構成する回動蓋157
を回動操作するとともに回動蓋157の回動を制御する
蓋制御レバー73が設けられている。この制御レバー7
3は、カートリッジホルダ4の移動位置に応じて、カー
トリッジホルダ4の側面に突設された支持ピン95によ
って回動操作される。
【0102】そして、蓋制御レバー73は、外筺に設け
られた挿脱口に近接する位置に位置されて、図6、図3
2及び図35に示すように、中央部の一側面に植立され
た支軸74を支持フレーム16のフレーム部16aを介
して取付けられている。すなわち、蓋制御レバー73
は、支持フレーム16の一方の側壁171の内側面に支
軸74を中心に回動可能に取付けられている。
【0103】この蓋制御レバー73は、支持フレーム1
6に取付けたとき、支軸74を中心にして外筺の内方に
位置するの後方側の上面に傾斜面部78が形成されてい
る。また、支軸74を中心にして挿脱口側に位置する前
方側には係合凹部75が形成されている。蓋制御レバー
73は、図6に示すように、支持フレーム16の一方の
側壁171の内側面に突設した支持片77aと後端部と
の間に配設される圧縮コイルバネ77により、傾斜面部
78が上方に位置するように図6中矢印C方向に回動付
勢されている。
【0104】また、傾斜面部78は、蓋制御レバー73
の後方側の上面の中途部を膨出させることによって形成
され、蓋制御レバー73が圧縮コイルバネ77により回
動付勢された初期位置にあるとき、フレーム部16aの
上端面に形成された移動ガイド部49よりも上方に突出
されている。この傾斜面部78上を支持ピン95が通過
することにより、蓋制御レバー73は、傾斜面部78が
移動ガイド部49の上面と面一になるように支軸74を
中心にして圧縮コイルバネ77の付勢力に抗して図35
中矢印W方向に回動される。このときの蓋制御レバー7
3の回動範囲は、図35中矢印θ1 で示す範囲である。
【0105】蓋制御レバー73の前方側に形成された係
合凹部75は、後方側に向けて開放され、支持ピン95
の外径に対応した幅を有し、初期位置において、下面7
5aが移動ガイド部49の上面よりも下方側に位置され
る。この係合凹部75に支持ピン95が進入していくと
き、蓋制御レバー73は、係合凹部75の下面75aが
移動ガイド部49の上端面と面一よなるように、圧縮コ
イルバネ77の付勢力に抗して図35中矢印W方向に回
動される。このときの蓋制御レバー73の回動範囲は、
図35中矢印θ2 で示す範囲である。
【0106】そして、支持ピン95が傾斜面部78上に
乗り上げて回動されるときの回動範囲θ1 は、支持ピン
95が係合凹部75に進入していくとき回動される回動
範囲θ2 より大きくなされている。
【0107】蓋制御レバー73の係合凹部75が形成さ
れた前方側の端部には、図32及び図35に示すよう
に、連結部材160が係合する係合片76が突設されて
いる。この係合片76は、連結部材160の後方側に設
けられた操作ピン162に係合している。この連結部材
材160は、外筐体内において、中央部分を支軸161
を介して支持され、この支軸161を中心に回動可能と
なされている。そして、連結部材160は、蓋制御レバ
ー73の回動に連動してこの蓋制御レバー73の回転角
度に応じて、支軸161を中心にして回動操作される。
【0108】連結部材160は、図32に示すように、
前方側部分に、回動蓋157の下端側一側から突設され
た操作突起159に当接係合し、回動蓋157の挿脱口
を開放する方向への回動を規制するロック片163と、
操作突起159を押圧して回動蓋157を回動操作させ
るための操作片164とを設けている。
【0109】そして、カートリッジホルダ4がディスク
カートリッジ220又は221の挿脱を可能となす挿脱
口側に近接した第1の位置に移動された状態にあると
き、支持ピン95が係合凹部75に係合し、この係合凹
部75の下面75aを押圧した状態にある。このとき、
蓋制御レバー73は、初期位置より角度θ2 だけ回動さ
れた状態にあり、操作突起159が、図33に示すよう
に、ロック片163及び操作片164との間の中間位置
に位置する。従って、このとき、回動蓋157は、操作
突起159をロック片163と操作片164との間の間
隙を通過して図33中矢印S方向の挿脱口を開放する方
向に回動可能な状態にある。
【0110】回動蓋157が回動可能な状態にあると
き、挿脱口にディスクカートリッジ220又は221を
挿入すると、回動蓋157は、挿入操作されるディスク
カートリッジ220又は221に押圧されて、支軸15
8を中心して挿脱口を開放させる図33中矢印S方向に
回動される。
【0111】そして、カートリッジホルダ4が装着部3
00に対向する第2の位置に移動されると、蓋制御レバ
ー73は、支持95による押圧が解除され圧縮コイルバ
ネ77の付勢力を受けて初期位置に回動された状態に置
かれる。このとき、連結部材160は、図34中矢印U
方向に回動され、ロック片163を操作突起159に当
接させ、回動蓋157の挿脱口を開放させる方向に回動
を規制する。このように、回動蓋157の回動が規制さ
れることにより、挿脱口へのディスクカートリッジ22
0又は221の挿入操作が規制され、ディスクカートリ
ッジ220又は221の二重挿入が禁止される。
【0112】また、カートリッジホルダ4が挿脱口側に
近接した第1の位置と装着部300に対向する第2の位
置との間を移動している状態にあるときには、支持ピン
95が傾斜面部78に乗り上げた状態にあって、蓋制御
レバー73を圧縮コイルバネ77の付勢力に抗して図3
5中矢印W方向に、図35中矢印θ1 で示す範囲で回動
させた状態におく。そして、連結部材160は、操作片
164により操作突起159を押し上げる図33中矢印
T方向に回動される。このとき、回動蓋157は、操作
片158により押圧操作されて、図33中矢印S方向に
回動され、挿脱口を開放した位置に置かれる。従って、
挿脱口を通過しているディスクカートリッジ220又は
221に対する回動蓋157の接触が防止される。
【0113】[3]ディスクカートリッジのローディン
グ操作 上述のような構成を備えた本実施例のディスク記録再生
装置にディスクカートリッジ220又は221を装着部
300に装着し、またこの装着部300に装着されたデ
ィスクカートリッジ220又は221をイジェクト操作
する動作を説明する。
【0114】(3−1)ディスクカートリッジのカート
リッジホルダへの挿入操作 記録型のディスクカートリッジ220又は再生専用型の
ディスクカートリッジ221をカートリッジホルダ4に
挿入操作する場合には、図12及び図13に示すよう
に、カートリッジホルダ4を外筺に設けた挿脱口に近接
した第1の位置に移動させておく。
【0115】カートリッジホルダ4が第1の位置にある
とき、昇降操作板5は、図13に示すように、係合片1
55を支持基台1に設けた係合溝8に係合させた位置に
移動された状態におかれ、支持基台1に固定されてい
る。昇降操作板5が支持基台1に固定されることによ
り、記録再生部が構成され、カートリッジホルダ4が取
付けられた記録再生部取付け基台2は、ダンパ10の弾
性力を受けることなく支持基台1に固定される。記録再
生部取付け基台2が支持基台1に固定されることによ
り、カートリッジホルダ4は、ディスクカートリッジ2
20又は221の挿脱が行われる前面側の開口部を外筺
の挿脱口に正確に対向するように位置決めされている。
【0116】カートリッジホルダ4が第1の位置にある
とき、カートリッジホルダ4に設けた支持ピン95が蓋
制御レバー73の係合凹部75に係合し、蓋制御レバー
73を圧縮コイルバネ77の付勢力に抗して回動させた
状態に置く。蓋制御レバー73が支持ピン95によって
回動されることにより、図33に示すように、回動蓋1
59に設けた操作突起159が蓋制御レバー73によっ
て回動操作される連結部材160に設けたロック片16
3及び操作片164のいずれにも当接した位置に置か
れ、回動蓋157を挿脱口を開放する方向に回動可能な
状態となす。
【0117】上述のようにカートリッジホルダ4を第1
の位置に移動させて状態で、挿脱口を介してディスクカ
ートリッジ220又は221を挿入していくと、挿入操
作されるディスクカートリッジ220又は221は、回
動蓋157が支軸158を中心にして外筺の内方に回動
させながらカートリッジホルダ4に挿入される。
【0118】ディスクカートリッジ220又は221が
カートリッジホルダ4に対し正規に挿入されると、カー
トリッジホルダ4に設けたシャッタ開放操作片156に
よってシャッタ部材206又は217が相対移動され、
ディスクカートリッジ220又は221に設けた開口部
222,223が開放される。
【0119】(3−2)ローディング操作 そして、ディスクカートリッジ220又は221は、挿
入方向側の端面が位置決め片139,107に当接する
まで図14中矢印J方向に手指により挿入される。挿入
されたディスクカートリッジ220又は221が位置決
め片139,107に当接された後、さらにディスクカ
ートリッジ220又は221を外筺に内方に押圧操作す
ると、カートリッジホルダ4はディスクカートリッジ2
20又は221と一体に図14中矢印J方向に移動さ
れ、カートリッジホルダ4の後方端側の一側に設けた押
圧操作片84aによって押圧されていた第3の位置検出
スイッチ64の押圧を解除する。
【0120】このディスクカートリッジ220又は22
1と一体となったカートリッジホルダ4の移動は、カム
溝112に係合している回転体45に設けた移動操作ピ
ン48が、直線状のカム部112aに対向してカム溝1
12内に設けた切欠き部113側に相対移動することに
よって行われる。すなわち、ディスクカートリッジ22
0又は221と一体となったカートリッジホルダ4の移
動は、移動操作ピン48が直線状のカム部112aから
切欠き部113側に移動する範囲で行われる。
【0121】そして、第3の位置検出スイッチ64の押
圧が解除されることにより、カートリッジホルダ4にデ
ィスクカートリッジ220又は221が挿入保持された
ことが検出され、この検出信号が制御回路に入力され
る。そして、制御回路は、上記検出信号が入力される
と、駆動モータ34の正転駆動を開始させる。駆動モー
タ34が正転方向に駆動を開始すると、回転体45が図
14中矢印K1 方向に回転操作され、この回転体45に
植立した移動操作ピン48はカム溝112の直線状のカ
ム部112aに沿って図14中矢印R1 方向に向かう方
向に回転していく。移動操作ピン48が直線状のカム部
112aに沿って図14中矢印R1 方向に回転していく
ことにより、カートリッジホルダ4は、ディスクカート
リッジ220又は221を保持したまま、ベース板15
に平行に、装着部300側に向かって図14中矢印Y方
向に移動操作される。
【0122】カートリッジホルダ4の移動操作を行う移
動操作ピン48は、回転体45が初期位置から図14、
図15及び図16中矢印K1 方向に略90度回転された
位置に亘って回転されるとき、図14及び図15中矢印
1 方向に向かう方向に回転していき、カートリッジホ
ルダ4を装着部300方向に向かう図14、図15及び
図16中矢印Y方向に移動させる。
【0123】カートリッジホルダ4が第1の位置から装
着部300に対向する第2の位置方向に向かって移動さ
れるとき、イジェクトレバー98に設けた駆動ピン10
0は、ガイド部材84に対する第1の経路を通過し、こ
のガイド部材84に操作されることなく移動する。すな
わち、ガイド部材84は、イジェクトレバー98の駆動
ピン100がこのガイド部材84に対する第1の経路を
通過するときには、駆動ピン100により突条部88の
一側部が押圧されて引張りバネ87の付勢力に抗して回
動操作される。そして、カートリッジホルダ4が装着部
300に対向する第2の位置に到達すると、ガイド部材
84は、イジェクトレバー98の駆動ピン100が突条
部88より離間することにより、引張りバネ87の付勢
力を受けて初期位置に復帰される。
【0124】また、カートリッジホルダ4が第1の位置
と第2の位置との間を移動している状態にあるときに
は、蓋制御レバー73が支持ピン95により圧縮コイル
バネ77の付勢力に抗して図35中矢印W方向に回動さ
れ、連結部材160を回動操作し、この連結部材160
に設けた操作片158により回動蓋157を挿脱口を開
放した側に回動させておく。
【0125】(3−3)ディスクカートリッジの装着部
への装着操作 回転体45が、初期位置から図14、図15及び図16
中矢印K1 方向に略90度回転された位置に亘って回転
され後、さらに同方向に回転されると、移動操作ピン4
8は、直線状のカム部112aに沿って逆に図17及び
図18中矢印R2 方向に向かう方向に回転していき、カ
ートリッジホルダ4を装着部300方向に向かう図17
中矢印Y方向に移動させ、図19に示すように、装着部
300の上方に対向する位置まで移動させる。そして、
カートリッジホルダ4が装着部300の上方に対向する
位置まで移動されると、移動操作ピン48は、図18に
示すようにカム溝112の直線状のカム部112aに連
続する円弧状のカム部112bに臨む位置に至る。この
とき、回転体45は、初期位置から略180度回転され
た位置にある。そして、移動操作ピン48が円弧状のカ
ム部112bに臨む図18に示す状態から、回転体45
が図18中矢印K1 方向にさらに回転しても、移動操作
ピン48は、この移動操作ピン48の移動軌跡に一致す
る円弧状をなすカム部112bに沿って移動するので、
カートリッジホルダ4は、装着部300上に対向する第
2の位置に保持される。ここで、円弧状をなすカム部1
12bは、半円状に形成されてなるので、回転体45の
さらなる180度の範囲に亘る回動動作中、カートリッ
ジホルダ4は、第2の位置に保持され続ける。
【0126】また、カートリッジホルダ4が装着部30
0方向に向かう図17中矢印Y方向に移動されていくと
き、支持ピン95が支持レバー65に設けた係合凹部6
7に係合していく。そして、回転体45が図17矢印K
1 方向にさらに回転し、カートリッジホルダ4が、図1
9に示すように、装着部300の上方に対向する位置ま
で移動し、さらに回転体45が図18中矢印K1 方向に
回転すると、支持ピン95が支持フレーム16に設けら
れた移動ガイド部49の終端に形成された垂直ガイド溝
50に臨む位置に至る。ここからさらに回転体45が図
18中矢印K1方向に回転すると、移動操作ピン48は
カム溝112の円弧状のカム部112bに進入していく
とともに、図18及び図20に示すように、昇降操作板
5に設けた一対の係合片147,148間に構成された
係合部146間に進入していくそして、移動操作ピン
48が円弧状のカム部112bに進入し、係合部146
間に進入した状態からさらに回転体45が図18中矢印
1 方向に回転していくと、カートリッジホルダ4は装
着部300に対向する位置に維持された状態で昇降操作
板5が図20中矢印N方向に移動される。すなわち、昇
降操作板5は、回転する移動操作ピン48によって一方
の係合片147が押圧されることにより図20中矢印N
方向に移動される。昇降操作板5が図20中矢印N方向
に移動されていくと、支持ピン95を支持した支持レバ
ー65が捩りコイルバネ66の付勢力を受けて図20中
矢印A方向に回動していく。昇降操作板5の図20中矢
印N方向に移動にともなって、支持ピン95は回動付勢
する捩りコイルバネ66の付勢力を受けて、支持フレー
ム16に形成した垂直ガイド溝50にガイドされ、昇降
操作板5に形成した傾斜カム部152に沿ってベース板
15側に下降していく。
【0127】そして、昇降操作板5の図20中矢印N方
向への移動にともなって支持ピン95が垂直ガイド溝5
0にガイドされていくと、カートリッジホルダ4に保持
されたディスクカートリッジ220又は221は、位置
決め孔209及び210をそれぞれ位置決めピン17,
18に係合させ、装着位置の位置決めが図られて装着部
300に装着される。
【0128】また、昇降操作板5は、カートリッジホル
ダ4をディスクカートリッジ220又は221が装着部
300に装着させる図23に示す位置に降下させた位置
まで移動されると、係合片155の支持基台1に設けた
係合溝8への係合が解除される。そして、昇降操作板5
が取付けられた記録再生部が構成された記録再生部取付
け基台2は、ダンパ10のみによって支持基台1に支持
された状態となる。すなわち、記録再生部取付け基台2
は、ダンパ10を介してフローティン状態で支持された
状態となる。このように、記録再生部取付け基台2がフ
ローティン状態で支持されることにより、外筺等に加わ
る衝撃がダンパ10により吸収され、記録再生部取付け
基台2に振動等が伝達されることが防止される。
【0129】昇降操作板5がカートリッジホルダ4を装
着部300に近接した位置まで降下させた位置まで移動
されると、支持ピン95による蓋制御レバー73の押圧
操作が解除され、蓋制御レバー73が圧縮コイルバネ7
7の付勢力を受けて初期位置に回動される。そして、連
結部材160が蓋制御レバー73により回動操作され、
ロック片163を操作突起159に当接させ、回動蓋1
57を挿脱口を閉塞状態に保持する。
【0130】上述のようにディスクカートリッジ220
又は221が装着部に装着されると、これらディスクカ
ートリッジ220又は221に収納された光磁気ディス
ク201又は光ディスク231がディスクテーブル19
に一体に回転可能な状態となされて装着される。ここ
で、スピンドルモータ20を駆動させ、光ピックアップ
装置21を駆動させることにより、光磁気ディスク20
1又は光ディスク231に記録された情報信号の再生が
行われる。
【0131】(3−4)記録モードの選択 昇降操作板5は、図24及び図25に示すように、記録
型のディスクカートリッジ220を装着部300に装着
させた後、回転体45が図24中矢印K1 方向に回転操
作され、図24中N方向の前方方向へ移動操作される
と、磁気ヘッド装置26の磁気ヘッド素子29を、ディ
スクテーブル19上に装着された光磁気ディスク201
に摺接する位置まで移動操作する。
【0132】この状態において、光ピックアップ装置2
1及び磁気ヘッド装置29による、光磁気ディスク20
1に対する情報信号の記録が可能な状態となる。そし
て、光ピックアップ装置21、磁気ヘッド装置29及び
スピンドルモータ20を駆動させることによって、情報
信号の記録が行われる。
【0133】なお、昇降操作板5の位置は、第1及び第
2の位置検出スイッチ62,63により検出され、その
検出信号に基づいて制御回路により判別される。この制
御回路は、装着部300に装着されたディスクカートリ
ッジが記録型のディスクカートリッジ220であるか、
再生専用型のディスクカートリッジ221であるか、図
示しない検出スイッチを介して検出している。そして、
この制御回路は、装着部300に装着されたディスクカ
ートリッジが再生専用型のディスクカートリッジ221
である場合には、昇降操作板5を、カートリッジホルダ
4を装着部300側に下降させた位置に保持させる。す
なわち、回転体45を回転操作する駆動モータ34のさ
らなる駆動を規制する。
【0134】(3−5)ディスクカートリッジのイジェ
クト操作 装着部300に装着されたディスクカートリッジ220
又は221をカートリッジホルダ4から取り出すイジェ
クト操作を行うには、駆動モータ34を逆転駆動させ
る。駆動モータ34が逆転駆動されると、回転体45は
図26中矢印K2方向に回転操作される。回転体45は
図26中矢印K2 方向に回転操作されると、移動操作ピ
ン48によって昇降操作板5が、図20乃至図24中矢
印M方向の外筺の内方に向かう方向に移動される。この
昇降操作板5の移動によって、カートリッジホルダ4が
支持ピン95を垂直ガイド溝50にガイドされて装着部
300から離間する上方側に移動され、ディスクカート
リッジ220又は221を装着部300から離脱させ
る。
【0135】このとき、移動操作ピン48は、係合部1
46に係合して昇降操作板5の移動操作を行うが、カム
溝112の円弧状のカム部112b内を移動し、カート
リッジホルダ4の水平方向の移動を規制している。
【0136】そして、移動操作ピン48が円弧状のカム
部112bに沿って180度回転すると円弧状のカム部
112bから直線状のカム部112aに臨む位置まで回
動され、この回動の過程で、昇降操作板5は、図20乃
至図24中矢印M方向の外筺の内方に向かう方向に移動
され、係合片155を支持基台1に設けた係合溝8に係
合させ、カートリッジホルダ4が取付けられた記録再生
部取付け基台2を支持基台1に固定する。このとき、移
動操作ピン48は、係合部146から離脱され、カム溝
112の直線状のカム部112aに進入される。この状
態からさらに回転体45が図26中矢印K2 方向に回転
操作されると、移動操作ピン48は直線状のカム部11
2aに沿って図26中矢印R3 方向に移動し、カートリ
ッジホルダ4を図26乃至図28中矢印O方向の挿脱口
に近接する第1の位置方向に移動させる。
【0137】このとき、イジェクトレバー98の駆動ピ
ン100は、ガイド部材84に対する第2の経路を通過
し、このガイド部材84により移動操作され、イジェク
トレバー98を介して、カートリッジホルダ4に保持さ
れているディスクカートリッジ220又は221を、図
26乃至図28中矢印P方向に挿脱口側に押圧する。す
なわち、駆動ピン100は、ガイド部材84に対する第
2の経路を通過するときには、初期位置にあるガイド部
材84の突条部88の他側部に倣ってカートリッジホル
ダ4に対して移動される。
【0138】また、蓋制御レバー73は、カートリッジ
ホルダ4が第2の位置から第1の位置に向かって移動す
る間においては、回動蓋157を連結部材160を介し
て回動操作して挿脱口を開放させた位置に回動させてお
き、挿脱口を介して外筺の外部に排出されるディスクカ
ートリッジ220又は221に当接しないようにしてい
る。
【0139】なお、移送操作ピン48が円弧状のカム部
112bから抜け出た後、回転体45が図26中矢印K
2 方向に略90度回転されるまでの間において、移動操
作ピン48は直線状のカム部112aに沿って図26中
矢印R3 方向に移動するが、略90度を超えて図26中
矢印K2 方向にさらに略90度回転される間は、直線状
のカム部112aに沿って逆向きの図28中矢印R4
向に移動してカートリッジホルダ4を図28中矢印O方
向に移動させる。すなわち、回転体45が全体で180
度回転されることにより、カートリッジホルダ4は第2
の位置から第1の位置へ移動される。
【0140】そして、カートリッジホルダ4が図28に
示す第1の位置まで移動されるとき、イジェクトレバー
98がガイド部材84によって、ディスクカートリッジ
220又は221をカートリッジホルダ4から突出させ
る方向に回動される。このイジェクトレバー98の回動
によって、ディスクカートリッジ220又は221は、
挿脱口から一部を突出させ、手指で把持されてカートリ
ッジホルダ4から引き出し可能な状態となされる。この
ディスクカートリッジ220又は221を挿脱口から引
き出すことによって、イジェクト操作が完了する。
【0141】上述したように、ディスクカートリッジ2
20又は221の取り出しを可能となす位置までカート
リッジホルダ4が移動されることにより、このディスク
記録再生装置は、再びディスクカートリッジ220又は
221をカートリッジホルダ4に挿入を可能となす初期
状態となされる。
【0142】
【発明の効果】本発明に係るローディング装置は、記録
媒体を保持した保持手段が、記録媒体を装着部に対し装
着を行う第2の位置に移動された位置にあるとき、保持
手段の第1の位置と第2の位置との間に亘る移動方向と
平行な方向に移動操作される移動操作手段が、保持手段
を支持する支持手段を回動操作して保持手段を装着部に
対し近接させる方向に移動操作してなるので、保持手段
を移動操作させる移動手段の移動距離を大きくすること
なく、保持手段を記録媒体の挿脱を可能となす第1の位
置から装着部に装着を行う第2の位置、さらに第2の位
置から装着部に移動させるための機構の移動距離を大き
くすることなく確実な送り操作を実現できる。
【0143】また、記録媒体の保持手段は装着部側に移
動されたとき、回動操作されることによってこの保持手
段を装着部に対し近接離間する方向に移動操作する支持
手段により装着部側に押圧支持されるので、記録媒体を
装着部側に押圧支持するための独立した手段を設ける必
要がなくなるので、機構の簡素化が実現される。
【0144】さらにまた、保持手段が第1の位置から第
2の位置に向かって移動する方向と、移動操作手段が支
持手段を回動操作して保持手段を装着部に対し近接離間
する方向に移動させるときの移動方向が相対向する方向
とされてなることから、保持手段と移動操作手段との相
対移動距離を一層小型化でき、ローディング装置及びこ
のローディング装置を適用した記録及び/又は再生装置
の小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録及び/又は再生装置の記録媒
体として用いられる光磁気ディスクを収納した記録型の
ディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジをディスクテーブル
への装着面側か見た斜視図である。
【図3】本発明に係る記録及び/又は再生装置の記録媒
体として用いられる光ディスクを収納した再生専用型の
ディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジをディスクテーブル
への装着面側か見た斜視図である。
【図5】本発明に係るローディング装置が適用された記
録再生装置の分解斜視図である。
【図6】記録再生部が構成された記録再生部取付け基台
が支持される支持基台を示す斜視図である。
【図7】記録再生部が構成された記録再生部取付け基台
を示す斜視図である。
【図8】支持フレーム上に取り付けられるトッププレー
トを示す斜視図である。
【図9】ディスクカートリッジが保持されるカートリッ
ジホルダを示す斜視図である。
【図10】カートリッジホルダ、トッププレート及び昇
降操作板の配置の関係を示す分解斜視図である。
【図11】カートリッジホルダの移動を規制する昇降操
作板を示す斜視図である。
【図12】ディスクカートリッジの挿脱を可能となす第
1の位置にカートリッジホルダが移動された状態を示す
平面図である。
【図13】カートリッジホルダが第1の位置に移動され
た状態を示す側面図である。
【図14】ディスクカートリッジがカートリッジホルダ
に挿入された状態を示す平面図である。
【図15】カートリッジホルダが外筺内方の第2の位置
に向かって移動を開始する状態における平面図である。
【図16】カートリッジホルダが外筺内方の第2の位置
に向かって移動を開始した直後の状態を示す平面図であ
る。
【図17】カートリッジホルダが外筺内方の第2の位置
に向かって移動する途中の状態を示す平面図である。
【図18】カートリッジホルダが装着部に対向する第2
の位置に移動された状態を示す平面図である。
【図19】カートリッジホルダが装着部に対向する第2
の位置に移動された状態を示す側面図である。
【図20】カートリッジホルダが装着部側に向かって移
動する途中の状態を示す平面図である。
【図21】カートリッジホルダが装着部側に向かって移
動する途中の状態を示す側面図である。
【図22】カートリッジホルダに保持されたディスクカ
ートリッジが装着部に装着された状態を示す平面図であ
る。
【図23】ディスクカートリッジが装着部に装着された
状態を示す側面図である。
【図24】装着部に装着されたディスクカートリッジ内
の光磁気ディスクに磁気ヘッド装置を摺接させ、情報信
号の記録を可能となす記録モード状態を示す平面図であ
る。
【図25】記録モード状態を示す側面図である。
【図26】カートリッジホルダを第2の位置から第1の
位置に向かって移動させるイジェクト操作の開始状態を
示す平面図である。
【図27】カートリッジホルダが第2の位置から第1の
位置に向かって移動するイジェクト操作の途中の状態を
示す平面図である。
【図28】カートリッジホルダが第1の位置に移動さ
れ、ディスクカートリッジの取り出しを可能となすイジ
ェクト操作が完了した状態を示す平面図である。
【図29】本発明に係るローディング装置が適用された
記録再生装置の要部を示す側面図である。
【図30】本発明に係るローディング装置が適用された
記録再生装置の要部を示す正面図である。
【図31】本発明に係るローディング装置が適用された
記録再生装置の要部を一部を破断して示す背面図であ
る。
【図32】外筺に設けた挿脱口を開閉する回動蓋及び回
動蓋の開閉機構を示す斜視図である。
【図33】回動蓋が挿脱口を開放することを可能となす
状態を示す側面図である。
【図34】回動蓋が挿脱口を閉塞した状態を示す側面図
である。
【図35】回動蓋の開閉を制御する蓋制御レバーを示す
側面図である。
【符号の説明】
2 記録再生取付け基台 3 トッププレート 4 カートリッジホルダ 5 昇降操作板 15 ベース板 16 支持フレーム 49 支持フレームに設けた移動ガイド部 50 垂直ガイド溝 65 支持レバー 67 支持レバーに設けた係合凹部 220 記録再生型のディスクカートリッジ 221 再生専用型のディスクカートリッジ 300 装着部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに構成され、記録媒体が装着され
    る装着部と、 挿入された記録媒体を保持するとともに、挿入された記
    録媒体の取り出しを可能となす第1の位置と上記装着部
    に対向する第2の位置との間に亘って移動可能に配設さ
    れた保持手段と、 上記保持手段を上記第1の位置と上記第2の位置との間
    の移動をガイドする第1のガイド手段と、 上記保持手段が上記第2の位置に至ったとき、上記装着
    部に対し近接離間する方向にガイドする第2のガイド手
    段と、 上記第2の位置に移動された上記保持手段を支持すると
    ともに、回動操作されることによって上記保持手段を上
    記装着部に対し近接離間する方向に移動操作する支持手
    段と、 上記保持手段が上記第2の位置に移動された位置にある
    とき、上記保持手段の上記第1の位置と上記第2の位置
    との間に亘る移動方向と平行な方向に移動操作されて上
    記支持手段を回動操作して上記保持手段を上記装着部に
    対し近接離間する方向に移動操作する移動操作手段とを
    備えてなる記録媒体のローディング装置。
  2. 【請求項2】 上記保持手段と、上記昇降操作手段を選
    択的に移動操作する駆動機構を備えてなる請求項1記載
    の記録媒体のローディング装置。
  3. 【請求項3】 上記保持手段が上記第1の位置から上記
    第2の位置に向かって移動する方向と、上記移動操作手
    段が上記支持手段を回動操作して上記保持手段を上記装
    着部に対し近接離間する方向に移動させるときの移動方
    向が相対向する方向であることを特徴とする請求項1記
    載の記録媒体のローディング装置。
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